JP2002181545A - 測量機用ターゲット装置 - Google Patents

測量機用ターゲット装置

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JP2002181545A
JP2002181545A JP2000378685A JP2000378685A JP2002181545A JP 2002181545 A JP2002181545 A JP 2002181545A JP 2000378685 A JP2000378685 A JP 2000378685A JP 2000378685 A JP2000378685 A JP 2000378685A JP 2002181545 A JP2002181545 A JP 2002181545A
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JP
Japan
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target
surveying
surveying instrument
point
target device
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JP2000378685A
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English (en)
Inventor
Kenji Kaneko
健治 金子
Mochiyume Takayama
抱夢 高山
Shunji Matsuo
俊児 松尾
Kenichi Nakamura
健一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Precision Co Ltd
Original Assignee
Pentax Precision Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測量地点で測量を行う際に、測量地点でその
上下前後左右方向の向きや高さを調整する必要のない、
換言すれば、測量地点に設置するだけでどの方向からで
も視準できるようにする。 【構成】 測定地点に立てたポールに取付け、測量機本
体から視準する目標点となる測量機用ターゲット装置で
あって、測量機本体から出た光を反射させ、上下前後左
右のいずれの方向からの光も一定の反射光とする反射面
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、測量機本体との間の距離
若しくは角度を測定する際に使用する測量機用ターゲッ
ト装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】トータルステーションなど
の測量機には、例えば図3に示すように、この測量機1
00と共に使用し、その間の距離若しくは角度を測定す
る測量機用ターゲット装置101が各種開発されてい
る。
【0003】図3に示す測量機用ターゲット装置101
は、距離や角度などの測定すべき測定点に立てるポール
102に、プリズム等のターゲット103を取付けたも
のである。操作者は、トータルステーションなどの測量
機100に備えた望遠鏡でターゲット103を視準し、
該測量機100から測定光を発する。すると、その測定
光がターゲット103で反射されて測量機100に戻
り、該ターゲット103との間の距離や角度についての
データが測定され、表示される。
【0004】ところで、このような測量機用ターゲット
装置にあっては、例えばターゲットとなる略平面状の反
射面を有する指標板などをポールに固定して設けたもの
も知られており、距離や角度などの測定すべき測量地点
では、この指標板を測量機であるトータルステーション
のある方向に向けて配置しなければならない。
【0005】しかしながら、このような測定地点が複数
個所に設定してある場合には、毎回、測定地点で測量機
の方に向きを調整しなければならないから、その向きを
合わせる作業が面倒である。特に、予め決められたルー
トに沿って移動しながら測量を行うような場合や設定ル
ートに沿って一定時間間隔(例えば、1秒毎)で逐次測定
していくような場合には、その指標板の向きを毎回気に
しながらルート上を歩かなければならないから、作業効
率が悪い。
【0006】しかも、このような測量機用ターゲット装
置にあっては、その測量地点での高さと測量機のある地
点の高さとの関係から、測量機のある地点との間に高度
差がある場合には、指標板の反射面をさらに上下方向に
向けて適正な角度だけ傾斜させて正対させる調整作業も
必要になる。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記した事情に鑑
み、測量地点で測量を行う際に、測量地点でその上下前
後左右方向の向きや高さをいちいち調整する必要のな
い、換言すれば、測量地点にただ設置するだけで測量機
本体側に正対させることができる測量機用ターゲット装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の概要】本発明は、測定地点に立てたポールに取
付け、測量機本体から視準する目標点となる測量機用タ
ーゲット装置であって、測量機本体から出た光を反射さ
せ、上下前後左右のいずれの方向からの光も一定の反射
光とする反射面を有することを特徴としている。
【0009】反射面は、略球体若しくは多面体から構成
することができる。また反射面は例えば乱反射面から構
成することができる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。図1は、この発
明に係る測量機用ターゲット装置を示すものであり、こ
の測量機用ターゲット装置は、ターゲット1(反射面、
反射体)で構成されており、固定手段3でポール2に取
り付けてある。
【0011】ターゲット1は、半径Rの(真)球状のもの
から構成されており、この実施形態では、ポール2が、
最上部から最下部に亙りこれらを上から下まで縦方向に
縦断した状態で貫通するための貫通孔11が形成されて
いる。即ち、このターゲット1は、ポール2に対してス
ライド可能な状態に取付けられており、例えば、測量地
点の状況に応じて設置高さを変更させ、その高さに固定
することが可能になっている。そして、このターゲット
1には、表面全周にガラスビーズなどの乱反射する反射
物質をコーテイングした反射面(図略)を有している。こ
のターゲット1の反射面としては、例えば図2に示すよ
うな略両凸レンズの平面投影形状を有するものであっ
て、反射率の高い各種の適宜部材で形成された反射シー
ト、例えば再帰性反射シートなどを、表面全周に貼り詰
めて構成するようにしてもよい。さらに、このターゲッ
ト1には、この反射面である反射物質の上には、ターゲ
ット1の中心部Cを視準する際の目標となる指標4が印
字又は貼着されている。
【0012】また、このターゲット1には、上下両側の
最上部及び最下部に略円柱状のホルダ12を一体に形成
しており、これら上下のホルダ12いずれか一方にはポ
ール2の任意の位置に設置高さを調整して固定するため
の固定手段3を設けている。
【0013】ポール2は、ターゲット1を支持するため
に測定地点に位置を合わせて立てるようになっており、
この実施液体では図示外の三脚に取り付けてあるが、使
用者がこのポール2を手で直接持ちながら各測定点を巡
るようにしてもよい。
【0014】固定手段3は、ホルダ12を介してターゲ
ット1をポール2の任意の高さに固定するためのもので
あり、この実施形態では、図1に示すように、上側(又
は下側でもよい)のホルダ12に設けたレバークランプ
を使用している。このレバークランプは、ポール2の外
周面を締め付ける偏心カム(図略)と、この偏心カムを回
動操作するレバー31等とを備えている。なお、この固
定手段3としては、このレバークランプ以外に、例え
ば、ねじクランプ、つまりねじを使用してクランプする
ように構成してもよい。また、このようなレバークラン
プやねじクランプを使用せず、ターゲット1の貫通孔1
1の内周面にポール1に対して摩擦係数の大きな適宜の
材料、例えばゴムなどを貼着させて摩擦力で一時的に固
定させるように構成してもよい。
【0015】また、この固定手段3は、必ずしも必要と
するものではなく、分割したポール2の間にターゲット
1を固定しても良い。例えば、ターゲット1の最上部及
び最下部にホルダ12を設けるとともに、このホルダ1
2に雌ねじ(又は雄ねじ)を切った雌ねじ部(又は雄ね
じ部)を設け、これにそれぞれ分割したポール2側の雄
ねじ(又は雌ねじ)を切った端部を螺合させてもよい。
この場合、雌ねじ部(又は雄ねじ部)を設けたホルダ1
2を介在させずに、つまり、ホルダ12を設けずに、直
接、ターゲット1の最上部及び最下部に雌ねじ(又は雄
ねじ)を切った雌ねじ部(又は雄ねじ部)を設け、ここ
にポールを螺合させてもよい。なお、このホルダ12
は、ターゲット1よりも上下に突出して設けられている
ので、遠隔地から視準する際に、中心部Cを読み取る際
の中心部Cの案内として、左右(横)方向での目標とする
こともできる。
【0016】指標4は、測量機本体との間の距離若しく
は角度を測定する際の基準となる測量地点を誘導する案
内となるものであり、遠方から容易に確認できるもので
あれば、各種のパターンのものなどが使用可能である。
この実施形態では、水平(横)方向について視準する際
の目標或いは目安となる環状のセンタ案内手段41で構
成されている。また、この実施形態の指標4では、垂直
(縦)方向での視準の目標或いは目安となるものを特に
設けていないが、ポール2やこのポール2を支持若しく
は固定するホルダ12をこの方向での視準の際の目標或
いは目安とすることができる。
【0017】従って、この実施形態によれば、例えば、
遠方からこの測量機用ターゲット装置のターゲット1を
視準するときには、指標4のセンタ案内手段41を上下
方向の目標或いは目安にして、またポール2及びホルダ
12を左右方向の目標或いは目安にして、中心部Cを視
準させることができる。しかも、この実施形態によれ
ば、各測量地点でのターゲット1の高さは、毎回細かく
調整する必要がなく、少なくとも測量機から見える高さ
であればよい。これにより、従来のようなチルト機構を
設け毎回測量機のある地点との高度差を考慮してターゲ
ットとなる指標板を上下に傾斜・調整する、といった面
倒な操作が全く不要となる。
【0018】なお、この実施形態に係るターゲット1で
は、視準の際に測量機から出る光の反射点(同時に入射
点でもある)が、測量地点よりも半径(R)分だけ短く
なってずれてしまうので、測距の場合には、得られた測
定値(距離データ)にこの分の値、つまりオフセット値
(R)を加算して補正することが好ましい。
【0019】また、この実施形態では、ターゲット1と
して、(真)球状のものを使用したが、これ以外に、正多
角形、例えば正五角形又は正六角形などの面が多数組み
合わされた多面体、例えばミラーボール状のものやサッ
カーボール状のものなどでもよい。この場合、これらの
多角形を構成する多数の平面にそれぞれ反射膜などを貼
着すればよいから、球面に反射膜を貼着する場合にくら
べて貼着するのが容易である。なお、球面に反射膜を貼
着する場合には、恰も地球儀に地図のシートを貼り付け
るように、例えば前述したように、図2に示すような反
射膜となる両凸レンズの平面投影形状を有する反射紙片
5を球面に隙間なく多数張り合わせてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明のタ
ーゲット装置は、上下前後左右のいずれの方向からも測
量機本体に向けて光が反射可能な反射面を有しており、
例えば略球体若しくは多面体などの立体から構成されて
その表面に反射面を有しているから、上下前後左右いず
れの方向からでも視準できるようになる。その結果、測
量地点との高度差や左右方向の向きを全く気にする必要
がないから、測量時の作業能率が大幅に向上する。
【0021】特に、この発明によれば、多数の測量地点
での測量を連続して行う場合であっても、各測量地点で
その左右方向の向きや設置高さを毎回調整する必要がな
く、換言すれば、ただ測量地点に設置するだけですむの
で、上下前後左右方向の設置調整作業が全く不要にな
り、作業性が飛躍的に向上する。
【0022】しかも、この発明によれば、ターゲット装
置がごくシンプルな構造のもの構成されているから、低
コストで提供でき、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る測量機用ターゲット装置を示す
概略斜視図である。
【図2】この発明に係るターゲットに貼着する反射面用
の紙片の具体的形状を示す平面図である。
【図3】従来の測量機用ターゲット装置を用いて測量を
行う場合の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ターゲット(反射面) 12 ホルダ 2 ポール 3 固定手段 31 レバー 4 指標 41 センタ案内手段 C 中心部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 俊児 東京都練馬区東大泉二丁目5番2号 旭精 密株式会社内 (72)発明者 中村 健一 東京都練馬区東大泉二丁目5番2号 旭精 密株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定地点に立てたポールに取付け、測量
    機本体から視準する目標点となる測量機用ターゲット装
    置であって、 測量機本体から出た光を反射させ、上下前後左右のいず
    れの方向からの光も一定の反射光とする反射面を有する
    ことを特徴とする測量機用ターゲット装置。
  2. 【請求項2】 前記反射面が略球体若しくは多面体から
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の測量
    機用ターゲット装置。
  3. 【請求項3】 前記反射面は、乱反射面からなることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の測量機用ターゲット
    装置。
JP2000378685A 2000-12-13 2000-12-13 測量機用ターゲット装置 Withdrawn JP2002181545A (ja)

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WO2019012650A1 (ja) * 2017-07-13 2019-01-17 株式会社小松製作所 測定冶具および油圧ショベルの較正方法

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