JP2002174413A - 有害物質除去加熱炉 - Google Patents

有害物質除去加熱炉

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JP2002174413A JP2001244584A JP2001244584A JP2002174413A JP 2002174413 A JP2002174413 A JP 2002174413A JP 2001244584 A JP2001244584 A JP 2001244584A JP 2001244584 A JP2001244584 A JP 2001244584A JP 2002174413 A JP2002174413 A JP 2002174413A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、硫酸ピッチ、PCB、有害物質を
含む焼却灰、廃タイヤ、汚泥、医療廃棄物等に含まれて
いるダイオキシン等の有害物質を燃焼することにより発
生する有害ガスを除去するための加熱炉に関する発明で
ある。 【構成】 本発明は、硫酸ピッチ、PCB、有害物質を
含む焼却灰、廃タイヤ、汚泥、医療廃棄物等の廃棄物を
投入する投入部と、前記投入部に投入された廃棄物を加
熱し焼却する加熱部と、廃棄物を加熱焼却する際に発生
する排ガスを導くための導管と、排ガス中に含まれてい
る有害物質を吸着するための吸着部と、排ガス中の微細
な塵を取り除きクリーンにした排ガスを大気中に排出す
る排出部からなることを特徴とする有害物質除去加熱炉
の構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硫酸ピッチ、PCB、
有害物質を含む焼却灰、廃タイヤ、汚泥、医療廃棄物等
に含まれているダイオキシン等の有害物質を燃焼するこ
とにより発生する有害ガスを除去するための加熱炉に関
する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来より、硫酸ピッチ、焼却灰、プラス
チック等のゴミを焼却炉で焼却するのには、ダイオキシ
ン、二酸化炭素等の有害物質が発生するために、ダイオ
キシン等の有害物質の発生を無くすために高温で焼却し
ている。
【0003】しかしながら、ダイオキシン、二酸化炭素
等の有害物質の発生を無くすために、焼却炉を高温にし
てプラスチック等のゴミを燃焼させる必要から高温に耐
えられる設備装置が必要となるため、焼却するための設
備装置が大がかりなものになってしまうとの欠点及び設
備及び装置の建設に多額を必要であるとの欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、加熱し焼却し
てもダイオキシン、二酸化炭素等の有害物質の発生を無
くし、小型でしかも製造及び設置の費用が極めて安い有
害物質除去加熱炉を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、硫酸ピッチ、PCB、有害物質を含む
焼却灰、廃タイヤ、汚泥、医療廃棄物等の廃棄物を投入
する投入部と、前記投入部に投入された廃棄物を加熱し
焼却する加熱部と、廃棄物を加熱焼却する際に発生する
排ガスを導くための導管と、排ガス中に含まれている有
害物質を吸着するための吸着部と、排ガス中の微細な塵
を取り除きクリーンにした排ガスを大気中に排出する排
出部からなることを特徴とする有害物質除去加熱炉の構
成とした。
【0006】
【実施例】以下に添付図面に基づき、本発明である有害
物質除去加熱炉について詳細に説明する。図1は、本発
明である有害物質除去加熱炉全体の平面図である。
【0007】本発明である有害物質除去加熱炉1は、硫
酸ピッチ、PCB、有害物質を含む焼却灰、廃タイヤ、
汚泥、医療廃棄物、プラスチック等の廃棄物を投入する
投入部2と投入された廃棄物を加熱し焼却する加熱部3
と廃棄物を加熱焼却する際に発生する排ガスを導くため
の導管7と、排ガス中に含まれている有害物質を吸着す
るための吸着部4と、排ガス中の微細な塵を取り除きク
リーンにした排ガスを大気中に排出する排出部5からな
る。
【0008】図1に示すように、硫酸ピッチ、PCB、
有害物質を含む焼却灰、廃タイヤ、汚泥、医療廃棄物、
プラスチック等の廃棄物8は、先ず、ホッパー2a内に
投入後、エアシリンダー2bを駆動して前記廃棄物を導
管2c内に強制的に送り込み、加熱部3の加熱炉3a内
に送り込む。
【0009】加熱炉3a内に送り込まれた廃棄物8は、
高温で加熱されると分解し、塵、有害物質等が含まれて
いる排ガスが導管7内に流れ込み、導管7内で、加熱さ
れて排ガス中の有害物質が燃焼されて減少する。
【0010】導管7内で、排ガス中の有害物質が除去さ
れるが、完全に除去されることがないので、前記排ガス
を第1吸着部4a内の第1吸着材4cを通過させるとと
もに、第2吸着部4bの吸着材4dを通過させて排出部
5に送り出し、フィルター5cを通過させて排ガス中に
含まれている有害物質を完全に除去して大気中に放出さ
せる。
【0011】図2は、本発明である有害物質除去加熱炉
を構成する投入部の縦断面図である。図2に示すよう
に、投入部2は、硫酸ピッチ、PCB、有害物質を含む
焼却灰、廃タイヤ、汚泥、医療廃棄物等の廃棄物2dを
投入するホッパー2aと、ホッパー2a内に投入された
前記廃棄物2dを導管2c内に強制的に送り込むための
エアシリンダー2bと、加熱部3の加熱炉3a内に送り
込むための流路である導管2cとから構成されている。
符号2eはスクリューであり、廃棄物を加熱炉3aに送
り込むためのスクリューである。
【0012】導管2cの一端にはエアシリンダー2bが
取り付けられているとともに、前記エアシリンダー2b
の近接位置にラッパ状のホッパー2aが導管2cに固定
されている。導管2cの他端は、図3に示すように、加
熱炉3aに固定されている。
【0013】図3は本発明である有害物質除去加熱炉の
加熱炉及び導管の縦断面図、図4は本発明である有害物
質除去加熱炉の加熱炉及び導管の横断面図である。図4
は図3中のAーAに沿った横断面図である。
【0014】図3及び図4に示すように、加熱部3の加
熱炉3a内には隔壁3iがあり、隔壁3iと外壁3j間
に形成されている発熱体室3hには発熱体3eが設置さ
れている。
【0015】加熱炉3aの下部には、図4に示すよう
に、複数の電極3a、3a・・・を有する電極棒3g、
3g・・・・が放射状に取り付けられている。前記電極
3a、3a・・・は、加熱炉3aの下部外周に突出す
る。発熱体室3hは、導管内7aに連通している。前記
導管7は、加熱炉3aの電極棒3gの位置より上方の位
置に設けられている。
【0016】また、加熱炉3aの下部には、点検口3f
が形成されていて、点検口3fには点検蓋3cが開閉可
能に取り付けられている。点検口3fは、炉内3dの状
態を確認し修理するためのものである。
【0017】電極棒3g、3g・・・上には受け皿6が
設置されていて、受け皿6内に導管2cから送り込まれ
落下した硫酸ピッチ、焼却灰等の廃棄物8が入いる。加
熱炉3aの下部には、空気取入口9が形成されている。
【0018】図3に示すように、受け皿6の下にある電
極棒3gに通電し発熱させて、受け皿6の底を2000
℃〜3000℃に加熱すると、受け皿6が加熱されると
受け皿6内の廃棄物8が高温で加熱され加熱廃棄物8a
となり、加熱廃棄物8aから排ガス8bが発生し、炉内
3d内に充満する。
【0019】加熱廃棄物8bから発生した排ガス8bが
炉内3d内に滞留中に、発熱体室3hに設置されている
発熱体3eを1200℃〜2000℃に発熱させると炉
内3dの排ガス8bは、再度加熱されて排ガス8b中の
ダイオキシン等の有害物質が焼却される。
【0020】再度加熱されて排ガス8b中のダイオキシ
ン等の有害物質が焼却されて除去された排ガス8bは、
炉内3dを上昇し、発熱体室3hを通り、導管内7aに
流れ出る。
【0021】前記導管7には、発熱体7bが取り付けら
れていて、炉内3dから導管内7aに流れ込んできた排
ガス8cは、発熱体7bの発熱により2000℃以上で
加熱される。この加熱により、排ガス8c中に含まれて
いるダイオキシン等の有害物質が除去される。そして、
有害物質が除去された排ガス8dは第1吸着部4aに送
り出される。
【0022】図5は、本発明である有害物質除去加熱炉
の一部断面図である。即ち、第1吸着部4aと第2吸着
部4bの縦断面を示した図である。導管7内に設けられ
ている第1吸着部4aは、図5に示すように、第1吸着
部4aの内方に突出する複数の隔壁4e、4e、4e、
4eが一定の間隔で設けてある。
【0023】左端部に突設する最初の隔壁4eは下方か
ら上方に向かって設けられているが、前記最初の隔壁4
eの右方向に設けられているの隔壁4eは上方から下方
に垂下するように突設する。このように、隔壁4eが突
出する方向は、交互に突出する構造である。
【0024】図5に示すように、隔壁4e、4e、4
e、4eの下方又は上方には通路4f、4f、4f、4
fが形成されている。図5に示すように、前記各通路4
fは、隔壁4e、4e、4e、4eが突出する方向が交
互に突設すると同じように、上下交互に形成されてい
る。
【0025】即ち、最初の通路4fが隔壁4eの上端の
上方に形成されていれば、次の通路4fは隔壁4eの下
端の下方に形成されている。このように、通路4f、4
f、4f、4fが上下に交互に形成することにより、導
管7から流れ込む排ガス8bが吸着材4c、4c、4
c、4cの中心部を通過させて、排ガス8bに含まれて
いるダイオキシン等の有害物質を効率的に吸着材4c、
4c、4c、4cに吸着させることにより除去するため
である。ここで、吸着材4c、4c、4c、4cとして
は、ゼオライトを用いる。
【0026】前記吸着材4c、4c、4c、4cを通過
した排ガス8dは、次に、排出部5の導管5a内に収納
されている第2吸着材4d内を通過する。第2吸着部4
dを通過した排ガス8eは、図1に示すように、排出部
5の導管5a内及び導管5b内を通り、フィルター5c
を通過し、ファン5dにより排ガス中に含まれている有
害物質が完全に除去されると共に大気中に強制的に排出
される。
【0027】図6は、本発明である有害物質除去加熱炉
の他の実施例の縦断面図である。本例の有害物質除去加
熱炉1では、導管7が電極棒3gの下の位置に設けられ
ている構造である。
【0028】図7から図23までは、本発明である有害
物質除去加熱炉1の第2実施例である。以下、添付図面
に基づいて、本例の有害物質除去加熱炉を詳細を説明す
る。
【0029】図7は、本発明である有害物質除去加熱炉
全体の正面図である。図7に示したように、有害物質除
去加熱炉10は、有害物質である硫酸ピッチ、PCB等
の廃棄物を投入する投入部11aと、廃棄物を加熱し焼
却する加熱部11と、加熱焼却後に発生する排ガスが通
過する煙道12と、排ガス中に含まれる有害物質を吸着
する吸着部14と、吸着部14によって有害物質を除去
した排ガスを大気中に排出する排出部18と、加熱部1
1、煙道12、吸着部14、排出部18内の燃焼温度等
をコントロールする制御部19とからなる。
【0030】図7に示したように、投入部11aは、硫
酸ピッチ、PCB等の廃棄物を投入する個所である。投
入部11aから投入された廃棄物は、加熱炉11で加熱
焼却され、有害物質が含まれた状態の排ガス8bとな
り、加熱炉11に取り付けられている連結管11eから
煙道12へ送り込まれる。
【0031】煙道12に送り込まれた排ガス8bは、加
熱炉11内の燃焼温度を下げることなく、煙道12を通
過する。燃焼温度が低下するのを防止するために、図7
に示したように、煙道12の外壁12aには、温度セン
サー12g、12g、12g・・・を一定の間隔をおい
て複数取り付けられていていることを特徴とする。
【0032】煙道12の内の温度を制御部19の温度計
で逐次確認できるようにしてある。煙道12へ流れ込む
排ガスの温度は、PCB等の廃棄物からダイオキシンが
発生しない1000℃以上の温度である。
【0033】図8は、本発明である有害物質除去加熱炉
の第2実施例平面図である。図8に示したように、本例
の有害物質除去加熱炉10は、加熱部11と煙道12、
13と吸着部14と排出部18と制御部19とからな
る。
【0034】図8に示したように、加熱部11には、送
風機24が設置されている。送風機24は、モーター2
4aと羽根24bで構成される装置である。また、送風
機24は、排ガス8bを加熱部11の加熱炉11bから
煙道12の内の吸着部14へ、加熱部11の外部から強
制的に外気を加熱部11内に送り込むためである。送風
機24に取り付けられている風を送り込む導管24c
は、加熱炉11のの内部まで差し込まれている。なお、
送風機24の詳細は、図20で説明する。
【0035】複数の温度センサー12g、12g、12
g・・・・が、煙道12の外壁12a、12a、12a
・・・に取り付けてある。煙道12は、複数の煙道管が
接続されている。符号12hは、煙道管と煙道管が接合
した接合部である。
【0036】外壁12aの上面には、煙道12内を点検
する点検口が形成されていて、点検口には開閉可能に開
口蓋12bが取り付けられている。開口蓋12bの上に
は、押圧板12fが取り付けられていて、押圧板12f
により開口蓋12bを押圧している。押圧板12fは、
ハンドル12dを有する締め付け用の取付軸12eによ
り締め付けられている。
【0037】煙道12は、煙道12の接合部12hと煙
道13との接合部13bで接合されている。煙道13の
外壁13aの左右には接合部13bがある。煙道13と
煙道12との相違は、煙道13の左端部13hと表面部
13iと上部13jの3カ所に略長方形状の開口部が設
けられたことである。一方、煙道13が接続されている
煙道12は存在しない。
【0038】煙道13の左端部13hは、開口蓋13c
が設けられていて、2カ所のハンドル13eを有する軸
により軸止めされている。一方、煙道13の13上面1
3iには押圧板13fがあり、3カ所にあるハンドル1
3e付の取付軸13gにより締め付けられている。
【0039】図9は、本発明である有害物質除去加熱炉
の第2実施例の背面図である。煙道13の上部13j
に、導管15dにより接続されている第1吸着部15、
吸着部14及び排出部18の詳細を説明する。図9に示
したように、吸着部14は、第1吸着部15と、第2吸
着部16、第3吸着部17とからなる。
【0040】第1吸着部15、第2吸着部16及び第3
吸着部17は、円筒状の中空の筒体15b、16bと燃
焼ガスが流れるように中空の導管15e、16d、16
e、17eとからなる。各吸着部15、16、17と導
管15e、16d、16e、17eの接合は、溶接若し
くは、ボルト等で固定されている。詳細は図14で説明
する。
【0041】図9に示したように、排出部18は、略直
方体の形状の筒体18bと、筒体18bをを支持するた
めの下枠18cからなる。筒体18bの上面には、発生
したガスを排出するための開口部18aがあり、略直方
体の形状の筒体18bの下部には下枠18cがある。
【0042】そして、筒体18bの下部に設けられてい
る導管18fと第3吸着部17の下部に設けた導管17
eとは接合されていて、筒体18bと第3吸着部17内
とは連通している。
【0043】第1吸着部15〜第3吸着部17を通過し
たガスは、排出部18から外部へ排出される。なお、ガ
スの排出を補助するために、第3吸着部17に第1ファ
ン22が設けられている。
【0044】図10は本発明である有害物質除去加熱炉
の第2実施例の右側面であり、図11は本発明である有
害物質除去加熱炉の第2実施例の左側面を示した図であ
る。図10及び図11に基づいて、加熱部11と排出部
18、加熱部11と第1吸着部15との各位置関係につ
いて詳細を説明する。
【0045】図10に示したように、加熱部11の右側
に排出部18があり、排出部18の右側には制御部19
の制御盤21、電源盤20が設置されている。
【0046】加熱部11の正面には、上部にホッパー状
の投入部11aが設置されていて、加熱部11の中央に
ある加熱炉11bには、点検口をカバーする点検蓋11
cが開閉可能に取り付けられている。加熱炉11bに取
り付けられた点検蓋11cの左右端部の角には、複数の
ハンドル11g、11g、11g、11gを回転操作す
ることにより開閉することができる。
【0047】図11に示したように、加熱部11と第1
吸着部15と位置関係は、加熱部11の左側に、第1吸
着部15が設置されている。第1吸着部の左側には制御
部19の制御盤21及び電源盤20が設置されている。
【0048】図11に示した加熱部11に連結した煙道
13の正面には、長方形状の開閉可能な開口蓋13cが
あり、押圧板13fはハンドル13eを有する取付軸1
3g、13gにより開口蓋13cを押圧している。
【0049】図12は本発明である有害物質除去加熱炉
の第2実施例炉の正面図であり、図13は本発明である
有害物質除去加熱炉の第2実施例炉の平面図である。
【0050】図12は、加熱部の正面を示した正面図で
ある。加熱部11は、投入部11aと加熱炉11bとか
らなる。図12に示したように、投入部11aは、PC
B、硫酸ピッチ等の廃棄物を加熱炉11b内に投入する
個所であり、擂り鉢状のホッパーがある。加熱炉11b
は、本体は中空の略6角柱の構造であり、中央部には加
熱炉11b内で廃棄物が焼却時された際に加熱炉の内部
の確認、修理及び点検を行うための点検口に開閉可能に
取り付けた点検蓋11cがある。
【0051】点検蓋11cは、上下の蝶番11fにより
加熱炉11bに開閉可能に取り付けられいる。点検蓋1
1cの四隅にはハンドル11g、11g、11g、11
gを有する点検蓋11cを締め付けるための取付軸11
h、11h、11h、11hが取り付けられ、点検蓋1
1cが廃棄物の燃焼中に開口しないよう締め付けてい
る。
【0052】加熱炉11bの下部には、加熱炉11b内
の廃棄物を燃焼させる点火元である複数のプラス極の電
極棒(+)11p、11p、11p及びマイナス極の電
極棒(−)11o、11o、11oが、加熱炉11bを
取り囲むように取り付けらている。詳細は図13で説明
する。
【0053】図12及び図13に示したように、電極板
11m、11mの上絶縁体11lの下には電極板11
m、11mがあり、更に下にはラス極の電極棒(+)1
1p、11p、11pとマイナス極の電極棒(−)11
o、11o、11oが取り付けられている。前記絶縁体
11lは、取付板11k上のハンドル11iを有する取
付軸11jにより軸止めされている。
【0054】図13に示すように、絶縁体11l、11
lと制御部19から延びたケーブル19aでは、ケーブ
ル19aは絶縁体11lの下に取り付けた電極板11m
に接続されており、電極板11m、11mまで電気を導
くためのケーブル19aである。
【0055】加熱部11の下部には、ケーブル19aが
加熱炉19bの外周をを取り囲む様に配線されている。
ケーブル19aは、各ハンドル11i、11a、11a
・・・、ハンドルの中心にある取付軸11j、取付軸1
1jが貫通する取付板11k、取付板11kの内部に設
けた円柱状態の絶縁体11l、同じく円柱上の電極板1
1mに取り付けられている。
【0056】図14は、本発明である有害物質除去加熱
炉の拡大背面図である。即ち、図14では、本例の有害
物質除去加熱炉の背面を拡大し、吸着部14と排出部1
8を示した図である。
【0057】図14に示したように、第1吸着部15
は、上部に取っ手15gが取り付けた上蓋15aと、筒
状の筒体15bと、筒体15bを設置するための固定枠
15cとからなる。
【0058】第1吸着部15の筒体15bの上部には導
管15dがあり、煙道13に連結されている。一方、第
1吸着部15の筒体15bの下部には導管15eがあ
り、第2吸着部16の下部にある導管16dと連結す
る。
【0059】次に、図14に示したように、第2吸着部
16は、上部に取っ手16gが取り付けられた上蓋16
aと、筒状の中空の筒体16bと、筒体16bを設置す
るための固定枠16cとからなる。
【0060】第2吸着部16の筒体16bの上部には導
管16eがあり、第3吸着部17の上筒体17bの上部
にある導管17dに連結されている。また、第3吸着部
17の下筒体17cにある導管17fと排出部18の筒
体18bの下部にある導管18fが連結されている。
【0061】第3吸着部17は、上部に取っ手17jが
取り付けられた上蓋17aと、円筒状の上筒体17b
と、駆動源であるモータ23を有する第1ファン22
と、円筒状の下筒体17cと、下筒体を設置するための
下枠17dとからなる。モータ23にはコード23aが
接続されていて、制御部19によりモータ23の回転速
度をコントロールされている。
【0062】第1ファン22の上端と下端には鍔22a
が形成されている。上端の鍔22aには上筒体17bの
下端に形成されれている鍔とを接合させボルトナット1
7h、17iにより締め付けて連結し、下端の鍔22a
には下筒体17cの上端に形成されている鍔を接合させ
てボルトナット17h、17iにより締め付けて連結し
ている。
【0063】図14に示したように、第1ファン22が
取り付けられていなければ、第1吸着部15、第2吸着
部1616を通過してきた排ガスの流れは次第に遅くな
ってきている。そこで、第1ファン22を駆動させて、
上筒体17b内にある排ガスを下筒体17c内に強制的
に送り込み、排出部18内に排ガスを送り込むためであ
る。
【0064】図15は、本発明である有害物質除去加熱
炉の第2実施例の排出部の正面図である。図15に示す
ように、排出部18は、開口部18aと筒体18bと下
枠18cと導管18fとからなる。なお、筒体18bの
内部には送気ファン18dとモーター18eが取り付け
られているが、図23で説明する。
【0065】図16は本発明である有害物質除去加熱炉
の第2実施例の電源盤の正面図、図17は本例の有害物
質除去加熱炉の制御板の正面図、図18は本例の有害物
質除去加熱炉の制御板の右側面図を示した図である。以
下に、図16〜図18に基づいて本例の有害物質除去加
熱炉の電極棒への放電点火や、煙道内の温度などを電気
的にコントロールし制御する制御部について説明する。
【0066】図16に示したように、制御部19は、電
源盤20と制御盤21からなる。電源盤20及び制御盤
21は、加熱部11、煙道12、吸着部14、排出部1
8から制御盤21→電源盤20の順に、電源盤20の内
部に設けた入出力端子までケーブル19aを使用し接続
されている。
【0067】図16に示した電源盤20は、4基の電源
盤20a、20b、20c、20dが電源盤20の内部
を連結ボルト20eで連結し、電源盤20a、20b、
20c、20dが一体化させている。
【0068】図16に示した電源盤20a、20b、2
0c、20dは、漏電防止などを防止する点検等でブレ
ーカーの確認ができるように前部の各扉が開閉する。左
より順に、電源盤20aの場合は右片開き扉20f、電
源盤20b、20cの場合は左右対称に開く両開き扉2
0g、20hであり、電源盤20i、20jの場合は両
扉20i、20jである。右端の電源盤20dの場合は
右の片開き扉20kである。
【0069】図16に示した電源盤20の右の片開き扉
20kの表面には、複数の表示灯20lと、自動/手動
切替スイッチ20m、運転開始ボタン20n、運転停止
ボタン20o・・が取り付けられている。
【0070】図16に示したように、加熱炉11bの放
電を行うべく運転を開始するためには、運転開始ボタン
20nを押すことで加熱炉11b内部のマイナス及びプ
ラスの電極棒11o、11pへ高圧の電気が流れる。ま
た、運転停止ボタン20oは、運転開始ボタン20nの
下方に設けている。なお、右片開き扉20f、両開き扉
20g、20h、両開き扉20i、20jの上方には、
電力又は電圧計が設けられている。
【0071】図17は、電源盤20からケーブルで接続
された制御盤21である。制御盤21は、両開き扉21
a、21bと、両開開き扉21a、21bの上方に設け
た表示灯21cと、両開き扉21a、21bの下方に設
け、図12に示した電極棒12o、12pと接続された
入出力端子21dと、両開き扉の右上方に設けた電力計
並びに温度計、電圧計からなる。
【0072】制御盤21の下方に設けた入出力端子21
dは、ケーブル19aと接続する。表示灯21cは、左
上より順に、電源表示灯、過電流警報灯、ヒューズ断警
報、過電流警報灯、非常停止灯、運転表示灯、停止表示
灯、自動表示灯、手動表示灯、自動/手動切替スイッチ
である。
【0073】図18に示したように、制御盤21の内の
電気回路が加熱しないよう冷却ファンの開口部21eを
制御盤21の右側面に設けた。
【0074】図19は加熱部及び煙道の縦断面図、図2
0は加熱部内に設置されている電極の横断面図、図21
は加熱部に設置したプラスの電極棒とマイナスの電極棒
の位置を示した平面図である。以下に、図19、図20
及び図21に基づいて、制御部19の電源盤20と制御
盤21の操作によって、加熱炉の放電点火について説明
する。
【0075】図19に示したように、投入部11aから
投入されたPCB等の廃棄物2dは、略円筒形の状の加
熱部内11tを経て電極棒11o、11pが取り付けら
れた受け皿11sまで落下する。
【0076】受け皿11sの下方には、燃焼時に外気を
取り込むため、水平方向にガス取入枠11q、11rが
設けてある。加熱炉11bの底部には、ガスの取入れが
できる円形状の貫通孔25が形成されている。
【0077】加熱炉11b内の内壁面には、熱が外に漏
れないように、断熱材11uが取り付けられている。ま
た、煙道12内にもまた、熱が外部に漏れることを防止
するために断熱材11uが取り付けられている。
【0078】図19に示したように、廃棄物2dを燃焼
させるには、制御部19から電極棒11p、11oを経
て通電する。通電により受け皿11sの中心部では、放
電が起こり、加熱炉内11tの温度は、1000℃〜1
450℃まで上昇する。そこで、廃棄物2dが燃焼し始
め、加熱廃棄物8aに変わり、排ガス8bが発生する。
【0079】加熱炉11b内で発生した排ガス8bは、
加熱炉内11tの上方に滞留する。しかし、送風機24
から延びた送気管24cより、風が加熱炉11bの底部
から上方に送り出され煙道12まで、廃ガス8bが送り
込まれる。
【0080】また、煙道12内は、加熱炉内11tと同
じ温度を維持できるため、排ガスの温度が1000℃〜
1450℃の状態で再度燃焼し、有害物質であるダイオ
キシンなどが焼却される。
【0081】図20は、加熱炉内11tで使用するプラ
ス極の電極棒11pとマイナス極の電極棒11oとの配
置について示した図である。図20に示したように、複
数のプラス電極棒11p、11p、11p、11o、1
1o、11oは、正6角形状の加熱部11の各辺と直
角、かつ、加熱炉11bの中心方向に向かって、各電極
棒11p、11p、11p、11o、11o、11oが
取り付けられている。
【0082】図20に示したように、送風機24に取り
付けられた導管24cの先端部は、加熱部11の加熱炉
11b内の中心に向かって設置されている。この導管2
4cは、加熱炉11b内の3本の電極(−)11o、1
1o、11oのうち、中心の電極(−)を外周から囲む
状態でかつ、左右端の電極棒11o、11oに挟まれる
状態である。
【0083】図21に示したように、加熱炉内11tに
は、電極棒はプラス極の電極棒11p、11p、11p
とマイナス極の電極棒11o、11o、11oが取り付
けられており、各電極棒のプラス極と各マイナス極の取
り付け位置は、対向する位置に取り付ける。
【0084】即ち、加熱炉内11tに、プラスの電極棒
11pの先端とマイナスの電極棒11oの先端は対向さ
せて位置に設置する。プラスの電極棒11p及びマイナ
スの電極棒11oは等間隔に設置し、各電極棒11o、
11pの先端は加熱炉内11tの中心に向けて取り付け
る。
【0085】取り付ける順番は、プラスの電極棒11
p、プラスの電極棒11p、プラスの電極棒11p、マ
イナスの電極棒11o、マイナスの電極棒11o、マイ
ナスの電極棒11oである。
【0086】図22は本例の有害物質除去加熱炉の全体
の横断面図、図23は本例の有害物質除去加熱炉の背面
の吸着部と送気ファンの縦断面図である。以下に、図2
2及び図23に基づいて、燃焼したガスがどのようにし
てダイオキシンなどの有害物質が取り除かれていくかを
説明する。
【0087】図22に示したように、排ガス8bは、加
熱部11から煙道12、13の排出部18まで高温の状
態で移動する。煙道13を通過した排ガスは、吸着部1
4内に取り付けられた吸着材4cによりダイオキシン等
の有害物質が吸着されるとともに排ガスの温度が下げら
れて移動する。吸着材4cの詳細は、図23で説明す
る。
【0088】排ガス8cを除去するための吸着材4c、
4cは、第1吸着部15の筒体15bの内壁面15f、
第2吸着部16の筒体16bの内壁面16fに取り付け
られている。なお、導管15d、16d、上筒体17
b、下筒体17c、導管17f、18fには、吸着材4
cは取り付けないため空洞である。
【0089】導管15d、15e、16d、16eを上
部、下部、上部のように交互に設けることは、各吸着部
内の排ガス8c等を吸着材4c、4cを通過する距離を
増加させ、有害成分をより多く吸着材4cに吸着するた
めである。なお、吸着材4cとしては、ゼオライトを使
用することがよいが、その他の吸着でもよい。
【0090】図23に示すように、第3吸着部17の上
筒体17bまで流れ込んだ排ガス8cは、第1ファン2
2により排出部18へ送り出され、排出部18の上方に
取り付けた複数の棒状のフィルター26を通過し、排出
部18の第2送風ファン27を経て排気ガス8dが大気
中に放出される。
【0091】排気部18内に取り付けられている棒状の
フィルター26は、排気部18の下部に取り付けられた
点検蓋18gから取り外しを行い交換する。第1吸着部
15及び第2吸着部16の吸着材4c、4cのゼオライ
トは、第1吸着部15の取っ手15gと、第2吸着部の
取っ手16gから交換を行うことができる。
【0092】
【発明の効果】本発明である有害物質除去加熱炉は、以
上に述べたような構成であるから、以下のような効果が
得られる。
【0093】第1に、硫酸ピッチ、プラスチック等の廃
棄物を加熱し焼却してもダイオキシン、窒素酸化物、二
酸化炭素等の有害物質の発生することがない。
【0094】第2に、本有害物質除去加熱炉は、小型で
あるから設置面積は狭く設置費用が安いとともに、製造
コストが低廉で、故障が少なく保守管理費用が極めて安
い。
【0095】第3に、排気部に至るまで、複数の吸着材
や棒状のフィルターが取り付けられ有害物質が吸着する
ため、有害物質が全く含まれていないガスしか排出しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である有害物質除去加熱炉全体の平面図
である。
【図2】本発明である有害物質除去加熱炉を構成する投
入部の縦断面図である。
【図3】本発明である有害物質除去加熱炉の加熱炉及び
導管の縦断面図である。
【図4】図3中に示したA−A線に沿った横断面図であ
る。
【図5】本発明である有害物質除去加熱炉の一部断面図
である。
【図6】本発明である有害物質除去加熱炉の他の実施例
の縦断面図である。
【図7】本発明である有害物質除去加熱炉全体の正面図
である。
【図8】本発明である有害物質除去加熱炉全体の平面図
である。
【図9】本発明である有害物質除去加熱炉全体の背面図
である。
【図10】本発明である有害物質除去加熱炉全体の右側
面図である。
【図11】本発明である有害物質除去加熱炉全体の左側
面図である。
【図12】本発明である有害物質除去加熱炉の炉の正面
図である。
【図13】本発明である有害物質除去加熱炉の炉の平面
図である。
【図14】本発明である有害物質除去加熱炉の背面拡大
図である。
【図15】本発明である有害物質除去加熱炉の排出部の
正面図である。
【図16】本発明である有害物質除去加熱炉の電源盤の
正面図である。
【図17】本発明である有害物質除去加熱炉の制御盤の
正面図である。
【図18】本発明である有害物質除去加熱炉の制御盤の
右側面図である。
【図19】本発明である有害物質除去加熱炉の加熱部の
縦断面図である。
【図20】本発明である有害物質除去加熱炉の加熱部の
横断面図である。
【図21】本発明である有害物質除去加熱炉の加熱部の
電極棒を示した平面図である。
【図22】本発明である有害物質除去加熱炉の全体の横
断面図である。
【図23】本発明である有害物質除去加熱炉の背面の吸
着部と送気ファンの縦断面図である。
【符号の説明】
1 有害物質除去加熱炉 2 投入部 2a ホッパー 2b 押し出し部材 2c 導管 2d 廃棄物 2e スクリュー 3 加熱部 3a 加熱炉 3b 電極 3c 点検蓋 3d 加熱炉内 3e 発熱体 3f 点検口 3g 電極棒 3h 発熱体室 3i 隔壁 3j 外壁 4 吸着部 4a 第1吸着部 4b 第2吸着部 4c 吸着材(ゼオライト) 4d 吸着材(ゼオライト) 4e 隔壁 4f 通路 5 排出部 5a 導管 5b 導管 5c フィルター 5d ファン 6 受け皿 7 導管 7a 導管内 7b 発熱体 7c スクリュー 8 廃棄物 8a 加熱廃棄物 8b〜8e 排ガス 9 ガス取入孔 10 有害物質除去加熱炉 11 加熱部 11a 投入部 11b 加熱炉 11c 点検蓋 11d 投入口 11e 連結管 11f 蝶番 11g ハンドル 11h 取付軸 11i ハンドル 11j 取付軸 11k 取付盤 11l 絶縁体 11m 電極板 11n 電極板 11o 電極棒(−) 11p 電極棒(+) 11q ガス取入枠 11r ガス取入孔 11s 受け皿 11t 加熱炉内 11u 断熱材 12 煙道 12a 外壁 12b 開口蓋 12c 煙道内 12d ハンドル 12e 取付軸 12f 押圧板 12g 温度センサー 12h 隔壁 13 煙道 13a 外壁 13b 隔壁 13c 開口蓋 13d 開口部 13e ハンドル 13f 押圧板 13g 取付軸 13h 左端部 13i 上面 13j 上部 14 吸着部 15 第1吸着部 15a 上蓋 15b 筒体 15c 固定枠 15d 導管 15e 導管 15f 内壁面 15g 取っ手 16 第2吸着部 16a 上蓋 16b 筒体 16c 固定枠 16d 導管 16e 導管 16f 内壁面 16g 取っ手 17 第3吸着部 17a 上蓋 17b 上筒体 17c 下筒体 17d 下枠 17e 導管 17f 導管 18 排出部 18a 開口部 18b 筒体 18c 下枠 18d 送気ファン 18e モーター 18f 導管 18g 点検蓋 19 制御部 19a ケーブル 20 電源盤 20a〜20d電源盤 20e 連結ボルト 20g〜20j両開き扉 20k 片開き扉 20l 表示灯 20m 自動/手動切替スイッチ 20n 運転開始ボタン 20o 運転停止ボタン 21 制御盤 21a〜21b両開き扉 21c 表示灯 21d 入出力端子 21e 開口部 22 第1ファン 22a 鍔 23 モーター 24 送風機 24a モーター 24b 羽根 24c 導管 25 貫通孔 26 フィルター 27 第2送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/00 119 B01D 53/34 134E 4D059 F23J 15/00 ZAB 4K056 F27D 17/00 104 B09B 3/00 303L 303C 303Z Fターム(参考) 3K062 AA23 AB01 AB02 AC01 AC02 AC14 AC20 3K065 AA23 AC02 AC03 AC14 AC20 3K070 DA02 DA05 DA24 DA32 DA58 DA72 4D002 AA21 AC04 BA04 BA12 BA14 CA07 DA45 EA02 GA03 GB20 4D004 AA02 AA11 AA36 AA48 AB07 AC04 CA28 CA47 CB04 CB31 CB42 DA02 DA20 4D059 AA00 BB01 BB11 CA14 CB06 EB20 4K056 AA19 BA02 BB08 CA20 DB07 DB12 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸ピッチ、PCB、有害物質を含む焼
    却灰、廃タイヤ、汚泥、医療廃棄物等の廃棄物を投入す
    る投入部と、前記投入部に投入された廃棄物を加熱し焼
    却する加熱部と、廃棄物を加熱焼却する際に発生する排
    ガスを導くための導管と、排ガス中に含まれている有害
    物質を吸着するための吸着部と、排ガス中の微細な塵を
    取り除きクリーンにした排ガスを大気中に排出する排出
    部からなることを特徴とする有害物質除去加熱炉。
  2. 【請求項2】 有害物質を含む廃棄物等を投入できる投
    入部と、前記等入部に投入した廃棄物を加熱焼却する加
    熱部と、前記加熱部により粒加熱焼却した廃棄物の排ガ
    スを通過させる煙道と、前記煙道を経てきた排ガスの有
    害物質を吸着する吸着部と、前記吸着部を通過し有害物
    質を取除かれた排ガスを屋外に排出する排出部と、前記
    加熱部、煙道、吸着部、排出部等を制御する制御部とか
    らなることを特徴とする有蓋物質除去加熱炉。
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