JP2002173999A - 天井構造および居室構造 - Google Patents

天井構造および居室構造

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JP2002173999A
JP2002173999A JP2000373206A JP2000373206A JP2002173999A JP 2002173999 A JP2002173999 A JP 2002173999A JP 2000373206 A JP2000373206 A JP 2000373206A JP 2000373206 A JP2000373206 A JP 2000373206A JP 2002173999 A JP2002173999 A JP 2002173999A
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JP
Japan
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ceiling
wood
wooden
living room
habitable room
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Application number
JP2000373206A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kawagishi
和紀 川岸
Nobuyuki Yokota
信之 横田
Mahomi Tanaka
まほみ 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】木造りの味わいを感じることができるととも
に、居室の一部に落ち着ける雰囲気の場所を構成するこ
とができる天井構造と、この天井構造による居室構造と
を提供する。 【解決手段】天井1面の一部分に、天井1面の天井高を
低くする凸設部10が設けられ、この凸設部10に、木
調天井材2が設けられてなる天井構造。リビング3内の
落ち着きを得たいエリアの直上の天井1面に、天井1面
の天井高を低くする凸設部10が設けられ、この凸設部
10に、木調天井材2が設けられてなる居室構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井高を低くする
凸設部を有する天井構造と、この天井構造によって構成
される居室構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、木造の住宅建物においては、躯
体を構成する梁や柱は、その構造上、所定スパンで設け
られている。
【0003】従来より、このような木造の住宅建物を建
てる場合の構造材となる梁や柱は、居室内に露出させ
ず、壁、天井、床などの内側に納まるように構成されて
いた。
【0004】洋室空間においては、このような梁や柱を
隠す壁、天井、床などのうち、床については、木製のフ
ローリング材が用いられているが、壁や天井などは、石
膏ボードにクロス貼りすることによって仕上げられてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の木
造の住宅建物においては、梁や柱などを壁、天井、床な
どの内側に納まるように構成しており、この壁や天井な
どは、石膏ボードにクロス貼りすることによって仕上げ
ているため、木造りの良さを充分に感じることができな
いといった不都合を生じていた。
【0006】このうち、天井については、和室などにお
いて、木製の天井板を設けることが行われているが、こ
のような木製の天井板は、日焼けなどによって経時的に
アメ色に変化するので、定期的にやり替えないと、室内
は、全体的に暗く重くなってくることとなる。特に、和
室などの畳と違って、床面がフローリング材などで仕上
げられている洋室空間においては、最初から足元の色調
がフローリング材によって落ち着いた感じに仕上げられ
ているため、木製の天井仕上げにしてしまうと、居住空
間全体が暗く重たい感じになってしまうこととなる。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、木造りの味わいを感じることができるととも
に、居室の一部に落ち着ける雰囲気の場所を構成するこ
とができる天井構造と、この天井構造による居室構造と
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の天井構造は、天井面の一部分に、天井面の天
井高を低くする凸設部が設けられ、この凸設部に、木調
天井材が設けられてなるものである。
【0009】上記課題を解決するための本発明の居室構
造は、居室内の落ち着きを得たいエリアの直上の天井面
に、天井面の天井高を低くする凸設部が設けられ、この
凸設部に、木調天井材が設けられてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は天井構造によるリビンング3の全体
構成の概略を示し、図2は同天井構造における天井部分
の納まりを示している。
【0012】すなわち、この天井構造は、天井1の一部
分に凸設部10が設けられ、この凸設部10に木調天井
材2が設けられている。
【0013】天井1は、天井フレーム11に石膏ボード
12を貼設して構成されている。この天井1は、吊り金
具13によって、躯体梁14または吊り木受け15の下
に、天井フレーム11を吊り下げるようにして固定され
る。この天井1の天井フレーム11の上には、断熱材と
して、約55mmの厚みでロックウール16が敷きつめ
られる。
【0014】凸設部10は、天井1から凸設され、通常
の天井1から約15cm程度天井高が低くなるようにな
されている。この凸設部10の大きさとしては、特に限
定されるものではなく、この天井1が設けられるリビン
グ3のうち、落ち着いた雰囲気を得たいエリアの直上の
位置に部分的に凸設される。本実施の形態において、凸
設部10は、リビング3の窓31に面しない壁面32に
沿って設けられている。
【0015】この凸設部10の天井面10aは、上記天
井1と同様に天井フレーム11に石膏ボード12を貼設
して構成され、その表面に木調天井材2が設けられて仕
上げられる。この凸設部10の天井面10aは、吊り金
具13によって、躯体梁14または吊り木受け15の下
に、天井フレーム11を吊り下げるようにして固定され
る。この際、吊り金具13は、天井1よりも凸設された
分だけ長さが長くなるように調節される。この天井面1
0aの天井フレーム11の上には、断熱材として、約5
5mmの厚みでロックウール16が敷きつめられる。
【0016】この凸設部10の側面10bは、凸設部1
0の天井面10aと天井1とのそれぞれの天井フレーム
11との間にフレーム11を設け、その表面に合板17
を貼設して構成され、その表面に木調幕板20が設けら
れて仕上げられる。
【0017】木調天井材2は、長板状に形成されてな
り、凸設部10の天井面10aに、横並びで複数枚が配
設される。これらの木調天井材2は、石膏ボード12の
表面に合板17を捨て張りし、その表面に貼設される。
また、各木調天井材2は、両端木口部が見切材21によ
って被覆されて仕上げられる。この見切材21は、合板
17に固定される。この木調天井材2は、長板状のもの
を横並びで複数枚を配設するようになされているが、木
調のものであれば、特に限定されるものではなく、凸設
部10の天井面10a全体を一枚または数枚程度で貼設
できるようになされた大型のものであってもよい。ま
た、木調天井材2は、凸設部10の天井面10aに設け
られるため、人が手で触って質感を確かめるといったこ
とも無い。したがって、木調天井材2は、目視上、天然
木風であれば、特に限定されるものではなく、天然木材
そのものであってもよいし、人工木材であってもよい
し、基材(図示省略)の表面に木調プリントを施して構
成されたものであってもよい。
【0018】この天井構造によると、この天井構造が設
けられたリビング3は、凸設部10の天井面10aに木
調天井材2が露出し、側面に木調幕板20が露出するこ
ととなるので、このむきだしになった木調天井材2およ
び木調幕板20によって、木造りの雰囲気をアピールし
て味わいのある居住空間を構成することができる。
【0019】また、凸設部10によって天井1の一部分
が凸設された状態となるので、この凸設部10が凸設さ
れた分だけ天井高が低くなることとなる。したがって、
リビング3は、この凸設部10下に、落ち着きのある空
間を構成することができる。
【0020】なお、図3に示すように、この凸設部10
には、ダウンライト4などが設けられていてもよいし、
リビング3に露出するようになされた木製の柱5などが
設けられていてもよい。
【0021】また、この天井構造によって、リビング2
には、木造りによる味わいのある居住空間が構成される
こととなるが、この天井構造の設けられる住宅建物は、
木造である必要はなく、鉄骨構造、鉄筋コンクリート構
造であってもよい。
【0022】さらに、本実施の形態では、凸設部10
は、リビング3の窓31に面しない壁面32に沿って設
けられているが、この凸設部10を設ける位置として
は、特に限定されるものではなく、居室内において、落
ち着いた雰囲気を得たいエリアの直上の天井1部分に設
けられる。このような部位としては、例えば、一続きの
空間となされたリビングダイニングのダイニング部分ま
たはリビング部分、寝室におけるベッドの枕元部分、玄
関ホール、廊下などが挙げられる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、天
井面に設けた凸設部に木調天井材を設けているので、こ
の木調天井材によって、木造りの雰囲気を出して味わい
のある居住空間を構成することができる。
【0024】また、この木調天井材が設けられることと
なる凸設部は、通常の天井高よりも凸設された分だけ天
井高が低くなるので、この凸設部下を、落ち着きのある
空間にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天井構造によるリビングの全体構
成の概略を示す部分斜視図である。
【図2】本発明に係る天井構造の納まりを示す断面図で
ある。
【図3】本発明に係る天井構造によるリビングの他の実
施の形態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 天井 10 凸設部 2 木調天井材 3 リビング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面の一部分に、天井面の天井高を低
    くする凸設部が設けられ、この凸設部に、木調天井材が
    設けられてなることを特徴とする天井構造。
  2. 【請求項2】 居室内の落ち着きを得たいエリアの直上
    の天井面に、天井面の天井高を低くする凸設部が設けら
    れ、この凸設部に、木調天井材が設けられてなることを
    特徴とする居室構造。
JP2000373206A 2000-12-07 2000-12-07 天井構造および居室構造 Pending JP2002173999A (ja)

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