JP2002176596A - 放送信号受信装置 - Google Patents

放送信号受信装置

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JP2002176596A
JP2002176596A JP2000371123A JP2000371123A JP2002176596A JP 2002176596 A JP2002176596 A JP 2002176596A JP 2000371123 A JP2000371123 A JP 2000371123A JP 2000371123 A JP2000371123 A JP 2000371123A JP 2002176596 A JP2002176596 A JP 2002176596A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送信号を視聴中でない限り、放送信号と共
に伝送される緊急情報を確認することができなかった。 【解決手段】 ディジタル放送受信部1が放送を受信す
ると、情報抽出部5で緊急情報のパケットが抽出され、
映像化部7がこれを文字情報として出力する。デコーダ
8には、外部機器または記録再生部4からのMPEG−
TSが供給されており、デコーダ8でデコードした番組
信号に映像化部7からの文字情報が重畳される。よっ
て、放送中の番組を視聴していなくても、緊急情報を確
認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
の視聴中でなくても、ニュース速報などの緊急情報を放
送受信者に知らせることができる放送信号受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】これまで、アナログテレビジョン放送を
介して放送受信者に地震や火災等の災害情報やその他の
緊急情報(以下、これらを総称して、緊急情報と記す)
を伝える場合、放送局がこれらの緊急情報に関する文字
情報をテレビジョン信号にスーパーインポーズして送信
し、放送受信者は画面上に表示される文字情報を確認す
ることにより、災害の発生や緊急事態の発生に関する情
報を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにテ
レビジョン信号に文字情報をスーパーインポーズして送
信する方法では、放送受信者がこのテレビジョン放送を
視聴中でない限り、この緊急情報は伝わらない。例え
ば、ビデオテープレコーダで再生中の映画を視聴してい
たり、また、文字情報が重畳されているテレビジョン放
送とは異なる他のチャンネルの放送を視聴している場合
には、放送受信者はこの緊急情報を見逃してしまうとい
った問題があった。
【0004】一方、ディジタルテレビジョン放送では、ニュ
ース速報は、データ放送として送信されるが、この場
合、データ放送が行われているチャンネルを受信してい
ない限り、緊急情報を知ることができない。従って、ア
ナログテレビジョン放送の受信時と同様に、ビデオテー
プレコーダ等による映像を視聴中である場合には、この
緊急情報を見逃してしまうといった問題があった。
【0005】本発明は、以上の点に鑑みなされたものであ
り、記録媒体から再生中の番組を視聴している状態等、
現在放送されているテレビジョン放送以外の映像情報を
視聴している場合であっても、ニュース速報等の緊急情
報を視聴者に知らせることができる放送信号受信装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明に係る放送信号受信装置は、文字情報を含
むディジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信
手段で受信した前記ディジタル放送信号から前記文字情
報を抽出する文字情報抽出手段と、外部入力端子を介し
て入来する映像音声情報または再生部から再生中の映像
音声情報に、前記文字情報抽出手段で抽出した前記文字
情報を重畳して出力する重畳出力部とを備えることを特
徴とするものである。
【0007】また、前記文字情報は、所定の識別子が付与さ
れたパケット単位で送信されており、前記文字情報抽出
手段は、前記所定の識別子に基づき前記ディジタル放送
信号から前記文字情報を抽出することを特徴とするもの
である。
【0008】また、前記文字情報抽出手段で抽出した文字情
報を保持する保持手段を更に備え、前記受信手段と前記
文字情報抽出手段とを常に動作状態とすると共に、前記
重畳出力部が動作停止状態の期間に前記文字情報抽出手
段が抽出した文字情報を前記保持手段で保持させ、前記
重畳出力部が動作停止状態から動作状態へと変化した時
に、前記保持手段で保持している文字情報を前記映像音
声情報に重畳させることを特徴とするものである。
【0009】また、前記保持手段は、前記文字情報抽出手段
で抽出した文字情報と共に、この文字情報を抽出した際
の時刻を保持し、現在時刻から遡って所定の時間を超え
た文字情報の映像音声情報への重畳を防止させたことを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、好ましい実施例により詳細に説明する。図1は、本
発明の実施例に係る放送信号受信装置を説明するための
ブロック図であり、ここでは、本放送信号受信装置をデ
ィジタル放送信号の記録再生装置に適用した例を示す。
【0011】同図において、1は送信されたディジタルテレ
ビジョン放送の放送信号が入来し、これを復調したMP
EGトランスポートストリーム(以下、MPEG−TS
と記す)を出力するディジタル放送受信部、2はディジ
タル放送受信部1の出力するMPEG−TSと、図示し
ないインターフェース部を介して外部機器から入来する
MPEG−TSと、後述する記録再生部から再生された
MPEG−TSとの何れか1つを選択して出力する選択
出力部である。
【0012】また、3は選択出力部2から選択出力されるM
PEG−TSから所望の番組のパケットのみを抽出して
出力する番組抽出部、4は番組抽出部3で抽出した所望
の番組のパケットのみからなるMPEG−TSを記録す
る一方、記録媒体上に記録されるMPEG−TSを再生
し、この再生信号を選択出力部2の入力側に供給する記
録再生部である。
【0013】また、5はディジタル放送受信部1の出力する
MPEG−TSから緊急情報に関するパケットのみを抽
出して出力する情報抽出部、6は情報抽出部で抽出した
緊急情報に関するパケットと番組抽出部3で抽出した所
望の番組に関するパケットとを再構成して出力する再構
成部6である。
【0014】また、7は情報抽出部5で抽出した緊急情報に
関するパケットを復号化し、これを文字情報として出力
する映像化部、8は番組抽出部3で抽出した所望の番組
に関するパケットを復号化して、これを番組信号として
出力するデコーダ、9はデコーダ8が出力する番組信号
の映像情報に映像化部7が出力する文字情報を重畳して
出力する重畳部、10は重畳部9が出力する番組信号を
アナログ信号に変換して出力するD/A変換部である。
【0015】以下、図1で示した放送信号受信装置の動作を
説明する。ディジタルテレビジョン放送の放送信号が入
来すると、ディジタル放送受信部1は、これを復調した
MPEG−TSを情報抽出部5と選択出力部2とに出力
する。ここで、図1で示す放送信号受信装置は、受信し
た信号または外部機器からの信号を外部に出力すると共
にこれを記録する記録モードと、受信した信号を単に外
部に出力する信号出力モードと、記録媒体に記録した信
号を再生して外部に出力する再生モードとを備えてお
り、記録モードまたは信号出力モードでは、選択出力部
2はディジタル放送受信部1からのMPEG−TSを番
組抽出部3に選択出力する。
【0016】従って、放送信号受信装置が記録モードまたは
信号出力モードである場合には、番組抽出部3は、受信
したディジタルテレビジョン放送のMPEG−TSから
所望の番組に関するパケットのみを抽出してこれを出力
する。なお、番組抽出部3が所望の番組に関するパケッ
トを抽出する際は、まず、MPEG−TSにおける所定
のPID(Packet Identification)を有するPAT(P
rogram Association Table)を探し出す。
【0017】そして、このPATを探し出すと、PATの中
には複数の番組に関するPMT(Program Map Table)
のPIDが格納されており、更にこのPIDを基に所望
の番組のPMTを得ると、PMTの中には、この番組の
映像情報のPIDと音声情報のPIDと付加情報のPI
Dとが格納されているため、PATと所望の番組のPM
Tとを得ることにより、所望の番組に関するパケットの
みを抽出することが可能となる。デコーダ8は、このよ
うにして抽出したパケットを復号化した番組信号を出力
する。
【0018】一方、情報抽出部5は、ディジタル放送受信部
1が出力するMPEG−TSのうち、緊急情報に関する
所定のPIDを有するパケットのみを抽出し、映像化部
7は、この緊急情報に関するパケットを復号化して文字
情報として出力する。
【0019】そして、重畳部9はデコーダ8の出力する番組
信号の映像情報に、映像化部7が出力する文字情報を重
畳し、このようにして得た番組信号をD/A変換部10
に出力する。よって、D/A変換部10は、重畳部9の
出力する文字情報が重畳された番組信号をアナログ信号
に変換して、図示しないモニタ等の表示装置に出力す
る。
【0020】また、再構成部6は、番組抽出部3で抽出した
所望の番組に関するパケットと情報抽出部5で抽出した
緊急情報に関するパケットとを再構成し、再構成したM
PEG−TSを、ディジタルの信号形態の番組信号とし
て、図示しないモニタ等の表示装置に出力する。
【0021】以上のように、記録モード及び信号出力モード
では、緊急情報が重畳された番組信号をD/A変換部1
0から出力すると共に、再構成部6から所望の番組に関
するパケットと緊急情報に関するパケットとをMPEG
−TSとして出力するが、記録モードでは、これらの信
号の出力と同時に、番組抽出部3で抽出した所望の番組
のパケットを記録再生部4で記録する。
【0022】なお、このように、デコーダ8と記録再生部4
とに同一のパケットを出力するのではなく、番組抽出部
3で抽出した所望の番組に関するパケットをデコーダ8
に出力し、所望の番組を含む複数の番組のパケットを記
録再生部4と再構成部6とに出力するようにすれば、複
数の番組を同時に記録再生部4で記録することが可能と
なる。また、このようにすれば、複数の番組と緊急情報
とをMPEG−TSとして外部に出力することが可能と
なる。
【0023】次に、記録再生部4で記録したMPEG−TS
を再生する再生モードでの動作について説明すると、選
択出力部2は、記録再生部4から再生されたMPEG−
TSを番組抽出部3に選択出力する。そして、番組抽出
部3は、選択出力部2からのMPEG−TSをそのまま
デコーダ8及び再構成部6に出力し、デコーダ8は再生
されたMPEG−TSを番組信号に復号化して出力す
る。なお、記録再生部4で再生したMPEG−TSに複
数の番組のパケットが含まれている場合には、番組抽出
部3で所望の番組に関するパケットのみがデコーダ8に
出力され、再構成部6には、これと同一のパケットを出
力しても、また、複数の番組のパケットを出力しても良
い。
【0024】ここで、ディジタル放送信号受信部1は、再生
モードであっても入来するディジタルテレビジョン放送
の放送信号を受信し続けており、復調したMPEG−T
Sは情報抽出部5に供給されるため、緊急情報に関する
パケットを受信した際には、このパケットを復号化した
文字情報が映像化部7から重畳部9に出力される。
【0025】このように、図1で示す放送信号受信装置で
は、記録再生部4からMPEG−TSを再生する再生モ
ード、また外部機器からのMPEG−TSを外部に出力
する記録モードまたは信号出力モードであっても、これ
らの番組信号の映像情報にリアルタイムで送信された緊
急情報に関する文字情報を重畳して出力するため、放送
受信者がテレビジョン放送の視聴中でなくても緊急情報
を得ることができる。
【0026】また、再構成部6は、番組抽出部3の出力する
番組に関するパケットとリアルタイムで送信された緊急
情報に関するパケットとを再構成したMPEG−TSを
図示しないモニタ等の表示装置に出力する。
【0027】なお、以上に示した放送信号受信装置における
記録再生部4をハードディスクドライブで構成すると共
に、選択出力部2及び番組抽出部3で2つのMPEG-
TSを同時に扱えるよう構成した場合、ディジタル放送
受信部1で受信したMPEG−TSまたは外部機器から
のMPEG−TSを記録再生部4で記録しながら、記録
再生部4に記録されているMPEG−TSの再生を行う
ことができる。そして、このような場合でも、記録再生
部4からのMPEG−TSの再生中または外部機器から
のMPEG−TSを出力中に緊急情報に関するパケット
を受信した際には、この緊急情報を視聴者に伝えること
が可能となる。
【0028】次に、本発明に係る放送信号受信装置をディジ
タル放送信号の表示装置に適用した際の例について図2
を用いて説明する。なお、同図において、図1と同一の
構成については同一符号を付し、その説明を一部省略す
る。
【0029】図2において、1は送信されたディジタルテレ
ビジョン放送の放送信号が入来し、これを復調したMP
EG−TSを出力するディジタル放送受信部、2はディ
ジタル放送受信部1の出力するMPEG−TSと、図示
しないインターフェース部を介して外部機器から入来す
るMPEG−TSとの何れか1つを選択して出力する選
択出力部、3は選択出力部2から選択出力されるMPE
G−TSから所望の番組のパケットのみを抽出して出力
する番組抽出部である。
【0030】また、5はディジタル放送受信部1の出力する
MPEG−TSから緊急情報に関するパケットのみを抽
出して出力する情報抽出部、7は情報抽出部5で抽出し
た緊急情報に関するパケットを復号化し、これを文字情
報として出力する映像化部、8は番組抽出部3で抽出し
た所望の番組に関するパケットを復号化して、これを番
組信号として出力するデコーダである。
【0031】また、11は送信されたアナログテレビジョン
放送の放送信号が入来し、これを復調した映像音声信号
を出力するアナログ放送受信部、12はアナログ放送受
信部11の出力する映像音声信号と、図示しないインタ
ーフェース部を介して外部機器から入来する映像音声信
号との何れか1つを選択して出力する選択出力部、13
は選択出力部12から選択出力される映像音声信号をデ
ィジタル信号に変換すると共に、所定の信号処理を施し
た番組信号を出力する信号処理部である。
【0032】また、14はデコーダ8から出力する番組信号
または信号処理部13が出力する番組信号の何れか1つ
を選択して出力する選択出力部、9は選択出力部14が
出力する番組信号における映像情報に映像化部7が出力
する文字情報を重畳して出力する重畳部、10は重畳部
9が出力する番組信号をアナログ信号に変換して出力す
るD/A変換部、15はD/A変換部10が出力するア
ナログ信号を画面表示するモニタである。
【0033】以下、図2で示した放送信号受信装置の動作を
説明する。ディジタルテレビジョン放送の放送信号が入
来すると、ディジタル放送受信部1は、これを復調した
MPEG−TSを情報抽出部5と選択出力部2とに出力
する。
【0034】ここで、図2に示すディジタル放送信号受信装
置は、受信したディジタルテレビジョン放送を視聴する
ディジタル放送視聴モードと、受信したアナログテレビ
ジョン放送を視聴するアナログ放送視聴モードと、図示
しないインターフェース部を介して外部機器から入来す
るディジタル信号形態のMPEG−TSを視聴するディ
ジタル外部入力視聴モードと、図示しないインターフェ
ース部を介して外部機器から入来するアナログ信号形態
の映像音声信号を視聴するアナログ外部入力視聴モード
とを備えている。
【0035】そして、ディジタル放送視聴モードでは、選択
出力部2がディジタル放送受信部1からのMPEG−T
Sを番組抽出部3に選択出力すると共に、選択出力部1
4がデコーダ8からの番組信号を重畳部9に選択出力す
る一方、アナログ放送視聴モードでは、選択出力部12
がアナログ放送受信部11からの映像音声信号を信号処
理部13に選択出力すると共に、選択出力部14が信号
処理部13からの番組信号を重畳部9に選択出力する。
【0036】また、ディジタル外部入力視聴モードでは、選
択出力部2が外部機器からのMPEG−TSを番組抽出
部3に選択出力すると共に、選択出力部14がデコーダ
8からの番組信号を重畳部9に選択出力する一方、アナ
ログ外部入力視聴モードでは、選択出力部12が外部機
器からの映像音声信号を信号処理部13に選択出力する
と共に、選択出力部14が信号処理部13からの番組信
号を重畳部9に選択出力する。
【0037】そして、放送信号受信装置がディジタル放送視
聴モードまたはディジタル外部入力視聴モードである場
合には、番組抽出部3は、受信したディジタルテレビジ
ョン放送のMPEG−TSまたは外部機器からのMPE
G-TSから所望の番組に関するパケットのみを抽出し
てこれを出力する。なお、番組抽出部3が所望の番組に
関するパケットを抽出する際は、前述の如く、所定のP
IDを有するPATとPMTを得ることにより、所望の
番組に関するパケットのみを抽出する。また、デコーダ
8は、このようにして抽出したパケットを復号化した番
組信号を出力し、選択出力部14は、デコーダ8からの
番組信号を重畳部9に選択出力する。
【0038】ここで、情報抽出部5は、ディジタル放送視聴
モード時のみならず、ディジタル外部入力視聴モード時
も入来するディジタルテレビジョン放送の放送信号を受
信しており、復調したMPEG−TSが情報抽出部5に
供給されるため、緊急情報に関するパケットを受信した
際には、このパケットを復号化した文字情報が映像化部
7から重畳部9に出力される。
【0039】そして、重畳部9は、選択出力部14の出力す
る番組信号の映像情報に、映像化部7が出力する文字情
報を重畳し、このようにして得た番組信号をD/A変換
部10に出力する。そして、D/A変換部10は、重畳
部9の出力する文字情報が重畳された番組信号をモニタ
部15に出力して、文字情報が重畳された番組信号が画
面表示される。
【0040】また、ディジタル放送信号受信装置がアナログ
放送視聴モードまたはアナログ外部入力視聴モードであ
る場合には、信号処理部13は、受信したアナログテレ
ビジョン放送の映像音声信号または外部機器からの映像
音声信号を番組信号として出力し、選択出力部14は、
信号処理部13からの番組信号を重畳部9に選択出力す
る。
【0041】そして、その際も情報抽出部5は入来するディ
ジタルテレビジョン放送の放送信号を受信しており、復
調したMPEG−TSが情報抽出部5に供給されるた
め、緊急情報に関するパケットを受信した際には、この
パケットを復号化した文字情報が映像化部7から重畳部
9に出力される。
【0042】従って、重畳部9は、選択出力部14の出力す
る番組信号の映像情報に、映像化部7が出力する文字情
報を重畳し、このようにして得た番組信号がモニタ部1
5で画面表示される。
【0043】なお、以上に示した放送信号受信装置では、放
送受信者がモニタ上で何らかの映像音声信号を視聴して
いない限り緊急情報を見逃すことになる。つまり、装置
の電源がオフである場合には、緊急情報を見逃してしま
う。そこで、装置の電源をオフとした場合でもディジタ
ル放送受信部1と情報抽出部5は動作状態とさせ、更
に、情報抽出部5で抽出した緊急情報に関するパケット
を保持しておくためのメモリを情報抽出部5の内部に設
ければ、電源がオフであることによる緊急情報の見逃し
を防止できる。
【0044】即ち、装置の電源がオフの間に受信した緊急情
報に関するパケットをメモリに保持させ、電源オン時に
この緊急情報を画面表示することで、装置の電源がオフ
の間に受信した緊急情報も確認することが可能となる。
なお、その際、緊急情報受信時の時刻を併せて保持して
おき、電源オン時に、緊急情報受信時の時刻と共に緊急
情報の内容を表示すれば、例えば、時間の経過と共に新
たな災害情報が送信されてくる場合でも、いつの時点で
の情報かを把握することができる。
【0045】また、受信時刻が現在時刻から遡って所定の時
間を超えたパケット、つまり、時間的に古い緊急情報に
関しては、自動的にメモリ上から削除されるよう構成す
れば、メモリ容量を削減できるばかりでなく、古い緊急
情報が表示されることによる混乱を防止できる。なお、
このようにメモリを情報抽出部5の内部に設けずに、情
報抽出部5とは別に設けても良いことは言うまでもな
い。
【0046】また、以上に示した放送信号受信装置では、番
組信号の映像情報に文字情報を重畳した後に、この番組
信号をD/A変換した例を示したが、これに限らず、番
組信号をD/A変換した後に、文字情報を重畳するよう
構成しても良いことは言うまでもない。
【0047】また、地震や火災等の災害情報だけでなく、宝
くじの当選番号の発表やスポーツの勝敗結果等を緊急情
報として扱い、これらの情報毎に異なるPIDを設けて
おき、放送受信者が予め情報抽出部5に設定しておいた
PIDの情報のみが画面表示されるよう番組信号に文字
情報を重畳させても構わない。
【0048】また、以上のように、放送受信者に文字情報に
より緊急情報を伝えるのではなく、音声情報により緊急
情報を伝えるようにしても良い。つまり、外部入力端子
から入来する音声情報又は再生中の音声情報に緊急情報
として現在放送されている音声情報を多重して出力して
も構わない。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る放送信号受信装置によれ
ば、外部入力端子からの映像音声情報または再生してい
る映像音声情報の出力中に文字情報を受信すれば、この
文字情報が映像音声情報に重畳されて出力されるため、
ディジタル放送信号を介して送信される緊急情報を見逃
すことなく、モニタ上で確認することが可能となる。
【0050】また、重畳出力部が動作停止状態である期間に
抽出した文字情報を保持する保持手段を備え、重畳出力
部が動作停止状態から動作状態へと変化した時に、保持
手段で保持していた文字情報が映像音声情報に重畳され
るため、装置の電源を常にオンにしておかなくても、こ
の緊急情報を確認することが可能となる。
【0051】また、受信時刻が現在時刻から遡って所定の時
間を超えた文字情報については、映像音声情報への重畳
を防止させているため、時間的に古い文字情報を出力す
ることによる使用者への混乱を防止できる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る放送信号受信装置を説明
するためのブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る放送信号受信装置を
説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1…ディジタル放送受信部 2、12、14…選択出力部 3…番組抽出部 4…記録再生部 5…情報抽出部 6…再構成部 7…映像化部 8…デコーダ 9…重畳部 10…D/A変換部 11…アナログ放送受信部 13…信号処理部 15…モニタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 7/035

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字情報を含むディジタル放送信号を受信
    する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記ディジタル放送信号から前
    記文字情報を抽出する文字情報抽出手段と、 外部入力端子を介して入来する映像音声情報または再生
    部から再生中の映像音声情報に、前記文字情報抽出手段
    で抽出した前記文字情報を重畳して出力する重畳出力部
    とを備えることを特徴とする放送信号受信装置。
  2. 【請求項2】前記文字情報は、所定の識別子が付与され
    たパケット単位で送信されており、 前記文字情報抽出手段は、前記所定の識別子に基づき前
    記ディジタル放送信号から前記文字情報を抽出すること
    を特徴とする請求項1記載の放送信号受信装置。
  3. 【請求項3】前記文字情報抽出手段で抽出した文字情報
    を保持する保持手段を更に備え、 前記受信手段と前記文字情報抽出手段とを常に動作状態
    とすると共に、前記重畳出力部が動作停止状態の期間に
    前記文字情報抽出手段が抽出した文字情報を前記保持手
    段で保持させ、前記重畳出力部が動作停止状態から動作
    状態へと変化した時に、前記保持手段で保持している文
    字情報を前記映像音声情報に重畳させることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の放送信号受信装置。
  4. 【請求項4】前記保持手段は、前記文字情報抽出手段で
    抽出した文字情報と共に、この文字情報を抽出した際の
    時刻を保持し、現在時刻から遡って所定の時間を超えた
    文字情報の映像音声情報への重畳を防止させたことを特
    徴とする請求項3記載の放送信号受信装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005323257A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Mitsubishi Electric Corp デジタルテレビ受像機
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