JP2002181284A - 噴霧潤滑装置 - Google Patents

噴霧潤滑装置

Info

Publication number
JP2002181284A
JP2002181284A JP2000380257A JP2000380257A JP2002181284A JP 2002181284 A JP2002181284 A JP 2002181284A JP 2000380257 A JP2000380257 A JP 2000380257A JP 2000380257 A JP2000380257 A JP 2000380257A JP 2002181284 A JP2002181284 A JP 2002181284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
lubricator
way valve
air
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000380257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4571743B2 (ja
Inventor
Masaaki Sasaki
政彰 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil TA Co Ltd
Original Assignee
Taco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taco Co Ltd filed Critical Taco Co Ltd
Priority to JP2000380257A priority Critical patent/JP4571743B2/ja
Publication of JP2002181284A publication Critical patent/JP2002181284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4571743B2 publication Critical patent/JP4571743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】省圧縮空気量を目的として被給油対象に設置す
るノズルの小径化に対応することができない。 【解決手段】エアーバイパス路14の一方の分岐路14
aに、バイパスエア用二方弁15、エアバイパス調整ね
じ16、マニホールド用圧力計17及び圧力スイッチ1
8を設置すると共に、エアーバイパス路14の他方の分
岐路14bに、ルブリケータ1を設置する。また、フィ
ルタ11aと減圧弁11bとの間から分流する分岐路7
には、小型の3ポート電磁弁8とインジェクションポン
プ9とを設置し、吐出ライン(OUT)9aを介してル
ブリケータ1に連通する。これにより、3ポート電磁弁
8から出力される間欠パルスに同期してインジェクショ
ンポンプ9が作動し、必要に応じたタイミングでオイル
(液剤)を油槽20から吸い上げて吐出ライン(OU
T)9a側からルブリケータ1に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として小径ドリ
ル等の小形の工作機械に潤滑油を供給する噴霧潤滑装置
の改良に関し、更に詳しくは、MQL(最小油量潤滑)
セミドライ加工に最適な微量オイルの潤滑が行えるな
ど、省圧縮空気量に伴うノズルの小径化に対応できる有
用な噴霧潤滑装置に存する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工作機械における加工は、切削
液を垂れ流す方法で、加工時の発生熱、切粉の除去を行
って来た。近年、切削廃液の処理、切粉のリサイクルの
ための脱脂等の環境問題が浮上し、工作機械においても
MQL(最小油量潤滑)化が急速に進んでいる。
【0003】従来、斯かる工作機械に使用される噴霧潤
滑装置としては、例えば、油を霧化させるために圧縮空
気の流れを利用した所謂ベンチュリ機構を使用したもの
が従来例として周知である。この従来の噴霧潤滑装置
は、図8に示すように、上から滴下する油に対して、径
方向に形成された空気入口23からの圧縮空気を狭いベ
ンチュリ管路22を通過させることにより、更に流速を
強めて生じる負圧を利用し、油と圧縮空気の混合を促進
させてフォグを生成させるものであるが、圧縮空気の流
れが速いほど油を霧化させる能力が大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の噴霧潤滑装置にあっては、ベンチュリ管路22
で良好な噴霧を達成するために必要最低限な圧縮空気量
を保持することが必要であり、省圧縮空気量を目的とし
て被給油対象に設置するノズルの小径化ができないとい
った問題が出てきている。
【0005】特に、セミドライ加工に使用される装置で
は、OUT側に小形の工作機械、例えば、小径のドリル
を使用することがあるが、非常に小径であるため、従来
の噴霧潤滑装置でフォグを供給することは困難になって
いる。
【0006】而して、工作機械の加工点に噴射するため
のフォグの生成は、連続的なフォグ発生のための差圧を
必要とし、加工点への噴霧するためのノズル径の合計
は、差圧を維持するための大きさが必要とされている。
【0007】しかしながら、加工のためのノズル数は基
本的に多くはなく、ドリル加工などでは、最近の穴付き
ドリルの貫通穴が頗る小径であるため、通過空気量が極
めて少なく、フォグ発生に必要な差圧を維持することは
極めて困難な状況にあり、また、必要以上の通過空気量
を消費させてフォグ発生のために必要な差圧を作らざる
を得ない状況にあることが、省エネルギーの観点から問
題があり、強いては対環境負荷を大きくしている。
【0008】また、現状のベンチュリ機構を小形にする
ことで、圧縮空気を少なくする方法が考えられるが、圧
縮空気量を絞ると、フォグの霧化量を減少させ、正規
のフォグ量が確保できないこと、圧縮空気の通路を絞
ることになり、圧縮空気内に含まれる不純物によって空
気通路が詰まる可能性が大きくなる等の問題を生じてし
まう。
【0009】更に、最近の噴霧潤滑装置では、油供給量
の正確な制御のために前記のようなプランジャポンプを
内蔵しているが、油供給が間欠的であるため、換言すれ
ば、油が霧化されていない時でも、圧縮空気だけが流れ
ている時があるため、効率が悪いといった問題があり、
省エネ化が望まれている。
【0010】更に、霧化特性に鑑みると、吐出フォグ量
はベンチュリ管の一次側と二次側の差圧に比例するもの
であり、空気流量は、二次側の圧力が同じであるとする
と、亜音速の場合で差圧の1/2乗[(差圧)1/2 ]に
比例する。
【0011】そこで、連続的に空気を供給する場合(以
下、単にパターンAという)と、間欠的に圧縮空気を供
給する場合(以下、単にパターンBという)とを図9を
参照しながら以下、簡単に比較説明する。
【0012】パターンBで、ルブリケータの一次側の二
方弁でON、OFFの時間が同じであると仮定すると、
空気流量は1/2となる。逆に、パターンBとパターン
Aが同じ空気量になるためには、パターンBでは差圧の
1/2乗[(差圧)1/2 ]を2倍、すなわち、差圧を4
倍とすることになる。
【0013】また、吐出フォグ量は、差圧に比例してい
るため、フォグ量は4倍になるが、フォグが連続して吐
出しているとすれば、吐出している時間が1/2である
ことから、実質差は2倍である。
【0014】以上から、パターンAとBとでは、同じ空
気流量であったとしても、パターンBの方がフォグ量は
多くなる。換言すれば、同じフォグ量を出すために必要
な空気量は、パターンAに対してパターンBは1/2で
済むことになり、結果として間欠的に圧縮空気を供給す
る方が最小油量潤滑に適するのである。
【0015】尚、ここでは二方弁のON、OFFを同じ
時間の場合で説明したが、ポンプを使用した間欠式の霧
化装置では、ポンプを作動した時だけONさせれば良い
ため、ONの時間をより短く、OFFの時間をより長く
することで、より空気量を少なさせることが可能である
ことは云うまでもない。
【0016】本発明は、このような従来の問題点及び霧
化特性に鑑みてなされたもので、MQL(最小油量潤
滑)セミドライ加工に最適な微量オイルの潤滑が行える
など、省圧縮空気量に伴うノズルの小径化に対応できる
有用な噴霧潤滑装置の提供を目的としたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ルブリケータの一次側に二方弁を二次側に圧
力スイッチを設置し、二次側の圧力が所望の設定圧にな
ると前記二方弁をOFFし、設定圧以下になると同二方
弁をONすることを繰り返す空気回路及び/又は制御回
路を備えてなること噴霧潤滑装置に存する。
【0018】また、前記二方弁の二次側に分岐路を介し
て三方電磁弁とそれにより駆動されるポンプとを設け、
該ポンプによりルブリケータに間欠的に潤滑油を送り込
ませても良い。
【0019】更に、前記二方弁の一次側に分岐路を介し
て三方電磁弁とそれにより駆動されるポンプとを設け、
該ポンプによりルブリケータに間欠的に潤滑油を送り込
ませても良い。
【0020】また、前記二方弁の二次側に分岐路を介し
て圧力スイッチを設け、該圧力スイッチの設定圧以上で
ポンプを駆動させ、ルブリケータに間欠的に潤滑油を送
り込ませても良い。
【0021】更に、前記二方弁の一次側に分岐路を介し
て三方電磁弁とそれにより駆動されるポンプとを設ける
と共に、前記二方弁の二次側に圧力スイッチを設け、該
圧力スイッチの設定圧以上で前記ポンプを駆動させ、ル
ブリケータに間欠的に潤滑油を送り込ませて良い。
【0022】また、ルブリケータとノズルとの間に調整
可能なボリュウムを有する回路を備えても良いものであ
り、また、前記ルブリケータとしては、全量式若しくは
選択式の噴霧給油器が挙げられる。
【0023】このように構成される本発明の噴霧潤滑装
置は、一次側の二方弁をONすると、圧縮空気が流れて
ルブリケータ(噴霧給油器)を通過するが、初期の段階
ではルブリケータの二次側が大気圧であるため、ルブリ
ケータの前後の差圧は供給圧力に近似することになり、
次いで、調圧空気が二次側に流れ込み、更に小径ノズル
より大気に放出されることで、二次側の圧力は徐々に昇
圧し、最終的には供給圧力に近似した値まで昇圧するこ
ととなる(ルブリケータの通路面積>ノズル通路面
積)。
【0024】また、初期には、供給圧力近くまであった
ルブリケータ前後の差圧が、時間が経つと無くなり、ル
ブリケータでは差圧が一定値以上でフォグを生成し、そ
れ以下の差圧ではフォグの生成は不可能となる。
【0025】このように、間欠式でフォグの生成をさせ
るためには、その瞬間のみ、ベンチュリ機構で差圧が生
じていれば良く、極端に言えば、フォグが生成する瞬間
だけ差圧を作り、それ以外は、別回路で低圧のエアーを
供給するか、空気供給を停止してしまうため、MQL
(最小油量潤滑)化が可能になる。
【0026】換言すれば、二次側(OUT側)の圧力ス
イッチの圧力が低下したら二方弁をONさせてフォグを
生成し、マニホールド圧が上昇し圧力スイッチがONし
たら二方弁をOFFさせ、マニホールド圧が低下し圧力
スイッチがOFFしたら二方弁をONさせるといった間
欠動作を繰り返すことになる。
【0027】従って、一次側の二方弁をONした時にフ
ォグ生成のための差圧が生じ、オイルの自給或いは後述
するポンプによる供給により、フォグを生成するが、こ
のフォグを含んだ空気で、ルブリケータの後の配管或い
はボリュウムの二次圧力は徐々に昇圧して行くため、二
次圧力が圧力スイッチの設定圧になった時点で二方弁を
OFFし(このOFFの時点で差圧が小さくなりフォグ
の生成が停止しても良い)、空気供給を停止するのであ
る。
【0028】その後も、フォグを含んだ空気は、ノズル
を介して潤滑点(切削点)に放出され、徐々に圧力を減
じ、圧力スイッチが設定圧以下になり、この時点で再び
二方弁がONされる。ここからは初期の供給圧力程の差
圧でのフォグ生成ではなく、供給圧力と圧力スイッチの
設定圧以下との差圧からのフォグ生成になり、以後、こ
れらの動作を、順次、繰り返すのである。
【0029】尚、フォグの生成は連続的ではなく、生成
に必要な差圧が維持されている時だけで間欠的な生成に
なり、フォグ自体は二次側配管或いは調整可能なボリュ
ウムの中で長時間浮遊しており、ノズルからの潤滑点へ
は連続的に供給される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る噴霧潤滑装置
の第1実施例を図1を参照しながら説明する。図中A
は、本発明に係る噴霧潤滑装置であり、この噴霧潤滑装
置Aは、ルブリケータ1の一次側(ON側)に二方弁2
を、ルブリケータ1の二次側(OFF側)に圧力スイッ
チ3を設置している。
【0031】ルブリケータ1としては、例えば、全量式
若しくは選択式の噴霧給油器が挙げられ、加圧油槽部
(図示せず)の上位に取り付けられる油滴下監視用のサ
イトドーム(図示せず)と、該サイトドームの下位に連
設されるベンチュリ機構(図示せず)とを備えている。
【0032】因に、加圧油槽部に、レベルスイッチ及び
油排出弁機構(図示せず)を付設すれば、潤滑油の溜ま
り具合を容易に検出することができるため、ベンチュリ
機構の能力低下を感知することができる。
【0033】一方、二方弁2は、圧縮空気の方向を制御
する2ポート電磁弁からなり、エアラインL1 を介して
ルブリケータ1にエアを送給する。
【0034】また、斯かる二方弁2の上流側には、リリ
ーフ弁付き減圧弁(圧力調整弁)4が設置されている
が、斯かる減圧弁4の代わりに常套のフィルタ/レギュ
レータを付設しても良い(図5参照)。
【0035】他方、圧力スイッチ3としては、例えば、
ダイヤフラム式、プランジャ式、ベローズ式等が挙げら
れるが、予め設定した圧力(設定圧)以上になった時或
いはそれ以下になった時に、電気接点を開閉してその制
御回路へ電気信号を送る役目をなすものである。
【0036】尚、圧力スイッチ3に、アナログタイプの
ものを使用することによって、比較的簡単に遠隔操作で
マニホールド圧を変えることができ、更に、圧力がない
状態でも、マニホールド圧を調整することが可能にな
る。
【0037】このように構成される本実施例の噴霧潤滑
装置は、ルブリケータ1の二次側の圧力が所望の設定圧
になると前記二方弁2をOFFし、設定圧以下になると
同二方弁2をONすることを繰り返すため、最小の油霧
を無駄なく被給油対象に噴霧できるなど、省エネ化が図
られ、MQL(最小油量潤滑)セミドライ加工に最適な
微量オイルの潤滑が行えるなど、省圧縮空気量に伴うノ
ズルの小径化に対応できるのである。
【0038】次に、本発明に係る噴霧潤滑装置の第2実
施例を図2を参照しながら説明する。尚、理解を容易に
するため、前述した第1実施例と同一部分は同一符号で
示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付して以下に
説明する。
【0039】前記二方弁2の二次側に、分岐路7を介し
て三方電磁弁8とそれにより駆動されるポンプ9とを設
けている。
【0040】従って、二方弁2が通電されると、バルブ
が開いてエアがルブリケータ1に向かうエアラインL1
と、後述するインジェクションポンプに向かう分岐路
(ポンプ駆動用のエアライン)7とに連続して流れる。
【0041】一方、ポンプ9は、エア又はオイル駆動の
ポンプからなり、ルブリケータ1に間欠的に潤滑油を送
り込むものである。換言すれば、このポンプ9は、油槽
(図示せず)と連通されたインジェクションポンプから
なり、また、図外の信号検出手段からの信号処理により
同インジェクションポンプの作動頻度を増減させること
で、フォグの生成量を増減させることもできる。
【0042】具体的には、前記3ポート電磁弁8のオン
/オフ操作による圧縮空気で同ポンプを作動させ、油槽
(図示せず)から油用フィルタ(図示せず)を介して清
浄された定量の油を吸い上げ、定量油供給ライン10を
介して前記ルブリケータ1のサイトドーム(図示せず)
に一定量の油を供給せしめても良い。
【0043】また、好ましくは、被給油対象(潤滑点)
から潤滑状態の信号を検出、処理することで、ルブリケ
ータ1のフォグ生成量を制御し、常時、機械要素に良好
な油の潤滑状態を維持せしめるようにしても良い。
【0044】次に、本発明に係る噴霧潤滑装置の第3実
施例を図3を参照しながら説明する。尚、理解を容易に
するため、前述した第1及び第2実施例と同一部分は同
一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付し
て以下に説明する。
【0045】前記二方弁2の一次側に、分岐路7を介し
て三方電磁弁8と、それにより駆動されるポンプ9とを
設け、該ポンプ9によりルブリケータ1に間欠的に潤滑
油を送り込む空気圧回路を備えている。
【0046】次に、本発明に係る噴霧潤滑装置の第4実
施例を図4を参照しながら説明する。尚、理解を容易に
するため、前述した第1乃至第3実施例と同一部分は同
一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付し
て以下に説明する。
【0047】前記二方弁2の一次側に、分岐路7を介し
て三方電磁弁8とそれにより駆動されるポンプ9とを設
けると共に、前記2ポート電磁弁(二方弁)2の二次側
に圧力スイッチ3を設け、該圧力スイッチ3の設定圧以
上で前記ポンプ9を駆動させ、ルブリケータ1に間欠的
に潤滑油を送り込む制御回路を備えている。
【0048】次に、本発明に係る噴霧潤滑装置の第5実
施例を図5を参照しながら説明する。尚、理解を容易に
するため、前述した第1乃至第4実施例と同一部分は同
一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付し
て以下に説明する。
【0049】本実施例の噴霧潤滑装置は、空気源からの
エアを調質・調圧するフィルタ/レギュレータ11と、
該フィルタ/レギュレータ11の下流側に作動用圧力計
12を介して接続された2ポート電磁弁2と、該2ポー
ト電磁弁2の下流側に設置された圧力スイッチ3及び圧
力計13と、該圧力計13の下流側で二方に分岐するエ
アーバイパス路14とを備えている。
【0050】フィルタ/レギュレータ1は、エアの濾過
供給と調圧をなすもので、インポートから供給される清
浄な圧力エア(max0.7MPa)を、例えば、0.
25〜0.5MPaの範囲で調圧するものである。
【0051】また、エアーバイパス路14の一方の分岐
路14aには、バイパスエア用二方弁15、エアバイパ
ス調整ねじ16、マニホールド用圧力計17及び圧力ス
イッチ(作動圧力用)18が設置されている。
【0052】更に、エアーバイパス路14の他方の分岐
路14bには、ルブリケータ1が設置してある。このル
ブリケータ1は、油路19を介して油槽20に連通され
ると共に、インジェクションポンプ9の吐出ライン(O
UT)9aより定量の油が供給されるものである。
【0053】他方、フィルタ11aと減圧弁11bとの
間から分流する分岐路7には、小型の3ポート電磁弁8
とインジェクションポンプ9とが設置されており、吐出
ライン(OUT)9aを介してルブリケータ1に連通さ
れている。
【0054】従って、前記3ポート電磁弁8から出力さ
れる間欠パルス(電気パルス)に同期してインジェクシ
ョンポンプ9が作動し、必要に応じたタイミングでオイ
ル(液剤)を油槽20から吸い上げて吐出ライン(OU
T)9a側からルブリケータ1に供給するものである。
【0055】尚、本実施例では電気パルス制御の3ポー
ト電磁弁8を間欠パルス発生器(PI:pulse initiato
r )として使用しているが、これに限定されることな
く、例えば、エアパルス制御のエアパルスジェネレータ
(PG)を用い、エアパルスの間欠出力でインジェクシ
ョンポンプ9を必要に応じたタイミングで作動せしめて
オイルを間欠的に送り込ませるようにしても良い。因
に、図中、21はレベルスイッチである。
【0056】このように構成される本実施例の噴霧潤滑
装置は、間欠式でフォグの生成をさせるためには、その
瞬間のみ、ベンチュリ機構で差圧が生じていれば良く、
極端に言えば、フォグを生成する瞬間だけ差圧を作り、
それ以外は別回路で低圧のエアーを供給するか、空気供
給を停止すれば良いことになる。
【0057】そこで、本噴霧潤滑装置では、二次側(O
UT側)の圧力スイッチ3の設定圧力が低下したら前記
二方弁2をONさせてフォグを生成し、マニホールド圧
が上昇し圧力スイッチ3がONになったら二方弁をOF
Fさせ、マニホールド圧が低下し圧力スイッチ3がOF
Fになったら二方弁2をONさせるといった間欠動作を
繰り返えし、小径のノズルでも最小油量のフォグを被給
油対象に供給できるのである。
【0058】因に、ノズル径と吐出油量の測定データを
図7に示す。従来ではOUT側のノズル径がφ0.7m
mで設置されている場合、油を霧化させることは困難
で、特別な工夫が必要であったが、本実施例の条件で霧
化させたところ、吐出油量1.2g/h程度のフォグが
供給されていることが確認でき、更に、ノズル径φ0.
3mmの場合でも、吐出油量0.21g/h程度のフォ
グの供給が確認できた。
【0059】尚、一旦、生成されたフォグは、油槽上部
の空間を漂うため、フォグが供給されなくても、空気が
流れている限り、フォグが供給されることになる。ま
た、滴下のタイミングであるが、二方弁2の通路容量
と、同二方弁2とベンチュリ機構との間の容積にもよる
が、瞬間的に圧が上がり、これに遅れてマニホールド圧
が上がることにより図れるものである(図6参照)。
【0060】また、マニホールド圧は、二次側(OUT
側)の容積とノズルの特徴にもよるが、ノズルが小さい
と圧力の下がり方が遅くてフォグ量も減少し、逆に、ノ
ズルが大きいとポンプの頻度が多くなり、フォグ量が増
加するのである。
【0061】尚、本発明の噴霧潤滑装置は、本実施例に
限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自由に設
計変更し得るものであり、本発明はそれらの全てを包摂
するものである。
【0062】例えば、バイパスエア用二方弁15につい
ては、二次側(OUT側)のオリフィスが大きいものに
交換された場合、ベンチュリ経由では空気流量が不足す
るので、バックアップ用として使用するが、圧縮空気の
供給源を別ライン(低圧ライン)から供給することで、
フォグを作り出す時にのみ、ベンチュリに高圧の空気を
供給し、それ以外は、比較的コストの安い低圧の空気を
供給するためにも使用できるのである。更に、同じ別ラ
インでも高圧を供給することで、切り屑の加工穴からの
吹き飛ばし効果なども期待できる。
【0063】また、オリフィスや圧力等が既知の状態
で、システムとして安定していれば、圧力スイッチ3が
ない状態で、二方弁2を一定の周期でON/OFFさせ
ても良い。換言すれば、ノズルサイズが安定していれ
ば、圧力スイッチ3を使用せずに、二方弁のON/OF
Fのタイミングを設定することで、圧力スイッチ3を使
用した場合と同様の安定したフォグの生成が可能とな
る。
【0064】更に、より安定した作動をさせるために
は、圧力スイッチ3がONした後、数秒すなわち滴下が
終わりベンチュリに油が流入しはじめる瞬間に、二方弁
2がONする必要があるため、圧力スイッチ3がOFF
した後、三方電磁弁(滴下用ポンプ作動三方弁)8を作
動させた後、遅延タイマーを経て二方弁2を作動させる
必要がある。
【0065】また、ノズル5やベンチュリの断面が変化
した場合、例えば、ノズルの詰まりや二次側(OUT
側)配管の詰まり、漏れ、ベンチュリの詰まりなどが起
こった場合に、頻度が変化するため、カウンタ等を設置
すれば、容易に異常を検出することが可能となることは
云うまでもない。
【0066】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、ルブリ
ケータの一次側に二方弁を二次側に圧力スイッチを設置
し、二次側の圧力が所望の設定圧になると前記二方弁を
OFFし、設定圧以下になると同二方弁をONすること
を繰り返す空気回路及び/又は制御回路を備えてなるこ
とによって、省エネ化が図られ、機械の寿命が伸び、小
型化も可能になるといった優れた効果を奏するものであ
り、MQL(最小油量潤滑)セミドライ加工に最適な微
量オイルの潤滑が行えるなど、省圧縮空気量に伴うノズ
ルの小径化に対応できる。
【0067】また、従来ではOUT側のノズル径がφ
0.7mm設置されている場合、油を霧化させることは
困難であったが、本発明の噴霧潤滑装置では、吐出油量
1.2g/h程度のフォグが供給されていることが確認
でき、更に、ノズル径φ0.3mmの場合でも、吐出油
量0.21g/h程度のフォグの供給が確認できるな
ど、優れた効果を奏するものである。
【0068】このように本発明の噴霧潤滑装置は、被給
油対象に設置するノズルの小径化に対応すべく必要最低
限の圧縮空気を供給できるため、常時、ドリル、ベアリ
ングや歯車といった小形の機械要素に良好な油の潤滑状
態を維持することができ、また、構成が単純であるため
大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に提供
できるなど、本発明を実施することはその実益的価値が
甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る噴霧潤滑装置の第1実施例を示す
空気圧回路図である。
【図2】本発明に係る噴霧潤滑装置の第2実施例を示す
空気圧回路図である。
【図3】本発明に係る噴霧潤滑装置の第3実施例を示す
空気圧回路図である。
【図4】本発明に係る噴霧潤滑装置の第4実施例を示す
空気圧回路図である。
【図5】本発明に係る噴霧潤滑装置の第5実施例を示す
空気圧回路図である。
【図6】ベンチュリの一次圧とマニホールド圧を示す表
である。
【図7】ノズル径と吐出油量の関係を示すグラフであ
る。
【図8】ベンチュリ機構を示す説明図である。
【図9】圧縮空気を連続的に供給する場合(パターン
A)と間欠的に供給する場合(パターンB)とを比較す
る説明図である。
【符号の説明】
1 エアライン 1 ルブリケータ 2 二方弁 3 圧力スイッチ 4 リリーフ弁付き減圧弁(圧力調整弁) 5 ノズル 7 分岐路 8 三方電磁弁 9 ポンプ 9a 吐出ライン(OUT) 11 フィルタ/レギュレータ 11a フィルタ 11b 減圧弁 12 作動用圧力計 13 圧力計 14 エアーバイパス路 14a 一方の分岐路 14b 他方の分岐路 15 バイパスエア用二方弁 16 エアバイパス調整ねじ 17 マニホールド用圧力計 18 圧力スイッチ(作動圧力用) 19 油路 20 油槽 21 レベルスイッチ 22 ベンチュリ管路 23 空気入口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルブリケータの一次側に二方弁を二次側に
    圧力スイッチを設置し、二次側の圧力が所望の設定圧に
    なると前記二方弁をOFFし、設定圧以下になると同二
    方弁をONすることを繰り返す空気回路及び/又は制御
    回路を備えてなること特徴とする噴霧潤滑装置。
  2. 【請求項2】前記二方弁の二次側に分岐路を介して三方
    電磁弁とそれにより駆動されるポンプとを設け、該ポン
    プによりルブリケータに間欠的に潤滑油を送り込むこと
    特徴とする請求項1に記載の噴霧潤滑装置。
  3. 【請求項3】前記二方弁の一次側に分岐路を介して三方
    電磁弁とそれにより駆動されるポンプとを設け、該ポン
    プによりルブリケータに間欠的に潤滑油を送り込むこと
    特徴とする請求項1に記載の噴霧潤滑装置。
  4. 【請求項4】前記二方弁の二次側に分岐路を介して圧力
    スイッチを設け、該圧力スイッチの設定圧以上でポンプ
    を駆動させ、ルブリケータに間欠的に潤滑油を送り込む
    こと特徴とする請求項1に記載の噴霧潤滑装置。
  5. 【請求項5】前記二方弁の一次側に分岐路を介して三方
    電磁弁とそれにより駆動されるポンプとを設けると共
    に、前記二方弁の二次側に圧力スイッチを設け、該圧力
    スイッチの設定圧以上で前記ポンプを駆動させ、ルブリ
    ケータに間欠的に潤滑油を送り込むこと特徴とする請求
    項1に記載の噴霧潤滑装置。
  6. 【請求項6】ルブリケータとノズルとの間に調整可能な
    ボリュウムを有する回路を備えてなることを特徴とする
    請求項1,2,3、4又は5に記載の噴霧潤滑装置。
  7. 【請求項7】前記ルブリケータは、全量式若しくは選択
    式の噴霧給油器であることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5又は6に記載の噴霧潤滑装置。
JP2000380257A 2000-12-14 2000-12-14 噴霧潤滑装置 Expired - Fee Related JP4571743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380257A JP4571743B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 噴霧潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380257A JP4571743B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 噴霧潤滑装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002181284A true JP2002181284A (ja) 2002-06-26
JP4571743B2 JP4571743B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=18848477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000380257A Expired - Fee Related JP4571743B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 噴霧潤滑装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4571743B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205432A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Nippon Steel Corp 冷間圧延における潤滑油供給方法
JP2007000939A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Isuzu Motors Ltd 工作機械の主軸構造
JP2007007493A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Isuzu Motors Ltd ミスト発生装置
JP2008126200A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Taco Co Ltd ノズル装置
CN102042472A (zh) * 2009-10-15 2011-05-04 宝钢集团上海梅山有限公司 一种含有辅助润滑的油气润滑装置及其润滑方法
CN102679120A (zh) * 2012-01-04 2012-09-19 河南科技大学 一种滚动轴承环间喷射润滑方法和装置
CN102922366A (zh) * 2012-10-26 2013-02-13 江苏智源科技创业园有限公司 一种油气润滑装置
CN103062608A (zh) * 2012-12-14 2013-04-24 中山名创力电子有限公司 一种具自动控制功能的新型微量润滑控制系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104057301A (zh) * 2014-06-13 2014-09-24 中山市今世为工业机器人科技有限公司 自动钻孔攻牙系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1019192A (ja) * 1996-07-03 1998-01-23 Taco Co Ltd 噴霧潤滑装置
JPH1157008A (ja) * 1997-08-22 1999-03-02 Seiko Epson Corp 輸液装置及び液体霧化装置
JP2000126983A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械の微量切削油剤供給装置
JP2000158284A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Kuroda Precision Ind Ltd ミスト供給装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1019192A (ja) * 1996-07-03 1998-01-23 Taco Co Ltd 噴霧潤滑装置
JPH1157008A (ja) * 1997-08-22 1999-03-02 Seiko Epson Corp 輸液装置及び液体霧化装置
JP2000126983A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械の微量切削油剤供給装置
JP2000158284A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Kuroda Precision Ind Ltd ミスト供給装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205432A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Nippon Steel Corp 冷間圧延における潤滑油供給方法
JP4505231B2 (ja) * 2004-01-21 2010-07-21 新日本製鐵株式会社 冷間圧延における潤滑油供給方法
JP2007000939A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Isuzu Motors Ltd 工作機械の主軸構造
JP2007007493A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Isuzu Motors Ltd ミスト発生装置
JP2008126200A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Taco Co Ltd ノズル装置
CN102042472A (zh) * 2009-10-15 2011-05-04 宝钢集团上海梅山有限公司 一种含有辅助润滑的油气润滑装置及其润滑方法
CN102679120A (zh) * 2012-01-04 2012-09-19 河南科技大学 一种滚动轴承环间喷射润滑方法和装置
CN102922366A (zh) * 2012-10-26 2013-02-13 江苏智源科技创业园有限公司 一种油气润滑装置
CN103062608A (zh) * 2012-12-14 2013-04-24 中山名创力电子有限公司 一种具自动控制功能的新型微量润滑控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4571743B2 (ja) 2010-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2504752C (en) Apparatus and method for making a fine oil mist
CN1628912B (zh) 用于监测喷雾喷嘴的方法和控制系统
JP4571743B2 (ja) 噴霧潤滑装置
KR101256399B1 (ko) 왕복동 피스톤 연소 엔진용 실린더 윤활 시스템
KR100508371B1 (ko) 에어로솔 제조 장치 및 방법
JP2007021608A (ja) セミドライ加工システム
JP2007021608A5 (ja)
US5042618A (en) Liquid/gas delivery system
JP3335145B2 (ja) 微量油供給ユニット
US6592051B1 (en) Mist feeder
CA2469434A1 (en) Method and apparatus for reducing air consumption in gas conditioning applications
JP3462665B2 (ja) 噴霧潤滑装置
JP2003071681A (ja) オイルミスト供給システム及び霧化装置
CN201265378Y (zh) 高频钻机水雾化、油雾化集成系统
CN203484975U (zh) 一种应用于印制板数控钻铣床的酒精喷雾装置
JP2003136365A (ja) 潤滑冷却装置
CN111589612B (zh) 涂料喷涂控制系统
JP2001150301A (ja) 切削加工システム
JP2002130587A (ja) 多連式オイルミスト潤滑ユニット
JP4619009B2 (ja) オイルミスト生成装置
JP3320034B2 (ja) ミスト供給装置
JP2002273641A (ja) 工作機械等の切削加工方法とその複合装置
JP2000158284A (ja) ミスト供給装置
JP4462708B2 (ja) 噴霧潤滑方法
CN2243349Y (zh) 一种可调喷油雾装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100506

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4571743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees