JP2002171659A - リモコンブレーカ - Google Patents

リモコンブレーカ

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JP2002171659A
JP2002171659A JP2000363564A JP2000363564A JP2002171659A JP 2002171659 A JP2002171659 A JP 2002171659A JP 2000363564 A JP2000363564 A JP 2000363564A JP 2000363564 A JP2000363564 A JP 2000363564A JP 2002171659 A JP2002171659 A JP 2002171659A
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JP
Japan
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circuit
breaker
remote control
communication line
control
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JP2000363564A
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English (en)
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Takamichi Yoshikawa
孝道 吉川
Takayoshi Egawa
孝義 江川
Hiroo Yamauchi
宏夫 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Aioi Systems Co Ltd
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Aioi Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直接マルチドロップ接続を可能とすると共
に、過電流検出特性等の保護手段の動作特性を遠方より
変更可能なリモコンブレーカを提供する。 【解決手段】 ブレーカ1内にインターフェイス回路で
ある通信制御回路2、CPU3、アドレス等を記憶する
設定記憶回路4を設け、過電流を検出する電流検出回路
8及び漏電検出回路7をCPU3で制御可能とし、CP
U3は通信線10から送られてくる信号に従い開閉機構
部6のオン/オフ制御信号を出力したり漏電検出回路7
や過電流時の遮断特性を変更可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン操作によ
りオン/オフ制御可能なリモコンブレーカに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のリモコンブレーカを複数接
続した、システムブロック図を示し、21はリモコンブ
レーカ、22はターミナルユニットである。図示するよ
うにリモコンブレーカ21をマルチドロップ接続する場
合はターミナルユニット22を介して通信線10に接続
される。ターミナルユニット22及びリモコンブレーカ
21は図5のブロック図に示す構成を成し、ターミナル
ユニット22は通信制御回路24、開閉制御回路25及
びアドレス設定回路26を有し、開閉制御回路25には
少なくとも1つのパルス回路27を具備し、通信制御回
路24が通信線10からアドレス設定回路26に設定さ
れたアドレス宛のデジタル制御信号を検出したら、開閉
制御回路6からパルス回路の動作信号を出力してリモコ
ンブレーカ21をオン/オフ制御している。
【0003】リモコンブレーカ21は、開閉機構部3
2、過電流検出素子29、漏電検出回路30、開閉コイ
ル31等を有し、開閉コイル31は漏電或いは過電流検
出時に開動作するし、パルス回路27からの信号によっ
ても開閉動作するようになっている。このように信号線
10との間にターミナルユニット22を設けることで、
複数のリモコンブレーカを通信線を介して制御可能とし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記リモコンブ
レーカ21は、アドレス機能を持っていないため、上述
するように構成することで、通信線10からの制御信号
を一端ターミナルユニット22で受信し、アドレスが一
致した場合のみパルス回路27から、リモコンブレーカ
21に開閉動作するパルスを出力させてリモコンブレー
カ21を動作させていた。このように、従来のリモコン
ブレーカは必ずターミナルユニットと組み合わせないと
通信線にマルチドロップ接続して使用できなかったた
め、リモコンブレーカが1個づつ点在する場合、リモコ
ンブレーカの数だけターミナルユニットも必要となり、
コスト高となるし、ターミナルユニットを併せて設置す
るため設置スペースが余分に必要であった。また、リモ
コンブレーカの遮断特性は、リモコンブレーカ固有のも
ので、容易に変更できないため、過電流遮断動作等の動
作特性を変えたい場合は、リモコンブレーカ本体を交換
するしかなく、コスト高となるし面倒であった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、直接
マルチドロップ接続を可能とすると共に、過電流検出特
性等の保護手段の動作特性を遠方より変更可能なリモコ
ンブレーカを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、過電流保護、短絡保護、漏電保
護の少なくとも1つの保護手段を備え、通信線を介して
送られてくるデジタル制御信号により回路の開閉動作を
するリモコンブレーカであって、通信インターフェイス
回路とアドレス記憶部とを具備し、通信線からの制御信
号を受けて、設定されたアドレスに対する制御信号を受
けた場合に該制御信号に従い動作することを特徴とす
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、保護手段の動作特性を通信線から伝送される信号に
より設定、或いは変更可能であることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、保護手段が検知する情報を制御手段がデジタ
ル信号化して、開閉操作する回路の状態を通信線に送出
可能であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係るリモコンブレーカのブロック図であり、図2はそ
のリモコンブレーカを通信線に接続したシステムブロッ
ク図を示している。図1において、1はリモコンブレー
カ(以下、単にブレーカと称する)であり、2は通信イ
ンターフェイス回路である通信制御回路、3はCPU
(中央演算装置)、4は設定記憶回路、5は開閉制御回
路、9は表示部であり、接続した電源線13の開閉操作
をする開閉機構部6、漏電検出回路7、電流検出回路8
を備え、開閉制御回路5に加えて漏電検出回路7及び電
流検出回路8がCPU3により制御可能となっている。
また、電流検出回路8はCT(変流器)で電流を検出
し、漏電検出回路はZCT(零相変流器)で漏電を検知
している。そして、図2に示すようにブレーカ1は2本
の信号線からなる通信線10に接続され、信号線10の
基端となるセンタには、ブレーカ制御ユニット11を介
してPC(パーソナルコンピュータ)12が接続されて
いる。
【0010】ブレーカ制御ユニット11は、各ブレーカ
1とPC12との間でデータの通信を行うと共に、通信
線10を介して各ブレーカ1に電力を供給するDC電源
の機能を備えている。尚、2本の通信線によるデータ通
信は、例えば特許第2787976号による通信方法に
より行えば良い。
【0011】次に、上記ブレーカ1の動作を説明する。
ブレーカ1は先ずブレーカ制御ユニット11から電力の
供給を受け、PC12により設定したアドレスとブレー
カの過電流検出値や反応時間等の遮断特性値を通信線1
0を介して受ける。そして、設定記憶回路4内の例えば
EEPROMに記憶させる。そして、制御信号が伝送さ
れてくると、通信制御回路2で復調し、CPU3に送ら
れる。ここで、制御信号の宛先が設定記憶回路4に記憶
されたアドレスであれば、制御信号を解析してオン又は
オフ信号が開閉制御回路5を介して出力され、開閉機構
部6を動作させる仕組みとなっている。尚、この時開閉
機構部6を動作させる電源も通信線10からデータと共
に供給されるし、表示部9は、開閉機構部6の状態等を
表示している。
【0012】このように、ブレーカ内に通信インターフ
ェイス回路である通信制御回路2とアドレスを記憶する
設定記憶回路4を備えたので、ブレーカ1を直接通信線
10にマルチドロップ接続できる。そのため設置スペー
スを小さくできるし、配線の簡略化、設置コストの低減
が図れる。また、電流検出回路8は過電流検出にCTを
使用し、CPU3で制御可能であるため、過電流の判断
値や判断時間は設定記憶回路4に記憶させたデータによ
り設定できるし、漏電検出回路7も判断値をCPU3で
制御可能であるため、漏電の判断値を設定記憶回路4に
記憶させたデータにより設定できる。従って、記憶させ
るデータを書き換えるだけで過電流検知特性等を変更で
きるため、ブレーカ本体を交換する必要がなくなる。更
に、ブレーカ1のアドレスデータを始め、動作特性等は
通信線10を介してセンタ側で設定できるので、ブレー
カ本体が操作し難い位置や機械内に設置されていても、
容易に特性値の変更ができる。
【0013】図3は本発明のブレーカの他の例を示して
いる。上記実施の形態との相違点を説明すると、PT1
6(計器用変圧器)及び電圧検出回路17を設けて電源
線13の電圧値を検出可能とし、更に乗算回路18を電
流検出回路8と電圧検出回路の間に設けている。こうす
ることで、電流検出回路8と併せて電源線13に接続さ
れた負荷の電流、電圧データを遠隔地であるセンタで監
視可能となり、乗算回路18を設けることで電力演算も
可能となるため、センタに設けたPC12から電源線の
異常監視の他に負荷の電力監視や、省エネ制御も可能と
なる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、リモコンブレーカを直接通信線にマルチドロッ
プ接続することが可能となり、ブレーカ設置の際にター
ミナルユニットを設ける必要が無い。そのため設置スペ
ースを小さくできるし、配線の簡略化、設置コストの低
減が図れる。
【0015】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、ブレーカの遮断特性を遠方より設定・変更で
きるので、特性変更の際にブレーカを交換する必要もな
いし、ブレーカ自体を操作する必要もないので、設定・
変更作業が簡易である。
【0016】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の効果に加えて、ブレーカを接続した電源線データを遠
隔地で監視可能となり、電源線の異常監視の他に負荷の
電力監視や省エネ制御等も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すリモコンブレ
ーカのブロック図である。
【図2】図1のリモコンブレーカをマルチドロップ接続
したシステムブロック図である。
【図3】本発明のリモコンブレーカの他の形態を示すブ
ロック図である。
【図4】従来のリモコンブレーカをマルチドロップ接続
したシステムブロック図である。
【図5】図4のターミナルユニットとリモコンブレーカ
のブロック図である。
【符号の説明】
1・・リモコンブレーカ、2・・通信制御回路、3・・
CPU、4・・設定記憶回路、5・・開閉制御回路、6
・・開閉機構部、7・・漏電検出回路、8・・電流検出
回路、10・・通信線、13・・電源線。
フロントページの続き (72)発明者 江川 孝義 東京都品川区南大井6丁目17番10号 大森 レインボービル8階 株式会社アイオイ・ システム内 (72)発明者 山内 宏夫 愛知県瀬戸市暁町3番86 河村電器産業株 式会社内 Fターム(参考) 5G004 AA01 AB02 BA01 BA03 BA04 CA02 DA01 DC03 DC14 EA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過電流保護、短絡保護、漏電保護の少な
    くとも1つの保護手段を備え、通信線を介して送られて
    くるデジタル制御信号により回路の開閉動作をするリモ
    コンブレーカであって、通信インターフェイス回路とア
    ドレス記憶部とを具備し、通信線からの制御信号を受け
    て、設定されたアドレスに対する制御信号を受けた場合
    に該制御信号に従い動作することを特徴とするリモコン
    ブレーカ。
  2. 【請求項2】 保護手段の動作特性を通信線から伝送さ
    れる信号により設定、或いは変更可能である請求項1記
    載のリモコンブレーカ。
  3. 【請求項3】 保護手段が検知する情報を制御手段がデ
    ジタル信号化して、開閉操作する回路の状態を通信線に
    送出可能である請求項1又は2記載のリモコンブレー
    カ。
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