JP2002179367A - 昇降路囲いのない展望用エレベータ - Google Patents

昇降路囲いのない展望用エレベータ

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JP2002179367A
JP2002179367A JP2000377094A JP2000377094A JP2002179367A JP 2002179367 A JP2002179367 A JP 2002179367A JP 2000377094 A JP2000377094 A JP 2000377094A JP 2000377094 A JP2000377094 A JP 2000377094A JP 2002179367 A JP2002179367 A JP 2002179367A
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Kenji Yoake
健治 夜明
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベータを止めることなく、かごガラスのメ
ンテナンスが安全かつ能率的に実施できる昇降路囲いの
ない展望用エレベータを提供する。 【解決手段】昇降路囲いのない展望用エレベータにおい
て、エレベータかご室のかごガラスあるいはかごガラス
上部外装板材に沿って上方から滴下する雨水を受け、ガ
ラス面外へ流出させる樋状部材をエレベータかご室の下
部に設けた構成であるので、かごガラス面に雨露や埃、
曇等のない常に清掃された状態でエレベータを利用する
ことができ、かつエレベータを停止することなくかごガ
ラスのメンテナンスを安全に実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は昇降路囲いのない展
望用エレベータに係わり、特に、エレベータかご室のか
ごガラスのメンテナンスを能率的に実施できる昇降路囲
いのない展望用エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の展望用エレベータを図を参照して
説明する。通常、展望用エレベータは図8に示すよう
に、昇降路1に沿って昇降移動するエレベータかご2か
ら外の景色等が見られるように昇降路1およびエレベー
タかご2にそれぞれ昇降路ガラス3およびかごガラス4
を備えた構成とされている。また、昇降路囲いのない展
望用エレベータは、かごガラス(展望ガラス)は備えて
いるが、昇降路ガラスは備えていないエレベータであ
り、主として屋内に設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昇降路囲い
のない展望用エレベータを屋外に設置した場合、昇降路
ガラスがないため、エレベータかご室のかごガラスが直
接風雨に曝されることになり、かごガラス面に水滴や埃
等が付着する。また、エレベータかご室内にはエアコン
等が設置されることが多く、外気との温度差によりガラ
スが曇ることがある。そのため、快適に展望エレベータ
を利用するには頻繁にかごガラスの清掃を行う必要があ
るが、このかごガラスの清掃はエレベータを止める必要
があり、また大変危険な作業を伴いがちである。
【0004】本発明は、上記状況に対処するためになさ
れたもので、その目的は、エレベータを止めることな
く、エレベータかご室のかごガラスのメンテナンスが安
全にかつ能率的に実施できる昇降路囲いのない展望用エ
レベータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、昇降路囲いのない展望用エ
レベータにおいて、エレベータかご室のかごガラスある
いは前記かごガラス上部外装板材に沿って上方から滴下
する雨水を受け、ガラス面外へ流出させる樋状部材を前
記エレベータかご室の下部に設けたことを特徴とする。
請求項1によると、樋状部材はガラス面に沿って滴下す
る雨水を集めるので、かごガラスに付着した雨水が飛散
するのを防ぎ、雨の日にも視界を確保できる。
【0006】請求項2記載の発明は、昇降路囲いのない
展望用エレベータにおいて、エレベータかご室の上部側
面および下部側面に設けた複数の部材からなる外装板材
を取り付け、この外装板材の外側部材の下端部を折曲げ
て樋状部材を形成するとともに排出口を形成したことを
特徴とする。
【0007】請求項2によると、樋状部材と排出口を外
装板材の一部を使用して形成しているため意匠的にも優
れており、また下方の樋状部材はエレベータの昇降時に
滴下する雨水を集め、上方の樋状部材はかごガラス上部
の外装板に直接降った雨水を集めるので、かごガラスに
付着した雨水が飛散するのを防ぎ、雨の日にも視界を確
保できる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の昇降路囲いのない展望用エレベータにおい
て、樋状部材に集められた雨水を溜める雨水タンクと、
この雨水タンクに設けた雨水排出口と、この雨水排出口
より流出する雨水を制御する制御弁を設けたことを特徴
とする。請求項3によると、制御弁を適宜に開閉するこ
とにより雨水タンクに集めた雨水を適宜な時に排出する
ことができる。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の昇
降路囲いのない展望用エレベータにおいて、樋状部材に
集められた雨水を油分離器により水分と油分とに分離
し、水分を溜める雨水タンクと、油分を溜める油タンク
を独立して設けた油分離装置を備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項4によると、雨水を水分と油分とに
分離する油分離器を設け、水分を溜める雨水タンクが一
杯になれば適宜な時に排水し、油分は独立した油タンク
に保管し、エレベータメンテナンス時に回収する。
【0011】請求項5記載の発明は、昇降路囲いのない
展望用エレベータにおいて、エレベータかご室のかごガ
ラスに熱線入りガラスを使用し、外部からの信号に応じ
て前記熱線に通電する電気回路を設けたことを特徴とす
る。
【0012】請求項5によると、かごガラスが曇る場合
には、熱線に通電してジュール熱を発生させ、付着した
水滴を蒸発させることにより、かごガラス面に発生する
曇りを除去し、視界を確保できる。
【0013】請求項6記載の発明は、昇降路囲いのない
展望用エレベータにおいて、エレベータかご室内換気装
置から排出される空気をかごガラス面に送る配管と、当
該かごガラス面に吹き付けるノズルを備えたことを特徴
とする。請求項6によると、かご内換気装置の風を配管
とノズルによりかごガラス面の内側に送風することによ
り、かごガラス面の曇りを除去できる。
【0014】請求項7記載の発明は、昇降路囲いのない
展望用エレベータにおいて、エレベータかご室のかごガ
ラスの外側面に沿って移動するワイパーと、このワイパ
ーを駆動させる駆動装置と、エレベータが走行している
時に前記ワイパーを制御させる制御装置を設けたことを
特徴とする。
【0015】請求項7によると、かごガラス面にほこり
や水滴等が付着すると、駆動装置および制御装置により
ワイパーをかごガラス面に沿って駆動し、短時間でほこ
りや水滴を除去し、視界が確保できる。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項7記載の昇
降路囲いのない展望用エレベータにおいて、エレベータ
かご室のかごガラスに沿って移動するワイパーに当該か
ごガラス面を乾燥させる乾燥装置を付設したことを特徴
とする。請求項8によると、ワイパーによりほこりや水
滴を除去した後、ガラス面に残った水膜を乾燥装置によ
り蒸発させるので、より良好な視界を確保できる。
【0017】請求項9記載の発明は、昇降路囲いのない
展望用エレベータにおいて、エレベータかご室のかごガ
ラス面を乾燥させる空気を吹き付ける吹き付け装置を昇
降路に設け、エレベータかごが通過することを検知し
て、前記送風装置を作動させることを特徴とする。請求
項9によると、エレベータかごが通過するとき送風装置
が作動し、かごガラス面に付着した埃や水分を飛ばすこ
とができるので、視界が確保できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態である
昇降路囲いのないエレベータかご室の側面図である。
【0019】図に示すように、本実施形態の昇降路囲い
のない展望用エレベータは、昇降路1に沿って昇降移動
するエレベータかご2から外の景色等が見られるように
エレベータかご2の側面にかごガラス4を取り付けてお
り、昇降路1には昇降路ガラスを設置していない。
【0020】このように昇降路ガラスを設置しない展望
用エレベータでは、雨水が直接かごガラス4にあたり、
ガラス面に付着するので、その雨水を受ける樋状部材5
を展望用エレベータ機器の目隠し用に設置する外装板材
6の下部に設置している。この外装板材6の外面を伝わ
った雨水は樋状部材5に集められ、油分離装置11に流
入する。油分離装置11では雨水は油分離器10により
水分と油分に分離される。すなわち、油分は油タンク7
に集められ、水分は雨水タンク8に集められる。雨水タ
ンク8には排出口8aと制御弁9が設けられており、油
タンク7には排出口7aと制御弁8bが設けられてい
る。これによりガラス面に付着して垂れ落ちる雨水は油
水に分離され、水分は適宜な時に排出され、油分は適宜
な時に回収される。
【0021】また、かごガラス4には熱線入りガラスを
用いており、この熱線入りガラスに必要により電流を流
すことによりかごガラス4面に付着した水滴を蒸発させ
ている。さらに、かごガラス4面には、直接に水滴を除
去する移動式ワイパー16とその駆動装置15が設置さ
れており、このワイパー16に乾燥装置17が付設され
ている。これにより、ワイパー16の旋回範囲にあるか
ごガラス面については確実に視界が確保できる。また、
エレベータかご2の天井の外部には換気装置12を取付
けており、この換気装置12からの風をかごガラス4面
へ送る配管13とノズル14がエレベータかご2の天井
の隅部に設置されている。これによりかごガラス4面の
内面に生じる曇りの発生を少くすることができる。
【0022】一方、昇降路1にはエレベータのかごガラ
ス4面を乾燥させる空気を吹き付ける送風機等の送風装
置18が設置されている。この送風装置18はエレベー
タかご2が通過するとき、作動するように構成されてい
る。従って、エレベータかご2が通過するとき送風装置
18が作動し、かごガラス4面に付着した埃や水分を飛
ばすことができるので、かごガラス4面の全体を通して
汚水の付着を低減でき、ガラス面を通した視界が確保で
きる。また、送風装置18は昇降路1に設置しているた
めエレベータかご2の構造上の制約を受けずに設置可能
となり、さらに、エレベータかご2が簡潔となり、意匠
的にも優れている。
【0023】図2は本発明の第2実施形態の昇降路囲い
のない展望用エレベータのかごガラス部分の側面図であ
る。図に示すように、本実施形態が図1の第1実施形態
と相違する構成は、展望用エレベータのかごガラスの上
部外装板材6aの下部表面に、その下部表面から少し出
っ張るように樋状部材5aと排出口を設けており、また
下部外装板材6の下部表面にもその下部表面から少し出
っ張るように樋状部材5と排出口を設けている点であ
り、その他の構成は同一であるので、同一部分には同一
符号を付して説明する。
【0024】本実施形態は上記のようにかごガラスの外
装板材6a,6の一部を利用して樋状部材5a,5を形
成しているので構造的に無駄がなく、また下方の樋状部
材5はエレベータかご2の昇降時にかごガラス4あるい
は外装板6に沿って滴下する雨水を集め、上方の樋状部
材5aはかごガラス上部の外装板6aに直接降った雨水
を集めるので、かごガラス4に付着した雨水が飛散する
のを防ぎ、雨の日にも視界を確保できる。
【0025】図3は本発明の第3実施形態の昇降路囲い
のない展望用エレベータのかごガラス部分の側面図であ
る。図に示すように、本実施形態が図2の第2実施形態
と相違する構成は、上部外装板材6a及び下部外装板材
6の一部を内側に曲げ、樋状部材5a及び樋状部材5を
構成した点であり、その他の構成は同一であるので、同
一部分には同一符号を付して説明する。
【0026】本実施形態は、樋状部材5a及び5は複数
の部材からなる外装板材6a及び6を用いて構成されて
いる。すなわち、上部の樋状部材5aの外側部材は、外
装板材6aの外板より外側にあり、かつ、この外側板材
の上端部が図の左方向にやや下方向に傾斜を持たせ、他
の外装板材6aの一部とで樋状部材5aを構成してお
り、また、下部の樋状部材5の外側部材も、同様に外装
板材6の外板より外側にあり、かつ、この外側板材の上
端部が図の左方向にやや下方向に傾斜を持たせ、他の外
装板材6の一部とで樋状部材5を構成している。このよ
うに外装板材6a,6の一部を巧みに使用して樋状部材
5a,5が形成されている。
【0027】通常、展望用エレベータは外装板材が取り
付けられることが多く、外装板材にカバーの役目と雨水
の排出口の役目を持たせことができるが、本実施形態で
は雨水を集めることに利用している。この場合、雨水を
集める樋状部材を特別に付加するのではなく外装板材を
利用しているので、展望用エレベータとしての意匠を損
なうことなく第1実施形態と同様な効果が得られる。ま
た、樋状部材に蓄えられた雨水は制御弁で制御されて排
水口より適宜排出される。
【0028】図4は油分離装置11の詳細を示す図であ
る。図に示すように、エレベータかご2のかごガラス4
の下端部に設けている樋状部材5または外装板材6から
流れる雨水を、水分と油分とに分離する油分離装置11
を設けており、この油分離装置11では水分を溜める雨
水タンク8と油分を溜める油タンク7とは油分離器10
を介してそれぞれ独立している。
【0029】樋状部材5または外装板材6から回収され
た雨水にはエレベータ機器に塗布されている油分が含ま
れているため雨水を回収してもそのまま排水できない場
合がある。そこで、水分と油分とに分離する油分離器1
0を設け、水分のみ雨水タンク8に蓄えられ雨水タンク
8が一杯になれば制御弁9を開とし排水口8aから適宜
な時に排水し、油分は独立した油タンク7に保管し、エ
レベータメンテナンス時などに制御弁7bを開として回
収する。このように油分を油タンク7に溜めて回収する
ことにより環境に配慮することができる。
【0030】図5は熱線入りのかごガラスの詳細を示す
図である。図に示すように、かごガラス4に熱線入りガ
ラスを使用し、外部からの信号に応じて電源19を閉じ
る開閉装置20を設け、熱線に通電するように構成され
ている。例えば、かごガラス4に付着した雨水は、エレ
ベータかご室内と外気との温度差などによりかごガラス
が曇った時には外部からの信号により開閉装置20を閉
じ、熱線に通電することでジュール熱を発生させ、水滴
を蒸発させることで曇りを取り払い、視界が得られるよ
うにする。
【0031】また、エレベータかご室にエアコン等を設
置した場合にも、かごガラスが曇ることが考えられる
が、熱線に通電してジュール熱を発生させ付着した水滴
を蒸発させることにより、かごガラス面に発生する曇り
を除去し、視界を確保できる。なお、ガラスの曇り検出
を外部からの信号等によらない場合は、ガラス面の端部
複数箇所に電極を取付け、この電極の抵抗値の変化でガ
ラスのくもりを検知する方法もある。
【0032】図6は送風によりかごガラスの曇りを取り
除く詳細を示す図である。図に示すように、エレベータ
かご2の天井外側にエレベータかご内換気装置12を取
り付け、この換気装置12から排出される空気をかごガ
ラス4面に送る配管13とかごガラス4に吹き付けるノ
ズル14を備えている。エアコン等のかご内換気装置1
2によりエレベータかご内と外気とに温度差が発生する
と、ガラスが曇る場合がある。かご内換気装置12の風
を配管13とノズル14によりかごガラス4面の外側に
送風することにより、かごガラス4面の曇りを除去でき
る。なお、かごガラスの代りにフロートガラス等を採用
した場合でも、かご内の換気装置を利用することにより
本実施例と同様の効果が確保できる。
【0033】図7はワイパー機構の詳細を示す図であ
る。図に示すように、かごガラス4面の外側面に密着し
て移動するワイパー16と、このワイパー16を駆動す
る駆動装置15と、エレベータかごが走行している時に
ワイパー16を制御する図示しない制御装置から構成さ
れている。かごガラス4面にほこりや水滴等が付着した
時、ワイパー16をかごガラス4面に沿って駆動し、ほ
こりや水滴を除去する。このワイパー作動により短時間
でほこりや水滴を除去し、視界が確保できる。また、除
去した水滴を樋状部材5に集め、雨水タンクに回収でき
る。
【0034】さらに、かごガラス4面に沿って移動する
ワイパー16にガラス面を乾燥させるヒータまたは空気
を吹き付ける乾燥装置17を付設することもできる。ワ
イパー16によってガラス面の水滴等は除去できるが水
膜が残る。ワイパー16にガラス面を乾燥させる乾燥装
置17を付設し、ワイパー16によりほこりや水滴を除
去した後、ガラス面に残った水膜を蒸発させる。かごガ
ラス面に残った水分を蒸発させ、清掃後のほこりの付着
等を防ぐことができるので、より良好な視界を確保でき
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
昇降路囲いのない展望用エレベータのかごガラスのメン
テナンスを、エレベータを停止することなく安全に実施
でき、また、かごガラス面に雨露や埃、曇等のない常に
清掃された状態でエレベータを利用することができる、
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるエレベータの側面
図。
【図2】本発明の第2実施形態であるエレベータのかご
ガラスの断面図。
【図3】本発明の第3実施形態であるエレベータのかご
ガラスの断面図。
【図4】本発明における油分離装置の詳細を示す断面
図。
【図5】本発明における熱線入りかごガラスの詳細を示
す正面図。
【図6】本発明における送風手段の詳細を示す図。
【図7】本発明におけるワイパー機構の詳細を示す断面
図。
【図8】従来の展望用エレベータの断面図。
【符号の説明】
1…昇降路、2…かご、3…昇降路ガラス、4…かごガ
ラス、5,5a…樋状部材、6,6a…外装板材、7…
油タンク、7a…排出口、7b…制御弁、8…雨水タン
ク、8a…排出口、9…制御弁、10…油分離器、11
…油分離装置、12…かご内換気装置、13…配管、1
4…ノズル、15…移動式ワイパー、16…駆動装置、
17…乾燥装置、18…送風装置、19…電極、20…
開閉装置。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路囲いのない展望用エレベータにお
    いて、エレベータかご室のかごガラスあるいは前記かご
    ガラス上部外装板材に沿って上方から滴下する雨水を受
    け、ガラス面外へ流出させる樋状部材を前記エレベータ
    かご室の下部に設けたことを特徴とする昇降路囲いのな
    い展望用エレベータ。
  2. 【請求項2】 昇降路囲いのない展望用エレベータにお
    いて、エレベータかご室の上部側面および下部側面に設
    けた複数の部材からなる外装板材を取り付け、この外装
    板材の外側部材の下端部を折曲げて樋状部材を形成する
    とともに排出口を形成したことを特徴とする昇降路囲い
    のない展望用エレベータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の昇降路囲
    いのない展望用エレベータにおいて、樋状部材に集めら
    れた雨水を溜める雨水タンクと、この雨水タンクに設け
    た雨水排出口と、この雨水排出口より流出する雨水を制
    御する制御弁を設けたことを特徴とする昇降路囲いのな
    い展望用エレベータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の昇降路囲いのない展望用
    エレベータにおいて、樋状部材に集められた雨水を油分
    離器により水分と油分とに分離し、水分を溜める雨水タ
    ンクと、油分を溜める油タンクを独立して設けた油分離
    装置を備えたことを特徴とする昇降路囲いのない展望用
    エレベータ。
  5. 【請求項5】 昇降路囲いのない展望用エレベータにお
    いて、エレベータかご室のかごガラスに熱線入りガラス
    を使用し、外部からの信号に応じて前記熱線に通電する
    電気回路を設けたことを特徴とする昇降路囲いのない展
    望用エレベータ。
  6. 【請求項6】 昇降路囲いのない展望用エレベータにお
    いて、エレベータかご室内換気装置から排出される空気
    をかごガラス面に送る配管と、当該かごガラス面に吹き
    付けるノズルを備えたことを特徴とする昇降路囲いのな
    い展望用エレベータ。
  7. 【請求項7】 昇降路囲いのない展望用エレベータにお
    いて、エレベータかご室のかごガラスの外側面に沿って
    移動するワイパーと、このワイパーを駆動させる駆動装
    置と、エレベータが走行している時に前記ワイパーを制
    御させる制御装置を設けたことを特徴とする昇降路囲い
    のない展望用エレベータ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の昇降路囲いのない展望用
    エレベータにおいて、エレベータかご室のかごガラスに
    沿って移動するワイパーに当該かごガラス面を乾燥させ
    る乾燥装置を付設したことを特徴とする昇降路囲いのな
    い展望用エレベータ。
  9. 【請求項9】 昇降路囲いのない展望用エレベータにお
    いて、エレベータかご室のかごガラス面を乾燥させる空
    気を吹き付ける吹き付け装置を昇降路に設け、エレベー
    タかごが通過することを検知して、前記送風装置を作動
    させることを特徴とする昇降路囲いのない展望用エレベ
    ータ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069863A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Kayaba System Machinery Kk エレベータ間隙のドレン構造
CN103732522A (zh) * 2011-08-10 2014-04-16 因温特奥股份公司 消防电梯
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