JP2002177431A - スポーツ教室システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】時間に余裕のない人でもスポーツ教室の受講を
し易くする。 【解決手段】受講者端末１により、受講者６の運動の様
子を撮影した受講者運動データ１２をスポーツ教室用サ
ーバ２に送り、この受講者運動データ１２に対応するイ
ンストラクター指導データ１３をスポーツ教室用サーバ
２から受けて開示し、インストラクター端末３により、
受講者運動データ１２をスポーツ教室用サーバ２より受
信して開示しこの受講者運動データ１２に対応するイン
ストラクター指導データ１３の入力を受けこのインスト
ラクター指導データ１３をスポーツ教室用サーバ２に送
信し、スポーツ教室用サーバ２により、受講者端末１よ
り受講者運動データ１２を受信しこの受講者運動データ
１２をインストラクター端末３に送信し、インストラク
ター端末３からこの受講者運動データ１２に対応するイ
ンストラクター指導データ１３を受信して受講者端末１
に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はスポーツ教室システ
ムに関し、特にインターネット等の通信回線を介してイ
ンストラクターが受講者を指導するスポーツ教室システ
ムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のスポーツ教室は、テニス、ゴルフ
等の実技の受講を希望する受講者が、予め指定された時
間帯にスポーツ教室の会場まで行き受講するようにして
いる。また、インストラクターもスポーツ教室が開かれ
ている時間帯にその会場まで行き実技指導するようにし
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスポー
ツ教室は、実技の受講を希望する受講者が、予め指定さ
れた時間帯にスポーツ教室の会場まで行き受講するよう
にし、また、インストラクターもスポーツ教室が開かれ
ている時間帯にその会場まで行き実技指導するようにし
ているため、受講者は予め指定された時間帯にスポーツ
教室の会場まで行く必要があり、また、インストラクタ
ーもスポーツ教室が開かれている時間帯にその会場まで
行く必要があるので、時間に余裕のない人は実技の受講
を希望していても、予め指定された時間帯にスポーツ教
室の会場まで行けない恐れがあるのでスポーツ教室を受
講しにくいという問題がある。また、ゴルフ、テニス等
の世界で実績があり有名等のため時間に余裕のないイン
ストラクターも、予め指定された時間帯にスポーツ教室
の会場まで行けない恐れがあるので指導しにくいという
問題がある。更に、スポーツ教室では、予め指定された
時間帯にスポーツ教室の会場まで来られる受講者、すな
わち、自身で移動できる限られた範囲の受講者のみを指
導せざるを得ないという問題がある。

【０００４】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、時間に余裕のない人でもスポーツ教室の受
講がし易く、時間に余裕のないインストラクターも実技
の指導をし易く、自身で移動できる限られた範囲の受講
者以外の受講者も指導することのできるスポーツ教室シ
ステムを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の第１のスポーツ
教室システムは、通信回線と、前記通信回線に相互に接
続された１以上の受講者端末、１以上のインストラクタ
ー端末、スポーツ教室用サーバとを有し、受講者の運動
の様子を撮影した受講者運動データを前記スポーツ教室
用サーバに送信し、インストラクターが前記受講者を指
導するための前記受講者運動データに対応するインスト
ラクター指導データを前記スポーツ教室用サーバから受
信しこのインストラクター指導データを開示する１以上
の前記受講者端末と、前記受講者運動データを前記スポ
ーツ教室用サーバより受信してこの受講者運動データを
開示しこの開示した受講者運動データに対応する前記イ
ンストラクター指導データの入力を受けこのインストラ
クター指導データを前記スポーツ教室用サーバに送信す
る１以上の前記インストラクター端末と、１以上の前記
受講者端末より前記受講者運動データをそれぞれ受信
し、受信したこれらの受講者運動データを１以上の前記
インストラクター端末に重複することなく送信し、これ
らの受講者運動データをそれぞれ受信した１以上の前記
インストラクター端末からこれらの前記受講者運動デー
タにそれぞれ対応する前記インストラクター指導データ
をそれぞれ受信しこの受信したそれぞれの前記インスト
ラクター指導データを、これらのインストラクター指導
データに対応するそれぞれの前記受講者運動データをそ
れぞれ送信した１以上の前記受講者端末にそれぞれ送信
するスポーツ教室用サーバと、を備えて構成されてい
る。

【０００６】本発明の第２のスポーツ教室システムは、
通信回線と、前記通信回線に相互に接続された１以上の
受講者端末、１以上のインストラクター端末、スポーツ
教室用サーバとを有し、受講者識別情報の入力を受け前
記スポーツ教室用サーバにこの受講者識別情報を送信
し、このスポーツ教室用サーバよりアクセス許可通知を
受信しこのアクセス許可通知を受信した後に自受講者端
末と接続する前記インストラクター端末が決まったこと
を示す接続通知を受信し、受講者の運動の様子を撮影し
た受講者運動データを前記スポーツ教室用サーバに送信
し、インストラクターが前記受講者を指導するための前
記受講者運動データに対応するインストラクター指導デ
ータを前記スポーツ教室用サーバから受信しこのインス
トラクター指導データを開示する１以上の前記受講者端
末と、インストラクター識別情報の入力を受け前記スポ
ーツ教室用サーバにこのインストラクター識別情報を送
信し、このスポーツ教室用サーバより前記アクセス許可
通知を受信しこのアクセス許可通知を受信した後に自イ
ンストラクター端末と接続する前記受講者端末が決まっ
たことを示す前記接続通知を受信し、前記受講者運動デ
ータを前記スポーツ教室用サーバより受信してこの受講
者運動データを開示しこの開示した受講者運動データに
対応する前記インストラクター指導データの入力を受け
このインストラクター指導データを前記スポーツ教室用
サーバに送信する１以上の前記インストラクター端末
と、１以上の前記受講者端末のうちの前記受講者識別情
報を送信した前記受講者端末より、この受講者識別情報
を受信し前記アクセス許可通知をこの受講者識別情報を
送信した前記受講者端末に送信し、１以上の前記インス
トラクター端末のうちの前記インストラクター識別情報
を送信した前記インストラクター端末より、このインス
トラクター識別情報を受信し前記アクセス許可通知をこ
のインストラクター識別情報を送信した前記インストラ
クター端末に送信し、前記アクセス許可通知を送信した
前記受講者端末のうちの一つの受講者端末と、前記アク
セス許可通知を送信した前記インストラクター端末のう
ちの一つのインストラクター端末とを接続することを示
す前記接続通知を前記一つの受講者端末と前記一つのイ
ンストラクター端末とにそれぞれ送信し、前記一つの受
講者端末から前記受講者運動データを受信して前記一つ
のインストラクター端末にこの受講者運動データを送信
し、前記一つのインストラクター端末から前記受講者運
動データに対応する前記インストラクター指導データを
受信して前記一つの受講者端末に前記インストラクター
指導データを送信するスポーツ教室用サーバと、を備え
て構成されている。

【０００７】本発明の第３のスポーツ教室システムは、
通信回線と、前記通信回線に相互に接続された１以上の
受講者端末、１以上のインストラクター端末、スポーツ
教室用サーバとを有し、受講者の運動の様子を撮影した
受講者運動データを前記スポーツ教室用サーバに送信
し、送信した後にインストラクターが前記受講者を指導
するための前記受講者運動データに対応するインストラ
クター指導データが前記スポーツ教室用サーバ上に存在
することを示す第１の電子メールを前記スポーツ教室用
サーバより受信して前記インストラクター指導データを
要求する第１の送信要求を前記スポーツ教室用サーバに
送信し、前記インストラクター指導データを前記スポー
ツ教室用サーバから受信しこのインストラクター指導デ
ータを開示する１以上の前記受講者端末と、前記受講者
運動データが前記スポーツ教室用サーバ上に存在するこ
とを示す第２の電子メールを前記スポーツ教室用サーバ
より受信して前記受講者運動データを要求する第２の送
信要求を前記スポーツ教室用サーバに送信し、前記受講
者運動データを前記スポーツ教室用サーバより受信して
この受講者運動データを開示しこの開示した前記受講者
運動データに対応する前記インストラクター指導データ
の入力を受けこのインストラクター指導データを前記ス
ポーツ教室用サーバに送信する１以上の前記インストラ
クター端末と、１以上の前記受講者端末より前記受講者
運動データをそれぞれ受信して格納し、それぞれの前記
受講者運動データにそれぞれ対応する前記第２の電子メ
ールを１以上の前記インストラクター端末に重複するこ
となくそれぞれ送信し、これらの第２の電子メールをそ
れぞれ受信した１以上の前記インストラクター端末より
これらの第２の電子メールに対応した前記第２の送信要
求をそれぞれ受信してこれらの第２の送信要求を送信し
た１以上の前記インストラクター端末に前記格納したそ
れぞれの前記第２の送信要求にそれぞれ対応する前記受
講者運動データをそれぞれ送信し、送信先のそれぞれの
１以上の前記インストラクター端末から前記送信した前
記受講者運動データにそれぞれ対応する前記インストラ
クター指導データをそれぞれ受信して格納し、この格納
した前記インストラクター指導データに対応する前記受
講者運動データを送信してきたそれぞれの前記受講者端
末に前記第１の電子メールをそれぞれ送信し、これらの
前記受講者端末からそれぞれの前記第１の電子メールに
対応する前記第１の送信要求をそれぞれ受信し、これら
の前記受講者端末に前記格納した前記インストラクター
指導データをそれぞれ送信するスポーツ教室用サーバ
と、を備えて構成されている。

【０００８】本発明の第４のスポーツ教室システムは、
通信回線と、前記通信回線に相互に接続された１以上の
受講者端末、１以上のインストラクター端末、スポーツ
教室用サーバとを有し、受講者識別情報の入力を受け前
記スポーツ教室用サーバにこの受講者識別情報を送信
し、このスポーツ教室用サーバよりアクセス許可通知を
受け、受講者の運動の様子を撮影した受講者運動データ
を前記スポーツ教室用サーバに送信し、送信した後にイ
ンストラクターが前記受講者を指導するための前記受講
者運動データに対応するインストラクター指導データが
前記スポーツ教室用サーバ上に存在することを示す第１
の電子メールを前記スポーツ教室用サーバより受信し、
この第１の電子メールに応答して受講者識別情報の入力
を受け前記スポーツ教室用サーバにこの受講者識別情報
を送信し、このスポーツ教室用サーバより前記アクセス
許可通知を受け、前記インストラクター指導データを要
求する第１の送信要求を前記スポーツ教室用サーバに送
信し、前記インストラクター指導データを前記スポーツ
教室用サーバから受信しこのインストラクター指導デー
タを開示する１以上の前記受講者端末と、前記受講者運
動データが前記スポーツ教室用サーバ上に存在すること
を示す第２の電子メールを前記スポーツ教室用サーバよ
り受信し、この第２の電子メールに応答してインストラ
クター識別情報の入力を受け前記スポーツ教室用サーバ
にこのインストラクター識別情報を送信し、このスポー
ツ教室用サーバより前記アクセス許可通知を受け、前記
受講者運動データを要求する第２の送信要求を前記スポ
ーツ教室用サーバに送信し、前記受講者運動データを前
記スポーツ教室用サーバより受信してこの受講者運動デ
ータを開示しこの開示した前記受講者運動データに対応
する前記インストラクター指導データの入力を受けこの
インストラクター指導データを前記スポーツ教室用サー
バに送信する１以上の前記インストラクター端末と、１
以上の前記受講者端末のうちの前記受講者識別情報を送
信した前記受講者端末より、この受講者識別情報を受信
し前記アクセス許可通知を前記受講者識別情報を送信し
た前記受講者端末に送信し、この受講者端末から前記受
講者運動データを受信して格納し、１以上の前記インス
トラクター端末のうちの一つのインストラクター端末に
前記第２の電子メールを送信し、この一つのインストラ
クター端末より前記インストラクター識別情報を受信し
前記アクセス許可通知を前記一つのインストラクター端
末に送信し、この一つのインストラクター端末より前記
第２の送信要求を受信してこの一つのインストラクター
端末に前記格納した前記受講者運動データを送信し、前
記一つのインストラクター端末から前記受講者運動デー
タに対応する前記インストラクター指導データを受信し
て格納し、前記受講者運動データを受信した前記受講者
端末に前記第１の電子メールを送信し、この受講者端末
より前記受講者識別情報を受信し、前記アクセス許可通
知を前記受講者端末に送信し、この受講者端末から前記
第１の送信要求を受信し、前記受講者端末に前記格納し
た前記インストラクター指導データを送信するスポーツ
教室用サーバと、を備えて構成されている。

【０００９】本発明の第２と第４のスポーツ教室システ
ムの前記スポーツ教室用サーバは、１以上の前記受講者
端末のうちの前記受講者識別情報を送信した前記受講者
端末より、この受講者識別情報を受信しこの受信した前
記受講者識別情報が認証できる否かを調べこの調べた結
果が認証できることを示すときに前記アクセス許可通知
をこの受講者識別情報を送信した前記受講者端末に送信
し、１以上の前記インストラクター端末のうちの前記イ
ンストラクター識別情報を送信した前記インストラクタ
ー端末より、このインストラクター識別情報を受信しこ
の受信した前記インストラクター識別情報が認証できる
否かを調べこの調べた結果が認証できることを示すとき
に前記アクセス許可通知をこのインストラクター識別情
報を送信した前記インストラクター端末に送信するよう
にしている。

【００１０】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１１】図１は、本発明のスポーツ教室システムの
第１の実施の形態を示すブロック図である。

【００１２】図１に示す本実施の形態は、インターネッ
ト等の通信回線４と、通信回線４に相互に接続された１
以上の受講者端末１（例えば、パーソナルコンピュータ
等の汎用端末）、１以上のインストラクター端末３（例
えば、パーソナルコンピュータ等の汎用端末）、スポー
ツ教室用サーバ２とを有し、受講者６の操作により受講
者識別情報（例えば、受講者名、受講者６を識別するパ
スワード等）の入力を受けスポーツ教室用サーバ２にこ
の受講者識別情報を送信してスポーツ教室用サーバ２へ
アクセス要求をし、このスポーツ教室用サーバ２よりア
クセス許可通知１０を受信しこのアクセス許可通知１０
を受信した後に自受講者端末１と接続するインストラク
ター端末３が決まったことを示す接続通知１１を受信
し、受講者６の運動（例えば、ゴルフクラブのスィング
動作、テニスラケットのスィング動作、クラブのグリッ
プの握り方、ラケットのグリップの握り方等）の様子を
撮影した受講者運動データ１２をスポーツ教室用サーバ
２に送信し、インストラクターが受講者６を指導するた
めの受講者運動データ１２に対応するインストラクター
指導データ１３をスポーツ教室用サーバ２から受信しこ
のインストラクター指導データ１３を開示する１以上の
受講者端末１と、インストラクターの操作によりインス
トラクター識別情報（例えば、インストラクター名、イ
ンストラクターを識別するパスワード等）の入力を受け
スポーツ教室用サーバ２にこのインストラクター識別情
報を送信してスポーツ教室用サーバ２へアクセス要求を
し、このスポーツ教室用サーバ２よりアクセス許可通知
１０を受信しこのアクセス許可通知１０を受信した後に
自インストラクター端末３と接続する受講者端末１が決
まったことを示す接続通知１１を受信し、受講者運動デ
ータ１２をスポーツ教室用サーバ２より受信してこの受
講者運動データ１２を開示しこの開示した受講者運動デ
ータ１２に対応するインストラクター指導データ１３の
入力をインストラクターの操作により受けこのインスト
ラクター指導データ１３をスポーツ教室用サーバ２に送
信する１以上のインストラクター端末３と、スポーツ教
室の管理者によって管理され、１以上の受講者端末１の
うちの受講者識別情報を送信した受講者端末１より、こ
の受講者識別情報を受信しアクセス許可通知１０をこの
受講者識別情報を送信した受講者端末１に送信し、１以
上のインストラクター端末３のうちのインストラクター
識別情報を送信したインストラクター端末３より、この
インストラクター識別情報を受信しアクセス許可通知１
０をこのインストラクター識別情報を送信したインスト
ラクター端末３に送信し、アクセス許可通知１０を送信
した受講者端末１のうちの一つの受講者端末１と、アク
セス許可通知１０を送信したインストラクター端末３の
うちの一つのインストラクター端末３とを接続すること
を示す接続通知１１をこの一つの受講者端末１とこの一
つのインストラクター端末３とにそれぞれ送信し、この
一つの受講者端末１から受講者運動データ１２を受信し
てこの一つのインストラクター端末３にこの受講者運動
データ１２を送信し、この一つのインストラクター端末
３から受講者運動データ１２に対応するインストラクタ
ー指導データ１３を受信してこの一つの受講者端末１に
インストラクター指導データ１３を送信するスポーツ教
室用サーバ２とにより構成されている。

【００１３】スポーツ教室用サーバ２は、１以上の受講
者端末１のうちの受講者識別情報を送信した受講者端末
１より、この受講者識別情報を受信しこの受信した受講
者識別情報が認証できる否かを調べこの調べた結果が認
証できることを示すときにアクセス許可通知１０をこの
受講者識別情報を送信した受講者端末１に送信し、１以
上のインストラクター端末３のうちのインストラクター
識別情報を送信したインストラクター端末３より、この
インストラクター識別情報を受信しこの受信したインス
トラクター識別情報が認証できる否かを調べこの調べた
結果が認証できることを示すときにアクセス許可通知１
０をこのインストラクター識別情報を送信したインスト
ラクター端末３に送信するようにしている。

【００１４】受講者運動データ１２は、動画、静止画等
の画像データや受講者６が自身の運動の様子を撮影する
ときに発生した運動器具の音や受講者６の発声する声等
を含めた音声データを含んでいる。

【００１５】インストラクター指導データ１３は、受講
者運動データ１２に受講者６を指導するための指導デー
タを付加した（重畳した）データである。すなわち、受
講者運動データ１２に、この受講者運動データ１２の画
像データ上の受講者６の運動のポイントとなる箇所（例
えば、重心軸や正しくスィング起動等）にマークを付加
した（重畳した）り、この受講者運動データ１２の画像
データ上に記号や文字を含むコメントを付加した（重畳
した）り、インストラクターの発声するアドバイス等の
声を付加した（重畳した）りしたデータである。また、
このインストラクター指導データ１３を、インストラク
ターが受講者６から送信される受講者運動データ１２を
見ながら、リアルタイムに受講者６へ送信する画像デー
タ（事前に用意した基本フォームやグリップの握り方を
示す画像等）や音声データ（この画像データに関連した
音声，インストラクターが受講者運動データ１２を見な
がら発声する音声等）としても良い。

【００１６】なお、図１には、受講者６とこの受講者６
の運動の様子を撮影している撮影機器５とを併せて示し
ている。撮影機器５は、例えば画像データとして静止画
を出力するデジタルカメラ、画像データとして動画を出
力するデジタルビデオカメラ等である。

【００１７】次に、本実施の形態のスポーツ教室システ
ムの動作を図２を参照して詳細に説明する。

【００１８】図２は、本発明の実施の形態の動作の一例
を示す流れ図である。

【００１９】図１において、それぞれの受講者端末１に
は予めそれぞれの撮影機器５とそれぞれの受講者６とが
対応付けられているが、一組の撮影機器５とこの撮影機
器５により撮影している受講者６のみを図示し他は図示
していない。受講者６は予めスポーツ教室への登録を行
い、スポーツ教室で管理するスポーツ教室サーバ内に、
受講者名と受講者６を識別するパスワードとを格納して
おく。また、予めスポーツ教室と契約したインストラク
ターも、スポーツ教室サーバ内に、インストラクター名
とインストラクターを識別するパスワードとを格納して
おく。

【００２０】受講者６は、受講者端末１を使って例えば
Ｗｅｂブラウザを立ち上げ、スポーツ教室で管理するス
ポーツ教室サーバ上のサイトへアクセス要求を行い（Ｓ
１）、スポーツ教室サーバでは、受講者名とパスワード
とを受け取り、予め格納した受講者名とパスワードとに
より照合を行う（Ｓ２）。受講者６の照合が成功した場
合、認証できたとしてアクセス許可通知１０を受講者端
末１に送信する（Ｓ３）。また、インストラクターは、
インストラクター端末３を使って、受講者端末１がスポ
ーツ教室サーバにアクセスする手順と同様（Ｓ１〜Ｓ
３）に、例えばＷｅｂブラウザを立ち上げ、スポーツ教
室で管理するスポーツ教室サーバ上のサイトへアクセス
要求を行い（Ｓ４）、スポーツ教室サーバでは、インス
トラクター名とパスワードとを受け取り、予め格納した
インストラクター名とパスワードとにより照合を行い
（Ｓ５）、インストラクターの照合が成功した場合、認
証できたとしてアクセス許可通知１０をインストラクタ
ー端末３に送信する（Ｓ６）。次にスポーツ教室サーバ
は、アクセス許可通知１０を送信した受講者端末１とイ
ンストラクター端末３とのうちのまだ接続通知１１を送
信していない受講者端末１とインストラクター端末３と
に対し接続通知１１を送信する（すなわち、この受講者
端末１とインストラクター端末３とを接続状態にす
る。）（Ｓ７）。受講者６は、受講者端末１に接続され
た撮影機器５を使用し、フォームや質問したい個所等を
撮影した受講者運動データ１２を受講者端末１に送る。
ここで、撮影機器５が例えばデジタルカメラの場合は、
受講者運動データ１２として静止画の画像データと受講
者６が自身の運動の様子を撮影するときに発生した運動
器具の音や受講者６の発声する声を含めた音声データと
を含んでいる。また、撮影機器５が例えばデジタルビデ
オカメラの場合は、受講者運動データ１２として動画の
画像データと受講者６が自身の運動の様子を撮影すると
きに発生した運動器具の音や受講者６の発声する声を含
めた音声データとを含んでいる（Ｓ８）。受講者端末１
は撮影機器５から受講者運動データ１２を得てスポーツ
教室サーバへ送信する（Ｓ９）。スポーツ教室サーバで
は、この受講者端末１より受講者運動データ１２を受信
しこの受講者端末１と接続状態にあるインストラクター
端末３に、受講者運動データ１２を送信する（Ｓ１
０）。インストラクター端末３はこの受講者運動データ
１２を開示（動画や静止画を表示し、音声データを報
音）し、インストラクターは、受講者端末１１から送信
されたこの開示された受講者運動データ１２の画像デー
タ上に、例えば、画像データを加工することのできる応
用ソフトウエアであるアドビーシステムズ社のアドビー
プレミヤ（Ａｄｏｂｅ Ｐｒｅｍｉｅｒｅ）等を使用し
てマークやコメントを付けたり、音声を用いたアドバイ
スをこの受講者運動データ１２に付加（重畳）したりし
てインストラクター指導データ１３としたり、または、
この受講者運動データ１２を見ながら、リアルタイムに
音声データあるいは事前に用意された基本フォーム等の
画像データをインストラクター指導データ１３としたり
して（Ｓ１１）、このインストラクター指導データ１３
をスポーツ教室サーバに送る（Ｓ１２）。スポーツ教室
サーバはこのインストラクター端末３と接続状態にある
受講者端末１にこのインストラクター指導データ１３を
送信する（Ｓ１３）。受講者端末１がこのインストラク
ター指導データ１３を受けて開示することにより、受講
者６はインストラクターの指導を受ける。

【００２１】次に、受講料の徴収方法についての説明を
行う。このとき、スポーツ教室サーバでは、通過するデ
ータ量に対して課金を行う。受講者６は、まずスポーツ
教室の受講を希望する場合、スポーツ教室サーバ上に公
開されているＷｅｂサイトにアクセスし、必要な受講者
情報、及びクレジットカードのカード情報や自動引き落
とし口座の口座番号を記入し、スポーツ教室サーバに送
信する。これによりスポーツ教室を提供する団体は、受
講者６との間で、クレジットカード、または口座からの
引き落としによる決済を行うことができ、年会費や受講
料の徴収を行うことができる。また、ネットワーク接続
業者であるプロバイダが、プロバイダ接続料とともに受
講者６からの年会費や受講料の徴収を一括して行っても
良い。この場合は、プロバイダとの接続料金払い込み方
法と同様な形で金銭の徴収を行う。第１の実施の形態の
場合に請求される受講料は、スポーツ教室サーバを通過
するデータ量に応じて、受講者６ごとに課金される。ま
た、スポーツ教室サーバが、受講者端末１とインストラ
クター端末３とを接続状態にした後に、スポーツ教室サ
ーバを介さずに、受講者端末１とインストラクター端末
３との間で、画像データ及び音声データを直接送受信し
ても良い。この場合の受講料は、固定金額あるいは指導
回数に応じて、受講者６に請求するようにしても良い。

【００２２】図３は、本発明のスポーツ教室システムの
第２の実施の形態を示すブロック図である。

【００２３】図３に示す本実施の形態は、インターネッ
ト等の通信回線４と、通信回線４に相互に接続された１
以上の受講者端末７（例えば、パーソナルコンピュータ
等の汎用端末）、１以上のインストラクター端末９（例
えば、パーソナルコンピュータ等の汎用端末）、スポー
ツ教室用サーバ８とを有し、受講者６の操作により受講
者識別情報（例えば、受講者名、受講者６を識別するパ
スワード等）の入力を受けスポーツ教室用サーバ８にこ
の受講者識別情報を送信してスポーツ教室用サーバ８へ
アクセス要求をし、このスポーツ教室用サーバ８よりア
クセス許可通知１０を受け、受講者６の運動の様子を撮
影した受講者運動データ１２をスポーツ教室用サーバ８
に送信し、送信した後にインストラクターが受講者６を
指導するための受講者運動データ１２に対応するインス
トラクター指導データ１３がスポーツ教室用サーバ８上
に存在することを示す第１の電子メールをスポーツ教室
用サーバ８より受信し、この第１の電子メールに応答し
て受講者６の操作により受講者識別情報の入力を受けス
ポーツ教室用サーバ８にこの受講者識別情報を送信して
スポーツ教室用サーバ８へアクセス要求をし、このスポ
ーツ教室用サーバ８よりアクセス許可通知１０を受け、
インストラクター指導データ１３を要求する第１の送信
要求をスポーツ教室用サーバ８に送信し、インストラク
ター指導データ１３をスポーツ教室用サーバ８から受信
しこのインストラクター指導データ１３を開示する１以
上の受講者端末７と、受講者運動データ１２がスポーツ
教室用サーバ８上に存在することを示す第２の電子メー
ルをスポーツ教室用サーバ８より受信し、この第２の電
子メールに応答してインストラクターの操作によりイン
ストラクター識別情報（例えば、インストラクター名、
インストラクターを識別するパスワード等）の入力を受
けスポーツ教室用サーバ８にこのインストラクター識別
情報を送信し、このスポーツ教室用サーバ８よりアクセ
ス許可通知１０を受け、受講者運動データ１２を要求す
る第２の送信要求をスポーツ教室用サーバ８に送信し、
受講者運動データ１２をスポーツ教室用サーバ８より受
信してこの受講者運動データ１２を開示しこの開示した
受講者運動データ１２に対応するインストラクター指導
データ１３の入力をインストラクターの操作により受け
このインストラクター指導データ１３をスポーツ教室用
サーバ８に送信する１以上のインストラクター端末９
と、スポーツ教室の管理者によって管理され、１以上の
受講者端末７のうちの受講者識別情報を送信した受講者
端末７より、この受講者識別情報を受信しアクセス許可
通知１０を受講者識別情報を送信した受講者端末７に送
信し、この受講者端末７から受講者運動データ１２を受
信して格納し、１以上のインストラクター端末９のうち
の一つのインストラクター端末９に第２の電子メールを
送信し、この一つのインストラクター端末９よりインス
トラクター識別情報を受信しアクセス許可通知１０を一
つのインストラクター端末９に送信し、この一つのイン
ストラクター端末９より第２の送信要求を受信してこの
一つのインストラクター端末９に格納した受講者運動デ
ータ１２を送信し、一つのインストラクター端末９から
受講者運動データ１２に対応するインストラクター指導
データ１３を受信して格納し、受講者運動データ１２を
受信した受講者端末７に第１の電子メールを送信し、こ
の受講者端末７より受講者識別情報を受信し、アクセス
許可通知１０を受講者端末７に送信し、この受講者端末
７から第１の送信要求を受信し、受講者端末７に格納し
たインストラクター指導データ１３を送信するスポーツ
教室用サーバ８とにより構成されている。

【００２４】スポーツ教室用サーバ８は、１以上の受講
者端末７のうちの受講者識別情報を送信した受講者端末
７より、この受講者識別情報を受信しこの受信した受講
者識別情報が認証できる否かを調べこの調べた結果が認
証できることを示すときにアクセス許可通知１０をこの
受講者識別情報を送信した受講者端末７に送信し、１以
上のインストラクター端末９のうちのインストラクター
識別情報を送信したインストラクター端末９より、この
インストラクター識別情報を受信しこの受信したインス
トラクター識別情報が認証できる否かを調べこの調べた
結果が認証できることを示すときにアクセス許可通知１
０をこのインストラクター識別情報を送信したインスト
ラクター端末９に送信するようにしている。

【００２５】受講者運動データ１２とインストラクター
指導データ１３とは第１の実施の形態のデータと同じで
ある。

【００２６】なお、図３には、受講者６とこの受講者６
の運動の様子を撮影している撮影機器５とを併せて示し
ている。撮影機器５は第１の実施の形態のものと同じで
ある。

【００２７】次に、本実施の形態のスポーツ教室システ
ムの動作を図４を参照して詳細に説明する。

【００２８】図４は、本発明の実施の形態の動作の一例
を示す流れ図である。

【００２９】図３において、それぞれの受講者端末７に
は予めそれぞれの撮影機器５とそれぞれの受講者６とが
対応付けられているが、一組の撮影機器５とこの撮影機
器５により撮影している受講者６のみを図示し他は図示
していない。受講者６は予めスポーツ教室への登録を行
い、スポーツ教室で管理するスポーツ教室サーバ内に、
受講者名と受講者６を識別するパスワードとを格納して
おく。また、予めスポーツ教室と契約したインストラク
ターも、スポーツ教室サーバ内に、インストラクター名
とインストラクターを識別するパスワードとを格納して
おく。受講者６は、受講者端末７に接続された撮影機器
５を使用し、フォームや質問したい個所等を撮影した受
講者運動データ１２を受講者端末７に送る。ここで、撮
影機器５が例えばデジタルカメラの場合は、受講者運動
データ１２として静止画の画像データと受講者６が自身
の運動の様子を撮影するときに発生した運動器具の音や
受講者６の発声する声を含めた音声データとを含んでい
る。また、撮影機器５が例えばデジタルビデオカメラの
場合は、受講者運動データ１２として動画の画像データ
と受講者６が自身の運動の様子を撮影するときに発生し
た運動器具の音や受講者６の発声する声を含めた音声デ
ータとを含んでいる（Ｓ２１）。受講者６は、受講者端
末７を使って例えばＷｅｂブラウザを立ち上げ、スポー
ツ教室で管理するスポーツ教室サーバ上のサイトへアク
セス要求を行い（Ｓ２２）、スポーツ教室サーバでは、
受講者名とパスワードとを受け取り、予め格納した受講
者名とパスワードとにより照合を行う（Ｓ２３）。受講
者６の照合が成功した場合、認証できたとしてアクセス
許可通知１０を受講者端末７に送信する（Ｓ２４）。受
講者端末７はアクセス許可通知１０を受け、撮影機器５
から得た受講者運動データ１２をスポーツ教室サーバへ
送信する（Ｓ２５）。スポーツ教室サーバは、この受講
者端末７より受講者運動データ１２を受信し格納し（Ｓ
２６）、データ受信完了通知をこの受講者端末７に送信
する（Ｓ２７）。そして、スポーツ教室サーバは、予め
契約したインストラクターのうちのアクセス許可通知１
０を送信していないインストラクターのインストラクタ
ー端末９に第２の電子メールを送信し、このインストラ
クターをステップ２７（Ｓ２７）で送信した受講者端末
７を使用する受講者６の担当インストラクターとする
（Ｓ２８）。第２の電子メールを受信したインストラク
ター端末９のインストラクターは、このインストラクタ
ー端末９を使って、例えばＷｅｂブラウザを立ち上げ、
スポーツ教室で管理するスポーツ教室サーバ上のサイト
へアクセス要求を行い（Ｓ２９）、スポーツ教室サーバ
では、インストラクター名とパスワードとを受け取り、
予め格納したインストラクター名とパスワードとにより
照合を行い（Ｓ３０）、インストラクターの照合が成功
した場合、認証できたとしてアクセス許可通知１０をイ
ンストラクター端末９に送信する（Ｓ３１）。インスト
ラクター端末９は、アクセス許可通知１０を受け第２の
送信要求をスポーツ教室サーバに送信する（Ｓ３２）。
スポーツ教室サーバは、この第２の送信要求を受けこの
インストラクターが担当する受講者６のステップ２６
（Ｓ２６）で格納した受講者運動データ１２を取り出し
このインストラクターのインストラクター端末９に送信
する（Ｓ３３）。インストラクター端末９はこの受講者
運動データ１２を開示（動画や静止画を表示し、音声デ
ータを報音）し、インストラクターは、受講者端末７１
から送信されたこの開示された受講者運動データ１２の
画像データ上に、第１の実施の形態と同様にしてマーク
を付けたり、コメントを付けたりし、音声を用いたアド
バイスをこの受講者運動データ１２に付加（重畳）して
インストラクター指導データ１３とし（Ｓ３４）、この
インストラクター指導データ１３をスポーツ教室サーバ
に送る（Ｓ３５）。スポーツ教室サーバはこのインスト
ラクター指導データ１３を受け格納し（Ｓ３６）、第１
の電子メールをこのインストラクター端末９のインスト
ラクターが担当する受講者６の受講者端末７に送信する
（Ｓ３７）。受講者端末７はこの第２の電子メールを受
信し、スポーツ教室で管理するスポーツ教室サーバ上の
サイトへアクセス要求を行い（Ｓ３８）、スポーツ教室
サーバでは、受講者名とパスワードとを受け取り、予め
格納した受講者名とパスワードとにより照合を行い（Ｓ
３９）、受講者６の照合が成功した場合、認証できたと
してアクセス許可通知１０を受講者端末７に送信する
（Ｓ４０）。受講者端末７は、アクセス許可通知１０を
受け第１の送信要求をスポーツ教室サーバに送信する
（Ｓ４１）。スポーツ教室サーバは、この第１の送信要
求を受けこの受講者端末７に対応するインストラクター
端末９より受けてステップ３６（Ｓ３６）で格納したイ
ンストラクター指導データ１３を取り出しこの受講者端
末７に送信する（Ｓ４２）。受講者端末７がこのインス
トラクター指導データ１３を受けて開示することによ
り、受講者６はインストラクターの指導を受ける。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のスポーツ
教室システムによれば、受講者端末により、受講者の運
動の様子を撮影した受講者運動データをスポーツ教室用
サーバに送信し、受講者運動データに対応するインスト
ラクター指導データをスポーツ教室用サーバから受信し
このインストラクター指導データを開示し、インストラ
クター端末により、受講者運動データをスポーツ教室用
サーバより受信してこの受講者運動データを開示しこの
開示した受講者運動データに対応するインストラクター
指導データの入力を受けこのインストラクター指導デー
タをスポーツ教室用サーバに送信し、スポーツ教室用サ
ーバにより、受講者端末より受講者運動データを受信
し、この受講者運動データをインストラクター端末に送
信し、インストラクター端末からこの受講者運動データ
に対応するインストラクター指導データを受信しこのイ
ンストラクター指導データを受講者端末に送信するた
め、受講者端末により、受講者の運動の様子を撮影した
受講者運動データをスポーツ教室用サーバに送信し、こ
の受講者運動データに対応するインストラクター指導デ
ータをスポーツ教室用サーバから受信して開示するの
で、時間に余裕のない人でもスポーツ教室の受講がし易
くなる。

【００３１】また、インストラクター端末により、受講
者運動データをスポーツ教室用サーバより受信して開示
しこの開示した受講者運動データに対応するインストラ
クター指導データの入力を受けこのインストラクター指
導データをスポーツ教室用サーバに送信するので、時間
に余裕のないインストラクターも実技の指導がし易くな
る。

【００３２】そして、受講者は、受講者自身の受講者端
末を使用して実技の指導が受けられるので、このシステ
ムにより、自身で移動できる限られた範囲の受講者以外
の受講者も指導することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のスポーツ教室システムの第１の実施の
形態を示すブロック図である。

【図２】本発明の第１の実施の形態の動作の一例を示す
流れ図である。

【図３】本発明のスポーツ教室システムの第２の実施の
形態を示すブロック図である。

【図４】本発明の第２の実施の形態の動作の一例を示す
流れ図である。

【符号の説明】

１ 受講者端末 ２ スポーツ教室用サーバ ３ インストラクター端末 ４ 通信回線 ５ 撮影機器 ６ 受講者 ７ 受講者端末 ８ スポーツ教室用サーバ ９ インストラクター端末 １０ アクセス許可通知 １１ 接続通知 １２ 受講者運動データ １３ インストラクター指導データ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｂ 19/00 Ｇ０９Ｂ 19/00 Ｚ

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通信回線と、前記通信回線に相互に接続
   された１以上の受講者端末、１以上のインストラクター
   端末、スポーツ教室用サーバとを有し、 受講者の運動の様子を撮影した受講者運動データを前記
   スポーツ教室用サーバに送信し、インストラクターが前
   記受講者を指導するための前記受講者運動データに対応
   するインストラクター指導データを前記スポーツ教室用
   サーバから受信しこのインストラクター指導データを開
   示する１以上の前記受講者端末と、 前記受講者運動データを前記スポーツ教室用サーバより
   受信してこの受講者運動データを開示しこの開示した受
   講者運動データに対応する前記インストラクター指導デ
   ータの入力を受けこのインストラクター指導データを前
   記スポーツ教室用サーバに送信する１以上の前記インス
   トラクター端末と、 １以上の前記受講者端末より前記受講者運動データをそ
   れぞれ受信し、受信したこれらの受講者運動データを１
   以上の前記インストラクター端末に重複することなく送
   信し、これらの受講者運動データをそれぞれ受信した１
   以上の前記インストラクター端末からこれらの前記受講
   者運動データにそれぞれ対応する前記インストラクター
   指導データをそれぞれ受信しこの受信したそれぞれの前
   記インストラクター指導データを、これらのインストラ
   クター指導データに対応するそれぞれの前記受講者運動
   データをそれぞれ送信した１以上の前記受講者端末にそ
   れぞれ送信するスポーツ教室用サーバと、 を備えたことを特徴とするスポーツ教室システム。
2. 【請求項２】 通信回線と、前記通信回線に相互に接続
   された１以上の受講者端末、１以上のインストラクター
   端末、スポーツ教室用サーバとを有し、 受講者識別情報の入力を受け前記スポーツ教室用サーバ
   にこの受講者識別情報を送信し、このスポーツ教室用サ
   ーバよりアクセス許可通知を受信しこのアクセス許可通
   知を受信した後に自受講者端末と接続する前記インスト
   ラクター端末が決まったことを示す接続通知を受信し、
   受講者の運動の様子を撮影した受講者運動データを前記
   スポーツ教室用サーバに送信し、インストラクターが前
   記受講者を指導するための前記受講者運動データに対応
   するインストラクター指導データを前記スポーツ教室用
   サーバから受信しこのインストラクター指導データを開
   示する１以上の前記受講者端末と、 インストラクター識別情報の入力を受け前記スポーツ教
   室用サーバにこのインストラクター識別情報を送信し、
   このスポーツ教室用サーバより前記アクセス許可通知を
   受信しこのアクセス許可通知を受信した後に自インスト
   ラクター端末と接続する前記受講者端末が決まったこと
   を示す前記接続通知を受信し、前記受講者運動データを
   前記スポーツ教室用サーバより受信してこの受講者運動
   データを開示しこの開示した受講者運動データに対応す
   る前記インストラクター指導データの入力を受けこのイ
   ンストラクター指導データを前記スポーツ教室用サーバ
   に送信する１以上の前記インストラクター端末と、 １以上の前記受講者端末のうちの前記受講者識別情報を
   送信した前記受講者端末より、この受講者識別情報を受
   信し前記アクセス許可通知をこの受講者識別情報を送信
   した前記受講者端末に送信し、１以上の前記インストラ
   クター端末のうちの前記インストラクター識別情報を送
   信した前記インストラクター端末より、このインストラ
   クター識別情報を受信し前記アクセス許可通知をこのイ
   ンストラクター識別情報を送信した前記インストラクタ
   ー端末に送信し、前記アクセス許可通知を送信した前記
   受講者端末のうちの一つの受講者端末と、前記アクセス
   許可通知を送信した前記インストラクター端末のうちの
   一つのインストラクター端末とを接続することを示す前
   記接続通知を前記一つの受講者端末と前記一つのインス
   トラクター端末とにそれぞれ送信し、前記一つの受講者
   端末から前記受講者運動データを受信して前記一つのイ
   ンストラクター端末にこの受講者運動データを送信し、
   前記一つのインストラクター端末から前記受講者運動デ
   ータに対応する前記インストラクター指導データを受信
   して前記一つの受講者端末に前記インストラクター指導
   データを送信するスポーツ教室用サーバと、 を備えたことを特徴とするスポーツ教室システム。
3. 【請求項３】 通信回線と、前記通信回線に相互に接続
   された１以上の受講者端末、１以上のインストラクター
   端末、スポーツ教室用サーバとを有し、 受講者の運動の様子を撮影した受講者運動データを前記
   スポーツ教室用サーバに送信し、送信した後にインスト
   ラクターが前記受講者を指導するための前記受講者運動
   データに対応するインストラクター指導データが前記ス
   ポーツ教室用サーバ上に存在することを示す第１の電子
   メールを前記スポーツ教室用サーバより受信して前記イ
   ンストラクター指導データを要求する第１の送信要求を
   前記スポーツ教室用サーバに送信し、前記インストラク
   ター指導データを前記スポーツ教室用サーバから受信し
   このインストラクター指導データを開示する１以上の前
   記受講者端末と、 前記受講者運動データが前記スポーツ教室用サーバ上に
   存在することを示す第２の電子メールを前記スポーツ教
   室用サーバより受信して前記受講者運動データを要求す
   る第２の送信要求を前記スポーツ教室用サーバに送信
   し、前記受講者運動データを前記スポーツ教室用サーバ
   より受信してこの受講者運動データを開示しこの開示し
   た前記受講者運動データに対応する前記インストラクタ
   ー指導データの入力を受けこのインストラクター指導デ
   ータを前記スポーツ教室用サーバに送信する１以上の前
   記インストラクター端末と、 １以上の前記受講者端末より前記受講者運動データをそ
   れぞれ受信して格納し、それぞれの前記受講者運動デー
   タにそれぞれ対応する前記第２の電子メールを１以上の
   前記インストラクター端末に重複することなくそれぞれ
   送信し、これらの第２の電子メールをそれぞれ受信した
   １以上の前記インストラクター端末よりこれらの第２の
   電子メールに対応した前記第２の送信要求をそれぞれ受
   信してこれらの第２の送信要求を送信した１以上の前記
   インストラクター端末に前記格納したそれぞれの前記第
   ２の送信要求にそれぞれ対応する前記受講者運動データ
   をそれぞれ送信し、送信先のそれぞれの１以上の前記イ
   ンストラクター端末から前記送信した前記受講者運動デ
   ータにそれぞれ対応する前記インストラクター指導デー
   タをそれぞれ受信して格納し、この格納した前記インス
   トラクター指導データに対応する前記受講者運動データ
   を送信してきたそれぞれの前記受講者端末に前記第１の
   電子メールをそれぞれ送信し、これらの前記受講者端末
   からそれぞれの前記第１の電子メールに対応する前記第
   １の送信要求をそれぞれ受信し、これらの前記受講者端
   末に前記格納した前記インストラクター指導データをそ
   れぞれ送信するスポーツ教室用サーバと、 を備えたことを特徴とするスポーツ教室システム。
4. 【請求項４】 通信回線と、前記通信回線に相互に接続
   された１以上の受講者端末、１以上のインストラクター
   端末、スポーツ教室用サーバとを有し、 受講者識別情報の入力を受け前記スポーツ教室用サーバ
   にこの受講者識別情報を送信し、このスポーツ教室用サ
   ーバよりアクセス許可通知を受け、受講者の運動の様子
   を撮影した受講者運動データを前記スポーツ教室用サー
   バに送信し、送信した後にインストラクターが前記受講
   者を指導するための前記受講者運動データに対応するイ
   ンストラクター指導データが前記スポーツ教室用サーバ
   上に存在することを示す第１の電子メールを前記スポー
   ツ教室用サーバより受信し、この第１の電子メールに応
   答して受講者識別情報の入力を受け前記スポーツ教室用
   サーバにこの受講者識別情報を送信し、このスポーツ教
   室用サーバより前記アクセス許可通知を受け、前記イン
   ストラクター指導データを要求する第１の送信要求を前
   記スポーツ教室用サーバに送信し、前記インストラクタ
   ー指導データを前記スポーツ教室用サーバから受信しこ
   のインストラクター指導データを開示する１以上の前記
   受講者端末と、 前記受講者運動データが前記スポーツ教室用サーバ上に
   存在することを示す第２の電子メールを前記スポーツ教
   室用サーバより受信し、この第２の電子メールに応答し
   てインストラクター識別情報の入力を受け前記スポーツ
   教室用サーバにこのインストラクター識別情報を送信
   し、このスポーツ教室用サーバより前記アクセス許可通
   知を受け、前記受講者運動データを要求する第２の送信
   要求を前記スポーツ教室用サーバに送信し、前記受講者
   運動データを前記スポーツ教室用サーバより受信してこ
   の受講者運動データを開示しこの開示した前記受講者運
   動データに対応する前記インストラクター指導データの
   入力を受けこのインストラクター指導データを前記スポ
   ーツ教室用サーバに送信する１以上の前記インストラク
   ター端末と、 １以上の前記受講者端末のうちの前記受講者識別情報を
   送信した前記受講者端末より、この受講者識別情報を受
   信し前記アクセス許可通知を前記受講者識別情報を送信
   した前記受講者端末に送信し、この受講者端末から前記
   受講者運動データを受信して格納し、１以上の前記イン
   ストラクター端末のうちの一つのインストラクター端末
   に前記第２の電子メールを送信し、この一つのインスト
   ラクター端末より前記インストラクター識別情報を受信
   し前記アクセス許可通知を前記一つのインストラクター
   端末に送信し、この一つのインストラクター端末より前
   記第２の送信要求を受信してこの一つのインストラクタ
   ー端末に前記格納した前記受講者運動データを送信し、
   前記一つのインストラクター端末から前記受講者運動デ
   ータに対応する前記インストラクター指導データを受信
   して格納し、前記受講者運動データを受信した前記受講
   者端末に前記第１の電子メールを送信し、この受講者端
   末より前記受講者識別情報を受信し、前記アクセス許可
   通知を前記受講者端末に送信し、この受講者端末から前
   記第１の送信要求を受信し、前記受講者端末に前記格納
   した前記インストラクター指導データを送信するスポー
   ツ教室用サーバと、 を備えたことを特徴とするスポーツ教室システム。
5. 【請求項５】 前記スポーツ教室用サーバは、１以上の
   前記受講者端末のうちの前記受講者識別情報を送信した
   前記受講者端末より、この受講者識別情報を受信しこの
   受信した前記受講者識別情報が認証できる否かを調べこ
   の調べた結果が認証できることを示すときに前記アクセ
   ス許可通知をこの受講者識別情報を送信した前記受講者
   端末に送信し、１以上の前記インストラクター端末のう
   ちの前記インストラクター識別情報を送信した前記イン
   ストラクター端末より、このインストラクター識別情報
   を受信しこの受信した前記インストラクター識別情報が
   認証できる否かを調べこの調べた結果が認証できること
   を示すときに前記アクセス許可通知をこのインストラク
   ター識別情報を送信した前記インストラクター端末に送
   信するようにしたことを特徴とする請求項２又は４記載
   のスポーツ教室システム。
6. 【請求項６】 前記受講者運動データは、動画の画像デ
   ータであることを特徴とする請求項１、２、３、４又は
   ５記載のスポーツ教室システム。
7. 【請求項７】 前記受講者運動データは、静止画の画像
   データであることを特徴とする請求項１、２、３、４又
   は５記載のスポーツ教室システム。
8. 【請求項８】 前記受講者運動データは、前記受講者が
   運動するときに発生する運動器具の音や前記受講者の発
   声する声を含めた音声データを含むことを特徴とする請
   求項６又は７記載のスポーツ教室システム。
9. 【請求項９】 前記インストラクター指導データは、前
   記受講者運動データに前記受講者を指導するための指導
   データを付加したデータであることを特徴とする請求項
   １、２、３、４、５、６、７又は８記載のスポーツ教室
   システム。
10. 【請求項１０】 前記インストラクター指導データは、
    前記画像データ上の前記受講者の運動のポイントとなる
    箇所にマークを付加したデータであることを特徴とする
    請求項６、７又は８記載のスポーツ教室システム。
11. 【請求項１１】 前記インストラクター指導データは、
    前記画像データ上に記号や文字を含むコメントを付加し
    たデータであることを特徴とする請求項６、７又は８記
    載のスポーツ教室システム。
12. 【請求項１２】 前記インストラクター指導データは、
    前記画像データ上に記号や文字を含むコメントを付加し
    たデータを含むことを特徴とする請求項１０記載のスポ
    ーツ教室システム。
13. 【請求項１３】 前記インストラクター指導データは、
    前記インストラクターの発声する声を含めた音声データ
    を含むことを特徴とする請求項１０、１１又は１２記載
    のスポーツ教室システム。
14. 【請求項１４】 前記受講者識別情報は、受講者名と前
    記受講者を識別するためのパスワードとを含み、前記イ
    ンストラクター識別情報は、インストラクター名と前記
    インストラクターを識別するためのパスワードとを含む
    ことを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、７、
    ８、９、１０、１１、１２又は１３記載のスポーツ教室
    システム。
15. 【請求項１５】 前記通信回線は、インターネットを示
    すことを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、
    ７、８、９、１０、１１、１２、１３又は１４記載のス
    ポーツ教室システム。