JP2002175778A - アークチューブ - Google Patents

アークチューブ

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JP2002175778A
JP2002175778A JP2000370609A JP2000370609A JP2002175778A JP 2002175778 A JP2002175778 A JP 2002175778A JP 2000370609 A JP2000370609 A JP 2000370609A JP 2000370609 A JP2000370609 A JP 2000370609A JP 2002175778 A JP2002175778 A JP 2002175778A
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electrode
pinch seal
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Michio Takagaki
倫夫 高垣
Masaya Shito
雅也 志藤
Yukihiro Kobayakawa
幸弘 小早川
Masayuki Umehara
正行 梅原
Nobuyuki Kasuya
延幸 糟屋
Takashi Fukushiro
毅史 福代
Yoshitaka Oshima
由隆 大島
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/36Seals between parts of vessels; Seals for leading-in conductors; Leading-in conductors
    • H01J61/366Seals for leading-in conductors
    • H01J61/368Pinched seals or analogous seals

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タングステン電極とモリブデン箔とが部分的
に重ね合わされた状態で溶接されてなる電極アッシー
が、アークチューブ本体のピンチシール部にピンチシー
ルされたアークチューブにおいて、モリブデン箔の剥離
に起因するリーク発生を効果的に抑制してその長寿命化
を図る。 【解決手段】 タングステン電極26とモリブデン箔3
0との重ね合わせ代L1を、タングステン電極26の径
Dおよび上記モリブデン箔30の幅Wに対して、2D≦
L1≦0.8Wに設定することにより、モリブデン箔3
0の破断発生を効果的に抑制した上で、モリブデン箔3
0の剥離発生を効果的に抑制する。また、モリブデン箔
30と放電空間24との間隔L2を、ピンチシール部の
幅Aおよび厚さBに対して、B≦L2≦0.8Aに設定
することにより、電極クラックの成長を効果的に抑制し
た上で、モリブデン箔30の剥離発生を効果的に抑制す
る。そしてこれによりモリブデン箔30の剥離に起因す
るリーク発生を効果的に抑制して、アークチューブの長
寿命化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車両用前照灯等
の光源として用いられる放電バルブのアークチューブに
関するものである。
【従来の技術】アークチューブは高輝度照射が可能なこ
とから、近年では車両用前照灯等の光源としても多く用
いられるようになってきている。車両用前照灯等に用い
られるアークチューブは、一般に、図17に示すよう
に、放電空間102を形成する発光管部104aの両側
に各々ピンチシール部104bが形成されてなる石英ガ
ラス製のアークチューブ本体104と、タングステン電
極108およびリード線110がモリブデン箔112を
介して連結固定されてなる1対の電極アッシー106と
からなり、各電極アッシー106は、そのタングステン
電極108の先端部を放電空間102へ突出させるよう
にして、各ピンチシール部104bにおいてアークチュ
ーブ本体104にピンチシールされている。そしてこの
ピンチシールにより、モリブデン箔112はアークチュ
ーブ本体104に埋設された状態で該アークチューブ本
体104と接合されるようになっている。
【発明が解決しようとする課題】タングステン電極10
8とモリブデン箔112との連結固定は、両部材を部分
的に重ね合わせた状態で溶接することにより行われてい
るが、この重ね合わせ部分の周辺においてモリブデン箔
112とアークチューブ本体104との接合力を十分に
確保することは容易でなく、このため従来のアークチュ
ーブは、アークチューブの使用中にモリブデン箔112
が剥離しやすいものとなっている。そしてこのような剥
離が生じると、モリブデン箔112とアークチューブ本
体104との接合面の端縁からアークチューブ本体10
4にクラックが生じ、これが成長して最終的には放電空
間102と外部空間との間にリークが発生するに至って
しまう。このため従来のアークチューブは比較的寿命が
短いものとなっているという問題がある。本願発明はこ
のような事情に鑑みてなされたものであって、モリブデ
ン箔の剥離に起因するリーク発生を効果的に抑制して長
寿命化を図ることができるアークチューブを提供するこ
とを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】本願発明は、タングステ
ン電極とモリブデン箔との重ね合わせ部分の周辺におけ
る各部材の寸法関係に配慮すれば、他の特性を阻害する
ことなくモリブデン箔の剥離発生を効果的に抑制するこ
とが可能であることが実験結果から確認できたことに鑑
み、その寸法関係を規定することにより上記目的達成を
図るようにしたものである。すなわち、本願第1の発明
に係るアークチューブは、放電空間を形成する発光管部
の両側に各々ピンチシール部が形成されてなる石英ガラ
ス製のアークチューブ本体と、タングステン電極とモリ
ブデン箔とが部分的に重ね合わされた状態で溶接されて
なり、上記タングステン電極の先端部を上記放電空間へ
突出させるようにして上記各ピンチシール部において上
記アークチューブ本体にピンチシールされた1対の電極
アッシーと、を備えてなるアークチューブにおいて、上
記タングステン電極と上記モリブデン箔との重ね合わせ
代L1が、上記タングステン電極の径Dおよび上記モリ
ブデン箔の幅Wに対して、 2D≦L1≦0.8W に設定されている、ことを特徴とするものである。ま
た、本願第2の発明に係るアークチューブは、放電空間
を形成する発光管部の両側に各々ピンチシール部が形成
されてなる石英ガラス製のアークチューブ本体と、タン
グステン電極とモリブデン箔とが部分的に重ね合わされ
た状態で溶接されてなり、上記タングステン電極の先端
部を上記放電空間へ突出させるようにして上記各ピンチ
シール部において上記アークチューブ本体にピンチシー
ルされた1対の電極アッシーと、を備えてなるアークチ
ューブにおいて、上記モリブデン箔と上記放電空間との
間隔L2が、上記ピンチシール部の幅Aおよび厚さBに
対して、 B≦L2≦0.8A に設定されている、ことを特徴とするものである。上記
「タングステン電極」は、タングステンを主成分とする
ものものであれば、純粋なタングステン製の電極であっ
てもよいし、その他の成分が添加された電極であっても
よい。上記「モリブデン箔」は、モリブデンを主成分と
するものであれば、純粋なモリブデンで構成された箔で
あってもよいし、その他の成分が添加された箔であって
もよい。本願第1の発明における「重ね合わせ代L1」
および本願第2の発明における「間隔L2」の範囲設定
は、発光管部の両側のピンチシール部の双方に適用され
るものであってもよいし、そのいずれか一方にのみ適用
されるものであってもよい。
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願第1の
発明に係るアークチューブは、その電極アッシーを構成
するタングステン電極とモリブデン箔との重ね合わせ代
L1が、タングステン電極の径Dおよび上記モリブデン
箔の幅Wに対して、2D≦L1≦0.8Wに設定されて
いるので、次のような作用効果を得ることができる。す
なわち、アークチューブ本体にピンチシールされた各電
極アッシーは、そのタングステン電極とモリブデン箔と
の溶接部分の周囲においてアークチューブ本体との間に
微小な隙間が生じる。モリブデン箔の剥離はこの隙間を
起点として発生するが、重ね合わせ代L1が長くなるほ
ど隙間の割合が大きくなるので、モリブデン箔の剥離が
発生しやすくなる。また、アークチューブの点灯や消灯
に伴う温度変化によりタングステン電極がアークチュー
ブ本体に対して伸縮するが、重ね合わせ代L1が長くな
るとタングステン電極の伸縮に伴ってモリブデン箔に生
じる応力も大きくなるので、この点においてもモリブデ
ン箔の剥離が発生しやすくなる。したがって、重ね合わ
せ代L1をできるだけ短くすることが、モリブデン箔の
剥離に起因するリーク発生を抑制する上で効果的であ
る。一方、重ね合わせ代L1があまりにも短くなると、
タングステン電極とモリブデン箔との溶接を行うことが
物理的に困難となり、しかもこの溶接の際、モリブデン
箔がタングステン電極との重ね合わせ部分において破断
してしまうおそれがある。また、溶接工程でモリブデン
箔が破断しなかったとしても、重ね合わせ代L1があま
りにも短くなるとモリブデン箔の溶接部分周辺の強度が
非常に弱くなるので、次工程のピンチシール工程におい
てピンチシール圧力により破断したり、アークチューブ
の点灯時に電流が溶接部分に集中して溶断してしまうお
それがある。そこで、本願発明者らの行った実験の結果
に基づき、本願第1の発明のように、タングステン電極
とモリブデン箔との重ね合わせ代L1をタングステン電
極の径Dおよび上記モリブデン箔の幅Wに対して、2D
≦L1≦0.8Wの範囲内の値に設定するようにすれ
ば、モリブデン箔の破断発生を効果的に抑制した上で、
モリブデン箔の剥離発生を効果的に抑制できる。そして
これによりモリブデン箔の剥離に起因するリーク発生を
効果的に抑制することができるので、アークチューブの
長寿命化を図ることができる。また、本願第2の発明に
係るアークチューブは、その電極アッシーを構成するモ
リブデン箔と発光管部の放電空間との間隔L2が、ピン
チシール部の幅Aおよび厚さBに対して、B≦L2≦
0.8Aに設定されているので、次のような作用効果を
得ることができる。すなわち、モリブデン箔と放電空間
との間隔L2が狭くなると、放電発光部(タングステン
電極の先端)とモリブデン箔とが近づくため、アークチ
ューブの点灯や消灯に伴うタングステン電極とモリブデ
ン箔との重ね合わせ部分の温度変化が大きくなる。そし
てこれにより重ね合わせ部分におけるタングステン電極
のアークチューブ本体に対する伸縮作用が大きくなるの
で、モリブデン箔に生じる応力も大きくなり、モリブデ
ン箔の剥離が発生しやすくなる。一方、モリブデン箔と
放電空間との間隔L2が広くなると、次のような問題が
生じる。すなわち、一般に、アークチューブ本体におけ
るタングステン電極との接合面近傍領域には、アークチ
ューブの使用中、タングステン電極とアークチューブ本
体(石英ガラス)との熱膨張率の差により、タングステ
ン電極との接合面から放射状に延びるクラックと、タン
グステン電極を囲むようにして周方向に延びるクラック
とが発生する。前者は電極クラックと呼ばれるものであ
って、この電極クラックが成長してアークチューブ本体
の外周面に達すると、放電空間と外部空間との間にリー
クが発生するに至ってしまう。一方、後者はビードクラ
ックと呼ばれるものであって、このビードクラックが形
成されることにより電極クラックの成長が阻止される。
このビードクラックは、タングステン電極のピンチシー
ル部への埋設部分における軸線方向の温度分布が略均一
であることがその発生の条件となる。しかしながら、モ
リブデン箔と放電空間との間隔L2が広くなると、タン
グステン電極のピンチシール部への埋設部分における軸
線方向の温度分布がかなり不均一なものとなり、ビード
クラックが形成されにくくなるので、電極クラックが容
易に成長してアークチューブ本体の外周面に達しやすく
なってしまう。そこで、本願発明者らの行った実験の結
果に基づき、本願第2の発明のように、モリブデン箔と
発光管部の放電空間との間隔L2を、ピンチシール部の
幅Aおよび厚さBに対して、B≦L2≦0.8Aに設定
するようにすれば、電極クラックの成長を効果的に抑制
した上で、モリブデン箔の剥離発生を効果的に抑制する
ことできる。そしてこれによりモリブデン箔の剥離に起
因するリーク発生を効果的に抑制することができるの
で、アークチューブの長寿命化を図ることができる。さ
らに、本願第1の発明と本願第2の発明とを組み合わせ
た構成とすれば、モリブデン箔の破断および電極クラッ
クの成長を効果的に抑制した上で、モリブデン箔の剥離
発生を効果的に抑制することができる。そしてこれによ
りモリブデン箔の剥離に起因するリーク発生をより効果
的に抑制することができるので、アークチューブの一層
の長寿命化を図ることができる。
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。図1は、本願発明の一実
施形態に係るアークチューブが組み込まれた放電バルブ
10を示す側断面図であり、図2は、そのII部拡大図で
ある。また、図3は、図2のIII-III 線断面図である。
これらの図に示すように、この放電バルブ10は車両用
前照灯に装着される光源バルブであって、前後方向に延
びるアークチューブユニット12と、このアークチュー
ブユニット12の後端部を固定支持する絶縁プラグユニ
ット14とを備えてなっている。アークチューブユニッ
ト12は、アークチューブ16と、このアークチューブ
16を囲むシュラウドチューブ18とが一体的に形成さ
れてなっている。アークチューブ16は、石英ガラス管
を加工してなるアークチューブ本体20と、このアーク
チューブ本体20内に埋設された前後1対の電極アッシ
ー22とからなっている。アークチューブ本体20は、
中央に略楕円球状の発光管部20Aが形成されるととも
にその前後両側にピンチシール部20Bが形成されてな
っている。発光管部20Aの内部には前後方向に延びる
略楕円球状の放電空間24が形成されており、この放電
空間24には水銀とキセノンガスと金属ハロゲン化物と
が封入されている。各電極アッシー22は、棒状のタン
グステン電極26とリード線28とがモリブデン箔30
を介して各々溶接により連結固定されてなり、各ピンチ
シール部20Bにおいてアークチューブ本体20にピン
チシールされている。その際、各タングステン電極26
は、その先端部が前後両側から互いに対向するようにし
て放電空間24内に突出した状態で、その先端部以外の
部分がピンチシール部20B内に埋設されており、各モ
リブデン箔30は、その全体がピンチシール部20B内
に埋設されている。図4は、図2のIV-IV 方向矢視図で
あり、図5および6は、図4のV-V 線断面図およびVI-V
I 線断面図である。これらの図に示すように、前方側の
ピンチシール部20Bは、平面視において発光管部20
Aから前方へ延びる略矩形形状を有しており、モリブデ
ン箔30よりもある程度大きいサイズで形成されてい
る。そして、このピンチシール部20Bと発光管部20
Aとの間には、左右1対のネック部20Cが形成されて
いる。なお、後方側のピンチシール部20Bについても
これと同様の構成であるので、以下、前方側のピンチシ
ール部20Bについて説明する。ピンチシール部20B
は、その断面形状が略横長矩形形状に設定されており、
その上下両面20Baは、いずれも一般部20Ba1と
段下がり平面部20Ba2とからなっている。一般部2
0Ba1は、上下各面20Baにおける左右両端部領域
および後端部領域と、モリブデン箔30とタングステン
電極26との接合部を含むようにして前後方向に延びる
U字形領域と、モリブデン箔30とリード線28との接
合部を含むようにして前後方向に延びる長円形領域とか
らなり、これら各領域が同一平面上に位置するようにし
て形成されている。一方、段下がり平面部20Ba2
は、一般部20Ba1以外の全領域であって、一般部2
0Ba1に対して段下がりで平面状に形成されている。
ピンチシール部20Bは、その幅AがA=3.8〜4.
6mmに設定されており、その厚さBがB=1.8〜
2.2mmに設定されている。ここで、幅Aは、左右方
向の幅寸法であり、厚さBは、上下両面20Baの段下
がり平面部20Ba2相互間の上下寸法である。図7お
よび8は、前方側のピンチシール部20Bを形成するピ
ンチシール工程を示す斜視図および平断面図である。こ
れらの図に示すように、このピンチシール工程において
は、すでに後方側のピンチシール部20Bが形成された
アークチューブ本体20を、その前端部が上を向くよう
に配置した状態で、その発光管部20Aの上方に位置す
るピンチシール予定部20B´に対して1対のピンチャ
2を左右両側から押し当てることにより、ピンチシール
部20Bを形成するようになっている。両ピンチャ2
は、平面視において点対称構造となっている。そして各
ピンチャ2は、ピンチシール部20Bの上下各面20B
aを形成するための正面部2aと、ピンチシール部20
Bの両側面を形成するための側面部2bと、ピンチシー
ルの際に相手側ピンチャに当接するストッパ部2cと、
相手側ピンチャのストッパ部2cを受けるストッパ受け
部2dとが形成されてなっている。各ピンチャ2の正面
部2aには、ピンチシール部20Bの上下各面20Ba
における一般部20Ba1および段下がり平面部20B
a2に対応する一般部2a1および段上がり平面部2a
2が形成されている。そして両ピンチャ2のストッパ部
2cとストッパ受け部2dとの当接によりピンチシール
時の成形空間が形成されるが、このとき両ピンチャ2の
正面部2aの段上がり平面部2a2相互間の間隔D
(B)によってピンチシール部20Bの厚さBが決定さ
れる。ところで、ピンチシール部20Bの上下各面20
Baに、その一般部20Ba1としてU字形領域および
長円形領域が設定されているのは、モリブデン箔30と
タングステン電極26およびリード線28との各接合部
において石英ガラスの肉厚が薄くなり割れが発生するの
を未然に防止するためである。なお、これらU字形領域
および長円形領域を一般部20Ba1として設定してお
くことにより、電極アッシー22(特にタングステン電
極26の先端部)の向きが前後方向軸線に対して左右方
向に大きくずれないようにすることができる。ピンチシ
ール予定部20B´は、アークチューブ本体20におけ
る一般の管状中空部に比して小径の中実構造となってお
り、その内部に電極アッシー22が位置決めされた状態
で埋設されている。このピンチシール予定部20B´
は、図9に示すように、ピンチシール工程の前工程であ
るシュリンクシール工程において、電極アッシー22が
挿入されたアークチューブ本体20を左右両側から1対
のバーナ4で加熱して該アークチューブ本体20を所定
長にわたって熱収縮させることにより形成されるように
なっている。図10および11は、図2および3の要部
詳細図である。これらの図に示すように、タングステン
電極26とモリブデン箔30との重ね合わせ代L1は、
タングステン電極26の径Dおよびモリブデン箔30の
幅Wに対して、2D≦L1≦0.8Wに設定されてい
る。例えば、D=0.2mm、W=1.5mmに対し
て、L1=1mmに設定されている。また、モリブデン
箔30と放電空間24との間隔L2は、ピンチシール部
の幅Aおよび厚さBに対して、B≦L2≦0.8Aに設
定されている。例えば、A=4.2mm、B=2.2m
mに対して、L2=2.5mmに設定されている。な
お、図11に示すように、放電空間24の軸線方向両端
部におけるタングステン電極26の左右両側には略楔状
のスリット24aが形成されるが、図10に示すよう
に、放電空間24の軸線方向両端部におけるタングステ
ン電極26の上下両側には、ピンチシール時にピンチャ
2の押圧力が直接作用するため、このようなスリット2
4aはほとんど形成されない。モリブデン箔30と放電
空間24との間隔L2は、図10に示すように、アーク
チューブ本体20を側方から見た状態において測定され
る値である。本実施形態において、タングステン電極2
6とモリブデン箔30との重ね合わせ代L1を、2D≦
L1≦0.8Wに設定したのは、次のような理由による
ものである。すなわち、アークチューブ本体20にピン
チシールされた電極アッシー22は、図12に示すよう
に、そのタングステン電極26とモリブデン箔30との
溶接部分の周囲においてアークチューブ本体20との間
に微小な隙間Sが生じる。モリブデン箔30の剥離は、
この隙間Sを起点として発生するが、重ね合わせ代L1
が長くなるほど隙間Sの割合が大きくなるので、モリブ
デン箔30の剥離が発生しやすくなる。また、図13に
示すように、アークチューブ16の点灯や消灯に伴う温
度変化により、タングステン電極26がアークチューブ
本体20に対して伸縮するが、重ね合わせ代L1が長く
なるとタングステン電極26の伸縮に伴ってモリブデン
箔30に生じる応力も大きくなるので、この点において
もモリブデン箔30の剥離が発生しやすくなる。このよ
うな剥離が生じると、図14に示すように、モリブデン
箔30の端縁からアークチューブ本体20にクラックC
が生じる。そしてこのクラックCが成長してアークチュ
ーブ本体20の外周面に達すると、放電空間24と外部
空間との間にリークが発生するに至ってしまう。したが
って、重ね合わせ代L1をできるだけ短くすることが、
モリブデン箔30の剥離に起因するリーク発生を抑制す
る上で効果的である。一方、重ね合わせ代L1があまり
にも短くなると、タングステン電極26とモリブデン箔
30との溶接を行うことが物理的に困難となり、しかも
この溶接の際、モリブデン箔30がタングステン電極2
6との重ね合わせ部分において破断してしまうおそれが
ある。また、溶接工程でモリブデン箔30が破断しなか
ったとしても、重ね合わせ代L1があまりにも短くなる
と、モリブデン箔30の溶接部分周辺の強度が非常に弱
くなるので、図15に示すように、次工程のピンチシー
ル工程においてピンチシール圧力により破断したり、ア
ークチューブ16の点灯時に電流が溶接部分に集中して
溶断してしまうおそれがある。表1は、重ね合わせ代L
1とアークチューブ16の寿命および溶接不良発生との
関係を調べるために行った実験の結果を示す表である。
この実験の供試サンプル数は、重ね合わせ代L1の各値
につき10個である。また、各供試サンプルとして、タ
ングステン電極26の径DがD=0.2mm、モリブデ
ン箔30の幅WがW=1.5mm、ピンチシール部の幅
AがA=4.2mm、厚さBがB=2.2mmのものを
用いた。
【表1】 表1の「寿命」の評価において、○は、平均寿命が20
00時間以上であったもの、△は、平均寿命が1000
〜2000時間であったもの、×は、平均寿命が100
0時間未満であったものである。また、表1の「溶接不
良」の評価は、目視によるものであって、○は、溶接が
確実に行われており、かつモリブデン箔30に亀裂が認
められなかったもの、△は、溶接は確実に行われている
が、モリブデン箔30に亀裂が認められたもの、×は、
溶接が確実に行われていないか、あるいはモリブデン箔
30に破断が認められたものである。表1から明らかな
ように、重ね合わせ代L1を2D≦L1≦0.8W(す
なわち本実施形態においては0.4mm≦L1≦1.2
mm)の範囲内の値に設定すれば、1000時間以上の
平均寿命を確保することができるとともに、溶接不良お
よびモリブデン箔30の破断を防止することができる。
本実施形態において、モリブデン箔30と放電空間24
との間隔L2をB≦L2≦0.8Aに設定したのは、次
のような理由によるものである。すなわち、モリブデン
箔30と放電空間24との間隔L2が狭くなると、放電
発光部(タングステン電極26の先端)とモリブデン箔
30とが近づくため、アークチューブ16の点灯や消灯
に伴うタングステン電極26とモリブデン箔30との重
ね合わせ部分の温度変化が大きくなる。そしてこれによ
り重ね合わせ部分におけるタングステン電極26のアー
クチューブ本体20に対する伸縮作用が大きくなるの
で、モリブデン箔30に生じる応力も大きくなり、モリ
ブデン箔30の剥離が発生しやすくなる。このような剥
離が生じると、モリブデン箔30の端縁からアークチュ
ーブ本体20にクラックCが生じる。そしてこのクラッ
クCが成長してアークチューブ本体20の外周面に達す
ると、放電空間24と外部空間との間にリークが発生す
るに至ってしまう(図14参照)。一方、モリブデン箔
30と放電空間24との間隔L2が広くなると、次のよ
うな問題が生じる。すなわち、一般に、図16に示すよ
うに、アークチューブ本体20におけるタングステン電
極26との接合面近傍領域には、アークチューブ16の
使用中、タングステン電極26とアークチューブ本体2
0との熱膨張率の差により、タングステン電極26との
接合面から放射状に延びるクラックC1と、タングステ
ン電極26を囲むようにして周方向に延びるクラックC
2とが発生する。前者は電極クラックと呼ばれるもので
あって、この電極クラックC1が成長してアークチュー
ブ本体20の外周面に達すると、放電空間24と外部空
間との間にリークが発生するに至ってしまう。一方、後
者はビードクラックと呼ばれるものであって、このビー
ドクラックC2が形成されることにより電極クラックC
1の成長が阻止される。このビードクラックC2は、タ
ングステン電極26のピンチシール部20Bへの埋設部
分における軸線方向の温度分布が略均一であることがそ
の発生の条件となる。しかしながら、モリブデン箔30
と放電空間24との間隔L2が広くなると、タングステ
ン電極26のピンチシール部20Bへの埋設部分におけ
る軸線方向の温度分布がかなり不均一なものとなり、ビ
ードクラックC2が形成されにくくなるので、電極クラ
ックC1が容易に成長してアークチューブ本体20の外
周面に達しやすくなってしまう。表2は、モリブデン箔
30と放電空間24との間隔L2と、箔浮き(モリブデ
ン箔30の剥離)および電極クラックC1の発生との関
係を調べるために行った実験の結果を示す表であり、ア
ークチューブを1000時間点灯させた後に調べたもの
である。この実験の供試サンプル数は、間隔L2の各値
につき10個である。また、各供試サンプルとして、タ
ングステン電極26の径DがD=0.2mm、モリブデ
ン箔30の幅WがW=1.5mm、ピンチシール部の幅
AがA=4.2mm、厚さBがB=2.2mmのものを
用いた。
【表2】 表2の「箔浮き」の評価は、目視によるものであって、
○は、モリブデン箔30の剥離が生じなかったものおよ
びモリブデン箔30の剥離は生じたが、アークチューブ
本体20にモリブデン箔30の端縁から延びるクラック
Cは生じなかったものであり、△は、モリブデン箔30
の剥離およびアークチューブ本体20のクラックCが生
じたが、そのクラックCがモリブデン箔30の端縁とア
ークチューブ本体20の外周面までの距離の1/2未満
であったものであり、×は、モリブデン箔30の剥離お
よびアークチューブ本体20のクラックCが生じ、その
クラックCがモリブデン箔30の端縁とアークチューブ
本体20の外周面までの距離の1/2以上であったもの
である。また、表2の「電極クラック」の評価も、目視
によるものであって、○は、ビードクラックC2の形成
により、電極クラックC1がビードクラックC2の外周
側領域まで成長していなかったものであり、△は、ビー
ドクラックC2の形成がやや不十分で、電極クラックC
1が部分的にビードクラックC2の外周側領域まで成長
していたものであり、×は、ビードクラックC2の形成
が不十分で、電極クラックC1がアークチューブ本体2
0の外周面に達していたものである。表2から明らかな
ように、モリブデン箔30と発光管部20Aの放電空間
24との間隔L2を、ピンチシール部20Bの幅Aおよ
び厚さBに対して、B≦L2≦0.8A(すなわち本実
施形態においては2.2mm≦L2≦3.4mm)の範
囲内の値に設定すれば、電極クラックC1の成長を効果
的に抑制した上で、モリブデン箔30の剥離発生を効果
的に抑制することできる。以上詳述したように、本実施
形態に係るアークチューブ16は、タングステン電極2
6とモリブデン箔30との重ね合わせ代L1が、タング
ステン電極26の径Dおよびモリブデン箔30の幅Wに
対して、2D≦L1≦0.8Wに設定されているので、
モリブデン箔30の破断を効果的に抑制した上で、モリ
ブデン箔30の剥離発生を効果的に抑制することができ
る。また、本実施形態に係るアークチューブ16は、モ
リブデン箔30と発光管部20Aの放電空間24との間
隔L2が、ピンチシール部20Bの幅Aおよび厚さBに
対して、B≦L2≦0.8Aに設定されているので、電
極クラックC1の成長を効果的に抑制した上で、モリブ
デン箔30の剥離発生を効果的に抑制することができ
る。このように本実施形態においては、モリブデン箔3
0の破断および電極クラックC1の成長を効果的に抑制
した上で、モリブデン箔30の剥離発生を効果的に抑制
することができ、これによりモリブデン箔30の剥離に
起因するリーク発生をより効果的に抑制することができ
るので、アークチューブ16の長寿命化を十分に図るこ
とができる。本実施形態においては、車両用前照灯に装
着される放電バルブ10のアークチューブ16について
説明したが、これ以外の用途に用いられるアークチュー
ブにおいても、本実施形態と同様の構成を採用すること
により本実施形態と同様の作用効果を得ることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係るアークチューブが
組み込まれた放電バルブを示す側断面図
【図2】図1のII部拡大図
【図3】図2のIII-III 線断面図
【図4】図2のIV方向矢視図
【図5】図4のV-V 線断面図
【図6】図4のVI-VI 線断面図
【図7】上記アークチューブにおける前方側のピンチシ
ール部を形成するピンチシール工程を示す斜視図
【図8】上記ピンチシール工程を示す平断面図
【図9】上記ピンチシール工程の前工程であるシュリン
クシール工程を示す平断面図
【図10】図2の要部詳細図
【図11】図3の要部詳細図
【図12】上記アークチューブにおいて、アークチュー
ブ本体にピンチシールされた電極アッシーのタングステ
ン電極とモリブデン箔との溶接部分を示す斜視断面図
【図13】図12のXIII方向矢視図
【図14】上記モリブデン箔の端縁からアークチューブ
本体に生じるクラックの様子を示す要部斜視図
【図15】上記モリブデン箔の破断の様子を示す、図1
3と同様の図
【図16】上記アークチューブ本体におけるタングステ
ン電極との接合部近傍の様子を示す断面詳細図
【図17】従来例を示す、図3と同様の図
【符号の説明】
2 ピンチャ 2a 正面部 2a1 一般部 2a2 段上がり平面部 2b 側面部 2c ストッパ部 2d ストッパ受け部 4 バーナ 10 放電バルブ 12 アークチューブユニット 14 絶縁プラグユニット 16 アークチューブ 18 シュラウドチューブ 20 アークチューブ本体 20A 発光管部 20B ピンチシール部 20Ba 上面、下面 20Ba1 一般部 20Ba2 段下がり平面部 20B´ ピンチシール予定部 20C ネック部 22 電極アッシー 24 放電空間 24a スリット 26 タングステン電極 28 リード線 30 モリブデン箔 A ピンチシール部の幅 B ピンチシール部の厚さ C クラック C1 電極クラック C2 ビードクラック D タングステン電極の径 D(B) ピンチャの段上がり平面部相互間の間隔 L1 タングステン電極とモリブデン箔との重ね合わせ
代 L2 モリブデン箔と放電空間との間隔 S 隙間 W モリブデン箔の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小早川 幸弘 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 梅原 正行 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 糟屋 延幸 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 福代 毅史 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 大島 由隆 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 5C039 HH04 5C043 AA07 AA14 AA19 CC05 CD01 DD12 DD17 DD18 EC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電空間を形成する発光管部の両側に各
    々ピンチシール部が形成されてなる石英ガラス製のアー
    クチューブ本体と、タングステン電極とモリブデン箔と
    が部分的に重ね合わされた状態で溶接されてなり、上記
    タングステン電極の先端部を上記放電空間へ突出させる
    ようにして上記各ピンチシール部において上記アークチ
    ューブ本体にピンチシールされた1対の電極アッシー
    と、を備えてなるアークチューブにおいて、 上記タングステン電極と上記モリブデン箔との重ね合わ
    せ代L1が、上記タングステン電極の径Dおよび上記モ
    リブデン箔の幅Wに対して、 2D≦L1≦0.8W に設定されている、ことを特徴とするアークチューブ。
  2. 【請求項2】 放電空間を形成する発光管部の両側に各
    々ピンチシール部が形成されてなる石英ガラス製のアー
    クチューブ本体と、タングステン電極とモリブデン箔と
    が部分的に重ね合わされた状態で溶接されてなり、上記
    タングステン電極の先端部を上記放電空間へ突出させる
    ようにして上記各ピンチシール部において上記アークチ
    ューブ本体にピンチシールされた1対の電極アッシー
    と、を備えてなるアークチューブにおいて、 上記モリブデン箔と上記放電空間との間隔L2が、上記
    ピンチシール部の幅Aおよび厚さBに対して、 B≦L2≦0.8A に設定されている、ことを特徴とするアークチューブ。
  3. 【請求項3】 放電空間を形成する発光管部の両側に各
    々ピンチシール部が形成されてなる石英ガラス製のアー
    クチューブ本体と、タングステン電極とモリブデン箔と
    が部分的に重ね合わされた状態で溶接されてなり、上記
    タングステン電極の先端部を上記放電空間へ突出させる
    ようにして上記各ピンチシール部において上記アークチ
    ューブ本体にピンチシールされた1対の電極アッシー
    と、を備えてなるアークチューブにおいて、 上記タングステン電極と上記モリブデン箔との重ね合わ
    せ代L1が、上記タングステン電極の径Dおよび上記モ
    リブデン箔の幅Wに対して、 2D≦L1≦0.8W に設定されるとともに、上記モリブデン箔と上記放電空
    間との間隔L2が、上記ピンチシール部の幅Aおよび厚
    さBに対して、 B≦L2≦0.8A に設定されている、ことを特徴とするアークチューブ。
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