JP2006050122A - 放送受信装置、並びに、そのための情報再生方法 - Google Patents

放送受信装置、並びに、そのための情報再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 音声をも含めた映像・音声ストリームデータの「ゆっくり再生」が実際的に実現可能な放送受信装置とそのための情報再生方法を提供する。
【解決手段】 放送された番組を受信するチューナ部(161、120)と、このチューナ部からの信号を所定のフォーマットに変換して記録する大容量の記録媒体であるHDD300と、チューナ部又はHDDからの映像及び音声信号を表示する表示部200とを備えた放送受信装置において、更に、HDDが受信放送番組の映像・音声信号を再生して出力する際、通常の再生時における速度よりも低く、かつ、音声の再生に支障を生じない予め設定された許容設定範囲(0.75倍〜0.85倍)の速度で再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル方式やアナログ方式を含め、放送などにより伝送されるAV(オーディオ・ビデオ)コンテンツを取り扱うための装置及びその方法に関しており、特に、放送番組を、内蔵したHDD等の情報記録媒体上に録画が可能な放送受信装置と、そのための情報再生方法に関する。
近年、従来からのアナログ方式のテレビジョン放送に加え、放送衛星、通信衛星などによる放送、更には、地上波による放送おいても、デジタル方式のテレビジョン放送が普及しつつあり、一般の家庭においても、各種の放送を受信するためシステムが普及してきている。なお、かかるシステムにおいては、従来のアナログ放送だけの場合に比較し、多数のチャネルを確保することが可能であることから、極めて多くの数の番組が放送されている。また、同時に、かかる多数の放送番組を記録・再生するため、所謂、デジタルVTRやディスクレコーダ等、各種のAV装置が次々と製品化されてきている。
また、最近では、伝送情報の高速化と共に、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の大容量の情報記録媒体を内蔵し、もって、多数のチャネルを受信し、このHDDを用いて映像・音声ストリームデータを記録・再生することが可能な、所謂、HDDレコーダと呼ばれるストリーム記録再生装置が実現されてきている。
また、一方、テレビジョン受像機単体で、スロー画像や一時停止画像、コマ送り画像等をリアルタイムにテレビ画面上に映出するため、リアルタイム・フレームを、所定フレーム数間隔で複数フレーム分を一時記録する画像データ保持部を備え、この画像データ保持部のデータを繰返し再生するものも、既に、例えば、以下の特許文献1によって知られている。
特開平7−336616号公報
ところで、上述したストリーム記録再生装置では、装置に内蔵した大容量の情報記録媒体であるハードディスクドライブ(HDD)の機能を活かして、例えば、タイムシフトなどの機能が提供されている。なお、このタイムシフト機能とは、例えば、スポーツ番組の観戦中、視聴者が何らかの原因で席を外さなければならず、しかしながら、その期間の映像をも見逃すことなく視聴できるようにする機能であり、具体的には、放送中の番組の映像・音声ストリームデータを、一旦、HDDに記録しておき、その後、例えば、視聴者が再び席に戻ってからその記録したデータを再生して表示画面上に映出する機能である。
なお、上述した大容量の情報記録媒体(HDD)を装置に内蔵したストリーム記録再生装置では、HDDの機能を活用することによれば、上述したように、タイムシフト機能を簡単に実現すると共に、HDD内に記録した映像データを、その時間を延ばして再生することにより(所謂、「ゆっくり再生」)、映像データをスローモードで映出することも可能である。
しかしながら、その場合、映像だけではなく、更には、その音声をも含めて、映像・音声ストリームデータを記録・再生してゆっくり再生を行った場合、再生される音声データもその時間を延ばして再生されることから、特に、会話等を含めた音声が聞き取り難くなってしまう。そのため、ストリーム記録再生装置では、上記「ゆっくり再生」の機能を実現する(設ける)ことは困難であった。換言すれば、折角、装置に内蔵した大容量の情報記録媒体(HDD)の機能が十分に活用されているとは言い難かった。
そこで、本発明は、上述した従来技術における問題点に鑑みて達成されたものであり、より具体的には、装置に内蔵した大容量の情報記録媒体(HDD)を利用し、映像だけでなく、更には、その音声をも含めた映像・音声ストリームデータを記録・再生し、そして、上記「ゆっくり再生」を実用的にも実現可能な放送受信装置を提供すると共に、そのための情報再生方法を提供することを、その目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明によれば、まず、放送された番組を受信するチューナ部と、前記チューナ部からの信号を所定のフォーマットに変換する受信信号変換部と、前記受信信号変換部により変換された信号を記録する記録媒体と、前記チューナ部又は前記記録媒体からの映像及び音声信号を表示する表示部とを備え、前記放送番組を受信して映像及び音声信号を記録及び再生することが可能な放送受信装置であって、更に、当該放送番組を記録する前記記録媒体は、前記受信放送番組の映像及び音声信号を再生して出力する際、通常の再生時における速度よりも低く、かつ、音声の再生に支障を生じない予め設定された許容設定範囲の速度で再生する機能を有する放送受信装置が提供される。
また、本発明によれば、前記に記載された放送受信装置において、前記予め設定された許容設定範囲は、通常再生時における速度に対して、0.75倍〜0.85倍の範囲であり、更には、前記映像及び音声信号を再生する際の速度を、通常の再生時における速度の0.8倍とすることが好ましい。また、前記記録媒体をハードディスク装置により構成しすることが好ましい。
更に、本発明によれば、前記に記載された放送受信装置において、前記受信放送番組の映像及び音声信号の低速での再生機能を起動するための手段を備えていることが好ましく、更には、この低速再生機能を起動するための手段を、当該装置の本体の一部、又は、当該本体とは別体の一部に設けることが好ましい。そして、前記表示部は、映像信号を表示する画面と音声信号を再生するスピーカとを備える。
更に、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、装置に内蔵された情報の記録・再生が可能な記録媒体に、放送された番組の映像及び音声情報を記録して再生し、もって、放送された映像及び音声情報が再生可能な放送受信装置のための情報再生方法であって、前記放送された番組の映像及び音声情報を再生する際、通常再生時における速度よりも低く、かつ、音声の再生に支障を生じない予め設定された許容設定範囲の速度で再生する放送受信装置のための情報再生方法が提供される。なお、この情報再生方法においても、前記予め設定された許容設定範囲は、通常再生時における速度に対して、0.75倍〜0.85倍の範囲であることが、更には、前記映像及び音声信号を再生する際の速度を、通常の再生時における速度の0.8倍とすることが好ましい。
上記したように、本発明になる放送受信装置、及び、そのための情報再生方法によれば、装置に内蔵した大容量の情報記録媒体(HDD)を利用し、映像だけでなく、その音声をも含めた映像・音声ストリームデータを記録・再生とすると共に、上述した「ゆっくり再生」を実用的にも実現可能とし、もって、実用的にも優れた放送受信装置と、更には、そのための情報再生方法を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
まず、添付の図4は、本発明の一実施の形態になる、その内部に情報記録装置を内蔵した放送受信装置の構成の一例を示すブロック図であり、この図において、符号100は、デジタル及びアナログ放送を受信して、その放送内容(映像・音声による番組、データ放送による番組、データ放送によるデータを含む)を、例えば、音声を再生して出力するスピーカを含め、プラズマディスプレイパネルや液晶ディスプレイパネルなど、所謂、フラットパネルディスプレイ(FPD)200上に表示するAV機器(放送受信装置)を示している。
この図4において、符号110は、放送されたデジタル放送を受信するためのパラボラアンテナを示しており、このアンテナ110からのRF信号は、上記デジタル放送受信装置100においてデジタルチューナモジュール(又は、フロントエンド)120を構成するデジタルチューナ121に供給されて復調される。このデジタルチューナ121の出力は、やはりチューナモジュール120を構成する、例えば、QPSK復調回路122に供給され、これによりQPSK復調が行なわれる。その後、このQPSK復調回路122の出力は、やはり上記チューナモジュール120を構成するエラー訂正回路123に供給され、ここで、伝送中に生じたエラーが検出されて訂正が行なわれる。すなわち、このチューナモジュール120は、指定された周波数の信号を選局し、TS(トランスポートストリーム)を抽出する。
デマルチプレクサ124は、上記デジタルチューナモジュール120のエラー訂正回路123から出力される信号を入力し、データバッファメモリ(DRAM(Dynamic Random Access Memory)又はSRAM(Static Random Access Memory)125に一旦記憶した後、適宜これを読み出して解読し、この解読した映像・音声信号をMPEGデコーダ126に供給する。すなわち、このデマルチプレクサ124におけるデマルチプレックス処理は、送信側における多重装置(MUX)において映像や音声などの複数のストリームが多重されたトランスポートストリーム(TS)から、必要なストリームを取り出す処理であり、様々なストリームのパケットの中から、必要とするストリームを取り出すための、所謂、フィルタリングを行なう。すなわち、あるチャンネルに選局した場合、そのチャンネルのPMTには、そのチャンネルのサービスを構成する映像や音声ストリームのPID(パケットID)が指定されており、そこで、受信器側では、そのPIDのパケットをフィルタリングして、映像や音声のストリームを取り出すことで、番組を提示することが出来る。
上記のデマルチプレクサ124には、更に、CPU、ROM及びRAM等を内蔵するICカードにより構成されたCAM(Conditional Access Module)130を挿入して、そこに記憶されたキーを読み出すためのカードリーダインターフェース(I/F)131が接続されている。即ち、このICカード130には、暗号を解読するために必要なキーが、解読プログラムと共に格納されており、例えば、有料放送などスクランブルを掛けて伝送された信号を提示するため、所謂、デスクランブル処理を行なうためのものである。なお、ここでは、カードリーダI/F131を介してCAM130からこのキーが読み出され、デマルチプレクサ124に供給され、もって、デマルチプレクサ124はこのキーを利用して、暗号化された信号を解読する。
その後、上記のデマルチプレクサ124で取り出された映像や音声のストリームは、MPEGデコーダ126に供給され、このMPEGデコーダ126では、入力されたデジタル信号を内蔵したDRAM等に適宜記憶させて、MPEG方式(特に、MPEG2)により圧縮されている映像・音声信号のデーコード(復号化)処理を行なう。
また、この放送受信装置100は、更に、アナログ放送を受信するためのアンテナ111を備えており、更には、アナログ式のチューナモジュールを構成するアナログチューナ161、アナログ復調回路162、NTSCデコーダ163をも備えている。このアナログ式チューナモジュールからは、アナログ放送された番組の映像・音声信号が出力される。
このように、上記放送受信装置100内において、デジタル方式のチューナモジュール120により受信された映像・音声信号、そして、上記アナログ式のチューナモジュールで所定の形式に変換された映像・音声信号は、その後、スイッチSW1を介してその一方が選択され、フォーマットコンバータ127を介して所定のフォーマットに変換され、例えば、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ等の所謂フラットパネルディスプレイ(FPD)200へ出力されて表示される。または、これらの映像・音声信号は、図にも示すように、例えば、CRT、VCR等のアナログ外部機器へ出力されており、これによりこれらの外部機器で記録することが可能となっている。なお、ここでは、上記MPEGデコーダ126で所定の形式に変換された映像信号は、更に、NTSCエンコーダ128を介して、所謂、NTSCフォーマットに変換されて出力される。また、その音声信号は、D/A変換器129によりアナログ音声信号に変換されて出力される。
また、上記図4において、上記放送受信装置100内には、CPU(Central Processor Unit)130が設けられており、このCPUは、ROM131内に記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行する。例えば、上記デジタルチューナモジュール120を構成するデジタルチューナ121、QPSK復調回路122、エラー訂正回路123、上記アナログチューナモジュール等を制御する。また、赤外線制御信号を発生し又は受信するIR送受信部135を備えており、上記のCPU130は、このIR送受信部介して、他のAV機器に所定の制御信号を出力し、又は、他のAV機器からの制御信号を受信する。
このCPU130に対しては、装置のフロント面に設けられたフロントパネル136の各種の操作ボタンスイッチを操作することにより、各種の指令を直接入力することもできる。また、これとは別に、所謂、リモートコントローラ140が設けられており、このリモートコントローラの各種のボタンを操作することによっても各種の指令を入力することが出来、この入力信号は、上記リモートコントローラの先端部に設けられたIR発信部から赤外線として上記IR送受信部132へ出射される。この入力信号は、上記CPU130に対して入力され、もって、このリモートコントローラを操作することによっても、CPUに対して所定の指令を入力することが出来る。
そして、上記図4では、更に、上記放送受信装置100内に、番組のコンテンツ(映像・音声情報)を記録するため、ハードディスクドライブ(HDD)300を内蔵している。なお、このHDD300内に記録されるデータは、上記MPEGデコーダ126で復号化された映像・音声信号を、再び、MPEGエンコーダ151においてデジタル信号として圧縮し、その後、所定の記録処理を実行してデータの記録を行なうHDD処理回路152を介して、上記HDD300内に記録する。また、図に矢印で示すように、上記MPEGデコーダ126で復号化された映像・音声信号がこのHDD処理回路152に直接入力されると共に、また、一旦記録した情報を再生する場合には、上記HDD300から読み出された圧縮信号は、このHDD処理回路152を介して、再び、上記MPEGデコーダ126へ入力される。すなわち、映像・音声信号のデーコード(復号化)処理を行ない、この復号化された映像・音声信号は、フォーマットコンバータ127を介して所定のフォーマットに変換されてフラットパネルディスプレイ(FPD)200へ出力され、再生され、又は、VCR、DVDレコーダ等の外部機器へ出力される。なお、この図において、符号SW2は、上記アナログチューナモジュールから出力される映像・音声信号と、上記デジタルチューナモジュール120を介して受信し、上記MPEGデコーダ126で変換された映像・音声信号とから、その一方を選択するためのスイッチを示している。
また、図にも明らかなように、上記放送受信装置100内には、更に、例えば、DVDレコーダ170のような、所謂、デジタル情報記録装置が内蔵されており、上記HDD300から読み出された圧縮信号は、このHDD処理回路152を介して、上記DVDレコーダ170に挿入されたDVDディスク171に記録することが可能となっている。また、HDD処理回路152からは、外部のデジタル記録装置に対してHDD300から読み出された信号を出力するための端子が設けられている。
次に、上記にその詳細な構成について説明した、本発明になる放送受信装置100において、特に、「ゆっくり再生」機能を実現するための、HDD300を中心とする一部を取り出し、その詳細な構造を、添付の図1に示す。すなわち、図からも明らかなように、外部入力(1,2,…,N)400又はアナログチューナ161からの映像・音声をスイッチ410を介して選択的にMPEGエンコーダ151に導き、映像・音声ストリームデータを生成する。そして、上記MPEGエンコーダ151、又は、デジタルチューナ120からの映像・音声ストリームデータを、他のスイッチ420を介して、選択的に、図示しないピックアップ(磁気ヘッド)により上記HDD300へ記録する。
一方、一旦、上記HDD300へ記録された映像・音声ストリームデータは、やはりピックアップ(磁気ヘッド)により再生され、上記MPEGデコーダ126において復号化され、所定のフォーマットに変換された後、その表示部を構成する、例えば、フラットパネルディスプレイ(FPD)200へ出力されて表示される。なお、この時、上記図1に示すように、HDD制御部430は、上記HDD300からデータの再生速度を制御すると共に、更に、再生速度制御部440により、上記MPEGデコーダ126における再生速度をも制御する。なお、これらHDD制御部430及び再生速度制御部440は、上記したCPU130により構成される制御回路により制御される。また、上記のリモコン140又は上記装置本体のフロントパネル136には、図示しないが、上記「ゆっくり再生」機能を実行又は指示するための、例えば、「ゆっくりボタン」が設けられている。なお、このボタンは、例えば、トグル式のボタンで構成され、その押下により「ゆっくり再生」が指示され、更に、その再度の押下によって解除される。
即ち、上記の構成によれば、利用者は、例えば、上記リモコン140の「ゆっくりボタン」を押すことにより、上記「ゆっくり再生」機能を起動する。これにより、上記チューナや外部入力から入力された映像・音声を、一旦、映像・音声ストリームデータとして上記HDD300へ記録し、その後、このHDD300から「ゆっくり再生」を開始する。このHDD300からの「ゆっくり再生」時には、HDD再生速度と上記MPEGデコーダ126における画像・音声再生速度を通常よりもゆっくりのモードに変更する。このように、本発明になる放送受信装置100では、映像・音声ストリームデータを上記HDD300に一旦記録することにより、その後の再生速度を変更(低減)することにより、上記「ゆっくり再生」機能を実現している。
次に、上記図1に示した放送受信装置100の構成により実現される「ゆっくり再生」における動作を、添付の図2を利用して説明する。
まず、処理は、上記リモコン140又はフロントパネル136の「ゆっくりボタン」が押下されたか否かを繰り返し判定し(ステップS21)、その結果、ボタンが押下されたと判定された場合(図の「Yes」)には、上記チューナや外部入力から入力された映像・音声を、一旦、映像・音声ストリームデータとして上記HDD300へ記録する(ステップS22)。その後、上記でHDD300へ記録された映像・音声データを、以下に詳細に説明する所定の低速再生速度で読み出して表示部へ出力する。具体的には、この低速再生速度で読み出して再生した映像データは、上記MPEGデコーダ126において、通常よりも速度の遅いモードで映像信号に再生され、更には、映像信号は、所定の表示可能な形式に変換されて(上記図4のフォーマットコンバータ127やNTSCエンコーダ128を参照)、上記フラットパネルディスプレイ(FPD)200上に表示されると共に、音声信号はアナログ信号に変換されて(上記図4のD/A変換器129を参照)、内蔵されたスピーカを介して音声として出力される(ステップS23)。
その際、この「ゆっくりボタン」が押下され、「ゆっくり再生」機能を実行する場合、上記HDD300へ一旦記録した映像・音声データを、通常の再生速度よりも低い再生速度で再生することとなる。しかしながら、その場合、即ち、再生速度を低く(遅く)した場合に、速度を低くし過ぎてしまうと、各音の間隔が伸び過ぎてしまう。経験的には、特に、会話等を含め音声が聞き取り難くなってしまうことが認識された。
そこで、本発明者等を含めた7人の被験者により、この通常再生よりも遅い(低い)再生速度について、種々の実験を行った結果、以下の表1に示すような結果を得た。
表1
Figure 2006050122
なお、上記の表1における数値「1」〜「5」は、表の最上段に示した各種の再生速度において、例えば、ニュースや英会話における音声を実際に視聴し、ゆっくり(スロー)再生を行った時の具合(音声の聞き取り具合)を数値として表したものであり、具体的には:
「1」:遅すぎる
「2」:やや遅すぎる
「3」:ちょうど良い
「4」:やや早すぎる
「5」:早すぎる(通常再生とほとんど変わらない)
を、それぞれ、表してしている。
このように、上述した実験の結果、上記の表1より明らかなように、0.75倍速以下に低下すると、遅すぎて、音声が聞き取り難くなることが分かる。一方、0.85倍速以上にすると、通常再生と同様となり、即ち、折角ゆっくり(スロー)再生を行ったにも拘わらず、その効果を感じることが出来ないということが分かった。その結果、このゆっくり(スロー)再生の際の速度は、通常の再生速度に対して、0.75倍以上、0.85倍以下の範囲(許容設定範囲)内に設定することが好ましく、更に、特に好ましくは、0.8倍の再生速度がよいとの結論を得た。
即ち、本発明では、上述したように、各種の再生速度に対して実際に行った視聴調査を基にして、上記のステップS22において、上記MPEGデコーダ126において映像・音声信号をそのビットストリームデータから再生する場合には、通常の再生速度に対し、0.75倍〜0.85倍の許容設定範囲内の再生速度で再生を実行する。なお、添付の図3には、上記のステップ21における映像・音声信号の記録に対し、その後における映像・音声信号の、通常再生(×1.0(1.0倍))、そして、上記ステップS22におけるゆっくり再生(×0.8(0.8倍))の時間の経過に対する処理との関係が示されている。また、図からも明らかなように、映像・音声信号の記録時における速度と、上記通常再生時における速度とは同一(×1.0)となっている。
その後、上記図2の処理は、更に、上記したゆっくりボタンの解除(再度の押下)が行われたか否かを判定し(ステップS24)、その結果、「ゆっくり再生」機能の停止が指示された場合(図の「Yes」)、上記HDD300に一時記録した映像・音声信号のビットストリームデータを消去し(ステップS25)、上記ステップS21に戻り、ゆっくりボタンが押されるのを待つ。他方、上記ステップS24において、ゆっくりボタンの解除は行われていないと判定した場合には、再び、上記ステップS22及びS23へ戻って上記の処理を繰り返す。
なお、上記に加え、詳細は説明しないが、更に、「ゆっくり再生」機能の実行時において、その再生速度を変更することも可能であるが(例えば、1.0倍→0.8倍→1.0倍)、しかしながら、その際においても、上述したように、通常の再生速度に対し、0.75倍〜0.85倍の許容設定範囲内において再生速度を設定することが重要である。また、更には、上記の「ゆっくり再生」機能の実行時において、映像・音声信号を、一旦、HDDに記録することから、ユーザ操作により、早送り/後戻りなどを行うことも可能である。また、上述したタイムシフト機能と併せて使用することも可能である。
以上のように、上記に詳述した放送受信装置100、特に、上記図1に示した「ゆっくり再生」機能を実現するための回路構成によれば、折角装置に内蔵された大容量の情報記録媒体(HDD)を十分に活用し、既に、各種の製品において実用されているタイムシフト機能と共に、映像及び音声をも、スローモードで映出することが可能な、「ゆっくり再生」を簡単に実現することが可能となり、もって、放送受信装置のユーザの使い勝手を向上することが出来ると言う、優れた効果を発揮する。
本発明の実施の形態になる放送受信装置における、特に、「ゆっくり再生」機能を実現する回路構成を示す図である。 上記放送受信装置の「ゆっくり再生」機能における動作の詳細を説明するフローチャート図である。 上記放送受信装置における映像・音声信号の記録に対する、映像・音声信号の通常再生とゆっくり再生との関係を示す図である。 上記放送受信装置における内部詳細構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 デジタル放送受信装置
161 アナログチューナ
120 デジタルチューナ
126 MPEGデコーダ
130 制御部
140 リモコン
151 MPEGエンコーダ
200 表示部
300 ハードディスクドライブ(HDD)
430 HDD制御部
440 再生速度制御部。

Claims (10)

  1. 放送された番組を受信するチューナ部と、前記チューナ部からの信号を所定のフォーマットに変換する受信信号変換部と、前記受信信号変換部により変換された信号を記録する記録媒体と、前記チューナ部又は前記記録媒体からの映像及び音声信号を表示する表示部とを備え、前記放送番組を受信して映像及び音声信号を記録及び再生することが可能な放送受信装置であって、更に、当該放送番組を記録する前記記録媒体は、前記受信放送番組の映像及び音声信号を再生して出力する際、通常の再生時における速度よりも低く、かつ、音声の再生に支障を生じない予め設定された許容設定範囲の速度で再生する機能を有することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記請求項1に記載された放送受信装置において、前記予め設定された許容設定範囲は、通常再生時における速度に対して、0.75倍〜0.85倍の範囲であることを特徴とする放送受信装置。
  3. 前記請求項2に記載された放送受信装置において、前記映像及び音声信号を再生する際の速度を、通常の再生時における速度の0.8倍とすることを特徴とする放送受信装置。
  4. 前記請求項1に記載された放送受信装置において、前記記録媒体をハードディスク装置により構成したことを特徴とする放送受信装置。
  5. 前記請求項1に記載された放送受信装置において、前記受信放送番組の映像及び音声信号の低速での再生機能を起動するための手段を備えていることを特徴とする放送受信装置。
  6. 前記請求項5に記載された放送受信装置において、前記低速再生機能を起動するための手段を、当該装置の本体の一部、又は、当該本体とは別体の一部に設けたことを特徴とする放送受信装置。
  7. 前記請求項1に記載された放送受信装置において、前記表示部は、映像信号を表示する画面と音声信号を再生するスピーカとを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  8. 装置に内蔵された情報の記録・再生が可能な記録媒体に、放送された番組の映像及び音声情報を記録して再生し、もって、放送された映像及び音声情報が再生可能な放送受信装置のための情報再生方法であって、前記放送された番組の映像及び音声情報を再生する際、通常再生時における速度よりも低く、かつ、音声の再生に支障を生じない予め設定された許容設定範囲の速度で再生することを特徴とする放送受信装置のための情報再生方法。
  9. 前記請求項8に記載された情報再生方法において、前記予め設定された許容設定範囲は、通常再生時における速度に対して、0.75倍〜0.85倍の範囲であることを特徴とする放送受信装置のための情報再生方法。
  10. 前記請求項9に記載された情報再生方法において、前記映像及び音声信号を再生する際の速度を、通常の再生時における速度の0.8倍とすることを特徴とする放送受信装置のための情報再生方法。
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