JP2002178272A - 釘打機の釘案内装置 - Google Patents

釘打機の釘案内装置

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JP2002178272A
JP2002178272A JP2001373715A JP2001373715A JP2002178272A JP 2002178272 A JP2002178272 A JP 2002178272A JP 2001373715 A JP2001373715 A JP 2001373715A JP 2001373715 A JP2001373715 A JP 2001373715A JP 2002178272 A JP2002178272 A JP 2002178272A
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JP
Japan
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nail
guide
permanent magnet
nailing machine
blade
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Pending
Application number
JP2001373715A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadanori Ishizawa
禎紀 石澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネイルガイド10の下方から挿入されたネイ
ルガイド内の釘14をドライバブレード7により打撃し
て打込む釘打機において、ネイルガイド10内で釘頭部
14aの外径が小さい釘14ががたつくのを防止する。 【解決手段】 シリンダ13内を往復動するピストン6
と、釘14を打込むためピストン6に結合されたドライ
バブレード7と、ドライバブレード7を案内するブレー
ドガイド9と、ブレードガイド9に上下摺動可能に取り
付けられ、釘14を案内するネイルガイド10と、ネイ
ルガイド10下端部に埋設され、釘軸部14cを吸着保
持する永久磁石16とを備え、ネイルガイド10の下方
から挿入されたネイルガイド10内の釘14をドライバ
ブレード7により打撃して打込む釘打機において、釘頭
部14aを永久磁石側16に押す案内部材8aをネイル
ガイド10内に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下方から挿入され
た釘を木材等の被打込材に打込む釘打機において、釘頭
部を所定の方向に押して釘のがたつきを無くすようにし
た釘打機の釘案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例として本出願人が先に出願した特
開平6−285773号を挙げ図7を参照して説明す
る。
【0003】釘頭部14aをネイルガイド10内に挿入
して釘先端14bを図示しない木材に押し当てると、釘
頭部14aがプッシュレバー8の釘感知部8aに突き当
たり、プッシュレバー8が上方向に移動しプッシュレバ
ー8の上端がトリガ2のロックを解除する。
【0004】この状態でトリガ2を引くと、制御バルブ
3から駆動バルブ5の上部に流入している圧縮空気が空
気通路4を通り大気に放出される。そのため駆動バルブ
5が急激に上方へ移動し、シリンダ13内に流入する圧
縮空気によりピストン6及びドライバブレード7が急激
に下降し、ネイルガイド10内に下方から挿入された釘
14がドライバブレード7により打込まれて木材に打込
まれる。打込残りの釘14がネイルガイド10内に残っ
ている状態でトリガ2を放すと、駆動バルブ5が下が
り、ピストン6及びドライバブレード7は上死点に戻
る。この操作を数回繰り返すことにより、ネイルガイド
10内の釘14は木材に面一に打込まれるようになる。
すなわちトリガ2のオン・オフにより打込動作が行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の釘打機で
は、釘頭部14aの外径よりネイルガイド10の内径が
大きいため、釘頭部14aがネイルガイド10内でがた
つき、釘14を木材に押し付け、打込むときに打込部に
狙いにくいという欠点があった。特に釘頭部14aの外
径の小さな釘14ではがたつきが大きいため、狙いにく
いだけでなく、曲がって打ち出される恐れがあるという
問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、狙った位置に打込めるようにすると共に曲が
って打出されないようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、シリンダ内
を往復動するピストンと、釘を打込むためピストンに結
合されたドライバブレードと、ドライバブレードを案内
するブレードガイドと、ブレードガイドに上下摺動可能
に取り付けられ、釘を案内するネイルガイドと、ネイル
ガイド下端部に埋設され釘軸を吸着保持する永久磁石と
を備え、ネイルガイドの下方から挿入されたネイルガイ
ド内の釘をドライバブレードにより打撃して打込む釘打
機において、釘頭部を永久磁石側に押す案内部材をネイ
ルガイド内に設けることにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に示
す。上端によってトリガ2をロックするプッシュレバー
8の下端に釘14を感知するパイプ状の釘感知部8aが
設けられている。釘14を打込む際に上下方向に摺動し
て釘14をガイドするネイルガイド10の下端部には釘
14の軸部14cを吸着保持する永久磁石16が埋設さ
れると共に永久磁石16の内側には釘打込方向に延びた
縦溝からなる釘軸ガイド19が設けられている。釘感知
部8aの底面には釘軸ガイド19側に位置する平面部8
c及び釘軸ガイド19すなわち永久磁石16と対向する
位置にすり鉢状部8bが形成されている。すり鉢状部8
bは、図2に示す如く、外周が高く(図1では下方に位
置し)、内周に行くに従って低くなる(図1では上方に
位置する)ように形成されている。すなわち底面の一部
であって永久磁石16と対向する位置に傾斜部が設けら
れている。
【0009】従って図3に示す如く、釘14をネイルガ
イド10内に挿入すると、釘14の頭部14aはすり鉢
状部8bに沿って釘軸ガイド19すなわち永久磁石16
側に移動し、釘軸部14cは釘軸ガイド19内に入り永
久磁石16に吸着保持されるようになる。同時にプッシ
ュレバー8は上方に押し上げられ、プッシュレバー8の
上端はトリガ2のロックを解除する。その後トリガ2を
引いて打込動作を行う。なおブレードガイド9はドライ
バブレード7及び釘感知部8aをガイドし、スプリング
20はプッシュレバー8を常時下方へ押し下げるもので
ある。釘感知部8aは、上記した如く、すり鉢状部8b
すなわち底面に形成された傾斜部によって、釘頭部14
aを永久磁石16側に押すもので、本発明案内部材を構
成する。
【0010】図4に示す如く、1回の打撃ではまだ釘1
4は1/2程度しか打込まれていないため、更に打込動
作が必要である。すなわち、途中まで打込まれた釘14
の釘頭部14aにネイルガイド10を差込み、プッシュ
レバー8を押し上げトリガ2のロックを解除してトリガ
2を引く操作を数回行うことにより、釘14は木材15
に面一に打込まれる。
【0011】図5に示す如く釘14の残り長さがA寸法
以下になると、釘14がプッシュレバー8を押し上げる
ことができなくなるが、A寸法以下になる前にネイルガ
イド10が木材15と接触し、ネイルガイド10の突当
部11がプッシュレバー8を押し上げてトリガ2のロッ
クを解除するので、トリガ2を操作することにより打込
動作を繰り返すことができる。
【0012】32mmの釘14を1回で打込むことがで
きる出力部を有する釘打機を、上記のように構成するこ
とにより、75mm釘が数回(5〜7回)の打撃で木材
に打込むことができると共に、釘打機の重量は約1/7
となり小形・軽量で操作性が良くなると共に、上向き、
横向き作業が容易になる。更に釘頭部14aはすり鉢状
部8bにより永久磁石16側に押されるため、釘頭部1
4aの径の大きさにかかわらず釘14は永久磁石16側
のネイルガイド10内壁に固定されるようになり、釘頭
部14aのがたつきをなくすことができ、打込精度を向
上させることができると共に曲がって打出されることが
なくなる。
【0013】図6はプッシュレバー8でトリガアーム1
7を押し上げ、更にトリガ2を引いたときに動作するト
リガ部の構成を示すもので、上記実施の形態のトリガ構
成とは別の方式のトリガ構成でリンクを使用したもので
ある。このような構成のトリガや、また図示しないダブ
ルバルブ等現在周知の構成のトリガを有する釘打機にお
いても本発明を採用できることは明らかである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、釘頭部径の大小にかか
わらず、釘頭部を永久磁石側に押して釘をネイルガイド
内に固定できるようにしたので、釘頭部のがたつきがな
くなり、安定して打込操作ができると共に釘が曲がって
打出されることがなくなる等の効果を奏し得るようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明案内装置を備えた釘打機の一実施形態を
示す側面図。
【図2】本発明装置を構成するプッシュレバー感知部の
一実施形態を示す斜視図。
【図3】図1の釘打機に釘を装填した状態を示す部分側
面図。
【図4】本発明釘打機の釘打込直後の状態を示す側面
図。
【図5】釘残り長さがA寸法以下の時の作業状態を示す
側面図。
【図6】他のトリガ及び制御バルブの他の構成例を示す
断面図。
【図7】従来の釘打機の一例を示す側面図。
【符号の説明】
2はトリガ、8はプッシュレバー、8aは釘感知部、8
bはすり鉢状部、10はネイルガイドである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内を往復動するピストンと、釘
    を打込むためピストンに結合されたドライバブレード
    と、ドライバブレードを案内するブレードガイドと、ブ
    レードガイドに上下摺動可能に取り付けられ、釘を案内
    するネイルガイドと、ネイルガイド下端部に埋設され釘
    軸部を吸着保持する永久磁石とを備え、ネイルガイドの
    下方から挿入されたネイルガイド内の釘をドライバブレ
    ードにより打撃して打込む釘打機において、 釘頭部を永久磁石側に押す案内部材をネイルガイド内に
    設けたことを特徴とする釘打機の釘案内装置。
  2. 【請求項2】 前記案内部材を、永久磁石側に近い内周
    側がネイルガイド下端から遠く、永久磁石側から遠ざか
    る外周側がネイルガイド下端に近くなるように傾斜させ
    たことを特徴とする請求項1記載の釘打機の釘案内装
    置。
JP2001373715A 2001-12-07 2001-12-07 釘打機の釘案内装置 Pending JP2002178272A (ja)

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Effective date: 20050411

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051122