JP2002177497A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP2002177497A
JP2002177497A JP2000385592A JP2000385592A JP2002177497A JP 2002177497 A JP2002177497 A JP 2002177497A JP 2000385592 A JP2000385592 A JP 2000385592A JP 2000385592 A JP2000385592 A JP 2000385592A JP 2002177497 A JP2002177497 A JP 2002177497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
ball
firing
game
launching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000385592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kazama
隆 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000385592A priority Critical patent/JP2002177497A/ja
Publication of JP2002177497A publication Critical patent/JP2002177497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球の落下位置を遊技盤の奥行き方向に調
整可能とすることで遊技性が高められるパチンコ機を得
る。 【解決手段】 パチンコ機の打球発射装置110は、発
射ソレノイド112及び発射レール114がベース板1
16に取付けられている。ベース板116は、屈曲部1
26、128の貫通孔にブラケット134、136のピ
ン138、140が挿通されて軸線Lを中心に回動可能
とされているとともに、調整ツマミ158が回転操作さ
れると、傘歯車160、154、ピニオンギア150及
びラック146を介して回動するよう構成されている。
これにより、発射する遊技球120のガイドレール36
への突入軌道をレール幅方向で調整できるようになり、
遊技盤の奥行き方向での遊技球落下位置が調整可能とな
って遊技性が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機に係り、
特に、遊技者による遊技球の発射操作において遊技球の
落下位置を遊技盤の奥行き方向に調整することができる
機能を備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機では、発射ハンドルの
操作によって遊技球の発射強さが調整できるようになっ
ている。遊技者は、このハンドル操作により発射力を適
度にコントロールすることで、遊技球を、遊技盤の盤面
内(遊技部内)における左右方向の任意の位置に落下さ
せることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のパチ
ンコ機は、遊技性を向上させるために、種々の電子技術
が導入され、また役物、入賞具、表示装置等の遊技部品
の新規開発が行われている。しかし、遊技球の発射技術
に関する開発は乏しく、特に、遊技球の落下位置を遊技
盤の左右方向以外にも調整できるようにして、遊技性を
高めるようにしたものはない。
【0004】本発明は上記事実を考慮して、遊技球の落
下位置を遊技盤の奥行き方向に調整可能とすることで遊
技性が高められるパチンコ機を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、遊技者の操作により駆動され、発射位置にセットさ
れた遊技球を遊技盤の遊技部内へ発射する発射手段と、
この発射手段によって発射される前記遊技球を前記遊技
盤側へ誘導する発射レールと、前記遊技盤に設けられ前
記発射レールと所定の距離をおいて配置されるとともに
発射レールから飛び出した前記遊技球を前記遊技部内に
誘導するガイドレールと、を備えたパチンコ機におい
て、前記ガイドレールに突入する前記遊技球の軌道をガ
イドレールの幅方向に変更する軌道変更手段と、前記軌
道変更手段を操作する操作手段と、を有することを特徴
としている。
【0006】請求項1に記載の発明では、遊技者の操作
によって発射手段が駆動されると、発射位置にセットさ
れた遊技球は遊技盤の遊技部内へ向けて発射される。発
射された遊技球は、発射レールによって遊技盤側へ誘導
されるとともに、発射レールから飛び出してガイドレー
ルに突入する。ガイドレールは、遊技盤に設けられて発
射レールと所定の距離をおいて配置されており、遊技球
は、このガイドレールによって遊技部に誘導される。
【0007】ここで、ガイドレールに突入する遊技球の
軌道は、操作手段によって操作可能とされた軌道変更手
段により、ガイドレールの幅方向に変更できるようにな
っている。
【0008】これにより、操作手段を操作することで、
遊技球の落下位置が遊技盤の奥行き方向に調整できるよ
うになる。よって、遊技者の技術介入できる範囲が広が
り、遊技性が高められる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
パチンコ機において、前記軌道変更手段は、前記発射手
段及び前記発射レールが所定の相対位置関係を保たれて
取付けられたベース板と、前記ベース板を前記遊技球突
入位置での前記幅方向に対する略垂直線回りに回動可能
に支持する支持手段と、を含むことを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明では、ベース板に発
射手段及び発射レールを所定の相対位置関係を保って取
付け、そのベース板を、支持手段によってガイドレール
の幅方向に対する略垂直線回りに回動可能に支持する。
なお、このガイドレールの幅方向は、遊技球がガイドレ
ールに突入する位置での幅方向とする。
【0011】これにより、発射手段及び発射レールは一
体的に回動してガイドレールの幅方向に対する相対位置
が変えられ、発射レールからガイドレールへと突入する
遊技球の軌道が変えられる。このように、発射手段と発
射レールをベース板に取付けて回動させる構成であれ
ば、遊技球の軌道変更(軌道変更手段)を簡単な機構に
より実現することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
パチンコ機において、前記軌道変更手段は、前記発射手
段及び前記発射レールが所定の相対位置関係を保たれて
取付けられたベース板と、前記ベース板を前記遊技球突
入位置での前記幅方向にスライド可能に支持する支持手
段と、を含むことを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の発明では、ベース板に発
射手段及び発射レールを所定の相対位置関係を保って取
付け、そのベース板を、支持手段によってガイドレール
の幅方向にスライド可能に支持する。なお、このガイド
レールの幅方向は、遊技球がガイドレールに突入する位
置での幅方向とする。
【0014】これにより、発射手段及び発射レールは一
体的にスライドしてガイドレールの幅方向に対する相対
位置が変えられ、発射レールからガイドレールへと突入
する遊技球の軌道が変えられる。このように、発射手段
と発射レールをベース板に取付けてスライドさせる構成
であっても、遊技球の軌道変更(軌道変更手段)を簡単
な機構により実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0016】図1及び図2には、本発明の一実施形態に
係るパチンコ機10が示されている。図示のように、パ
チンコ機10は、窓部を有して額縁状とされた前枠12
の一側部が外枠14に開閉可能に蝶着されている。その
窓部には金枠16が嵌設され、金枠16には、ガラス1
8を装着したガラス枠20が開閉可能に軸着されてい
る。さらに外枠14及びガラス枠20は、前枠12の他
側部に配設されて施錠装置(シリンダ)22により施錠
されるようになっている。
【0017】ガラス枠20の下方位置には、上皿24や
ボックスプレート26等からなる上受皿セット28が一
側部を前枠12に開閉可能に軸着されており、前枠12
の下方部分には、下皿30や灰皿31を設けた下受皿セ
ット32が配設されている。
【0018】前枠12の窓部には、窓部を塞ぐように、
遊技盤載置台に載せて交換可能とされた遊技盤34が設
置されるようになっている(図2参照)。遊技盤34の
表面(盤面)側には、ガイドレール36で囲まれる遊技
部38が形成されており、この遊技部38内に、特別図
柄表示装置40や大入賞口(変動入賞装置)42等の各
種役物、始動口44や各種入賞口46A、46B、46
C、風車48、装飾風車49、あるいはサイドランプ5
0等が配設され、最下位置にアウト口52が配置されて
いる。さらにガイドレール36の外側で左側上方部分に
は賞球表示灯54が、右側上方部分には完了表示灯56
が配設されており、前枠12の上縁部には外部表示灯5
8が設けられている。
【0019】また、下受皿セット32の前面右側部に
は、後述する打球発射装置により遊技部38に打ち込む
打球の飛距離を調整するための発射ハンドル60が設け
られている。
【0020】さらに、前枠12の背面側上部には、賞球
及び貸球を貯留しておく上タンク62が設けられてい
る。この上タンク62の下部には、上タンク62に連通
して上記の賞球及び貸球を賞球払出装置64に誘導する
下タンク66が取付けられている。
【0021】図3には、賞球払出装置64を背面側から
見た概略部分断面図が示されている。この賞球払出装置
64は、パチンコ機10内の図示しない制御回路を介し
て玉貸機に接続されており、以下に説明する賞球の払い
出しのほか、貸球を払い出す機能も備えている。
【0022】賞球払出装置64の上部には下タンク66
から連通する賞球樋68が設けられており、上タンク6
2及び下タンク66に貯留されているパチンコ玉(賞球
又は貸球)70は、この賞球樋68によって装置略中央
に配置されたカウントスプロケット72へと誘導され
る。
【0023】図示状態では、複数のパチンコ玉70がカ
ウントスプロケット72に収容され、ツメ74に賞球払
出ソレノイド76に連結されたスプロケットストッパー
78のラッチ80が係合しており、カウントスプロケッ
ト72は時計回転方向(図中矢印A方向)への回転を止
められて賞球又は貸球の払い出しを停止させている。
【0024】ここで、遊技者が発射した打球(遊技球)
が入賞口(44、46A、46B、46C)に入賞した
場合、その入賞球は遊技盤34の背面側に取込まれ、球
寄せ通路を通って入賞球処理装置82に導かれる。
【0025】なお、遊技球が始動口44に入賞した場合
は、制御回路で所定の抽選プログラムが実行され、特別
図柄表示装置40に図柄の抽選画像が表示される。この
抽選結果で特定の図柄が揃うなどの所定の条件が満足さ
れて大当たりになると、遊技者に有利な特別状態となっ
て大入賞口42が開放されるようになっており、その大
入賞口42に入賞した入賞球も入賞球処理装置82に導
かれる。
【0026】入賞球処理装置82に導かれた入賞球88
が、賞球待機レバー84と球送り用クランク86との間
で止められ、入賞検出スイッチ(フォトセンサ)90で
検出されると、その検出信号は制御回路により信号処理
され、賞球表示灯54が点灯されるとともに入賞球ソレ
ノイド92は突方向(図中矢印B方向)へ駆動される。
すると、賞球待機レバー84及び球送り用クランク86
が図中の破線位置に変移し、入賞球88は放出されて入
賞球確認レバー96及び球送り用クランク98に当たり
止められる。
【0027】その位置で入賞確認スイッチ94により入
賞球88が検出され、さらに賞球検出スイッチ(フォト
センサ)100によって賞球樋68に賞球(パチンコ玉
70)があると確認されると、賞球払出ソレノイド76
が突方向(図中矢印C方向)へ駆動されてスプロケット
ストッパー78のラッチ80がツメ74から係合解除さ
れる。これにより、回転自在となったカウントスプロケ
ット72はパチンコ玉70の自重で時計回転方向に回転
し、賞球の払い出しを開始する。
【0028】払い出された賞球は、カウントスプロケッ
ト72の下方に設けられた排出口102から賞球排出路
104へと排出され、上受皿セット28の球受部106
で受け止められて払出口107(図1参照)から上皿2
4に払い出される。
【0029】この賞球個数は、賞球計数検出スイッチ
(フォトセンサ)108によって読取られるようになっ
ており、規定数に達すると、賞球払出ソレノイド76が
吸方向(図中矢印D方向)へ駆動されて賞球の払い出し
が停止される。同時に入賞球処理装置82では、入賞球
ソレノイド88が吸方向(図中矢印E方向)に駆動して
入賞球確認レバー96及び球送り用クランク98で受け
止められている入賞球が払い出され、さらに賞球表示灯
54が消灯されて賞球払出動作を終了するようになって
いる。
【0030】次に、本発明の第1の実施形態について詳
細に説明する。
【0031】[第1の実施形態]図4には、本発明の第
1の実施形態に係る打球発射装置が示されている。図示
のように、打球発射装置110は遊技盤34の下方に配
置されており、発射ソレノイド112や発射レール11
4等が取付けられたベース板116を備えている。
【0032】発射ソレノイド112は、矩形平板状に形
成されたベース板116の右側部分に配置され、杵先1
18が遊技盤34に設けられたガイドレール36方向へ
向けられている。直線状とされた発射レール114は、
略三角板状に形成されたベース板116の左側部分に、
杵先118の駆動方向に沿った向きで配置されており、
発射ソレノイド112によって所定の周期(例えば、駆
動パルスが1分間に99回供給される)で発射される遊
技球120をガイドレール36に誘導するようになって
いる。
【0033】また、発射レール114の先端部114A
とガイドレール36の基端部36Aとは所定の距離が保
たれており、その空隙部分の下方には、ファール球を回
収して下皿に払い出すためのファール球回収樋122が
配置されている。
【0034】さらにベース板116の中央部近傍には、
図示しない玉送り機構によって発射レール114上に送
られる遊技球120を発射位置にセットするための玉ガ
イド124が設けられ、玉ガイド124の上方及び下方
には、ベース板116の上下端部から各々直角に屈曲し
て対向する屈曲部126、128が一体的に形成されて
いる。
【0035】この屈曲部126、128に各々形成され
て同軸とされている貫通孔には、パチンコ機10の内部
に設けられたフロントプレート130にネジ132で取
付けられている一対のブラケット134、136のピン
138、140が挿通されている。これによりベース板
116は、ピン138、140の軸線Lを回動中心とし
てブラケット134、136に回動可能に支持され、図
中の矢印R方向に回動できる構造となっている。なおこ
の軸線Lは、ガイドレール36の基端部36Aにおける
幅方向(図中矢印W方向)に対して略垂直に設定されて
いる。
【0036】また、ベース板116の下端面右側端部に
は、前方へと延出されたアーム部142が形成されてい
る。このアーム部142の下面に設けられた2本の支柱
144の下端部には円弧形状のラック146が取付けら
れており、ラック146のギア部148にはピニオンギ
ア150が噛合している。
【0037】このピニオンギア150は、軸線Lと平行
な向きで配置された回転軸152の一端部に取付けられ
ており、回転軸152の他端部に取付けられている傘歯
車154が回転されることで回転駆動されるよにうにな
っている。またパチンコ機10の前面には、回転軸15
6の一端部に取付けられた調整ツマミ158が配置され
ており(図1及び図2参照)、この回転軸156の他端
部に取付けられた傘歯車160が傘歯車154に噛合し
ている。
【0038】これにより、調整ツマミ158を回転させ
ると、傘歯車160及び傘歯車154を介してピニオン
ギア150が回転駆動され、その駆動力がラック146
に伝達されてベース板116が回動する。なおここで
は、ベース板116の回動動作を微調整できるようにす
るため、ピニオンギア150の歯数が傘歯車154より
も少なくされて調整ツマミ158の回転が減速される構
造となっている。
【0039】次に、本実施形態の作用を説明する。図5
には図4の矢印Y方向から見た打球発射装置近傍が示さ
れており、図6には、図5と同方向から見た打球発射装
置の回動動作が示されている。
【0040】遊技者が発射ハンドル60を操作して発射
ソレノイド112を駆動すると、発射位置にセットされ
た遊技球120は遊技盤34の遊技部38内へ向けて発
射される。発射された遊技球120は、発射レール11
4によって遊技盤34側へ誘導されるとともに、発射レ
ール114から飛び出してガイドレール36に突入し、
ガイドレール36によって遊技部38に誘導される。
【0041】ここで、図5の状態では、発射レール11
4の先端部114Aがレール幅方向においてガイドレー
ル36の基端部36Aに合わせられている(両レールの
幅方向中心が揃えられている)。したがって、発射ソレ
ノイド112により発射された遊技球120は、発射レ
ール114からガイドレール36のレール幅方向中心に
突入して遊技盤34の奥行き方向中央に落下する。
【0042】この状態で調整ツマミ158が回転される
と、ベース板116はピン138、140の軸線Lを中
心として回動し、発射ソレノイド112及び発射レール
114は図5の位置から、図6(A)又は図6(B)の
位置へと変移する。
【0043】図6(A)の位置は、発射レール114の
先端部114Aが遊技盤34に近づいた状態であり、し
たがって、発射レール114からガイドレール36に突
入する遊技球120は軌道が遊技盤34の盤面側に近づ
き、遊技部38で落下する際に遊技盤34の奥行き方向
奥側(盤面側)に落下する。
【0044】また図6(B)の位置は、発射レール11
4の先端部114Aが遊技盤34から遠ざかった状態で
あり、したがって、発射レール114からガイドレール
36に突入する遊技球120は軌道が遊技盤34の盤面
側から遠ざかり、遊技部38で落下する際に遊技盤34
の奥行き方向手前側(ガラス側)に落下する。
【0045】以上説明したように、本実施形態に係るパ
チンコ機10では、調整ツマミ158を操作すること
で、遊技球120の落下位置が遊技盤34の奥行き方向
に調整できるようになり、これによって、遊技者の技術
介入できる範囲が広がり遊技性が高められる。また、こ
のような奥行き方向での遊技球落下位置調整を、スラン
プ脱出のきっかけ作りに利用することもできる。
【0046】また、従来の平面的な遊技球落下動作に対
し、奥行き方向の立体的な動作が付加されることで、新
たな遊技内容を盛り込むことも可能である。例えば、入
賞具や入賞案内具等に、遊技球の奥行き方向での落下位
置や落下タイミング等によって有利、不利を切り替える
機能を持たせたり、釘の状態を調整して、遊技球が釘を
通過する際の奥行き方向での通過位置によって遊技球の
流れに新たな変化を生じさせることなどができる。
【0047】また、本実施の形態では、ベース板116
に発射ソレノイド112及び発射レール114を所定の
相対位置関係を保って取付け、ベース板116を、ブラ
ケット134、136及びピン138、140によって
ガイドレール36の幅方向に対する略垂直線回りに回動
可能に支持する構造としていることで、発射ソレノイド
112及び発射レール114は一体的に回動しガイドレ
ール36の幅方向に対する相対位置が変えられ、発射レ
ール114からガイドレール36へと突入する遊技球1
20の軌道を変えることができる。これにより、遊技球
120の軌道変更を簡単な機構により実現することがで
きている。
【0048】なお、調整ツマミ158の減速比は、調整
ツマミ158の回転角度に対する遊技球発射方向(軌
道)の変更度合いによって適宜設定することができ、さ
らには、減速比を調整式にすることも可能である。また
それとは逆に、減速用のギアを省いて、調整ツマミ15
8によりベース板116を直接移動させる簡単な構造と
してもよい。
【0049】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。この第2の実施形態は、上
記第1の実施形態で説明したベース板を支持する支持手
段の変形例であり、第1の実施形態と同一構成部品につ
いて同一符合を付し、その説明を省略する。
【0050】図7には、本発明の第2の実施形態に係る
打球発射装置170が示されている。図示のように、打
球発射装置170のベース板172には、玉ガイド12
4の上部及び下部に貫通孔174、176が形成されて
いる。この貫通孔174、176には、フロントプレー
ト130に設けられた支持軸178、180が挿通され
ており、ベース板172は、この支持軸178、180
によって図中の矢印Z方向(ガイドレール36の幅方
向)にスライド可能に支持されている。
【0051】また、ピニオンギア150に噛合するラッ
ク182はベース板172のスライド方向に沿った直線
状とされており、これによって、調整ツマミ158の回
転動作がベース板172のスライド動作に変換されるよ
うになる。
【0052】このように、ベース板172をガイドレー
ル36の幅方向にスライドさせる構造としても、発射ソ
レノイド112及び発射レール114が一体的にスライ
ドしガイドレール36の幅方向に対する相対位置が変え
られて、発射レール114からガイドレール36へと突
入する遊技球120の軌道を変えることができる。
【0053】なお、第1及び第2の実施形態では、発射
ソレノイドと発射レールを一体的に移動させて遊技球の
奥行き方向落下位置調整を可能にしているが、発射ソレ
ノイドは固定とし、発射レールのみ向きを変えられる構
造としてもよい。また、発射ソレノイド及び発射レール
は固定とし、発射レールの先端部に、遊技球の軌道を変
える可変ガイドや電磁石等を設けるようにすることもで
きる。
【0054】
【発明の効果】本発明のパチンコ機は上記構成としたの
で、遊技球の落下位置が遊技盤の奥行き方向に調整可能
となり、遊技性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機を示した
斜視図である。
【図2】図1のパチンコ機において、前枠、ガラス枠、
及び上受皿セットが開かれ、遊技盤が取出された状態を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る賞球払出装置の一部
を破断した背面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る打球発射装置を
示した斜視図である。
【図5】図4の打球発射装置を図中の矢印Y方向から見
た図である。
【図6】図4の打球発射装置を図中の矢印Y方向から見
た図で、(A)は発射レールの先端部が遊技盤に近づい
た状態であり、(B)は発射レールの先端部が遊技盤か
ら遠ざかった状態である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る打球発射装置を
示した斜視図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機 34 遊技盤 36 ガイドレール 38 遊技部 110 打球発射装置 112 発射ソレノイド(発射手段) 114 発射レール 116 ベース板(軌道変更手段) 120 遊技球 134、136 ブラケット(軌道変更手段/支持手
段) 138、140 ピン(軌道変更手段/支持手段) 158 調整ツマミ(操作手段) 170 打球発射装置 172 ベース板(軌道変更手段) 178、180 支持軸(軌道変更手段/支持手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者の操作により駆動され、発射位置
    にセットされた遊技球を遊技盤の遊技部内へ発射する発
    射手段と、この発射手段によって発射される前記遊技球
    を前記遊技盤側へ誘導する発射レールと、前記遊技盤に
    設けられ前記発射レールと所定の距離をおいて配置され
    るとともに発射レールから飛び出した前記遊技球を前記
    遊技部内に誘導するガイドレールと、を備えたパチンコ
    機において、 前記ガイドレールに突入する前記遊技球の軌道をガイド
    レールの幅方向に変更する軌道変更手段と、 前記軌道変更手段を操作する操作手段と、 を有することを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記軌道変更手段は、前記発射手段及び
    前記発射レールが所定の相対位置関係を保たれて取付け
    られたベース板と、前記ベース板を前記遊技球突入位置
    での前記幅方向に対する略垂直線回りに回動可能に支持
    する支持手段と、を含むことを特徴とする請求項1記載
    のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記軌道変更手段は、前記発射手段及び
    前記発射レールが所定の相対位置関係を保たれて取付け
    られたベース板と、前記ベース板を前記遊技球突入位置
    での前記幅方向にスライド可能に支持する支持手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
JP2000385592A 2000-12-19 2000-12-19 パチンコ機 Pending JP2002177497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000385592A JP2002177497A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000385592A JP2002177497A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002177497A true JP2002177497A (ja) 2002-06-25

Family

ID=18852828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000385592A Pending JP2002177497A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002177497A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110111A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Hirano Seiki Kogyo Kk 投げだま遊具
JP2012040233A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Asama Seisakusho:Kk 遊技機の戻り球回収構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110111A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Hirano Seiki Kogyo Kk 投げだま遊具
JP2012040233A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Asama Seisakusho:Kk 遊技機の戻り球回収構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008073299A (ja) 遊技機
JP2010284318A (ja) パチンコ遊技機
JP2002177501A (ja) パチンコ機
JPH02104379A (ja) 弾球遊技機
JP2005006825A (ja) 弾球遊技機
JP4112460B2 (ja) 遊技機
JP2007236575A (ja) 遊技盤ユニット、及び弾球遊技機
JP5601077B2 (ja) 遊技機の入球装置
JP2002177497A (ja) パチンコ機
JP2008173229A (ja) 可動入賞装置、及びこれを用いた遊技機
JP3976501B2 (ja) 遊技球受入れ装置
JPH07313678A (ja) パチンコ装置
JP2006223474A (ja) 遊技機
JP4384459B2 (ja) 封入循環式遊技機
JP4814144B2 (ja) 遊技台
JP2742943B2 (ja) 弾球遊技機
JPH03165790A (ja) パチンコ機における打球入賞装置
JP5785399B2 (ja) パチンコ機
JP4991804B2 (ja) ゲーム装置
JP2005066108A (ja) 弾球遊技機
JP2683816B2 (ja) 弾球遊技機
JP4682172B2 (ja) 遊技機の入賞球抽選装置および遊技機
JP4385378B2 (ja) 弾球遊技機
JP5701700B2 (ja) パチンコ機
JP2016022207A (ja) 可変入賞装置及びこれを用いた遊技機