JP2002182324A - ハロゲン化銀の写真用平板状粒子乳剤の調製方法 - Google Patents

ハロゲン化銀の写真用平板状粒子乳剤の調製方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々な規模で平板状粒子乳剤を調製する強固
な方法を提供する。 【解決手段】 ハロゲン化銀の安定な平板状種結晶を形
成させる第1の単一の核形成工程、および第1の工程で
得られる別個のバッチの種結晶を生長させて、同一のあ
るいは異なる乳剤を得る第2の工程からなる、写真用ハ
ロゲン化銀平板状粒子乳剤の調製方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀の平
板状粒子を含む写真乳剤の調製に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀粒子の調製には、一般に、
核形成工程と少なくとも一つの結晶生長工程が含まれ
る。
【0003】この特許出願において、用語“核”とは、
核形成工程で得られる小さい粒度(例えば、0.1μm
未満)の粒子を意味する。用語“種結晶”とは、核が第
1の生長工程に付された後に得られる粒子を意味する。
これらの種結晶は、一般に、0.4μmより小さいが、
その後に第2の生長工程に付されて最終のハロゲン化銀
粒子が得られる。
【0004】ハロゲン化銀粒子の核形成工程を達成する
ためには、多くの慣用方法がある。順混合法では、銀塩
の水溶液が、コロイド、一般にゼラチン、およびハロゲ
ン化物の水溶液を含む攪拌される反応器中に導入され
る。同時混合法では、銀塩とハロゲン化物溶液が、コロ
イドを含んで攪拌される反応器内に、二つの別個の出所
から同時にあるいは交互に導入される。両者の場合、生
長工程が直ちに続き、同時沈殿により達成される。
【0005】これらの慣用方法では、特に、オストワル
ド熟成のため、溶解性の高い小さい粒子を犠牲にして溶
解性の低い大きい粒子の生長を引き起こすので、核形成
時に形成される核の数を最終の粒子の数と関連させるこ
とは困難である。よって、所定数の核の場合は、生長工
程後の粒子の数は、一般にその核の数より小さいものと
なろう。
【0006】銀塩、ハロゲン化物およびコロイドの溶液
を同時に導入して第1の反応器内で核生成工程を実施
し、その後、第1の反応器で生成した核を含む第2の反
応器内で生長工程を実施して、そこへ銀塩溶液と一種以
上のハロゲン化物溶液を導入することを含む第3の方法
もある。
【0007】米国特許第5,254,454号明細書に
は、銀塩溶液、ハロゲン化物溶液、およびコロイド溶液
が導入されている激しく攪拌される混合機(10,00
0回転/分)内で核形成工程が行なわれる、写真乳剤用
のハロゲン化銀粒子の調製方法が記載されている。米国
特許第5,254,454号明細書によると、第1の乳剤
が細かいハロゲン化銀粒子(0.01μm以下の粒度)
を含んで生成される。この第1の乳剤は、次いで反応器
に移され、そこでpAgが調整される。調整された乳剤
は、その後、小さい粒度のハロゲン化銀結晶で構成され
る第2の乳剤を含む第2の反応器に移される。第2の反
応器内に存在する結晶は、溶解後に、第1の乳剤中の細
かい粒子の生長を可能とする。
【0008】その他の方法には、核形成と生長操作を、
時間的および空間的に分けて行なうことが含まれる。第
1の反応器では、種結晶溶液が、一時的に保存され、こ
れがコロイド剤の存在下で銀塩とハロゲン化物の塩との
沈殿によって生成される。この種結晶溶液の一部は、引
き続いて、コロイド剤とハロゲン化物の塩とを当初から
含む第2の反応器内に導入して用いられる。これら種結
晶の最終の生長は、その後、慣用の同時混合法によって
達成される。この方法は、平板状粒子に関して記載され
ている。しかしながら、この方法を平板状粒子に用いる
と、工業的製造になる粒子でも、慣用法のものに比して
優れた特性が得られることを記載するような刊行物は、
全くない。平板状粒子を用いる方法は、提供される記載
によっても、平板状結晶の工業的製造に関して行なわれ
る操作に観察される可変性を何ら減らすものではない。
【0009】米国特許第5,712,083号明細書で
は、平板状結晶についての一般的概念を使用している
が、それには、種結晶の生成に役立つ操作に使用される
生長調節剤を取り除くための中間洗浄工程が記載されて
いる。しかし、それには、何ら中間体の調整も記載され
ていないから、沈殿法の全体の再現性を改良することを
目的としていない。
【0010】米国特許第5,378,600号明細書に
は、また、同様に何らの中間体の調整を有しない、平板
状種結晶へのアプローチが記載されている。種結晶の粒
度は比較的小さい(0.3μm)が、その厚さは厚く
(高々、0.1μm)、その達成は比較的容易である
が、一方、小さくて薄い結晶を十分な量で得ることは困
難である。更に、これらの種結晶は、生長反応器内に存
在する当初の0.5容量%溶液よりも高い濃度で、最終
の生長操作に使用される。この値は高いとはいえ、高い
工業的収率を得るには必ずしも好都合ではない。本発明
で発生するようなより小さい種結晶を用いると、少量で
も添加が可能であり、多くの場合、0.5容量%未満で
ある。
【0011】写真製品に用いられる広範囲のハロゲン化
銀写真乳剤を考慮すると、その沈殿が実験室、パイロッ
トまたは生産規模で行なわれるか否かに拘わらず、その
ハロゲン化銀粒子の粒度またはその粒子の粒度範囲に関
して同一であるかあるいは異なっている、単一の核形成
工程からの乳剤の調製法を有することが、最も望まし
い。核形成は、その最終の結晶粒度において広い可変性
を引き起こす沈殿工程であることが知られている。した
がって、あらゆる結晶に対して全く同一であるが巧みに
コントロールされた核形成があれば、全ての規模で同一
である乳剤を調製することを容易にしたまま、その可変
性を減らすことができるであろう。
【0012】また、平板状粒子乳剤には、それが所要の
形態、直径または厚さの規格値を有しないため、屡、容
易に評価できる割合の望ましくない粒子がある。更に、
粒子特性の分散度は、その粒子が、できるだけ同じよう
に光の励起に感応し、また画像形成の現像に答えること
を確保するための重要なパラメーターである。これらの
問題を克服するために、上述されたような最終の平板状
粒子が生長することによって得られる、種結晶の乳剤が
調製されてよい。しかしながら、もしも、これら粒子の
母集団が充分に単分散でかつ均一でなく、また充分に安
定でないならば、その最終の乳剤が、望ましい特性を示
すということはありそうもない。この困難性のため、核
の最初の母集団からの生長の後に、自由自在に高度の形
態的純度を持つ乳剤を得ることは可能でない。高度の形
態的純度とは、その平板状粒子が、粒子の全体表面の少
なくとも50%、好ましくは80%を超え、より好まし
くは90%を超えて占めている乳剤を意味する。“平板
状粒子”とは、そのアスペクト比(等価円直径:厚さ)
が少なくとも3に等しく、好ましくは8より大きい粒子
を意味する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
した問題を解決し、またコントロールされた安定な種結
晶乳剤から、実質的に単分散で、高度な形態的純度を有
する相当量の薄い平板状粒子を得ることである。本発明
の更なる目的は、単一のコントロールされた安定な種結
晶乳剤から、別個の乳剤、即ち数個のバッチからなるハ
ロゲン化銀の平板状粒子乳剤の調製方法である。
【0014】
【課題を解決するための手段】ハロゲン化銀の平板状粒
子乳剤の調製に係る、本発明の方法には、以下の工程: (a)親水性コロイド型の解膠剤の存在下で、核形成反
応器内で核乳剤のバッチを調製し、次いで、これらの核
を物理的、即ちオストワルド熟成に付すること、(b)
前記核形成反応器内における最終容積の核生長後の媒体
に対する当初容積の核形成媒体の比率を0.4〜0.95
に維持したまま、工程(a)で得られる核を生長させ
て、安定な平板状の種結晶を生長させること、(c)工
程(b)で得られる種結晶乳剤のバッチの一部を採取す
ること、(d)工程(c)で採取した種結晶乳剤の一部
を生長工程に付すること。が含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】一の実施態様によれば、本発明の
方法には、以下の工程: (a)親水性コロイド型の解膠剤、例えば、ゼラチンの
存在下に、核形成反応容器内で核乳剤のバッチを調製
し、次いで、これらの核を物理的に熟成させる(オスト
ワルド熟成)こと、(b)前記核形成反応器内における
最終容積の核生長後の媒体に対する当初容積の核形成媒
体の比率を0.4〜0.95、好ましくは0.7〜0.9に
維持したまま、工程(a)で得られる核を生長させて、
平均粒子容積VをもつMモルの平板状種結晶を得る
こと、(c)工程(b)で得られるMモルのバッチを
採取し、(d)当該採取したMモルのバッチを、生長
反応器内で更に生長させて、生長後の平均粒子容積V
をもつMモルの平板状乳剤を得ること、(e)前記工
程(c)および(d)をN回繰り返して、Mモルの
種結晶の全量を生長に付すること、が含まれる。ここ
で、Mは、実質的にM×(V:V)に等しく、
は、実質的にM:Mに等しい。
【0016】用語“実質的に”とは、測定の標準の正確
度に加えて、化学種のバランスが偏るように、ある核ま
たは種結晶が溶解してもよいことを意味する。
【0017】本発明方法の工程(a)および(b)で
は、核を生成し、次いで平板状粒子を発生させるのに用
いられる安定な平板状の種結晶を生成させる。この通常
の目的は、最終乳剤に使用される全銀の5%未満を用い
て種結晶を得ることである。
【0018】安定な種結晶乳剤は、同時沈殿および物理
的熟成に続く生長を含む慣用の一連の工程によって、核
形成反応器内で得られる。核形成反応器には、通常成
分、即ち、例えば、少量のアルカリ金属ハロゲン化物の
ような塩、消泡剤、または生長調整剤で補足される解膠
剤の水溶液が、最初から含まれている。一つの実施態様
によれば、生成される結晶の分散を減らすため、少なく
とも4%の分子量のブロックコポリマーを表わす親水性
アルキレンオキシドの構造単位と結合した2個の親油性
アルキレンオキシドの末端結合単位を含む、ポリアルキ
レンオキシドブロックコポリマーの界面活性剤が用いら
れる。これら化合物は周知であり、非イオン性界面活性
剤として多くの用途を有する。例えば、I.R. Schmolka
の「ブロックポリマー界面活性剤の検討(A Review of
Block Polymer Surfactants)」、J.Am.Oil Chem. So
c.、 第54巻、第3号、1977年、110〜116
頁、または、A.S. Davidsohn および B.M. Milwidsky
の「合成洗浄剤(Synthetic Detergents)」、John Wil
ey & Sons 、ニューヨーク、1997年、29〜40頁
を参照されたい。これらのブロックコポリマーは、それ
を強く攪拌しながら、溶液形態で、あるいは水性分散液
として反応器内に導入すると有用であることが見出され
ている。例えば、銀に対して0.1重量%のように低い
濃度に相当する少量のこれらブロックコポリマーで充分
である。好ましい濃度は、銀に対して約1%と低い濃度
である。比較的大量のコポリマーが、引き続く乳剤の生
成処理工程を含んで使用されてもよい。好ましくは、そ
のブロックアルキレンオキシドコポリマーは、次式を有
する。 LAO1−HAO1−LAO1
【0019】式中、LAO1は、親油性アルキレンオキ
シドの末端構造単位を表わし、そしてHAO1は、親水
性アルキレンオキシドの中間構造単位を表わす。構造単
位HAO1は、コポリマーの全重量の4〜96重量%を
占め、そしてコポリマーの分子量は、好ましくは760
〜16,000の範囲である。そのvAgは、約−20
〜+50mVであり、その温度は、20〜50℃であ
る。反応器は、攪拌機を備えている。沈殿の始めに、v
Agは−20〜+20mVの値に調整されることが、好
ましい。分散媒体物のpHは、1.5〜6.0、好ましく
は1.8〜3の値に調整される。この範囲の値でpHを
調整するために、硝酸のような強い鉱酸が用いられてよ
い。
【0020】核形成のための分散媒体には、ゼラチン、
変性ゼラチン、例えばフタル化ゼラチン、または酸化ゼ
ラチン、つまりグラム当たり30マイクロモルのメチオ
ニンを含むゼラチンのような親水性コロイドである解膠
剤が含まれる。このような親水性コロイドは、Research
Disclosure、1994年9月、第36544項、第I
IA部に記載されている。低分子量のゼラチンは、高粘
度を回避する。酸化ゼラチンは、米国特許第4,713,
323号(Maskasky)および同第4,942,120号
(King) 明細書に記載されるように、強酸化剤で処理
された普通のゼラチンから得られる。酸化ゼラチンが解
膠剤として用いられる時は、そのpHが5未満の値、そ
して更に3未満の値、例えば1.5〜2.0に調整される
ことが好ましい。親水性コロイドの量は、核形成時に導
入される銀のモル当たり20〜800(そして、好まし
くは40〜600)gを示す。この量の親水性コロイド
は、生成される種結晶の安定化を助ける。
【0021】一実施態様によれば、ゼラチン(即ち、一
般にコロイド)は、反応器内でアルカリ金属のハロゲン
化物と混合される。反応器は、一般に、50℃未満、好
ましくは40℃未満の温度に維持される。
【0022】沈殿は、同時混合法を用いて行なわれる。
ハロゲン化物の噴射物、例えば、臭化カリウムまたはナ
トリウムから構成されるハロゲン化物の噴射物、および
可能な場合、その他の水溶性アルカリ金属ハロゲン化物
の噴射物が用いられる。ハロゲン化物溶液の濃度は、1
Mおよび5.5M、好ましくは3Mおよび5Mであって
よい。また、可溶性銀塩の噴射物、一般に、ハロゲン化
物噴射物の濃度に近いモル濃度をもつ硝酸銀が使用され
てもよい。その噴射速度は、0.2〜10mL/分/
L、好ましくは、1〜5mL/分/Lの総反応器容積で
ある。その媒体は、攪拌され、好ましくは、Research D
isclosure、第38213項、1996年2月、111
〜114頁に記載されるタイプのタービン装置で攪拌さ
れる。
【0023】種結晶の沈殿時に、核は物理的に熟成(オ
ストワルド熟成)される。この操作は、熟成剤の存在下
に行なわれる。使用される熟成剤は、Research Disclos
ure、第36544項、1994年9月、505頁に記
載されている。一つの特に好ましい熟成剤は、エタノー
ルアミンであり、米国特許第5,246,826号、同第
5,246,827号明細書に記載されている。次いで、
この核は、同じ反応器内で行なわれる慣用の生長工程に
付される。この生長工程後、一般に、0.5μより小さ
い等価円直径(ECD)、および約0.06μ未満の厚
さを最終的に有する種結晶が得られる。その種結晶の直
径は、粒子98会議の会議録、第7回粒子特性に関する
ヨーロッパシンポジウム、ニュレンベルグ、独国、19
98年、23頁に記載されるような、電場複屈折(EF
B)法により測定され、その厚さは、塗付された乳剤の
反射率(CRT)の測定のような干渉法を用いて測定さ
れる。
【0024】得られる種結晶は、安定であり、写真乳剤
の普通の貯蔵条件で保管されてよい。種結晶乳剤の保管
が可能であるということは、使用される先行処理の殆ど
が、核形成工程の直後に行なわれる生長工程に必要な十
分な安定性を持つ種結晶を与えるので、重要な特性であ
る。
【0025】一度種結晶が得られたら、慣用方法で生長
させて、所望の最終粒度を得ることができる。この“最
終生長”工程時に導入されるハロゲン化物は、核生成に
選ばれるハロゲン化物の如何に拘わらず、選択されてよ
い。本発明によれば、上記に示すようにして形成された
ある量の種結晶が採取されて、生長工程が行なわれ、M
モルの最終の平板状粒子が得られる。これは、次式: n=M×(V:V) に定義される粒子の数に相当する。式中、Vは、ハロ
ゲン化銀のモル容積であり、Vは、生長後の粒子の平
均容積である。nは生長後も一定であるから、nは、ま
た最終の生長工程に含まれる種結晶の数を表わし、そこ
でまた、次式: n=M×(V:V) でも表わせる。式中、Mは、それぞれの最終生長工程
に含まれる種結晶のモル数であり、V は、ハロゲン化
銀のモル容積であり、そして、Vは、種結晶の平均容
積である。
【0026】よって、最終の生長工程に与えられる種結
晶のモル数は、次式: M=M×(V:V) である。
【0027】したがって、Mは、種結晶の量に依存す
る。そうすると、種結晶の濃度を測定することによっ
て、それぞれの最終生長工程のために採取するべき種結
晶の量を、最終の所望特性に応じて、特に、生長後に必
要となる粒度に応じて、決定することが可能である。ま
た、種結晶の濃度は、最終の生長操作のために採取され
る種結晶のモル数Mによって調整することが可能であ
る。例えば、上記で定義される処理工程(a)の後に、
種結晶乳剤の濃度は、該種結晶乳剤中の種結晶の数値濃
度が設定値、例えば0.5×1015〜10×1
15、更に好ましくは1.0×1015〜5×10
15粒子数/乳剤のkgを維持できるように、その乳
剤、例えば水溶液のゼラチンに解膠剤を添加することに
よって一度あるいは数回調整することが可能である。
【0028】工程(b)で得られる種結晶を数個のバッ
チに分割して、各バッチに関して特定の最終の生長工程
を実施できることは、特に好都合である。このようにし
て、数個の異なる乳剤の範囲を、単一の調製から得るこ
とができる。もしも、安定な種結晶が数個のバッチに分
割されるならば、それぞれが1セット数の種結晶を有
し、そして、もしも、これらバッチのそれぞれが引き続
いて特定の最終生長工程を受けるならば、そのときは、
平均粒度および(または)組成および(または)粒度分
散において異なる乳剤が、一個の同じ種結晶調製の生長
後に得ることができる。例えば、唯一の中間種結晶の調
製で、それぞれがそれ自体の特定感度を有する写真乳剤
の数個の層を含む写真製品の製造に必要な全ての乳剤が
調製できる。このようにして、慣用的に、少なくとも一
層の赤感性乳剤、少なくとも一層の緑感性乳剤、および
少なくとも一層の青感性乳剤を含むカラー写真製品を、
唯一の種結晶乳剤を用いて、製造が可能となる。
【0029】本発明の方法は、特定形態の粒子を得るた
めに最も慎重を要する工程は核形成工程にあることが周
知であるような、他の既存の方法と比較して、改善され
た再現性とロバルト性を示す。また、この方法を用い
て、一操作当たり乳剤のL当たり少なくとも0.6モル
のハロゲン化銀が得られるので、高い再現性が可能とな
る。
【0030】理想的には、殆どの乳剤に関して同じ種結
晶を使用することが望ましいけれども、この方法は、設
定された特性を有する種結晶が容易に調製できるという
限りにおいて、最終的に大きな柔軟性を可能とし、ま
た、所定の調製になる適当量の種結晶を選定することに
よって、生長後に得られる粒子の大きさが容易にコント
ロールできる。
【0031】本発明による所定態様の方法に加えて、こ
の乳剤の調製には、Research Disclosure 、第3654
4項、1994年9月、501頁、第I、IIおよびI
II章に記載されるような慣用の操作も含まれる。その
乳剤は、上記引用した Research Disclosure、第IVお
よびV章 に記載されるように、化学増感または分光像
感されていてもよい。乳剤には、耐紫外線剤、光学増白
剤、カブリ防止剤、安定化剤、光吸収または反射剤、ま
たは上記引用した Research Disclosure、第VI,VI
IおよびVIII章に記載の剤のような慣用な添加剤が
含まれてよい。また、その乳剤には、上記の Research
Disclosure、第IX章に記載されるような塗膜の物性を
変性し、または塗膜の形成を容易にする剤が含まれても
よい。
【0032】
【実施例】実施例1(種結晶の調製) 以下の溶液を調製した。 溶液Ag/A:1,273mLの3.8モル/L硝酸銀
水溶液 溶液X/A:1,511mLの3.8モル/L臭化ナト
リウム水溶液 溶液Ag/B:66mLの3.5モル/L硝酸銀水溶液
【0033】容量20Lの核形成反応器中に、攪拌しな
がら、13.54Lの蒸留水、27.4gの酸化ゼラチ
ン、および0.9mLのPluronic−31R1
(商品名)(エチレンオキシドとプロピレンオキシドの
ブロックコポリマー)を装填した。混合物の温度を40
℃に上げた。pAgを臭化ナトリウムで9.6に調整し
た。10分後、混合物を30℃に冷却し、pHをHNO
で1.85に調整した。
【0034】溶液Ag/Bを79.2mL/分の速度
で、溶液X/Aの一部を73mL/分の速度で同時に添
加した。硝酸塩および臭化物の噴射を、50秒後に停止
した。30秒間攪拌後、更なる溶液X/Aを、37mL
/分の速度で、24秒間添加した。90秒間待った後
に、温度を、10分かけて48℃に上げた。48℃の温
度に達する2分前に、9gのエタノールアミンを添加し
た。48℃の温度に達した時、pHを水酸化ナトリウム
で9.75に調整した。これらの条件を9分間維持し、
その後、付加的に0.26gの消泡剤(ポリエチレング
リコール二オレイン酸塩、Henkelにより市販され
るEmerest)を含有する、120g/Lのゼラチ
ン水溶液を添加した。次いで、pHを硝酸で5.70に
調整した。混合物を、4分間かけて37℃に冷却した。
10分経過後、溶液Ag/Aを9.5mL/分の速度
で、溶液X/AをそのpAgが9.75に維持されるよ
うな速度で、同時に添加した。その後、溶液Ag/Aの
流速を、9.5から36.1mL/分まで、32分間かけ
て上げた。そのpAgは、溶液X/Aを加えることによ
って9.75に維持した。最後に、溶液X/Aの添加に
よってそのpAgを9.75に維持しつつ、溶液Ag/
Aの流速を、36.1から63.6mL/分まで、9分
間かけて上げた。
【0035】総量5.07モルの臭化銀の平板状種結晶
を調製したところ、それは、約0.39μのECDおよ
び約50nmの厚さを示した。等価円直径(ECD)
を、EFBにより測定した。これら種結晶の平均容積
(V)は、略5×10−21であった。
【0036】濾液の伝導度が2mS/cmに下がるま
で、蒸留水を同時に添加しながら限外濾過によって可溶
性塩を取り除いた。酸化ゼラチンを加えて、臭化銀モル
当たり55gのゼラチン濃度を得た。EFBによって測
定されるECDの値は、種結晶の真の平均容積(V
を計算するのに役立ったが、これにより一方の沈殿から
他方へ僅かに変動させることができる。計算したV
従って、乳剤の濃度を水を添加することで調整して、
2.749×1015に等しいkg当たりの粒子数を得
た。その乳剤を硬化し、+4℃の温度で保管した。
【0037】この種結晶の調整操作を、5回繰り返し
て、全てが同じkg当たりの粒子濃度をもつ5個の種結
晶乳剤のバッチを得た。
【0038】実施例2(種結晶の最終生長) この目的は、1回の生長操作に関して、0.299×1
−18の容積V (ECD=2μで、厚さ=0.
095μ)を持つ11.4モル(M)の平板状粒子を
得ることであった。各操作に含まれる粒子数は、 n=(M・V)/V 式中、V(AgBrのモル容積)は、29×10−6
である。であった。この粒子数nは、このようにし
て求めたところ、1.13×10−15であった。
【0039】実施例1に記載したように調製した種結晶
乳剤のバッチを、2.749×10 15のkg当たり粒
子に調整したため、各生長操作に含まれる種結晶乳剤の
重さは、1.13×1015:2.749×1015
即ち、0.411kgであった。種結晶の平均直径にお
ける僅かな変異によれば、この411gは、約0.19変
動するAgBrのモル数を表わしていた。
【0040】20Lの反応器中に、4Lの蒸留水に溶か
した150gの酸化ゼラチンの水溶液を、攪拌しながら
添加した。反応器の内容物を50℃に加熱した。5分か
けて、実施例1で調製した411g(M=0.19モ
ル、P:0.411kg)の種結晶を添加した。pA
gをNaBrで9.3に調整し、pHを硝酸で4.5に調
整した。
【0041】6,177mLの2モル/L硝酸銀溶液と
6,177mLの2モル/L臭化ナトリウム溶液を、硝
酸銀の流速を7から95.1mL/分に上げて、110
分かけて同時に添加することによって生長を達成した。
この生長工程時に、臭化ナトリウムの流速を調整して、
そのpAgを9.3に維持した。この生長工程後に、そ
の温度を速やかに50℃から38℃に下げた。可溶性塩
を取り除いて、乳剤を硬化し、その後+4℃で保管し
た。このようにして、M=11.4モルの平板状粒子
の臭化銀乳剤を調製したところ、それは以下の特性を示
した。 ECD:2μ(EFBで測定) 厚さ:0.095μ(95nm) 平均容積:V=0.3×10−18
【0042】実施例1で調製した種結晶の各バッチか
ら、26部分の411g(約0.19モル)の種結晶が
採取でき、そのそれぞれを生長させることができるが、
それによって、上記のような26バッチの平板状粒子乳
剤を得た。かくして、全部で約26×0.19=4.94
モルの種結晶乳剤がバッチ当たり使用される。仮に5つ
のバッチが利用可能である(実施例1で示されるように
調製される)とすると、この一連の26の生長操作を5
回繰り返すことができ、各生長操作で使用される種結晶
の重さは一定で、411gに等しい。
【0043】実施例3 この目的は、一つの生長操作に関して、0.191×1
−18(ECD=1.44μで、厚さ=0.117
μ)の容積Vで、11.4モル(M)の平板状粒子
を得ることであった。これらの粒子(これは、実施例2
で求めたものと粒度が相違している)を、実施例1に記
載されるように調製された種結晶から得た。
【0044】20Lの反応器中に、3.71Lの蒸留水
に溶かした150gの酸化ゼラチンを装填し、引き続い
て0.9gのプルロン酸を加えた。その混合物を44℃
に加熱した。実施例1の実施によって調製したP=6
43g(M=約0.30モルに等しい)の種結晶を、
5分かけて反応器に添加した。pAgをNaBrで9.
4に調整し、pHをHNOで4.5に調整した。
【0045】種結晶の生長を、110分かけて7mL/
分から93mL/分に流速を上げて、6,050mLの
2モル/L硝酸銀水溶液と6,171mLの2モル/L
臭化ナトリウム水溶液を同時に添加することによって開
始した。そのNaBrの流速を調整して、pAgを9.
4に維持した。
【0046】この添加が完了した時、温度を44から3
8℃に下げた。次いで、可溶性塩を取り除いて、混合物
を濃縮し、そして引き続く保管のために冷却固化した。
【0047】このようにして、M=11.3モルの臭
化銀の平板状粒子の単分散乳剤を、調製したところ、そ
れは1.44μの平均ECDおよび0.117μの平均厚
さを有していた。
【0048】この手順は、実施例1に記載されるように
調製した種結晶のバッチから16回繰り返すことが可能
である。この一連の16個のバッチを、種結晶のバッチ
がある回数だけ繰り返して、必要な乳剤を得ることがで
きる。このことは、本発明による種結晶の調製工程の優
れたロバスト性に起因し、それにより所定のバッチ内
で、非常に均一な母集団を与え、かつ、これは、単位重
量当たりの種結晶の数の調整方法によるものであるた
め、一つのバッチから他のバッチになっても変らない。
【0049】本発明は、ある好ましい実施態様に関して
詳細に説明してきたが、種々の変形および修正も本発明
の技術的範囲に入ることが理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン セルジュ シュミュクル フランス国,71100 シャロン シュール サオーヌ 71100,リュ ドゥ ドクト ゥール ランヌ,31 Fターム(参考) 2H023 BA01 BA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程: (a)親水性コロイド型の解膠剤の存在下で、核形成反
    応器内で核乳剤のバッチを調製し、該核を物理的に熟成
    すること、 (b)前記核形成反応器内における最終容積の核形成媒
    体に対する当初容積の核形成媒体の比率を0.4〜0.9
    5に維持したまま、工程(a)で得られる核を生長させ
    て、安定な平板状種結晶を得ること、 (c)工程(b)で得られる平板状種結晶乳剤のバッチ
    の少なくとも一部を採取すること、および (d)工程(c)で採取した平板状種結晶乳剤の一部を
    生長させること、を含んでなるハロゲン化銀の平板状粒
    子乳剤の調製方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(b)の後に、種結晶乳剤の濃
    度が、乳剤の単位重量当たり粒子数で表される種結晶乳
    剤の濃度が設定値に維持される量の水と共にゼラチン型
    の解膠剤を加えることによって一回または数回調整され
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(a)の開始時に、核形成反応
    器にポリアルキレンオキシドブロックコポリマーが含ま
    れ、かつ、pAg値が9.5〜10.0に調整されてい
    る、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(d)において、生長が以下の
    式1で規定されるコポリマーの存在下で行なわれる、請
    求項1に記載の方法。 LAO1−HAO1−LAO1 (1) 式中、LAO1は、親油性酸化アルキレンの末端構造単
    位を表わし、そして、HAO1は、親水性酸化アルキレ
    ンの中間構造単位を表わす。この構造単位HAO1は、
    当該コポリマーの全重量の4〜96重量%を占め、当該
    コポリマーの分子量は760〜16,000の範囲にあ
    る。
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