JP4619009B2 - オイルミスト生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械の刃具等の内部の油孔を通して加工ポイントにオイルミストを供給するのに好適なオイルミスト生成装置に関する。
一般に、深穴を加工する場合ガンドリルを使用し、ドリルの内部に設けられた油孔を通して切削油剤を供給して加工するか、或いは加工した穴とドリルの間から切削油剤を高圧で大量に供給して切屑をドリルの内部を通して流し出す方式が用いられている。しかしながら、ガンドリルによる深穴加工は、切削油剤としてのクーラント液を大量に使用するために排出液が周囲の大気を汚す等の環境汚染の要因となる。また、クーラントシステムの設備費が高価である等の問題がある。
深穴加工や切削加工等においては、クーラント液を使用しないドライ加工が好ましいが、加工中に発生した熱による工具の焼き付き、工具の劣化等を防止するために現状ではクーラント液の使用が必要である。そこで、近年、クーラント液の使用量をできるだけ少なくしたセミドライ加工が採用されてきている。セミドライ加工は、オイルを霧化してミストエアとし刃具内部に設けた油孔を通して先端から噴出させて加工ポイントを潤滑するもので、オイルの使用量を大幅に低減することが可能となる。
このようなセミドライ加工装置として、ロータリジョイントに霧化装置を直接取り付け、ロータリジョイントのオイルミスト通路の入口においてオイルを霧化してオイルミストを生成し、主軸及び刃具のオイルミスト通路(油孔)を通して加工ポイントに供給するようにした霧化装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−71681号公報
上記霧化装置は、ロータリジョイントに直接装着することで接続通路の長さを実質的に0として生成したオイルミストを刃具に供給することが可能であるが、比較的大きな粒径のオイルミストが含まれるためにオイルミスト通路の壁面に付着するものがあり、刃具の先端(加工ポイント)に供給するオイルミストが低減するという問題がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、微小なオイルミストを効率よく生成してオイルミスト通路の壁面への付着を低減し工作機械の刃具の加工ポイントへのオイルの供給量の増大を図るようにしたオイルミスト生成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、請求項1の発明は、エア供給装置から供給される第1のエアを螺旋流に変流しオイル供給装置からオイル供給通路を通じて供給されるオイルを霧化して螺旋流をなすオイルミストを生成し、粒径の大きいオイルミストは螺旋流に起因する遠心力により外側へ移動させてオイルミスト通路の壁面に付着させ、小さい粒径のオイルミストは螺旋流の内側に集めてオイルミスト通路に噴射する第1のノズルと、前記エア供給装置から供給される第2のエアを前記第1のノズルの外側且つ前記オイルミスト通路の壁面に沿って噴射させ、前記生成されたオイルミスト中の前記オイルミスト通路の壁面に付着したオイルミストを下流に移動させる第2のノズルと、前記オイルミスト通路の壁面に付着して移動するオイルミストを回収して前記オイル供給通路に循環させるサーキュレーション回路とを備えたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載のオイルミスト生成装置において、前記第2のノズルは、前記第2のエアを円環流又は螺旋流に変流して噴射することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のオイルミスト生成装置において、前記オイル供給通路と連通して設けられ前記オイルと種類の異なる液体を入力する入力ポートを更に備え、前記オイルと前記液体とを混合させて前記第1のノズルにより同時に霧化してオイルミストを生成することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1又は2記載のオイルミスト生成装置において、前記第1のエアの圧力は、前記第2のエアの圧力よりも高いことを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1記載のオイルミスト生成装置において、前記オイルミスト通路は、排気ポートを有し、前記排気ポートは、オイルミスト生成停止時に前記オイルミスト通路内の残圧を排気する排気弁を有することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1記載のオイルミスト生成装置において、前記オイルミスト通路は、ミストエア供給時におけるオイルミスト通路の内圧を前記第1のエアのエア圧と前記第2のエアのエア圧との間の圧力に保つように制御する内圧制御手段を有していることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項5記載のオイルミスト生成装置において、前記排気弁は、当該排気弁からの排気中に含まれるオイルを回収するオイル回収通路を備えていることを特徴としている。
請求項1の発明では、生成されたオイルミスト中にオイルミスト通路の壁面に付着するような粒径の大きなオイルミストを選別して回収し再び霧化してオイルミストとし、この操作を繰り返すことで、オイルミスト通路の壁面に付着し難い微小な粒径のオイルミストを効率よく生成することができる。
請求項2の発明では、第2のエアを円環流又は螺旋流とすることで、オイルミスト通路の壁面に付着するような粒径の大きなオイルミストの選別効果や回収効果が向上する。そして、第2のエアが螺旋流の場合にはオイルミストの選別効果が更に向上する。
請求項3発明では、オイルと該オイルと種類の異なる液体との二液を同一のノズルより同時に霧化してオイルミストを生成することで、前記オイルと前記液体の利点を備えたオイルミストを生成することができ、前記液体を選択することで被加工物に応じた最適なオイルミストを生成することができ、良好な加工を施すことが可能となる。例えば、前記液体として水を使用した場合には微小な水の粒子を油膜で覆った構造のオイルミスト(油膜付き水滴)を生成することができ、オイルによる潤滑と水による冷却作用とにより良好な加工を行うことが可能である。
請求項4の発明では、第1のエアのエア圧が第2のエアのエア圧よりも高いことで、オイルミストの生成効率が確保されると共に、生成された螺旋流をなすオイルミストの流れが第2のエアにより阻害されることが防止され、螺旋流の中央部に集められた微小な粒径のオイルミストがオイルミスト通路内を良好に移動可能となる。
請求項5の発明では、オイルミスト通路内の残圧を排気できる。
請求項6の発明では、オイルミストの生成効率が確保される。
請求項7の発明では、オイルミスト通路から排気される排気中に含まれているオイルを回収することで、オイルの無駄を少なくすることができる。
以下、本発明に係るオイルミスト生成装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明に係るオイルミスト生成装置及びオイル供給装置を備えたオイルミスト供給システムの概略構成を示す。工作機械例えば、セミドライ深穴加工機1は、主軸2の先端に加工具としてのドリル3が装着されており、基端にロータリジョイント4が装着されている。主軸2は、不図示の駆動モータにより回転駆動される。ロータリジョイント4、主軸2及びドリル3にはオイルミスト通路4a、2a及び3aが設けられており、ロータリジョイント4からドリル3の加工ポイント3bにオイルとしてのミストエアが供給されるようになっている。
オイルミスト供給システム5は、オイルミスト生成装置(霧化装置)6、オイルミスト生成装置6にオイルミストを生成するためのオイル(MQL油)を供給するオイル供給装置7、オイルミスト生成装置6に前記オイルと種類の異なる液体を供給する液体供給装置8、オイルミスト生成装置6にオイルミストを生成させるためのエアを供給するエア供給装置9、及び主軸2の内圧を制御する内圧制御装置10から成る。オイルミスト生成装置6は、ロータリジョイント4の基端に装着されており、生成したオイルミストをロータリジョイント4のオイルミスト通路4aに直接供給する。
オイルミスト生成装置6は、オイルと該オイルと種類の異なる液体の二液を同一のノズルから同時に霧化することが可能とされている。本実施例では、オイルと異なる種類の液体として例えば、水を使用している。従って、オイルミスト生成装置6は、油膜付き水滴(以下「オイルミスト」という)を生成可能とされている。また、エア供給装置と内圧制御装置10とにより、オイルミスト生成装置6へのエアの供給とオイルミスト通路の内圧を制御するエアオペレートシステムを構成している。
図2は、オイルミスト生成装置6の一例を示す斜視図、図3は、図2の矢線III−IIIに沿う断面図、図4は、図2の矢線IV−IVに沿う断面図、図5は、図4の一部拡大図を示す。図2乃至図4に示すようにオイルミスト生成装置6の本体11は、ブロック12、13、14、15及びノズル本体16から成り、これらが密着されて一体に固定されている。
図2及び図4に示すようにブロック12は、横長の長方形状をなし、両側面が上下に僅かに円弧をなしており、前後両端面の中央にボス12a、12bが突出して形成され、これらのボス12a、12bの中心を貫通するオイルミスト通路としての孔12cが設けられている。ボス12aは、外周面に雄ねじが刻設されておりロータリジョイント4のオイルミスト通路4aの開口端内周面に刻設されている雌ねじに螺合されている。
ブロック13は、外形がブロック12と同形とされ、中央にブロック12のボス12bと嵌合する孔13aが、上面中央に排気ポート(排気口)13bが、下面中央に後述するサーキュレーション回路17が接続される接続ポート13cが夫々穿設されており、これらのポート13b、13cは図5に示すように小孔13d、13eにより中央の孔13aに連通している。ブロック12のボス12bは、ブロック13の孔13aに前端から嵌合された状態において図5に示すようにその端面が小孔13d、13eの内周面と面一とされている。
図3乃至図5に示すようにブロック14は、ブロック13と同じ高さの略正方形状をなし、前面中央にブロック13の孔13aに嵌合するボス14aが設けられており、このボス14aの中央を貫通してブロック12の孔12cと同径のオイルミスト通路としての孔14bが設けられている。ボス14aの先端は僅かに縮径されて段差14cをなしている。図5に示すようにブロック14の後面中央に大径の浅い嵌合孔14dと、この嵌合孔14dの底面に基端が当該嵌合孔14dよりも小径をなし先端に向かってテーパ状に縮径して孔14bに連通するテーパ孔14eが設けられている。
このブロック14は、ボス14aがブロック13の孔13aの後端から嵌合された状態において段差14cが小孔13d、13eの内周面と面一をなしている。そして、ボス12bの端面とボス14aの端面とが微小な隙間(約0.5mm)dを存して離隔対向している(図5、図6)。この隙間dは、後述するように孔14bの壁面に付着するような粒径の大きいオイルミストを回収するためのもので、サーキュレーション回路17の一部を構成する。
図4及び図5に示すようにブロック15は、前面にブロック14の嵌合穴14dと嵌合する嵌合部15aが設けられ、この嵌合部15aの中央に基端から先端に向かってテーパ孔14eと対応して縮径するテーパ状のボス15bが設けられている。図6に示すようにボス15bは、テーパ孔14eよりも僅かに小径とされ、その外周面がテーパ孔14eの内周面と僅かな隙間で離隔対向して環状の空間Gaを形成し、先端15cがブロック14の孔14bよりも僅かに小径の円柱形状をなして孔14bの後端に環状の隙間g2を存して同心的に遊嵌されている。この環状の隙間g2は、バックアップエアの噴射口とされ第2のノズルN2される。
図5及び図6に示すようにブロック15の後面には、孔15d、15e、15f、及び小孔15gが同心的に且つ順次縮径して形成されており、孔15d、15e、15fは夫々段差をなして連設され、孔15fは、テーパ状に縮径する傾斜面15hをなして小孔15gに連設され、小孔15gは、ボス15bの先端15cの端面中央に開口している。ブロック15の上面中央には主エアの入力ポート15iが、下面中央にはサーキュレーション回路17の接続ポート15jが夫々穿設されており、各底面には孔15eに開口する小孔15k、15mが穿設されている。小孔15kの孔15eの開口端は、孔15eの内周面に設けられた環状溝15nの底面に開口している(図5)。
図7及び図8に示すようにブロック15の一側の側面上部にはバックアップエアの入力ポート15pが設けられており、その底面からボス15bの付け根の外側上部位置に貫通するバックアップエア通路としての小孔15qが設けられている。この小孔15qは、ボス15b側の開口端15q'の中心を通り、且つ中央の孔15d〜15gを通る中心線と平行な直線Oに対して角度αをなしている(図8)。この角度αは、0°〜60°の範囲の適宜の角度例えば、60°に設定されている。前記第2のノズルN2から噴射されるバックアップエアは、小孔15qの角度α応じて旋回の角度が変化し、0°の場合には円環流となり、0°以上の場合には螺旋流となる。そして、この角度αは、液体供給装置8から供給される液体の種類により適宜の値に設定される。
図3に示すようにブロック15の前記一側の側面下部にはオイルの入力ポート15rが設けられており、底面が小孔15sにより下面中央に設けられているサーキュレーション回路17の接続ポート15jに連通されている。ブロック15の他側の側面下部には水供給用のポート15tが設けられており、小孔15uにより下面中央に設けられているポート15jに連通されている。
図4乃至図6に示すようにノズル本体16は、大径の基端部16aがブロック15の孔15dに嵌合され、中径の中央部16bが孔15eに液密に嵌合され、小径の前部16cが孔15fに同心的に遊嵌され、先端部16dが更に小径とされて孔15gに同心的に遊貫されている。前部16cと先端部16dとの連設部はテーパ状に縮径する傾斜面16eとされて傾斜面15hと同心的に離隔対向している。先端部16dの端面は、孔15gの開口端面と面一とされている。そして、孔15fの内周面と前部16cの外周面との間に環状の空間Gbが形成されている(図6)。先端部16dは、小孔15gに環状の隙間g1を存して同心的に遊嵌されている。この環状の隙間g1は、主エアの噴出口とされる。
図5及び図6に示すようにノズル本体16の中心にはオイルミスト通路16f(本願のオイル供給通路に相当)が貫通して設けられている。このオイルミスト通路16fは、先端が縮径されてオイルの噴射口16gとされ先端部16dの端面に開口し、基端が閉塞されている。そして、オイルミスト通路16fは、中央部16bの外周面に開口する孔16hによりブロック15の下面に設けられた接続ポート15jの小孔15mに連通されている。オイルの噴射口16gと主エアの噴出口である環状の隙間g1とによりオイルミストを生成する第1のノズルN1を構成している。
図7、図9及び図10に示すようにノズル本体16には主エア通路としての小孔16i、16jが設けられている。小孔16iは、一端がブロック15の孔15eに設けられた環状溝15nに開口してポート15iと連通し、他端が中央部16bと前部16cとの段差面の前部16cの付け根近傍に開口している。この小孔16iは、前部16c側の開口端16i'の中心を通り、且つ中央のオイルミスト通路16fを通る中心線と平行な直線O'(直線Oと平行)に対して角度βをなしている。この角度βは、15°〜45°の範囲の適宜の角度例えば、前記角度αと異なる45°に設定されている。小孔16jも小孔16iと同様に形成されている。これら2つの小孔16iと16jは、図9に示すように周方向に180°の間隔を存して設けられている。これにより、前記第1のノズルN1から噴射される主エアは、螺旋流となる。尚、小孔15qの角度αと小孔16iの角度βとを同じ角度としてもよい。
図2及び図3に示すようにサーキュレーション回路17は、ボス12bの端面とボス14aの端面との間の微小な隙間d、接続ポート13c、15j及びオイルエア回収通路18等により構成されている。オイルエア回収通路18の一端が継手51を介してブロック13の接続ポート13cに接続され、他端がブロック15の接続ポート15jに継手52を介して接続されている。このサーキューション回路17は、図5に示すブロック12のボス12bの端面とブロック14のボス14aの端面との間に設けられた微小な隙間dに落ち込んだ粒径の大きいオイルミストを回収してオイルの入力ポート15rから入力されたオイルに加え再度ミスト化する。また、図3に示すようにブロック15の液体(水)供給用のポート15tには継手53を介して液体供給通路19が接続されている。
図1に示すようにオイル供給装置7は、オイルミスト生成用のオイル(MQL油)を貯溜するオイルタンク21、オイルタンク21からオイルを吸入吐出する可変容量形油圧ポンプ(以下単に「油圧ポンプ」という)22、オイル通路23、リリーフ弁24等により構成されている。オイル通路23は、一端が油圧ポンプ22の吐出ポートに接続され、他端がチェックバルブ25、継手54を介してオイルミスト生成装置6のオイルの入力ポート15r(図2、図3)に接続されている。
リリーフ弁24は、オイル通路23の油圧ポンプ22の吐出側に接続されて吐出圧を設定する。チェックバルブ25は、オイルポンプ22からオイルミスト生成装置6の方向にのみオイルの流れを許容する。オイル回収通路26は、加工後に主軸2のオイルミスト通路2a内に残留するオイルを回収するためのもので、継手55(図2、図3)を介してオイルミスト生成装置6の排気ポート13b(図4)に接続され、他端が後述する内圧制御装置10の排気弁27、消音器29を介してタンク21に接続されている。
液体供給装置8は、液体としての水を貯溜する水タンク33と、水タンク33から水を吸入吐出し継手53(図3)を通してオイルミスト生成装置6の液体入力ポート15t(図3)に水を供給するポンプ34、液体供給通路19に介挿されてオイルミスト生成装置6方向にのみ水の流れを許容するチェックバルブ35等により構成されている。
エア源としてのエア供給装置9は、第1のエアとしての主エアと、第2のエアとしてのバックアップエアをオイルミスト生成装置6に供給するためのもので、切換弁としての電磁制御弁41、主エア通路42、バックアップエア通路43、レギュレータ44、45、チェックバルブ46、47及び消音器48等により構成されている。電磁制御弁41は、入力ポートがエア供給源40に接続されてオイルミスト生成装置6に供給するエアをオン、オフ制御する。
主エア通路42は、一端が電磁制御弁41の吐出ポートに接続され、他端がオイルミスト生成装置6の主エアの入力ポート15iに継手56を介して接続されている(図3)。バックアップエア通路43は、一端が電磁制御弁41の吐出ポートに主エア通路42と並列に接続され、他端が継手57を介してオイルミスト生成装置6のバックアップエア入力ポート15pに接続されている(図3)。
主エア通路42、バックアップエア通路43の上流側にレギュレータ44、45が介挿され、下流側にオイルミスト生成装置6の方向にのみ主エア、バックアップエアの流れを許容するチェックバルブ46、47が介挿されている。レギュレータ44は、主エア通路42の主エア圧を所定圧に設定し、レギュレータ45は、バックアップエア通路43のバックアップエア圧を所定圧に設定する。消音器48は、電磁制御弁41の排気ポートに接続されており、加工後に電磁制御弁41がオフ位置41Bに切り換えられたときに主エア通路42、バックアップエア通路43内に残留するエア圧を消音して大気に開放する。
エア供給源40としては工場内で各種のエア機器にエアを供給する所謂工場エア若しくは工場エアを増圧弁にて増圧したエアが使用される。主エアは、オイルミストの生成に必要な高圧のエア圧(例えば、0.7MPa)に設定されている。また、バックアップエアは、主エアのエア圧よりも低いエア圧(例えば、0.5MPa)に設定されている。バックアップエアは、主エアにより生成されたオイルミストのうち粒径の大きいオイルミストを選別してサーキュレーション回路17に回収させると共に、ドリル3による深穴加工時に発生する切粉を当該ドリル3の螺旋溝に沿って排出させる際に加工ポイント(先端)3bにオイルミストを供給する主エアのエア圧を補助して切粉の排出を向上させる。
内圧制御装置10は、加工後の主軸2のオイルミスト通路2a内に残留する残圧及びオイル抜き出してオイル回収通路26を通してオイルタンク22に環流させる主軸残圧排気弁(以下「排気弁」という)27、加工時における主軸2の内圧を制御する主軸内圧制御弁(以下「内圧制御弁」という)28、及び排気弁27の下流側のオイル回収通路26に介挿された消音器29等により構成されている。
排気弁27は、電磁弁とされている。内圧制御手段としての内圧制御弁28は、空圧式制御弁とされ、スプールの一端28aがオイル回収通路26の排気弁27の上流側に接続され、他端28bがエア源例えば、エア供給装置9のバックアップエア通路43のリリーフ弁45の下流側に接続されている。この内圧制御弁28は、主軸2のオイルミスト通路2aの内圧(以下「主軸2の内圧」という)とバックアップエア圧との差圧に応じて開弁して加工時における主軸2の内圧を主エア圧よりも低い所定圧(バックアップエア圧)に制御する。即ち、内圧制御弁28は、主エアの圧力と主軸の内圧との間に一定の圧力差を確保するように制御する。
尚、内圧制御弁28に電磁制御弁を使用し、圧力検出器によりオイル回収通路26の排気弁27の上流側の圧力(主軸2の内圧)を検出し、主エアとの間に一定の圧力差を確保するよう制御するようにしてもよい。また、内圧制御弁28のスプールの他端28bの駆動エアは、エア供給装置9のバックアップエアに替えて他のエア源から供給するようにしてもよい。
以下に作用を説明する。
図1に示すようにオイルミスト供給システム5は、内圧制御装置10の排気弁27が閉弁位置27Aに、内圧制御弁28が閉弁位置28Aに切り替えられており、エア供給装置9の電磁制御弁41が開弁位置41Aに切り替えられている。油圧ポンプ22は、オイルタンク21からオイルを吸入吐出して図3に示すオイルミスト生成装置6のオイルの入力ポート15rに供給する。エア供給装置9は、主エアとバックアップエアを図3に示すオイルミスト生成装置6の入力ポート15i、入力ポート15pに供給する。また、オイルミスト生成装置6には液体供給通路19から入力ポート15tに水が供給される(図3)。
オイルミスト生成装置6の入力ポート15pに入力されたバックアップエアは、図7に示すブロック15の小孔15qから前記60°の角度(図8参照)をなして図6に示すブロック14のテーパ孔14eとボス15bとの間の環状空間Gaに噴射され、更に先端の環状の隙間g2(ノズルN2)から前記60°の角度をなす螺旋流(旋回流)となって孔14bに噴射される。この噴射されたバックアップエアは、孔14bの壁面(内周面)に沿って旋回しながら矢印で示す前方に移動する。
図5に示すようにオイルミスト生成装置6の入力ポート15iに入力された主エアは、小孔15k、環状溝15nを通して図7に示すノズル本体16の小孔16i、16jから前記45°の角度(図10参照)をなして図5及び図6に示すように環状空間Gbに噴射され、更に先端の環状の隙間g1(ノズルN1)から前記45°の角度をなす螺旋流(旋回流)となって孔14bに噴射される。これに伴いオイルミスト通路16f内が負圧になる。
オイルの入力ポート15rに入力されたオイルは瞬時にオイルエア(オイルが液状のまま通路内壁に沿って連続的に移動する状態)となり、ポート15tに入力された水も前記オイルエアと同様に液状のまま通路内壁に沿って連続的に移動する状態となって前記オイルエアと混合され、ノズルN1にて主エアにより霧化されてオイルミストが生成される。即ち、オイルと水との二液が混合されて同時に霧化されてオイルミストとされる。
この生成されたオイルミストは、前述したように微小な水の粒子をオイルの薄膜で覆った構造をなす油膜付き水滴で、オイルによる潤滑と水滴による冷却作用を有し、加工に有効とされている。そして、生成された前記オイルミストは、主エアの螺旋流によりオイルミスト通路としての孔14b内を旋回しながら前方(矢印方向)に移動する。尚、油膜付き水滴とする必要がない場合には水の供給を停止すればよい。
主エアにより生成された前記オイルミストは、孔14bの壁面に付着しない微小な粒径(2μm程度)のものから壁面に付着する大きい粒径のものが混在している。そして、主エアの螺旋流と共に旋回する間に粒径の大きいオイルミストは作用する遠心力が大きいために外側へと移動し、小さい粒径のオイルミストは内側に集まるようになる。即ち、主エアの螺旋流により、粒径の小さいオイルミストと粒径の大きいオイルミストとが選別される。そして、粒径の大きなオイルミストは、オイルミスト通路としての孔14bの壁面に付着する。この孔14bの壁面に付着したオイルミストは、当該孔14bの壁面に沿って流れるバックアップエアにより当該孔14bの前方へと移動する。そして、バックアップエアが螺旋流の場合には円環流の場合に比べてオイルミストの選別効果が向上する。
孔14b内を流れるバックアップエアの螺旋流が孔14bの壁面に沿って流れ、更にバックアップエアのエア圧が主エアのエア圧よりも低いことで、バックアップエアが主エアの螺旋流を阻害することが防止される。これにより、主エアの螺旋流の中央部に集められた微小な粒径のオイルミストが孔14b内を前方に良好に移動可能となる。
図5及び図6に示すように孔14bの壁面に付着して前方に移動する粒径の大きいオイルミストは、ブロック14の孔14bの先端とブロック12の孔12cの先端との間に設けられている隙間dに落ち込みポート13cに流れ込む。これにより、壁面に付着し難い粒径の小さいオイルミストと壁面に付着し易い粒径の大きいオイルミストとが完全に選別され、粒径の小さいオイルミストのみがロータリジョイント4のオイルミスト通路4a(図4)にミストエアとして供給される。
ポート13cに流れ込んだオイルミストは、オイルエアとなって図3に示すサーキュレーション回路17のオイルエア回収通路18を通してオイルの入力ポート15rからノズル本体16のオイルミスト通路16fの入口に戻され、新たに供給されたオイルエアや水と混合され、再び霧化されてオイルミストとされる。このようにして、壁面に付着するような粒径の大きなオイルミストが繰り返し霧化されて粒径の小さいオイルミストとされる。これにより、壁面に付着し難い微小なオイルミストを効率よく生成することができる。
オイルミスト生成装置6は、主軸2に設けられたロータリジョイント4に直接取り付けられており、当該オイルミスト生成装置6とロータリジョイント4との間の配管経路長が実質的に0とされている。そして、オイルミスト生成装置6は、壁面に付着し難い微小な粒径のオイルミストのみをオイルミスト通路4aに供給することで、その略全量がミストエアとして主軸2のオイルミスト通路2a、ドリル3のオイルミスト通路3aを通して加工ポイント3bに供給される。これにより、ドリル3の加工ポイント3bへのオイルの供給量の増大が図られる。加工ポイント3bは、オイルミスト即ち、油膜付き水滴のオイル分により潤滑され、水粒子により冷却されると共に切粉がエアによりドリル3の螺旋溝から排出される。
ドリル3による加工時に主軸2の内圧が主エア圧に近づくとオイルミスト生成装置6のオイルミストの生成が阻害される。主軸2の内圧が高くなる理由としてミストエアの出口に当たるドリル3のオイルミスト通路3aが小径の場合は、出口オリフィスが小さいために主軸2の内圧が主エア圧に近づくことがある。主軸2の内圧が主エア圧に近づくと図1に示す内圧制御弁28が開弁位置28Bに切り換えられ、主軸2のオイルミスト通路2aの内圧及びオイルミストの一部がオイル回収通路26を通してタンク21に還流される。
また、主軸2の内圧がバックアップエア圧よりも低くなると内圧制御弁28が閉弁位置28Aに切り換えられてオイル回収通路26を閉塞する。内圧制御弁28は、主軸2の内圧がバックアップエア圧と均衡した開弁位置に制御される。そして、主エア圧が主軸2の内圧即ち、バックアップエア圧よりも高い圧力に設定されていることでオイルミスト生成装置6のオイルミストの生成効率が確保される。
ドリル3による深穴加工が終了すると油圧ポンプ22を停止してオイルミスト生成装置6へのオイルの供給を停止すると共にエア供給装置9の電磁制御弁41を閉弁位置41Bに切り替え、チェックバルブ46、47よりも上流の主エア通路42、バックアップエア通路43内の残留エアを消音器48を介して大気に放出する。チェックバルブ46、47は、エア通路42、43のオイルミスト生成装置6の継手54、55の近傍に接続されており、これらのエア通路42、43内の大部分の残留エア圧を排出することができる。
更に、排気弁27を開弁位置27Bに切り替え、オイルミスト生成装置6、ロータリジョイント4のオイルミスト通路4a、主軸2のオイルミスト通路2a内に残留しているエア圧(主軸内圧)及びオイルミストを、オイル回収通路26、消音器28を通してタンク21に回収する。これにより、オイルの無駄を無くすと共に、ドリル3を交換する際に主軸内圧による当該ドリル3の飛び出しを防止することができ、オイルミスト供給システム5のオフ時の工具の交換時間の短縮を図ることができる。
尚、上記実施形態においてはオイル供給装置7において可変容量形油圧ポンプ22を使用してオイルミスト生成装置6に供給するオイル量を調整する(オイルミスト量を調整する)ようにしたが、これに限るものではなく、定容量形油圧ポンプを使用し、当該油圧ポンプの吐出側に可変形流量調整弁を設け、オイルミスト生成装置6に供給するオイル量を調節するようにしてもよい。
油圧ポンプ22からオイルミスト生成装置6までのオイル通路23は、単にオイルを供給するだけであり、配管経路にティーやエルボ等を接続したり、複数に分岐することが可能であり、しかも配管(ホース)はどのような形状でも差し支えなく、配管の自由度が大きくなる。また、オイル通路23を複数に分岐することができることで、1システムで多軸専用機に対応することが可能である。この場合、各主軸毎にオイルミスト生成装置6を備えることは必要である。
本発明に係るオイルミスト生成装置を適用したオイルミスト供給システムの構成図である。 図1に示すオイルミスト生成装置の斜視図である。 図2に示すオイルミスト生成装置の矢線III−IIIに沿う断面図である。 図2に示すオイルミスト生成装置の矢線IV−IVに沿う断面図である。 図4の要部拡大図である。 図5の要部拡大図である。 図4の矢線VII−VIIに沿う断面図である。 図7の矢線VIII−VIIIに沿う断面図である。 図7の一部拡大図である。 図9の矢線X−Xに沿う断面図である。
符号の説明
1 穴加工機(工作機械)
2 主軸
3 ドリル(刃具)
4 ロータリジョイント
2a、3a、4a オイルミスト通路
5 オイルミスト供給システム
6 オイルミスト生成装置
7 オイル供給装置
8 液体供給装置
9 エア供給装置
10 内圧制御装置
11 本体
12、13、14、15 ブロック
15p 小孔(バックアップエア通路)
16 ノズル本体
16g 噴射口
16i、16j 小孔(主エア通路)
17 サーキュレーション回路
18 オイルエア回収通路
19 液体供給通路
21 オイルタンク
22 油圧ポンプ
26 オイル回収通路
27 排気弁
28 内圧制御弁
d 隙間(オイルミスト回収溝)
g1 主エアの噴出口
g2 バックアップエアの噴出口
N1、N2 ノズル

Claims (7)

  1. エア供給装置から供給される第1のエアを螺旋流に変流しオイル供給装置からオイル供給通路を通じて供給されるオイルを霧化して螺旋流をなすオイルミストを生成し、粒径の大きいオイルミストは螺旋流に起因する遠心力により外側へ移動させてオイルミスト通路の壁面に付着させ、小さい粒径のオイルミストは螺旋流の内側に集めてオイルミスト通路
    に噴射する第1のノズルと、
    前記エア供給装置から供給される第2のエアを前記第1のノズルの外側且つ前記オイルミスト通路の壁面に沿って噴射させ、前記生成されたオイルミスト中の前記オイルミスト通路の壁面に付着したオイルミストを下流に移動させる第2のノズルと、
    前記オイルミスト通路の壁面に付着して移動するオイルミストを回収して前記オイル供給通路に循環させるサーキュレーション回路
    を備えたことを特徴とするオイルミスト生成装置。
  2. 前記第2のノズルは、前記第2のエアを円環流又は螺旋流に変流して噴射することを特徴とする請求項1記載のオイルミスト生成装置。
  3. 前記オイルミスト生成装置は、前記オイル供給通路と連通して設けられ前記オイルと種類の異なる液体を入力する入力ポートを更に備え、前記オイルと前記液体とを混合させて前記第1のノズルにより同時に霧化してオイルミストを生成することを特徴とする請求項1又は2記載のオイルミスト生成装置。
  4. 前記第1のエアの圧力は、前記第2のエアの圧力よりも高いことを特徴とする請求項1又は2記載のオイルミスト生成装置。
  5. 前記オイルミスト通路は、排気ポートを有し、
    前記排気ポートは、オイルミスト生成停止時に前記オイルミスト通路内の残圧を排気する排気弁を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のオイルミスト生成装置
  6. 前記オイルミスト通路は、ミストエア供給時におけるオイルミスト通路の内圧を前記第1のエアのエア圧と前記第2のエアのエア圧との間の圧力に保つように制御する内圧制御手段を有していることを特徴とする請求項1のオイルミスト生成装置。
  7. 前記排気弁は、当該排気弁からの排気中に含まれるオイルを回収するオイル回収通路を備えていることを特徴とする請求項5記載のオイルミスト生成装置
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