JP2002172835A - 画像記録装置およびこの装置を使用したシェーディング補正方法 - Google Patents
画像記録装置およびこの装置を使用したシェーディング補正方法Info
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/475—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/52—Arrangement for printing a discrete number of tones, not covered by group B41J2/205, e.g. applicable to two or more kinds of printing or marking process
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シェーディング補正データを取得可能な画像
記録装置の構成を簡易なものとする。 【解決手段】 均一濃度の濃度パターンを表す濃度パタ
ーンデータＮＰに基づいて、記録用紙Ｐにその短手方向
に延在する濃度パターンＮをサーマルヘッド１により記
録する。次いで、記録用紙Ｐの短手方向とその搬送方向
とを一致させて、エンドレスベルト２により記録用紙Ｐ
を搬送する。これにより、濃度パターンＮがサーマルヘ
ッド１の近傍に固定されたＣＣＤ４により検出され、シ
ェーディング補正用データＨが得られる。記録用紙Ｐに
記録する画像を表す画像データＳ０をシェーディング補
正用データＨにより補正して補正画像データＳ１を得、
これに基づいて記録用紙Ｐに画像の記録を行う。
記録装置の構成を簡易なものとする。 【解決手段】 均一濃度の濃度パターンを表す濃度パタ
ーンデータＮＰに基づいて、記録用紙Ｐにその短手方向
に延在する濃度パターンＮをサーマルヘッド１により記
録する。次いで、記録用紙Ｐの短手方向とその搬送方向
とを一致させて、エンドレスベルト２により記録用紙Ｐ
を搬送する。これにより、濃度パターンＮがサーマルヘ
ッド１の近傍に固定されたＣＣＤ４により検出され、シ
ェーディング補正用データＨが得られる。記録用紙Ｐに
記録する画像を表す画像データＳ０をシェーディング補
正用データＨにより補正して補正画像データＳ１を得、
これに基づいて記録用紙Ｐに画像の記録を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を記録体に２
次元的に記録する画像記録装置およびこの画像記録装置
を用いたシェーディング補正方法に関するものである。
次元的に記録する画像記録装置およびこの画像記録装置
を用いたシェーディング補正方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、写真フイルム等に記録された
画像を光電的に読み取ることにより得られた画像データ
や、蓄積性蛍光体シートに記録された医療用の放射線画
像を読み取ることにより得られた画像データを、レーザ
プリンタ、熱転写型のプリンタ等の画像記録装置を用い
て感光材料等の記録体に記録することが行われている。
このような画像記録装置においては、レーザ光源あるい
はサーマルヘッド等の画像描画手段により画像を記録体
に線状に描画しつつ、搬送ローラ、エンドレスベルト等
の搬送手段により、線状に記録された画像の長さ方向
（主走査方向）に略直交する副走査方向に記録体を搬送
することにより、画像が記録体に２次元状に記録され
る。
画像を光電的に読み取ることにより得られた画像データ
や、蓄積性蛍光体シートに記録された医療用の放射線画
像を読み取ることにより得られた画像データを、レーザ
プリンタ、熱転写型のプリンタ等の画像記録装置を用い
て感光材料等の記録体に記録することが行われている。
このような画像記録装置においては、レーザ光源あるい
はサーマルヘッド等の画像描画手段により画像を記録体
に線状に描画しつつ、搬送ローラ、エンドレスベルト等
の搬送手段により、線状に記録された画像の長さ方向
（主走査方向）に略直交する副走査方向に記録体を搬送
することにより、画像が記録体に２次元状に記録され
る。
【０００３】ところで上述のような画像記録装置では、
レーザ光の照射ムラ、サーマルヘッドを構成する感熱素
子のばらつき等により、記録体に記録される画像の主走
査方向における部分的な濃度の低下（シェーディング）
が生じ、記録体に記録される画像にシェーディングに起
因する濃淡ムラが生じてしまう。このため、記録体にシ
ェーディング補正用の濃度パターンを記録し、この濃度
パターンを画像記録装置に設けられたＣＣＤ等の検出手
段により検出して、シェーディングを補正するためのシ
ェーディング補正用データを取得し、このシェーディン
グ補正用データにより画像データを補正しつつ、画像デ
ータにより表される画像の記録体への記録を行うように
している。
レーザ光の照射ムラ、サーマルヘッドを構成する感熱素
子のばらつき等により、記録体に記録される画像の主走
査方向における部分的な濃度の低下（シェーディング）
が生じ、記録体に記録される画像にシェーディングに起
因する濃淡ムラが生じてしまう。このため、記録体にシ
ェーディング補正用の濃度パターンを記録し、この濃度
パターンを画像記録装置に設けられたＣＣＤ等の検出手
段により検出して、シェーディングを補正するためのシ
ェーディング補正用データを取得し、このシェーディン
グ補正用データにより画像データを補正しつつ、画像デ
ータにより表される画像の記録体への記録を行うように
している。
【０００４】ここで、シェーディング補正用データの取
得は具体的には下記のようにして行われる。すなわち、
シェーディング補正用濃度パターンは画像描画手段によ
り記録体の主走査方向に帯状に記録されることから、こ
の濃度パターンが記録された記録体を搬送手段により搬
送し、検出手段により濃度パターンを検出可能な位置に
おいて搬送を停止する。そして、検出手段を主走査方向
に移動させて、記録体に記録された濃度パターンを検出
することにより、シェーディング補正用データが取得さ
れる。
得は具体的には下記のようにして行われる。すなわち、
シェーディング補正用濃度パターンは画像描画手段によ
り記録体の主走査方向に帯状に記録されることから、こ
の濃度パターンが記録された記録体を搬送手段により搬
送し、検出手段により濃度パターンを検出可能な位置に
おいて搬送を停止する。そして、検出手段を主走査方向
に移動させて、記録体に記録された濃度パターンを検出
することにより、シェーディング補正用データが取得さ
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような画像記録装置においては、シェーディング補正
用データを取得するために検出手段を主走査方向に移動
可能とする機構を設ける必要があるため、装置の構成が
複雑となるとともに、装置が高価なものとなってしまっ
ていた。
たような画像記録装置においては、シェーディング補正
用データを取得するために検出手段を主走査方向に移動
可能とする機構を設ける必要があるため、装置の構成が
複雑となるとともに、装置が高価なものとなってしまっ
ていた。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、簡易な構成によりシェーディング補正用データを得
ることができる画像記録装置およびこの装置を用いたシ
ェーディング補正方法を提供することを目的とするもの
である。
り、簡易な構成によりシェーディング補正用データを得
ることができる画像記録装置およびこの装置を用いたシ
ェーディング補正方法を提供することを目的とするもの
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による画像記録装
置は、記録体の一部に画像を線状に描画する画像描画手
段と、該線状に描画された画像の長さ方向と略直交する
搬送方向に前記記録体を搬送する搬送手段とを備え、前
記画像描画手段により前記画像を線状に描画しつつ、前
記搬送手段により前記記録体を前記搬送方向に搬送して
前記画像を前記記録体に２次元状に記録する画像記録装
置において、前記画像描画手段により前記記録体に帯状
に記録されたシェーディング補正用濃度パターンを検出
可能な位置に、前記搬送される記録体に対して固定的に
配設された検出手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
置は、記録体の一部に画像を線状に描画する画像描画手
段と、該線状に描画された画像の長さ方向と略直交する
搬送方向に前記記録体を搬送する搬送手段とを備え、前
記画像描画手段により前記画像を線状に描画しつつ、前
記搬送手段により前記記録体を前記搬送方向に搬送して
前記画像を前記記録体に２次元状に記録する画像記録装
置において、前記画像描画手段により前記記録体に帯状
に記録されたシェーディング補正用濃度パターンを検出
可能な位置に、前記搬送される記録体に対して固定的に
配設された検出手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【０００８】「画像描画手段」としては、記録体に画像
を線状に描画できるものであれば、いかなる手段をも適
用することができる。具体的には、画像記録装置がレー
ザプリンタである場合には、レーザ光源およびレーザ光
を画像データに応じて変調する変調器を適用できる。ま
た、画像記録装置が熱転写型のプリンタである場合に
は、複数の感熱素子が線状に配列されたサーマルヘッド
を適用できる。
を線状に描画できるものであれば、いかなる手段をも適
用することができる。具体的には、画像記録装置がレー
ザプリンタである場合には、レーザ光源およびレーザ光
を画像データに応じて変調する変調器を適用できる。ま
た、画像記録装置が熱転写型のプリンタである場合に
は、複数の感熱素子が線状に配列されたサーマルヘッド
を適用できる。
【０００９】「搬送手段」としては、記録体を挟持して
搬送するローラ対や、記録体を載置して搬送するエンド
レスベルト等を適用できる。
搬送するローラ対や、記録体を載置して搬送するエンド
レスベルト等を適用できる。
【００１０】「検出手段」としては、シェーディング補
正用濃度パターンを光電的に読み取ることができれば、
いかなる手段をも適用できる。具体的にはＣＣＤを適用
できる。また、ＬＥＤ、ＬＤ、レーザ、ランプ等の発光
素子およびＰＤ、ＣＣＤ、ＣＭＯＳセンサ、フォトトラ
ンジスタ等の受光素子の組み合わせを適用することもで
きる。
正用濃度パターンを光電的に読み取ることができれば、
いかなる手段をも適用できる。具体的にはＣＣＤを適用
できる。また、ＬＥＤ、ＬＤ、レーザ、ランプ等の発光
素子およびＰＤ、ＣＣＤ、ＣＭＯＳセンサ、フォトトラ
ンジスタ等の受光素子の組み合わせを適用することもで
きる。
【００１１】「記録体」としては、画像記録装置がレー
ザプリンタである場合は感光材料を適用でき、熱転写型
のプリンタである場合は非感光用紙を適用できる。
ザプリンタである場合は感光材料を適用でき、熱転写型
のプリンタである場合は非感光用紙を適用できる。
【００１２】「シェーディング補正用濃度パターン」と
しては、均一濃度のパターンを適用することができる。
この均一濃度のパターンとは、画像描画手段により理想
的に均一に画像を描画した場合に、均一濃度の画像が線
状に描画されるパターンである。なお、「シェーディン
グ補正用濃度パターン」は、検出手段により検出可能な
ものとする必要があるため、線状の記録を繰り返してあ
る程度の幅を持つ帯状に記録されることとなる。
しては、均一濃度のパターンを適用することができる。
この均一濃度のパターンとは、画像描画手段により理想
的に均一に画像を描画した場合に、均一濃度の画像が線
状に描画されるパターンである。なお、「シェーディン
グ補正用濃度パターン」は、検出手段により検出可能な
ものとする必要があるため、線状の記録を繰り返してあ
る程度の幅を持つ帯状に記録されることとなる。
【００１３】なお、本発明による画像記録装置において
は、前記画像描画手段および前記搬送手段が筐体内に配
設されてなり、該筐体の前記搬送手段の近傍に前記搬送
方向に延在する間隙が形成されてなることが好ましい。
は、前記画像描画手段および前記搬送手段が筐体内に配
設されてなり、該筐体の前記搬送手段の近傍に前記搬送
方向に延在する間隙が形成されてなることが好ましい。
【００１４】また、本発明による画像記録装置において
は、前記画像描画手段がサーマルヘッドであることが好
ましい。
は、前記画像描画手段がサーマルヘッドであることが好
ましい。
【００１５】さらに、本発明による画像記録装置におい
ては、前記搬送手段が、前記記録体の搬送速度を変更可
能な手段であることが好ましい。
ては、前記搬送手段が、前記記録体の搬送速度を変更可
能な手段であることが好ましい。
【００１６】本発明による第１のシェーディング補正方
法は、本発明による画像記録装置を使用したシェーディ
ング補正方法において、前記記録体に前記シェーディン
グ補正用濃度パターンを記録して濃度パターン記録済み
記録体を取得し、該濃度パターン記録済み記録体におけ
る該濃度パターンの長さ方向と該濃度パターン記録済み
記録体の搬送方向とを略一致させて前記搬送手段により
該濃度パターン記録済み記録体を搬送し、前記検出手段
により前記濃度パターンを検出し、該検出手段による検
出結果に基づいてシェーディング補正用データを取得す
ることを特徴とするものである。
法は、本発明による画像記録装置を使用したシェーディ
ング補正方法において、前記記録体に前記シェーディン
グ補正用濃度パターンを記録して濃度パターン記録済み
記録体を取得し、該濃度パターン記録済み記録体におけ
る該濃度パターンの長さ方向と該濃度パターン記録済み
記録体の搬送方向とを略一致させて前記搬送手段により
該濃度パターン記録済み記録体を搬送し、前記検出手段
により前記濃度パターンを検出し、該検出手段による検
出結果に基づいてシェーディング補正用データを取得す
ることを特徴とするものである。
【００１７】本発明による第２のシェーディング補正方
法は、本発明による搬送速度を変更可能な画像記録装置
を使用したシェーディング補正方法において、前記記録
体に前記シェーディング補正用濃度パターンを記録して
濃度パターン記録済み記録体を取得し、該濃度パターン
記録済み記録体における該濃度パターンの長さ方向と該
濃度パターン記録済み記録体の搬送方向とを略一致させ
るとともに、前記濃度パターンを記録したときよりも遅
い搬送速度にて前記搬送手段により該濃度パターン記録
済み記録体を搬送し、前記検出手段により前記濃度パタ
ーンを検出し、該検出手段による検出結果に基づいてシ
ェーディング補正用データを取得することを特徴とする
ものである。
法は、本発明による搬送速度を変更可能な画像記録装置
を使用したシェーディング補正方法において、前記記録
体に前記シェーディング補正用濃度パターンを記録して
濃度パターン記録済み記録体を取得し、該濃度パターン
記録済み記録体における該濃度パターンの長さ方向と該
濃度パターン記録済み記録体の搬送方向とを略一致させ
るとともに、前記濃度パターンを記録したときよりも遅
い搬送速度にて前記搬送手段により該濃度パターン記録
済み記録体を搬送し、前記検出手段により前記濃度パタ
ーンを検出し、該検出手段による検出結果に基づいてシ
ェーディング補正用データを取得することを特徴とする
ものである。
【００１８】「検出結果に基づいてシェーディング補正
用データを取得する」とは、検出手段により検出された
データを、濃度パターンを記録する際に用いた濃度パタ
ーンデータから減算する、検出されたデータを濃度パタ
ーンデータにより正規化する等によりシェーディング補
正用データを取得することをいう。
用データを取得する」とは、検出手段により検出された
データを、濃度パターンを記録する際に用いた濃度パタ
ーンデータから減算する、検出されたデータを濃度パタ
ーンデータにより正規化する等によりシェーディング補
正用データを取得することをいう。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、シェーディング補正用
濃度パターンが記録された濃度パターン記録済み記録体
を取得し、濃度パターンの長さ方向と記録体の搬送方向
とを一致させて搬送手段によりこの記録体を搬送する。
検出手段は搬送される記録体に対して、シェーディング
補正用濃度パターンを検出可能な位置において固定的に
配設されていることから、記録体の搬送により帯状の濃
度パターンが検出手段により検出され、シェーディング
補正用データが取得される。したがって、シェーディン
グ補正用データを取得するために検出手段を移動する機
構が不要となり、これにより装置の構成を簡易なものと
することができ、かつ装置のコストを低減することがで
きる。
濃度パターンが記録された濃度パターン記録済み記録体
を取得し、濃度パターンの長さ方向と記録体の搬送方向
とを一致させて搬送手段によりこの記録体を搬送する。
検出手段は搬送される記録体に対して、シェーディング
補正用濃度パターンを検出可能な位置において固定的に
配設されていることから、記録体の搬送により帯状の濃
度パターンが検出手段により検出され、シェーディング
補正用データが取得される。したがって、シェーディン
グ補正用データを取得するために検出手段を移動する機
構が不要となり、これにより装置の構成を簡易なものと
することができ、かつ装置のコストを低減することがで
きる。
【００２０】ここで、シェーディング補正用濃度パター
ンは、理想的にはシェーディング補正用濃度パターンが
記録された方向に均一の濃度を有するが、シェーディン
グの影響によりこの方向に濃度ムラを有するものとな
る。
ンは、理想的にはシェーディング補正用濃度パターンが
記録された方向に均一の濃度を有するが、シェーディン
グの影響によりこの方向に濃度ムラを有するものとな
る。
【００２１】したがって、検出手段による検出結果に基
づいて取得したシェーディング補正用データを、記録体
に記録する画像を表す画像データから減算する、あるい
はこの画像データをシェーディング補正用データにより
正規化することにより、シェーディングの影響が除去さ
れた画像を記録体に記録可能な画像データを得ることが
できる。
づいて取得したシェーディング補正用データを、記録体
に記録する画像を表す画像データから減算する、あるい
はこの画像データをシェーディング補正用データにより
正規化することにより、シェーディングの影響が除去さ
れた画像を記録体に記録可能な画像データを得ることが
できる。
【００２２】なお、記録体は通常その長手方向と搬送方
向とを一致させて画像の記録がなされることから、記録
体の短手方向が線状に画像が記録される長さ方向とな
り、シェーディング補正用濃度パターンが記録体の短手
方向に帯状に記録されることとなる。このようにシェー
ディング補正用濃度パターンを記録体の短手方向に記録
した場合、シェーディング補正用濃度パターンを検出手
段により検出するには、短手方向と搬送方向とを一致さ
せる必要がある。ここで、画像描画手段および搬送手段
が筐体内に収容されて画像記録装置が構成されている場
合において、搬送手段が記録体の搬送方向と直交する方
向において十分なスペースを有する場合には、記録体の
短手方向と搬送方向とを一致させても記録体を搬送でき
る。しかしながら、搬送手段が記録体の搬送方向と直交
する方向に十分なスペースを有さない場合、記録体の短
手方向と搬送方向とを一致させると、筺体の存在により
記録体を搬送することができなくなってしまう。
向とを一致させて画像の記録がなされることから、記録
体の短手方向が線状に画像が記録される長さ方向とな
り、シェーディング補正用濃度パターンが記録体の短手
方向に帯状に記録されることとなる。このようにシェー
ディング補正用濃度パターンを記録体の短手方向に記録
した場合、シェーディング補正用濃度パターンを検出手
段により検出するには、短手方向と搬送方向とを一致さ
せる必要がある。ここで、画像描画手段および搬送手段
が筐体内に収容されて画像記録装置が構成されている場
合において、搬送手段が記録体の搬送方向と直交する方
向において十分なスペースを有する場合には、記録体の
短手方向と搬送方向とを一致させても記録体を搬送でき
る。しかしながら、搬送手段が記録体の搬送方向と直交
する方向に十分なスペースを有さない場合、記録体の短
手方向と搬送方向とを一致させると、筺体の存在により
記録体を搬送することができなくなってしまう。
【００２３】したがって、このような場合には、筺体の
搬送手段の近傍に搬送方向に延在する間隙を形成し、記
録体をこの間隙内を通過させるようにすれば、短手方向
と搬送方向とを一致させても、記録体を搬送することが
できる。
搬送手段の近傍に搬送方向に延在する間隙を形成し、記
録体をこの間隙内を通過させるようにすれば、短手方向
と搬送方向とを一致させても、記録体を搬送することが
できる。
【００２４】また、画像描画手段をサーマルヘッドとし
た場合、記録体を感光材料とする必要がないため、シェ
ーディング補正用濃度パターンが記録された記録体の感
光を考慮する必要がなくなることから、記録体の取り扱
いを容易に行うことができる。
た場合、記録体を感光材料とする必要がないため、シェ
ーディング補正用濃度パターンが記録された記録体の感
光を考慮する必要がなくなることから、記録体の取り扱
いを容易に行うことができる。
【００２５】また、搬送手段が記録体の搬送速度を変更
可能な手段とし、シェーディング補正用濃度パターンを
検出する際には、記録時よりも遅い搬送速度とすること
により、精度よくシェーディング補正用濃度パターンを
検出でき、これによりシェーディング補正をより精度よ
く行うことができる。
可能な手段とし、シェーディング補正用濃度パターンを
検出する際には、記録時よりも遅い搬送速度とすること
により、精度よくシェーディング補正用濃度パターンを
検出でき、これによりシェーディング補正をより精度よ
く行うことができる。
【００２６】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【００２７】図１は本発明の実施形態による画像記録装
置の構成を示す概略図である。図１に示すように、本実
施形態による画像記録装置は熱転写型のプリンタであ
り、複数の感熱素子が線状に配列され、画像データＳ０
により表される画像を記録用紙Ｐの主走査方向（Ｘ方
向）に線状に描画するサーマルヘッド１と、記録用紙Ｐ
を矢印Ｙ方向に副走査させるエンドレスベルト２と、エ
ンドレスベルト２を駆動するモータ３と、後述するよう
に記録用紙Ｐに記録されたシェーディング補正用の濃度
パターンＮを読み取るＣＣＤ４と、モータ３の駆動の制
御、サーマルヘッド１への画像データＳ０の入力、ＣＣ
Ｄ４による濃度パターンＮの検出を制御するとともに、
ＣＣＤ４により濃度パターンＮを検出することにより得
られた検出濃度パターンデータＮＤに基づいてシェーデ
ィング補正用データＨを作成し、記録用紙Ｐへの画像の
記録時にシェーディング補正用データＨにより画像デー
タＳ０を補正して、シェーディング補正がなされた補正
画像データＳ１を得る制御部５と、シェーディング補正
用データＨおよび濃度パターンＮを得るための濃度パタ
ーンデータＮＰを記憶するメモリ６とを備える。なお、
ＣＣＤ４は、サーマルヘッド１の近傍の記録用紙Ｐの搬
送方向に向かって右側の位置に固定されている。
置の構成を示す概略図である。図１に示すように、本実
施形態による画像記録装置は熱転写型のプリンタであ
り、複数の感熱素子が線状に配列され、画像データＳ０
により表される画像を記録用紙Ｐの主走査方向（Ｘ方
向）に線状に描画するサーマルヘッド１と、記録用紙Ｐ
を矢印Ｙ方向に副走査させるエンドレスベルト２と、エ
ンドレスベルト２を駆動するモータ３と、後述するよう
に記録用紙Ｐに記録されたシェーディング補正用の濃度
パターンＮを読み取るＣＣＤ４と、モータ３の駆動の制
御、サーマルヘッド１への画像データＳ０の入力、ＣＣ
Ｄ４による濃度パターンＮの検出を制御するとともに、
ＣＣＤ４により濃度パターンＮを検出することにより得
られた検出濃度パターンデータＮＤに基づいてシェーデ
ィング補正用データＨを作成し、記録用紙Ｐへの画像の
記録時にシェーディング補正用データＨにより画像デー
タＳ０を補正して、シェーディング補正がなされた補正
画像データＳ１を得る制御部５と、シェーディング補正
用データＨおよび濃度パターンＮを得るための濃度パタ
ーンデータＮＰを記憶するメモリ６とを備える。なお、
ＣＣＤ４は、サーマルヘッド１の近傍の記録用紙Ｐの搬
送方向に向かって右側の位置に固定されている。
【００２８】なお、サーマルヘッド１が画像描画手段
に、エンドレスベルト２およびモータ３が搬送手段に、
ＣＣＤ４が検出手段に対応する。
に、エンドレスベルト２およびモータ３が搬送手段に、
ＣＣＤ４が検出手段に対応する。
【００２９】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。まず、濃度パターンＮの記録用紙Ｐへの記録につい
て説明する。記録用紙Ｐをその長手方向が搬送方向と一
致するようにエンドレスベルト２上にセットする。制御
部５はメモリ６から濃度パターンデータＮＰを読出し、
サーマルヘッド１に入力する。そして、サーマルヘッド
１を駆動しつつ、モータ３を駆動してエンドレスベルト
２により記録用紙Ｐを矢印Ｙ方向に搬送することによ
り、記録用紙Ｐの先端部から所定範囲に主走査方向すな
わち短手方向に延在する濃度パターンＮが記録される。
なお、濃度パターンデータＮＰは均一濃度の帯状の画像
を記録可能なデータであり、濃度パターンＮは理想的に
は記録用紙Ｐの主走査方向に延在する均一濃度の帯状の
画像となる。
る。まず、濃度パターンＮの記録用紙Ｐへの記録につい
て説明する。記録用紙Ｐをその長手方向が搬送方向と一
致するようにエンドレスベルト２上にセットする。制御
部５はメモリ６から濃度パターンデータＮＰを読出し、
サーマルヘッド１に入力する。そして、サーマルヘッド
１を駆動しつつ、モータ３を駆動してエンドレスベルト
２により記録用紙Ｐを矢印Ｙ方向に搬送することによ
り、記録用紙Ｐの先端部から所定範囲に主走査方向すな
わち短手方向に延在する濃度パターンＮが記録される。
なお、濃度パターンデータＮＰは均一濃度の帯状の画像
を記録可能なデータであり、濃度パターンＮは理想的に
は記録用紙Ｐの主走査方向に延在する均一濃度の帯状の
画像となる。
【００３０】次いで、シェーディング補正用データＨの
取得について説明する。濃度パターンＮが記録された記
録用紙Ｐを、エンドレスベルト２の幅に適合するように
あるいはエンドレスベルト２の幅以下となるように切断
して、図２に示すように、記録用紙Ｐの短手方向と搬送
方向とを一致させてエンドレスベルト２上にセットす
る。ここで、記録用紙Ｐを切断するのは、サーマルヘッ
ド１、エンドレスベルト２等の本実施形態による画像記
録装置を構成する構成部品は筺体内に収容されており、
記録用紙Ｐの短手方向とその搬送方向とを一致させる
と、筐体の存在により記録用紙Ｐを搬送することができ
なくなってしまうためである。なお、エンドレスベルト
２が記録用紙Ｐの長手方向以上の幅を有する場合は、記
録用紙Ｐを切断する必要はない。
取得について説明する。濃度パターンＮが記録された記
録用紙Ｐを、エンドレスベルト２の幅に適合するように
あるいはエンドレスベルト２の幅以下となるように切断
して、図２に示すように、記録用紙Ｐの短手方向と搬送
方向とを一致させてエンドレスベルト２上にセットす
る。ここで、記録用紙Ｐを切断するのは、サーマルヘッ
ド１、エンドレスベルト２等の本実施形態による画像記
録装置を構成する構成部品は筺体内に収容されており、
記録用紙Ｐの短手方向とその搬送方向とを一致させる
と、筐体の存在により記録用紙Ｐを搬送することができ
なくなってしまうためである。なお、エンドレスベルト
２が記録用紙Ｐの長手方向以上の幅を有する場合は、記
録用紙Ｐを切断する必要はない。
【００３１】制御部５はサーマルヘッド１の駆動を停止
するとともにＣＣＤ４を駆動し、さらにモータ３を駆動
してエンドレスベルト２により記録用紙Ｐを矢印Ｙ方向
に搬送する。なお、この際、記録用紙Ｐの搬送速度が画
像の記録時の搬送速度よりも遅くなるようにモータ３の
駆動が制御される。ＣＣＤ４は、サーマルヘッド１の近
傍における記録用紙Ｐの搬送方向に向かって右側の位置
に固定されていることから、記録用紙Ｐの搬送により濃
度パターンＮがＣＣＤ４により検出されて、検出濃度パ
ターンデータＮＤが得られる。検出濃度パターンデータ
ＮＤは制御部５に入力され、ここで、濃度パターンデー
タＮＰから減算する、あるいは濃度パターンデータＮＰ
により正規化することにより、シェーディング補正を行
うためのシェーディング補正用データＨが取得される。
シェーディング補正用データＨはメモリ６に記憶され
る。ここで、濃度パターンＮは理想的には均一濃度の帯
状の画像であるが、サーマルヘッド１を構成する感熱素
子のばらつきに起因するシェーディングにより、記録用
紙Ｐの主走査方向に濃度ムラを有するものとなる。した
がって、シェーディング補正用データＨは、記録用紙Ｐ
に記録される画像に含まれる主走査方向の濃度ムラを表
すデータとなる。
するとともにＣＣＤ４を駆動し、さらにモータ３を駆動
してエンドレスベルト２により記録用紙Ｐを矢印Ｙ方向
に搬送する。なお、この際、記録用紙Ｐの搬送速度が画
像の記録時の搬送速度よりも遅くなるようにモータ３の
駆動が制御される。ＣＣＤ４は、サーマルヘッド１の近
傍における記録用紙Ｐの搬送方向に向かって右側の位置
に固定されていることから、記録用紙Ｐの搬送により濃
度パターンＮがＣＣＤ４により検出されて、検出濃度パ
ターンデータＮＤが得られる。検出濃度パターンデータ
ＮＤは制御部５に入力され、ここで、濃度パターンデー
タＮＰから減算する、あるいは濃度パターンデータＮＰ
により正規化することにより、シェーディング補正を行
うためのシェーディング補正用データＨが取得される。
シェーディング補正用データＨはメモリ６に記憶され
る。ここで、濃度パターンＮは理想的には均一濃度の帯
状の画像であるが、サーマルヘッド１を構成する感熱素
子のばらつきに起因するシェーディングにより、記録用
紙Ｐの主走査方向に濃度ムラを有するものとなる。した
がって、シェーディング補正用データＨは、記録用紙Ｐ
に記録される画像に含まれる主走査方向の濃度ムラを表
すデータとなる。
【００３２】次いで、画像データＳ０の記録用紙Ｐへの
記録について説明する。画像データＳ０は制御部５に入
力され、ここでシェーディング補正用データＨによりシ
ェーディング補正がなされて、シェーディングの影響が
除去された画像を記録用紙Ｐに記録可能な補正画像デー
タＳ１が得られる。このシェーディング補正は、シェー
ディング補正用データＨを画像データＳ０から減算す
る、あるいはこの画像データＳ０をシェーディング補正
用データＨによって正規化することにより行われる。
記録について説明する。画像データＳ０は制御部５に入
力され、ここでシェーディング補正用データＨによりシ
ェーディング補正がなされて、シェーディングの影響が
除去された画像を記録用紙Ｐに記録可能な補正画像デー
タＳ１が得られる。このシェーディング補正は、シェー
ディング補正用データＨを画像データＳ０から減算す
る、あるいはこの画像データＳ０をシェーディング補正
用データＨによって正規化することにより行われる。
【００３３】そして、新たな記録用紙Ｐをその長手方向
が搬送方向と一致するようにエンドレスベルト２上にセ
ットする。制御部５は補正画像データＳ１をサーマルヘ
ッド１に入力する。そして、サーマルヘッド１を駆動し
つつ、モータ３を駆動してエンドレスベルト２により記
録用紙Ｐを矢印Ｙ方向に搬送することにより、記録用紙
Ｐにシェーディング補正がなされた画像が記録されるこ
ととなる。
が搬送方向と一致するようにエンドレスベルト２上にセ
ットする。制御部５は補正画像データＳ１をサーマルヘ
ッド１に入力する。そして、サーマルヘッド１を駆動し
つつ、モータ３を駆動してエンドレスベルト２により記
録用紙Ｐを矢印Ｙ方向に搬送することにより、記録用紙
Ｐにシェーディング補正がなされた画像が記録されるこ
ととなる。
【００３４】このように、本実施形態によれば、濃度パ
ターンＮが記録された方向と記録用紙Ｐの搬送方向とを
一致させて搬送するようにしたため、固定されたＣＣＤ
４により濃度パターンＮを検出してシェーディング補正
用データＨを得ることができる。したがって、シェーデ
ィング補正用データＨを取得するためにＣＣＤ４を移動
させるための機構が不要となり、これにより装置の構成
を簡易なものとすることができ、かつ装置のコストを低
減することができる。
ターンＮが記録された方向と記録用紙Ｐの搬送方向とを
一致させて搬送するようにしたため、固定されたＣＣＤ
４により濃度パターンＮを検出してシェーディング補正
用データＨを得ることができる。したがって、シェーデ
ィング補正用データＨを取得するためにＣＣＤ４を移動
させるための機構が不要となり、これにより装置の構成
を簡易なものとすることができ、かつ装置のコストを低
減することができる。
【００３５】また、本実施形態においてはサーマルヘッ
ド１を使用しているため、記録用紙Ｐを非感光材料とす
ることができる。したがって、濃度パターンＮが記録さ
れた記録用紙Ｐの感光を考慮する必要がなくなることか
ら、記録用紙Ｐの切断、エンドレスベルト２上への載置
等、記録用紙Ｐの取り扱いを容易に行うことができる。
ド１を使用しているため、記録用紙Ｐを非感光材料とす
ることができる。したがって、濃度パターンＮが記録さ
れた記録用紙Ｐの感光を考慮する必要がなくなることか
ら、記録用紙Ｐの切断、エンドレスベルト２上への載置
等、記録用紙Ｐの取り扱いを容易に行うことができる。
【００３６】さらに、濃度パターンＮを検出する際に
は、画像の記録時よりも遅い搬送速度により記録用紙Ｐ
を搬送するようにしたため、精度よく濃度パターンＮを
検出してシェーディング補正用データＨを得ることがで
き、これにより画像データＳ０のシェーディング補正を
より精度よく行うことができる。
は、画像の記録時よりも遅い搬送速度により記録用紙Ｐ
を搬送するようにしたため、精度よく濃度パターンＮを
検出してシェーディング補正用データＨを得ることがで
き、これにより画像データＳ０のシェーディング補正を
より精度よく行うことができる。
【００３７】なお、本発明による画像記録装置において
は、図３に示すように、画像記録装置を構成する構成部
品を収容する筺体７のエンドレスベルト２の近傍に、記
録用紙Ｐの搬送方向に延在するスリット８を形成しても
よい。このように筺体７にスリット８を形成することに
より、記録用紙Ｐの短手方向と搬送方向とを一致させて
も、記録用紙Ｐをスリット８内を通過させるようにすれ
ば、記録用紙Ｐを切断することなく濃度パターンＮの検
出を行うことができる。
は、図３に示すように、画像記録装置を構成する構成部
品を収容する筺体７のエンドレスベルト２の近傍に、記
録用紙Ｐの搬送方向に延在するスリット８を形成しても
よい。このように筺体７にスリット８を形成することに
より、記録用紙Ｐの短手方向と搬送方向とを一致させて
も、記録用紙Ｐをスリット８内を通過させるようにすれ
ば、記録用紙Ｐを切断することなく濃度パターンＮの検
出を行うことができる。
【００３８】また、上記実施形態においては、サーマル
ヘッド１により画像の記録を行う熱転写型のプリンタに
本発明を適用しているが、レーザ光を発するレーザ光
源、画像データＳ０に応じてレーザ光を変調する変調器
を備えたレーザプリンタに本発明を適用してもよい。
ヘッド１により画像の記録を行う熱転写型のプリンタに
本発明を適用しているが、レーザ光を発するレーザ光
源、画像データＳ０に応じてレーザ光を変調する変調器
を備えたレーザプリンタに本発明を適用してもよい。
【００３９】さらに、上記実施形態においては、濃度パ
ターンＮの検出時には、記録用紙Ｐの短手方向と搬送方
向とを一致させてエンドレスベルト２上に記録用紙Ｐを
セットしているが、濃度パターンＮの検出時に記録用紙
Ｐの長手方向と搬送方向とを一致させてエンドレスベル
ト２上にセットし、記録用紙Ｐの搬送方向が短手方向と
一致するようにオペレータの操作によりあるいは自動的
に記録用紙Ｐの搬送方向を変更する回転機構を設けるよ
うにしてもよい。
ターンＮの検出時には、記録用紙Ｐの短手方向と搬送方
向とを一致させてエンドレスベルト２上に記録用紙Ｐを
セットしているが、濃度パターンＮの検出時に記録用紙
Ｐの長手方向と搬送方向とを一致させてエンドレスベル
ト２上にセットし、記録用紙Ｐの搬送方向が短手方向と
一致するようにオペレータの操作によりあるいは自動的
に記録用紙Ｐの搬送方向を変更する回転機構を設けるよ
うにしてもよい。
【００４０】また、上記実施形態においては、濃度パタ
ーンＮの検出時には、画像の記録時と比較して記録用紙
Ｐの搬送速度を遅くしているが、とくにその必要はない
ものである。
ーンＮの検出時には、画像の記録時と比較して記録用紙
Ｐの搬送速度を遅くしているが、とくにその必要はない
ものである。
【図１】本発明の実施形態による画像記録装置の構成を
示す概略図
示す概略図
【図２】本実施形態の動作を示す概略図
【図３】本発明の他の実施形態による画像記録装置の構
成を示す概略図
成を示す概略図
１ サーマルヘッド ２ エンドレスベルト ３ モータ ４ ＣＣＤ ５ 制御部 ７ 筐体 ８ スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 1/04 １０７ Ｂ４１Ｊ 3/00 Ａ ５Ｃ０７４ 1/23 １０２ Ｈ０４Ｎ 1/04 １０３Ｅ Ｆターム(参考） 2C055 EE00 EE02 2C061 AQ04 AQ06 KK18 KK25 2C262 AA03 AA24 AB05 AC04 BB01 BB34 EA04 FA13 GA02 5B047 AA01 AB02 BA01 BB01 BC01 BC14 BC20 CA08 CB11 CB25 DA04 DC01 5C072 AA03 BA02 BA08 EA05 FA17 FB12 MA10 NA05 RA15 SA03 UA02 UA11 XA06 5C074 AA07 AA09 BB03 BB13 CC25 CC26 DD03 DD13 EE11 GG19
Claims (6)
- 【請求項１】 記録体の一部に画像を線状に描画する
画像描画手段と、該線状に描画された画像の長さ方向と
略直交する搬送方向に前記記録体を搬送する搬送手段と
を備え、前記画像描画手段により前記画像を線状に描画
しつつ、前記搬送手段により前記記録体を前記搬送方向
に搬送して前記画像を前記記録体に２次元状に記録する
画像記録装置において、 前記画像描画手段により前記記録体に帯状に記録された
シェーディング補正用濃度パターンを検出可能な位置
に、前記搬送される記録体に対して固定的に配設された
検出手段を備えたことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項２】 前記画像描画手段および前記搬送手段
が筐体内に配設されてなり、該筐体の前記搬送手段の近
傍に前記搬送方向に延在する間隙が形成されてなること
を特徴とする請求項１記載の画像記録装置。 - 【請求項３】 前記画像描画手段がサーマルヘッドで
あることを特徴とする請求項１または２記載の画像記録
装置。 - 【請求項４】 前記搬送手段が、前記記録体の搬送速
度を変更可能な手段であることを特徴とする請求項１か
ら３のいずれか１項記載の画像記録装置。 - 【請求項５】 請求項１から３のいずれか１項記載の
画像記録装置を使用したシェーディング補正方法におい
て、 前記記録体に前記シェーディング補正用濃度パターンを
記録して濃度パターン記録済み記録体を取得し、 該濃度パターン記録済み記録体における該濃度パターン
の長さ方向と該濃度パターン記録済み記録体の搬送方向
とを略一致させて前記搬送手段により該濃度パターン記
録済み記録体を搬送し、 前記検出手段により前記濃度パターンを検出し、 該検出手段による検出結果に基づいてシェーディング補
正用データを取得することを特徴とするシェーディング
補正方法。 - 【請求項６】 請求項４記載の画像記録装置を使用し
たシェーディング補正方法において、 前記記録体に前記シェーディング補正用濃度パターンを
記録して濃度パターン記録済み記録体を取得し、 該濃度パターン記録済み記録体における該濃度パターン
の長さ方向と該濃度パターン記録済み記録体の搬送方向
とを略一致させるとともに、前記濃度パターンを記録し
たときよりも遅い搬送速度にて前記搬送手段により該濃
度パターン記録済み記録体を搬送し、 前記検出手段により前記濃度パターンを検出し、 該検出手段による検出結果に基づいてシェーディング補
正用データを取得することを特徴とするシェーディング
補正方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374411A JP2002172835A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 画像記録装置およびこの装置を使用したシェーディング補正方法 |
| US10/004,826 US20020075488A1 (en) | 2000-12-08 | 2001-12-07 | Image recording apparatus and method of shading correction utilizing said image recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374411A JP2002172835A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 画像記録装置およびこの装置を使用したシェーディング補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002172835A true JP2002172835A (ja) | 2002-06-18 |
Family
ID=18843607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000374411A Withdrawn JP2002172835A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 画像記録装置およびこの装置を使用したシェーディング補正方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020075488A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002172835A (ja) |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| AU2003238853A1 (en) * | 2002-01-25 | 2003-09-02 | Applied Materials, Inc. | Apparatus for cyclical deposition of thin films |
| US20050220984A1 (en) * | 2004-04-02 | 2005-10-06 | Applied Materials Inc., A Delaware Corporation | Method and system for control of processing conditions in plasma processing systems |
| JP4365735B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2009-11-18 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 印刷物測定装置 |
| JP2008097537A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像処理方法及び画像処理プログラム |
Family Cites Families (6)
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|---|---|---|---|---|
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| JPH06169395A (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-14 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
| US5416613A (en) * | 1993-10-29 | 1995-05-16 | Xerox Corporation | Color printer calibration test pattern |
| NL1004663C2 (nl) * | 1996-12-02 | 1998-06-03 | Q I Press Controls V O F | Werkwijze en inrichting voor het controleren van drukwerk. |
| US5809884A (en) * | 1997-04-08 | 1998-09-22 | Wise; Roger C. | Method and apparatus for controlling a continuous web printing process |
| US6384918B1 (en) * | 1999-11-24 | 2002-05-07 | Xerox Corporation | Spectrophotometer for color printer color control with displacement insensitive optics |
-
2000
- 2000-12-08 JP JP2000374411A patent/JP2002172835A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-12-07 US US10/004,826 patent/US20020075488A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020075488A1 (en) | 2002-06-20 |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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