JP2002181032A - ローラの捲込防止方法とその装置 - Google Patents

ローラの捲込防止方法とその装置

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JP2002181032A
JP2002181032A JP2000380651A JP2000380651A JP2002181032A JP 2002181032 A JP2002181032 A JP 2002181032A JP 2000380651 A JP2000380651 A JP 2000380651A JP 2000380651 A JP2000380651 A JP 2000380651A JP 2002181032 A JP2002181032 A JP 2002181032A
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Haruo Miyase
治夫 宮瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動体の形態に拘わらず、当該動体とローラと
の間の捲込領域への異物の捲込を阻止できるローラの捲
込防止装置の提供。 【解決手段】 回転或いは移動する動体に接して回転す
るローラにおいて、前記動体とローラとの当接部位に向
う捲込領域に、前記ローラの回転方向に揺動自在で、前
記ローラの当接周面と接離自在に配置された遮蔽物を備
え、前記ローラとの接触摩擦によって、前記遮蔽物が当
該ローラの回転方向に移動して、前記動体と当該ローラ
との間への異物の捲込を阻止する構成としたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転或いは移動す
る動体に接して回転するローラへの異物の捲込防止方法
とその装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、例えば、動体として
回転軸を有しない円盤を、ローラのみによって回転自在
に支承する機構における当該ローラへの捲込防止装置を
例にして説明する。回転軸を有しない円盤をローラのみ
によって回転自在に支承する機構としては、実開平2−
4032号に開示された機構がある。これを図6に示
す。尚、図7は図6の正面図、図8は図6の機構に捲込
防止具を設けた従来例の平面図、図9は図6の機構で更
に小さい径の円盤をローラで支承させた例を示す平面図
である。
【0003】図6乃至図7において、符号1は鍔2を備
えた鍔付きのローラ、3は回転軸が無い円盤であり、2
組一対の4個のローラ1、1、1、1によって正逆回転
自在に支承されている。又、4はローラ1の軸であり、
当該軸4を介して2個1組のローラ1、1が、円盤3を
中央にして左右方向から出合ったり離れたりするホルダ
5に軸着されている。図示のように、動体としての円盤
3に各ローラ1がむき出しのまま当接された状態のまま
では、円盤3とローラ1とが接触している当接部位6に
異物が侵入して、円盤3の円滑な回転を損ねてしまう。
このため、従来では、図8に示すような捲込防止具とし
て単なるカバー7が固定的に配設されていた。尚、この
例のカバー7は適宜な手段(非図示)でホルダ5に固定さ
れているが、ホルダ5にではなく、図示されていない機
構フレーム等に固定されているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
捲込防止具7では、ローラ1が当接される動体として円
盤31のサイズ(大きさ)、この場合では、図8に示す
ように、更に小さい径の円盤32を上記のローラ1で支
承させると、ローラ1に宛がわれたカバー7と円盤32
との隙間Aが大きくなってしまい、この間隙Aからの異
物の捲込を阻止することができなくなる。このため、動
体として、異なる径の円盤31、32に交換される度
に、間隙Aを無くすように、カバー7の設定位置を適正
に修正する補正作業を行わねばならなかった。この種の
不都合は、円盤3(31、32)に限らず、ローラ1が
当接される筒体等の回転する動体一般(非図示)につい
ても生ずる。
【0005】又、円盤3、31、32に近接した位置に
配設されるカバー7が、ホルダ5にではなく、機構フレ
ーム(非図示)等に固定されている場合では、ローラ1が
円盤3から遠くへ離れるように後退した際には、当該カ
バー7が元の位置にそのまま残ってしまうため、円盤3
を交換する作業の妨げとなってしまうこともあった。
又、動体が、回転ではなく、直線的に前進或いは前進途
中で後退もするように移動する場合には、動体の形態の
如何に応じて、例えば、厚みや、幅のサイズに応じて、
その都度、カバー7の設定位置を適正に修正する補正作
業を行わねばならない。本発明は、上記のような課題の
解消を目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のローラの捲込
防止方法の発明は、回転或いは移動する動体に接して回
転するローラにおいて、前記動体とローラとの当接部位
に向う捲込領域に、前記ローラの回転方向に揺動自在
で、前記ローラの当接周面と接離自在な遮蔽物を配置
し、前記ローラとの接触摩擦によって、前記遮蔽物が当
該ローラの回転方向に移動して、前記動体と当該ローラ
との間への異物の捲込を阻止することを特徴とする。
【0007】請求項2のローラの捲込防止方法の発明
は、正逆回転或いは正逆移動する動体に接して正逆回転
するローラにおいて、前記動体とローラとの当接部位の
両側の捲込領域に、それぞれ、前記ローラの回転方向に
揺動自在で、前記ローラの当接周面と接離自在な遮蔽物
を配置し、前記動体が正回転或いは正移動、又は、逆回
転或いは逆移動する際に、前記ローラとの接触摩擦によ
って、前記遮蔽物が当該ローラの回転方向に移動して、
前記動体と当該ローラとの間への異物の捲込を阻止する
ことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2に記載のロー
ラの捲込防止方法において、動体とローラとの当接部位
の両側にそれぞれ配置される遮蔽物は一体的に形成され
た構成としたことを特徴とする。
【0009】請求項4のローラの捲込防止装置の発明
は、回転或いは移動する動体に接して回転するローラに
おいて、前記動体とローラとの当接部位に向う捲込領域
に、前記ローラの回転方向に揺動自在で、前記ローラの
当接周面と接離自在に配置された遮蔽物を備え、前記ロ
ーラとの接触摩擦によって、前記遮蔽物が当該ローラの
回転方向に移動して、前記動体と当該ローラとの間への
異物の捲込を阻止する構成としたことを特徴とする。
【0010】請求項5のローラの捲込防止装置の発明
は、正逆回転或いは正逆移動する動体に接して正逆回転
するローラにおいて、前記動体とローラとの当接部位の
両側の捲込領域に、それぞれ、前記ローラの回転方向に
揺動自在で、前記ローラの当接周面と接離自在に配置さ
れた遮蔽物を備え、正回転或いは正移動、又は、逆回転
或いは逆移動の際に、前記ローラとの接触摩擦によっ
て、前記遮蔽物が当該ローラの回転方向に移動して、前
記動体と当該ローラとの間への異物の捲込を阻止する構
成としたことを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項5に記載のロー
ラの捲込防止装置において、動体とローラとの当接部位
の両側にそれぞれ配置される遮蔽物は一体的に形成され
た構成としたことを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項6に記載のロー
ラの捲込防止装置において、一体的に形成された遮蔽物
は、動体との当接領域を除くローラの当接周面を被う構
成としたことを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、請求項6に記載のロー
ラの捲込防止装置において、ローラはその当接周面の両
縁側にそれぞれ鍔を有し、動体との当接部位を除くロー
ラの当接周面を被う遮蔽物は、前記の両鍔によって保持
された構成としたことを特徴とする。
【0014】請求項9の発明は、請求項4乃至請求項8
の何れかに記載のローラの捲込防止装置において、動体
は、回動軸を有さない円盤であって、複数のローラによ
ってのみ回転自在に支承された構成であることを特徴と
する。
【0015】請求項10の発明は、請求項8に記載のロ
ーラの捲込防止装置において、動体は、回動軸を有さな
い円盤であって、当該円盤の外周縁が複数のローラの両
鍔間に嵌合され、当該ローラによってのみ回転自在に支
承された構成であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図1乃至図5に基づいて説明する。図1は
本発明が適用された機構の要部を示す平面図、図2は図
1の正面図、図3は本発明に係る装置の平面図、図4は
図3の正面図、図5は異なるサイズの動体がセットされ
た図1と同様の平面図である。尚、図6乃至図9と同一
の符号は同一の部材や実質的に同一の内容であるから、
その説明を省略する。
【0017】図1乃至図2において、図示の機構は、回
転軸を有しない正逆回転自在な動体としての円盤3を複
数のローラ1、1、1、1のみにて水平状態に支承した
ものである。図3乃至図4において、各ローラ1は、平
板状の円盤3の外周面35に当接される当接周面11
と、当該当接周面11の両縁部側に鍔2、2を備えた所
謂鍔付きのローラであり、この両側の鍔2、2の間で、
円盤3の外縁を挟むように保持させることによって当該
円盤3を支承している。
【0018】又、図1に示すように、この機構は、上記
の従来例と同様に、上記の鍔付きの2個のローラ1、1
がコ字形のホルダ5、5の両突出端側にそれぞれ軸4を
介して回動自在に軸着されて構成された一対の組が、円
盤3を中央にしてその直径方向の両側に相対に配置され
ている。一組のローラ1、1を備えたホルダ5、5は、
図示されていない駆動装置によって、円盤3に対してそ
の直径方向から同時に前進することによって上記円盤3
を挟持し、後退することによって、当該円盤3を解放し
て、例えば径の異なる他の円盤と交換可能となってい
る。
【0019】図1、図3、図4において、各鍔付のロー
ラ1には、円盤3の外周面35と接触する当該ローラ1
の当接部位6に向う間隙としての捲込領域Aに、当該ロ
ーラ1の回転方向に揺動自在で、当該ローラ1の当接周
面11と接離自在に配置された遮蔽物70を配設してあ
る。図示の遮蔽物70は、ローラ1の当接部位6を含む
前後空間即ち当接領域60を除く当接周面11を、若干
の間隙を空けて被う内周面71を有し、ローラ1の両鍔
2に若干の間隔を空けて挟まれるよう形成されている。
【0020】従って、この遮蔽物70は、ローラ1の回
転に対してフリーではあるが、遮蔽物70の内周面71
がローラ1の当接周面11に接触したり、遮蔽物70の
両側縁が鍔2、2と接触したりすることによって、特
に、この形態では、下方の鍔2に遮蔽物70が乗せられ
た状態にあるので、接触摩擦によって、ローラ1の回転
に不完全ながら従動され、ローラ1の回転方向と同方向
に引きずられてしまい、遮蔽物70の一方の端部72が
円盤3の外周面35と接触した状態となる。これによ
り、ローラ1と円盤3との成す捲込領域Aは遮蔽物70
の当該端部72で塞がれる。他方、円盤3が正回転から
逆回転に変われば、遮蔽物70も引きずられて、逆回転
方向に従動して回転し、遮蔽物70の他方側の端部73
が円盤3の外周面35と接触した状態となる。これによ
り、ローラ1の当接部位6の反対側においても、当該ロ
ーラ1と円盤3との成す捲込領域aが遮蔽物70の当該
端部73で塞がれる。上記のように遮蔽物70の端部7
2、73が、回転する円盤3に当接した状態で捲込領域
A、aを塞ぐ場合には、ローラ1と円盤3とに当該端部
72、73が捲込まれないように、端部72、73の形
状を整えておかなくてはならない。図示の例では、当該
端部72、73の円盤3側を多角形の面となるように形
成してある。
【0021】尚、この遮蔽物70は、ローラ1のへ組付
け、取り外しを容易とするため、2分割された遮蔽構成
部70a、70bとから成り、両遮蔽構成部70a、7
0bでローラ1を挟むように当該ローラ1に組付けて、
ボルト74によって分離可能に一体化されている。
【0022】しかし、遮蔽物70はこの形態では、1の
ように、ローラ1を取り巻く形状とせず、例えば、ロー
ラ1と円盤3との成す捲込領域A、aに、適宜なガイド
或いはケース(非図示)を配置して、当該捲込領域A、a
を塞ぐに足るサイズの遮蔽物(非図示)を前記のガイド或
いはケースに、当該ローラ1の回転方向に揺動自在で、
当該ローラ1と接離自在となるように保持させる構成と
してもよい。かかる構成では、円盤3が正逆回転する場
合には、ローラ1の当接部位6の両側の捲込領域A、a
にそれぞれ設けることになる。
【0023】この形態では、上記のように、遮蔽物70
の端部72、73が、回転する円盤3に当接した状態で
捲込領域A、aを塞ぐことになるが、これに限らず、円
盤3の外周面35との間に僅かな間隙を生じさせた状態
に維持させる構成とすることもできる。図示されていな
いが、例えば、ホルダ5に装着したストッパを用いて、
ローラ1の回転方向に引きずられる遮蔽物(70)を、
その端部72、73が円盤3の外周面35に対して所定
の間隔まで近接させて停止させるように構成するとよ
い。
【0024】この形態によれば、ローラ1との接触摩擦
によって、遮蔽物70がローラ1の正逆何れの回転方向
へも移動するから、動体としての円盤3と当該ローラ1
との間、即ち捲込領域A又は捲込領域aへの異物の捲込
を有効に阻止することができる。
【0025】又、この形態によれば、動体として円盤3
を例にしたが、円盤3のように回転する動体に限らず、
直線的或いは曲線的に前進即ち正移動或いは後退即ち逆
移動移動する動体(物体)に対して適用することもでき
る。又、移動するこれらの動体に当接されるローラ1
は、移動する動体にしたがって回転する従動ローラで
も、動体を移動させる駆動手段(非図示)を備えた駆動ロ
ーラであってもよい。又、ローラ1が当接される動体
は、水平に限らず、縦でも、斜めでもあってもよく、そ
の姿勢は限定されないし、動体が、例えば回転軸の無い
円盤3が適宜な手段で回転自在に保持されるのであれ
ば、ローラ1の鍔2は必ずしも必要ではない。
【0026】又、この形態によれば、遮蔽物70がロー
ラ1や動体としての円盤3に対して不動に固定されてお
らず、ローラ1に許容された範囲で移動自在及び接離自
在に組付けられているので、当該ローラ1の前進や後退
に伴って位置移動するので、径の異なる円盤3(31、
32)に対して、使用しても遮蔽物70が邪魔とならな
いし、従来のように、遮蔽物70の設定位置を変更させ
る作業を伴うこと無く、そのまま速やかに使用すること
ができる。尚、図5は、図1に比べて径の小さい円盤3
に適用した状態を示す図である。
【0027】
【発明の効果】請求項1乃至請求項10の各発明によれ
ば、遮蔽物がローラとの接触摩擦によって、動体の正逆
何れかの回転或いは正逆移動に応じて捲込方向に移動す
るから、動体とローラとの間の捲込領域への異物の捲込
を阻止することができる。
【0028】請求項7乃至請求項10の各発明によれ
ば、遮蔽物がローラや動体に対して不動に固定されてお
らず、ローラに対して適宜の許容された範囲で移動自在
及び接離自在に組付けられ、当該ローラの前進や後退に
伴って位置移動するので、サイズの異なる動体、例えば
径の異なる円盤に対して、使用しても遮蔽物が邪魔とな
らないし、的確に捲込領域を塞ぐことができる。しか
も、従来のように、遮蔽物の設定位置を変更させる作業
をする必要が無く、そのまま速やかに使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された機構の要部を示す平面図
である。
【図2】 図1の正面図ある。
【図3】 本発明に係る装置の平面図である。
【図4】 図3の正面図である。
【図5】 図5は異なるサイズの動体がセットされた図
1と同様の平面図である。
【図6】 回転軸を有しない円盤をローラのみによって
回転自在に支承する機構を示す平面図である。
【図7】 図6の正面図である。
【図8】 図6の機構に従来の捲込防止具を設けた平面
図である。
【図9】 図6の機構で更に小さい径の円盤をローラで
支承させた例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ローラ、2 鍔付、3 円盤(動体)、4 軸(ロ
ーラ)、5 ホルダ、6当接部位、11 当接周面(ロ
ーラ)、60 当接領域、70 遮蔽物、71内周面
(遮蔽物)、72、73 端部(遮蔽物)、A、a 捲
込領域。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転或いは移動する動体に接して回転す
    るローラにおいて、前記動体とローラとの当接部位に向
    う捲込領域に、前記ローラの回転方向に揺動自在で、前
    記ローラの当接周面と接離自在な遮蔽物を配置し、前記
    ローラとの接触摩擦によって、前記遮蔽物が当該ローラ
    の回転方向に移動して、前記動体と当該ローラとの間へ
    の異物の捲込を阻止することを特徴とするローラの捲込
    防止方法。
  2. 【請求項2】 正逆回転或いは正逆移動する動体に接し
    て正逆回転するローラにおいて、 前記動体とローラとの当接部位の両側の捲込領域に、そ
    れぞれ、前記ローラの回転方向に揺動自在で、前記ロー
    ラの当接周面と接離自在な遮蔽物を配置し、前記動体が
    正回転或いは正移動、又は、逆回転或いは逆移動する際
    に、前記ローラとの接触摩擦によって、前記遮蔽物が当
    該ローラの回転方向に移動して、前記動体と当該ローラ
    との間への異物の捲込を阻止することを特徴とするロー
    ラの捲込防止方法。
  3. 【請求項3】 動体とローラとの当接部位の両側にそれ
    ぞれ配置される遮蔽物は一体的に形成された構成とした
    ことを特徴とする請求項2に記載のローラの捲込防止方
    法。
  4. 【請求項4】 回転或いは移動する動体に接して回転す
    るローラにおいて、前記動体とローラとの当接部位に向
    う捲込領域に、前記ローラの回転方向に揺動自在で、前
    記ローラの当接周面と接離自在に配置された遮蔽物を備
    え、前記ローラとの接触摩擦によって、前記遮蔽物が当
    該ローラの回転方向に移動して、前記動体と当該ローラ
    との間への異物の捲込を阻止する構成としたことを特徴
    とするローラの捲込防止装置。
  5. 【請求項5】 正逆回転或いは正逆移動する動体に接し
    て正逆回転するローラにおいて、 前記動体とローラとの当接部位の両側の捲込領域に、そ
    れぞれ、前記ローラの回転方向に揺動自在で、前記ロー
    ラの当接周面と接離自在に配置された遮蔽物を備え、正
    回転或いは正移動、又は、逆回転或いは逆移動の際に、
    前記ローラとの接触摩擦によって、前記遮蔽物が当該ロ
    ーラの回転方向に移動して、前記動体と当該ローラとの
    間への異物の捲込を阻止する構成としたことを特徴とす
    るローラの捲込防止装置。
  6. 【請求項6】 動体とローラとの当接部位の両側にそれ
    ぞれ配置される遮蔽物は一体的に形成された構成とした
    ことを特徴とする請求項5に記載のローラの捲込防止装
    置。
  7. 【請求項7】 一体的に形成された遮蔽物は、動体との
    当接領域を除くローラの当接周面を被う構成としたこと
    を特徴とする請求項6に記載のローラの捲込防止装置。
  8. 【請求項8】 ローラはその当接周面の両縁側にそれぞ
    れ鍔を有し、動体との当接部位を除くローラの当接周面
    を被う遮蔽物は、前記の両鍔によって保持された構成と
    したことを特徴とする請求項6に記載のローラの捲込防
    止装置。
  9. 【請求項9】 動体は、回動軸を有さない円盤であっ
    て、複数のローラによってのみ回転自在に支承された構
    成であることを特徴とする請求項4乃至請求項8の何れ
    かに記載のローラの捲込防止装置。
  10. 【請求項10】 動体は、回動軸を有さない円盤であっ
    て、当該円盤の外周縁が複数のローラの両鍔間に嵌合さ
    れ、当該ローラによってのみ回転自在に支承された構成
    であることを特徴とする請求項8に記載のローラの捲込
    防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013545944A (ja) * 2010-10-28 2013-12-26 ドレッサー ランド カンパニー 遊星型補助軸受

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