JP4254264B2 - Webサービス利用時におけるネットワーク提供方法、システム及びサーバ - Google Patents

Webサービス利用時におけるネットワーク提供方法、システム及びサーバ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webサービス利用時におけるネットワーク提供方法、システム及びサーバに関する。特に、本発明は、企業間商取引のためのUDDI(Universal Description, Discovery and Integration)に関する。UDDIとは、Webサービスの登録、検索及び閲覧等のためのインターネット上のサービス仲介者の仕組みを意味する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来のシステム構成図である。
【0003】
図1によれば、Webサービスの登録・検索等が誰にでも許可されているUDDIレジストリを有するパブリックUDDIサーバ10と、Webサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバ2と、Webサービスを検索するサービス・リクエスタ・サーバ3と、Webブラウザを用いてWebサービスを利用するエンドユーザ端末5とから構成されている。Webサービスとは、分散配置されたオブジェクト同士又はシステム同士が、インターネット上で実装環境に依存することなく動的に連携するための技術である。
【0004】
エンドユーザ端末5は、Webブラウザを用いてサービス・リクエスタ・サーバ3へアクセスし、要求するWebサービスの条件をユーザに入力させる。エンドユーザ端末5からのリクエストを受信したサービス・リクエスタ・サーバ3は、インターネット上で、当該条件を満たすサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバ2を動的に検索する。このようなWebサービスは、代表的な標準化機構OASIS(Organization for Advancement of Structured Information Standards)(例えば非特許文献1参照)、又はW3C(The World Wide Web Consortium)のWebサービスワーキンググループ(例えば非特許文献2参照)によって規定されている。
【0005】
パブリックUDDIサーバ10は、Webサービスにおけるビジネス・レジストリの役割を果たすものであり、幾多のWebサービスをインターネット上に公開し、サービス・リクエスタ・サーバ3からの照会に応えるサービス・ブローカである。
【0006】
サービス・プロバイダ・サーバ2は、提供するWebサービスをインターネットに公開する最も効率的な手段として、Webサービスのインタフェース情報の記述言語であるWSDL(Web Services Description Language)によって、UDDIサーバへの登録を行っている。OASISのUDDI.orgによれば、2002年10月中旬現在世界中で4社のパブリックUDDIサーバを認定している(例えば非特許文献3参照)。一方、UDDIの最新の仕様であるUDDIver.3.0では、UDDI検索情報の相互的な複製又は同期についても推奨しており、組織単位でのプライベートなUDDIが立ち上がり始めている。
【0007】
インターネット上に公開されたWebサービスは、サービス・リクエスタ・サーバ3により照会される。パブリックUDDIサーバ10は、サービス・リクエスタ・サーバ3からの照会に対して、リクエストに該当するWebサービスのURI(Uniform Resource Identifiers)と、環境やデータ型等のインタフェース情報へのリンク情報とを、SOAP(Simple Object Access Protocol)を用いてサービス・リクエスタ・サーバ3へ提供する。これにより、サービス・リクエスタ・サーバ3は、希望するWebサービスにインターネットの網を利用してアクセスし且つ接続することができ、サービスの提供を受けることが可能となる。尚、SOAPとは、非集中及び分散環境における情報交換のための軽量のプロトコルである。
【0008】
以上のように、パブリックUDDIサーバ10と、サービス・プロバイダ・サーバ2と、サービス・リクエスタ・サーバ3との三者が、インターネット上で動的に情報を交換するというWebサービスのアーキテクチャによって、最適なサービスを提供することが可能となる。
【0009】
【非特許文献1】
"OASIS"、[online]、[平成15年1月24日検索]、インターネット<URL: http://www.oasis-open.org>
【非特許文献2】
"W3C"、[online]、[平成15年1月24日検索]、インターネット<URL: http://www.w3.org/2002/Ws>
【非特許文献3】
"UDDI標準仕様"、[online]、[平成15年1月24日検索]、インターネット<URL: http://www.uddi.org>
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来技術のWebサービスアーキテクチャにおいては、インターネットで利用される物理的な回線については何ら特定していない。通常、パブリックUDDIサーバ10は、サービス・リクエスタ・サーバ3に対して、Webサービスヘの接続情報のみを提供可能であり、Webサービスを利用する際のネットワーク環境における網内遅延時間又はデータ損失率の保証等までは行っていなかった。即ち、サービス・リクエスタ・サーバ3は、パブリックUDDIサーバ10を介してサービス・プロバイダ・サーバ2を照会することはできるものの、そのWebサービスの提供を受けるためにどの程度の応答時間を要するのか等を推定することが困難であった。
【0011】
また、安全性の保証も無いため、Webサービスの利用により最も大きな効果が期待される企業間商取引市場において、ミッションクリティカルな企業間システム連携が要求される局面における不安を拭い切れないものがあった。
【0012】
更に、サービス・プロバイダ・サーバ2においては、パブリックUDDIサーバ10又はサービス・リクエスタ・サーバ3との間におけるWebサービスの通信性能については、全く保証する手段を持たなかった。Webサービスの通信性能とは、具体的には、サービス・プロバイダ・サーバ2とサービス・リクエスタ・サーバ3との間の物理的なリンクを形成するネットワーク・プロバイダ4における最寄のアクセスポイント間での、Webサービス提供時における遅延時間、データ損失率、通信内容の安全性の保証等を含めたネットワーク性能を意味する。
【0013】
そこで、本発明は、確実な通信性能の保証を可能とする、UDDIを介したWebサービス利用時におけるネットワーク提供方法、システム及びサーバを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、Webサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバと、該Webサービス情報を蓄積し公開するパブリックUDDIサーバと、Webサービスを検索するサービス・リクエスタ・サーバと、該サービス・リクエスタ・サーバとサービス・プロバイダ・サーバとの間にネットワークを提供するネットワークプロバイダ設備装置とを有する、ネットワーク提供方法、システム及びサーバに関する。
【0015】
本発明のネットワーク提供方法によれば、
ネットワークプロバイダ設備装置から取得した、ネットワークの通信性能情報と、サービス・プロバイダ・サーバへ定期的に測定用データを送信し、サービス・プロバイダ・サーバから応答データを受信することで測定した前記サービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを蓄積するネットワーク提供サーバと、
パブリックUDDIサーバからWebサービス情報を複製して蓄積し公開するプライベートUDDIサーバと、を更に有しており、
サービス・リクエスタ・サーバが、プライベートUDDIサーバに蓄積されたWebサービスの情報を検索するステップと、
プライベートUDDIサーバが、検索されたWebサービス情報を提供すると共に、サービス・リクエスタ・サーバの最寄アクセスポイントと、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバの最寄アクセスポイントとの間のネットワークの通信性能情報と、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを、ネットワーク提供サーバを用いてサービス・リクエスタ・サーバへ提供するステップとを有することを特徴とする。
【0017】
また、本発明のネットワーク提供方法における他の実施形態によれば、
ネットワーク提供サーバは、ネットワークについて保証される複数のサービス品質情報を更に蓄積しており、
プライベートUDDIサーバが、検索されたWebサービス情報を提供すると共に、複数のサービス品質情報を、ネットワーク提供サーバを用いてサービス・リクエスタ・サーバへ提供するステップを更に有することも好ましい。
【0019】
本発明のネットワーク提供システムによれば、
ネットワーク提供サーバと、プライベートUDDIサーバとを更に有し、
ネットワーク提供サーバは、ネットワークプロバイダ設備装置から取得した、ネットワークの通信性能情報を蓄積するネットワーク通信性能蓄積手段と、サービス・プロバイダ・サーバへ定期的に測定用データを送信し、サービス・プロバイダ・サーバから応答データを受信することで測定したサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報を蓄積するバックエンド性能蓄積手段と、を有し、
プライベートUDDIサーバは、パブリックUDDIサーバからWebサービス情報を複製して蓄積し、サービス・リクエスタ・サーバからの検索に対して、検索されたWebサービス情報を提供すると共に、サービス・リクエスタ・サーバの最寄アクセスポイントと、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバの最寄アクセスポイントとの間のネットワークの通信性能情報と、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを、ネットワーク提供サーバを用いてサービス・リクエスタ・サーバへ提供することを特徴とする。
【0021】
また、本発明のネットワーク提供システムにおける他の実施形態によれば、
ネットワーク提供サーバのネットワーク通信性能蓄積手段は、ネットワークについて保証される複数のサービス品質情報を更に蓄積しており、
プライベートUDDIサーバが、Webサービスの検索情報を提供すると共に、複数のサービス品質情報を、ネットワーク提供サーバを用いてサービス・リクエスタ・サーバへ提供するように構成されていることも好ましい。
【0023】
本発明のネットワーク提供サーバによれば、
ネットワークプロバイダ設備装置から取得した、ネットワークの通信性能情報を蓄積するネットワーク通信性能蓄積手段と、
サービス・プロバイダ・サーバへ定期的に測定用データを送信し、サービス・プロバイダ・サーバから応答データを受信することで測定したサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報を蓄積するバックエンド性能蓄積手段と、
前記サービス・リクエスタ・サーバが前記プライベートUDDIサーバからWebサービスを検索したとき、前記ネットワークにおける前記サービス・リクエスタ・サーバの最寄アクセスポイントと、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバの最寄アクセスポイントとの間の通信性能情報と、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを、前記プライベートUDDIサーバへ提供するUDDIインタフェース手段とを有することを特徴とする。
【0025】
また、本発明のネットワーク提供サーバにおける他の実施形態によれば、
ネットワーク通信性能蓄積手段は、ネットワークについて保証される複数のサービス品質情報を更に蓄積しており、
UDDIインタフェース手段は、複数のサービス品質情報を、プライベートUDDIサーバへ提供することも好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により詳細に説明する。
【0028】
図2は、本発明によるシステム構成図である。
【0029】
図2は、図1と比較して、ネットワーク提供サーバ11及びプライベートUDDIサーバ12がネットワーク4に更に備えられている。本発明によれば、ネットワーク提供サーバ11及びプライベートUDDIサーバ12は、ネットワークを提供するネットワーク・プロバイダ毎に備えるものであってもよいし、複数のネットワークに対応して備えられるものであってもよい。また、ネットワーク提供サーバ11内にプライベートUDDIサーバ12の機能が取り込まれたものであってもよい。
【0030】
以下では、図2に示されたシーケンス▲1▼〜▲8▼に沿って説明する。尚、Webサービスの検索情報と共に提供されるネットワーク通信性能情報を提供することを、通信性能保証サービスという。ネットワーク通信性能情報とは、Webサービス提供時における遅延時間、データ損失率、通信内容の安全性の保証等を含めたネットワーク性能を意味する。ネットワークとは、サービス・プロバイダ・サーバ2とサービス・リクエスタ・サーバ3との最寄のアクセスポイント間における物理的なリンクを意味する。
【0031】
▲1▼パブリックUDDIサーバ10は、サービス・プロバイダ・サーバ2からのWebサービスの登録を受け付け、インターネット上に公開する。Webサービスの登録に関しては、OASISのUDDI.orgで規定されているUDDIの標準仕様に基づく。
【0032】
▲2▼サービス・プロバイダ・サーバ2は、Webサービスを登録した旨を、ネットワーク提供サーバ11及びプライベートUDDIサーバ12へ通知する。ネットワーク提供サーバ11は、登録サービスプロバイダデータベースに登録する。また、ネットワーク提供サーバ11は、ネットワーク内の通信性能情報を、ネットワークプロバイダ設備装置から逐次収集し、蓄積している。
【0033】
▲3▼プライベートUDDIサーバ12は、通信性能保証サービスに加入しているサービス・プロバイダ・サーバ2について、パブリックUDDIサーバ10からUDDI情報を複製する。
【0034】
▲4▼ネットワーク提供サーバ11は、通信性能保証サービスに加入しているサービス・プロバイダ・サーバ2に対して、定期的に測定用データを送信し、そのサービス・プロバイダ・サーバ2から応答を受信し、そのサービス・プロバイダ・サーバ2のバックエンドシステムにおける通信性能の測定を定期的に行う。この測定された通信性能情報は、ネットワーク通信性能データベースに蓄積される。また、この通信性能情報は、プライベートUDDIサーバ12へ提供され、プライベートUDDIサーバ12によってサービス・リクエスタ・サーバ3へ公開される。ネットワーク通信性能データベースは、更に、ネットワークについて保証される、品質レベルに応じた複数のサービス品質情報(QoS:Quality of Service)も蓄積する。このサービス品質情報も、プライベートUDDIサーバ12へ提供され、プライベートUDDIサーバ12によってサービス・リクエスタ・サーバ3へ公開される。これにより、サービス・リクエスタ・サーバ3によって選択されたサービス品質情報に基づくネットワークを提供することができる。
【0035】
▲5▼サービス・リクエスタ・サーバ3は、要求するWebサービスをインターネット上で検索する。このとき、通信性能保証サービスに加入しているサービス・プロバイダ・サーバ2が提供するWebサービスについては、プライベートUDDIサーバ12にアクセスして、検索する。
【0036】
▲6▼サービス・リクエスタ・サーバ3は、プライベートUDDIサーバ12から、必要なWebサービスの検索情報を得ることができる。このとき、プライベートUDDIサーバ12は、Webサービスの検索情報を提供すると共に、ネットワーク提供サーバ11に蓄積されたネットワーク性能情報、バックエンドシステムにおける通信性能情報及びサービス品質情報を、サービス・リクエスタ・サーバ3へ提供する。図2におけるネットワーク通信性能情報は、サービス・リクエスタ・サーバ3に対するネットワーク・プロバイダ4の最寄のアクセスポイント#21から、該サービス・プロバイダ・サーバ2に対する最寄アクセスポイント#22までの間のものである。
【0037】
▲7▼サービス・リクエスタ・サーバ3は、アクセスするWebサービスについて、通信性能保証サービスを利用して通信することを決定し、サービス・プロバイダ・サーバ2へアクセスする。このとき、ネットワーク・プロバイダが、ネットワーク設備装置を用いてネットワークを提供することにより、サービス・プロバイダ・サーバ2との間に物理的なリンクを形成する。
【0038】
▲8▼尚、Webサービス提供後に、ネットワーク提供サーバ11は、エンドユーザ端末5に対して当該Webサービスの利用における課金が発生した場合、その料金の決済を代行し、ネットワークプロバイダ設備装置の課金部へ課金させることができる。これにより、サービス・リクエスタ・サーバ3又はエンドユーザ端末5の利用者は、複数サービスの料金を、ネットワーク・プロバイダへ一括して支払うことができると同時に、支払い形態を様々に選択することができる。
【0039】
図3は、本発明によるネットワーク提供を示すシステム構成図である。
【0040】
図3によれば、図2のシーケンスの後で、サービス・リクエスタ・サーバ3と、サービス・プロバイダ・サーバ2との間で、ネットワーク4が提供されている。ここでは、図3に示すように、リクエスト・メッセージは、サービス・リクエスタ・サーバ3の最寄のアクセスポイント#31から、通信設備を提供するネットワーク・プロバイダの提供するネットワーク4を経由して、サービス・プロバイダ・サーバ2に対するネットワーク4の最寄のアクセスポイント#32へ至る。ここで、アクセスポイント#31とアクセスポイント#32との間のネットワーク環境が保される。これにより、ネットワーク4の保証するネットワーク環境で通信することができ、通常、安全性又はサービスの品質が不特定なインターネット上で行われるWebサービス通信に対して、信頼性を持たせることが可能となる。もちろん、この時に、通常のインターネットを利用したWebサービス実行も選択可能である。
【0041】
図4は、本発明によるネットワーク提供サーバ11の機能構成図である。
【0042】
図4によれば、登録サービスプロバイダデータベース110と、ネットワーク通信性能データベース111と、バックエンド性能データベース112と、UDDIインタフェース部113と、代行決済部114とを有する。
【0043】
登録サービスプロバイダデータベース110は、通信性能保証サービスに加入しているサービス・プロバイダ・サーバ2についての登録情報を蓄積する。
【0044】
ネットワーク通信性能データベース111は、ネットワークプロバイダ設備装置によって提供されるネットワーク4内の通信性能情報を蓄積する。
【0045】
バックエンド性能データベース112は、定期的に測定用データをサービス・プロバイダ・サーバ2へ送信し、応答を受信することによって得られたサービス・プロバイダ・サーバ2のバックエンドシステムにおける通信性能情報を蓄積する。Webサービスの提供品質は、実際には、ネットワーク通信性能だけでなく、サービス・プロバイダ・サーバ2のバックエンドシステムの通信性能又は負荷状況にも依存するからである。もちろん、サービス・プロバイダ・サーバ2自ら、その通信性能情報を、ネットワーク提供サーバ11へ送信し、バックエンド性能データベース112に蓄積するものであってもよい。
【0046】
UDDIインタフェース部113は、プライベートUDDIサーバ12とのインタフェースを担う。UDDIインタフェース部113は、ネットワーク通信性能情報と、バックエンドシステムの通信性能情報と、サービス品質情報とを、プライベートUDDIサーバ12へ提供する。
【0047】
代行決済部114は、サービス・プロバイダ・サーバ2とサービス・リクエスタ・サーバ3との間でWebサービスの商取引が成立した際に、その決済代金情報を、当該ネットワーク・プロバイダの所持するネットワークプロバイダ設備装置6のネットワークプロバイダ課金部6へ送信する。
【0048】
前述した、図2及び図3によれば、サービス・リクエスタ・サーバ3とサービス・プロバイダ・サーバ2とが利用するネットワーク・プロバイダが、同一である場合を想定している。しかしながら、ネットワーク・プロバイダが異なっていても、ネットワーク・プロバイダ間で契約を結んでおくことにより、それぞれの間を結ぶネットワークの提供は可能である。
【0049】
図5は、異なるISP(ISP−A)に加入するサービス・リクエスタ・サーバ3からのアクセス時における本発明のシステム構成図である。
【0050】
ネットワーク・プロバイダは、サービス・リクエスタ・サーバ3の属するISP−Aに対するネットワーク4の最寄アクセスポイント#41から、サービス・プロバイダ・サーバ2に対するネットワーク4の最寄アクセスポイント#42までの通信設備を提供し、その通信性能情報をサービス・リクエスタ・サーバ3に提供する。尚、この場合、サービス・リクエスタ・サーバ3に対し発生し得るネットワーク使用料は、アクセスポイント#41からアクセスポイント#42までの部分の利用に対するものである。また、これに加えてWebサービスの利用料が発生することもある。
【0051】
図6は、異なるISP(ISP−B)に加入するサービス・プロバイダ・サーバ2の検索における本発明のシステム構成図である。
【0052】
ネットワーク・プロバイダは、サービス・リクエスタ・サーバ3に対する最寄アクセスポイント#51から、サービス・プロバイダ・サーバ2の加入するISP‐Bに対する最寄アクセスポイント#52までの通信設備を保証し、その通信性能情報をサービス・リクエスタ・サーバ3に提供する。尚、この場合、サービス・リクエスタ・サーバ3に対し発生し得るネットワーク使用料はISP−Bにおけるネットワークの利用に対するものである。また、これに加えてWebサービスの利用料が発生することもある。
【0053】
図7は、異なるISP(ISP−A)に加入するサービス・リクエスタ・サーバ3と、異なるISP(ISP−B)に加入するサービス・プロバイダ・サーバ2との間で、ネットワークを提供する本発明によるシステム構成図である。
【0054】
この場合、ネットワーク・プロバイダ4は、サービス・リクエスタ・サーバ3の加入するISP−Aに対するネットワーク・プロバイダ4の最寄アクセスポイント#61から、サービス・プロバイダ・サーバ2の加入するISP−Bに対するネットワーク・プロバイダ4の最寄アクセスポイント#62までの通信設備を保証し、その通信性能情報をサービス・リクエスタ・サーバ3に提供する。この場合、サービス・リクエスタ・サーバ3に対し発生し得るネットワーク使用料は、アクセスポイント#61からアクセスポイント#62までの部分と、ISP−Bにおけるネットワークの利用に対するものである。また、これに加えてWebサービスの利用料が発生することもある。
【0055】
図8は、ネットワーク・プロバイダがネットワーク提供サーバ11及びプライベートUDDIサーバ12を所有しない場合における、本発明のシステム構成図である。
【0056】
ここではサービス・リクエスタ・サーバ3の加入するISP(ISP−A)と、サービス・プロバイダ・サーバ2の加入するISP(ISP−B)とは異なるケースを想定する(もちろん、3つとも異なっても、1つだけ同じでも、全て同じでも同様のことがいえる)。
【0057】
システム形態としては図7のケースと同様になるが、プライベートUDDIサーバ12事業者が検索情報の提供を、ネットワーク・プロバイダが通信設備の提供を行う。両者間における料金のやり取りは両者の契約に基づく。
【0058】
尚、この場合、サービス・リクエスタ・サーバ3に対し発生し得るネットワーク使用料は、その加入するISP−Aに対するネットワーク・プロバイダ4の最寄のアクセスポイント#71から、サービス・プロパイダのISP−Bに対するネットワーク・プロバイダ4の最寄アクセスポイント#72までの部分と、サービス・プロバイダ・サーバ2のISP−Bにおけるネットワークの利用に対するものである。
【0059】
図9は、本発明におけるサービス及び金銭情報の流れを示すシーケンス図である。
【0060】
▲1▼サービス・プロバイダ・サーバ2は、WebサービスをパブリックなUDDIに登録することにより、通信性能サービスを提供するプライベートUDDIサーバの運営事業者と、同一又はそれと提携するネットワーク・プロバイダとに、通知及び通信性能保証サービスヘの登録をする。但し、その登録にあたり以下の事項に同意する必要がある。
【0061】
まず、サービス・プロバイダ・サーバ2からネットワーク・プロバイダに対する通信性能保証サービスヘの登録料及び支払いの基準等は共に双方の取り決めにより事前に同意する必要がある。
【0062】
▲2▼次に、サービス・プロバイダ・サーバ2は、可能な場合、自社のバックエンドシステムの性能情報をネットワーク・プロバイダに申告する。
【0063】
▲3▼性能情報の申告後、ネットワーク・プロバイダは、可能な場合、サービス・プロバイダ・サーバ2に対し定期的に測定用データを送信して、その性能を測定することができる。また測定の結果として得られる信頼性の扱いについては、ネットワーク・プロバイダとサービス・プロバイダ・サーバ2とにおける双方の同意が事前に結ばれている必要がある。
【0064】
▲4▼通信性能保証サービスヘの登録後は、サービス・プロバイダ・サーバ2は、登録したプライベートUDDIサーバ12によって、そのサービスを通信性能情報を付加してインターネット上に公開することができる。また、サービス・リクエスタ・サーバ3からのアクセスに対し双方の最寄のアクセスポイントからネットワーク・プロバイダ4の提供する通信設備を使用してサービスを提供でき、サービス・リクエスタ・サーバ3に対し信頼性の高いサービスを提供することができる。
【0065】
▲5▼サービス・リクエスタ・サーバ3は、使用するネットワークの料金が発生する場合それをネットワーク・プロバイダヘ、又は、利用するWebサービスの課金が発生する場合にはそれをサービス・プロバイダ・サーバ2ヘ、支払う必要がある。但し、この時、これら代金を一括してネットワーク・プロバイダに支払う選択をすることも可能である。
【0066】
▲6▼その場合、ネットワーク・プロバイダは、それら代金の回収、並びにWebサービス利用料の各サービス・プロバイダ・サーバ2ヘの決済代行を行うこともできる。
【0067】
尚、本発明の通信性能保証サービスにおけるUDDIとは、前述したUDDI.orgにおけるUBR(UDDI Business Registry)のみを指すものではなく、一般的なプライベートUDDIサーバ12又はレジストリ代行機能をも含む。UDDIは、その最新の仕様UDDIver.3においてUDDI同士のグローバルな連携をサポートしており、今後様々な形でWebサービスのサービス・レジストリが、互いに情報を共有していく事が想定でき、つまりプライベートなUDDIを運営する場合においても本発明を利用することができる。
【0068】
図10は、セキュアな通信環境の下での旅行予約Webサービスの提供事例のシステム構成図である。以下では、▲1▼〜▲6▼のシーケンスに沿って説明する。
【0069】
▲1▼旅行を計画するエンドユーザ端末5は、自身の予算や趣味・日程等の条件に合うサービスをインターネット上で検索したいと希望し、旅行ポータルサイトにアクセスする。
【0070】
▲2▼旅行ポータルは、インターネット上でネットワーク・プロバイダの運営するプライベートUDDIサーバ12にアクセスし、エンドユーザ端末5の入力した条件に合うサービスを検索・照会する。
【0071】
▲3▼旅行ポータルからのリクエストに応じ、プライベートUDDIサーバ12によっていくつかのサービスのセットが提供される。この例によれば、これらは航空機、現地での宿泊先、現地で使うレンタカーサービス等が条件に合う形でセットで提供されているものである。このとき、2つのパック(A,B)が提供されたが、通信性能保証サービスに登録しているサービス・プロバイダ・サーバ2の提供するセットであるパックAについては、Webサービス実行時のネットワーク環境についての保証項目(セキュアな通信の保証や通信性能)が提供されている。
【0072】
▲4▼エンドユーザ端末5は、旅行ポータルの画面上でパックAを選択した。これにより、安全かつ信頼できる環境の下で旅行の手配を行った。
【0073】
▲5▼ここで一般的な料金としては、発生する場合にはネットワーク使用料、及び同予約サービスのWebサービス利用料、選択した旅行代金がある。今回のケースでは、サービス・プロバイダ・サーバ2の加入するISP、サービス・リクエスタ・サーバ3の加入するISP、ネットワーク・プロバイダ4の三者が全て同一であったため、発生した料金はWebサービス利用料とパックAの旅行代金のみであった。また、それらの支払い方法については様々な方法があるが、ここでは、エンドユーザ端末5の加入するISPは、ネットワーク・プロバイダ4と同一で、かつ料金の支払いはネットワーク・プロバイダ4が代行できる。エンドユーザ端末5は、それら代金を一括してネットワーク・プロバイダ4に支払った。
【0074】
▲6▼ネットワーク・プロバイダ4はエンドユーザ端末5からの支払いについて各サービス・プロバイダ・サーバ2に対して決済代行する。
【0075】
図11は、セキュアな通信環境の下で、ミッションクリティカルな企業間取引を示すシステム構成図である。以下では、▲1▼〜▲6▼のシーケンスに沿って説明する。
【0076】
▲1▼大手メーカーは、部品サプライヤに対して製品の増産を伝える。
▲2▼部品サプライヤは、インターネット上でWebサービスにより情報を提供している製作所の集合ポータルにアクセスし、期限内での納品が可能な製作所を検索する。
▲3▼ポータルは、ネットワーク・プロバイダ4によって運営されているプライベートUDDIサーバ12にアクセスし、条件に合うサービスを検索・照会する。
▲4▼ポータルは、プライベートUDDIサーバ12の検索情報により条件に該当する製作所A,Bを発見する。製作所A及びBは共に、期限内での納品が可能であることが分かった。そのうち、製作所Aの検索情報には、製作所Aが通信性能保証サービスに登録しており、応答時間及びデータのセキュリティが高い信頼性で保証されていることが明示されている。
▲5▼システムの連携にミッションクリティカルな要素が求められる状況から、部品サプライヤでは、製作所Aに発注することを決定し、ポータルを介して製作所Aにアクセスし所定の取引を行う。これらの業務プロセスは全てネットワーク・プロバイダ4の提供するネットワークを用いたシステム連携によって行われる。
▲6▼保証された通信時間で発注処理までが完了しサプライヤは期限内での納品を遂行することができた。
【0077】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ネットワーク提供サーバとプライベートUDDIサーバとの連携によって、Webサービスの検索情報だけでなく、ネットワーク通信性能情報をインターネット上に公開することができ、Webサービスの品質又はネットワーク環境の保証をすることができる。このような通信性能保証サービスにより、利用者としてはミッションクリティカルな業務がインターネット上で実現できる。特に、企業間商取引の観点からは、企業プロセス同士の動的な連携、流動的な協調を促し、非常に大きな効果が得られると期待される。
【0078】
通常、インターネット上のWebサービスについて、不特定多数のサービス・プロバイダ・サーバが存在し、UDDIへの登録情報又はサービス・リクエスタ・サーバからの動的な照会だけでは、登録情報の正確性又は信頼性を測ることは困難である。そこで、通信性能保証サービスヘの加入によって、何らかの認定基準を設定することにより、サービス・プロバイダ・サーバ2の登録情報に信頼性を持たせることもできる。
【0079】
また、通信性能保証サービスにおいて、ネットワーク・プロバイダは、提供する通信設備の使用料を得ることができる。更に、サービス・プロバイダ・サーバのWebサービスが、サービス・リクエスタ・サーバ又はエンドユーザ端末5に対して料金を課すものである場合、料金をネットワーク・プロバイダが代行して回収し、その後サービス・プロバイダ・サーバへ支払うような支払代行業務も行うことができる。
【0080】
尚、経済的効果としては、ネットワーク・プロバイダは、高い付加価値サービスを提供できるので、サービス・プロバイダ・サーバ2の契約数増加が見込め、収益基盤拡大につながる。また、ネットワーク・プロバイダは、サービス・リクエスタ・サーバ3又はサービス・プロバイダ・サーバ2の通常のネットワーク使用料に加え、通信性能保証サービスに加入するサービス・プロバイダ・サーバ2から通信性能保証サービスの利用料を得ることにより収益をあげることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシステム構成図である。
【図2】本発明によるシステム構成図である。
【図3】本発明によるネットワーク提供を示すシステム構成図である。
【図4】本発明によるネットワーク提供サーバ11の機能構成図である。
【図5】異なるISPに加入するサービス・リクエスタ・サーバ3からのアクセス時における本発明のシステム構成図である。
【図6】異なるISPに加入するサービス・プロバイダ・サーバ2の検索における本発明のシステム構成図である。
【図7】異なるISPに加入するサービス・リクエスタ・サーバ3と、異なるISPに加入するサービス・プロバイダ・サーバ2との間で、ネットワークを提供する本発明によるシステム構成図である。
【図8】ネットワーク・プロバイダがネットワーク提供サーバ11及びプライベートUDDIサーバ12を所有しない場合における、本発明のシステム構成図である。
【図9】本発明におけるサービス及び金銭情報の流れを示すシーケンス図である。
【図10】セキュアな通信環境の下での旅行予約Webサービスの提供事例のシステム構成図である。
【図11】セキュアな通信環境の下で、ミッションクリティカルな企業間取引を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
10 パブリックUDDIサーバ
11 プライベートUDDIサーバ
110 UDDI複製データベース
111 ネットワーク通信性能データベース
112 バックエンド性能データベース
113 UDDIインタフェース部
114 代行決済部
2 サービス・プロバイダ・サーバ
3 サービス・リクエスタ・サーバ
4 ネットワーク
5 エンドユーザ端末
6 ネットワーク・プロバイダ課金部

Claims (6)

  1. Webサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバと、該Webサービス情報を蓄積し公開するパブリックUDDIサーバと、前記Webサービスを検索するサービス・リクエスタ・サーバと、該サービス・リクエスタ・サーバと前記サービス・プロバイダ・サーバとの間にネットワークを提供するネットワークプロバイダ設備装置とを有するシステムにおけるネットワーク提供方法であって、
    前記ネットワークプロバイダ設備装置から取得した、前記ネットワークの通信性能情報と、前記サービス・プロバイダ・サーバへ定期的に測定用データを送信し、該サービス・プロバイダ・サーバから応答データを受信することで測定した前記サービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを蓄積するネットワーク提供サーバと、
    前記パブリックUDDIサーバから前記Webサービス情報を複製して蓄積し公開するプライベートUDDIサーバと、を更に有しており、
    前記サービス・リクエスタ・サーバが、前記プライベートUDDIサーバに蓄積されたWebサービスの情報を検索するステップと、
    前記プライベートUDDIサーバが、検索されたWebサービス情報を提供すると共に、前記サービス・リクエスタ・サーバの最寄アクセスポイントと、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバの最寄アクセスポイントとの間のネットワークの通信性能情報と、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを、前記ネットワーク提供サーバを用いて前記サービス・リクエスタ・サーバへ提供するステップと、
    を有することを特徴とするネットワーク提供方法。
  2. 前記ネットワーク提供サーバは、前記ネットワークについて保証される複数のサービス品質情報を更に蓄積しており、
    前記プライベートUDDIサーバが、前記検索されたWebサービス情報を提供すると共に、前記複数のサービス品質情報を、前記ネットワーク提供サーバを用いて前記サービス・リクエスタ・サーバへ提供するステップを更に有することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク提供方法。
  3. Webサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバと、該Webサービス情報を蓄積し公開するパブリックUDDIサーバと、前記Webサービスを検索するサービス・リクエスタ・サーバと、該サービス・リクエスタ・サーバと前記サービス・プロバイダ・サーバとの間にネットワークを提供するネットワークプロバイダ設備装置とを有するネットワーク提供システムであって、
    ネットワーク提供サーバと、プライベートUDDIサーバとを更に有し、
    前記ネットワーク提供サーバは、
    前記ネットワークプロバイダ設備装置から取得した、前記ネットワークの通信性能情報を蓄積するネットワーク通信性能蓄積手段と、
    前記サービス・プロバイダ・サーバへ定期的に測定用データを送信し、該サービス・プロバイダ・サーバから応答データを受信することで測定した前記サービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報を蓄積するバックエンド性能蓄積手段と、
    を有し、
    前記プライベートUDDIサーバは、前記パブリックUDDIサーバから前記Webサービス情報を複製して蓄積し、前記サービス・リクエスタ・サーバからの検索に対して、検索されたWebサービス情報を提供すると共に、前記サービス・リクエスタ・サーバの最寄アクセスポイントと、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバの最寄アクセスポイントとの間のネットワークの通信性能情報と、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを、前記ネットワーク提供サーバを用いて前記サービス・リクエスタ・サーバへ提供することを特徴とするネットワーク提供システム。
  4. 前記ネットワーク提供サーバの前記ネットワーク通信性能蓄積手段は、前記ネットワークについて保証される複数のサービス品質情報を更に蓄積しており、
    前記プライベートUDDIサーバが、前記検索されたWebサービス情報を提供すると共に、前記複数のサービス品質情報を、前記ネットワーク提供サーバを用いて前記サービス・リクエスタ・サーバへ提供するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク提供システム。
  5. Webサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバと、該Webサービス情報を蓄積し公開するパブリックUDDIサーバと、前記Webサービスを検索するサービス・リクエスタ・サーバと、該サービス・リクエスタ・サーバと前記サービス・プロバイダ・サーバとの間にネットワークを提供するネットワークプロバイダ設備装置と、前記パブリックUDDIサーバから前記Webサービス情報を複製して蓄積し公開するプライベートUDDIサーバとを有するシステムに備えられるネットワーク提供サーバであって、
    前記ネットワークプロバイダ設備装置から取得した、前記ネットワークの通信性能情報を蓄積するネットワーク通信性能蓄積手段と、
    前記サービス・プロバイダ・サーバへ定期的に測定用データを送信し、該サービス・プロバイダ・サーバから応答データを受信することで測定した前記サービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報を蓄積するバックエンド性能蓄積手段と、
    前記サービス・リクエスタ・サーバが前記プライベートUDDIサーバからWebサービスを検索したとき、前記ネットワークにおける前記サービス・リクエスタ・サーバの最寄アクセスポイントと、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバの最寄アクセスポイントとの間の通信性能情報と、検索されたWebサービスを提供するサービス・プロバイダ・サーバのバックエンドシステムの性能情報とを、前記プライベートUDDIサーバへ提供するUDDIインタフェース手段と、
    を有することを特徴とするネットワーク提供サーバ。
  6. 前記ネットワーク通信性能蓄積手段は、前記ネットワークについて保証される複数のサービス品質情報を更に蓄積しており、
    前記UDDIインタフェース手段は、前記複数のサービス品質情報を、前記プライベートUDDIサーバへ提供することを特徴とする請求項5に記載のネットワーク提供サーバ。
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