JP2002179360A - エレベーターのガバナ装置 - Google Patents
エレベーターのガバナ装置Info
- Publication number
- JP2002179360A JP2002179360A JP2000385582A JP2000385582A JP2002179360A JP 2002179360 A JP2002179360 A JP 2002179360A JP 2000385582 A JP2000385582 A JP 2000385582A JP 2000385582 A JP2000385582 A JP 2000385582A JP 2002179360 A JP2002179360 A JP 2002179360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- governor
- weight
- elevator
- lower pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
- B66B5/04—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
- B66B5/044—Mechanical overspeed governors
Abstract
(57)【要約】
【課題】 下部プーリーの周囲の空間を必要最小限とす
ることができるエレベーターのガバナ装置を提供する。 【解決手段】 上部プーリー１、下部プーリー２、支持
枠４、支持腕５、ガバナロープ６および、ガバナマシン
７とからなるガバナ装置であって、下部プーリー２の厚
さを厚くし、下部プーリー２自体でガバナロープ６にテ
ンションを付与できるようにした。また、下部プーリー
を通常のものとし、下部プーリーと同じ輪郭（円形）の
重りを同芯的に配置した。
ることができるエレベーターのガバナ装置を提供する。 【解決手段】 上部プーリー１、下部プーリー２、支持
枠４、支持腕５、ガバナロープ６および、ガバナマシン
７とからなるガバナ装置であって、下部プーリー２の厚
さを厚くし、下部プーリー２自体でガバナロープ６にテ
ンションを付与できるようにした。また、下部プーリー
を通常のものとし、下部プーリーと同じ輪郭（円形）の
重りを同芯的に配置した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのガ
バナ装置に関するものである。
バナ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置は、特開平２−１０
６５８８号公報や特開平７−３０９５５６号公報に記載
されているように、エレベーターの主ガイドレールに移
動可能に固定された支持腕、この支持腕に回転自在に固
定されたプーリー、前記支持腕に固定された重り、調速
機、調速機のプーリーと前記プーリー間にエンドレス状
に掛けられ、１箇所でかごに固定されているガバナロー
プから構成されている。そして、かごが所定の速度以上
で走行した時、調速機が動作しガバナロープを拘束し
て、かごに搭載されている非常止め装置をガバナロープ
を介して作動させ、これによりかごを非常停止させる。
６５８８号公報や特開平７−３０９５５６号公報に記載
されているように、エレベーターの主ガイドレールに移
動可能に固定された支持腕、この支持腕に回転自在に固
定されたプーリー、前記支持腕に固定された重り、調速
機、調速機のプーリーと前記プーリー間にエンドレス状
に掛けられ、１箇所でかごに固定されているガバナロー
プから構成されている。そして、かごが所定の速度以上
で走行した時、調速機が動作しガバナロープを拘束し
て、かごに搭載されている非常止め装置をガバナロープ
を介して作動させ、これによりかごを非常停止させる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、重
りがプーリーの下方や側方にはみ出した状態で配置され
ているため、側方や下方に空間を確保することが必要と
なる。使用期間の経過とともに、ガバナロープが伸びる
ためこの伸び寸法を考慮すると、プーリーの下方に重り
を配置した場合には、プーリーの下方により大きな空間
を確保する必要がある。
りがプーリーの下方や側方にはみ出した状態で配置され
ているため、側方や下方に空間を確保することが必要と
なる。使用期間の経過とともに、ガバナロープが伸びる
ためこの伸び寸法を考慮すると、プーリーの下方に重り
を配置した場合には、プーリーの下方により大きな空間
を確保する必要がある。
【０００４】本発明の目的は、プーリー下方に確保すべ
き空間を必要最小限とすることができるエレベーターの
ガバナ装置を提供することにある。
き空間を必要最小限とすることができるエレベーターの
ガバナ装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、調速機と張
り車部と、上部プーリーと張り車部のプーリー間に、エ
ンドレス状に掛けられ、かつ１箇所がかごに固定されて
いるガバナロープとを有するエレベーターのガバナ装置
において、前記張り車部をプーリーと、このプーリーと
ほぼ同じ輪郭を有し、前記プーリーと同軸状に配置され
た重りと、支持腕を備えた構成としたことにより達成さ
れる。
り車部と、上部プーリーと張り車部のプーリー間に、エ
ンドレス状に掛けられ、かつ１箇所がかごに固定されて
いるガバナロープとを有するエレベーターのガバナ装置
において、前記張り車部をプーリーと、このプーリーと
ほぼ同じ輪郭を有し、前記プーリーと同軸状に配置され
た重りと、支持腕を備えた構成としたことにより達成さ
れる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図
１、図２および図３により説明する。
１、図２および図３により説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施形態の要部の平面
図、図２は本発明の一実施形態の要部の正面図である。
図、図２は本発明の一実施形態の要部の正面図である。
【０００８】エレベーターのガバナ装置は、昇降路の上
部に配置された上部プーリー１、昇降路の下方に配置さ
れた下部プーリー２、主レール３に上下方向に移動可能
に取付けられた支持枠４、一端が支持枠４に回転自在に
固定され、前記下部プーリー２を回転自在に支持する支
持腕５と、前記上下プーリー１、２間にエンドレス状に
掛けられたガバナロープ６と、前記支持枠４の上に載置
され、プーリー７Ａがガバナロープ６と当接するように
配置されたガバナマシン７とから構成されている。前記
下部プーリー２は図１に示すように、厚さが通常のプー
リーよりも厚く形成され、ガバナロープ６にテンション
を付与するための重りの役目も果たしている。
部に配置された上部プーリー１、昇降路の下方に配置さ
れた下部プーリー２、主レール３に上下方向に移動可能
に取付けられた支持枠４、一端が支持枠４に回転自在に
固定され、前記下部プーリー２を回転自在に支持する支
持腕５と、前記上下プーリー１、２間にエンドレス状に
掛けられたガバナロープ６と、前記支持枠４の上に載置
され、プーリー７Ａがガバナロープ６と当接するように
配置されたガバナマシン７とから構成されている。前記
下部プーリー２は図１に示すように、厚さが通常のプー
リーよりも厚く形成され、ガバナロープ６にテンション
を付与するための重りの役目も果たしている。
【０００９】図３は他の実施形態を示すもので、重り８
を円盤状のものとし、下部プーリー２Ａと同芯的に取付
けたものである。重り８は、外径が下部プーリー２Ａと
ほぼ同程度とし、厚さを４〜５センチメートルとすると
重量は２０キログラム前後となり、必要なテンションを
ガバナロープに付与することができる。また、重り８の
厚さを選択して、必要なテンションが付与できるように
する。このように、重りを下部プーリーと同じ輪郭（円
形）とし、また、同芯的に取付けたので下部プーリーの
周囲に重りを配置するための空間をとる必要はない上、
下方側もガバナロープの伸びに対応するだけの空間があ
れば充分であり、周囲の空間を必要最小限とすることが
できる。
を円盤状のものとし、下部プーリー２Ａと同芯的に取付
けたものである。重り８は、外径が下部プーリー２Ａと
ほぼ同程度とし、厚さを４〜５センチメートルとすると
重量は２０キログラム前後となり、必要なテンションを
ガバナロープに付与することができる。また、重り８の
厚さを選択して、必要なテンションが付与できるように
する。このように、重りを下部プーリーと同じ輪郭（円
形）とし、また、同芯的に取付けたので下部プーリーの
周囲に重りを配置するための空間をとる必要はない上、
下方側もガバナロープの伸びに対応するだけの空間があ
れば充分であり、周囲の空間を必要最小限とすることが
できる。
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、下
部プーリーの周囲の空間を必要最小限とすることができ
るエレベーターのガバナ装置を提供することができる。
部プーリーの周囲の空間を必要最小限とすることができ
るエレベーターのガバナ装置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施形態の要部の平面図である。
【図２】本発明の一実施形態の要部の正面図である。
【図３】本発明の他の実施形態の要部平面図である。
１ 上部プーリー ２、２Ａ 下部プーリー ３ 主レール ４ 支持枠 ５ 支持腕 ６ ガバナロープ ７ ガバナマシン ８ 重り
Claims (3)
- 【請求項１】 調速機と張り車部と、上部プーリーと張
り車部のプーリー間に、エンドレス状に掛けられ、かつ
１箇所がかごに固定されているガバナロープとを有する
エレベーターのガバナ装置において、前記張り車部をプ
ーリーと、このプーリーとほぼ同じ輪郭を有し、前記プ
ーリーと同軸状に配置された重りと、支持腕を備えた構
成としたことを特徴とするエレベーターのガバナ装置。 - 【請求項２】 前記プーリーと重りとが一体に形成され
ていることを特徴とする請求項１記載のエレベーターの
ガバナ装置。 - 【請求項３】 前記重りはプーリーとほぼ同じ外径をも
った円盤状をしており、プーリーと同軸状に支持腕に固
定されていることを特徴とする請求項１記載のエレベー
ターのガバナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000385582A JP2002179360A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | エレベーターのガバナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000385582A JP2002179360A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | エレベーターのガバナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002179360A true JP2002179360A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18852820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000385582A Pending JP2002179360A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | エレベーターのガバナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002179360A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011121742A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの制動装置 |
| JP5645955B2 (ja) * | 2010-11-01 | 2014-12-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000385582A patent/JP2002179360A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011121742A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの制動装置 |
| JP5645955B2 (ja) * | 2010-11-01 | 2014-12-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
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