JP2002173779A - 常圧プラズマガスノズル体 - Google Patents

常圧プラズマガスノズル体

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JP2002173779A
JP2002173779A JP2000369533A JP2000369533A JP2002173779A JP 2002173779 A JP2002173779 A JP 2002173779A JP 2000369533 A JP2000369533 A JP 2000369533A JP 2000369533 A JP2000369533 A JP 2000369533A JP 2002173779 A JP2002173779 A JP 2002173779A
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Sumio Nakatake
純夫 中武
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大気圧条件下で安定した放電状態を実現で
き、しかも大量のプラズマガスを発生できる常圧プラズ
マガスノズル体の提供。 【解決手段】 大気圧近傍の圧力下、対向する電極の少
なくとも一方の対向面に固体誘電体を設置し、当該対向
する電極間に処理ガスを導入しパルス状の電界を印加す
ることにより発生するプラズマを被処理体に吹きつける
ノズル体であって、ケーシング内に複数のプレート状電
極を櫛歯状に交互に設置した複数の放電空間を有するプ
ラズマ発生部、処理ガス導入部及びプラズマガス吹き出
し部を備えてなることを特徴とする常圧プラズマガスノ
ズル体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常圧プラズマガス
ノズル体に関し、特に放電容積の大きい常圧プラズマガ
スノズル体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、大気圧下で放電プラズマ処理
を行う方法が提案されており、主に処理槽内部におい
て、固体誘電体等で被覆した電極間に被処理体を設置
し、処理槽に処理ガスを導入し、電極間に電圧を印加
し、発生したプラズマで被処理体を処理する方法が採ら
れている。このような方法によると、被処理体の特定の
部分のみのプラズマ処理を行いにくく、しかも被処理体
を一個ずつ処理槽の中に入れるバッチ処理しかできず、
処理時間が長くなるという問題があった。
【0003】この問題を解決するものとして、被処理体
の特定部分のみにプラズマ処理を行いやすく、しかも被
処理物を連続的に処理することができる装置として、先
端にプラズマガス吹き出し口を有するガン型プラズマ処
理装置が開発されてきている。例えば、特開平11−2
51304号公報及び特開平11−260597号公報
には、外側電極を備えた筒状の反応管及び反応管の内部
に内側電極を具備し、両電極に冷却手段を設け、反応管
内部でグロー放電を発生させ、反応管からプラズマジェ
ットを吹き出して被処理体に吹きつけるプラズマ処理装
置が開示されている。しかしながら、上記装置において
は、交流によって発生したプラズマを利用しているた
め、高温化するものを冷却するというプロセスを含まざ
るを得ず、効率を悪くし、未だストリーマ放電が起こり
やすいという問題を有している。さらに、その反応管に
は一対の電極を有するのみであるので、プラズマジェッ
トの量に限りがあり、大量処理や膜生成の速度が遅いと
いう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、大気圧条件下で安定した放電状態を実現でき、しか
も大量のプラズマガスを発生できる常圧プラズマガスノ
ズル体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、複数のプレート状電極
を用い、複数の放電空間を有するノズル体を用いること
により、大量のプラズマガスを効率よく発生させること
ができることを見出し、本発明を完成させた。
【0006】すなわち、本発明の第1の発明は、大気圧
近傍の圧力下、対向する電極の少なくとも一方の対向面
に固体誘電体を設置し、当該対向する電極間に処理ガス
を導入し電界を印加することにより発生するプラズマを
被処理体に吹きつけるノズル体であって、ケーシング内
に複数のプレート状電極を櫛歯状に交互に設置した複数
の放電空間を有するプラズマ発生部、処理ガス導入部及
びプラズマガス吹き出し部を備えてなることを特徴とす
る常圧プラズマガスノズル体である。
【0007】また、本発明の第2の発明は、複数のプレ
ート状電極が保持部材で分離保持されてなることを特徴
とする第1の発明に記載の常圧プラズマガスノズル体で
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の常圧プラズマガスノズル体は、内部で処理ガス
のプラズマを発生させてそのプラズマを被処理体に吹き
付けるノズル体であって、絶縁材からなるケーシング内
に複数のプレート状電極を櫛歯状に交互に設置した複数
の放電空間を有するプラズマ発生部、処理ガス導入部及
びプラズマガス吹き出し部を備えてなり、具体的には次
のような図に示す形状のものを挙げることができる。
【0009】図1は、本発明のノズル体の斜視模式図で
ある。ただし、内部を分かりやすくするため処理ガス導
入部を除き、プラズマ発生部とプラズマガス吹き出し部
のみを記載した図である。図2は、図1のノズル体のA
−A’方向の断面平面図である。ただし、処理ガス導入
部を付加した全体の断面図として表してある。図3は、
図1のノズル体のB−B’方向の断面平面図である。図
1〜3において、1は電源、2及び3はプレート状電
極、4は固体誘電体、5はプラズマガス吹き出し口、6
は冷媒・熱媒経路、7は処理ガス導入口、8は保持部
材、10はケーシング、11はボルト、12は処理ガス
導入部、13はプラズマ発生部、14はプラズマガス吹
き出し部をそれぞれ表す。
【0010】プラズマ発生部13は、絶縁材からなるケ
ーシング10内にプレート状電極2及びプレート状電極
3が交互に櫛歯状にボルト11により固定されて複数の
放電空間を形成するように設置され、誘電体(絶縁体)
からなる保持部材8により分離保持され局所異常放電を
防止するようにされている。プレート状電極群2とプレ
ート状電極群3は、それぞれ固体誘電体4で被覆され、
電源1により電界が印加できるように配線がされてい
る。また、電極プレート内には、電極自身の温度をコン
トロールするための冷媒・熱媒経路6を有している。処
理ガスは、矢印方向に処理ガス導入口7から電極2及び
電極3の間の複数の放電空間に導入され、プラズマを発
生し、ガス吹き出し部14を経てガス吹き出し口5より
吹き出され、その先に設置されている被処理体に吹きつ
けられる。
【0011】本発明のプラズマガスノズル体は、上記の
ような構造を採っているので、大量の処理ガスからのプ
ラズマを被処理体の任意の箇所に吹きつけることができ
る。なお、上記の構造のプレート状電極の大きさ及び数
は、処理ガス、被処理体の種類等により任意に決めるこ
とができる。
【0012】上記プレート状電極としては、例えば、
銅、アルミニウム等の金属単体、ステンレス、真鍮等の
合金、金属間化合物等からなるものが挙げられる。電極
の厚さとしては、0.5〜200mmであることが好ま
しい。電極の内部に冷却媒体・加熱媒体経路を設けるこ
ともできる。また、電極面積は、プラズマを発生させる
容量により任意に決めることができる。
【0013】プラズマを発生させる電極は、短絡に至ら
ない適切な距離をあけた状態で対向させて設置されてい
る。隣り合う電極のうち少なくとも一方に固体誘電体が
配置されていれば良く、電極の対向面の一方又は双方に
設置する。この際、固体誘電体と設置される側の電極と
が密着し、かつ、接する電極の対向面を完全に覆うよう
にする。固体誘電体によって覆われずに電極同士が直接
対向する部位があると、そこからアーク放電が生じやす
い。
【0014】固体誘電体の材質としては、例えば、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリエチレンテレフタレート
等のプラスチック、ガラス、二酸化珪素、酸化アルミニ
ウム、二酸化ジルコニウム、二酸化チタン等の金属酸化
物、チタン酸バリウム等の複酸化物等が挙げられる。こ
れらの2種以上を積層して用いてもよい。
【0015】上記固体誘電体の形状は、シート状でもフ
ィルム状でもよく、厚みが0.05〜4mmであること
が好ましい。厚すぎると放電プラズマを発生するのに高
電圧を要することがあり、薄すぎると電圧印加時に絶縁
破壊が起こり、アーク放電が発生することがある。
【0016】上記電極間の距離は、固体誘電体の厚さ、
印加電圧の大きさ、プラズマを利用する目的等を考慮し
て適宜決定されるが、1〜50mmであることが好まし
い。1mm未満では、電極間の間隔を置いて設置するの
に充分でないことがあり、50mmを超えると、均一な
放電プラズマを発生させにくい。
【0017】上記保持部材及びケーシング材としては、
絶縁性の高いゴム、プラスチック、碍子、熱硬化性樹脂
等が挙げられる。
【0018】本発明のガスノズル体を使ってプラズマ放
電を行うには、電極2及び電極3間に電界を印加するの
であるが、用いる電界は、交流電界やパルス電界、その
他プラズマ放電に用いられる電界を自由に用いることが
できる。これらの内でも放電の安定性が良好であること
から、パルス電界を用いることが好ましい。
【0019】本発明に用いることのできるパルス電界の
電圧波形の例を、図4に示す。図4中の波形(a)、
(b)はインパルス型、波形(c)はパルス型、波形
(d)は変調型の波形である。図4には電圧印加が正負
の繰り返しであるものを挙げたが、正又は負のいずれか
の極性側に電圧を印加するタイプのパルスを用いてもよ
い。また、直流が重畳されたパルス電界を印加してもよ
い。本発明におけるパルス電界の波形は、ここで挙げた
波形に限定されず、さらに、パルス波形、立ち上がり時
間、周波数の異なるパルスを用いて変調を行ってもよ
い。上記のような変調は高速連続表面処理を行うのに適
している。
【0020】上記パルス電界の立ち上がり及び/又は立
ち下がり時間は、100μs以下が好ましい。100μ
sを超えると放電状態がアークに移行しやすく不安定な
ものとなり、パルス電界による高密度プラズマ状態を保
持しにくくなる。また、立ち上がり時間及び立ち下がり
時間が短いほどプラズマ発生の際のガスの電離が効率よ
く行われるが、40ns未満の立ち上がり時間のパルス
電界を実現することは、実際には困難である。より好ま
しくは50ns〜5μsである。なお、ここでいう立ち
上がり時間とは、電圧変化が連続して正である時間、立
ち下がり時間とは、電圧変化が連続して負である時間を
指すものとする。
【0021】また、パルス電界の立ち下がり時間も急峻
であることが好ましく、立ち上がり時間と同様の100
μs以下のタイムスケールであることが好ましい。パル
ス電界発生技術によっても異なるが、立ち上がり時間と
立ち下がり時間とが同じ時間に設定できるものが好まし
い。
【0022】上記パルス電界の電界強度は、0.5〜2
50kV/cmとなるようにするのが好ましい。電界強
度が0.5kV/cm未満であると処理に時間がかかり
すぎ、250kV/cmを超えるとアーク放電が発生し
やすくなる。
【0023】上記パルス電界の周波数は、0.5〜10
0kHzであることが好ましい。0.5kHz未満であ
るとプラズマ密度が低いため処理に時間がかかりすぎ、
100kHzを超えるとアーク放電が発生しやすくな
る。より好ましくは、1〜100kHzであり、このよ
うな高周波数のパルス電界を印加することにより、処理
速度を大きく向上させることができる。
【0024】また、上記パルス電界におけるひとつのパ
ルス継続時間は、1〜1000μsであることが好まし
い。1μs未満であると放電が不安定なものとなり、1
000μsを超えるとアーク放電に移行しやすくなる。
より好ましくは、3〜200μsである。ここで、ひと
つのパルス継続時間とは、図4中に例を示してあるが、
ON、OFFの繰り返しからなるパルス電界における、
ひとつのパルスの連続するON時間を言う。
【0025】本発明のプラズマガスノズル体で用いる処
理ガスとしては、電界、好ましくはパルス電界を印加す
ることによってプラズマを発生するガスであれば、特に
限定されず、処理目的により種々のガスを使用できる。
【0026】薄膜の原料としての原料ガスとして、例え
ば、SiH、Si、SiCl、SiHCl
、Si(CH等のシラン含有ガスからアモルフ
ァスシリコン膜、ポリシリコン膜、また上記シラン含有
ガスと無水アンモニア、窒素ガス等の窒素含有ガスから
SiN膜、上記シラン含有ガスと上記窒素含有ガスとO
、O等の酸素含有ガスからSiON膜がそれぞれ形
成される。
【0027】また、SiH、Si、テトラエト
キシシラン等のシラン含有ガスと酸素ガスからSiO
等の酸化膜が得られる。
【0028】また、Al(CH、In(C
、MoCl、WF、Cu(HFAcA
c)、TiCl等又はSiH等のシランガスの混
合ガスから、Al、In、Mo、W、Cu等の金属薄
膜、TiSi、WSi等の金属シリサイド薄膜を形
成することができる。
【0029】また、In(Oi−C、Zn
(OC、In(CH、Zn(C
等よりIn+Sn、SnO+Sb、
ZnO+Al等の透明導電膜が形成される。
【0030】また、B、BClとNHガス等
からBN膜、SiFガスと酸素ガス等からSiOF
膜、HSi(OR)、CHSi(OR)、(CH
Si(OR)等からポリマー膜等が形成され
る。
【0031】また、Ta(OC、Y(OiC
、Y(C、Hf(OiC
、Zn(C等からTa、Y
HfO、ZnO等の酸化膜等が形成される。
【0032】また、CO、CH、COH等の
炭素含有ガスからDLC膜を形成することができる。
【0033】さらに、CF、C、CFCFC
、C等のフッ素含有化合物ガス、O
、HO、CHOH、COH等の酸素含有
化合物ガス、N、NH等の窒素含有化合物ガス、S
、SO等のイオウ含有化合物ガス、アクリル酸、
メタクリルアミド、ポリエチレングリコールジメタクリ
ル酸エステル等の重合性親水モノマーガス等をそれぞれ
の目的に応じて用いることができる。
【0034】また、ハロゲン系ガスを用いてエッチング
処理、ダイシング処理を行ったり、酸素系ガスを用いて
アッシング処理、レジスト処理や有機物汚染の除去を行
ったり、アルゴン、窒素等の不活性ガスによるプラズマ
で表面クリーニングや表面改質を行うこともできる。
【0035】本発明では、上記原料ガスをそのまま処理
ガスとして用いてもよいが、経済性及び安全性等の観点
から、原料ガスを希釈ガスによって希釈し、これを処理
ガスとして用いることもできる。希釈ガスとしては、ネ
オン、アルゴン、キセノン等の希ガス、窒素ガス等が挙
げられる。これらは単独でも2種以上を混合して用いて
もよい。従来、大気圧近傍の圧力下においては、ヘリウ
ムの存在下の処理が行われてきたが、本発明の電界、好
ましくはパルス状の電界を印加する方法によれば、上述
のように、ヘリウムに比較して安価なアルゴン、窒素ガ
ス中において安定した処理が可能である。
【0036】従来、大気圧近傍の圧力下においては、ヘ
リウムが大過剰に存在する雰囲気下で処理が行われてき
たが、本発明の方法によれば、ヘリウムに比較して安価
なアルゴン、窒素等の気体中における安定した処理が可
能であり、さらに、これらの分子量の大きい、電子をよ
り多く有するガスの存在下で処理を行うことにより、高
密度プラズマ状態を実現し、処理速度を上げることが出
来るため、工業上大きな優位性を有する。
【0037】
【実施例】本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもので
はない。
【0038】実施例1 図1〜3に示すプラズマガスノズル体を用いてプラズマ
ガスを発生させた。プラズマ発生部として、アルミナ固
体誘電体を0.5mmの厚さに被覆した、50mm×1
00mmのステンレス製プレート状電極を6枚用い、電
極間間隔を2mmにして設置し、5放電空間による25
000mmの放電面積を設けた。乾燥空気を導入し、
下記の条件で印加し、プラズマを発生させ、ノズルから
吹き出すことができた。なお、ノズル体の総体積は、8
6mm×56mm×155mm=750cmであっ
た。
【0039】放電処理条件 流通ガス:乾燥空気 放電条件:波形(a)、立ち上がり/立ち下がり時間5
μs、出力500W、周波数10KHz、VPP6k
V、処理時間5sec;発生したプラズマは、アーク柱
のみられない均一な放電であった。
【0040】比較例1 一対の平行平板型電極を用いた一つの放電空間からなる
ノズル体を用い、実施例と同様の放電面積になるように
する以外は、実施例1と同様にしてプラズマを発生させ
た。約25000mmの放電面積を得るには156m
m×160=2496mm電極が必要であり、ノズル
体の総体積は、192mm×24mm×265mm=1
221cmとなり、実施例1の約1.6倍の大きさに
なった。
【0041】比較例2 内部に5mmφの棒状電極を有する円筒型電極を用いた
一つの放電空間からなるノズル体を用い、実施例と同様
の放電面積になるようにする以外は、実施例1と同様に
してプラズマを発生させた。約25000mmの放電
面積を得るには1対では、1592mmの長さが必要で
あり、現実的でなく、長さを100mmとすれば、16
対の円筒型電極が必要であり、配線が煩雑なものとなっ
た。
【0042】
【発明の効果】以上の特徴から、本発明の常圧プラズマ
ガスノズルは、高容量のプラズマガスを発生させて、被
処理体に吹き付けることができ、プラズマ処理すべきあ
らゆる分野にいることができる。特に、容易にインライ
ン化でき、各分野のプラズマ処理プロセスに組み込むこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の常圧プラズマガスノズル体の模式斜視
図である。
【図2】図1のA−A’方向の断面平面図である。
【図3】図1のB−B’方向の断面平面図である。
【図4】パルス化された電界の例を示す電圧波形の図で
ある。
【符号の説明】
1 電源 2、3 電極 4 固体誘電体 5 プラズマガス吹き出し口 7 処理ガス導入口 8 保持部材 10 ケーシング 11 ボルト 12 処理ガス導入部 13 プラズマ発生部 14 プラズマガス吹き出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G075 AA24 BC04 BD03 CA47 DA01 EB43 EC01 EC21 FC15 4K030 AA06 AA09 AA11 AA13 AA14 AA18 BA28 BA29 BA30 BA39 BA40 BA42 BA45 BA47 BA48 BB03 EA05 EA11 JA09 KA30 KA46

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気圧近傍の圧力下、対向する電極の少
    なくとも一方の対向面に固体誘電体を設置し、当該対向
    する電極間に処理ガスを導入し電界を印加することによ
    り発生するプラズマを被処理体に吹きつけるノズル体で
    あって、ケーシング内に複数のプレート状電極を櫛歯状
    に交互に設置した複数の放電空間を有するプラズマ発生
    部、処理ガス導入部及びプラズマガス吹き出し部を備え
    てなることを特徴とする常圧プラズマガスノズル体。
  2. 【請求項2】 複数のプレート状電極が保持部材で分離
    保持されてなることを特徴とする請求項1に記載の常圧
    プラズマガスノズル体。
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