JP2002172645A - ポリマーの成形方法 - Google Patents

ポリマーの成形方法

Info

Publication number
JP2002172645A
JP2002172645A JP2001038829A JP2001038829A JP2002172645A JP 2002172645 A JP2002172645 A JP 2002172645A JP 2001038829 A JP2001038829 A JP 2001038829A JP 2001038829 A JP2001038829 A JP 2001038829A JP 2002172645 A JP2002172645 A JP 2002172645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
polymer
gas
molding
molten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001038829A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kurihara
文夫 栗原
Junji Kamishina
順二 神品
Akihiko Morikawa
明彦 森川
Akio Aoyama
彰夫 青山
Masaki Maeda
征希 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
JSR Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JSR Corp filed Critical JSR Corp
Priority to JP2001038829A priority Critical patent/JP2002172645A/ja
Priority to US10/381,439 priority patent/US7077986B2/en
Priority to EP01972549A priority patent/EP1325803A1/en
Priority to BR0114511-8A priority patent/BR0114511A/pt
Priority to KR1020037004484A priority patent/KR100554596B1/ko
Priority to CNA018192963A priority patent/CN1476374A/zh
Priority to PCT/JP2001/008471 priority patent/WO2002028612A1/ja
Publication of JP2002172645A publication Critical patent/JP2002172645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/10Isostatic pressing, i.e. using non-rigid pressure-exerting members against rigid parts or dies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/003Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor characterised by the choice of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/04Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/56Compression moulding under special conditions, e.g. vacuum
    • B29C2043/566Compression moulding under special conditions, e.g. vacuum in a specific gas atmosphere, with or without pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/04Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped cellular or porous
    • B29K2105/043Skinned foam

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 型内形状が成形品の外形に正確に転写され、
寸法精度が良好で、表皮層の厚みや発泡層の発泡倍率が
一様なポリマー成形品の成形方法を提供する。 【解決手段】 発泡剤を含む溶融ポリマー60をキャビ
ティ30に射出するとともに溶融ポリマー60内にエア
を圧入して成形型面に密着させ、次に、キャビティ30
の型形状を維持しながらエアを排気することにより、表
皮層61と内部の発泡層62とから成るポリマー成形品
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表皮部分と、クッ
ション性を有する内部とが、同一のポリマー(熱可塑性
樹脂/熱可塑性エラストマー/熱硬化性樹脂/架橋性エ
ラストマー)で形成された発泡ポリマーの成形方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】表皮部分とクッション性を有する内部と
から成る成形品が、種々の用途に用いられている。例え
ば、自動車の内装パネルでは、高級感の有る外観とソフ
トな手触りとが求められるため、上記の成形品が用いら
れている。上記の成形品は、発泡ポリウレタン等のクッ
ション性を有する部材を塩化ビニル等で被覆して一体化
することにより形成できるが、リサイクル性や、工程を
簡略化してコストを低減したいという要請から、表皮部
と内部のクッション部とを同一の素材で一体に成形した
成形品も提供されている。例えば、特開平7−8088
5号公報には、型開き可能に保持された金型内の空間に
発泡剤を含む樹脂を射出した後、金型を開くことにより
前記空間を拡大して樹脂を発泡させ、金型表面側の冷却
固化されたスキン層と内部側の発泡層とを有する発泡成
形品を得る射出成形方法に於いて、樹脂の種類や前記空
間拡大時の型開き速度等を最適化することにより、所望
の発泡倍率で転写性も良好な発泡成形品を得る技術が記
載されている。また、特開平7−88878号公報に
は、同様の射出成形方法に於いて、前記空間拡大時の型
開き速度を型内圧力に応じて制御することにより、所望
の感触の発泡成形品を得る技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−80885
号公報や、特開平7−88878号公報に記載の方法で
は、発泡剤を含む樹脂をキャビティ空間に射出した後、
該樹脂で満たされたキャビティ空間を拡げるように金型
を動作させて樹脂を発泡させている。例えば、図5に示
すように、下型120を図内左方へ変位させる(同図の
上段→下段)ことにより、溶融樹脂160が満たされた
キャビティ空間を拡げて圧力を低減し、表皮層161と
内部の発泡層162とから成る一体成形品を得ている。
このため、特開平7−80885号公報や、特開平7−
88878号公報に記載の方法には、下記のような不具
合がある。第1に、成形途中で成形空間を拡げる(=変
形させる)ため、金型の型内形状を成形品の外形状とし
て正確に転写することが困難であり、寸法精度が悪くな
り易い。また、もし、型内形状を外形状に正確に転写し
ようとすると、成形空間を拡げる際の制御を精密に行う
必要があり、コスト高となる。第2に、成形空間の拡が
り方が各部で一様ではないため、表皮層161の厚みや
発泡層162の発泡倍率が各部で異なり、その結果、成
形品の外観や感触等が各部で異なってしまう。例えば、
図5のような断面『コ』の字形状の成形品の場合、図内
の垂直部分の厚みは成形空間拡大の前後でT0からT1
へ変化するのに対して、図内の上辺部と下辺部の厚みは
t0で無変化であり、このため、図内の垂直部分と上辺
部や下辺部とでは、外観や感触にバラツキが生ずる。第
3に、成形空間を拡げ得る方向に関して、成形品の形状
に起因する金型構成上の制約があるため、金型構成を工
夫したとしても、上記第2の不具合を完全に解消するこ
とはできない。本発明は、上記の不具合を解消すること
を第1の目的とする。
【0004】表皮部分とクッション性を有する内部とか
ら成り同一素材で形成された成形品の外観に所望の高級
感を持たせるために、転写性を向上させて、鏡面やシボ
面を綺麗に転写できるようにしたいという要請がある。
本発明は、上記の要請に応えることを第2の目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
型内空間の溶融樹脂に加わる圧力を、該型内空間を変形
させることなく低減することにより、該型内空間の溶融
樹脂の内部を発泡させるという構成によって達成され
る。本発明は、発泡剤を含むポリマーを成形型内に入れ
て溶融状態で型面に密着させ、型形状を維持しながら前
記ポリマーが占める容積を増加させて、型形状に合致す
る外形で内部が発泡された成形品を得る、ことを特徴と
するポリマーの成形方法である。発泡剤を含むポリマー
は、射出成形のように溶融状態で成形型内に入れてもよ
く、圧縮成形のように成形型内に入れた後に加熱溶融さ
せてもよい。前記ポリマーが占める容積とは、成形型内
に入れられたポリマーが占める容積である。つまり、成
形型の型内空間に射出等された或る所定量のポリマーが
占める容積である。ここで、射出『等』とは、射出成形
の場合は『成形型内への射出』と表現されるが、圧縮成
形の場合は『成形型内へのセット』と表現され、成形方
法に応じて表現が各々異なるため、これらを含むように
『等』の語を付したものである。また、『或る所定量』
とは、射出成形の場合であれば、型内空間に射出された
1ショットのポリマーの量である。型形状を維持しなが
ら前記ポリマーが占める容積を増加させる方法の具体例
としては、後述の方法以外に、例えば、溶融ポリマー内
に位置させておいたピンを所定のタイミングで抜き出す
方法がある。なお、型形状に合致する外形で内部が発泡
された成形品では、表層部分は無発泡の表皮として形成
されている。
【0006】また、本発明は、前記発明の構成に於い
て、溶融状態のポリマーの内部にガスを圧入して該ガス
の圧力で成形型面に密着させ、該ガスを排気して該ガス
が占めていた空間を溶融状態のポリマーを発泡しながら
満たすことにより前記容積を増加させる、ことを特徴と
するポリマーの成形方法である。例えば、ガスアシスト
の射出成形法に於いて、金型の成形面に密着される表層
部分が冷却固化した後、ガスを排気して圧力を低減する
ことにより、該ガスが占めていた空間を溶融状態のポリ
マーを発泡しながら満たす成形方法である。ここで、ガ
スアシストの射出成形法とは、成形型内に溶融樹脂を射
出する際に同時に高圧のガスを溶融樹脂内に圧入するこ
とにより、溶融樹脂の成形型面への密着性を向上させる
とともに、溶融樹脂の流動性を高めて速やかに成形型面
全面に行き渡らせ、これにより、中空軽量で反りが無く
転写性の良い成形品を得る射出成形法である。ガスの排
気時には、成形型内の圧力が、表層部分が成形型面から
剥離せず、且つ、内部が所望の発泡倍率で発泡する圧力
となるように、排気を制御することが望ましい。換言す
れば、この発明では、成形型内の圧力が望ましいパター
ンで推移するように排気時のガスの圧力を調整するとい
う比較的簡単な制御を行うことにより、所望の外観と所
望のクッション性を備えた成形品を容易に得ることがで
きる。なお、望ましいパターンとは、例えば、発泡力が
強い初期には比較的速やかに成形型内の圧力が低下し、
発泡力が低下する末期には圧力低下の度合いが緩やかに
なるようなパターンである。
【0007】また、本発明は、前記発明の構成に於い
て、型面への密着後、成形型内に退避室を連通して溶融
状態のポリマーの一部を該退避室へ逃がすことにより前
記容積を増加させる、ことを特徴とするポリマーの成形
方法である。例えば、退避室と成形型内空間とを連通可
能に構成し、発泡剤を含むポリマーが溶融状態で型面に
密着されて表層部分が冷却固化されるまで両者をシャッ
ターで遮断しておき、表層部分が形成されるタイミング
でシャッターを開いて両者を連通するように制御する
と、上述の成形方法を実現することができる。また、退
避室と成形型内空間とを比較的細い通路で常時連通して
おき、発泡剤を含むポリマーが溶融状態で型面に密着さ
れて表層部分が冷却固化されるプロセスと、溶融状態の
ポリマーの一部を退避室へ逃がして前記ポリマーが占め
る容積を増加させるプロセスとを略同時並行的に行って
もよい。なお、その場合は、成形型面の温度等を調整等
することにより、射出したポリマーを成形型内全域に行
き渡らせる速度を適正に設定して、速やかに表層部分が
形成されるようにすることが望ましい。
【0008】また、本発明は、前記の何れかの発明の構
成に於いて、前記成形型の型面の全部又は一部が断熱さ
れている、ことを特徴とするポリマーの成形方法であ
る。成形型面の断熱は、例えば、成形型面の表層又は成
形型面近傍(表層からあまり深くない部分)に断熱層を
設けることにより実現できる。このように断熱層を設け
ると、溶融状態のポリマーの熱を利用して成形型面を加
熱できるため、該ポリマーを成形型面に十分に密着させ
ることができ、したがって、鏡面やシボ面を良好に転写
することができる。さらに、射出成形では、スキン層
(成形型面と接触して固化する表層)の発達を比較的長
時間に渡って抑制できるため、射出したポリマーの流動
性を比較的長時間に渡って維持でき、このため、薄い形
状の成形品であっても良好に製造することができる。上
記断熱層は、成形型面の全域に設けてもよく、良好な転
写性を持たせたい部分等、成形型面の一部にのみ設けて
もよい。また、成形済みの部品を成形型内にセットした
状態で更に射出を行うダブルインジェクションに於い
て、該部品で覆われない成形型面にのみ上記断熱層を設
けてもよい。その場合には、成形済みの部品と、射出し
たポリマーとが、反り無く、一体化された良好な成形品
を得ることができる。また、上記断熱層を成形型面の全
域に形成した場合は、ポリマーが成形型面に十分に密着
するまで溶融状態を保持して転写性するという上述の作
用効果を十分に得ることができる。上記断熱層が成形型
面の表層に形成されている場合は、該断熱層の表面が転
写面となる。即ち、該断熱層の表面が、ポリマー成形品
の外形を形作るように転写される。上記断熱層が成形型
面の近傍に形成されている場合は、成形型面が転写面と
なる。なお、成形型面の近傍とは、成形型面の背後(型
体の内部)であって溶融ポリマーの熱で成形型面を十分
に加熱できる程度の深さをいう。上記断熱層の熱伝導率
は、好ましくは0.001〜0.01〔cal/cm・
s・℃〕である。上記断熱層の熱伝導率が0.001
〔cal/cm・s・℃〕より小さいと、冷却に非常に
時間がかかってしまい、実用的ではない。上記断熱層の
熱伝導率が0.01〔cal/cm・s・℃〕を越える
と、溶融ポリマーが転写面に十分に密着する前に転写面
が冷えてしまうため、成形型面を良好に転写できなくな
る。熱伝導率が0.001〜0.01〔cal/cm・
s・℃〕の範囲にある断熱素材としては、例えば、特定
のシラン系コーティング材、エポキシ樹脂、フェノール
系樹脂、フッ素樹脂、セラミックス等を挙げることがで
きる。なお、特定のシラン系コーティング材とは、
【化1】R1 Si(OR23 という一般式で表されるオルガノシランの加水分解物、
及び/又は、その部分縮合物を主成分とするコーティン
グ材である。ここで、上記の式中、R1 は炭素数1〜8
の有機基を示し、R2 は炭素数1〜5のアルキル基又は
炭素数1〜4のアシル基を示す。上記断熱層の厚さは、
0.02〜3〔mm〕、好ましくは0.1〜2〔mm〕
である。上記断熱層の厚さが0.02〔mm〕より薄い
と、十分な断熱効果が無いため、成形型面の表面を十分
に昇温できず、成形型面を良好に転写できない。上記断
熱層の厚さが3〔mm〕より厚いと、断熱効果が大きく
なり過ぎてポリマーの冷却速度が著しく遅くなり、製品
取り出し可能な温度まで冷却するまでの時間が長くなる
ため、工業的な生産には適さない。
【0009】成形型面の断熱は、また、成形型面の背後
に空間を設けて断熱性を大きくしたり、及び/又は、成
形型面を多孔質の金属で構成して熱伝導率を低くするこ
とにより実現してもよい。多孔質とする場合には、成形
型本体とは別体の多孔質金属板を成形型内に配置しても
よく、成形型面を多孔質に形成してもよい。多孔質金属
体は、例えば、金属薄板にレーザで径1〜200μm、
好ましくは径10μm程度の孔を、3万〜300万個/
cm2 、好ましくは10万〜100万個/cm2 程度の
密度であけることにより製造できる。孔の径が200μ
mより大きくなると、孔に溶融樹脂が進入して離型性を
悪化させるばかりでなく、成形品の表面状態を悪化させ
るため好ましくない。径が1μmより小さくなったり、
又は、孔の密度が3万個/cm2 より小さくなると、所
望の断熱効果を得られなくなるため好ましくない。ま
た、孔の密度が300万個/cm2 より大きくなると金
型としての耐久性が低下ため好ましくない。なお、上記
のように断熱層を設けたり、成形型面の背後に空間を設
けたり、或いは、成形型面を多孔質にしたりする構成
に、さらに、成形型面を補助的に加熱する手段を付加し
てもよい。つまり、溶融ポリマーの熱のみでは十分に成
形型面を昇温できないような場合には、補助加熱手段を
用いて、所望の温度との差に相当する分だけ成形型面を
予め加熱しておいてもよい。
【0010】また、本発明は、前記何れかの発明の構成
に於いて、前記成形型の型面の全部又は一部が予熱され
ている、ことを特徴とするポリマーの成形方法である。
成形型面の予熱は、例えば、閉空間とした成形型内に加
熱空気(加熱窒素ガス等(以下『温調ガス』)でもよ
い)を導入して成形型面を昇温した後、該温調ガスを速
やかに排出することにより実現できる。なお、溶融状態
のポリマーは、加熱空気の排出に先立って、又は加熱空
気の排出と略同時並行的に、成形型内へ射出されるもの
とする。上記の構成では、成形型内に温調ガスを導入す
るための機構、成形型内の温調ガスを速やかに排出する
ための機構、及び、温調ガスによって昇温された成形型
面の温度を必要な時間だけ保持するための機構が必要で
ある。
【0011】温調ガスの導入機構としては、例えば、ガ
スアシストの射出成形法に於いてガスを圧入する機構と
同様の機構を用いることができる。但し、温調ガスはキ
ャビティ内を流れて成形面を昇温できれば足りるため、
導入時の圧力は、ガスアシスト時とは異なり、低圧であ
る。可能であれば、ガスアシスト成形用のガスの圧入機
構と兼用してもよい。温調ガスを圧入するための管機構
は、ガスアシスト成形用のガスの圧入機構のように射出
成形機側に設けてもよく、別途、金型側に設けてもよ
い。また、両者に設けてもよい。温調ガスの排出機構
は、例えば、通気孔と、該通気孔を通過した温調ガスを
纏めて排出するための比較的少数の管とにより構成でき
る。上記通気孔の径のサイズは、10〜300μm、好
ましくは10〜100μm、更に好ましくは30〜50
μmの範囲である。径が10μmより小さいと、溶融も
しくは軟化状態のポリマーの揮発ガスが通気孔内で凝縮
して通気孔が詰まる恐れが高くなるため好ましくない。
径が300μmより大きいと、溶融もしくは軟化状態の
ポリマーが通気孔内へ入り込み、ポリマー成形品の表面
に好ましくない凹凸が形成される。上記通気孔の密度
は、面積1cm2 当り好ましくは1〜100個、更に好
ましくは1〜80個、特に好ましくは1〜50個の範囲
である。密度が1cm2 当り1個より低いと、温調ガス
を速やかに排出できないため好ましくない。密度が1c
2 当り100個より高いと、加熱空気が過度に速く排
出されてしまい、成形型面を所望の温度に設定すること
が困難となるため好ましくない。
【0012】昇温された成形型面の温度を保持する機構
は、例えば、上記の通気孔を有する表層部と、該表層部
の背後に設けた空間とにより構成できる。つまり、表層
部を断熱することにより実現できる。背後の空間は、上
述の管(通気孔を通過した温調ガスを纏めて排出するた
めの比較的少数の管)の機能をも果たすもので、例え
ば、断熱板の表面に各々が島状に孤立した多数の凸部を
設け、該多数の凸部の頂点で上記表層部の背面を支持す
るように構成される。これにより、上述の管の機能をも
果たすことができる。この表層部は、成形型面の全域に
渡って設けてもよいが、良好な転写性を得たい部分にの
み設けてもよい。上記の通気孔を有する表層部は、ポリ
マー側からの押圧力に対抗でき、且つ溶融状態のポリマ
ーに繰り返して曝される環境でもあまり劣化しないこと
が望まれる。したがって、その素材としては、ニッケ
ル、ニッケル合金、ニッケルクロム合金、クロム合金、
アルミ合金、オーステナイト系ステンレンス鋼等の金属
が好ましい。また、上記表層部とその背後の空間とによ
り構成される断熱層の熱伝導率は、0.05〜0.5
〔cal/cm・s・℃〕、好ましくは0.07〜0.
4〔cal/cm・s・℃〕、更に好ましくは0.08
〜0.1〔cal/cm・s・℃〕の範囲である。熱伝
導率が0.5〔cal/cm・s・℃〕より大きいと、
所望の温度に加熱するまでの所要時間が長くなり過ぎて
実用的でなくなる。熱伝導率が0.05より小さいと、
冷却に長時間を要するようになり、成形サイクルが長く
なるため実用的でなくなる。上記表層部の表面を速やか
に所望の温度にするためには、その熱容量が小さいこと
が望ましく、このため、上記表層部の厚さは、10〜2
000μm、好ましくは50〜1000μm、更に好ま
しくは80〜500μmの範囲がよい。
【0013】成形型面の予熱は、また、成形型面を裏面
側から加熱することによっても実現できる。例えば、成
形型面を構成する部材(型面部材)の背後に空間を確保
した状態で該型面部材を断熱的に支持し、該空間に温調
ガスを導入/導出することによって予熱を行うことがで
きる。型面部材の背後に空間を確保した状態で該型面部
材を支持する機構としては、例えば、断熱板の表面に各
々が島状に孤立した多数の凸部を設け、該多数の凸部の
頂点で上記型面部材の背面を支持する機構を挙げること
ができる。また、型面部材の背面に多数の突条部を設け
るとともに、断熱板の表面にも多数の突条部を設け、両
者の突条部が交叉する位置関係となるようにして、断熱
板で型面部材の背後を支持する機構でもよい。
【0014】本発明の成形方法が適用されるポリマーと
しては、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑
性エラストマー、天然ゴム、合成ゴム等を挙げることが
できる。これらのうち、熱可塑性樹脂としては、可塑化
する温度が50〜450℃の熱可塑性樹脂であれば、特
に制限無く使用でき、例えばスチレン系樹脂(例えばポ
リスチレン、ブタジエン・スチレン共重合体、アクリロ
ニトリル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・ブタ
ジエン・スチレン共重合体等)、ABS樹脂、AES樹
脂、AAS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン樹脂、エチレン−エチルアクリレート
樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリブテ
ン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレ
ンオキシド、ポリメチルメタクリレート、飽和ポリエス
テル樹脂(例えばポリ乳酸のようなヒドロキシカルボン
酸縮合物、ポリブチレンサクシネートのようなジオール
とジカルボン酸の縮合物等)、ポリアミド樹脂、フッ素
樹脂、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリ
アリレート、ポリエーテルエーテルケトン、液晶ポリマ
ー等の1種または2種以上の混合物が挙げられる。熱可
塑性樹脂の中で好ましいものは、ポリスチレン、ブタジ
エン・スチレン共重合体、アクリロニトリル・スチレン
共重合体、ABS樹脂、AES樹脂、AAS樹脂、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、飽和ポリ
エステル樹脂、ポリアミド樹脂である。また、熱硬化性
樹脂としては、特に制限無く使用できるが、例えば、エ
ポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ−
ウレタン樹脂、アクリル−ウレタン樹脂等が挙げられ
る。また、熱可塑性エラストマーとしては、例えば、ハ
ードセグメントの化学組成による分類によれば、スチレ
ン系熱可塑性エラストマー(SBCと略記される。以
下、括弧内は略記号を表す)、オレフィン系熱可塑性エ
ラストマー(TPO)、ウレタン系熱可塑性エラストマ
ー(TPU)、エステル系熱可塑性エラストマー(TP
EE)、アミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)等
が挙げられる。また、その他に塩ビ系熱可塑性エラスト
マー(TPVC)、ホモポリマー型のシンジオタクチッ
ク1,2−ポリブタジエン、イオンクラスター型熱可塑
性エラストマー(アイオノマー)、フッ素樹脂を拘束ブ
ロックとして含むフッ素系熱可塑性エラストマー等があ
る(なお、樹脂/ゴムブレンドによる熱可塑性エラスト
マーのうち、ソフトセグメントとなるゴム分を架橋させ
ながら混練し、ゴム分散粒径を細かくすることにより性
能を向上させる動的架橋によるTPOをTPVと言う場
合がある)。これら熱可塑性エラストマーは1種または
2種以上の混合物が挙げられる。SBCとして好ましい
ものは、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポ
リマー(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブ
ロックコポリマー(SIS)、スチレン−エチレン・ブ
チレン−スチレンブロックコポリマー(SEBS)、官
能基付与型SEBS(f−SEBS)、スチレン−エチ
レン・プロピレン−スチレンブロックコポリマー(SE
PS)、ランダムタイプの水素添加型スチレン・ブタジ
エンポリマー(HSBR)である。TPOとして好まし
いものは、PP、PE等のポリオレフィンにEP、EP
DM、EBM、EBDM等のエラストマーを混合しバン
バリーやプラストミル等の混合機でコンパウンドした単
純ブレンド型TPO(s−TPO)、ハードセグメント
であるオレフィンモノマーを重合し、次いで同一のプラ
ント又は同一の反応器でソフトセグメントであるオレフ
ィンモノマーを重合する(順序は逆であってもよい)イ
ンプラント化TPO(i−TPO)、バンバリーやプラ
ストミル等の混合機で、混合と同時にゴムを加硫して作
った動的加硫型TPO(TPV)である。さらにTPV
として好ましくは、ハードセグメントにPP、ソフトセ
グメントにEPDMを組み合わせたPP−EPDM(以
下、左側記載がハードセグメント、右側記載がソフトセ
グメント)、PP−ニトリルゴム(NBR)、PP−ア
クリルゴム(ACM)、PP−天然ゴム(NR)、PP
−ブチルゴム(IIR)、PE−EPDM、PE−N
R、ナイロン−NBR、ナイロン−ACM、ポリエステ
ル−クロロプレン(CR)、PVC−NBRである。T
PUとして好ましいものは、ハードセグメントに用いら
れるジイソシアネートがトルエンジイソシアネートであ
るもの、4,4‘−ジフェニルメタンジイソシアネート
であるもの、1,6ヘキサメチレンジイソシアネートで
あるもの、2,2,4(2,4,4)−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネートであるもの、p−フェニレ
ンジイソシアネートであるもの、4,4’−ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネートであるもの、3,3‘−
ジメチルジフェニル−4,4’−ジシソシアネートであ
るもの、1,5‘ナフタレンジイソシアネートであるも
の、トランス−1,4−シクロヘキシルジイソシアネー
トであるもの、リジンジシソシアネートであるもの、及
びこれらの2種以上の混合物であるものである。TPE
Eとして好ましいものは、ハードセグメントが芳香族系
結晶性ポリエステルでありソフトセグメントとしてポリ
エーテルを用いるポリエステル・ポリエーテル型TPE
E、ハードセグメントが芳香族系結晶性ポリエステルで
ありソフトセグメントとして脂肪族系ポリエステルを用
いるポリエステル・ポリエステル型TPEE、ハードセ
グメントが液晶分子でありソフトセグメントが脂肪族系
ポリエステルである液晶性TPEEである。更に好まし
くは、ポリエステル・ポリエーテル型TPEEとしては
ハードセグメントがブタンジオールとテレフタル酸ジメ
チルの重縮合体、エチレングリコールとテレフタル酸ジ
メチルの重縮合体、ブタンジオールと2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸の重縮合体、エチレングリコールと2,
6ナフタレンジカルボン酸の重縮合体のいずれかまたは
混合物であり、ソフトセグメントがポリテトラメチレン
エーテルグリコール、ポリ(1,2−プロピレンオキシ
ド)グリコール、ポリ(エチレンオキシド)グリコール
のいずれか・または混合物である。ポリエステル・ポリ
エステル型TPEEとして更に好ましくは、ハードセグ
メントはポリエステル・ポリエーテル型TPEEと同じ
であるが、ソフトセグメントがポリラクトンタイプの脂
肪族系ポリエステルである。また、液晶性TPEEとし
て更に好ましくは、ハードセグメントがサーモトロピッ
ク液晶ポリマーであり、特にジヒドロキシ−パラクォー
ターフェニルのような低分子液晶化合物を使用し、ソフ
トセグメントに脂肪族系ポリエステルを用いたマルチブ
ロックコポリマーである。TPAEとして好ましくは、
ハードセグメントがポリアミドであり、ソフトセグメン
トがTgの低いポリエーテルやポリエステルを用いたマ
ルチブロックコポリマーであり、さらに好ましくはハー
ドセグメントがナイロン−6、ナイロン−6,6、ナイ
ロン−6,10、ナイロン−11、ナイロン−12であ
り、ソフトセグメントがポリエーテルジオール、ポリエ
ステルジオールであり、特に好ましくは、ソフトセグメ
ントがジオールポリ(オキシテトラメチレン)グリコー
ル、ポリ(オキシプロピレン)グリコール、ポリ(エチ
レンアジペート)グリコール、ポリ(ブチレン−1,4
−アジペート)グリコールの内少なくとも1種からなる
ものである。TPVCとして好ましくは、ハードセグメ
ントに高分子量のポリ塩化ビニル(以下、PVCと略
す)を用いて微結晶部分で架橋点の働きを持たせソフト
セグメントに可塑性剤で可塑化されたPVCを用いたも
の、ハードセグメントに部分架橋または分岐構造を導入
したPVCを用いソフトセグメントに可塑剤で可塑化さ
れたPVCを用いたもの、ハードセグメントにPVCを
もちいソフトセグメントに部分架橋NBR等のゴム及び
/又はTPU、TPEEなどのTPEを用いたもの単独
で、或いは2種以上を混合したものがある。また、天然
ゴムとしては、特に制限無く使用できるが、例えば、ア
ラビアゴム、インドゴム等の1種または2種以上の混合
物が挙げられる。また、合成ゴムとしては、特に制限無
く使用できるが、例えば、ポリブタジエンゴム、ポリイ
ソプレンゴム、イソブチレン・イソプレンゴム、エチレ
ン−α−オレフィン−(ジエン)共重合体(例えば、E
PM、EBM、EOM、EPDM、EBDM等)、芳香
族ビニル化合物−共役ジエン化合物−(α−オレフィ
ン)共重合体(例えば、SBR、SBS、SEBS
等)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、フッ素ゴ
ム、シリコーンゴム、ハロゲン化ブチルゴム(例えば、
塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム等)等の1種また
は2種以上の混合物が挙げられる。上記熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂、熱可塑性エラストマー、天然ゴム、合成
ゴム等は1種あるいは2種以上の混合物として使用する
こともできる。また、上記のポリマーには、本発明の目
的を損なわない範囲で、架橋剤、加硫促進助剤、加硫活
性剤、充填剤、老化防止剤、加工助剤、軟化剤、滑剤、
耐光(候)剤、抗菌剤等の添加剤を配合することができ
る。
【0015】本発明の成形方法で用いられる発泡剤は、
成形材料のポリマーの種類によって異なるが、例えば、
発泡剤としては、それ自体公知の無機又は有機発泡剤を
用いることができる。発泡剤の具体例として、重炭酸ナ
トリウム、重炭酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸
アンモニウム、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペン
タメチレンテトラミン、ジニトロソテレフタルアミド、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン酸バリウ
ム、トルエンスルホニルヒドラジド等のスルホニルヒド
ラジド類等を挙げることができる。なかでも、アゾジカ
ルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
スルホニルヒドラジド類がより好ましいものである。こ
れらの発泡剤は尿素、尿素誘導体等の公知の発泡助剤と
併用してもよい。発泡剤の配合量は、成形材料のポリマ
ーの種類、成形品の用途によって異なるが、例えば、ポ
リマー100重量部に対して、0.5〜30重量部が好
ましく、1〜15重量部がより好ましい。発泡剤の使用
量が少ないと発泡倍率が低い発泡体しか得られず、30
重量部より多いと発泡剤の分解によって発生するガスが
多くなり、ガス圧が異常に高くなり過ぎて、得られる発
泡体に亀裂が生ずることがある。
【0016】本発明の方法により成形される成形品の用
途としては、例えば、文具製品(例えば、デスクマッ
ト、カティングマット等)、自動車内外装品(例えば、
自動車内装パネル、アシストグリップ、インパネ表皮
材、バンパー材等)、土木建築用材料(例えば、化粧フ
ィルム、防水マット等)、履物部材(例えば、靴底
等)、スポーツ用品部材(例えば、ヘッドギア、肩パッ
ド等)、半導体関連部品、医療用材料、食品関係材料、
OA機器関連部品、AV・家電関連部品、事務機器部品
等が挙げられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。 (1)第1の実施の形態:第1の実施の形態は請求項2
に対応する。図1(a)と(b)及び図2は第1の実施
の形態の射出成形方法で用いる金型の断面模式図であ
り、(a)はガス圧入用管51が溶融樹脂射出用ノズル
41と同じ部位に設けられている機構、(b)はガス圧
入用管とガス排気用管とが共通の管54で兼用されてい
る機構、図2はガス圧入用管とガス圧入用管とが管53
で共通であり溶融樹脂射出用ノズル41と同じ部位に設
けられている機構、をそれぞれ示す。図1(a)に示す
機構では、上型10と下型20とで構成されるキャビテ
ィ空間(成形型内空間)30へ射出成形機40の射出成
形用ノズル41から溶融ポリマーが射出されるととも
に、射出成形用ノズル41と同じ部位のガス圧入用管5
1から高圧のガス(エア)が溶融ポリマー内へ圧入され
る。この時の溶融ポリマー60の分布状態を図3(a)
に示す。図示のように、溶融ポリマー60は、成形型面
全面に密着されている。また、圧入時のガスの圧力は、
溶融ポリマーの種類、射出圧力、成形型面の温度、キャ
ビティ空間30の容積や形状等に応じて、適宜に設定さ
れる。次に、上記の如く射出された溶融ポリマーの表層
部分(成形型面に密着されている部分)が冷却・固化さ
れて表皮層が形成されるタイミングで、排気管52から
ガスが排気される。排気は、排気管52を外部空間と連
通することにより行って(=排気時のガス圧力を積極的
には制御せず溶融ポリマーの発泡圧力によって押し出す
ように排気して)も良いが、成形型内空間30の圧力
(=溶融ポリマーの内部圧力)が所望の圧力パターンで
推移するように、排気管52に弁機構等を介挿してお
き、ガスの圧力を調整しながら行っても良い。ここで、
所望の圧力パターンとは、成形品の内部を所望の発泡倍
率で発泡させ得るように設定された圧力のパターンであ
り、その横軸は時間軸である。ガスの排気に伴って溶融
ポリマーの占める容積が増加するとともに圧力が低下
し、このため、溶融ポリマーが発泡する。こうして表皮
層61と内部の発泡層62とから成る成形品が成形され
た様子を図3(b)に示す。上記の説明は図1(a)に
示す機構を用いた場合であるが、図1(b)に示す機構
を用いた場合も、ガスの圧入と排気を管54を用いるこ
とを除いて、上記と同様に成形が行われる。また、図2
に示した機構を用いた場合も、ガスの圧入と排気を管5
3を用い、管53が溶融樹脂射出用ノズル41と同じ部
位に設けられていることを除いて、上記と同様に成形が
行われる。
【0018】(2)第2の実施の形態:第2の実施の形
態は請求項3に対応する。図4は第2の実施の形態の射
出成形方法で用いる金型の断面模式図である。第2の実
施の形態では、キャビティ空間30へ射出された溶融ポ
リマーの一部を退避室57へ逃がすことにより、溶融ポ
リマーが占める容積を増加させて、その圧力を低減し、
その内部を発泡させている。溶融ポリマーの一部を退避
室57へ逃がし始めるタイミングは、キャビティ空間3
0へ射出した溶融ポリマーの表層部分(成形型面に密着
されている部分)が冷却・固化されて表皮層が形成され
るタイミングである。このタイミングになると、シャッ
ター56が開かれて、キャビティ空間30内の溶融ポリ
マーの一部が退避室57へ逃がされる。なお、キャビテ
ィ空間30の容積、退避室57の容積、キャビティ空間
30と退避室57とを連通する通路の径、等を適宜に設
定することにより、シャッターを省略した構成も可能と
なる。つまり、射出した溶融ポリマーの表皮層が速やか
に形成される場合には、溶融ポリマーの射出当初からそ
の一部を退避室に逃がす構成も可能である。その場合に
は、シャッターの開閉を制御する必要が無くなるため、
成形プロセスの制御を簡略化することができる。
【0019】(3)第3の実施の形態:第3の実施の形
態は請求項4に対応する。図6(a)と(b)は第3の
実施の形態の射出成形方法で用いる金型の断面模式図で
ある。図6(a)と(b)の各金型は、第1の実施の形
態中の図1(a)と(b)の各金型と略同様である。両
者の差異は、図1(a)と(b)の各金型が断熱層を持
たないのに対して、図6(a)と(b)の各金型は断熱
層(上型10の断熱層15,下型20の断熱層25)を
持つ点にある。このように断熱層が設けられているた
め、図6(a)と(b)の各金型は、図1(a)と
(b)の各金型よりも、良好な転写性を示す。但し、他
の条件が同じ場合とする。
【0020】(4)第4の実施の形態:第4の実施の形
態は請求項5に対応する。図7は第4の実施の形態の射
出成形方法で用いる金型の断面模式図、図8は図7内の
型面部材17(27)の詳細図である。この型面部材1
7(27)は、排気機能と断熱機能を備えている。図7
に示す金型は、第1の実施の形態中の図2の金型と略同
様である。両者の差異は、図2の金型が温調ガスの導入
機構を持たないのに対して、図7の金型が温調ガスの導
入機構(導入管18,28)を持つ点、及び、図2の金
型の成形面が型体の表面として形成されているのに対し
て、図7の金型の成形面は温調ガスの通過・排出機能と
断熱による保温機能とを持つ型面部材17,27によっ
て形成されている点にある。図7の金型では、溶融状態
のポリマーをキャビティ30内へ射出するのに先立ち、
加熱空気が導入管18,28を通してキャビティ30内
へ導入される。これにより、型面部材17,27の成形
面(キャビティ30に露出されている面)が所望の温度
に昇温される。また、キャビティ30内へ導入された加
熱空気は、型面部材17,27の背後の空間63(図8
参照)を経て、導出管19,29を通して外部へ排出さ
れる。このため、図7の金型は、図2の金型よりも、良
好な転写性を示す。但し、他の条件が同じ場合とする。
最後に図8を参照して下型20の型面部材27を説明す
る。なお、上型10の型面部材17も同様に構成され
る。下型20の型面部材27は、厚さ500μmのニッ
ケル製の表層板60と、該表層板60の裏面に形成され
た各々が島状に孤立した多数の突起部65から成る。こ
の突起部65は、下型20の表面との間に空間63を確
保するためのものであり、本例では200μm程度の間
隙が確保されている。この突起部65は、下型20の表
面に設けてもよく、当然ながら、表層板60の裏面と下
型20の表面の両者に設けてもよい(同一部位を除
く)。表面61が成形面とされる表層板60には、多数
の通気孔62があけられている。この通気孔62の径
は、キャビティ30側で100μm程度、間隙63側で
800μm程度である。この通気孔は、間隙63を介し
て下型20内に設けられた排気管29に連通されてお
り、該排気間29の他端が外部へ連通されている。
【0021】
【実施例】本発明の成形方法により成形した実施例を説
明する。 熱可塑性エラストマー:エチレン−プロピレン−5−エ
チリデンノルボルネン共重合ゴム(JSR(株)製、品
名「EP98A」、エチレン含有量79モル%、プロピ
レン含有量21モル%、ヨウ素化15、パラフィン系オ
イル75phr油展)68重量部、線状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)(日本ポリケム(株)製、品名「U
F423」)10重量部、水素添加ジエン系共重合体
(JSR(株)製、品名「ダイナロンDR6200
P」)17重量部、結晶性α−オレフィン共重合体とし
て、プロピレン−エチレンブロックポリマー(日本ポリ
ケム(株)製、品名「BC5CW」)5重量部、老化防
止剤(チバスペシャルティ(株)製、品名「イルガノッ
クス1010」)0.2重量部を秤量し、10リットル
加圧ニーダー((株)森山製作所製)にて、設定温度1
50℃、練り時間15分、回転数(前)32回/分、
(後)28回/分で溶融混練りを行った。得られた溶融
状態の組成物を、フィーダールーダー((株)森山製作
所製)にてペレット化することで目的とする熱可塑製エ
ラストマーを得た。これを、95重量部. 発泡剤:永和化成工業(株)製;発泡剤マスターバッ
チ,エラスレンEE206。これを、5重量部. 上記を用いて下記の成形品を成形した。 記: 実施例1(第1の実施の形態による):上述の熱可塑性
エラストマーと発泡剤をペレットブレンドしたものを、
射出成形と同時にガスを圧入した後、徐々にガスを排気
することにより、成形品の外観が良好であり、成形品内
部が発泡し、感触の良好な成形品を得た。 実施例2(第2の実施の形態による):上述の熱可塑性
エラストマーと発泡剤をペレットブレンドしたものを、
射出成形し、溶融ポリマーが充填された後にシャッター
を開け、溶融ポリマーの容積を増大させるようにした。
得られた成形品は、成形品の外観が良好であり、成形品
内部が発泡し、感触の良好な成形品を得た。
【0022】
【発明の効果】本発明では、発泡剤を含むポリマーが溶
融状態で成形型内に入れられて成形型面に密着され、型
形状を維持しながら前記ポリマーの占める容積が増加さ
れ、これにより、型形状に合致する外形で内部が発泡さ
れた成形品が成形される。つまり、成形型内空間は変形
されない。このため、金型の型内形状が成形品の外形状
として正確に転写され、寸法精度も良好である。また、
型形状を維持しながらポリマーの占める容積を増加させ
ることにより成形型内の圧力を低減するため、得られる
成形品の表皮層の厚みや発泡層の発泡倍率が一様とな
り、外観や感触等が部位によってバラツクということも
ない。また、本発明では、前記構成に於いて、溶融状態
のポリマーの内部にガスが圧入されて該ガスの圧力で成
形型面に密着され、該ガスが排気されて該ガスが占めて
いた空間が溶融状態のポリマーで満たされることにより
前記容積が増加されるため、前記の発明の効果に加え
て、ガス圧入時の圧力レベルや排気時の圧力推移を調整
することが容易であり、このため、表皮層の厚みや発泡
層の発泡倍率を所望の値に調整することが容易であると
いう効果を得る。また、本発明では、前記構成に於い
て、型面への密着後、成形型内に退避室が連通されて溶
融状態のポリマーの一部が該退避室へ逃がされることに
より前記容積が増加されるため、前記の効果に加えて、
退避室のサイズを適宜に設定することにより成形型内の
圧力低減の程度を設定でき、このため、発泡層の発泡倍
率を所望の値に設定できるという効果を得る。また、本
発明では、前記何れかの構成に於いて、成形型の型面が
断熱されているため、溶融状態のポリマーの流動性を比
較的長時間維持でき、該ポリマーを十分に型面に密着さ
せることができる。このため、前記の効果に加えて、さ
らに、鏡面やシボ面を良好に転写できる効果がある。ま
た、本発明では、前記何れかの構成に於いて、成形型の
型面が予熱されているため、溶融状態のポリマーの流動
性を比較的長時間維持でき、該ポリマーを十分に型面に
密着させることができる。このため、前記の効果に加え
て、さらに、鏡面やシボ面を良好に転写できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の射出成形方法で用いる金型
の断面模式図。(a)はガス圧入用管51が溶融樹脂射
出用ノズル41と同位置に設けられている場合、(b)
はガス圧入用管とガス排気用管とが兼用されている場合
を示す。
【図2】第1の実施の形態の射出成形方法で用いる金型
の断面模式図。ガス圧入用管とガス排気用管とが共通で
あり、溶融樹脂射出用ノズル41と同部位に設けられて
いる場合を示す。
【図3】図1(a)の金型で行われる射出成形のプロセ
スを示す説明図。(a)は溶融樹脂を射出するとともに
ガスを圧入するプロセス、(b)はガスを排気して溶融
樹脂の内部を発泡させるプロセスを示す。
【図4】第2の実施の形態の射出成形方法で用いる金型
の断面模式図。図1とは異なり、溶融樹脂を退避室57
へ逃がす場合を示す。
【図5】従来の射出成形方法で用いる金型の動作の説明
図。溶融樹脂を射出した後、下型120を変位させてキ
ャビティ空間を拡げる様子を示す。
【図6】第3の実施の形態の射出成形方法で用いる金型
の断面模式図。(a)はガス圧入用管51が溶融樹脂射
出用ノズル41と同位置に設けられている場合、(b)
はガス圧入用管とガス排気用管とが兼用されている場合
を示す。何れも、断熱層15,25を有する。
【図7】第4の実施の形態の射出成形方法で用いる金型
の断面模式図。ガス圧入用管とガス排気用管とが共通で
あり、溶融樹脂射出用ノズル41と同部位に設けられて
いる場合を示す。導入管18,28,導出管19,2
9、及び型面部材17,27を有する。
【図8】図7内の型面部材17(27)の詳細を示す断
面模式図。
【符号の説明】
10,110 上型 15,25 断熱層 17,27 型面部材 18,28 導入管 19,29 導出管 20,120 下型 30 キャビティ空間(成形型内空間) 40 射出成形機 41 溶融樹脂射出用ノズル 51 ガス圧入用管 52 ガス排気用管 53 ガス圧入用/排気用管 54 ガス圧入用/排気用管 60,160 溶融樹脂 61,161 表皮層 62,161 発泡層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101:00 C08L 101:00 (72)発明者 森川 明彦 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 青山 彰夫 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 前田 征希 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 4F074 AA08 AA20 AA25 BA03 BA04 BA13 BA14 BA16 BA18 CA23 CA24 CC04Y CC22X CC44 DA19 DA32 DA33 DA35 DA36 DA37 DA38 DA47 4F204 AA08 AA12 AA45 AB02 AB06 AC08 AG20 AJ13 AK14 FA01 FB01 FN01 FN11 FN15 4F206 AA08 AA11E AA36 AA45 AB02 AC08 AG20 JA07 JF04 JM05 JN26 JN27 JQ81

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡剤を含むポリマーを成形型内に入れ
    て溶融状態で型面に密着させ、型形状を維持しながら前
    記ポリマーが占める容積を増加させて、型形状に合致す
    る外形で内部が発泡された成形品を得る、 ことを特徴とするポリマーの成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 溶融状態のポリマーの内部にガスを圧入して該ガスの圧
    力で成形型面に密着させ、該ガスを排気して該ガスが占
    めていた空間を溶融状態のポリマーで満たすことにより
    前記容積を増加させる、 ことを特徴とするポリマーの成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、 型面への密着後、成形型内に退避室を連通して溶融状態
    のポリマーの一部を該退避室に逃がすことにより前記容
    積を増加させる、 ことを特徴とするポリマーの成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、 前記成形型の型面の全部又は一部が断熱されている、 ことを特徴とするポリマーの発泡成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、 前記成形型の型面の全部又は一部が予熱されている、 ことを特徴とするポリマーの成形方法。
JP2001038829A 2000-09-29 2001-02-15 ポリマーの成形方法 Pending JP2002172645A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001038829A JP2002172645A (ja) 2000-09-29 2001-02-15 ポリマーの成形方法
US10/381,439 US7077986B2 (en) 2000-09-29 2001-09-27 Method for formation of polymer
EP01972549A EP1325803A1 (en) 2000-09-29 2001-09-27 Method for formation of polymer
BR0114511-8A BR0114511A (pt) 2000-09-29 2001-09-27 Método para moldar um elastÈmero termoplástico e/ou uma borracha sintética e um polìmero
KR1020037004484A KR100554596B1 (ko) 2000-09-29 2001-09-27 중합체의 성형 방법
CNA018192963A CN1476374A (zh) 2000-09-29 2001-09-27 聚合物的成形方法
PCT/JP2001/008471 WO2002028612A1 (fr) 2000-09-29 2001-09-27 Procede de formage de polymere

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-301001 2000-09-29
JP2000301001 2000-09-29
JP2001038829A JP2002172645A (ja) 2000-09-29 2001-02-15 ポリマーの成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002172645A true JP2002172645A (ja) 2002-06-18

Family

ID=26601276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001038829A Pending JP2002172645A (ja) 2000-09-29 2001-02-15 ポリマーの成形方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1325803A1 (ja)
JP (1) JP2002172645A (ja)
KR (1) KR100554596B1 (ja)
CN (1) CN1476374A (ja)
BR (1) BR0114511A (ja)
WO (1) WO2002028612A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000765A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Toyota Boshoku Corp 車両用内装材
KR20200113980A (ko) * 2019-03-27 2020-10-07 고려대학교 산학협력단 미세입자 제조방법
CN113459378A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 青岛海尔电冰箱有限公司 冰保温箱体及其制备方法及具有其的冰箱

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61239917A (ja) * 1985-04-16 1986-10-25 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 発泡射出成形方法
JPH10211630A (ja) * 1996-11-29 1998-08-11 Beishin Kogyo Kk 発泡合成樹脂成形品の成形方法と成形品
JP2000025046A (ja) * 1998-05-01 2000-01-25 Japan Polychem Corp 熱可塑性樹脂成形用金型
JP2000033635A (ja) * 1998-05-13 2000-02-02 Japan Polychem Corp 自動車用部品の製造方法
JP2000094468A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Idemitsu Petrochem Co Ltd 軽量成形品、被覆軽量成形品およびその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000765A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Toyota Boshoku Corp 車両用内装材
KR20200113980A (ko) * 2019-03-27 2020-10-07 고려대학교 산학협력단 미세입자 제조방법
KR102196654B1 (ko) 2019-03-27 2020-12-30 고려대학교 산학협력단 미세입자 제조방법
WO2020197365A3 (ko) * 2019-03-27 2021-02-04 고려대학교 산학협력단 미세입자 제조방법
CN113459378A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 青岛海尔电冰箱有限公司 冰保温箱体及其制备方法及具有其的冰箱
US11879585B2 (en) 2020-03-30 2024-01-23 Qingdao Haier Refrigerator Co., Ltd. Thermal insulation cabinet, and method for preparing same and refrigerator having same

Also Published As

Publication number Publication date
CN1476374A (zh) 2004-02-18
EP1325803A1 (en) 2003-07-09
WO2002028612A1 (fr) 2002-04-11
KR20030041995A (ko) 2003-05-27
BR0114511A (pt) 2003-12-23
KR100554596B1 (ko) 2006-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5702810A (en) Cushioning composite molded article and a process for production thereof
JP4059847B2 (ja) コアバック型射出発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物
JP3317882B2 (ja) 3層構造を有する成形体の製造方法
JP2003292667A (ja) 架橋発泡用熱可塑性エラストマー組成物、成形品の製造方法、および成形品
JP4555532B2 (ja) ガス補助式射出成型
JP2001322433A (ja) 熱可塑性樹脂自動車内装用発泡成形体
JP2002172645A (ja) ポリマーの成形方法
JP2002264173A (ja) 合成樹脂成型物の製造方法
EP1285839A2 (en) Thermoplastic polyolefin elastomer steering wheel
US7077986B2 (en) Method for formation of polymer
JP2009286969A (ja) 樹脂発泡シート、該樹脂発泡シートを備えた積層樹脂シートおよびその製造方法
JP2001334549A (ja) 複合成形品の製造方法および複合成形品
WO1993017854A1 (fr) Produit moule composite presentant des proprietes d'amortissement et son procede de fabrication
JP4660016B2 (ja) 軽量成形体の製造方法
JP5072170B2 (ja) 3層構造体の製造方法
JP4696366B2 (ja) 熱可塑性樹脂発泡成形体
JP4837644B2 (ja) コアバック型射出発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を用いた射出発泡成形方法
JPWO2004005001A1 (ja) 樹脂成形品の製造方法
US20060068193A1 (en) Method and apparatus for making a trim panel with a self-skinning blown elastomer component
JPH06218741A (ja) 発泡体の製造方法
JP2000094469A (ja) 繊維含有軽量樹脂成形品の成形方法および成形品
JP2003041039A (ja) 発泡成形用樹脂組成物及び発泡成形体
JP2003039512A (ja) 熱可塑性樹脂発泡成形体
JPH079485A (ja) 複合成形体よりなる自動車用内装部品の製造方法
JP4311822B2 (ja) 中空射出成形方法および成形金型