JP2008234284A - 分子情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】分子に関する情報を広範囲に得ることができるにもかかわらず、入力が簡素化されていることにより誰でもが手軽に所望の分子情報を得ることができる分子情報提供システムを提供する。
【解決手段】端末1と、統括部10と、分子情報生成部20と、生成部データベース部30とを備え、統括部10が端末1からの要求仕様にマッチした演算ソフト名を抽出し、その演算ソフトの実行に必要な入力データの入力を要求する入力用ファイルを作成して端末1に提供し、端末1から返信される所定事項が記入された入力済ファイルに基づいて所望の分子情報を分子情報生成部20に生成させるものである。
【選択図】図1
【解決手段】端末1と、統括部10と、分子情報生成部20と、生成部データベース部30とを備え、統括部10が端末1からの要求仕様にマッチした演算ソフト名を抽出し、その演算ソフトの実行に必要な入力データの入力を要求する入力用ファイルを作成して端末1に提供し、端末1から返信される所定事項が記入された入力済ファイルに基づいて所望の分子情報を分子情報生成部20に生成させるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は分子情報提供システムに関する。さらに詳しくは、入力が簡素化されてなる分子情報提供システムに関する。
近時、産業構造の高度化や生命工学の進展などから、分子に関する種々の情報を得る必要性が増大してきている。
かかる状況に対応すべく、特許文献1には、図5に示すように、端末機101と、情報提供サーバ102と、両者間を接続する通信回線103とを備えてなる分子構造情報提供システム100が提案されている。
また、非特許文献1には、物性値を指定すると、データベースの中からそれに該当する分子が検索できるシステムが提案されている。
しかしながら、特許文献1の提案に係るシステム100においては、得られる情報が分子構造に限定され、分子に関し広範囲に情報を得ることができないという問題がある。
また、非特許文献1の提案に係るシステムにおいては、当然のことながらテータベースに蓄積されていない分子に関する情報を得ることができないという問題がある。
特開2003−256668号公報
分子物性推算データベース:CPDB(J. Comput. Chem. Jpn., Vol.5, No. 1, pp23-28(2006))
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、分子に関する情報を広範囲に得ることができるにもかかわらず、入力が簡素化されていることにより誰でもが手軽に所望の分子情報を得ることができる分子情報提供システムを提供することを目的としている。
本発明の分子情報提供システムは、端末と、統括部と、分子情報生成部と、生成部データベース部とを備え、前記統括部が前記端末からの要求仕様にマッチした演算ソフト名を抽出し、その演算ソフトの実行に必要な入力データの入力を要求する入力用ファイルを作成して当該端末に提供し、同端末から返信される所定事項が記入された入力済ファイルに基づいて、実行要求ファイルを作成して前記分子情報生成部に入力し、当該分子情報生成部が実行要求ファイルに基づいて前記生成部データベース部に蓄積されているデータベースを参照しながら所定の分子情報を生成して前記統括部に出力し、同統括部がその結果に基づいて実行結果ファイルを作成し、ついで前記端末が処理可能な形式で出力ファイルを作成して同端末に出力するものとされてなることを特徴とする。
本発明の分子情報提供システムにおいては、統括部が、入出力処理部と、中継処理部と、統括部データベース部と、通信部と、制御・管理部とを備えてなるものとされる。
また、本発明の分子情報提供システムにおいては、入出力処理部が、入力ファイル作成手段と、出力ファイル作成手段とを有し、中継処理部が、実行要求ファイル作成手段と、実行結果ファイル作成手段とを有してなるものとされる。
本発明によれば、入力が簡素化されていることにより誰でもが手軽に所望の分子情報を得ることができるという優れた効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る分子情報提供システム(以下、単にシステムという)を図1に概略ブロック図で示す。
システムSは、図1に示すように、端末1と、統括部10と、分子情報生成部20と、生成部データベース部30とを主要構成要素として備え、統括部10が端末1からの要求仕様にマッチした演算ソフト(アプリケーション・ソフト)名を抽出し、その演算ソフトの実行に必要な入力データの入力を要求する入力ファイル(以下、入力用ファイルという)を作成して端末1に提供し、端末1から返信される所定事項が記入された入力ファイル(入力済ファイル)に基づいて、演算ソフトが実行可能な形式の入力ファイル、つまり実行要求ファイルを作成して分子情報生成部20に入力し、分子情報生成部20が実行要求ファイルに基づいて生成部データベース部30に蓄積されているデータベースを参照しながら所定の分子情報を生成して統括部10に出力し、統括部10がその結果に基づいて実行結果ファイルを作成し、ついで端末1が処理可能な形式で出力ファイルを作成して端末1に出力するものとされる。
なお、図示例では端末1、分子情報生成部20および生成部データベース部30はそれぞれ一基とされているが、端末、分子情報生成部20および生成部データベース部30の数は適宜とされてもよい。
ここで、端末1と統括部10とは通信回線N1により接続され、統括部10と分子情報生成部20および生成部データベース部30とは通信回線N2,N3により接続され、また分子情報生成部20と生成部データベース部30とは通信回線N4により接続されている。なお、通信回線N1,N2,N3,N4は、専用回線やインターネットとすることができる。
端末1は、例えば、通信機能を有し、入力ファイルおよび出力ファイルの処理がなし得るようにされてなるパソコンとされる。
ここで、端末1がインターネットにより統括部10との通信をなす場合には、Javaアプレット(登録商標)により入力ファイルおよび出力ファイルの処理をなすようにされるのが好ましい。
統括部20は、図2に示すように、端末1との入出力の処理をなす入出力処理部11と、分子情報生成部20との中継処理をなす中継処理部12と、統括部データベース部13と、通信部14と、入出力処理部11、中継処理部12、統括部データベース部13、通信部14、分子情報生成部20および生成部データベース部30の制御および管理をなす制御・管理部15とを含むものとされる。
ここで、統括部10は、具体的には、後述する各部の機能を実現するようプログラムされた通信機能を有するコンピュータとされる。
入出力処理部11は、図3に示すように、入力ファイル作成手段41と、出力ファイル作成手段42とを備えてなるものとされる。
入力ファイル作成手段41は、統括部データベース部13に格納されているデータベースを参照しながら、端末1から要求された仕様(例えば、フロン代替物質の抽出)にマッチした演算ソフト名を抽出し、その演算ソフトの実行に要求されるデータを記載させるためのファイル、つまり入力用ファイルを当該端末1で処理可能な形式にて作成して同端末1に通信部14を介して出力するとともに、同端末1からの入力済ファイルを中継処理部12に出力するものとされる。
入力ファイル作成手段41を設けることにより、端末1側で煩雑な入力用ファイルを作成する必要がなくなり、利用者の負担軽減が図られる。
出力ファイル作成手段42は、統括部データベース部13に格納されているデータベースを参照しながら、中継処理部12から入力される実行結果ファイルに基づいて分子情報の生成を依頼してきた端末1で処理可能な形式にて出力ファイル(例えば、フロン代替物質のリストおよびそれらの性状等のリストを含むファイル)を作成して当該端末1に通信部14を介して出力するものとされる。
出力ファイル作成手段42を設けることにより、端末1側で特段の処理をすることなく出力ファイルを開くことができるので、所望した情報を迅速に得ることができる。
なお、かかる機能を有する入力ファイル作成手段41および出力ファイル作成手段42を実現するアプリケーション・ソフトとしては、例えばMolWorks((株)ベストシステムズ製)があげられる。
中継処理部12は、図4に示すように、実行要求ファイル作成手段46と、実行結果ファイル作成手段47とを備えてなるものとされる。
実行要求ファイル作成手段46は、統括部データベース部13に格納されているデータベースを参照しながら、入出力処理部11から入力される入力済ファイルに基づいて、所望の演算ソフトが実行可能な形式にて実行要求ファイルを作成するものとされる。つまり、分子情報生成部20の該当する演算ソフト(例えば、代替物質抽出ソフト)に適合した形式にてファイルを作成するものとされる。
実行要求ファイル作成手段46を設けることにより、利用者が様々な演算ソフトが利用できるようになり利便性が向上する。
実行結果ファイル作成手段47は、統括部データベース部13に格納されているデータベースを参照しながら、分子情報生成部20から入力される演算結果、例えばフロン代替物質のリストおよびそれらの性状等のリストに基づいて実行結果ファイルを作成するものとされる。
また、実行要求ファイル作成手段46および実行結果ファイル作成手段47を設けることにより、分子情報生成部20の入出力側に特段の改変を行う必要がないので、種々の演算資源、すなわち種々の形式のコンピュータが利用可能となる。
なお、かかる機能を有する実行要求ファイル作成手段46および実行結果ファイル作成手段47を実現するアプリケーション・ソフトとしては、例えばMolWorks((株)ベストシステムズ製)があげられる。
制御・管理部15は、入出力処理部11および中継処理部12の処理状況、ならびに各分子情報生成部20および各生成部データベース部30の負荷を監視し、最適な分子情報生成部20および生成部データベース部30を抽出し、その抽出した分子情報生成部20および生成部データベース部30に要求された演算処理つまり分子情報生成を実行させる機能を有するものとされる。
なお、かかる機能を実現するアプリケーション・ソフトとしては、例えばCondor((株)ベストシステムズ製)があげられる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。例えば、依頼されて得られた分子情報を生成部データベース部30にデータベースとして蓄積することにより、より迅速な対応が可能となる。
本発明は、分子設計などの支援に適用できる。
1 端末
10 統括部
11 入出力処理部
12 中継処理部
13 統括部データベース部
14 通信部
15 制御・管理部
20 分子情報生成部
30 生成部データベース部
41 入力ファイル作成手段
42 出力ファイル作成手段
46 実行要求ファイル作成手段
47 実行結果ファイル作成手段
S 分子情報提供システム
N 通信回線
10 統括部
11 入出力処理部
12 中継処理部
13 統括部データベース部
14 通信部
15 制御・管理部
20 分子情報生成部
30 生成部データベース部
41 入力ファイル作成手段
42 出力ファイル作成手段
46 実行要求ファイル作成手段
47 実行結果ファイル作成手段
S 分子情報提供システム
N 通信回線
Claims (4)
- 端末と、統括部と、分子情報生成部と、生成部データベース部とを備え、
前記統括部が前記端末からの要求仕様にマッチした演算ソフト名を抽出し、その演算ソフトの実行に必要な入力データの入力を要求する入力用ファイルを作成して当該端末に提供し、同端末から返信される所定事項が記入された入力済ファイルに基づいて、実行要求ファイルを作成して前記分子情報生成部に入力し、当該分子情報生成部が実行要求ファイルに基づいて前記生成部データベース部に蓄積されているデータベースを参照しながら所定の分子情報を生成して前記統括部に出力し、同統括部がその結果に基づいて実行結果ファイルを作成し、ついで前記端末が処理可能な形式で出力ファイルを作成して同端末に出力するものとされてなることを特徴とする分子情報提供システム。 - 統括部が、入出力処理部と、中継処理部と、統括部データベース部と、通信部と、制御・管理部とを備えてなることを特徴とする請求項1記載の分子情報提供システム。
- 入出力処理部が、入力ファイル作成手段と、出力ファイル作成手段とを有してなることを特徴とする請求項2記載の分子情報提供システム。
- 中継処理部が、実行要求ファイル作成手段と、実行結果ファイル作成手段とを有してなることを特徴とする請求項2記載の分子情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072544A JP2008234284A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 分子情報提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007072544A JP2008234284A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 分子情報提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008234284A true JP2008234284A (ja) | 2008-10-02 |
Family
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JP2007072544A Pending JP2008234284A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 分子情報提供システム |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002182764A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-26 | Nec Corp | Aspポータルサーバおよび該サーバを用いたソフトウェア提供方法、aspソフトウェア提供システム |
JP2002229937A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-16 | Hitachi Ltd | インターネットを介して要求機能を実現するネットワーク情報処理システムとその課金方法 |
JP2003256668A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-12 | Hitoshi Goto | 分子構造情報提供システム |
JP2004302949A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Institute Of Physical & Chemical Research | 実行要求駆動型サービス実行方法 |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007072544A patent/JP2008234284A/ja active Pending
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