JP2002178693A - 電子黒板装置 - Google Patents
電子黒板装置Info
- Publication number
- JP2002178693A JP2002178693A JP2000383365A JP2000383365A JP2002178693A JP 2002178693 A JP2002178693 A JP 2002178693A JP 2000383365 A JP2000383365 A JP 2000383365A JP 2000383365 A JP2000383365 A JP 2000383365A JP 2002178693 A JP2002178693 A JP 2002178693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic blackboard
- height
- writing
- description
- writing surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子黒板装置は、その記載面の高さが固定さ
れており、記入に際し適正な位置と言い難く、記入する
書体に歪みなどを生じたり、記載文字品質を損なうこと
がある。また、記載位置が下部にきたとき準備された会
議机等により視線が遮られ、電子黒板の視認性が悪くな
るものであった。 【解決手段】 記載面102と、記載面102に記載し
た内容を複写する手段を備えるとともに記載面102を
上下方向に昇降させる昇降装置104を設け、昇降装置
104を制御して記載面102の昇降高さを設定できる
設定スイッチ105を備えた構成の電子黒板装置とし、
記載時には記載者に視認性がよく、かつ、書き易い位置
に記載面102を設定でき、記載後、会議出席者が記載
内容を確認する際は、机等の会議室備品等による遮りを
なくし、記載内容を視認性よく全員が確認することがで
きるようにする。
れており、記入に際し適正な位置と言い難く、記入する
書体に歪みなどを生じたり、記載文字品質を損なうこと
がある。また、記載位置が下部にきたとき準備された会
議机等により視線が遮られ、電子黒板の視認性が悪くな
るものであった。 【解決手段】 記載面102と、記載面102に記載し
た内容を複写する手段を備えるとともに記載面102を
上下方向に昇降させる昇降装置104を設け、昇降装置
104を制御して記載面102の昇降高さを設定できる
設定スイッチ105を備えた構成の電子黒板装置とし、
記載時には記載者に視認性がよく、かつ、書き易い位置
に記載面102を設定でき、記載後、会議出席者が記載
内容を確認する際は、机等の会議室備品等による遮りを
なくし、記載内容を視認性よく全員が確認することがで
きるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会議等に使用され
る電子黒板装置に関する。
る電子黒板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、多くの会議の場において電子黒板
が用いられ、議事録の作成等、会議の途中および終了時
に電子黒板の記載部に記載した内容を複写し、会議を効
果的に推進することが行われている。
が用いられ、議事録の作成等、会議の途中および終了時
に電子黒板の記載部に記載した内容を複写し、会議を効
果的に推進することが行われている。
【0003】図6は従来の電子黒板装置の正面図であ
る。この図6に示す従来の電子黒板は、脚部に移動用の
キャスターを具備し、会議室等使われる場所に手で押し
て移動可能であり、壁等の支えや固定も不要で、自立可
能な自立式可動型の電子黒板の例である。
る。この図6に示す従来の電子黒板は、脚部に移動用の
キャスターを具備し、会議室等使われる場所に手で押し
て移動可能であり、壁等の支えや固定も不要で、自立可
能な自立式可動型の電子黒板の例である。
【0004】図6中の201は電子黒板の構造体、20
2は電子黒板の記載面、203は電子黒板の制御部、2
04は電子黒板を移動させ、会議の場等においては適正
位置に設置するためのキャスター機構である。
2は電子黒板の記載面、203は電子黒板の制御部、2
04は電子黒板を移動させ、会議の場等においては適正
位置に設置するためのキャスター機構である。
【0005】前記電子黒板の記載面202としては、固
定した記載面をもつものから複数面の記載面を持つもの
があり、複数面の記載面を持つものは、通常ベルト状の
記載面が、操作部に設けた記載面送りスイッチを操作す
ることにより、右または左方向に回転し、あらかじめ設
定された複数のポジションに自動的に停止し、数面の異
なる記載面を順次使用できるような構造になっている。
そして、書き込みはこの記載面202に通常フェルトペ
ン等で書きこまれる。また、電子黒板の制御部203
は、電子黒板を駆動する電源スイッチ、複写スイッチ、
記載面202の送りスイッチ等の操作部および複写用の
プリンタ等を搭載して構成されている。
定した記載面をもつものから複数面の記載面を持つもの
があり、複数面の記載面を持つものは、通常ベルト状の
記載面が、操作部に設けた記載面送りスイッチを操作す
ることにより、右または左方向に回転し、あらかじめ設
定された複数のポジションに自動的に停止し、数面の異
なる記載面を順次使用できるような構造になっている。
そして、書き込みはこの記載面202に通常フェルトペ
ン等で書きこまれる。また、電子黒板の制御部203
は、電子黒板を駆動する電源スイッチ、複写スイッチ、
記載面202の送りスイッチ等の操作部および複写用の
プリンタ等を搭載して構成されている。
【0006】前記構成の電子黒板の使用法は、この電子
黒板を使用場所に設置し、記入者はフェルトペンで記載
面202に記載し会議を進行する。もし記載面202に
不要な部分が発生すれば、専用のイレーサーで消すこと
も可能である。記載面202の記載内容を複写する場
合、必要に応じて操作部にある複写スイッチを押すこと
により、記載面202の内容をイメージセンサー等によ
り電気的に読み込み、内蔵された感熱式等のプリンタ等
によりに記載面202の内容を縮小複写することができ
る。
黒板を使用場所に設置し、記入者はフェルトペンで記載
面202に記載し会議を進行する。もし記載面202に
不要な部分が発生すれば、専用のイレーサーで消すこと
も可能である。記載面202の記載内容を複写する場
合、必要に応じて操作部にある複写スイッチを押すこと
により、記載面202の内容をイメージセンサー等によ
り電気的に読み込み、内蔵された感熱式等のプリンタ等
によりに記載面202の内容を縮小複写することができ
る。
【0007】また、複数の記載面を持つ電子黒板の場合
は、操作部に設けられた記載面の送りスイッチを操作す
ることにより、記載面であるフィルムを右または左に送
って新たな記載面を設定し、記載面に書き込み記載し会
議を続行することも可能である。
は、操作部に設けられた記載面の送りスイッチを操作す
ることにより、記載面であるフィルムを右または左に送
って新たな記載面を設定し、記載面に書き込み記載し会
議を続行することも可能である。
【0008】このように電子黒板を使用すれば効果的に
会議の進行を行うとともに、議事録など資料を即座に作
成することができ、出席者への内容の徹底と改めて資料
を作成する時間の短縮が図られる。
会議の進行を行うとともに、議事録など資料を即座に作
成することができ、出席者への内容の徹底と改めて資料
を作成する時間の短縮が図られる。
【0009】ところで前記の電子黒板の使用において、
会議を効果的にするのに非常に重要な役割をはたす一
方、使用にあたって、会議への出席者に対し効果的に記
載内容を徹底するためには、記載面は高い位置に構成さ
れることがのぞましい。一方、記載者からすれば高い位
置の記載面は手を持ち上げ、かつ、上方を見上げ首を持
ち上げた状態での記載面への記入となり、記入に対し適
正な位置とはいえない。
会議を効果的にするのに非常に重要な役割をはたす一
方、使用にあたって、会議への出席者に対し効果的に記
載内容を徹底するためには、記載面は高い位置に構成さ
れることがのぞましい。一方、記載者からすれば高い位
置の記載面は手を持ち上げ、かつ、上方を見上げ首を持
ち上げた状態での記載面への記入となり、記入に対し適
正な位置とはいえない。
【0010】このようなことから、図7に示すように会
議において使用する電子黒板において視認性がよく、か
つ、記載者にとって適正な記載面の高さを維持する電子
黒板の使用方法が考えられてきた。図7は、同電子黒板
装置の記載時と出席者の確認状態を示す説明図。
議において使用する電子黒板において視認性がよく、か
つ、記載者にとって適正な記載面の高さを維持する電子
黒板の使用方法が考えられてきた。図7は、同電子黒板
装置の記載時と出席者の確認状態を示す説明図。
【0011】この図7において205は従来から用いら
れている電子黒板、206は電子黒板205の記載内容
を読み取ろうとしている会議の出席者、207は会議出
席者207が自ら会議の内容を筆記するための会議机、
208は議事進行を司り、適時かかる電子黒板205に
議事内容を記入する記載者、209は記載者208の
腕、210は記入用のフェルトペンである。
れている電子黒板、206は電子黒板205の記載内容
を読み取ろうとしている会議の出席者、207は会議出
席者207が自ら会議の内容を筆記するための会議机、
208は議事進行を司り、適時かかる電子黒板205に
議事内容を記入する記載者、209は記載者208の
腕、210は記入用のフェルトペンである。
【0012】この従来の電子黒板205の使い方につい
て説明すると、前記の電子黒板205は、その利便性よ
り通常縦が1m近辺、横が2m近辺の大きさになってお
り、通常1m程度の本体を支える脚部の上に乗ってい
る。したがって議事進行を司る記載者208が電子黒板
の記載部にフェルトペン210で記載しようとすれば、
図7に示す記載者208のように議事進行の最初におい
て、その記載位置は一般的に高い位置にあり、記載者2
08の腕209は記載中常に持ち上げた状態で記載部に
記入することになる。
て説明すると、前記の電子黒板205は、その利便性よ
り通常縦が1m近辺、横が2m近辺の大きさになってお
り、通常1m程度の本体を支える脚部の上に乗ってい
る。したがって議事進行を司る記載者208が電子黒板
の記載部にフェルトペン210で記載しようとすれば、
図7に示す記載者208のように議事進行の最初におい
て、その記載位置は一般的に高い位置にあり、記載者2
08の腕209は記載中常に持ち上げた状態で記載部に
記入することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような姿勢は、
記入に際し適正な位置と言い難く、記入する書体に歪み
などを生じたり、記載文字品質を損なうことがある。さ
らに会議が進み記載位置が下部にくると、記載者208
は記載位置が低いために腰をかがめ、あるいは中腰の状
態での姿勢での記入になり、このときも記入に対し適正
な位置とは言い難い。また、記入する書体に歪みなどを
生じたり、記載文字品質を損なうことがある。
記入に際し適正な位置と言い難く、記入する書体に歪み
などを生じたり、記載文字品質を損なうことがある。さ
らに会議が進み記載位置が下部にくると、記載者208
は記載位置が低いために腰をかがめ、あるいは中腰の状
態での姿勢での記入になり、このときも記入に対し適正
な位置とは言い難い。また、記入する書体に歪みなどを
生じたり、記載文字品質を損なうことがある。
【0014】一方、会議の出席者は、記載位置が下部に
きたとき準備された会議机等により視線が遮られ、電子
黒板205の視認性が悪くなり、しいては判読できず、
さらには立ち上がって確認する状況も生ずるおそれがあ
り、著しく会議の進行を阻害し、時間的な効率の低下を
引き起こす。これらの課題は、出席者が多くなるとさら
に著しいこととなる。
きたとき準備された会議机等により視線が遮られ、電子
黒板205の視認性が悪くなり、しいては判読できず、
さらには立ち上がって確認する状況も生ずるおそれがあ
り、著しく会議の進行を阻害し、時間的な効率の低下を
引き起こす。これらの課題は、出席者が多くなるとさら
に著しいこととなる。
【0015】本発明は前記従来の問題に留意し、記載時
には記載者に視認性がよく、かつ、書き易い位置に記載
面を設定でき、記載後、会議出席者が記載内容を確認す
る際は、机等の会議室備品等による遮りをなくし、記載
内容を視認性よく全員が確認することができる電子黒板
装置を提供することを目的とする。
には記載者に視認性がよく、かつ、書き易い位置に記載
面を設定でき、記載後、会議出席者が記載内容を確認す
る際は、机等の会議室備品等による遮りをなくし、記載
内容を視認性よく全員が確認することができる電子黒板
装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、記載部を上下方向に昇降できる機構を備え
た構成の電子黒板装置とする。
するために、記載部を上下方向に昇降できる機構を備え
た構成の電子黒板装置とする。
【0017】本発明によれば、記載者が記載するペンを
持つ手を持ち上げず、かつ、見上げない適正な高さに電
子黒板の記載面を設定でき、記載後は出席者に視認性の
よい高さに記載面を設定可能にすることができる。
持つ手を持ち上げず、かつ、見上げない適正な高さに電
子黒板の記載面を設定でき、記載後は出席者に視認性の
よい高さに記載面を設定可能にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記載部と、記載部に記載した内容を複写する手段を
備え、記載部を上下方向に昇降させる昇降装置を設けた
電子黒板装置であり、記載面を昇降させ、記載時は記載
者が手を持ち上げず、かつ、見上げない高さに設定する
とともに、記載後は視認性のよい高さに設定して出席者
に対しては視認性のよいものにするという作用を有す
る。
は、記載部と、記載部に記載した内容を複写する手段を
備え、記載部を上下方向に昇降させる昇降装置を設けた
電子黒板装置であり、記載面を昇降させ、記載時は記載
者が手を持ち上げず、かつ、見上げない高さに設定する
とともに、記載後は視認性のよい高さに設定して出席者
に対しては視認性のよいものにするという作用を有す
る。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の電子黒板装置において、記載部の高さを上下
に昇降させる昇降装置を制御し、昇降高さを設定できる
操作部を備えたものであり、記載面の高さ設定の煩雑さ
を除き、利便性を向上させるという作用を有する。
1に記載の電子黒板装置において、記載部の高さを上下
に昇降させる昇降装置を制御し、昇降高さを設定できる
操作部を備えたものであり、記載面の高さ設定の煩雑さ
を除き、利便性を向上させるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の電子黒板装置において、昇降装置はあらかじ
めきめられた複数の高さを設定可能とし、操作部はあら
かじめきめられた複数の高さの昇降装置の高さの中から
選択できるスイッチで記載面の昇降位置を選択すること
を可能にしたものであり、同じく記載面の高さ設定の煩
雑さを除き、利便性を向上させるという作用を有する。
2に記載の電子黒板装置において、昇降装置はあらかじ
めきめられた複数の高さを設定可能とし、操作部はあら
かじめきめられた複数の高さの昇降装置の高さの中から
選択できるスイッチで記載面の昇降位置を選択すること
を可能にしたものであり、同じく記載面の高さ設定の煩
雑さを除き、利便性を向上させるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2または3に記載の電子黒板装置において、記載部の上
部に設けた超音波の発信機および受信機と、位置変更の
設定スイッチを備え、位置変更の設定スイッチを押した
とき、超音波送信機から発する信号の人体からの反射波
を受信し、受信信号により高さを設定するようにしたも
のであり、超音波を利用して記載者の頭部を検出するこ
とにより、自動的にほぼ最適な高さに記載面の高さを設
定し、記載者の利便性を図るという作用を有する。
2または3に記載の電子黒板装置において、記載部の上
部に設けた超音波の発信機および受信機と、位置変更の
設定スイッチを備え、位置変更の設定スイッチを押した
とき、超音波送信機から発する信号の人体からの反射波
を受信し、受信信号により高さを設定するようにしたも
のであり、超音波を利用して記載者の頭部を検出するこ
とにより、自動的にほぼ最適な高さに記載面の高さを設
定し、記載者の利便性を図るという作用を有する。
【0022】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2または3記載の電子黒板装置において、記載部の上部
に設けた赤外線の検出器と、位置変更の設定スイッチを
備え、位置変更の設定スイッチを押したとき、人体から
発する熱線により高さを設定するようにしたものであ
り、赤外線を利用して記載者の頭部を検出することによ
り、自動的にほぼ最適な高さに記載面の高さを設定し、
記載者の利便性を図るという作用を有する。
2または3記載の電子黒板装置において、記載部の上部
に設けた赤外線の検出器と、位置変更の設定スイッチを
備え、位置変更の設定スイッチを押したとき、人体から
発する熱線により高さを設定するようにしたものであ
り、赤外線を利用して記載者の頭部を検出することによ
り、自動的にほぼ最適な高さに記載面の高さを設定し、
記載者の利便性を図るという作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の電子黒板装置の正面図、図2は同電子黒板装置の
記載時を示す側面図、図3は同電子黒板装置を出席者が
確認する状態を示す説明図である。
態1の電子黒板装置の正面図、図2は同電子黒板装置の
記載時を示す側面図、図3は同電子黒板装置を出席者が
確認する状態を示す説明図である。
【0025】図1〜3において、101は電子黒板の構
造体であり、1面以上の通常フェルトペン等で書き込む
記載面102を有し、また、電子黒板を駆動する電源ス
イッチ、複写スイッチ、パソコンとのインターフェイス
回路および複写のためのプリンタ等が搭載されている制
御部103を有している。また、電子黒板の構造体10
1の脚部には、記載部を上下方向に移動させ高さを変え
ることができる昇降装置104が設けてあり、制御部1
03に記載面102の高さを設定する設定スイッチ10
5を設けている。そして記載面102および構造体10
1は前記昇降装置104により上下に高さを変えられる
構造になっている。前記昇降装置104は、電動で上下
に昇降可能としている。また、制御部103に備えられ
た設定スイッチ105は、操作により幾つかの選択位置
を選定できるスイッチであり、操作者は設定スイッチ1
05を操作することにより、あらかじめ設定された幾つ
かの高さの中から、好みの高さを設定スイッチ105を
使って自由に選択することが可能になっている。
造体であり、1面以上の通常フェルトペン等で書き込む
記載面102を有し、また、電子黒板を駆動する電源ス
イッチ、複写スイッチ、パソコンとのインターフェイス
回路および複写のためのプリンタ等が搭載されている制
御部103を有している。また、電子黒板の構造体10
1の脚部には、記載部を上下方向に移動させ高さを変え
ることができる昇降装置104が設けてあり、制御部1
03に記載面102の高さを設定する設定スイッチ10
5を設けている。そして記載面102および構造体10
1は前記昇降装置104により上下に高さを変えられる
構造になっている。前記昇降装置104は、電動で上下
に昇降可能としている。また、制御部103に備えられ
た設定スイッチ105は、操作により幾つかの選択位置
を選定できるスイッチであり、操作者は設定スイッチ1
05を操作することにより、あらかじめ設定された幾つ
かの高さの中から、好みの高さを設定スイッチ105を
使って自由に選択することが可能になっている。
【0026】図中の106はかかる自立式の電子黒板を
移動させ、会議の場等においては適正位置に設置するた
めのローラーのついたキャスターである。
移動させ、会議の場等においては適正位置に設置するた
めのローラーのついたキャスターである。
【0027】上記構成の電子黒板装置を会議で使用する
場合であって、かつ、議事進行を行う記載者が記載しよ
うとするとき、従来の技術で示したように図7における
記載者208のように記載面が高く、視線が高く、腕を
上げた状態で書く必要のある位置に記載面102がある
場合は、記載者107は設定スイッチ105を操作し、
図2に示すように記載面102を適正と思われる高さに
設定する。このように記載面102の高さを下げること
により、記載面102への記入時の視認性がよく、ま
た、記載面102の位置を腕109を適正に曲げ書きや
すい位置にすることができる。そして記載面102への
記載が終わると、記載者107は設定スイッチ105を
操作し、図3に示すように記載面102を高く、出席者
110の視認性のよい高さに設定すれば、会議の出席者
全員に効果的に記載内容の徹底が可能となる。
場合であって、かつ、議事進行を行う記載者が記載しよ
うとするとき、従来の技術で示したように図7における
記載者208のように記載面が高く、視線が高く、腕を
上げた状態で書く必要のある位置に記載面102がある
場合は、記載者107は設定スイッチ105を操作し、
図2に示すように記載面102を適正と思われる高さに
設定する。このように記載面102の高さを下げること
により、記載面102への記入時の視認性がよく、ま
た、記載面102の位置を腕109を適正に曲げ書きや
すい位置にすることができる。そして記載面102への
記載が終わると、記載者107は設定スイッチ105を
操作し、図3に示すように記載面102を高く、出席者
110の視認性のよい高さに設定すれば、会議の出席者
全員に効果的に記載内容の徹底が可能となる。
【0028】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2の電子黒板装置の記載時を示す側面図である。
態2の電子黒板装置の記載時を示す側面図である。
【0029】この実施の形態2の電子黒板装置は、図4
に示すように記載面102の上部に超音波発信機112
と超音波受信機113を設置した構成に特徴を有してい
る。なお、他の構成部は前記実施の形態1と同じである
ので、その説明は省略する。
に示すように記載面102の上部に超音波発信機112
と超音波受信機113を設置した構成に特徴を有してい
る。なお、他の構成部は前記実施の形態1と同じである
ので、その説明は省略する。
【0030】上記構成の電子黒板装置において、設定ス
イッチ105が押されると、超音波発信機112より発
せられた超音波を受信機113で検出することにより、
記載面102の前に位置する記載者107の頭部を検出
することが可能であり、制御部103に内蔵されたマイ
クロコンピュータ等により算出された制御値で昇降装置
104を制御して記載面102を適正な高さに設定する
ことが可能になる。したがって、記載者107が記載す
るペンを持つ手を持ち上げず、かつ、見上げない適正な
高さに電子黒板の記載面102を自動的に設定でき、ま
た、記載後は出席者に視認性のよい高さに記載面102
を設定可能にすることができる。
イッチ105が押されると、超音波発信機112より発
せられた超音波を受信機113で検出することにより、
記載面102の前に位置する記載者107の頭部を検出
することが可能であり、制御部103に内蔵されたマイ
クロコンピュータ等により算出された制御値で昇降装置
104を制御して記載面102を適正な高さに設定する
ことが可能になる。したがって、記載者107が記載す
るペンを持つ手を持ち上げず、かつ、見上げない適正な
高さに電子黒板の記載面102を自動的に設定でき、ま
た、記載後は出席者に視認性のよい高さに記載面102
を設定可能にすることができる。
【0031】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3の電子黒板装置の記載時を示す側面図である。
態3の電子黒板装置の記載時を示す側面図である。
【0032】この実施の形態3の電子黒板装置は、図5
に示すように記載面102の上部に赤外線検出機114
を具備した構成に特徴を有している。なお、他の構成部
は前記実施の形態1と同じであるので、その説明は省略
する。
に示すように記載面102の上部に赤外線検出機114
を具備した構成に特徴を有している。なお、他の構成部
は前記実施の形態1と同じであるので、その説明は省略
する。
【0033】上記構成の電子黒板装置において、設定ス
イッチ105が押されたとき、記載者107の体温によ
り発せられる赤外線を検出して記載者107の頭部位置
を検出することが可能であり、制御部103に内蔵され
たマイクロコンピュータ等により算出された制御値で昇
降装置104を制御して記載面102を適正な高さに自
動的に設定することが可能になる。したがって、記載者
107が記載するペンを持つ手を持ち上げず、かつ、見
上げない適正な高さに電子黒板の記載面102を自動的
に設定でき、また、記載後は出席者に視認性のよい高さ
に記載面102を設定可能にすることができる。
イッチ105が押されたとき、記載者107の体温によ
り発せられる赤外線を検出して記載者107の頭部位置
を検出することが可能であり、制御部103に内蔵され
たマイクロコンピュータ等により算出された制御値で昇
降装置104を制御して記載面102を適正な高さに自
動的に設定することが可能になる。したがって、記載者
107が記載するペンを持つ手を持ち上げず、かつ、見
上げない適正な高さに電子黒板の記載面102を自動的
に設定でき、また、記載後は出席者に視認性のよい高さ
に記載面102を設定可能にすることができる。
【0034】なお、前記各実施の形態において、昇降装
置については本体構造体に内蔵された構成で説明をおこ
なったが、脚部もしくは脚部と本体構造体の間に昇降機
構を設けても同様の効果を得ることができることは明白
であり、昇降装置について電動で説明したが、他の圧縮
空気等他の駆動手段および請求項1に関しては手動で昇
降しても同様の効果を得ることが可能である。
置については本体構造体に内蔵された構成で説明をおこ
なったが、脚部もしくは脚部と本体構造体の間に昇降機
構を設けても同様の効果を得ることができることは明白
であり、昇降装置について電動で説明したが、他の圧縮
空気等他の駆動手段および請求項1に関しては手動で昇
降しても同様の効果を得ることが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は記載面を昇降する機構を設けた電子黒板装置の構成と
したため、記載者に視認性がよく、かつ、書き易い位置
に記載面の高さを設定でき、また、記載後、会議出席者
が記載内容を確認する際は、机等の会議室備品等による
遮りをなくし、記載内容を視認性よく全員が確認するこ
とができる電子黒板装置を実現できる。
は記載面を昇降する機構を設けた電子黒板装置の構成と
したため、記載者に視認性がよく、かつ、書き易い位置
に記載面の高さを設定でき、また、記載後、会議出席者
が記載内容を確認する際は、机等の会議室備品等による
遮りをなくし、記載内容を視認性よく全員が確認するこ
とができる電子黒板装置を実現できる。
【0036】また、本発明は幾つかのあらかじめ設定さ
れた記載面の高さを選択する構成の電子黒板装置とする
ことにより、使用時の煩雑さを排除し、利便性が増加し
た電子黒板装置を実現できる。
れた記載面の高さを選択する構成の電子黒板装置とする
ことにより、使用時の煩雑さを排除し、利便性が増加し
た電子黒板装置を実現できる。
【0037】さらに、本発明は超音波もしくは赤外線に
よる検出器を具備し、記載者の頭部を検出し適正な記載
面の高さを自動的に設定可能な電子黒板装置とすること
により、さらに煩雑さの排除と利便性が向上した電子黒
板装置を実現できる。
よる検出器を具備し、記載者の頭部を検出し適正な記載
面の高さを自動的に設定可能な電子黒板装置とすること
により、さらに煩雑さの排除と利便性が向上した電子黒
板装置を実現できる。
【図1】本発明の実施の形態1の電子黒板装置の正面図
【図2】同電子黒板装置の記載時を示す側面図
【図3】同電子黒板装置を出席者が確認する状態を示す
説明図
説明図
【図4】本発明の実施の形態2の電子黒板装置の記載時
を示す側面図
を示す側面図
【図5】本発明の実施の形態3の電子黒板装置の記載時
を示す側面図
を示す側面図
【図6】従来の電子黒板の構成を示す正面図
【図7】同電子黒板装置の記載時と出席者の確認状態を
示す説明図
示す説明図
101 電子黒板の構造体 102 記載面 103 制御部 104 昇降装置 105 設定スイッチ 106 キャスター 107 記載者 108 記載者の腕 109 記載用フェルトペン 110 会議の出席者 111 会議机 112 超音波発信機 113 超音波受信機 114 赤外線検出器
Claims (5)
- 【請求項1】記載部と、前記記載部に記載した内容を複
写する手段を備え、前記記載部を上下方向に昇降させる
昇降装置を設けたことを特徴とする電子黒板装置。 - 【請求項2】記載部の高さを上下に昇降させる昇降装置
を制御し、昇降高さを設定できる操作部を備えたことを
特徴とする請求項1記載の電子黒板装置。 - 【請求項3】昇降装置はあらかじめきめられた複数の高
さを設定可能とし、操作部はあらかじめきめられた複数
の高さの前記昇降装置の高さの中から選択できるスイッ
チで記載面の昇降位置を選択することを可能にしたこと
を特徴とする請求項2記載の電子黒板装置。 - 【請求項4】記載部の上部に設けた超音波の発信機およ
び受信機と、位置変更の設定スイッチを備え、前記位置
変更の設定スイッチを押したとき、前記超音波送信機か
ら発する信号の人体からの反射波を受信し、受信信号に
より高さを設定することを特徴とする請求項2または3
記載の電子黒板装置。 - 【請求項5】記載部の上部に設けた赤外線の検出器と、
位置変更の設定スイッチを備え、前記位置変更の設定ス
イッチを押したとき、人体から発する熱線により高さを
設定することを特徴とする請求項2または3記載の電子
黒板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000383365A JP2002178693A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 電子黒板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000383365A JP2002178693A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 電子黒板装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002178693A true JP2002178693A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18851033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000383365A Pending JP2002178693A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 電子黒板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002178693A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007530990A (ja) * | 2004-01-20 | 2007-11-01 | ポリヴィジョン コーポレイション | 対話型ディスプレイシステム |
CN109808363A (zh) * | 2019-04-09 | 2019-05-28 | 河南工业职业技术学院 | 一种用于工商管理专业的教学装置 |
CN110757987A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-07 | 徐州昇科源信息技术有限公司 | 一种用于vr培训教学授课板 |
-
2000
- 2000-12-18 JP JP2000383365A patent/JP2002178693A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007530990A (ja) * | 2004-01-20 | 2007-11-01 | ポリヴィジョン コーポレイション | 対話型ディスプレイシステム |
CN109808363A (zh) * | 2019-04-09 | 2019-05-28 | 河南工业职业技术学院 | 一种用于工商管理专业的教学装置 |
CN110757987A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-07 | 徐州昇科源信息技术有限公司 | 一种用于vr培训教学授课板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4989637B2 (ja) | 仮想フリップチャート方法および装置 | |
US20050219225A1 (en) | Virtual flip chart method and apparatus | |
US20070044028A1 (en) | Virtual flip chart method and apparatus | |
KR20050072710A (ko) | 범용 컴퓨팅 장치의 광학 시스템 장치 및 이를 사용하여화상 데이터를 캡처하는 방법 | |
JPH05506112A (ja) | ハンドフリー・ハードウエア・キーボード | |
JP2002178693A (ja) | 電子黒板装置 | |
ES2356845T3 (es) | Procedimiento y aparato de rotafolio virtual. | |
JPWO2007010704A1 (ja) | 電子黒板装置、電子黒板装置の書き込み位置調整方法及び書き込み位置調整プログラム | |
JP2002219897A (ja) | 電子黒板装置 | |
CN212460539U (zh) | 一种投影翻书装置 | |
CN207216492U (zh) | 一种智能交互式电子白板 | |
CN108520660A (zh) | 一种数字化教育技术教学装置 | |
CN211408023U (zh) | 可调节角度的电动升降电脑美术桌 | |
JP3683686B2 (ja) | 電子黒板 | |
US20050024688A1 (en) | Office machine | |
JP5857832B2 (ja) | 画像形成装置、入力装置及び画像形成システム | |
JP3082328U (ja) | 画像印刷装置および印刷媒体 | |
CN220208223U (zh) | 一种远像书写系统 | |
CN217429497U (zh) | 一种具有记忆功能的多功能升降桌 | |
CN208099642U (zh) | 数显支架 | |
CN212590935U (zh) | 一种新型书法练习桌 | |
JPH06127190A (ja) | 小型の消去具付き電子描画ボード装置 | |
JP2009069762A (ja) | 表示装置 | |
KR200341590Y1 (ko) | 디지털 강의 장치 | |
KR0138765Y1 (ko) | 카피 보드 |