JP2002180683A - ユニットハウス - Google Patents

ユニットハウス

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JP2002180683A
JP2002180683A JP2001312046A JP2001312046A JP2002180683A JP 2002180683 A JP2002180683 A JP 2002180683A JP 2001312046 A JP2001312046 A JP 2001312046A JP 2001312046 A JP2001312046 A JP 2001312046A JP 2002180683 A JP2002180683 A JP 2002180683A
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Japan
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unit
pipe
shower
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unit main
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JP2001312046A
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English (en)
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Masayuki Noguchi
公志 野口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニットハウスの設置及び撤去を容易に行
う。 【構成】 長方形箱状をなすユニット本体20内の幅方
向中央付近に複数の洗濯機22と複数の乾燥機23がユ
ニット本体20の長手方向に沿って隣接配置されてい
る。ユニット本体20内の幅方向前方側にはユニット本
体20の長手方向に沿って延びるように前方側通路T1
が設けられ、この前方側通路T1に面して洗面台21が
配置されている。一方、前記ユニット本体20内の幅方
向後方側には、ユニット本体20の長手方向に沿って延
びるように配管収容スペースS1が設けられている。従
って、この構成により、ユニットハウスの設置及び撤去
を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛生設備の一種であ
る洗濯機や乾燥機を備えた移動式ユニットハウスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば衛生設備を備えた建物とし
て洗濯機や乾燥機を備えたコインランドリーや簡易シャ
ワーボックス等がある。コインランドリーは一般に店舗
内にてその営業を行っている。そして、営業するにあた
り、店舗内の内装工事を完了後、洗濯機や乾燥機等の機
器を店舗内に搬入し、さらにそれらの機器に対する配管
等の給排水設備工事、電気設備工事をおこなっている。
【0003】又、簡易シャワーボックスにおいては例え
ば海水浴場に使用されるものが一般に知られている。こ
の簡易シャワーボックスはプレハブ構造からなる既製品
建物を設置現場へ移動及び設置、もしくは現場にて建物
を建て、その後、シャワー機器等を建物内に搬入し、さ
らにそれらの機器に対する配管等の給排水設備工事等を
おこなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のコイ
ンランドリーにおいては現場にて洗濯機や乾燥機等の機
器を搬入して工事を行っているので工期が平均30日〜
40日もしくはそれ以上の工期を必要としていたため工
事費用が高くなってしまう問題があった。又、コインラ
ンドリーは主に店舗にて営業されているので、その設置
場所は比較的限定され易く、土地事情等により設置場所
が偏在してしまう問題がある。そこで、わずかなスペー
スでどこにでも設置することができるコインランドリー
が要望されている。
【0005】又、後者の簡易シャワーボックスにおいて
は、シャワー機器を現地に搬入し、搬入後は現場にて設
備配管工事を行わなくてならないため工期がかかるとと
もに、海水浴シーズンが終わると簡易シャワーボックス
を撤去するために設置現場から移動しなくてはならな
い。さらに、簡易シャワーボックスにシャワー機器を複
数設けると、給水圧が不足してしまうので各シャワー機
器から排出する飛沫の勢いが消勢されてしまう問題があ
る。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、設置場所への設置及び
撤去を容易に行うことができるユニットハウスを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、長方形箱状をなすユニット本体内の幅方向
中央付近に複数の洗濯機と複数の乾燥機とをユニット本
体の長手方向に沿って隣接するように配置し、ユニット
本体内の幅方向前方側に、ユニット本体の長手方向に沿
って延びるように前方側通路を設けると共に、この前方
側通路に面するようにして洗面台を配置し、前記ユニッ
ト本体内の幅方向後方側には、ユニット本体の長手方向
に沿って延びるように配管収容スペースを設けたことを
要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、まず、本発明の関連発明を
シャワーユニットに具体化した参考例を図1〜図3に従
って説明する。
【0009】図3に示すように、長方形箱状のシャワー
ユニット1は予め設置場所に配設された複数のブロック
からなるブロック基礎B上に載置される。シャワーユニ
ット1の正面出入口にはドア2が開閉可能に設けられて
いる。シャワーユニット1周囲の側壁には複数の嵌め殺
し窓3が設けられている。シャワーユニット1の屋根上
における隅角部には複数の吊り金具4が固着されてい
る。吊り金具4の上部はドーナツ状に形成されており、
シャワーユニット1を吊り上げる図示しないクレーン等
の吊上フックが係着できるようになっている。
【0010】続いて、シャワーユニット1の内部構造に
ついて説明する。図2に示すように、シャワーユニット
1内の幅方向中央付近には、同シャワーユニット1内の
右端から長手方向中央付近にかけて延出する間仕切壁5
が立設されている。間仕切壁5の左端とシャワーユニッ
ト1内の左端との間には、衛生設備としての複数のシャ
ワーボックス6がシャワーユニット1の長手方向に沿っ
て隣接配置されている。シャワーボックス6内において
前部は脱衣所6aとなっており、後部はシャワールーム
6bとなっている。シャワーボックス6とシャワーユニ
ット1の内側壁面との間には、前方側通路Tと配管収容
スペースSが設けられている。そして、前記間仕切壁5
に設けられた出入口5aは前方側通路Tと配管収容スペ
ースSに連通されている。なお、間仕切壁5の前方は化
粧台を備えた化粧スペースP1が設けられ、後方はシャ
ワー設備の収容される設備設置スペースP2が設けられ
ている。
【0011】次に、シャワーユニット1のシャワー設備
機器について説明する。図1に示すように、設備設置ス
ペースP2には給水口からの給水を加圧する加圧タンク
9が配設されている。加圧タンク9には給水管8が接続
され、この給水管8には図示しない給水口に接続された
給水用外部管15が着脱可能に接続されている。又、加
圧タンク9には各シャワーボックス6の背面に設置され
たそれぞれの湯沸器7に対し分岐する加圧給水管10が
接続されている。そして、加圧タンク9からは加圧され
た給水を加圧給水管10を介して湯沸器7へ排出可能と
なっている。各湯沸器7は温水を供給する温水管11を
介して各シャワーボックス6内に設置された図示しない
シャワー装置に接続されている。
【0012】又、加圧給水管10上には前記加圧タンク
9から加圧された冷水を直接供給する冷水管12を介し
て各シャワーボックス6へ接続されている。すなわち、
温水は加圧給水管10、湯沸器7、温水管11を介して
図示しないシャワー装置へ供給されるようになってい
る。一方、冷水は加圧給水管10、冷水管12を介して
図示しないシャワー装置へ供給されるようになってい
る。
【0013】各シャワーボックス6の背面下部にはシャ
ワー用排水管13が接続されている。そして、各シャワ
ー用排水管13、加圧タンク9の下面及び設備収容スペ
ースP2の床部には、それらに対して分岐した排水用外
部管14が着脱可能に接続されている。排水用外部管1
4の排水口14aは下水等に連通された図示しない排水
管の排水口に接続可能となっている。従って、各シャワ
ーボックス6、設備収容スペースP2、加圧タンク9か
らの排水は排水用外部管14の排水口14aを介して排
水されるようになっている。なお、シャワーボックス6
の背面側においてそれぞれの湯沸器7に対し分岐する図
示しないガス管が配管されており、このガス管はシャワ
ーユニット1の背面側へ突出されている。又、シャワー
ユニット1内には予め電気配線がなされている。
【0014】続いて、このように構成されたシャワーユ
ニット1の設置する方法について説明する。シャワーユ
ニット1をスムーズに設置するためにも予めブロック基
礎Bを設置現場に付設しておく。そして、トレーラ等に
て設置現場へ搬送されたシャワーユニット1を図示しな
いクレーン等の吊上フックを各吊り金具4に係着する。
次いで、シャワーユニット1を吊り上げ、ブロック基礎
B上へ設置する。設置後、クレーン等の吊上フックを各
吊り金具4から係着解除する。そして、給水用外部管1
5を給水管8へ接続するとともに、排水用外部管14を
各シャワー用排水管13、加圧タンク9の下面及び設備
収容スペースP2の床部に接続する。その後、排水用外
部管14の排水口14aを下水等に連通された図示しな
い排水管の排水口に接続する。又、ガス管をガス供給口
に接続し、さらに電気配線を電源に接続して設置作業は
完了する。
【0015】このように、参考例のユニットハウスにつ
いては内装、給排水設備、ガス管、電源工事は予めシャ
ワーユニット1内に取付られた状態で搬送され、設置現
場へ設置される。従って、従来と異なり内装工事、加圧
タンク9、加圧給水管10、冷水管11、温水管12、
ガス管等の配管工事及び電気配線工事等を省略すること
ができる。すなわち、シャワーユニット1をブロック基
礎Bに据え付け後は、排水用外部管14を各シャワー用
排水管13、加圧タンク9、設備スペースP2に対し接
続、給水用外部管15を給水管8に対し接続及び図示し
ないガス管、電気配線を電源に接続するだけなので、搬
入から据え付け迄の工期が平均30日〜40日もしくは
それ以上の日数を要していたのをわずか半日で完了する
ことができる。この結果、工期を大幅に短縮できたこと
により、工事費を大幅に低減することができるととも
に、営業を早期に実施することができる。
【0016】又、シャワーユニット1はクレーン等の吊
上フックを吊り金具4に対し係着することにより、吊り
上げて据え付けることができる。このため、移設、撤去
及び増設もスムーズかつ容易にできるので事業の進展に
あわせた展開が可能になる。特に、海水浴場付近に設置
されたシャワーユニット1は季節的要因が高く、フルシ
ーズン利用しない場合には好都合である。
【0017】さらに、シャワーユニット1の設置場所は
店舗内は勿論のことながら、店舗外であってもわずかな
スペースさえあればシャワーユニット1を据え付けるこ
とができる。しかも、ブロック基礎Bは簡易なものでよ
いため、少ない工事費で済む。
【0018】次に、本発明をコインランドリーに具体化
した一実施形態について図4及び図5に従って説明す
る。但し、ランドリーユニット20外部の構成について
は、前記参考例として説明したシャワーユニット1と相
当するもしくは同一構成であるためその説明を省略し、
同一符号を付す。
【0019】ランドリーユニット20の内部構造につい
て説明する。図5に示すように、ランドリーユニット2
0内には、同ランドリーユニット20内を前後に二分す
る間仕切壁24が立設されている。間仕切壁5の前面側
にはランドリーユニット20の長手方向に沿って複数の
衛生設備としての洗面台21及び洗濯機22が配置さ
れ、間仕切壁5の後方には、同間仕切壁5と面一となる
ようにランドリーユニット20の長手方向に沿って複数
の乾燥器23が配置されている。間仕切壁24の前面と
ランドリーユニット20の内側壁面の間には、前方側通
路T1と配管収容スペースS1が設けられている。そし
て、前記間仕切壁24の左端付近に設けられた出入口2
4aは前方側通路T1と配管収容スペースS1に連通され
ている。
【0020】次に、ランドリーユニット20における設
備機器の配管について説明する。図4に示すように、配
管収容スペースS1には加圧タンク9が配設されてい
る。加圧タンク9には給水管8が接続され、この給水管
8には図示しない給水口に接続された給水用外部管15
が着脱可能に接続されている。加圧タンク9は加圧給水
管10を介して間仕切壁24の背面に設置された湯沸器
7と、各洗面台21及び洗濯機22に接続されている。
湯沸器7は温水を供給する温水管11を介して各洗面台
21及び洗濯機22に接続されている。すなわち、温水
は加圧給水管10、湯沸器7、温水管11を介して各洗
面台21及び洗濯機22へ供給されるようになってい
る。一方、冷水は加圧給水管10を介して各洗面台21
及び洗濯機22へ供給されるようになっている。
【0021】各洗面台21と洗濯機22の背面下部には
洗濯用排水管26と洗面用排水管27が接続されてい
る。そして、各洗濯用排水管26と洗面用排水管27、
加圧タンク9の下面及び配管収容スペースS1の床部に
は、それらに対して分岐した排水用外部管14が着脱可
能に接続されている。排水用外部管25の排水口25a
は下水等に連通された図示しない排水管の排水口に接続
可能となっている。従って、各洗面台21、洗濯機2
2、加圧タンク9、配管収容スペースS1からの排水は
排水用外部管25の排水口25aを介して排水されるよ
うになっている。なお、湯沸器7には図示しないガス管
が配管されており、このガス管はランドリーユニット1
の背面側へ突出されている。又、ランドリーユニット1
内には予め電気配線がなされている。
【0022】次に、このように構成されたランドリーユ
ニット20の設置方法について説明する。前記参考例と
同様にしてブロック基礎B上に図示しないクレーン等の
吊上フックを各吊り金具4(本実施形態では図示しな
い)に係着してランドリーユニット20を吊り上げ、ブ
ロック基礎B上へ設置する。設置後、クレーン等の吊上
フックを各吊り金具4から係着解除する。そして、吸水
用外部管15を給水管8へ接続するとともに、排水用外
部管15を各洗濯用排水管26、洗面用排水管27、加
圧タンク9の側面及び配管収容スペースS1の床部に接
続する。その後、排水用外部管25の排水口25aを下
水等に連通された図示しない排水管の排水口に接続す
る。又、ガス管をガス供給口に接続し、さらに電気配線
を電源に接続して設置作業は完了する。
【0023】従って、本実施形態のユニットハウスにつ
いては参考例と同様に吸水用外部管15,排水用外部管
25及び図示しないガス管、電気配線を給排水口、ガス
供給口、電源に接続するだけで容易に設置現場への据え
付けを完了することができる。すなわち、搬入から据え
付け迄の工期を大幅に短縮できたことにより、工事費を
大幅に低減することができるとともに、営業を早期に実
施することができる。
【0024】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うに適宜変更してもよい。 (a)上記実施形態において吊り下金具4はユニット本
体の屋根に設けたが、屋根以外に側壁等に設けてもよ
い。
【0025】(b)上記実施形態ではランドリーユニッ
トに応用したが、ランドリーとシャワーを兼ね備えたユ
ニットハウスにしてもよい。 (c)特定の設置場所を設けることなくても例えば、ガ
ソリンスタンドの空きスペースにランドリーユニットを
設置したり、時期的要因の高いビルの建設現場イベント
場、野外コンサート又は季節的要因の高いキャンプ場に
シャワーユニット及びランドリーユニットを設置したり
してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ユニットハウスの設置場所への設置及び撤去を容易に行
うことができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例におけるユニットの屋根と後壁を省略し
た給排水管の配管を示す斜視図である。
【図2】同じく、屋根を省略したシャワーユニットの内
部構造を示す斜視図である。
【図3】同じく、シャワーユニットの正面図である。
【図4】実施形態におけるユニットの屋根と後壁の一部
を省略した給排水管の配管を示す斜視図である。
【図5】同じく、屋根を省略したコインランドリーユニ
ットの内部構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
4…吊り部材としての吊り金具、6…衛生設備としての
シャワーボックス、21…衛生設備としての洗面台、2
2…衛生設備としての洗濯機、1…ユニット本体として
のシャワーユニット、20…ユニット本体としてのラン
ドリーユニット、9…加圧タンク、8…給水管、13…
(シャワー用)排水管、26…(洗濯用)排水管、27
…(洗面用)排水管、15…(給水用)外部管、14…
(排水用)外部管、25…(排水用)外部管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形箱状をなすユニット本体内の幅方
    向中央付近に複数の洗濯機と複数の乾燥機とをユニット
    本体の長手方向に沿って隣接するように配置し、ユニッ
    ト本体内の幅方向前方側に、ユニット本体の長手方向に
    沿って延びるように前方側通路を設けると共に、この前
    方側通路に面するようにして洗面台を配置し、前記ユニ
    ット本体内の幅方向後方側には、ユニット本体の長手方
    向に沿って延びるように配管収容スペースを設けたこと
    を特徴とするユニットハウス。
JP2001312046A 2001-10-09 2001-10-09 ユニットハウス Pending JP2002180683A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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