JP2002180746A - 断熱ドア - Google Patents

断熱ドア

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JP2002180746A
JP2002180746A JP2000374997A JP2000374997A JP2002180746A JP 2002180746 A JP2002180746 A JP 2002180746A JP 2000374997 A JP2000374997 A JP 2000374997A JP 2000374997 A JP2000374997 A JP 2000374997A JP 2002180746 A JP2002180746 A JP 2002180746A
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Japan
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door
indoor
outdoor
door closer
upper frame
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Application number
JP2000374997A
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English (en)
Inventor
Shinsaku Masuyama
新作 増山
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Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱性能の低下を防止しつつドアクローザの取
り付け部の強度を高めることができる断熱ドアを提供す
ること。 【解決手段】本発明の断熱ドア1は、金属製の室外側部
材13と樹脂製の室内側部材15とで構成された上枠7
と上框17とにドアクローザ27を取り付けており、上
枠7と上框17との少なくとも一方のドアクローザ27
の取り付け部には、室内側部材15の裏面において、室
外側部材13に樹脂製のスペーサ33を介在して金属製
の補強材37をねじ止めしてあり、ドアクローザ27を
取り付けるねじ35を室内側から室内側部材15を介し
て金属製の補強材37に止めている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアクローザを取
り付けた断熱ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外側を耐候性の良い金属製の
部材とし、屋内側を熱伝導率の低い樹脂製部材で構成し
た断熱ドアにおいて、室内側にドアクローザを設け、ド
アクローザが風雨に晒されて劣化することを防止した技
術が公知である。
【0003】このように、断熱ドアの室内側にドアクロ
ーザを取り付ける場合には、上框や上枠との取り付け部
分に局所的に集中応力が発生し、取り付け部分の負担が
大きくなるという問題がある。
【0004】このため、ドアクローザの取り付け部にお
いて、室内側部材の裏側に金属製の補強材を設けてその
部分の強度を高めることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に室
内側部材の裏側に金属製の補強材を設けたのでは、補強
材が熱橋となって、室内と室外との断熱性能が低下する
という不都合がある。このように室内側と室外側との断
熱性能が低下すると、室内側部材に結露が生じ易くな
る。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みたものであ
り、断熱性能の低下を防止しつつドアクローザの取り付
け部の強度を高めることができる断熱ドアの提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、金属製の室外側部材と樹
脂製の室内側部材とで構成された上枠と上框とにドアク
ローザを取り付けた断熱ドアにおいて、上枠と上框との
少なくとも一方のドアクローザの取り付け部には、室内
側部材の裏面において、室外側部材に樹脂製のスペーサ
を介在して金属製の補強材をねじ止めしてあり、ドアク
ローザを取り付けるねじを室内側から室内側部材を介し
て金属製の補強材に止めていることを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、ドアクロ
ーザの取り付けは、断熱ドアの上框及び上枠の少なくと
も一方において、樹脂製の室内側部材にドアクローザの
止めねじを挿通し、このねじを室内側部材の裏に設けて
ある金属製の補強材に止める。金属製の補強材は、金属
製の室外側部材に樹脂製のスペーサを介在して取り付け
ているので、金属製の室外側部材から金属製の補強材へ
の熱伝導を低減する。従って、金属製の補強材が熱橋と
ならずに、室内外の断熱性を高めることができる。
【0009】また、ドアクローザは金属製の補強材にね
じ止めしているので、取り付け部分の強度を高めること
ができ、特に、ドアクローザの取り付け部分に局所的な
集中応力がかかりやすい場合でも、かかる応力に十分に
耐える強度を得ることができる。
【0010】なお、スペーサは、断面略T字形状とする
ことが望ましい。T字の上辺を室外側部材13に当接さ
せことにより、座りが良く安定であるとともに、T字の
交点を中心にした回転モーメントが作用してもこの回転
モーメントに対抗できるからである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る断熱ドアの縦断面図であり、図2は図1に示す断
熱ドアの横断面図であり、図3は上枠におけるドアクロ
ーザの取り付け部分を示す断面図である。
【0012】本実施の形態にかかる断熱ドア1は、躯体
の開口に設けられた枠体3と、ドア本体5とを備えてお
り、枠体3は、上枠7、下枠9、左右堅枠11を四方組
みして構成されている。各枠7、9、11は金属製の室
外側部材13と樹脂製の室内側部材15とで構成された
複合枠材であり、断熱性が高められている。
【0013】ドア本体5は、上框17、下框19、左右
堅框21、21を四方組みしており、各框17、19、
21はそれぞれ金属製の室外側部材23と樹脂製の室内
側部材25とで構成されている。
【0014】断熱ドア1の室内側には、上框17と上枠
7とにドアクローザ27が取り付けられている。ドアク
ローザ27は、ドア本体5に自閉機能を付与するもので
あり、ドア本体5と枠体3とに取り付けて緩衝力により
ドア本体5をゆっくり閉じるものである。ドアクローザ
27の本体29は上框17に取り付けており、ドアクロ
ーザ27のアーム31は上枠7に取り付けている。
【0015】上枠7において、ドアクローザ27のアー
ム31を取り付けている取り付け部には、室外側部材1
3に樹脂製のスペーサ33を介して金属製の補強材37
がねじ35により躯体側から取り付けられている。ま
た、補強材37の室外面においても、室外側部材13に
スペーサ33を介してねじ45により補強材37を取り
付けている。即ち、補強材37は、上方にあるねじ35
と室外面側にあるねじ45との2ヶ所で室外側部材13
に固定されている。尚、室外面側にあるねじ45は、同
時にタイト材ホルダ43も補強材37に止めている。
【0016】スペーサ33は、断面略T字形状を成して
おり、補強材37の上方と室外面側とを覆っており、室
外側部材13と補強材37とにおける断熱を図ってい
る。補強材37の下方には、樹脂製のタイト材ホルダ4
3及び室内側部材15を介して金属製の補助材41がね
じ42により取り付けられており、補強材37と補助材
41との断熱が図られている。この補助材41には、ド
アクローザ27のアーム31が取り付けられている。即
ち、補強材37はその室内側が樹脂製の室内側部材15
により、上部及び室外側が樹脂製のスペーサ33によ
り、下側が樹脂製のタイト材ホルダ43及び室内側部材
15により囲まれており、補強材37の周囲全体が断熱
されている。
【0017】また、スペーサ33は、断面略T字形状の
上辺において室外側部材13にねじ35によりねじ止め
しているが、ねじ止めをT字の上辺の室内側でおこな
い、T字の上辺の室外側を室外側部材13に当接させて
いるので、室外側部材13との当接面が広いから座りが
良く安定である。特に、スペーサ33の断面を略T字形
状にすることにより、室内外方向の力によりスペーサ3
3にT字の交点を中心にした回転モーメントが作用して
もこの回転モーメントに対抗できる。
【0018】補強材37には、ドアクローザ27のアー
ム31を室内側から取り付けるねじ46が固定されてお
り、ドアクローザ27のアーム31に作用する局所的な
集中応力を補強材37が受けるようになっている。更
に、補強材37の下方でも、補助材41にアーム31を
ねじ42で止めており、補強材37が補助材41に作用
する局所的な集中応力を受けるようになっている。
【0019】一方、ドアクローザ27の本体29は、ね
じ52によりドア本体の上框17に取り付けられてい
る。上框17と本体29との取り付けは、室内側部材2
5側から室外側部材23及び金属製の第2補助板51に
ねじ止めすることによりおこなう。
【0020】次に、本実施の形態の作用を説明する。ド
アクローザ27は、室内側に取り付けるが、ドアクロー
ザ本体29は、ドア本体5の上框17に取り付け、アー
ム31の固定部32を枠体3の上枠7に取り付ける。ド
アクローザ27は、室内側に設ける構成であるから、風
雨に晒されないので劣化し難い。
【0021】アーム31の取り付けは、アーム31の固
定部32を上枠7の室内側部材15に重ねて室内側から
ねじ46を螺進する。ねじ46は室内側部材15を貫通
して室内側部材15の裏面にある金属製の補強材37に
止められる。補強材37は、室内側部材15の裏面にあ
るので、室内側に露出されず、外観が良い。
【0022】アーム31の固定部32では、局所的な集
中応力が作用するが、かかる集中応力は金属製の補強材
37が受けるので、局所的な集中応力に充分に対応でき
る強度を得ることができる。
【0023】ドアクローザ本体29の取り付けは、ドア
クローザ本体29を上框17の室内側部材25に重ねて
室内側からねじ52を螺進する。ねじ52は室内側部材
25を貫通して室内側部材25の裏面にある金属製の室
外側部材23と金属製の第2補助材51とに止められ、
応力に対応できるようなっている。
【0024】上枠7において、金属製の室外側部材13
には、樹脂製のスペーサ33を介して金属製の補強材3
7が固定されているので、金属製の室外側部材13が受
けた熱が、スペーサ33により補強材37に伝達するの
を阻止する。しかも、本実施の形態では、補強材37の
下方部も樹脂製のタイト材ホルダ43が当接しているの
で、補強材37の室外側面全体が樹脂材で覆われ、補強
材37が室外の熱を受け難い。従って、室外側部材13
と室内側部材15との間に金属製の補強材37を設けて
も、室外側部材13と室内側部材15との断熱性の低下
を防止する。これにより、室内側部材15の結露を低減
できる。
【0025】尚、金属製の室外側部材13と金属製の補
強材37とはねじ35で接触しているが、ねじ35は間
隔を空けて取り付けており且つ数も少ないので、ねじに
よる熱伝導はほとんど無視できる。
【0026】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能
である。
【0027】例えば、スペーサ33及び補強材37は上
枠7に設けることに限らず、ドアクローザ27の本体を
取り付けるドア本体5の上框17に設けるものであって
もよい。この場合、上框17の室内側部材25の裏面に
補強材37を設けるとともに、補強材37を樹脂製のス
ペーサ33を介して室外側部材13にねじ止めするもの
であってもよい。
【0028】ドアクローザ27は、ドア本体5を引いて
開けるものであってもよいし、ドア本体を押して開ける
ものであってもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、樹脂製
の室内側部材に取り付けるドアクローザは、室内側部材
の裏面にある金属製の補強材にねじ止めするので、ドア
クローザの取り付け部分の強度を高めることができる。
【0030】金属製の補強材は、金属製の室外側部材に
樹脂製のスペーサを介在して取り付けているので、金属
製の室外側部材から金属製の補強材への熱伝導を低減
し、室内外の断熱性の低下を防止できる。
【0031】補強材は室内側部材の裏面に設けているの
で、室内側に露出されず、外観がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る断熱ドアの縦断面図
である。
【図2】図1に示す断熱ドアの横断面図である。
【図3】上枠における補強材の取り付け部分を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 断熱ドア 5 ドア本体 7 上枠 13 室外側部材 15 室内側部材 17 上框 27 ドアクローザ 33 スペーサ 35 ねじ 37 補強材 45 ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の室外側部材と樹脂製の室内側部
    材とで構成された上枠と上框とにドアクローザを取り付
    けた断熱ドアにおいて、 上枠と上框との少なくとも一方のドアクローザの取り付
    け部には、室内側部材の裏面において、室外側部材に樹
    脂製のスペーサを介在して金属製の補強材をねじ止めし
    てあり、ドアクローザを取り付けるねじを室内側から室
    内側部材を介して金属製の補強材に止めていることを特
    徴とする断熱ドア。
JP2000374997A 2000-12-08 2000-12-08 断熱ドア Pending JP2002180746A (ja)

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JP (1) JP2002180746A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220065A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Asahi Kasei Homes Co ドア
JP2016125318A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 三協立山株式会社 建具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011220065A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Asahi Kasei Homes Co ドア
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