JP2002171350A - 通話録音システム - Google Patents

通話録音システム

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JP2002171350A
JP2002171350A JP2000369564A JP2000369564A JP2002171350A JP 2002171350 A JP2002171350 A JP 2002171350A JP 2000369564 A JP2000369564 A JP 2000369564A JP 2000369564 A JP2000369564 A JP 2000369564A JP 2002171350 A JP2002171350 A JP 2002171350A
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JP2000369564A
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Kenji Takagi
健次 高木
Junichi Morita
純一 森田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他人の電話を代理応答した人間は、メッセー
ジを保存するために、発呼者が目的とする着信者の音声
メールボックスを選択して保存を行うなどの煩雑な処理
を行わなければならず、操作ミスなどが生じる原因とな
っている。 【解決手段】 コンピュータがサーバから通話録音アプ
リケーションのダウンロードを行い、ダウンロードされ
た通話録音アプリケーションが、所定の構内電話機に対
する着信通知を、交換機に対して要求した後、グループ
内の接続通知を監視することにより、代理応答が行われ
たことを判断し、交換機に音声チャネルの合成要求を行
うことにより、代理応答による通話内容の通話録音デー
タを自コンピュータ内に蓄積するよう構成することによ
り、通話録音システムを導入していないユーザが代理応
答を行った場合でも、通話を行うだけで、通話の録音及
び通話録音データの蓄積を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不在の場合でも通
話内容が簡単な操作で蓄積することのできる通話録音シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ及びコンピュータネットワ
ークの急速な普及に伴い、PBXが提供する各種の付加
サービスをLAN上のコンピュータから利用するCTI
(Computer Telephony Integ
ration)に対する取り組みが数多く行われてい
る。また、インターネット電話に代表されるように、P
BXの付加サービスのみならず音声データそのものをI
Pパケット化することにより、コンピュータネットワー
ク上で利用するIPベースのPBX製品も増加してい
る。従来PBXで、時分割多重により回線交換されてい
た音声をIPパケット化することの大きなメリットとし
て、コンピュータネットワーク上に接続されたコンピュ
ータが、IPパケット化された音声データを蓄積、加工
することにより、コンピュータ上で使用される数多くの
アプリケーションで活用出来る点が挙げられる。上述の
取り組みに対する従来の技術例として、特許番号第28
69607号(通話内容録音方法)は、回線交換機に収
容された二者間の通話に対し、電子メールシステムが三
者通話を要求することにより、通話録音データを電子メ
ールシステム内で、蓄積するよう構成したものである。
また、特開平8−195815号(LANシステム)
は、着信電話に対する応答内容を電話機とアナログ線に
より接続されたコンピュータを介して、LAN上のホス
トコンピュータに蓄積するよう構成したものである。こ
のシステムを使用することにより、通話録音内容を音声
データとしてLAN上のハードディスク等に保存するこ
とが可能となるため、音声データの加工等が容易とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発明において、LAN上のコンピュータがPBXと連携
して付加サービスを導入するためには、そのPBXを使
用する会社やビルなどシステム全体での導入が必要であ
った。また、各アプリケーションの使用方法について
も、他人の電話を代理応答した人間は、メッセージを保
存するために、発呼者が目的とする着信者の音声メール
ボックスを選択して保存を行うなどの煩雑な処理を行わ
なければならず、操作ミスなどが生じる原因となってい
た。
【0004】また、通話録音システムにおいては、代理
応答による通話内容の録音が行われた後、着信者に対す
る電話や電子メールによる通話録音通知が行われる。こ
れは、着信者に対して、電話があったことの通知及び用
件を明確に伝達するために用いられる。しかしながら、
通常転送設定等を行っていない着信者が、緊急の場合や
電話に応答できる状態の場合においても、代理応答者の
通話が完了してから初めて通知を受けるため、リアルタ
イム性に乏しいという課題を有していた。
【0005】さらに、お客様との会話を行うような業種
においては、過去の応対において、「言った。言わな
い」というトラブルに遭遇することも多く、過去に通話
録音した内容を応対中の会話の中で適切にお客様に聞い
ていただくための仕組みが必要となる。
【0006】そこで、本発明は代理応答した操作者が着
呼を受けた構内電話機の機能(通話録音機能の有無な
ど)を知らなくても、自動的にその代理応答者との通話
内容を着呼者の所有するコンピュータに蓄積できるよう
にした通話録音システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの問題を解決する
ために本発明は、第1に、音声通信を可能とする公衆電
話網と、データ交換を行うLANまたはWANと、前記
公衆電話網に接続し音声通話を行う公衆網電話機と、公
衆網電話機からの音声通信を伝送交換し、かつ伝送交換
時の複数の音声チャネルから取得した音声データを合成
する手段を有する交換機と、交換機に接続し構内の音声
通信を行う複数の構内電話機と、LANまたはWANの
データ交換のゲートウェイとなるルータと、WANに接
続し交換機を制御するための通話録音アプリケーション
を送信するサーバと、LANに接続し前記サーバから通
話録音アプリケーションをダウンロードし交換機に対し
て合成した音声データの送信要求などの制御を行うコン
ピュータを備え、前記コンピュータが、サーバから通話
録音アプリケーションのダウンロードを行った後、この
通話アプリケーションにより構内電話機に対する着信通
知を交換機に対して要求し、交換機が構内電話機に対す
る着信通知をコンピュータに行った後、前記構内電話機
以外の他の構内電話機で発生する接続通知を監視し、構
内電話機に対する着信が、他の構内電話機により代理応
答された時、交換機に対し音声チャネルの合成要求を行
うことにより、代理応答された通話録音データをコンピ
ュータに蓄積するよう構成したものである。
【0008】これにより、通話録音システムをシステム
単位で導入することなく、個人毎に行うことを可能と
し、また通話録音システムを導入していないユーザが代
理応答を行った場合でも、通話録音動作及び着信者の音
声メールボックスに対する保存動作等を一切行う必要が
なく、通話を行うだけで、通話の録音及び通話録音デー
タの蓄積を行うことが可能となる。
【0009】第2に、本発明は、蓄積された通話録音デ
ータの無音部分を削除する無音削除手段を具備し、通話
録音アプリケーションが、代理応答による通話録音デー
タの蓄積を開始した時、蓄積処理を継続すると共に、携
帯電話機に対して発呼を行い、携帯電話機からの応答が
行われた時、蓄積された通話録音データから無音部分の
削除を行いつつ、携帯電話機への通話録音データの送信
を行い、蓄積された通話録音データの再生を完了した
時、交換機に対し、合成音声送信要求を行い、現在行わ
れている代理応答の通話録音の送信を行うよう構成した
ものである。
【0010】これにより、ユーザは、自分宛ての着信に
対する通話録音をいち早く聞くことが可能となり、用件
に対する応答を素早く行うことが可能となる。
【0011】第3に、本発明は、構内電話機の応答者
が、コンピュータの入力手段からデータ蓄積手段に蓄積
された通話録音データを選択することにより、通話録音
アプリケーションが、交換機に対し、合成要求を行うと
共に選択された通話録音データを送信し、交換機が、発
呼者の音声チャネルに対し、応答者の音声データと送信
された通話録音データの合成データを送信し、応答者の
音声チャネルに対し、発呼者の音声データと送信された
通話録音データの合成データを送信するよう構成したも
のである。
【0012】これにより、通話中に過去の通話録音デー
タを簡単に通話相手に聞かせることが可能となる。
【0013】第4に、本発明は、コンピュータ内に蓄積
された通話録音データの音声認識を行う音声認識手段
と、携帯電話機からのブラウザでのアクセスに対して適
切に応答できるWWWサーバを具備し、通話録音アプリ
ケーションにより代理応答による通話録音データの蓄積
を開始したとき、受信した通話録音データの音声認識を
行い、そのテキストデータの蓄積処理を継続すると共
に、携帯電話機に対して蓄積通知を送信し、携帯電話機
から蓄積通知内のWWWアドレスへのブラウザによるア
クセスに対して、蓄積されたテキストデータの送信を行
うよう構成したものである。
【0014】これにより、ユーザは、自分宛ての着信に
対する通話録音内容をいち早く知ることが可能となり、
用件に対する応答をすばやく行うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。
【0016】図1は、本実施の形態のシステム構成を示
し、図1において101は、構内電話機間の音声交換及
び公衆電話網に接続し、公衆電話網の電話機との音声交
換を行う交換機である。また、交換機101は、LAN
106とも接続され、LAN106上のコンピュータ1
07からの要求に応じ、音声交換に用いる複数の音声チ
ャネルを合成(ミキシング)して、LAN106上に送
出する機能を持つ。102は、公衆電話網に接続された
公衆網電話機である。103は、回線交換による音声交
換を行う公衆電話網である。104及び105は、それ
ぞれ交換機101に接続し、通話を行うための構内電話
機A及び構内電話機Bである。本実施の形態では、構内
電話機を2台としたが、これ以上設置した場合も同様の
効果を奏することはいううまでもなく、以下の実施形態
でも同様である。106は、LANである。107は、
LAN106を用いてアプリケーションやデータの交換
を行うコンピュータである。108は、LAN106と
インターネットなどのWAN109を接続するためのゲ
ートウェイとなるルータである。109は、インターネ
ットなどのWANである。110は、WAN109に接
続し、LAN106上のコンピュータ107との通信を
行うサーバである。サーバ110には、WWWサーバな
どの手段を通して、コンピュータ107が交換機101
の付加サービスを利用するために必要とする各種アプリ
ケーションを格納している。
【0017】図2は、交換機101の構成を示し、図2
において201は、公衆網電話網103との音声交換を
行うためのインタフェースとなる公衆電話網通信制御手
段である。202は、構内電話機104,105が音声
交換を行うためのインタフェースとなる構内電話機通信
制御手段である。203は、交換機101全体の制御を
行う交換機全体制御手段である。204は、交換機内部
で発生する呼の状態変化やイベントを監視する交換機監
視制御手段である。205は、LAN106上のコンピ
ュータ107からの要求に応じ、音声交換に用いる複数
の音声チャネルを合成する音声チャネル合成制御手段で
ある。206は、LAN106と接続し、LAN106
上のコンピュータ107とのパケット交換によるデータ
通信を行うためのインタフェースとなるコンピュータ網
通信手段である。
【0018】図3は、コンピュータ107の構成を示
し、図3において301は、コンピュータ107全体の
制御を行うオペレーションシステムである。302は、
LAN106上でパケット交換によるデータ通信を行う
ためのインタフェースとなるコンピュータ網通信手段で
ある。303は、キーボードやマウス等の入力手段であ
る。304は、入力手段303による入力に対する出力
結果を示すためのディスプレイである。305は、入力
手段303からの要求に従い、サーバ110から所定の
アプリケーションをダウンロードするダウンロード手段
である。306は、ダウンロード手段305により、サ
ーバ110からダウンロードされたアプリケーションを
格納するためのダウンロードアプリケーション格納手段
である。307は、通話録音システムにおいてダウンロ
ードされるアプリケーションである通話録音アプリケー
ションである。308は、代理応答による通話録音が行
われた時、交換機101から送信された通話録音の音声
データを蓄積するデータ蓄積手段である。
【0019】図4は、サーバの構成を示し、図4におい
て401は、サーバ110全体の制御を行うオペレーシ
ョンシステムである。402は、LAN106上でパケ
ット交換によるデータ通信を行うためのインタフェース
となるコンピュータ網通信手段である。403は、コン
ピュータ107からの要求に従い、所定のアプリケーシ
ョンの送信制御を行うダウンロード制御手段である。4
04は、アプリケーションダウンロードの要求が行われ
たコンピュータ107に関連する交換機101のデータ
を管理する交換機情報管理手段である。交換機情報管理
手段404には、交換機101のシステム構成、バージ
ョン、ユーザ名などのアプリケーションダウンロードや
認証を行うために必要なデータが保持される。405
は、コンピュータ107が交換機101の各種付加サー
ビスを利用するために必要とするアプリケーションを格
納するサーバ側アプリケーションダウンロード格納手段
である。 以上のように構成された通話録音システムに
ついて、図1から6を用い、その動作を説明する。まず
始めに、ユーザが通話録音アプリケーションのダウンロ
ードを行う動作について説明する。ユーザは、コンピュ
ータ107を用いて、サーバ110へアクセスし、WW
Wサーバが提供するホームページをクリックするなどの
動作により、通話録音アプリケーションを選択する。
【0020】図5においてオペレーションシステム40
1からユーザのダウンロード要求501を受けたダウン
ロード制御手段403は、コンピュータ107のIPア
ドレス及びユーザ名などを基に、交換機情報管理手段4
04から交換機101のシステム構成及びバージョン等
の情報を抽出し、交換機101に最適な通話録音アプリ
ケーション307の選択を行う(502)。また、ダウ
ンロード制御手段403は、コンピュータ107のIP
アドレスやユーザ名から、コンピュータ107が交換機
101の制御を行う権限を持つか否かの認証をも行う
(502)。コンピュータ107が交換機101の制御
を行う権限を有すると判断したとき、ダウンロード制御
手段403は、サーバ側ダウンロードアプリケーション
格納手段405から通話録音アプリケーション307を
取り出し、コンピュータ網通信手段402を介して、W
AN109上に送出する(503)。コンピュータ10
7内のダウンロード手段305は、WAN109、ルー
タ108及びコンピュータ網通信手段302を介して、
サーバ110から送出された通話録音アプリケーション
307を獲得し、ダウンロードアプリケーション格納手
段306に格納する(504)。
【0021】以上の動作により、ユーザは、交換機10
1に対して通話録音の制御を行うための通話録音アプリ
ケーションを、コンピュータ107にダウンロードす
る。次に、構内電話機B105のユーザ不在時に、構内
電話機A104のユーザが代理応答した時、通話録音ア
プリケーションが、通話録音を行う動作について説明す
る。
【0022】図6において通話録音アプリケーション3
07は、起動時に交換機監視制御手段204に対し、構
内電話機B105に対する着信時に、通知を行うよう着
信通知要求を送信する(601)。公衆網電話機102
から構内電話機B105に対して発信が行われた時、交
換機監視制御手段204は、交換機全体制御手段203
で発生するイベントを基に、コンピュータ107内の通
話録音アプリケーション307に対して、着信通知を行
う(602)。この時、通話録音アプリケーション30
7は、着信通知に含まれる呼IDを記録し、交換機監視
制御手段204に対し、構内電話機B105の着信を代
理応答できる全ての端末で発生する接続通知を行うよう
要求する(603)。この後、交換機監視制御手段20
4から行われる接続通知を受けた場合、通話録音アプリ
ケーション307は、通知に含まれる端末の電話番号及
び呼IDを基に、行われた接続通知が代理応答によるも
のか否かの判断を行う。構内電話機Aにより、代理応答
が行われた時、交換機監視制御手段204から送信され
る接続通知604は、着信通知時と同じ呼IDを含むた
め(604)、通話録音アプリケーション307は、構
内電話機A104により、代理応答が行われたことを検
出し(605)、音声チャネル合成制御手段205に対
して、構内電話機A104と公衆網電話機102との音
声チャネル合成要求を送出する(606)。音声チャネ
ル合成要求(606)を受信した音声チャネル合成制御
手段205は、構内電話機A104が音声送信に使用す
る音声チャネルと公衆網電話機102が音声送信に使用
する音声チャネルを合成し、コンピュータ網通信手段2
06を介して、通話録音アプリケーション307に送信
する(607)。合成音声データを受信した、通話録音
アプリケーション307は、データ蓄積手段308にフ
ァイル形式にて合成音声データを蓄積する。
【0023】以上の動作により、構内電話機Aが代理応
答時に通話録音内容がコンピュータ107に蓄積され
る。
【0024】以上のように、本実施の形態では、コンピ
ュータがサーバから通話録音アプリケーションのダウン
ロードを行い、通話録音アプリケーションが、所定の構
内電話機に対する着信通知を、交換機に対して要求し、
交換機からの着信通知を受けた後、グループ内の接続通
知を監視することにより、代理応答が行われたことを判
断し、交換機に音声チャネルの合成要求を行うことによ
り、代理応答による通話内容の通話録音データを自コン
ピュータ内に蓄積するよう構成し、通話録音システムを
システム単位で導入することなく、個人毎に行うことを
可能とし、また通話録音システムを導入していないユー
ザが代理応答を行った場合でも、通話録音動作及び着信
者の音声メールボックスに対する保存動作等を一切行う
必要がなく、通話を行うだけで、通話の録音及び通話録
音データの蓄積を行うことを可能としたものである。
【0025】なお、図1ではLAN106とWAN10
9の双方を使用した説明をしたが、LAN106または
WAN109のいずれか1つのみ使用した場合でも、同
様な動作、効果を有するのはいうまでもない。ただし、
LAN106のみを使用する場合は、ルータ108とサ
ーバ110がLAN106に接続されている。
【0026】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2について、図2、図4及び図7から図9を用いて説
明する。図2及び図4については、本実施の形態1と同
様であるため、説明を省略する。
【0027】図7は、本実施の形態2のシステム構成を
示し、図7において701は、構内電話機間の音声交換
及び公衆電話網に接続し、公衆電話網の電話機との音声
交換を行う交換機である。また、交換機701は、LA
N706とも接続され、LAN706上のコンピュータ
707からの要求に応じ、音声交換に用いる複数の音声
チャネルを合成(ミキシング)して、LAN706上に
送出する機能を持つ。702は、公衆電話網に接続され
た公衆網電話機である。703は、回線交換による音声
交換を行う公衆電話網である。704及び705は、そ
れぞれ交換機701に接続し、通話を行うための構内電
話機A及び構内電話機Bである。706は、LANであ
る。707は、LAN706を用いてアプリケーション
やデータの交換を行うコンピュータである。708は、
LAN706とインターネットなどのWAN709を接
続するためのゲートウェイとなるルータである。709
は、インターネットなどのWANである。710は、W
AN709に接続し、LAN706上のコンピュータ7
07との通信を行うサーバである。サーバ710には、
WWWサーバなどの手段を通して、コンピュータ707
が交換機701の付加サービスを利用するために必要と
する各種アプリケーションを格納している。711は、
無線による音声通信を行う携帯電話機である。712
は、公衆電話網と接続し、無線電話機711の音声通信
のための中継を行う基地局である。
【0028】図8は、コンピュータ707の構成を示
し、図8において801は、コンピュータ707全体の
制御を行うオペレーションシステムである。802は、
LAN706上でパケット交換によるデータ通信を行う
ためのインタフェースとなるコンピュータ網通信手段で
ある。803は、キーボードやマウス等の入力手段であ
る。804は、入力手段803による入力に対する出力
結果を示すためのディスプレイである。805は、入力
手段803からの要求に従い、サーバ710から所定の
アプリケーションをダウンロードするダウンロード手段
である。806は、ダウンロード手段805により、サ
ーバ710からダウンロードされたアプリケーションを
格納するためのダウンロードアプリケーション格納手段
である。807は、通話録音システムにおいてダウンロ
ードされるアプリケーションである通話録音アプリケー
ションである。808は、代理応答による通話録音が行
われた時、交換機701から送信された通話録音の音声
データを蓄積するデータ蓄積手段である。809は、デ
ータ蓄積手段808に蓄積された通話録音の音声データ
を受信し、音声データの内、無音部分についての削除を
行う無音削除手段である。
【0029】以上のように構成された通話録音システム
について、以下、通話録音が行われたことを通知する動
作について説明する。まず、公衆網電話機702から構
内電話機B705に対する着信を構内電話機A704が
代理応答し(901)、この代理応答をコンピュータ7
07が検出した後、音声チャネル合成要求を行い、音声
チャネル合成制御手段205から合成音声データを受信
する動作(902)については、本実施の形態1に同じ
であるため省略する。構内電話機A704の代理応答に
より、合成音声データの受信を開始した(902)通話
録音アプリケーション807は、この通話録音データを
データ蓄積手段808に蓄積開始、継続する(903)
と共に、交換機監視制御手段204に、構内電話機B7
05のユーザが所有する携帯電話機711に対する発呼
要求を行う(904)。発呼要求(904)を受信した
交換機監視制御手段204は、交換機全体制御手段20
3に発呼要求を行い、公衆電話網通信制御手段201を
介し、携帯電話機711への発信が行われる。
【0030】携帯電話機711が応答を行った時、交換
機監視制御手段204は、通話録音アプリケーションに
対し、接続通知を行う(907)。この時、通話録音ア
プリケーション807は、既に、蓄積済みの通話録音デ
ータを無音削除手段809に送り、無音削除手段809
は、受信した通話録音データのうち、無音部分の削除を
行いつつ、携帯電話機711に対し、通話録音データの
送信を行う(908)。送信する通話録音データは、無
音部分が削除されているため、蓄積中の通話録音データ
は減少する。この時、通話録音アプリケーション807
は、データ蓄積手段内のバッファを監視することによ
り、蓄積データの残り量の監視を行う(909)。通話
録音データの残り量が0になった時、通話録音アプリケ
ーション807は、交換機監視制御手段204に対し、
合成音声送信要求910を行う。合成音声送信要求91
0を受信した交換機701は、携帯電話機711に対し
て送信していた通話録音アプリケーション807からの
音声チャネルを、公衆網電話機及び構内電話機Aの音声
合成チャネルに変更する。
【0031】以上のように本実施の形態では、通話録音
アプリケーションが、代理応答による通話録音データの
蓄積を開始した時、蓄積処理を継続すると共に、携帯電
話機に対して発呼を行い、携帯電話機からの応答が行わ
れた時、蓄積された通話録音データから無音部分の削除
を行いつつ、携帯電話機への通話録音データの送信を行
い、蓄積された通話録音データの再生を完了した時、交
換機に対し、合成音声送信要求を行い、現在行われてい
る代理応答の通話録音の送信を行うことにより、ユーザ
は、自分宛ての着信に対する通話録音をいち早く聞くこ
とが可能となり、用件に対する応答を素早く行うことが
可能となる。なお、携帯電話機ユーザが通話録音データ
の聴取を行っている時に、ボタン押下などにより、代理
応答通話に対する割り込みを行うことも本実施例から容
易に実現することが可能となる。
【0032】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について、図1〜図4及び図10を用いて説明す
る。図1から図4については、本実施の形態1と同様で
あるため、説明を省略する。
【0033】公衆網電話機102からの着信に対して応
答した(1001)構内電話機Bのユーザが、コンピュ
ータ107を所有し、通話中にコンピュータ107のデ
ータ蓄積手段308に蓄積された過去の通話録音データ
を公衆網電話機102に対して聞かせたい場合、ユーザ
は、ディスプレイ304及び入力手段303を用いて、
所定の通話録音データの選択を行う(1002)。この
時、通話録音アプリケーション307は、音声チャネル
合成制御手段205に対して、合成要求1003を行う
と共に、所定の通話録音データの送信を行う(100
4)。音声チャネル合成制御手段205は、通話録音ア
プリケーション307から送信された音声データと構内
電話機B105の音声チャネルを合成し、公衆網電話機
102に送信を行うと共に、公衆網電話機102の音声
チャネルと通話録音アプリケーション307から送信さ
れた音声データを合成し、構内電話機B105に送信を
行う。
【0034】以上のように本実施の形態では、構内電話
機の応答者が、コンピュータの入力手段からデータ蓄積
手段に蓄積された通話録音データを選択することによ
り、通話録音アプリケーションが、交換機に対し、合成
要求を行うと共に選択された通話録音データを送信し、
交換機が、発呼者の音声チャネルに対し、応答者の音声
データと送信された通話録音データの合成データを送信
し、応答者の音声チャネルに対し、発呼者の音声データ
と送信された通話録音データの合成データを送信するこ
とにより、通話中に過去の通話録音データを簡単に通話
相手に聞かせることが可能となる。
【0035】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4について、図2、図4及び図11から図13を用い
て説明する。図2及び図4については、本実施の形態1
と同様であるため、説明を省略する。
【0036】図11は、本実施の形態4のシステム構成
を示し、図11において1101は、構内電話機間の音
声交換及び公衆電話網に接続し、公衆電話網の電話機と
の音声交換を行う交換機である。また、交換機1101
は、LAN1106とも接続され、LAN1106上の
コンピュータ1107からの要求に応じ、音声交換に用
いる複数の音声チャネルを合成(ミキシング)して、L
AN1106上に送出する機能を持つ。1102は、公
衆電話網に接続された公衆網電話機である。1103
は、回線交換による音声交換を行う公衆電話網である。
1104及び1105は、それぞれ交換機1101に接
続し、通話を行うための構内電話機A及び構内電話機B
である。1106は、LANである。1107は、LA
N1106を用いてアプリケーションやデータの交換を
行うコンピュータである。1108は、LAN1106
とインターネットなどのWAN1109を接続するため
のゲートウェイとなるルータである。1109は、イン
ターネットなどのWANである。1110は、WAN1
109に接続し、LAN1106上のコンピュータ11
07との通信を行うサーバである。サーバ1110に
は、WWWサーバなどの手段を通して、コンピュータ1
107が交換機1101の付加サービスを利用するため
に必要とする各種アプリケーションを格納している。1
111は、無線による音声通信を行う携帯電話機であ
る。1112は、公衆電話網と接続し、無線電話機11
11の音声通信のための中継を行う基地局である。
【0037】図12は、コンピュータ1207の構成を
示し、図12において1201は、コンピュータ120
7全体の制御を行うオペレーションシステムである。1
202は、LAN1206上でパケット交換によるデー
タ通信を行うためのインタフェースとなるコンピュータ
網通信手段である。1203は、キーボードやマウス等
の入力手段である。1204は、入力手段1203によ
る入力に対する出力結果を示すためのディスプレイであ
る。1205は、入力手段1203からの要求に従い、
サーバ1210から所定のアプリケーションをダウンロ
ードするダウンロード手段である。1206は、ダウン
ロード手段1205により、サーバ1210からダウン
ロードされたアプリケーションを格納するためのダウン
ロードアプリケーション格納手段である。1207は、
通話録音システムにおいてダウンロードされるアプリケ
ーションである通話録音アプリケーションである。12
08は、代理応答による通話録音が行われた時、交換機
1101から送信された通話録音の音声データを受信
し、その音声認識を行う音声認識手段である。1209
は、音声認識手段1208の出力結果であるテキストデ
ータを蓄積するテキスト蓄積手段である。1210は、
携帯電話機1111のブラウザによるアクセスに対して
適切に応答するWWWサーバである。
【0038】以上のように構成された通話録音システム
について、以下、通話録音内容を通知する動作について
説明する。まず、公衆網電話機1102から構内電話機
B1105に対する着信を構内電話機A1104が代理
応答し(1301)、この代理応答をコンピュータ11
07が検出した後、音声チャネル合成要求を行い、音声
チャネル合成制御手段205から合成音声データを受信
する動作(1302)については、本実施の形態1に同
じであるため省略する。構内電話機A1104の代理応
答により、合成音声データの受信を開始した(130
2)通話録音アプリケーション1207は、この通話録
音データを音声認識手段1208及び、その出力結果で
あるテキストデータを蓄積するテキスト蓄積手段120
9に、テキスト蓄積開始、継続する(1303)と共
に、携帯電話機1111へ、ルータ1108、WAN1
109、基地局1112を介して蓄積通知を送信する
(1304)。蓄積通知としては、例えば電子メールに
よる通知があげられる。携帯電話機1111が、蓄積通
知を受信し、蓄積通知に記したWWWアドレスに対して
携帯電話機内ブラウザによる接続処理を行う(130
5)。この接続処理に対して、コンピュータ1107内
のWWWサーバ1210が応答し(1306)、現在蓄
積中のテキストデータの送信を行う(1307)。
【0039】以上のように本実施の形態では、通話録音
アプリケーションが、代理応答による通話録音データの
蓄積を開始したとき、受信した通話録音データの音声認
識を行い、そのテキストデータの蓄積処理を継続すると
共に、携帯電話機に対して蓄積通知を送信し、携帯電話
機から蓄積通知内のWWWアドレスへのブラウザによる
アクセスに対して、蓄積されたテキストデータの送信を
行うことにより、ユーザは、自分宛ての着信に対する通
話録音内容をいち早く知り、用件に対する応答をすばや
く行うことが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明では、第1に、音声
通信を可能とする公衆電話網と、データ交換を行うLA
NまたはWANと、前記公衆電話網に接続し音声通話を
行う公衆網電話機と、公衆網電話機からの音声通信を伝
送交換し、かつ伝送交換時の複数の音声チャネルから取
得した音声データを合成する手段を有する交換機と、交
換機に接続し構内の音声通信を行う複数の構内電話機
と、LANまたはWANのデータ交換のゲートウェイと
なるルータと、WANに接続し交換機を制御するための
通話録音アプリケーションを送信するサーバと、LAN
に接続し前記サーバから通話録音アプリケーションをダ
ウンロードし交換機に対して合成した音声データの送信
要求などの制御を行うコンピュータを備え、前記コンピ
ュータが、サーバから通話録音アプリケーションのダウ
ンロードを行った後、この通話アプリケーションにより
構内電話機に対する着信通知を交換機に対して要求し、
交換機が構内電話機に対する着信通知をコンピュータに
行った後、前記構内電話機以外の他の構内電話機で発生
する接続通知を監視し、構内電話機に対する着信が、他
の構内電話機により代理応答された時、交換機に対し音
声チャネルの合成要求を行うことにより、代理応答され
た通話録音データをコンピュータに蓄積するよう構成す
ることにより、通話録音システムをシステム単位で導入
することなく、個人毎に行うことを可能とし、また通話
録音システムを導入していないユーザが代理応答を行っ
た場合でも、通話録音動作及び着信者の音声メールボッ
クスに対する保存動作等を一切行う必要がなく、通話を
行うだけで、通話の録音及び通話録音データの蓄積を行
うことが可能になるという効果を奏するものである。
【0041】また、第2に、公衆電話網と接続し無線網
での音声交換を中継する基地局と、基地局との間で無線
接続し音声交換を行う携帯電話機と、前記通話録音アプ
リケーションにより代理応答による通話録音データの蓄
積を開始したとき、蓄積処理を継続すると共に携帯電話
機に対して発呼を行い、携帯電話機からの応答が行われ
たとき、蓄積された通話録音データから無音部分の削除
を行うとともに、前記携帯電話機への通話録音データの
送信を行い、蓄積された通話録音データの再生を完了し
た時、交換機に対し合成音声送信要求を行い、現在行わ
れている通話の送信を行う無音削除手段を備えることに
より、ユーザは、自分宛ての着信に対する通話録音をい
ち早く聞け、用件に対する応答を素早く行うことが可能
となるという効果を奏するものである。
【0042】また、第3に、前記コンピュータの入力手
段がデータ蓄積手段に蓄積された通話録音データを選択
した場合、通話録音アプリケーションにより交換機に対
し合成要求を行うと共に選択された通話録音データを送
信し、交換機が発呼者の音声チャネルに対し応答者の音
声データと送信された通話録音データの合成データを送
信し、応答者の音声チャネルに対し発呼者の音声データ
と送信された通話録音データの合成データを送信するよ
う構成することにより、通話中に過去の通話録音データ
を簡単に通話相手に聞かせることが可能となるという効
果を奏するものである。
【0043】また、第4に、前記公衆電話網と接続しイ
ンターネット網とのデータ通信を中継する基地局と、基
地局との間で無線接続しデータ通信を行う携帯電話機
と、受信した通話録音データの音声認識を行う音声認識
手段と、前記携帯電話機からのブラウザによるアクセス
に対して応答するWWWサーバを具備し、通話録音アプ
リケーションにより前記代理応答による通話録音データ
の蓄積を開始した時、通話録音データの受信に続けて音
声認識を行い、そのテキスト化したデータの蓄積を行う
と共に、前記携帯電話機に対して蓄積通知を行い、前記
携帯電話機から前記コンピュータ内のWWWサーバへの
アクセスに対して前記携帯電話機へ蓄積された前記テキ
ストデータの送信を行い、前記携帯電話機で通話録音内
容を閲覧できるよう構成することにより、ユーザは、自
分宛ての着信に対する通話録音内容をいち早く知り、用
件に対する応答をすばやく行うことが可能となるという
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における通話録音システ
ムの構成を表すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における交換機の構成を
表すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1におけるコンピュータの
構成を表すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1におけるサーバの構成を
表すブロック図
【図5】本発明の実施の形態1におけるダウンロードの
シーケンス図
【図6】本発明の実施の形態1における通話録音のシー
ケンス図
【図7】本発明の実施の形態2における通話録音システ
ムの構成を表すブロック図
【図8】本発明の実施の形態2におけるコンピュータの
構成を表すブロック図
【図9】本発明の実施の形態2における通話録音通知の
シーケンス図
【図10】本発明の実施の形態3における通話録音再生
のシーケンス図
【図11】本発明の実施の形態4における通話録音シス
テムの構成を表すブロック図
【図12】本発明の実施の形態4におけるコンピュータ
の構成を表すブロック図
【図13】本発明の実施の形態4における通話録音内容
通知の構成を表すブロック図
【符号の説明】
101 交換機 102 公衆網電話機 103 公衆電話網 104 構内電話機A 105 構内電話機B 106 LAN 107 コンピュータ 108 ルータ 109 WAN 110 サーバ 201 公衆電話網通信制御手段 202 構内電話機通信制御手段 203 交換機全体制御手段 204 交換機監視制御手段 205 音声チャネル合成制御手段 206 コンピュータ網通信手段 301 オペレーションシステム 302 コンピュータ網通信手段 303 入力手段 304 ディスプレイ 305 ダウンロード手段 306 ダウンロードアプリケーション格納手段 307 通話録音アプリケーション 308 データ蓄積手段 401 オペレーションシステム 402 コンピュータ網通信手段 403 ダウンロード制御手段 404 交換機情報管理手段 405 サーバ側ダウンロードアプリケーション格納手
段 501 ダウンロード要求 502 交換機情報取得、認証及びカスタマイズ 503 通話録音アプリケーションダウンロード 504 通話録音アプリケーションの格納 601 着信通知要求 602 着信通知 603 接続通知要求 604 接続通知 605 通話録音該当接続通知のチェック 606 音声チャネル合成要求 607 合成音声データ送信 608 通話録音データの格納 701 交換機 702 公衆網電話機 703 公衆電話網 704 構内電話機A 705 構内電話機B 706 LAN 707 コンピュータ 708 ルータ 709 WAN 710 サーバ 711 携帯電話機 712 基地局 801 オペレーションシステム 802 コンピュータ網通信手段 803 入力手段 804 ディスプレイ 805 ダウンロード手段 806 ダウンロードアプリケーション格納手段 807 通話録音アプリケーション 808 データ蓄積手段 809 無音削除手段 901 通話中 902 合成音声データ 903 通話録音データ蓄積 904 発呼要求 905 発呼 906 応答 907 接続通知 908 蓄積データ送信 909 残通話録音データ監視 910 合成音声送信要求 911 合成音声送信 1001 通話中 1002 再生データの選択 1003 合成要求 1004 再生データ送信 1005 再生データの合成 1006 合成データの送信 1007 合成データの送信 1101 交換機 1102 公衆網電話機 1103 公衆電話網 1104 構内電話機A 1105 構内電話機B 1106 LAN 1107 コンピュータ 1108 ルータ 1109 WAN 1110 サーバ 1111 携帯電話機 1112 基地局 1201 オペレーションシステム 1202 コンピュータ網通信手段 1203 入力手段 1204 ディスプレイ 1205 ダウンロード手段 1206 ダウンロードアプリケーション格納手段 1207 通話録音アプリケーション 1208 音声認識手段 1209 テキスト蓄積手段 1301 通話中 1302 合成音声データ 1303 通話録音データのテキスト蓄積 1304 蓄積通知送信 1305 接続処理 1306 WWWサーバ応答 1307 蓄積データ送信

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声通信を可能とする公衆電話網と、デ
    ータ交換を行うLANまたはWANと、前記公衆電話網
    に接続し音声通話を行う公衆網電話機と、公衆網電話機
    からの音声通信を伝送交換し、かつ伝送交換時の複数の
    音声チャネルから取得した音声データを合成する手段を
    有する交換機と、交換機に接続し構内の音声通信を行う
    複数の構内電話機と、LANまたはWANのデータ交換
    のゲートウェイとなるルータと、WANに接続し交換機
    を制御するための通話録音アプリケーションを送信する
    サーバと、LANに接続し前記サーバから通話録音アプ
    リケーションをダウンロードし交換機に対して合成した
    音声データの送信要求などの制御を少なくとも行うコン
    ピュータを備え、 前記コンピュータが、サーバから通話録音アプリケーシ
    ョンのダウンロードを行った後、この通話アプリケーシ
    ョンにより構内電話機に対する着信通知を交換機に対し
    て要求し、交換機が構内電話機に対する着信通知をコン
    ピュータに行った後、前記構内電話機以外の他の構内電
    話機で発生する接続通知を監視し、構内電話機に対する
    着信が、他の構内電話機により代理応答された時、交換
    機に対し音声チャネルの合成要求を行うことにより、代
    理応答された通話録音データをコンピュータに蓄積する
    ことを特徴とする通話録音システム。
  2. 【請求項2】 前記交換機が、公衆電話網との音声交換
    を行うための通信を制御する公衆電話網通信制御手段
    と、構内電話機との音声交換を行うための通信を制御す
    る構内電話機通信制御手段と、発生する呼の状態変化や
    イベントを監視する交換機監視制御手段と、構内電話機
    又は公衆電話機の音声データ伝送交換時に複数の音声チ
    ャネルから取得した音声データを合成する音声チャネル
    合成制御手段と、LANまたはWANとのパケットデー
    タ交換を行うコンピュータ網通信手段から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の通話録音システム。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータが、LANまたはWA
    Nとのデータ交換を行うコンピュータ網通信手段と、コ
    ンピュータに対する要求を行う入力手段と、要求に対す
    るコンピュータからの出力を行うディスプレイと、前記
    入力手段からの要求に応じて、請求項1記載のサーバか
    ら通話録音アプリケーションのダウンロードを行うダウ
    ンロード手段と、前記通話録音アプリケーションを格納
    するダウンロードアプリケーション格納手段と、通話録
    音データの蓄積を行うデータ蓄積手段から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の通話録音システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバが、LANまたはWANとの
    パケットデータ交換を行うコンピュータ網通信手段と、
    前記コンピュータからの要求に対して、通話録音アプリ
    ケーションの送信制御を行うダウンロード制御手段と、
    前記コンピュータに関連する交換機のデータを保持する
    交換機情報管理手段と、サーバ側で通話録音アプリケー
    ションを格納するためのダウンロードアプリケーション
    格納手段とから構成されることを特徴とする請求項1記
    載の通話録音システム。
  5. 【請求項5】 前記公衆電話網と接続し無線網での音声
    交換を中継する基地局と、基地局との間で無線接続し音
    声交換を行う携帯電話機と、前記通話録音アプリケーシ
    ョンにより代理応答による通話録音データの蓄積を開始
    したとき、蓄積処理を継続すると共に携帯電話機に対し
    て発呼を行い、携帯電話機からの応答が行われたとき、
    蓄積された通話録音データから無音部分の削除を行うと
    ともに前記携帯電話機への通話録音データの送信を行
    い、蓄積された通話録音データの再生を完了した時、交
    換機に対し合成音声送信要求を行い、現在行われている
    通話の送信を行う無音削除手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の通話録音システム。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータの入力手段がデータ蓄
    積手段に蓄積された通話録音データを選択した場合、通
    話録音アプリケーションにより交換機に対し合成要求を
    行うと共に選択された通話録音データを送信し、交換機
    が発呼者の音声チャネルに対し応答者の音声データと送
    信された通話録音データの合成データを送信し、応答者
    の音声チャネルに対し発呼者の音声データと送信された
    通話録音データの合成データを送信することを特徴とす
    る請求項1記載の通話録音システム。
  7. 【請求項7】 前記公衆電話網と接続しインターネット
    網とのデータ通信を中継する基地局と、基地局との間で
    無線接続しデータ通信を行う携帯電話機と、受信した通
    話録音データの音声認識を行う音声認識手段と、前記携
    帯電話機からのブラウザによるアクセスに対して応答す
    るWWWサーバを備え、 通話録音アプリケーションにより前記代理応答による通
    話録音データの蓄積を開始した時、通話録音データの受
    信に続けて音声認識を行い、そのテキスト化したデータ
    の蓄積を行うと共に、前記携帯電話機に対して蓄積通知
    を行い、前記携帯電話機から前記コンピュータ内のWW
    Wサーバへのアクセスに対して前記携帯電話機へ蓄積さ
    れた前記テキストデータの送信を行い、前記携帯電話機
    で通話録音内容を閲覧できることを特徴とする請求項1
    記載の通話録音システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007081507A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Nakayo Telecommun Inc 映像または音声パケットデータ蓄積装置
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