JP2002174103A - タービンブレードを保持するための工具 - Google Patents

タービンブレードを保持するための工具

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JP2002174103A JP2001312904A JP2001312904A JP2002174103A JP 2002174103 A JP2002174103 A JP 2002174103A JP 2001312904 A JP2001312904 A JP 2001312904A JP 2001312904 A JP2001312904 A JP 2001312904A JP 2002174103 A JP2002174103 A JP 2002174103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンダープラットフォームのコーティング作
業に用いられる改良された工具を提供する。 【解決手段】 プラットホーム(14)を有する少なく
とも一つのタービンブレード(10)のアンダープラッ
トフォーム領域にコーティングを施す際に使用される、
タービンブレード(10)を保持するための工具であ
る。この工具は、コーティングを施す際に、少なくとも
一つのタービンブレードを保持するための少なくとも一
つの固定具(32)を含んでいる。固定具(32)は、
タービンブレード(10)を受容するためのベース受容
部(34)と、ベース受容部(34)のためのカバー
(36)を有している。ベース受容部(34)とカバー
(36)は、コーティングされるアンダープラットフォ
ーム領域の形状と一致する形状である開口(62)をそ
れぞれ有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つ以上のタービ
ンブレードのアンダープラットフォーム領域(プラット
フォーム下側領域)に陰極アークコーティングを施す際
にタービンブレードを保持するための工具に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットエンジンのタービンブレード
は、不利な、腐食性環境で作動し、過度の温度に晒され
る。このため、ブレードの各部分は、孔食(ピッチン
グ)など腐食や熱の影響に対抗するためにコーティング
される必要がある。このコーティングを必要とする各部
分の一つに、タービンブレードのアンダープラットフォ
ーム領域がある。
【0003】陰極アークコーティングや他の技術が、プ
ラチナ−アルミニドコーティング(platinum-aluminide
coating)のような種々のコーティングをタービンブレ
ードの様々な部分へ施すために用いられる。しかしなが
ら、ブレードのルート部や翼部(エーロフォイル部)を
マスクするための従来の工具は、工具自体に多くのコー
ティングが蒸着してしまう。その結果、コーティングす
べきアンダープラットフォーム領域へのアクセスが限ら
れてしまう。このため、タービンブレードのアンダープ
ラットフォーム領域へのコーティングの際に使用する改
良された工具が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、アンダープラットフォームのコーティング作業に用
いられる改良された工具を提供することにある。本発明
の他の目的は、標準的な陰極アークコーティング装置と
互換性のある上記の工具を提供することにある。本発明
の別の目的は、コーティングを必要とするアンダープラ
ットフォーム領域にのみコーティングの蒸着を許容する
ような特別な形状の開口を有する上述した工具を提供す
ることにある。本発明のさらに別の目的は、組立が容易
であり、また2度以上使用できる(つまり再使用可能
な)、上記の工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の各目的は、本発明
の工具によって達成される。本発明によれば、プラット
ホームを有する少なくとも一つのタービンブレードのア
ンダープラットフォーム領域にコーティングを施す際
に、該少なくとも一つのタービンブレードを保持するた
めの工具が提供される。この工具は、コーティングを施
す際に、一つ以上のタービンブレードを保持するための
一つ以上の固定具を有する。各固定具は、タービンブレ
ードを受容するためのベース受容部と、該ベース受容部
のカバーとを有する。ベース受容部およびカバーにはそ
れぞれ開口が設けられ、該開口の形状はコーティングさ
れるべきアンダープラットフォーム領域のそれぞれの形
状と対応している。特定の実施例において、本発明の工
具は、2つのタービンブレードのアンダープラットフォ
ーム領域の同時コーティングを可能にするために、一緒
に連結、つまり結合された2つの固定具を有する。
【0006】本発明の工具の他の詳細は、これに関連す
る目的や利点とともに、以下の詳細な説明および添付の
図面に記載されている。なお、図面においては、同様の
符号は同様の要素を示している。
【0007】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、図1は、コー
ティングされるべきタービンブレード10を示す。ター
ビンブレード10は、ルート部(root portion:根部な
いし基部)12と、プラットホーム14と、先端部16
と、翼部(エーロフォイル部)18とを有し、翼部18
には前縁20および後縁22が設けられている。このタ
イプのタービンブレードにおいて、アンダープラットフ
ォーム領域24として知られている、タービンブレード
10の各側上の、プラットホーム14の下のタービンブ
レード10の部分は、コーティングされることが望まれ
ている。コーティングされるべきアンダープラットフォ
ーム領域の大きさ(寸法)や形状は、タービンブレード
によって異なる。
【0008】図2および3を参照すると、アンダープラ
ットフォーム領域へコーティングを施す際にタービンブ
レードを保持する工具30の構成部品が示されている。
図示されるように、工具30は、少なくとも一つの固定
具32からなり、この固定具32は、タービンブレード
を受けるためのベース受容部34とベース受容部のため
のカバー36とを含んでいる。
【0009】ベース受容部34は、2つのセクション3
8および40を有している。第1のセクション38は、
タービンブレード10のルート部12を受けるものであ
り、端壁42と、側壁44および46と、背壁48とに
よって形成される。セクション38は、好ましくは、ブ
レードのルート部12の深さとほぼ等しい深さを有し、
ルート部12の大きさ(寸法)と略等しい長さを有す
る。ルート部12の角度をもった部分を収容するため
に、側壁46および48の一方は、側壁46および48
の他方よりも高くてもよい。
【0010】ベース受容部34の第2のセクション40
は、端壁50と、側壁52および54と、部分端壁56
および58と、背壁60とによって形成される。背壁6
0には、孔61および63が設けられており、これらの
目的は後述する。第2のセクション40の深さは、コー
ティングされるべきアンダープラットフォーム領域を有
するタービンブレードの深さと等しいかそれより小さ
い。第2のセクション40の長さは、プラットホーム1
4の下辺から先端部16までのタービンブレードの長さ
と略等しく、よって、タービンブレード10がベース受
容部34内に配されたとき、先端部16が端壁50に接
触し、プラットホーム14の下面部分が部分端壁56お
よび58に接触する。セクション40の幅は、好ましく
は、タービンブレード10のプラットホーム14の大き
さ(寸法)に対応し、よってプラットホーム14の一端
縁が側壁52に接触し、プラットホーム14の他端縁が
側壁54に接触する。
【0011】第1のセクション38は、当業技術分野に
おいて公知の適切な技術を用いて第2のセクション40
に結合することもできる。例えば、側壁44および46
は、部分端壁56および58にそれぞれ溶接される。望
ましくは、第1のセクション38は第2のセクション4
0と一体的に形成される。
【0012】図2に示されるように、開口62がベース
受容部34に設けられる。開口62の形状は、タービン
ブレードの片側のコーティングされるべきアンダープラ
ットフォーム領域24の形状に対応している。同図から
分かるように、開口62は、第1のセクション38の背
壁48の略直線状部64と、第2のセクション40の背
壁60に形成された2つの略非直線状側部66および6
8と、同様に背壁60に設けられ、側部66と68との
間に延在し、それらを結合する接続部70とにより形成
される。側部66および68と接続部70との形状は、
コーティングされるべきアンダープラットフォーム領域
の形状によって決定される。開口62は、固定具32に
よって違う形状であってよい。
【0013】コーティング作業に使用される際、固定具
32は、タービンブレードの長手軸26の周りで回転ま
たは振動できるように、コーティング機械の一部に設置
または取り付けられる。コーティング機械へ固定具32
を設置するために、ディスク(円板状物)72が、例え
ば溶接によって、端壁50に取り付けられる。このディ
スク72は、コーティング機械の駆動要素を受容ないし
受けるための中央ボア74を有し、また安定部材または
コーティング機械に関連した付加的駆動要素を受けるた
めの少なくとも一つの別のボア76を有している。
【0014】図3を参照すると、カバー36もまた第1
のセクション76と第2のセクション78とを有し、好
ましくはこれらの形状および大きさ(寸法)はセクショ
ン38と40にそれぞれ対応している。第1のセクショ
ン76は端壁80と、側壁82および84と、カバー壁
86とを含んでいる。第2のセクション78は、端壁8
8と、2つの側壁90および92と、部分端壁94およ
び96と、カバー壁98とを含んでいる。カバー壁98
には、2つの孔100および102が設けられ、カバー
36がベース受容部34に被せられたとき、これら2つ
の孔100および102は孔61および63と一直線に
合わさり、またカバー36をベース受容部34に結合さ
せるためにボルトや他の締付部材が挿通可能である。
【0015】第1のカバーセクション76は、当業分野
において公知の適切な技術を用いて第2のカバーセクシ
ョン78に結合される。例えば、側壁82および84
は、部分端壁94および96に溶接されてもよい。ター
ビンブレードのルート部の角度をもった形状および/ま
たはベース受容部34の側壁44および46の角度をも
った形状に応じて、第1のカバーセクション76を第2
のカバーセクション78に対して角度を付けることもで
きる。
【0016】図3に示すように、カバー36もまたター
ビンブレードの第2の側のアンダープラットフォーム領
域24にコーティング材料をコーティングできるように
するために開口104を有する。開口104は、カバー
壁86の直線部106と、2つの概して非直線の側部1
08および110と、側部108および110との間に
延在し、それらを結合する接続部112とにより形成さ
れる。開口104の形状は、コーティングされるべきア
ンダープラットフォーム領域の形状に対応している。
【0017】ベース受容部34およびカバー36は、当
業分野において公知の適切な材料、好ましくは金属材料
から形成される。
【0018】図4は、コーティングされるべきアンダー
プラットフォーム領域24を有するタービンブレード1
0がベース受容部34とこのベース受容部34上に配さ
れボルト114とナット116とによって取り付けられ
たカバー36内に装着された状態を示したものである。
好ましくはボルトとナットがカバー36をベース受容部
34に固定するために使用されるが、当業分において公
知の他の適切な固定手段を、ベース受容部34とカバー
36とを結合するために用いることができる。
【0019】図5を参照して、陰極アークコーティング
装置118に設置された複数の工具30が示されてい
る。コーティング装置118は、当業分野において公知
の適切な陰極アークコーティング装置でよい。図示され
るように、好ましくは、コーティング装置118は、工
具30が装填される、複数の振動または回転可能な装着
要素120を有している。装着要素120は、まず、工
具の一方の側および開口62および104の一方が、好
ましくは垂直軸に対して約25度の角度をもって、コー
ティング装置およびコーティング材に向かって配される
ように設けられる。これによってコーティングされるべ
きアンダープラットフォーム領域をコーティング蒸気に
近づける。コーティングの際、装着要素120は振動ま
たは回転して、コーティング装置およびコーティング材
に工具の他方の側および開口62および104の他方が
曝されるようにする。各タービンブレード10は完全に
ツール30内に収納されているので、タービンブレード
10のコーティングされる部分は、開口62および10
4に隣接するアンダープラットフォーム領域24のみで
ある。コーティング装置118は、アンダープラットフ
ォーム領域に所望のコーティングを施すために用いられ
る。たとえば、NiCrAlYコーティングがアンダー
プラットフォーム領域に施されてもよい。
【0020】図6を参照すると、本発明による工具30
の別の実施例が提供されている。工具30は端部同士が
結合された2つの固定具32を有する。固定具32は、
図示されるように、ベース受容部34の第1のセクショ
ン38が互いに溶接されるなどにより、必要であれば結
合されてもよい。この実施例の工具では、ベース受容部
34の構造およびこの結合されたベース受容部34上に
被せられるカバー36の構造は、上記したベース受容部
およびカバーの構造と同じである。この実施例の工具は
2つのディスク72を有するよう示されているが、一方
のディスクは必要なければ省略してもよい。
【0021】本発明の工具には数多くの利点がある。例
えば、この工具によって、生産性を向上させ、かつ、タ
ービンブレードのアンダープラットフォーム領域へのコ
ーティングを減少することができる。この工具は、広い
範囲の陰極アークコーティング装置に対して互換性があ
る。さらに、この工具は、コーティングされるべき構成
要素を最適な向きに設置し、コーティングの厚みやコー
ティングのミクロ組織などの蒸着特性を最適にすること
ができる。また、ルート部のコーティングを防ぎつつ、
コーティングされるべきアンダープラットフォーム領域
へのアクセスを最大にできる。工具はまた、金属イオン
フィールドと最小限に干渉し、よってシャドウイングが
防止される。
【0022】本発明の工具は、いろいろな場合に用いら
れてもよく、工具の表面に形成されたコーティングは化
学剥離技術を用いて取り除くことができる。必要であれ
ば、使い捨て式のシールディングを施すことで化学剥離
作業の必要性を最小限にするような改良も可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、上記した目的、手段、
および特長を完全に満たすアンダープラットフォームの
コーティング用工具が提供されることは明らかである。
なお、以上の説明では、本発明を特定の実施例との関連
において説明したが、上記の説明から、他の代替や変更
および変形を行うことができることは、当業者には自明
である。従って、これらの代替や変更および変形が添付
のクレームの広い範囲内に入ることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーティングされるべきタービンブレードの側
面図である。
【図2】コーティングされるべきアンダープラットフォ
ーム領域を有するタービンブレードを保持するために用
いられる工具のベース受容部の上面図である。
【図3】本発明の工具のカバーの底面図である。
【図4】本発明の工具が組み立てられた状態を示す断面
図である。
【図5】本発明による複数の工具がコーティング装置に
設置された状態を示す斜視図である。
【図6】一体となった2つの固定具を有する本発明の工
具の別の実施例の断面図である。
【符号の説明】
10 タービンブレード 12 ルート部 14 プラットホーム 24 アンダープラットフォーム領域 30 工具 32 固定具 34 ベース受容部 36 カバー 38 第1のセクション 40 第2のセクション 61、63 孔 62 開口 70 接続部 72 ディスク 76 第1のセクション 78 第2のセクション 86 カバー壁 98 カバー壁 100、102 孔 104 開口 112 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーン エヌ.マースザル アメリカ合衆国,コネチカット 06489, サジントン,バディング リッジ ロード 166 (72)発明者 メリット ダブリュ.ワイト アメリカ合衆国,コネチカット 06118, イースト ハードフォード,カバン ロー ド 69 (72)発明者 ライアン ジェー.ケリー アメリカ合衆国,コネチカット 06067, ロッキー ヒル,ロビンソン ロード 2 イー Fターム(参考) 3G002 EA05 EA06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホーム部を有する少なくとも一
    つのタービンブレードのアンダープラットフォーム領域
    にコーティングを施す際に、前記少なくとも一つのター
    ビンブレードを保持するための工具であって、 前記工具は、前記コーティングを施す際に、前記少なく
    とも一つのタービンブレードを保持するための少なくと
    も一つの固定具を備え、 前記少なくとも一つの固定具は、前記少なくとも一つの
    タービンブレードを受けるベース受容部と、前記ベース
    受容部のためのカバーとを備え、 前記ベース受容部と前記カバーはそれぞれ、コーティン
    グされるべき前記アンダープラットフォーム領域の一つ
    と形状が対応する開口を有している、ことを特徴とする
    工具。
  2. 【請求項2】 前記ベース受容部は、前記少なくとも一
    つのタービンブレードのルート部を受容するための第1
    のセクションと、前記少なくとも一つのタービンブレー
    ドの第2の部分を受容する第2のセクションとを有し、
    前記開口は、前記第1のセクションの部分と前記第2の
    セクションの部分とによって形成される、ことを特徴と
    する請求項1記載の工具。
  3. 【請求項3】 前記開口が、前記第1のセクションの直
    線状端部と、前記第2のセクションに形成された2つの
    非直線状側壁部と、前記第2のセクションに形成されて
    前記側壁部を結合する接続部とにより規定される、こと
    を特徴とする請求項2記載の工具。
  4. 【請求項4】 前記第1のセクションは前記第2のセク
    ションに溶接されている、ことを特徴とする請求項2記
    載の工具。
  5. 【請求項5】 前記第1のセクションは前記ルート部の
    深さと実質的に等しい深さを有する、ことを特徴とする
    請求項2記載の工具。
  6. 【請求項6】 前記カバーは、前記ベース受容部の第1
    のセクションに対応する形状および大きさの第1のセク
    ションと、前記ベース受容部の前記第2のセクションに
    対応する形状および大きさの第2のセクションとを有し
    ている、ことを特徴とする請求項2記載の工具。
  7. 【請求項7】 前記カバーの前記開口は、前記カバーの
    前記第1のセクションの直線状部と、前記カバーの第2
    のセクションに形成された2つの非直線側壁部と、前記
    側部同士間に延在し、前記カバーの第2のセクションに
    形成されて前記側壁部を結合する接続部とにより形成さ
    れる、ことを特徴とする請求項6記載の工具。
  8. 【請求項8】 前記アンダープラットホーム領域のみが
    コーティング材料に曝されるように前記ベース受容部と
    前記カバーとを互いに結合するための手段をさらに有し
    ている、ことを特徴とする請求項1記載の工具。
  9. 【請求項9】 前記結合手段は、前記ベース受容部に形
    成された少なくとも一つの孔と、前記カバーに形成され
    た少なくとも一つの対応する孔と、前記カバーと前記ベ
    ース受容部に形成された前記各孔を挿通する少なくとも
    一つのボルトと、前記少なくとも一つのボルトと螺合す
    る少なくとも一つのナットとを有してなる、ことを特徴
    とする請求項8記載の工具。
  10. 【請求項10】 前記工具をコーティング装置に取り付
    けるための手段をさらに有してなる、ことを特徴とする
    請求項1記載の工具。
  11. 【請求項11】 前記取り付け手段は、前記ベース受容
    部の前記第2のセクションの端面に溶接されたディスク
    を有してなる、ことを特徴とする請求項10記載の工
    具。
  12. 【請求項12】 前記ディスクは、前記コーティング装
    置の少なくとも一つの駆動要素を受けるための少なくと
    も一つのボアを有し、前記駆動要素によって前記アンダ
    ープラットフォーム領域をコーティング材料に曝すよう
    に前記固定具が動かされる、ことを特徴とする請求項1
    1記載の工具。
  13. 【請求項13】 2つのタービンブレードのアンダープ
    ラットフォーム領域を同時にコーティングするために端
    部を結合した2つの固定具をさらに有してなる、ことを
    特徴とする請求項1記載の工具。
  14. 【請求項14】 前記2つの固定具は一端縁に沿って結
    合されたベース受容部をそれぞれ有している、ことを特
    徴とする請求項13記載の工具。
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