JP2002172922A - 四輪車両用サスペンション - Google Patents
四輪車両用サスペンションInfo
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/02—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
- B60G17/04—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics
- B60G17/056—Regulating distributors or valves for hydropneumatic systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/02—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
- B60G17/033—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means characterised by regulating means acting on more than one spring
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピッチングとローリングに対する付加減衰特
性をそれぞれ独立に設定することができる四輪車両用サ
スペンションを提供すること。 【構成】 四輪車両の各車輪に設けられた油圧シリンダ
(油圧緩衝器)2FL,2RL,2RR,2FRと、各
油圧緩衝器2FL,2RL,2RR,2FRに連通する
油室SFL,SRL,SRR,SFRと該油室SFL,
SRL,SRR,SFR内に摺動自在に嵌装された移動
隔壁を備える調圧装置10を含んで構成される四輪車両
用サスペンション1において、前記調圧装置10の各油
室SFL,SRL,SRR,SFRを、車体上対角に位
置する車輪の油圧緩衝器に連通する油室を除く他の2つ
の油室にオリフィス(絞り部材)を介して連通させる。
性をそれぞれ独立に設定することができる四輪車両用サ
スペンションを提供すること。 【構成】 四輪車両の各車輪に設けられた油圧シリンダ
(油圧緩衝器)2FL,2RL,2RR,2FRと、各
油圧緩衝器2FL,2RL,2RR,2FRに連通する
油室SFL,SRL,SRR,SFRと該油室SFL,
SRL,SRR,SFR内に摺動自在に嵌装された移動
隔壁を備える調圧装置10を含んで構成される四輪車両
用サスペンション1において、前記調圧装置10の各油
室SFL,SRL,SRR,SFRを、車体上対角に位
置する車輪の油圧緩衝器に連通する油室を除く他の2つ
の油室にオリフィス(絞り部材)を介して連通させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪車両の各車輪
に設けられた油圧シリンダと各油圧シリンダに連通する
調圧装置を備える四輪車両用サスペンションに関する。
に設けられた油圧シリンダと各油圧シリンダに連通する
調圧装置を備える四輪車両用サスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】四輪車両の車体のローリングとピッチン
グを抑制するサスペンションとして図6及び図7に示す
ものが提案されている(特開平6−72127号公報参
照)。
グを抑制するサスペンションとして図6及び図7に示す
ものが提案されている(特開平6−72127号公報参
照)。
【0003】即ち、図6は従来の四輪車両用サスペンシ
ョンの構成を模式的に示す図、図7は同サスペンション
の調圧装置の詳細断面図であり、図1に示すサスペンシ
ョン1’は、四輪車両の各車輪を懸架する油圧緩衝器
(つまり、左右の前輪を懸架する油圧緩衝器2FL’,
2FR’と左右の後輪を懸架する油圧緩衝器2RL’,
2RR’)と調圧装置10’を含んで構成されている。
ョンの構成を模式的に示す図、図7は同サスペンション
の調圧装置の詳細断面図であり、図1に示すサスペンシ
ョン1’は、四輪車両の各車輪を懸架する油圧緩衝器
(つまり、左右の前輪を懸架する油圧緩衝器2FL’,
2FR’と左右の後輪を懸架する油圧緩衝器2RL’,
2RR’)と調圧装置10’を含んで構成されている。
【0004】上記各油圧緩衝器2FL’,2FR’,2
RL’,2RR’は、シリンダ3’内に上方から挿入さ
れたピストンロッド4’の下端に結着されたピストン
5’をシリンダ3’内に摺動自在に嵌装し、シリンダ
3’内にピストン5’によって画成された上部油室S
1’と下部油室S2’にオイルを充填して構成され、ピ
ストン5’に形成された油孔5a’には絞り部材として
オリフィス6’が設けられている。
RL’,2RR’は、シリンダ3’内に上方から挿入さ
れたピストンロッド4’の下端に結着されたピストン
5’をシリンダ3’内に摺動自在に嵌装し、シリンダ
3’内にピストン5’によって画成された上部油室S
1’と下部油室S2’にオイルを充填して構成され、ピ
ストン5’に形成された油孔5a’には絞り部材として
オリフィス6’が設けられている。
【0005】又、前記調圧装置10’は、図7に詳細に
示すように、連通路15’,16’,17’を介して互
いに連通する4つの油室SFL’,SRL’,SR
R’,SFR’と各油室SFL’,SRL’,SR
R’,SFR’内に摺動自在に嵌装された計4つの移動
隔壁13a’,13b’,13c’,13d’を備えて
おり、各移動隔壁13a’〜13d’は連結部材14’
によって連結され、これらはハウジング11’内を一体
的に摺動する。ここで、ハウジング11’内は移動隔壁
13a’〜13d’によって前記油室SFL’,SR
L’,SRR’,SFR’とガス室SG’とに区画され
ており、各油室SFL’,SRL’,SRR’,SF
R’にはオイルが充填され、ガス室SG’には不活性ガ
スが封入されている。
示すように、連通路15’,16’,17’を介して互
いに連通する4つの油室SFL’,SRL’,SR
R’,SFR’と各油室SFL’,SRL’,SR
R’,SFR’内に摺動自在に嵌装された計4つの移動
隔壁13a’,13b’,13c’,13d’を備えて
おり、各移動隔壁13a’〜13d’は連結部材14’
によって連結され、これらはハウジング11’内を一体
的に摺動する。ここで、ハウジング11’内は移動隔壁
13a’〜13d’によって前記油室SFL’,SR
L’,SRR’,SFR’とガス室SG’とに区画され
ており、各油室SFL’,SRL’,SRR’,SF
R’にはオイルが充填され、ガス室SG’には不活性ガ
スが封入されている。
【0006】そして、隣接する油室SFL’と油室SR
L’、油室SRL’と油室SRR’及び油室SRR’と
油室SFR’をそれぞれ連通する連通路15’,16’
17’には絞り部材としてのオリフィス19’,2
0’,21’が設けられており、各油室SFL’,SR
L’,SRR’,SFR’は油圧経路13’,24’,
25’,26’を介して前記油圧緩衝器2FL’,2R
L’,2RR’,2FR’の下部油室S2’にそれぞれ
連通している。
L’、油室SRL’と油室SRR’及び油室SRR’と
油室SFR’をそれぞれ連通する連通路15’,16’
17’には絞り部材としてのオリフィス19’,2
0’,21’が設けられており、各油室SFL’,SR
L’,SRR’,SFR’は油圧経路13’,24’,
25’,26’を介して前記油圧緩衝器2FL’,2R
L’,2RR’,2FR’の下部油室S2’にそれぞれ
連通している。
【0007】而して、各油圧緩衝器2FL’,2R
L’,2RR’,2FR’のピストンロッド4’の上端
は車体側に取り付けられ、シリンダ3’の下端は車輪側
に取り付けられており、路面の凹凸に伴って各油圧緩衝
器2FL’,2RL’,2RR’,2FR’のシリンダ
3’とピストンロッド4’が伸縮動し、ピストン5’が
シリンダ3’内を摺動して該ピストン5’の油孔5a’
に設けられたオリフィス6’をオイルが通過する際に発
生する減衰力によって車輪が路面から受ける衝撃が吸収
される。
L’,2RR’,2FR’のピストンロッド4’の上端
は車体側に取り付けられ、シリンダ3’の下端は車輪側
に取り付けられており、路面の凹凸に伴って各油圧緩衝
器2FL’,2RL’,2RR’,2FR’のシリンダ
3’とピストンロッド4’が伸縮動し、ピストン5’が
シリンダ3’内を摺動して該ピストン5’の油孔5a’
に設けられたオリフィス6’をオイルが通過する際に発
生する減衰力によって車輪が路面から受ける衝撃が吸収
される。
【0008】ところで、例えば左右の後輪の油圧緩衝器
2RL’,2RR’が互いに異なる方向に作動すると、
ピストンロッド4’のシリンダ3’に対する進退動に伴
って増減する体積分の量のオイルが主にオリフィス1
6’を通過して流れるために減衰力が発生し、この減衰
力が油圧緩衝器2RL’,2RR’において発生する減
衰力に付加されるため、左右の油圧緩衝器2RL’,2
RR’の互いに異なる方向への作動が抑制されて車体の
ローリングが抑えられる。
2RL’,2RR’が互いに異なる方向に作動すると、
ピストンロッド4’のシリンダ3’に対する進退動に伴
って増減する体積分の量のオイルが主にオリフィス1
6’を通過して流れるために減衰力が発生し、この減衰
力が油圧緩衝器2RL’,2RR’において発生する減
衰力に付加されるため、左右の油圧緩衝器2RL’,2
RR’の互いに異なる方向への作動が抑制されて車体の
ローリングが抑えられる。
【0009】又、前輪の油圧緩衝器2FL’,2FR’
と後輪の油圧緩衝器2RL’,2RR’が互いに異なる
方向に作動すると、ピストンロッド4’のシリンダ3’
に対する進退動に伴って増減する体積分の量のオイルが
主にオリフィス15’,17’をそれぞれ通過して流れ
るために減衰力が発生し、この減衰力が油圧緩衝器2F
L’,2RL’,2RR’,2FR’において発生する
減衰力に付加されるため、前輪の油圧緩衝器2FL’,
2FR’と後輪の油圧緩衝器2RL’,2RR’の互い
に異なる方向への作動が抑制されて車体のピッチングが
抑えられる。
と後輪の油圧緩衝器2RL’,2RR’が互いに異なる
方向に作動すると、ピストンロッド4’のシリンダ3’
に対する進退動に伴って増減する体積分の量のオイルが
主にオリフィス15’,17’をそれぞれ通過して流れ
るために減衰力が発生し、この減衰力が油圧緩衝器2F
L’,2RL’,2RR’,2FR’において発生する
減衰力に付加されるため、前輪の油圧緩衝器2FL’,
2FR’と後輪の油圧緩衝器2RL’,2RR’の互い
に異なる方向への作動が抑制されて車体のピッチングが
抑えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
サスペンション1’においては、調圧装置10’の油室
SFL’と油室SFR’が直接連通しておらず、両者の
間にオリフィスが設けられていないため、左右の前輪の
油圧緩衝器2FL’,2FR’が互いに異なる方向に作
動した場合に調圧装置10’において発生する付加的な
減衰力は小さいものとなる。この結果、ローリングに対
する付加減衰特性が前輪と後輪とで大きく異なり、実際
の車両に適合した減衰特性の設定が困難であるととも
に、前輪側のローリングに対する付加減衰特性はピッチ
ングに対する付加減衰特性に影響を受けてしまい、独立
した減衰特性の設定が不可能であった。
サスペンション1’においては、調圧装置10’の油室
SFL’と油室SFR’が直接連通しておらず、両者の
間にオリフィスが設けられていないため、左右の前輪の
油圧緩衝器2FL’,2FR’が互いに異なる方向に作
動した場合に調圧装置10’において発生する付加的な
減衰力は小さいものとなる。この結果、ローリングに対
する付加減衰特性が前輪と後輪とで大きく異なり、実際
の車両に適合した減衰特性の設定が困難であるととも
に、前輪側のローリングに対する付加減衰特性はピッチ
ングに対する付加減衰特性に影響を受けてしまい、独立
した減衰特性の設定が不可能であった。
【0011】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ピッチングとローリングに対
する付加減衰特性をそれぞれ独立に設定することができ
る四輪車両用サスペンションを提供することにある。
で、その目的とする処は、ピッチングとローリングに対
する付加減衰特性をそれぞれ独立に設定することができ
る四輪車両用サスペンションを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、四輪車両の各車輪に設けら
れた油圧シリンダと、各油圧シリンダに連通する油室と
該油室内に摺動自在に嵌装された移動隔壁を備える調圧
装置を含んで構成される四輪車両用サスペンションにお
いて、前記調圧装置の各油室を、車体上対角に位置する
車輪の油圧シリンダに連通する油室を除く他の2つの油
室に絞り部材を介して連通させたことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、四輪車両の各車輪に設けら
れた油圧シリンダと、各油圧シリンダに連通する油室と
該油室内に摺動自在に嵌装された移動隔壁を備える調圧
装置を含んで構成される四輪車両用サスペンションにお
いて、前記調圧装置の各油室を、車体上対角に位置する
車輪の油圧シリンダに連通する油室を除く他の2つの油
室に絞り部材を介して連通させたことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、断面積の異なる4つの移動隔壁を同軸上に
配して結合一体化したことを特徴とする。
明において、断面積の異なる4つの移動隔壁を同軸上に
配して結合一体化したことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記移動隔壁の内部に各油室を連通させる
連通路を形成したことを特徴とする。
明において、前記移動隔壁の内部に各油室を連通させる
連通路を形成したことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、各2つの移動隔壁を1組として同軸上に配
して結合一体化するとともに、各組を並列に結合して一
体化したことを特徴とする。
明において、各2つの移動隔壁を1組として同軸上に配
して結合一体化するとともに、各組を並列に結合して一
体化したことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記各組の移動隔壁の一方の背面に油室を
それぞれ形成し、同軸上に配されて結合一体化された第
5及び第6の移動隔壁によって画成された2つの油室を
前記油室にそれぞれ連通させたことを特徴とする。
明において、前記各組の移動隔壁の一方の背面に油室を
それぞれ形成し、同軸上に配されて結合一体化された第
5及び第6の移動隔壁によって画成された2つの油室を
前記油室にそれぞれ連通させたことを特徴とする。
【0017】従って、請求項1記載の発明によれば、車
体上対角に位置する車輪の油圧シリンダを除く他の油圧
シリンダ(左右の車輪及び左右同側の車輪に設けられた
油圧シリンダ)に連通する調圧装置の油室同士は絞り部
材を介して互いに連通するため、ローリングに対する付
加減衰特性とピッチングに対する付加減衰特性を互いに
影響し合うことなくそれぞれ独立に設定することができ
る。又、ローリングに対する付加減衰特性が前輪と後輪
で大きく異なることがない。
体上対角に位置する車輪の油圧シリンダを除く他の油圧
シリンダ(左右の車輪及び左右同側の車輪に設けられた
油圧シリンダ)に連通する調圧装置の油室同士は絞り部
材を介して互いに連通するため、ローリングに対する付
加減衰特性とピッチングに対する付加減衰特性を互いに
影響し合うことなくそれぞれ独立に設定することができ
る。又、ローリングに対する付加減衰特性が前輪と後輪
で大きく異なることがない。
【0018】請求項2記載の発明によれば、断面積の異
なる4つの移動隔壁を同軸上に配して結合一体化したた
め、差圧による移動隔壁の倒れを抑制することができる
とともに、装置の製作の容易化を図ることができる。
なる4つの移動隔壁を同軸上に配して結合一体化したた
め、差圧による移動隔壁の倒れを抑制することができる
とともに、装置の製作の容易化を図ることができる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、同軸上に配
して結合一体化された移動隔壁の内部に各油室を連通さ
せる油路を形成したため、機構が集約化されて装置の小
型化を図ることができる。
して結合一体化された移動隔壁の内部に各油室を連通さ
せる油路を形成したため、機構が集約化されて装置の小
型化を図ることができる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、2つの移動
隔壁を1組として同軸上に配して結合一体化するととも
に、各組を並列に結合して一体化したため、装置の全長
を短縮して小型化を図ることができる。
隔壁を1組として同軸上に配して結合一体化するととも
に、各組を並列に結合して一体化したため、装置の全長
を短縮して小型化を図ることができる。
【0021】請求項5記載の発明によれば、差圧による
移動隔壁の倒れを抑制することができるとともに、装置
の分散化が可能となってレイアウトの自由度が拡大す
る。
移動隔壁の倒れを抑制することができるとともに、装置
の分散化が可能となってレイアウトの自由度が拡大す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0023】<実施の形態1>図1は本実施の形態に係
る四輪車両用サスペンションの構成を模式的に示す図、
図2は同サスペンションの調圧装置の詳細断面図であ
る。
る四輪車両用サスペンションの構成を模式的に示す図、
図2は同サスペンションの調圧装置の詳細断面図であ
る。
【0024】図1に示す四輪車両用サスペンションは、
四輪車両の各車輪を懸架する油圧緩衝器(つまり、左右
の前輪を懸架する油圧緩衝器2FL,2FRと左右の後
輪を懸架する油圧緩衝器2RL,2RR)と調圧装置1
0を含んで構成されている。尚、本実施の形態では、本
発明に係る四輪車両用サスペンションを構成する油圧シ
リンダとして油圧緩衝器(ショックアブソーバ)を採用
したが、油圧緩衝器とは別に設けられた減衰用シリンダ
で油圧シリンダを構成しても良い。
四輪車両の各車輪を懸架する油圧緩衝器(つまり、左右
の前輪を懸架する油圧緩衝器2FL,2FRと左右の後
輪を懸架する油圧緩衝器2RL,2RR)と調圧装置1
0を含んで構成されている。尚、本実施の形態では、本
発明に係る四輪車両用サスペンションを構成する油圧シ
リンダとして油圧緩衝器(ショックアブソーバ)を採用
したが、油圧緩衝器とは別に設けられた減衰用シリンダ
で油圧シリンダを構成しても良い。
【0025】上記各油圧緩衝器2FL,2RL,2R
R,2FRは、シリンダ3内に上方から挿入されたピス
トンロッド4の下端に結着されたピストン5をシリンダ
3内に摺動自在に嵌装し、シリンダ3内にピストン5に
よって画成された上部油室S1と下部油室S2にオイル
を充填して構成され、ピストン5に形成された油孔5a
には絞り部材としてオリフィス6が設けられている。
R,2FRは、シリンダ3内に上方から挿入されたピス
トンロッド4の下端に結着されたピストン5をシリンダ
3内に摺動自在に嵌装し、シリンダ3内にピストン5に
よって画成された上部油室S1と下部油室S2にオイル
を充填して構成され、ピストン5に形成された油孔5a
には絞り部材としてオリフィス6が設けられている。
【0026】又、前記調圧装置10は、図2に詳細に示
すように、ハウジング11内に隔壁12によって区画さ
れて並設された4つの油室SFL,SRL,SRR,S
FRと各油室SFL,SRL,SRR,SFR内に摺動
自在に嵌装された計4つの移動隔壁13a,13b,1
3c,13dを備えており、各移動隔壁13a〜13d
は連結部材14によって連結され、これらはハウジング
11内を一体的に摺動する。ここで、ハウジング11内
は移動隔壁13a〜13dによって前記油室SFL,S
RL,SRR,SFRとガス室SGとに区画されてお
り、各油室SFL,SRL,SRR,SFRにはオイル
が充填され、ガス室SGには不活性ガスが封入されてい
る。
すように、ハウジング11内に隔壁12によって区画さ
れて並設された4つの油室SFL,SRL,SRR,S
FRと各油室SFL,SRL,SRR,SFR内に摺動
自在に嵌装された計4つの移動隔壁13a,13b,1
3c,13dを備えており、各移動隔壁13a〜13d
は連結部材14によって連結され、これらはハウジング
11内を一体的に摺動する。ここで、ハウジング11内
は移動隔壁13a〜13dによって前記油室SFL,S
RL,SRR,SFRとガス室SGとに区画されてお
り、各油室SFL,SRL,SRR,SFRにはオイル
が充填され、ガス室SGには不活性ガスが封入されてい
る。
【0027】ところで、互いに隣接する油室SFLと油
室SRL、油室SRLと油室SRR及び油室SRRと油
室SFRはそれぞれ連通路15,16,17を介して連
通し、両側の油室SFLと油室SFRとは連通路18を
介して連通しており、各連通路15〜18には絞り部材
としてのオリフィス19,20,21,22がそれぞれ
設けられている。そして、各油室SFL,SRL,SR
R,SFRは油圧経路23,24,25,26を介して
前記油圧緩衝器2FL,2RL,2RR,2FRの各下
部油室S2にそれぞれ連通している。
室SRL、油室SRLと油室SRR及び油室SRRと油
室SFRはそれぞれ連通路15,16,17を介して連
通し、両側の油室SFLと油室SFRとは連通路18を
介して連通しており、各連通路15〜18には絞り部材
としてのオリフィス19,20,21,22がそれぞれ
設けられている。そして、各油室SFL,SRL,SR
R,SFRは油圧経路23,24,25,26を介して
前記油圧緩衝器2FL,2RL,2RR,2FRの各下
部油室S2にそれぞれ連通している。
【0028】上述のように、本実施の形態では、両側の
油室SFLと油室SFRとを連通路18を介して連通さ
せ、該連通路18の途中にオリフィス22を設けたた
め、車体上対角に位置する車輪の油圧緩衝器を除く他の
油圧緩衝器(左右の車輪及び左右同側の車輪を懸架する
油圧緩衝器)に連通する調圧装置10の油室同士はオリ
フィスを介して互いに連通することとなる。
油室SFLと油室SFRとを連通路18を介して連通さ
せ、該連通路18の途中にオリフィス22を設けたた
め、車体上対角に位置する車輪の油圧緩衝器を除く他の
油圧緩衝器(左右の車輪及び左右同側の車輪を懸架する
油圧緩衝器)に連通する調圧装置10の油室同士はオリ
フィスを介して互いに連通することとなる。
【0029】具体的には、左前輪を懸架する油圧緩衝器
2FLの下部油室S2に油圧経路23を介して連通する
油室SFLは、右前輪を懸架する油圧緩衝器2FRの下
部油室S2に油圧経路26を介して連通する油室SFR
と連通路18及びオリフィス22を介して連通するとと
もに、左後輪を懸架する油圧緩衝器2RLの下部油室S
2に油圧経路24を介して連通する油室SRLと連通路
15及びオリフィス19を介して連通している。そし
て、左後輪を懸架する油圧緩衝器2RLの下部油室S2
に油圧経路24を介して連通する油室SRLは、左前輪
を懸架する油圧緩衝器2FLの下部油室S2に油圧経路
23を介して連通する油室SFLと連通路15及びオリ
フィス19を介して連通するとともに、右後輪を懸架す
る油圧緩衝器2RRの下部油室S2に油圧経路25を介
して連通する油室SRRと連通路16及びオリフィス2
0を介して連通している。
2FLの下部油室S2に油圧経路23を介して連通する
油室SFLは、右前輪を懸架する油圧緩衝器2FRの下
部油室S2に油圧経路26を介して連通する油室SFR
と連通路18及びオリフィス22を介して連通するとと
もに、左後輪を懸架する油圧緩衝器2RLの下部油室S
2に油圧経路24を介して連通する油室SRLと連通路
15及びオリフィス19を介して連通している。そし
て、左後輪を懸架する油圧緩衝器2RLの下部油室S2
に油圧経路24を介して連通する油室SRLは、左前輪
を懸架する油圧緩衝器2FLの下部油室S2に油圧経路
23を介して連通する油室SFLと連通路15及びオリ
フィス19を介して連通するとともに、右後輪を懸架す
る油圧緩衝器2RRの下部油室S2に油圧経路25を介
して連通する油室SRRと連通路16及びオリフィス2
0を介して連通している。
【0030】又、右後輪を懸架する油圧緩衝器2RRの
下部油室S2に油圧経路25を介して連通する油室SR
Rは、左後輪を懸架する油圧緩衝器2RLの下部油室S
2に油圧経路24を介して連通する油室SRLと連通路
16及びオリフィス20を介して連通するとともに、右
前輪を懸架する油圧緩衝器2FRの下部油室S2に油圧
経路26を介して連通する油室SFRと連通路17及び
オリフィス21を介して連通している。そして、右前輪
を懸架する油圧緩衝器2FRの下部油室S2に油圧経路
26を介して連通する油室SFRは、左前輪を懸架する
油圧緩衝器2FLの下部油室S2に油圧経路23を介し
て連通する油室SFLと連通路18及びオリフィス22
を介して連通するとともに、右後輪を懸架する油圧緩衝
器2RRの下部油室S2に油圧経路25を介して連通す
る油室SRRと連通路17及びオリフィス21を介して
連通している。
下部油室S2に油圧経路25を介して連通する油室SR
Rは、左後輪を懸架する油圧緩衝器2RLの下部油室S
2に油圧経路24を介して連通する油室SRLと連通路
16及びオリフィス20を介して連通するとともに、右
前輪を懸架する油圧緩衝器2FRの下部油室S2に油圧
経路26を介して連通する油室SFRと連通路17及び
オリフィス21を介して連通している。そして、右前輪
を懸架する油圧緩衝器2FRの下部油室S2に油圧経路
26を介して連通する油室SFRは、左前輪を懸架する
油圧緩衝器2FLの下部油室S2に油圧経路23を介し
て連通する油室SFLと連通路18及びオリフィス22
を介して連通するとともに、右後輪を懸架する油圧緩衝
器2RRの下部油室S2に油圧経路25を介して連通す
る油室SRRと連通路17及びオリフィス21を介して
連通している。
【0031】而して、各油圧緩衝器2FL,2RL,2
RR,2FRのピストンロッド4の上端は車体側に取り
付けられ、シリンダ3の下端は車輪側に取り付けられて
おり、路面の凹凸に伴って各油圧緩衝器2FL,2R
L,2RR,2FRが同方向に略同一量だけ作動する
と、シリンダ3とピストンロッド4が伸縮動し、ピスト
ン5がシリンダ3内を摺動して該ピストン5の油孔5a
に設けられたオリフィス6をオイルが通過する際に発生
する減衰力によって車輪が路面から受ける衝撃が吸収さ
れる。この場合、各油圧緩衝器2FL,2RL,2R
R,2FRのシリンダ3内のオイル量はピストンロッド
4がシリンダ3に対して進退動する体積分だけ増減する
が、このオイル量の増減は調圧装置10における移動隔
壁13a〜13dの摺動によるガス室SG内のガスの圧
縮又は膨張によって許容される。そして、この場合、調
圧装置10においては油室SFL,SRL,SRR,S
FR間でのオイルの流出入は殆どなく、従って、オイル
が各オリフィス19〜22を殆ど通過しないために調圧
装置10において付加的な減衰力は殆ど発生せず、路面
からの衝撃は主に各油圧緩衝器2FL,2RL,2R
R,2FRにおいて発生する減衰力によって吸収され
る。
RR,2FRのピストンロッド4の上端は車体側に取り
付けられ、シリンダ3の下端は車輪側に取り付けられて
おり、路面の凹凸に伴って各油圧緩衝器2FL,2R
L,2RR,2FRが同方向に略同一量だけ作動する
と、シリンダ3とピストンロッド4が伸縮動し、ピスト
ン5がシリンダ3内を摺動して該ピストン5の油孔5a
に設けられたオリフィス6をオイルが通過する際に発生
する減衰力によって車輪が路面から受ける衝撃が吸収さ
れる。この場合、各油圧緩衝器2FL,2RL,2R
R,2FRのシリンダ3内のオイル量はピストンロッド
4がシリンダ3に対して進退動する体積分だけ増減する
が、このオイル量の増減は調圧装置10における移動隔
壁13a〜13dの摺動によるガス室SG内のガスの圧
縮又は膨張によって許容される。そして、この場合、調
圧装置10においては油室SFL,SRL,SRR,S
FR間でのオイルの流出入は殆どなく、従って、オイル
が各オリフィス19〜22を殆ど通過しないために調圧
装置10において付加的な減衰力は殆ど発生せず、路面
からの衝撃は主に各油圧緩衝器2FL,2RL,2R
R,2FRにおいて発生する減衰力によって吸収され
る。
【0032】一方、左右の前輪の油圧緩衝器2FL,2
FRが互いに異なる方向に作動すると、ピストンロッド
4のシリンダ3に対する進退動に伴って増減する体積分
の量のオイルが主にオリフィス22を通過して流れるた
めに付加的な減衰力が発生し、この減衰力が油圧緩衝器
2FL,2FRにおいて発生する減衰力に付加されるた
め、左右の油圧緩衝器2FL,2FRの互いに異なる方
向への作動が抑制されて車体のローリングが抑えられ
る。又、同様に左右の後輪の油圧緩衝器2RL,2RR
が互いに異なる方向に作動すると、ピストンロッド4の
シリンダ3に対する進退動に伴って増減する体積分の量
のオイルが主にオリフィス16を通過して流れるために
付加的な減衰力が発生し、この減衰力と油圧緩衝器2R
L,2RRにおいてに発生する減衰力によって車体のロ
ーリングが抑えられる。
FRが互いに異なる方向に作動すると、ピストンロッド
4のシリンダ3に対する進退動に伴って増減する体積分
の量のオイルが主にオリフィス22を通過して流れるた
めに付加的な減衰力が発生し、この減衰力が油圧緩衝器
2FL,2FRにおいて発生する減衰力に付加されるた
め、左右の油圧緩衝器2FL,2FRの互いに異なる方
向への作動が抑制されて車体のローリングが抑えられ
る。又、同様に左右の後輪の油圧緩衝器2RL,2RR
が互いに異なる方向に作動すると、ピストンロッド4の
シリンダ3に対する進退動に伴って増減する体積分の量
のオイルが主にオリフィス16を通過して流れるために
付加的な減衰力が発生し、この減衰力と油圧緩衝器2R
L,2RRにおいてに発生する減衰力によって車体のロ
ーリングが抑えられる。
【0033】他方、左前輪の油圧緩衝器2FLと左後輪
の油圧緩衝器2RLが互いに異なる方向に作動すると、
ピストンロッド4のシリンダ3に対する進退動に伴って
増減する体積分の量のオイルが主にオリフィス15を通
過して流れるために付加的な減衰力が発生し、この減衰
力が油圧緩衝器2FL,2RLにおいて発生する減衰力
に付加されるため、左前輪の油圧緩衝器2FLと左後輪
の油圧緩衝器2RLの互いに異なる方向への作動が抑制
されて車体のピッチングが抑えられる。又、同様に右前
輪の油圧緩衝器2FRと右後輪の油圧緩衝器2RRが互
いに異なる方向に作動すると、ピストンロッド4のシリ
ンダ3に対する進退動に伴って増減する体積分の量のオ
イルが主にオリフィス17を通過して流れるために付加
的な減衰力が発生し、この減衰力と油圧緩衝器2FR,
2RRにおいて発生する減衰力によって車体のピッチン
グが抑えられる。
の油圧緩衝器2RLが互いに異なる方向に作動すると、
ピストンロッド4のシリンダ3に対する進退動に伴って
増減する体積分の量のオイルが主にオリフィス15を通
過して流れるために付加的な減衰力が発生し、この減衰
力が油圧緩衝器2FL,2RLにおいて発生する減衰力
に付加されるため、左前輪の油圧緩衝器2FLと左後輪
の油圧緩衝器2RLの互いに異なる方向への作動が抑制
されて車体のピッチングが抑えられる。又、同様に右前
輪の油圧緩衝器2FRと右後輪の油圧緩衝器2RRが互
いに異なる方向に作動すると、ピストンロッド4のシリ
ンダ3に対する進退動に伴って増減する体積分の量のオ
イルが主にオリフィス17を通過して流れるために付加
的な減衰力が発生し、この減衰力と油圧緩衝器2FR,
2RRにおいて発生する減衰力によって車体のピッチン
グが抑えられる。
【0034】以上のように、本実施の形態では、車体上
対角に位置する車輪の油圧緩衝器を除く他の油圧緩衝器
(左右の車輪及び左右同側の車輪を懸架する油圧緩衝
器)に連通する調圧装置10の油室同士はオリフィスを
介して互いに連通するため、ローリングに対する付加減
衰特性とピッチングに対する付加減衰特性を互いに影響
し合うことなくそれぞれ独立に設定することができる。
対角に位置する車輪の油圧緩衝器を除く他の油圧緩衝器
(左右の車輪及び左右同側の車輪を懸架する油圧緩衝
器)に連通する調圧装置10の油室同士はオリフィスを
介して互いに連通するため、ローリングに対する付加減
衰特性とピッチングに対する付加減衰特性を互いに影響
し合うことなくそれぞれ独立に設定することができる。
【0035】又、ローリングに対する付加減衰特性が前
輪と後輪で大きく異なることがなく、オリフィスの特性
を変更することによってピッチングに対する付加減衰特
性を左車輪と右車輪とで別々に設定し、ローリングに対
する付加減衰特性を前輪と後輪とで別々に設定すること
もできる。
輪と後輪で大きく異なることがなく、オリフィスの特性
を変更することによってピッチングに対する付加減衰特
性を左車輪と右車輪とで別々に設定し、ローリングに対
する付加減衰特性を前輪と後輪とで別々に設定すること
もできる。
【0036】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図3に基づいて説明する。尚、図3は本実施の形
態に係る四連車両用サスペンションの調圧装置の詳細断
面図であり、本図においては図2に示したと同一要素に
は同一符号を付している。
態2を図3に基づいて説明する。尚、図3は本実施の形
態に係る四連車両用サスペンションの調圧装置の詳細断
面図であり、本図においては図2に示したと同一要素に
は同一符号を付している。
【0037】本実施の形態は、調圧装置10のハウジン
グ11内に断面積の異なる4つの移動隔壁13a,13
b,13c,13dを同軸上に上下方向に配してこれら
を連結部材14にて結合一体化したことを特徴とし、ハ
ウジング11内には移動隔壁13a〜13dによって区
画される4つの油室SFL,SRL,SRR,SFRが
上下方向に形成されるとともに、ハウジング11内の最
上部にはガス室SGが形成されている。そして、互いに
隣接する油室SFLと油室SRL、油室SRLと油室S
RR及び油室SRRと油室SFRはそれぞれ連通路1
5,16,17を介して連通し、最上部の油室SFLと
最下部の油室SFRとは連通路18を介して連通してお
り、各連通路15〜18には絞り部材としてのオリフィ
ス19,20,21,22がそれぞれ設けられている。
そして、各油室SFL,SRL,SRR,SFRは油圧
経路23,24,25,26を介して各油圧緩衝器の油
室にそれぞれ連通している。
グ11内に断面積の異なる4つの移動隔壁13a,13
b,13c,13dを同軸上に上下方向に配してこれら
を連結部材14にて結合一体化したことを特徴とし、ハ
ウジング11内には移動隔壁13a〜13dによって区
画される4つの油室SFL,SRL,SRR,SFRが
上下方向に形成されるとともに、ハウジング11内の最
上部にはガス室SGが形成されている。そして、互いに
隣接する油室SFLと油室SRL、油室SRLと油室S
RR及び油室SRRと油室SFRはそれぞれ連通路1
5,16,17を介して連通し、最上部の油室SFLと
最下部の油室SFRとは連通路18を介して連通してお
り、各連通路15〜18には絞り部材としてのオリフィ
ス19,20,21,22がそれぞれ設けられている。
そして、各油室SFL,SRL,SRR,SFRは油圧
経路23,24,25,26を介して各油圧緩衝器の油
室にそれぞれ連通している。
【0038】ここで、本実施の形態においては、4つの
移動隔壁13a〜13dを円板状に形成し、各移動隔壁
13a〜13dの受圧面積が等しくなるように移動隔壁
13a,13b,13c,13dの断面積の比率を4:
3:2:1に設定している。尚、サスペンションの設計
要件によっては、移動隔壁13a〜13dの受圧面積を
意図的に異ならせることも可能である。
移動隔壁13a〜13dを円板状に形成し、各移動隔壁
13a〜13dの受圧面積が等しくなるように移動隔壁
13a,13b,13c,13dの断面積の比率を4:
3:2:1に設定している。尚、サスペンションの設計
要件によっては、移動隔壁13a〜13dの受圧面積を
意図的に異ならせることも可能である。
【0039】而して、本実施の形態に係るサスペンショ
ンにおいても、車体上対角に位置する車輪の緩衝器を除
く他の油圧緩衝器(左右の車輪及び左右同側の車輪を懸
架する油圧緩衝器)に連通する調圧装置10の油室同士
はオリフィスを介して互いに連通するため、前記実施の
形態1と同様の効果が得られる他、移動隔壁13a〜1
3dを同軸上に配して結合一体化したため、差圧による
移動隔壁13aー13dの倒れを抑制することができる
とともに、装置の製作の容易化を図ることができる。
ンにおいても、車体上対角に位置する車輪の緩衝器を除
く他の油圧緩衝器(左右の車輪及び左右同側の車輪を懸
架する油圧緩衝器)に連通する調圧装置10の油室同士
はオリフィスを介して互いに連通するため、前記実施の
形態1と同様の効果が得られる他、移動隔壁13a〜1
3dを同軸上に配して結合一体化したため、差圧による
移動隔壁13aー13dの倒れを抑制することができる
とともに、装置の製作の容易化を図ることができる。
【0040】又、同軸上に配して結合一体化された移動
隔壁13a〜13dの内部に連通路15〜17を形成
し、連結部材14の内部に連通路18を形成したためた
ため、機構が集約化されて装置の小型化が図られる。
隔壁13a〜13dの内部に連通路15〜17を形成
し、連結部材14の内部に連通路18を形成したためた
ため、機構が集約化されて装置の小型化が図られる。
【0041】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図4に基づいて説明する。尚、尚、図4は本実施
の形態に係る四連車両用サスペンションの調圧装置の詳
細断面図であり、本図においても図2に示したと同一要
素には同一符号を付している。
態3を図4に基づいて説明する。尚、尚、図4は本実施
の形態に係る四連車両用サスペンションの調圧装置の詳
細断面図であり、本図においても図2に示したと同一要
素には同一符号を付している。
【0042】本実施の形態は、調圧装置10のハウジン
グ11内に各2つの移動隔壁13aと13d、13cと
13dをそれぞれ1組として同軸上に配して結合一体化
するとともに、各組を連結部材14によって並列に結合
して一体化したことを特徴とし、ハウジング11内には
移動隔壁13a〜13dによって区画される4つの油室
SFL,SRL,SRR,SFRが形成されるととも
に、ハウジング11内の最上部にはガス室SGが形成さ
れている。そして、互いに隣接する油室SFLと油室S
RL、油室SRLと油室SRR、油室SRRと油室SF
R及び油室SFRと油室SFLはそれぞれ連通路15,
16,17,18を介してそれぞれ連通しており、各連
通路15〜18には絞り部材としてのオリフィス19,
20,21,22がそれぞれ設けられている。そして、
各油室SFL,SRL,SRR,SFRは油圧経路2
3,24,25,26を介して各油圧緩衝器の油室にそ
れぞれ連通している。
グ11内に各2つの移動隔壁13aと13d、13cと
13dをそれぞれ1組として同軸上に配して結合一体化
するとともに、各組を連結部材14によって並列に結合
して一体化したことを特徴とし、ハウジング11内には
移動隔壁13a〜13dによって区画される4つの油室
SFL,SRL,SRR,SFRが形成されるととも
に、ハウジング11内の最上部にはガス室SGが形成さ
れている。そして、互いに隣接する油室SFLと油室S
RL、油室SRLと油室SRR、油室SRRと油室SF
R及び油室SFRと油室SFLはそれぞれ連通路15,
16,17,18を介してそれぞれ連通しており、各連
通路15〜18には絞り部材としてのオリフィス19,
20,21,22がそれぞれ設けられている。そして、
各油室SFL,SRL,SRR,SFRは油圧経路2
3,24,25,26を介して各油圧緩衝器の油室にそ
れぞれ連通している。
【0043】而して、本実施の形態に係るサスペンショ
ンにおいても、車体上対角に位置する車輪の油圧緩衝器
を除く他の油圧緩衝器(左右の車輪及び左右同側の車輪
を懸架する油圧緩衝器)に連通する調圧装置10の油室
同士はオリフィスを介して互いに連通するため、前記実
施の形態1と同様の効果が得られる。そして、本実施の
形態では、2つの移動隔壁13aと13b及び13cと
13dをそれぞれ1組として同軸上に配して結合一体化
するとともに、各組を並列に結合して一体化したため、
装置の全長を短縮して小型化を図ることができる。
ンにおいても、車体上対角に位置する車輪の油圧緩衝器
を除く他の油圧緩衝器(左右の車輪及び左右同側の車輪
を懸架する油圧緩衝器)に連通する調圧装置10の油室
同士はオリフィスを介して互いに連通するため、前記実
施の形態1と同様の効果が得られる。そして、本実施の
形態では、2つの移動隔壁13aと13b及び13cと
13dをそれぞれ1組として同軸上に配して結合一体化
するとともに、各組を並列に結合して一体化したため、
装置の全長を短縮して小型化を図ることができる。
【0044】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4を図5に基づいて説明する。尚、図5は本実施の形
態に係る四連車両用サスペンションの調圧装置の詳細断
面図であり、本図においては図4に示したと同一要素に
は同一符号を付している。
態4を図5に基づいて説明する。尚、図5は本実施の形
態に係る四連車両用サスペンションの調圧装置の詳細断
面図であり、本図においては図4に示したと同一要素に
は同一符号を付している。
【0045】本実施の形態は、調圧装置10のハウジン
グ11内に各2つの移動隔壁13aと13b及び13c
と13dをそれぞれ1組として同軸上に配して結合一体
化するとともに、各組を並列に結合して一体化し、各組
の移動隔壁13a,13dの背面(上面)側に油室S
3,S4をそれぞれ形成し、シリンダ27内に同軸上に
配されて結合一体化された第5及び第6の移動隔壁13
e,13fによって画成された上下2つの油室S5,S
6を油圧経路28,29を介して前記油室S4,S3に
それぞれ連通させたことを特徴とする。尚、シリンダ2
7内の最上部にはガス室SGが形成されている。
グ11内に各2つの移動隔壁13aと13b及び13c
と13dをそれぞれ1組として同軸上に配して結合一体
化するとともに、各組を並列に結合して一体化し、各組
の移動隔壁13a,13dの背面(上面)側に油室S
3,S4をそれぞれ形成し、シリンダ27内に同軸上に
配されて結合一体化された第5及び第6の移動隔壁13
e,13fによって画成された上下2つの油室S5,S
6を油圧経路28,29を介して前記油室S4,S3に
それぞれ連通させたことを特徴とする。尚、シリンダ2
7内の最上部にはガス室SGが形成されている。
【0046】而して、本実施の形態によれば、前記実施
の形態3と同様の効果が得られる他、油室S3,S4の
内圧をバランスさせることができるために差圧による移
動隔壁13a〜13dの倒れを抑制することができると
ともに、ハウジング11とシリンダ27を別体として装
置の分散化を図ることができるために装置のレイアウト
の自由度が拡大するという効果も得られる。
の形態3と同様の効果が得られる他、油室S3,S4の
内圧をバランスさせることができるために差圧による移
動隔壁13a〜13dの倒れを抑制することができると
ともに、ハウジング11とシリンダ27を別体として装
置の分散化を図ることができるために装置のレイアウト
の自由度が拡大するという効果も得られる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、四輪車両の各車輪に設けられた油圧シリンダ
と、各油圧シリンダに連通する油室と該油室内に摺動自
在に嵌装された移動隔壁を備える調圧装置を含んで構成
される四輪車両用サスペンションにおいて、前記調圧装
置の各油室を、車体上対角に位置する車輪の油圧シリン
ダに連通する油室を除く他の2つの油室に絞り部材を介
して連通させたため、ピッチングとローリングに対する
付加減衰特性をそれぞれ独立に設定することができると
いう効果が得られる。
よれば、四輪車両の各車輪に設けられた油圧シリンダ
と、各油圧シリンダに連通する油室と該油室内に摺動自
在に嵌装された移動隔壁を備える調圧装置を含んで構成
される四輪車両用サスペンションにおいて、前記調圧装
置の各油室を、車体上対角に位置する車輪の油圧シリン
ダに連通する油室を除く他の2つの油室に絞り部材を介
して連通させたため、ピッチングとローリングに対する
付加減衰特性をそれぞれ独立に設定することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る四輪車両用サスペ
ンションの構成を模式的に示す図である。
ンションの構成を模式的に示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る四輪車両用サスペ
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る四輪車両用サスペ
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る四輪車両用サスペ
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
【図5】本発明の実施の形態4に係る四輪車両用サスペ
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
ンションの調圧装置の詳細断面図である。
【図6】従来の四輪車両用サスペンションの構成を模式
的に示す図である。
的に示す図である。
【図7】従来の四輪車両用サスペンションの調圧装置の
詳細断面図である。
詳細断面図である。
1 四輪車両用サスペンション 2FL,2RL,2RR,2FR 油圧緩衝器(油圧シ
リンダ) 3 シリンダ 4 ピストンロッド 5 ピストン 10 調圧装置 13a〜13f 移動隔壁 15〜18 連通路 19〜22 オリフィス(絞り部材) S1〜S6 油室 SFL,SRL,SRR,SFR 油室
リンダ) 3 シリンダ 4 ピストンロッド 5 ピストン 10 調圧装置 13a〜13f 移動隔壁 15〜18 連通路 19〜22 オリフィス(絞り部材) S1〜S6 油室 SFL,SRL,SRR,SFR 油室
Claims (5)
- 【請求項1】 四輪車両の各車輪に設けられた油圧シリ
ンダと、各油圧シリンダに連通する油室と該油室内に摺
動自在に嵌装された移動隔壁を備える調圧装置を含んで
構成される四輪車両用サスペンションにおいて、 前記調圧装置の各油室を、車体上対角に位置する車輪の
油圧シリンダに連通する油室を除く他の2つの油室に絞
り部材を介して連通させたことを特徴とする四輪車両用
サスペンション。 - 【請求項2】 断面積の異なる4つの移動隔壁を同軸上
に配して結合一体化したことを特徴とする請求項1記載
の四輪車両用サスペンション。 - 【請求項3】 前記移動隔壁の内部に各油室を連通させ
る連通路を形成したことを特徴とする請求項2記載の四
輪車両用サスペンション。 - 【請求項4】 各2つの移動隔壁を1組として同軸上に
配して結合一体化するとともに、各組を並列に結合して
一体化したことを特徴とする請求項1記載の四輪車両用
サスペンション。 - 【請求項5】 前記各組の移動隔壁の一方の背面に油室
をそれぞれ形成し、同軸上に配されて結合一体化された
第5及び第6の移動隔壁によって画成された2つの油室
を前記油室にそれぞれ連通させたことを特徴とする請求
項4記載の四輪車両用サスペンション。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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