JP2002175144A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP2002175144A
JP2002175144A JP2001278944A JP2001278944A JP2002175144A JP 2002175144 A JP2002175144 A JP 2002175144A JP 2001278944 A JP2001278944 A JP 2001278944A JP 2001278944 A JP2001278944 A JP 2001278944A JP 2002175144 A JP2002175144 A JP 2002175144A
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舜平 山崎
Jun Koyama
潤 小山
Mai Osada
麻衣 長田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットメールを送受信可能な携帯電話
装置にしても、操作キーの数は数字キーと特殊キーに対
応した12〜20個程度が普通であり、漢字を含む日本
語文字や特殊文字をデータとして入力するためには、入
力モードを切り替えて複雑な操作をする必要があった。 【解決手段】本発明は、携帯電話装置に代表される携帯
情報端末、パーソナルコンピュータやあ据置型電話装置
に代表される情報端末などの電子装置において、情報を
入力するための操作キーにEL表示装置を設け、当該E
L表示装置によって操作キーに表示される文字、記号、
数字で、利用者が操作キーを識別できるようにすること
を特徴とする。このような構成によって、暗所において
も利用者が操作キーを識別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、据置型電話、ファ
クシミリ、パーソナルコンピュータなどの情報端末、ま
たは、携帯電話、PHS(Personal Handy Phone syste
m)、PDA(Personal Digital Assistant)などに代
表される携帯情報端末、或いはインターネットに接続し
て情報の送受信を行う情報端末などの電子装置に関す
る。尚、本明細書において携帯情報端末とは、利用者が
携帯することが可能な電子装置であって、屋外または屋
内において無線電話または有線電話または、インターネ
ットを介してデータまたは情報の送受信が可能である電
子装置を指す。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置(若しくは、単に携帯電
話)に代表される携帯型の電子装置は、無線通信回線や
インターネットなどの電話回線を利用した情報通信網の
確立と、通話料金や本体価格の低下及びその利便性があ
いまって急速に普及している。携帯電話装置は、筐体に
通信回路、表示装置、操作キー、音声入力部、音声出力
部、筐体から突出させることが可能なアンテナなどが一
体に備えられている。
【0003】携帯電話装置に代表される携帯型の電子装
置は、外観や機能だけでなく、重量や連続使用可能時間
(バッテリー寿命)の長さなどが利用者の選択基準とな
っている。そのために、携帯型の電子装置の重量を軽く
し、かつ一回の充電で使用可能な時間を長くするために
様々な工夫が凝らされている。その結果、不要と思われ
る機能は可能な限り削除されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、インターネッ
トメールを送受信可能な携帯電話装置にしても、操作キ
ーの数は数字キーと特殊キーに対応した12〜20個程
度が普通であり、漢字を含む日本語文字や特殊文字をデ
ータとして入力するためには、入力モードを切り替えて
複雑な操作をする必要があった。
【0005】本発明は、このような事実を鑑み、より使
い勝手の良い電子装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯電話装置
に代表される携帯情報端末、パーソナルコンピュータや
据置型電話装置に代表される情報端末などの電子装置に
おいて、情報を入力するための各操作キーに、EL素子
を有する画素部と、該画素部を駆動するための駆動回路
とを設ける。そして各操作キーが有する画素部及び駆動
回路は、全て同一基板上に一体形成されている。当該画
素部によって各操作キーに表示される記号(文字、数
字、絵文字を含む)で、利用者が操作キーを識別できる
ようにすることを特徴とする。
【0007】このような構成によって、暗所においても
利用者が操作キーを識別することができる。尚、本明細
書において、各操作キーに対応する画素部及び駆動回路
を単位ディスプレイと呼ぶ。また、全ての単位ディスプ
レイは同じ基板上に形成されており、本明細書におい
て、該基板を含む全ての単位ディスプレイをEL表示装
置と呼ぶ。
【0008】なお本発明の電子装置は電話としての機能
を有していても良い。
【0009】さらに、各操作キーにおいて、画素部に表
示される記号の向きは、電子装置の縦横の向きに応じて
切り替えることが可能である。記号の向きの切り替え
は、メモリーに記憶されている縦方向に表示した記号の
画像情報と、横方向に表示した記号の画像情報とをそれ
ぞれ読み出すことで実現することが可能である。
【0010】単位ディスプレイは、単純マトリクス型若
しくはアクティブマトリクス型のいずれも適用可能であ
る。特に好ましいのはアクティブマトリクス型であり、
画素部はEL素子と、TFTとを有する画素が複数備え
られていることを特徴とする。EL素子の発光効率を高
めるためには、EL素子の発光層に三重項励起子化合物
を含む材料で形成することは有効な手段として適用され
る。
【0011】上記構成によって、電子装置の使い勝手を
良くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すのは本発明に用いるこ
とのできる携帯電話装置の一例であり、101は表示装
置が組み込まれた第1の表示パネル、102は操作キー
を備えた第2の表示パネルである。第1の表示パネル1
01と第2の表示パネル102とは、蝶番を用いて接続
部103で接続されている。そして接続部103におけ
る、第1の表示パネル101の表示装置104が設けら
れている面と第2の表示パネル102の操作キー106
が設けられている面との角度θは、任意に変えることが
できる。アンテナ109は、第1の表示パネル101に
収納される構造であり、使用時には第1の表示パネル1
01から引き延ばすことが可能である。
【0013】第1の表示パネル101は、表示装置10
4の他に、音声入力部108とアンテナ109が備えら
れている。一方、第2の表示パネル102には操作キー
106、電源スイッチ107、音声出力部105が備え
られている。
【0014】操作キー106には、透光性のボタンと、
各ボタンに対応して設けられ筐体の内側に設けられた単
位ディスプレイとを有している。単位ディスプレイは、
画素部と該画素部を駆動する駆動回路(ソース信号線駆
動回路、ゲート信号線駆動回路)を有している。
【0015】駆動回路、メモリー、その他回路は、操作
キーの間の部分に挿入することによって、EL表示装置
自体の面積の増加を招くことなく配置することが可能で
ある。
【0016】画素部に表される記号が、透光性のボタン
を通して認識できるようになっている。図2は本発明を
用いた携帯電話装置や、PDAの操作キー構成を説明す
る断面図である。
【0017】図2(A)において、筐体201の内側に
は、ガラスエポキシ樹脂またはセラミックで形成された
プリント基板202があり、ベースバンド部としてCP
U(マイクロプロセッサ)やDSP(デジタル信号処理
プロセッサ)、各種メモリー(フラッシュメモリーやS
RAM)などの信号処理回路や、ミキサや周波数シンセ
サイザなどを搭載した送受信回路部が形成されている。
【0018】プリント基板202の、上述した各種回路
が形成されている面とは反対の面側にEL表示装置20
4が設けられている。EL表示装置204は基板212
と、基板212上に設けられた複数の単位ディスプレイ
205と、カバー材213とを有している。単位ディス
プレイ205は、基板212とカバー材213との間に
封止されている。
【0019】筐体201の外側から認識可能な操作キー
のボタン203は透光性であり、その下部には単位ディ
スプレイ205が有する画素部が設けられている。この
ような構成により、単位ディスプレイ205で表示され
る記号は、ボタン203を通して認識することができ
る。
【0020】単位ディスプレイ205は基板212上に
形成された配線206と接続している。プリント基板2
02の回路と、基板212の回路との接続形式は特に限
定されないが、例えばFPC(フレキシブルプリント配
線板:Flexible Printed Circuit)210を用いて、配
線206とプリント基板202の回路とを接続しても良
い。
【0021】透光性のボタン203と基板212との間
には、電極209a、209bと、ダイヤフラム208
と、ダイアフラム208が固定されている可撓性シート
207とが設けられている。ダイアフラム208はアル
ミニウムや銅を主成分とする合金で形成され、導電性を
持っている。ダイアフラム208はボタン203に対応
して設けられている。この電極209a、209bは前
述の各種回路のうち、キー入力を検知する回路に接続し
ている。
【0022】図2(A)で示すように、通常の状態では
ダイアフラム208は一方の電極である209aとのみ
接触している。図2(B)に示すように、使用者がボタ
ン203を矢印の方向に押すと、可撓性シート207
と、ダイアフラム208とが共に変形し、ダイアフラム
208は電極209aと209bの両方と接触し導通が
とれる。このようにして、ボタン操作の有無を検知して
入力情報を得る。
【0023】図26を用いて、電極209bの接続構成
について説明する。図26(A)に示すとおり、電極2
09bは引き出し配線271に接続されており、引き出
し配線271は接続部274においてFPC273に接
続されている。FPC273はプリント基板202上に
設けられた回路に接続されている。なお、必ずしもFP
Cを用いて接続しなくても良く、FPC以外のコネクタ
ーを用いることも可能である。
【0024】また図26(B)に示すように、基板21
2にコンタクトホールを形成し、接続配線272によっ
て、引き出し配線271と配線206とを電気的に導通
させても良い。
【0025】なお、ダイヤフラムを用いずに、タッチパ
ネルを用いて、ボタン操作の有無を検知することも可能
である。
【0026】タッチパネルは図10に示すように、短冊
型の透明導電膜でなる第1抵抗膜401が列方向に形成
された第1基板403と、同じく短冊型の透明導電膜で
なる第2抵抗膜402が行方向に形成された第2基板4
04とが、間に隙間を設けて重なっている。第2基板4
04は可撓性を有していることが必要である。
【0027】列方向に並べられた第1抵抗膜401に、
第1抵抗膜接続部407において接続された第1FPC
405を介して、所定の電圧が印加されている。また行
方向に並べられた第2抵抗膜402に、第2抵抗膜接続
部408において接続された第2FPC406を介し
て、第1抵抗膜401に印加される電圧とは異なる電圧
が印加されている。
【0028】透光性のボタン409は、第1抵抗膜40
1と第2抵抗膜402とが重なる部分上に設けられてい
る。
【0029】図11はタッチパネル410を有する操作
キーの断面図である。図11(A)で示すように、通常
の状態では第1抵抗体401と第2抵抗体402は接触
していない。また、第1抵抗膜401または第2抵抗膜
402は、プリント基板202上に設けられた回路に、
FPC等を介して接続されている。
【0030】そして図11(B)に示すように、使用者
がボタン409を押すことで、第2基板404の表面に
圧力がかかると、第1抵抗膜401の1つと第2抵抗膜
402の1つとが接触する。そして接触する位置に応じ
た電圧が、接触した第1抵抗膜401の1つと第2抵抗
膜402の1つに発生する。全ての抵抗膜の電圧の変化
を測定することで、接触した第1抵抗膜401と第2抵
抗膜402との位置を割り出すことができる。よって、
使用者が押したボタン409の位置の情報を、電子デー
タとして携帯情報端末に取り込むことができる。
【0031】図3はボタン203、単位ディスプレイ2
05、配線206が形成されている基板212の上面図
である。基板212の端部には接続用の端子211が備
えられている。
【0032】なお、プリント基板202上に設けられて
いるコントローラーとメモリーは、基板212上に形成
されていても良い。コントローラーとメモリーが、基板
212上に形成されている場合の、基板212の上面図
を図4に示す。
【0033】図3において既に図示したものには同じ符
号を付す。配線206はコントローラー215に接続さ
れている。コントローラー215は各単位ディスプレイ
の駆動回路を駆動するのに用いられるクロック信号(C
LK)やスタートパルス信号(SP)を生成する。また
メモリー216に記憶されている記号の画像情報を読み
出して、各単位ディスプレイのソース信号線駆動回路に
入力する。
【0034】なおメモリー216は各単位ディスプレイ
ごとに設けても良い。
【0035】単位ディスプレイ205の上面図を図5に
示す。
【0036】単位ディスプレイ205は、画素部214
と、ソース信号線駆動回路217と、ゲート信号線駆動
回路218とを有している。透光性のボタン203は画
素部214上に設けられている。画素部214は複数の
画素214を有しており、各画素はEL素子(図示せ
ず)とTFT(図示せず)とをそれぞれ有している。
【0037】なおメモリーを単位ディスプレイごとに設
ける構成であっても良い。図6にメモリーが設けられた
単位ディスプレイの上面図を示す。図5において既に図
示したものには同じ符号を付す。
【0038】図6に示す単位ディスプレイは、メモリー
を3つ有している。なお単位ディスプレイごとに設けら
れるメモリーの数は、これに限定されない。メモリーの
数は設計者が適宜設定することが可能である。
【0039】図6に示す単位ディスプレイは、第1メモ
リー221、第2メモリー222、第3メモリー223
と、第1〜3メモリーから記号の画像情報を読み出す選
択回路220とを有している。第1メモリー221には
数字の画像情報が記憶されており、第2メモリー222
にはカナの画像情報が記憶されており、第3メモリー2
23にはアルファベットの画像情報が記憶されている。
【0040】第1メモリー221は、縦表示用第1メモ
リー221aと、横表示用第1メモリー221bとを有
している。縦表示用第1メモリー221aには縦方向の
数字の画像情報が記憶されており、横表示用第1メモリ
ー221bには横方向の数字の画像情報が記憶されてい
る。
【0041】第2メモリー222は、縦表示用第2メモ
リー222aと、横表示用第2メモリー222bとを有
している。縦表示用第2メモリー222aには縦方向の
カナの画像情報が記憶されており、横表示用第2メモリ
ー222bには横方向のカナの画像情報が記憶されてい
る。
【0042】第3メモリー223は、縦表示用第3メモ
リー223aと、横表示用第3メモリー223bとを有
している。縦表示用第3メモリー223aには縦方向の
カナの画像情報が記憶されており、横表示用第3メモリ
ー223bには横方向のカナの画像情報が記憶されてい
る。
【0043】例えば画素部214に数字を縦に表示させ
たい場合、選択回路220によって縦表示用第1メモリ
ー221aから縦方向の数字の画像情報が読み出され、
ソース信号線駆動回路218に入力される。
【0044】なお、必ずしも1つの記号のみが、画素部
214に表示されるわけではない。複数の記号が画素部
214に表示されるように、複数の記号の画像情報が1
つの画素部214に表示されるようにしても良い。
【0045】第1〜3メモリーはフラッシュメモリーで
あっても、マスクROMであっても良い。図7に、単位
ディスプレイが有するメモリーに用いられるマスクRO
Mの構成を示す。
【0046】マスクROMは複数のアドレス240がマ
トリクス状に設けられており、各アドレス240におい
て選択用TFT241が設けられている。選択用TFT
241のゲート電極は、走査線242に接続されてい
る。選択用TFT241のソース領域とドレイン領域
は、一方は読み出し用配線243に接続されており、も
う一方は2つの電源のいずれか片方に接続されている。
【0047】2つの電源は、一方は高電圧側電源(VD
D)であり、もう一方は低電圧側電源(GND)であ
る。各アドレス240において選択用TFT241が接
続されている電源は、該メモリーが有する画像情報によ
って決まる。
【0048】データ読み出しTFT244はゲート電極
が選択線245に接続されている。データ読み出しTF
T244のソース領域とドレイン領域は、一方は読み出
し用配線243に、もう一方は出力線246に接続され
ている。
【0049】選択用シフトレジスタ247から出力され
る選択用タイミング信号は、選択用バッファ248にお
いて増幅され、各走査線242に入力される。走査線2
42にゲート電極が接続された選択用TFT241は、
選択用タイミング信号によってオンになり、電源(GN
DまたはVDD)と読み出し用配線243とが電気的に
導通する。
【0050】次に読み出し用シフトレジスタ249から
出力される読み出し用タイミング信号は、読み出し用バ
ッファ250において増幅され、各選択線245に入力
される。選択線245にゲート電極が接続されたデータ
読み出し用TFT244は順にオンになり、読み出し用
配線243を介して電源(GNDまたはVDD)の電位
が出力線246に入力される。
【0051】全てのアドレス240において上述した動
作が行われることで、メモリーが有する画像情報を読み
出すことができる。
【0052】図8は本発明の電子装置の構成を説明する
ブロック図である。図8で示すシステムにおいて、キー
入力部522には、単位ディスプレイ523とキー入力
検知部524が備えられている。CPU506のキーボ
ードインターフェイス部508はキーボードコントロー
ル回路(コントローラー)520を介して単位ディスプ
レイ523が表示する記号の画像を制御する。
【0053】また、キー入力検知部524からの信号
は、入力信号処理回路521を介してキーボードインタ
ーフェイス部508に入力し、CPU506内部でデー
タ処理を行い、所定の情報をコントロール回路512に
出力し、表示装置513にその情報を表示させたり送信
をしたりする。
【0054】その他の外部回路の構成は、安定化電源と
高速高精度のオペアンプからなる電源504、音声処理
回路502、外部インターフェイスポート505、送受
信回路515などから成っている。また、CPU506
には映像信号処理回路507が内蔵されている。また、
CPU506にはVRAM511、DRAM509、フ
ラッシュメモリー510及びメモリーカード503が接
続されている。CPU503で処理された情報は、映像
信号(データ信号)として映像信号処理回路507から
コントロール回路512に出力する。コントロール回路
512は、映像信号とクロックを表示装置513に供給
する。具体的には、映像信号を表示装置の各画素に対応
したデータに振り分ける機能と、外部から入力される水
平同期信号及び垂直同期信号を、駆動回路のスタート信
号及び内蔵電源回路の交流化のタイミング制御信号に変
換する機能を持っている。
【0055】図8で示すように、本発明の電子装置は、
操作キーに設けられた複数の単位ディスプレイをCPU
が集中して管理して制御する構成をとっている。
【0056】図9を用いて、キーボードコントロール回
路(コントローラー)520がソース信号駆動回路用の
クロック信号(S−CLK)、スタートパルス信号(S
−SP)と、ゲート信号駆動回路用のクロック信号(G
−CLK)、スタートパルス信号(G−SP)とを生成
する仕組みについて説明する。なお図9に示したコント
ローラーは、基準となるクロック信号の24倍の周期を
有するS−SPを出力する。
【0057】コントローラーはカウンタ回路261、2
62と、AND回路263、264とを有している。基
準となるクロック信号(CLK)と、リセット信号(R
es1)とがカウンタ回路261に入力されると、カウ
ンタ回路261から4つの信号(out1〜4)がAN
D回路263に入力される。out1は基準となるクロ
ック信号の周期を2倍にした信号であり、out2は同
じく4倍、out3は同じく8倍、out4は同じく1
6倍にした信号である。
【0058】out1はS−CLKとしてソース信号線
駆動回路に入力される。またAND263から出力され
た信号はS−SPとしてソース信号線駆動回路に入力さ
れる。
【0059】また、out1とリセット信号(Res
2)はカウンタ回路262に入力される。そしてカウン
タ回路262から4つの信号(out5〜8)がAND
回路264に入力される。out5はout1の周期を
2倍にした信号であり、out6は同じく4倍、out
7は同じく8倍、out8は同じく16倍にした信号で
ある。
【0060】out5はG−CLKとしてゲート信号線
駆動回路に入力される。またAND264から出力され
た信号はG−SPとしてゲート信号線駆動回路に入力さ
れる。
【0061】本発明の単位ディスプレイは、単純マトリ
クス型、若しくはアクティブマトリクス型のいずれを採
用することが可能である。
【0062】単位ディスプレイに設けられるEL素子
は、一対の電極(陽極と陰極)間に無機または有機EL
材料(蛍光材料)から成る発光層を備えた構成をもって
いる。単位ディスプレイの画素部は特に限定されない
が、10×10個または15×15個程度の画素をマト
リクス状に配置して形成する。
【0063】図12に本発明で用いられる単純マトリク
ス型の単位ディスプレイの画素部の構成を示す。
【0064】基板2601上に陽極2602が短冊状に
並べられて形成されている。そして基板2601上と陽
極2602を覆ってマトリクス状に絶縁膜2603が形
成されている。そして隣接するEL層及び陰極を分離す
るためのバンク2604が絶縁膜2603上に設けられ
ている。
【0065】バンク2604は隣接するEL層及び陰極
を電気的に分離するためにも絶縁性の材料を用いて形成
することが好ましい。
【0066】そして基板2601、陽極2602、絶縁
膜2603及びバンク2604を有するパッシブ基板上
に、EL層2605と陰極2607とが順に積層して形
成される。バンク2604を挟んで隣り合うEL層26
05と陰極2607とは、バンク2604によって分離
されている。EL層2605の材料は公知の材料を用い
れば良く、ZnS:Mn、CdSSe、SrSなどの材
料を用いて形成する。
【0067】有機EL材料には低分子系(モノマー系)
材料と高分子系(ポリマー系)材料があるがどちらを用
いても良い。低分子系材料を用いる場合は蒸着法を用い
るが、高分子系材料を用いる場合はスピンコート法や印
刷法またはインクジェット法などを用いる。低分子系有
機EL材料の一例は、正孔注入層として20nm厚の銅
フタロシアニン(CuPc)膜を設け、その上に発光層
として70nm厚のトリス−8−キノリノラトアルミニ
ウム錯体(Alq3)膜を設けた積層構造としている。
Alq3にキナクリドン、ペリレンもしくはDCM1と
いった蛍光色素を添加することで発光色を制御すること
ができる。
【0068】但し、以上の例はEL層として用いること
のできる低分子系有機EL材料の一例であって、これに
限定されるものではない。発光層、電荷輸送層または電
荷注入層を自由に組み合わせてEL層(発光及びそのた
めのキャリアの移動を行わせるための層)を形成すれば
良い。例えば、電荷輸送層や電荷注入層として炭化珪素
等の無機材料を用いることも可能である。
【0069】高分子系材料では、π共役ポリマー材料な
どが知られている。その代表例は結晶質半導体膜パラフ
ェニレンビニレン(PPV)系、ポリビニルカルバゾー
ル(PVK)系、ポリフルオレン系などが上げられる。
このような材料を用いて形成されるEL層は、単層又は
積層構造で用いられるが、積層構造で用いた方が発光効
率は良い。一般的には陽極上に正孔注入層/正孔輸送層
/発光層/電子輸送層の順に形成されるが、正孔輸送層
/発光層/電子輸送層、または正孔注入層/正孔輸送層
/発光層/電子輸送層/電子注入層のような構造でも良
い。本発明では公知のいずれの構造を用いても良いし、
EL層に対して蛍光性色素等をドーピングしても良い。
【0070】カラー表示をする場合には大別して四つの
方式があり、R(赤)G(緑)B(青)に対応した三種
類のEL素子を形成する方式、白色発光のEL素子とカ
ラーフィルターを組み合わせた方式、青色又は青緑発光
のEL素子と蛍光体(蛍光性の色変換層:CCM)とを
組み合わせた方式、陰極(対向電極)に透明電極を使用
してRGBに対応したEL素子を重ねる方式がある。
【0071】具体的なEL層としては、赤色に発光する
EL層にはシアノポリフェニレン、緑色に発光するEL
層にはポリフェニレンビニレン、青色に発光するEL層
にはポリフェニレンビニレンまたはポリアルキルフェニ
レンを用いれば良い。EL層の厚さは30〜150nm
とすれば良い。前記の例は発光層として用いることので
きる有機EL材料の一例であり、これに限定されるもの
ではない。発光層、電荷輸送層、電荷注入層を形成する
ための材料は、その可能な組合せにおいて自由に選択す
ることができる。
【0072】上記の例は発光層として用いることのでき
る有機EL材料の一例であり、これに限定されるもので
はない。発光層、電荷輸送層、電荷注入層を形成するた
めの材料は、その可能な組合せにおいて自由に選択する
ことができる。本実施の形態で示すEL層は、発光層と
PEDOT(ポリチオフェン)またはPAni(ポリア
ニリン)から成る正孔注入層を設けた構造とする。
【0073】単純マトリクス型はアクティブマトリクス
型に比べて、作製方法が簡便であり、コストも低い。そ
のため、携帯情報端末自体のコストを低くすることが可
能である。
【0074】なお本発明の単位ディスプレイの画素部
は、図12に示した構成に限定されない。
【0075】図13はアクティブマトリクス型の単位デ
ィスプレイの構造を示す一例を示している。TFTはチ
ャネル形成領域を形成する半導体膜の材質により、アモ
ルファスシリコンTFTやポリシリコンTFTと区別さ
れることがあるが、そのいずれを採用しても構わない。
【0076】基板601はガラス基板または有機樹脂基
板が採用される。有機樹脂材料はガラス材料と比較して
軽量であり、電子装置自体の軽量化に有効に作用する。
単位ディスプレイを作製する上で適用できるものとして
は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエー
テルサルフォン(PES)、アラミドなどの有機樹脂材
料を用いることができる。
【0077】しかし、有機樹脂基板は、現在市場に供給
されている材料の中で450℃以上の熱処理に耐えるも
のはない。しかし、レーザーアニール技術を使えば、基
板加熱温度が300℃以下でもポリシリコンTFTを作
製することが可能となる。また、ポリシリコンTFTの
製造プロセスでは、水素化処理がしばしば必要とされる
が、これはプラズマを援用した水素化処理を行うこと
で、200℃程度の基板温度でもその効果を得ることが
できる。
【0078】図13では駆動回路650にnチャネル型
TFT652とpチャネル型TFT653が形成され、
画素部651にスイッチング用TFT654、EL駆動
用TFT655が形成されている様子を示している。こ
れらのTFTは、半導体層603〜606、ゲート絶縁
膜607、ゲート電極608〜611などを用いて形成
されている。
【0079】基板601上に形成するブロッキング層6
02は基板601からオリゴマーなどが析出しないよう
に、酸化窒化シリコン(SiOxyで表される)、窒化
シリコン膜などを50〜200nmの厚さに形成して設
ける。層間絶縁膜は窒化シリコン、酸化窒化シリコンな
どで形成される無機絶縁膜618と、アクリルまたはポ
リイミドなどで形成される有機絶縁膜619とから成っ
ている。
【0080】駆動回路部650の回路構成は、ゲート信
号線駆動回路とソース信号線駆動回路とで異なるがここ
では省略する。nチャネル型TFT652及びpチャネ
ル型TFT653には配線612、613が接続され、
これらのTFTを用いて、シフトレジスタやラッチ回
路、バッファ回路などが形成される。
【0081】画素部651では、ソース信号線614が
スイッチング用TFT654のソース側に接続し、ドレ
イン側の配線615はEL駆動用TFT655のゲート
電極611と接続している。また、EL駆動用TFT6
55のソース側は電源供給線617と接続し、ドレイン
側の電極616がEL素子の陽極と接続するように配線
されている。図14はこのような画素の上面図を示し、
便宜上図13と共通する符号を用いて示している。ま
た、図14において、A−A'線に対応する断面が図1
3において示されている。また、図14(B)はその等
価回路を示している。
【0082】単位ディスプレイは、図13に示すよう
に、これら配線を覆うようにアクリルやポリイミドなど
の有機樹脂、好適には感光性の有機樹脂を用いてバンク
620、621が形成される。EL素子656は、IT
O(酸化インジウム・スズ)で形成される陽極622、
有機EL材料を用いて作製されるEL層623、MgA
gやLiFなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属
などの材料を用いて形成される陰極624とから成って
いる。バンク620、621は、陽極622の端部を覆
うように形成され、この部分で陰極と陽極とがショート
することを防ぐために設ける。
【0083】EL層623の上にはEL素子の陰極62
4が設けられる。陰極624としては、仕事関数の小さ
いマグネシウム(Mg)、リチウム(Li)若しくはカ
ルシウム(Ca)を含む材料を用いる。好ましくはMg
Ag(MgとAgをMg:Ag=10:1で混合した材
料)でなる電極を用いれば良い。他にもMgAgAl電
極、LiAl電極、また、LiFAl電極が挙げられ
る。
【0084】陰極624はEL層623を形成した後、
大気解放しないで連続的に形成することが望ましい。陰
極624とEL層623との界面状態はEL素子の発光
効率に大きく影響するからである。なお、本明細書中で
は、陽極(画素電極)、EL層及び陰極で形成される発
光素子をEL素子と呼ぶ。
【0085】EL層623と陰極624とでなる積層体
は、各画素で個別に形成する必要があるが、EL層62
3は水分に極めて弱いため、通常のフォトリソグラフィ
技術を用いることができない。また、アルカリ金属を用
いて作製される陰極424は容易に酸化されてしまう。
従って、メタルマスク等の物理的なマスク材を用い、真
空蒸着法、スパッタ法、プラズマCVD法等の気相法で
選択的に形成することが好ましい。なお、EL層を選択
的に形成する方法として、インクジェット法やスクリー
ン印刷法等を用いることも可能であるが、これらは現状
では陰極の連続形成ができないので、上述の方法が好ま
しいと言える。
【0086】また、陰極624上に外部の水分等から保
護するための保護電極を積層しても良い。保護電極とし
ては、アルミニウム(Al)、銅(Cu)若しくは銀
(Ag)を含む低抵抗な材料を用いることが好ましい。
或いは、透明電極を用いることで、図13において上方
に光を放射させることもできる(これを便宜上、上面放
射という)。その場合、有機樹脂層間絶縁膜絶縁膜61
1に黒色の顔料を混合させると、偏光板を用いなくても
非発光時に黒色の画面を形成できる。この保護電極には
EL層の発熱を緩和する放熱効果も期待できる。また、
上記EL層623、陰極624を形成した後、大気解放
しないで連続的に保護電極まで形成することも有効であ
る。
【0087】三色に発光するEL素子を集積化したEL
表示装置を用いると、例えば、使用者の好みに応じた色
で照明させることや、着信時の呼び出し音と共に、登録
されているグループ毎に照明の色を変えて、着信時の識
別性を高めることもできる。EL素子の駆動電圧は1〜
7V、好ましくは3Vであり、LSIの駆動電圧とほぼ
同じ電圧で動作するので、昇圧回路を必要としない。
【0088】いずれにしても、携帯電話装置など携帯型
の電子装置において用いる場合には、少ない消費電力で
高い輝度が得られることが要求される。EL層を形成す
る材料には、一重項励起子(シングレット)により発光
する有機化合物(以下、シングレット化合物という)
と、三重項励起子(トリプレット)により発光する有機
化合物(以下、トリプレット化合物という)とがあり、
これらを併用することも可能である。なお、シングレッ
ト化合物とは一重項励起のみを経由して発光する化合物
を指し、トリプレット化合物とは三重項励起を経由して
発光する化合物を指す。
【0089】トリプレット化合物は、としては以下の論
文に記載の有機化合物が代表的な材料として挙げられ
る。(1)T.Tsutsui, C.Adachi, S.Saito, Photochemi
cal Processes in Organized Molecular Systems, ed.
K.Honda, (Elsevier Sci.Pub.,Tokyo,1991) p.437.
(2)M.A.Baldo, D.F.O'Brien, Y.You, A.Shoustikov,
S.Sibley, M.E.Thompson, S.R.Forrest, Nature 395
(1998) p.151.この論文には次の式で示される有機化合
物が開示されている。(3)M.A.Baldo, S.Lamansky,
P.E.Burrrows, M.E.Thompson, S.R.Forrest, Appl.Phy
s.Lett.,75 (1999) p.4.(4)T.Tsutsui, M.-J.Yang,
M.Yahiro, K.Nakamura, T.Watanabe, T.tsuji, Y.Fukud
a, T.Wakimoto, S.Mayaguchi, Jpn.Appl.Phys., 38 (12
B) (1999) L1502.
【0090】また、上記論文に記載された発光性材料だ
けでなく、次の分子式で表される発光性材料(具体的に
は金属錯体もしくは有機化合物)を用いることが可能で
あると考えている。
【0091】
【化1】
【0092】
【化2】
【0093】上記分子式において、Mは周期表の8〜1
0族に属する元素である。上記論文では、白金、イリジ
ウムが用いられている。また、本発明者はニッケル、コ
バルトもしくはパラジウムは、白金やイリジウムに比べ
て安価であるため、EL表示装置の製造コストを低減す
る上で好ましいと考えている。特に、ニッケルは錯体を
形成しやすいため生産性も高く好ましいと考えられる。
【0094】上記トリプレット化合物は、シングレット
化合物よりも発光効率が高く、同じ発光輝度を得るにも
動作電圧(EL素子を発光させるに要する電圧)を低く
することが可能である。
【0095】例えば、赤色に発光する発光層として発光
効率の高いトリプレット化合物を用いると、緑色に発光
する発光層や青色に発光する発光層と同じ発光輝度を得
ながらも動作電圧を揃えることが可能である。従って、
赤色に発光する発光層の劣化が極端に早まることはな
く、色ずれ等の問題を起こさずにカラー表示を行うこと
が可能となる。
【0096】尚、ここでは赤色に発光する発光層として
トリプレット化合物を用いた例を示しているが、さらに
緑色に発光する発光層もしくは青色に発光する発光層に
トリプレット化合物を用いることも可能である。
【0097】図13ではスイッチング用TFT654を
マルチゲート構造とし、EL駆動用TFT655にはゲ
ート電極とオーバーラップするLDDを設けている。ポ
リシリコンを用いたTFTは、高い動作速度を示すが故
にホットキャリア注入などの劣化も起こりやすい。その
ため、図13のように、画素内において機能に応じて構
造の異なるTFT(オフ電流の十分に低いスイッチング
用TFTと、ホットキャリア注入に強いEL駆動用TF
T)を形成することは、高い信頼性を有し、且つ、良好
な画像表示が可能な(動作性能の高い)表示装置を作製
する上で非常に有効である。
【0098】次にEL表示装置の接続端子の構造につい
て説明する。
【0099】EL表示装置の接続端子の構成には、何ら
限定はないが、一例として、図15で示すようにチタン
(Ti)とアルミニウム(Al)とから成る配線705
と陽極として形成したITO706とを積層して形成し
ている。図16は、接続端子部におけるA−A'線に対
応する断面図を示している。基板701と封止基板70
2はシール材703で貼り合わされている。駆動回路に
おいて、EL層707、陰極708はバンク709上に
形成されるが、陰極708を配線とコンタクトさせるた
め図示するようなコンタクト部710を設けている。
【0100】次に、単位ディスプレイが有する駆動回路
の構成について説明する。
【0101】図17に示すように、単位ディスプレイは
ソース信号線駆動回路920、ゲート信号線駆動回路9
22、画素部900から成っている。
【0102】ソース信号線駆動回路920は、シフトレ
ジスタ920a、ラッチ(A)920b、ラッチ(B)
920cを有している。ソース信号線駆動回路920に
おいて、シフトレジスタ920aにクロック信号(CL
K)およびスタートパルス(SP)が入力される。シフ
トレジスタ920aは、これらのクロック信号(CL
K)およびスタートパルス(SP)に基づきタイミング
信号を順に発生させ、後段の回路へタイミング信号を順
次供給する。
【0103】なおシフトレジスタ920aからのタイミ
ング信号を、バッファ等(図示せず)によって緩衝増幅
し、後段の回路へ緩衝増幅したタイミング信号を順次供
給しても良い。タイミング信号が供給される配線には、
多くの回路あるいは素子が接続されているために負荷容
量(寄生容量)が大きい。この負荷容量が大きいために
生ずるタイミング信号の立ち上がりまたは立ち下がり
の”鈍り”を防ぐために、このバッファが設けられる。
【0104】シフトレジスタ920aからのタイミング
信号は、ラッチ(A)920bに供給される。ラッチ
(A)920bは、画像情報を有するデジタル信号(di
gitalsignals)を処理する複数のステージのラッチを有
している。ラッチ(A)920bは、前記タイミング信
号が入力されると同時に、デジタル信号を順次書き込み
保持する。
【0105】ラッチ(A)920bの全ステージのラッ
チへのデジタル信号の書き込みが一通り終了するまでの
時間を、ライン期間と呼ぶ。すなわち、ラッチ(A)9
20b中で一番左側のステージのラッチにデジタル信号
の書き込みが開始される時点から、一番右側のステージ
のラッチにデジタル信号の書き込みが終了する時点まで
の時間間隔がライン期間である。実際には、上記ライン
期間に水平帰線期間が加えられた期間をライン期間に含
むことがある。
【0106】1ライン期間が終了すると、ラッチ(B)
920cにラッチシグナル(LatchSignal)が供給され
る。この瞬間、ラッチ(A)920bに書き込まれ保持
されているデジタル信号は、ラッチ(B)920cに一
斉に送出され、ラッチ(B)920cの全ステージのラ
ッチに書き込まれ、保持される。デジタル信号をラッチ
(B)920cに送出し終えたラッチ(A)920b
は、シフトレジスタ920aからのタイミング信号に基
づき、再びデジタル信号の書き込みを順次行う。この2
順目の1ライン期間中には、ラッチ(B)920bに書
き込まれ、保持されているデジタル信号がソース信号線
S1〜Sxに入力される。
【0107】一方、ゲート信号線駆動回路922は、そ
れぞれシフトレジスタ、バッファ(いずれも図示せず)
を有している。また場合によっては、ゲート信号線駆動
回路922が、シフトレジスタ、バッファの他にレベル
シフトを有していても良い。ゲート信号線駆動回路92
2において、シフトレジスタ(図示せず)からのゲート
信号がバッファ(図示せず)に供給され、対応するゲー
ト信号線に供給される。ゲート信号線G1〜Gyには、
それぞれ1ライン分の画素のスイッチング用TFTのゲ
ート電極が接続されており、1ライン分全ての画素のス
イッチング用TFTを同時にオンの状態にしなくてはな
らないので、バッファは大きな電流を流すことが可能な
ものが用いられる。尚、ソース信号線駆動回路とゲート
信号線駆動回路の数、構成及びその動作は、本実施の形
態で示した構成に限定されない。
【0108】以上のようなキーボードを持つ本発明の電
子装置は、画素部に表示される記号の方向及び操作キー
に表示される記号の種類を、利用者が適宜変更すること
が可能である。例えば、図18(A)に示すように通常
は数字を表しておく。利用者はメニューキーなどの操作
により表示を切り替えると図18(B)に示すようにひ
らがな表示にしたり、図18(C)に示すようにアルフ
ァベット表示に切り替えることができる。操作キーに設
けるEL素子をカラー表示可能としておくと、さらに色
の情報を持たせることができる。そうすると、使用者の
好みに応じた色で照明させることや、着信時の呼び出し
音と共に、登録されているグループ毎に照明の色を変え
て、着信時の識別性を高めることもできる。次に、図1
9に本発明により完成する電子装置の外観図の一例を示
す。
【0109】図19(A)には表示用パネル301と操
作用パネル302とを横方向に並べたときに、表示部3
04に表示される画像の方向と、操作キー306に表示
される文字、数字、記号等の画像の方向とが、利用者側
から見て本来の方向にある場合を示している。
【0110】図19(B)には表示用パネル301と操
作用パネル302とを縦方向に並べたときに、表示部3
04に表示される画像の方向と、操作キー306に表示
される文字、数字、記号等の画像の方向とが、利用者側
から見て本来の方向にある場合を示している。
【0111】本発明の電子装置は、利用者の使い勝手に
合わせて、表示部304に表示される画像の方向及び操
作キー306に表示される文字、数字、記号等の画像の
方向を、図19(A)に示した方向と図19(B)に示
した方向とに切り替えることが可能である。
【0112】なお図19では表示部304に表示される
画像の方向と、操作キー306に表示される文字、数
字、記号等の画像の方向とが常に同じ場合について説明
したが、本発明はこれに限定されない。表示部304に
表示される画像の方向と、操作キー306に表示される
文字、数字、記号等の画像の方向とが異なっていても良
い。また、図19に示した操作キーが表示している文
字、数字及び記号は一例であり、本発明の電子装置はこ
れらの文字、数字及び記号に限定されない。
【0113】また、表示部304に表示される画像の方
向と、操作キー306に表示される文字、数字、記号等
の画像の方向とを、接続部303における表示用パネル
301の表示部304を有する面と操作用パネル302
の操作キー106を有する面との間の角度θによって自
動的に変更するような構成にしても良い。
【0114】また操作キーの表示の明暗を切り替えられ
るような構成にしても良い。図20(A)に示した操作
キー356は白色の地に黒色の単数または複数の記号が
表示されている。図20(B)に示した操作キー356
は黒色の地に白色の単数または複数の記号が表示されて
いる。
【0115】なお図20(A)、図20(B)では、黒
色または白色で表示を行う操作キーについて説明した
が、本発明はこの構成に限定されない。操作キーが白色
以外の色の表示を行っても良い。例えば黒色の地に黄色
表示、白色の地に緑色表示、または青色の地に黒色表示
を行っても構わない。
【0116】上記構成によって、電子装置自体の消費電
力を抑えることが可能である。
【0117】また、携帯電話装置はインターネットに接
続して電子メールの送受信やホームページの検索などを
することが可能となっている。音声以外の文字情報は、
操作キーを片手で操作して入力することが多い。その場
合、利き手の親指または人差し指で操作キーを操作す
る。図20は図1で示す携帯電話装置の使用形態を説明
する図である。インターネットに接続可能な携帯電話装
置では、一画面に表示可能な画像情報量を増加させ、高
精細化するために表示装置の大型化が成されている。し
かし、画面の見やすさが向上するにつれ、使用者本人以
外の第3者が表示された情報を見ることが容易となり、
プライバシーが保たれなくなる。
【0118】それに対し、本発明の携帯電話装置の操作
キー106及び表示装置104の配置は、図21で示す
ように、操作キー106を操作しながら掌で表示装置1
04の画面をある程度覆い隠すことができるので、プラ
イバシーを確保することができる。また、使用者にとっ
ては安心感を持つことができる。
【0119】また、表示装置104にイメージセンサー
またはエリアセンサーを内蔵させ、手のひらを表示装置
104に覆いかぶせるようにして使用することにより、
掌の紋章(手相)を用いて本人認証を行うことができ
る。認証は操作キー106でキー操作を行うとともに、
使用者の手相をセンサー内蔵表示装置が個体情報を読み
取り、認証作業を行う。認証作業はセンサーが読み取っ
た個体情報と、内蔵するフラッシュメモリーや不揮発性
メモリーに記憶されている個体情報とを照合して行う。
【0120】尚、図21では操作キー106を親指で操
作している例について示しているが、図22に示すよう
に人差し指で操作する場合も同様である。
【0121】また、本発明の電子装置の表示装置として
用いられるELディスプレイと、単位ディスプレイに用
いられるEL素子の輝度を、電子装置の外部の明るさに
応じて調整するようにしても良い。
【0122】図23に、電子装置の外部の明るさを検知
するセンサの構成を示す。なお図23ではR(赤)、G
(緑)、B(青)の3色のEL素子の輝度を調整する場
合について説明するが、単色のEL素子の場合について
も同様に実施することが可能である。
【0123】センサ部1501は、RGBにそれぞれ対
応したセンサ(R用センサ1501r、G用センサ15
01g、B用センサ1501b)を有している。さらに
それぞれのセンサは、リセット用TFT1502、バッ
ファ用TFT1503、ダイオード1504を有してい
る。
【0124】リセット用TFT1502のゲート電極は
リセット信号線RLに接続されている。リセット用TF
T1502のソース領域はセンサ用電源線VB及びバッ
ファ用TFT1503のドレイン領域に接続されてい
る。センサ用電源線は常に一定の電位(基準電位)に保
たれている。またリセット用TFT1502のドレイン
領域はダイオード1504及びバッファ用TFT150
3のゲート電極に接続されている。
【0125】バッファ用TFT1503のソース領域は
センサ出力配線FLに接続されている。またセンサ出力
配線FLは定電流電源1505に接続されており、常に
一定の電流が流れている。そしてバッファ用TFT15
03のドレイン領域は常に一定の基準電位に保たれてい
るセンサ用電源線VBに接続されており、バッファ用T
FT1503はソースフォロワ(source fol
lower)として機能する。
【0126】図示しないが、ダイオード1504はカソ
ードと、アノードと、カソードとアノードの間に設けら
れた光電変換層とを有している。
【0127】リセット用TFT1502とバッファ用T
FT1503は、どちらか一方がnチャネル型TFT
で、残りの一方がpチャネル型TFTであることが望ま
しい。
【0128】次にセンサ部1501において、ダイオー
ド1504が外部の輝度を検知する仕組みについて説明
する。
【0129】まずリセット信号線RLに入力されたリセ
ット信号によって、リセット用TFT1502がオンに
なる。よってセンサ用電源線VBの基準電位がバッファ
用TFT1503のゲート電極に与えられる。そしてバ
ッファ用TFT1503のソース領域はセンサ出力配線
FLを介して定電流電源に接続されており、バッファ用
TFT1503のソース領域とゲート電極の電位差VGS
は常に一定である。よってバッファ用TFT1503の
ソース領域は、基準電位からVGSを差し引いた電位に保
たれる。なお本明細書では、リセット用TFT1502
がオンの状態である期間をリセット期間と呼ぶ。
【0130】次にリセット信号線RLに入力されたリセ
ット信号の電位が変化して、リセット用TFT1502
がオフになる。よってセンサ用電源線VBの基準電位
は、バッファ用TFT1503のゲート電極に与えられ
ない。なお、リセット用TFT1502がオフの状態に
ある期間を、本明細書ではサンプル期間と呼ぶ。
【0131】デジタル方式で駆動するELディスプレイ
の場合、サンプル期間はアドレス期間Taよりも長いこ
とが好ましい。
【0132】ダイオード1504に外部の光が照射され
ることで、ダイオード1504に電流が流れる。そのた
め、リセット期間において一定だったバッファ用TFT
1503のゲート電極の電位は、サンプル期間において
変化し、その電位の変化の大きさはダイオード1504
に流れる電流の大きさによって変わる。
【0133】ダイオード1504に流れる電流は、ダイ
オード1504に照射される光の強さに比例する。つま
り外部が明るいときと暗いときとでは、明るいときの方
が、ダイオード1504によりたくさん電流が流れるこ
とになる。よって、外部が明るいときの方が、暗いとき
に比べて、バッファ用TFT1503のゲート電極の電
位は大きく変化する。
【0134】バッファ用TFT1503のソース領域と
ゲート電極の電位差VGSは常に一定であるので、バッフ
ァ用TFT1503のソース領域は、バッファ用TFT
1503のゲート電極の電位からVGSを差し引いた電位
に保たれる。そのためバッファ用TFT1503のゲー
ト電極の電位が変化すると、それに伴ってバッファ用T
FT1503のソース領域の電位も変化する。
【0135】バッファ用TFT1503のソース領域の
電位はセンサ出力配線FLに与えられる。センサ出力配
線FLの電位は、センサ選択回路1506によって順に
選択された選択用TFT1507によって、センサ出力
信号として輝度調整回路1508に入力される。
【0136】図23に輝度調整回路1508のブロック
図を示す。輝度調整回路1508はA/D変換回路15
09、演算回路1510、補正メモリ1513、D/A
変換回路1511を有している。なお、図23には補正
メモリ1513が演算回路1510の一部である場合の
構成を示したが、補正メモリ1513が演算回路151
0と別個に設けられていても良い。
【0137】センサ出力信号がA/D変換回路1509
に入力されると、デジタルのセンサ出力信号に変換され
て出力される。A/D変換回路1509から出力された
デジタルのセンサ出力信号は、演算回路1510に入力
される。
【0138】補正メモリ1513には、外部の輝度に対
する、適切な電源供給線の電位の値(補正基準データ)
が記憶されている。演算回路1510は、実際に演算回
路1510に入力されたデジタルのセンサ出力信号から
外部の輝度を割り出し、補正メモリ1513に記憶され
ている補正基準データを読み出す。
【0139】そして読み出された補正基準データによっ
て、EL素子が理想の輝度を得るために必要な電源供給
線の電位(電源電位)の高さを情報として有するデジタ
ルの補正信号が、D/A変換回路1511に入力する。
【0140】D/A変換回路1511に入力されたデジ
タルの補正信号は、アナログに変換され、電源供給線の
電源に入力される。電源供給線の電源は、入力されたア
ナログの補正信号によって定められた高さの電源電位
を、電源供給線に与える。外部の輝度が変化した場合に
は、それに対応するように電源供給線の電源電位を補正
し、使用者が見やすいように輝度を調整する。
【0141】なおRGBに対応する3種類のEL素子を
用いたELディスプレイの場合、輝度調整回路1508
及び電源供給線の電源は補正したい色ごとに設ける必要
がある。
【0142】また、本発明は、図25に示すような液晶
表示装置を表示装置に適用したノート型のコンピュータ
に適用することができる。図25(A)に示すコンピュ
ータは本体1401、液晶表示装置を用いた表示装置1
403、画像入力部1402、キーボード部1404を
備えており、本発明はキーボード部1404に適用する
ことができる。携帯性を重視した電子装置におけるキー
ボード部はキーの大きさや数に限界があり、本発明の操
作キーを用いることにより、それぞれのキーに情報表示
機能を持たせることで、データなどの入力作業を支援す
ることができる。
【0143】図25(B)に示す電話装置はファクシミ
リ機能が付加されたものでも良く、本体1410、受話
器1411、電話番号などを表示する表示装置141
2、操作キー1413などから成っている。本発明は操
作キー1413に適用することが可能であり、このよう
な据置型の電子装置においても利用者の入力作業を支援
して利便性を高めることができる。
【0144】図25では本発明が適用される電子装置の
一例について示したが、その他にもディッスクトップ型
コンピュータのキーボード、テレビ受像器やオーディオ
のリモコン、自動販売機の選択ボタン、様々な生産装置
の制御盤に設けるスイッチなどあらゆる電子装置に適用
できる。
【0145】
【発明の効果】本発明の電子装置は、記号を入力するた
めの操作キーに単位ディスプレイが設けられ、当該単位
ディスプレイによって表示される記号の画像で、利用者
が操作キーを識別することを可能としている。このよう
な構成によって、限られた数の操作キーを有効利用する
ことが可能となり、操作キーの多機能化と相まって利用
者の便利性を高めることができる。
【0146】さらに、電子装置の向きと、単位ディスプ
レイにより操作キーに表示される記号の向きとを、利用
者が適宜変えること可能とし、操作性を向上させてい
る。上記構成によって、電子装置の使い勝手を良くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯型の電子装置の一例を説明する図。
【図2】 本発明における電子装置の操作キーの構成を
説明する図。
【図3】 本発明における電子装置の操作キーの構成を
説明する図。
【図4】 本発明における電子装置の操作キーの構成を
説明する図。
【図5】 単位ディスプレイの構成を説明する図。
【図6】 単位ディスプレイの構成を説明する図。
【図7】 マスクROMの構成を説明する図。
【図8】 本発明の電子装置の構成を説明するブロック
図。
【図9】 コントローラーの構成を説明する図。
【図10】 タッチパネルの構成を説明する図。
【図11】 本発明における電子装置の操作キーの構成
を説明する図。
【図12】 単純マトリクス型の画素部の構成を説明す
る図。
【図13】 単位ディスプレイの駆動回路と画素部の構
成を説明する断面図。
【図14】 単位ディスプレイの画素部の構成を説明す
る上面図と等価回路図。
【図15】 単位ディスプレイの入力端子部の構成を説
明する図。
【図16】 単位ディスプレイの入力端子部の構成を説
明する図。
【図17】 単位ディスプレイの構成を説明するブロッ
ク図。
【図18】 本発明における電子装置の操作パネルの拡
大図。
【図19】 本発明を用いた携帯型の電子装置の外観
図。
【図20】 本発明における電子装置の操作パネルの拡
大図。
【図21】 本発明を用いた携帯型の電子装置の操作形
態について説明する図。
【図22】 本発明を用いた携帯型の電子装置の操作形
態について説明する図。
【図23】 センサ部の構成を説明する図。
【図24】 センサ部から出力された信号によって輝度
が補正される仕組みを説明する図。
【図25】 電子装置の一例を説明する図。
【図26】 引き出し配線の接続構成を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 691 G09G 3/20 691A 3/30 3/30 H H04M 1/00 H04M 1/00 U 1/02 1/02 A C 1/22 1/22 1/23 1/23 A 1/725 1/725 Fターム(参考) 5B020 BB10 DD27 5C080 AA06 BB05 CC01 DD13 DD21 DD22 EE01 EE17 EE23 EE26 FF08 FF09 HH10 JJ01 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 KK07 KK43 5K023 AA07 BB11 GG04 HH06 LL01 PP01 PP11 5K027 AA11 FF01 FF22 HH30

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性のボタンと、該ボタンの下部に設け
    られた画素部と、該画素部の駆動を制御する駆動回路と
    を有する操作キーが、複数設けられた電子装置であっ
    て、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示されることを特徴とする電
    子装置。
  2. 【請求項2】透光性のボタンと、該ボタンの下部に設け
    られた画素部と、該画素部の駆動を制御する駆動回路と
    を有する操作キーが複数設けられ、かつ電話として機能
    する電子装置であって、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示されることを特徴とする電
    子装置。
  3. 【請求項3】透光性のボタンと、該ボタンの下部に設け
    られた画素部と、該画素部の駆動を制御する駆動回路と
    を有する操作キーが、複数設けられた電子装置であっ
    て、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示され、 前記画素部に表示される記号の向きが切り替わることを
    特徴とする電子装置。
  4. 【請求項4】透光性のボタンと、該ボタンの下部に設け
    られた画素部と、該画素部の駆動を制御する駆動回路と
    を有する操作キーが複数設けられ、かつ電話として機能
    する電子装置であって、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示され、 前記画素部に表示される記号の向きが切り替わることを
    特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】表示部が設けられた第1のパネルと、操作
    キーが複数設けられた第2のパネルとを有する電子装置
    であって、 前記第1のパネルと前記第2のパネルは連結されてお
    り、 前記操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの下部に
    設けられた画素部と、前記画素部の駆動を制御する駆動
    回路とを有し、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示されることを特徴とする電
    子装置。
  6. 【請求項6】表示部が設けられた第1のパネルと、操作
    キーが複数設けられた第2のパネルとを有し、かつ電話
    として機能する電子装置であって、 前記第1のパネルと前記第2のパネルは連結されてお
    り、 前記操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの下部に
    設けられた画素部と、前記画素部の駆動を制御する駆動
    回路とを有し、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示されることを特徴とする電
    子装置。
  7. 【請求項7】表示部が設けられた第1のパネルと、操作
    キーが複数設けられた第2のパネルとを有する電子装置
    であって、 前記第1のパネルと前記第2のパネルは連結されてお
    り、 前記操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの下部に
    設けられた画素部と、前記画素部の駆動を制御する駆動
    回路とを有し、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示され、 前記画素部に表示される記号の向きが切り替わることを
    特徴とする電子装置。
  8. 【請求項8】表示部が設けられた第1のパネルと、操作
    キーが複数設けられた第2のパネルとを有し、かつ電話
    として機能する電子装置であって、 前記第1のパネルと前記第2のパネルは連結されてお
    り、 前記操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの下部に
    設けられた画素部と、前記画素部の駆動を制御する駆動
    回路とを有し、 前記画素部及び前記駆動回路は、全て同一基板上に形成
    されており、 前記操作キーにより前記電子装置に情報として入力され
    る記号が、前記画素部に表示され、 前記画素部に表示される記号の向きが切り替わることを
    特徴とする電子装置。
  9. 【請求項9】複数の操作キーと、コントローラーと、メ
    モリーとが設けられた電子装置であって、 前記複数の操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの
    下部に設けられた画素部と、該画素部の駆動を制御する
    駆動回路とをそれぞれ有し、 前記複数の操作キーが有する全ての前記画素部及び前記
    駆動回路は、同一基板上に形成されており、 前記コントローラーによって、前記操作キーにより前記
    電子装置に入力される記号の画像情報が前記メモリーか
    ら読み出され、前記画素部に前記記号が表示されること
    を特徴とする電子装置。
  10. 【請求項10】複数の操作キーと、コントローラーと、
    メモリーとが設けられた電子装置であって、 前記複数の操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの
    下部に設けられた画素部と、該画素部の駆動を制御する
    駆動回路とをそれぞれ有し、 前記複数の操作キーが有する全ての前記画素部及び前記
    駆動回路は、同一基板上に形成されており、 前記コントローラーによって、前記操作キーにより前記
    電子装置に入力される記号の画像情報が前記メモリーか
    ら読み出され、前記画素部に前記記号が表示され、 前記画素部に表示される記号の向きが切り替わることを
    特徴とする電子装置。
  11. 【請求項11】複数の操作キーと、コントローラーと、
    メモリーとが設けられた電子装置であって、 前記複数の操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの
    下部に設けられた画素部と、該画素部の駆動を制御する
    駆動回路とをそれぞれ有し、 前記複数の操作キーが有する全ての前記画素部及び前記
    駆動回路は、同一基板上に形成されており、 前記画素部には、前記操作キーにより前記電子装置に情
    報として入力される記号が表示され、 前記メモリーには、前記記号の向きが異なる2つの画像
    情報が記憶されており、 前記コントローラーによって、前記2つの画像情報が前
    記メモリーから読み出されることで、前記画素部に表示
    される記号の向きが切り替わることを特徴とする電子装
    置。
  12. 【請求項12】複数の操作キーと、コントローラーと、
    メモリーとが設けられた電子装置であって、 前記複数の操作キーは、透光性のボタンと、該ボタンの
    下部に設けられた画素部と、該画素部の駆動を制御する
    駆動回路とをそれぞれ有し、 前記複数の操作キーが有する全ての前記画素部及び前記
    駆動回路は、同一基板上に形成されており、 前記メモリーには、前記操作キーにより前記電子装置に
    入力される記号の画像情報が、複数記憶されており、 前記コントローラーによって選択された前記複数の画像
    情報のいずれか1つが前記メモリーから読み出され、前
    記画素部に前記記号が表示されることを特徴とする電子
    装置。
  13. 【請求項13】請求項9乃至請求項12のいずれか一に
    おいて、前記コントローラー及び前記メモリーは前記基
    板上に形成されていることを特徴とする電子装置。
  14. 【請求項14】請求項9乃至請求項13のいずれか一に
    おいて、前記メモリーはフラッシュメモリーまたはマス
    クROMであることを特徴とする電子装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至請求項14のいずれか一に
    おいて、前記画素部はEL素子を有する複数の画素を備
    えていることを特徴とする電子装置。
  16. 【請求項16】請求項15において、前記EL素子は三
    重項励起子化合物を含むことを特徴とする電子装置。
  17. 【請求項17】請求項1乃至請求項16のいずれか一に
    おいて、前記記号は、文字、数字または絵文字を含むこ
    とを特徴とする表示装置。
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KR101266248B1 (ko) * 2006-08-07 2013-05-22 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치, 그 제조 방법 및 이를 갖는 이동통신 단말기

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