JP2002171270A - データ伝送装置及びデータ伝送方法 - Google Patents
データ伝送装置及びデータ伝送方法Info
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- JP2002171270A JP2002171270A JP2000367511A JP2000367511A JP2002171270A JP 2002171270 A JP2002171270 A JP 2002171270A JP 2000367511 A JP2000367511 A JP 2000367511A JP 2000367511 A JP2000367511 A JP 2000367511A JP 2002171270 A JP2002171270 A JP 2002171270A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワークに接続されている機器のリセッ
トが発生したときでも、ネットワークのダウンを防止す
る。 【解決手段】 全体を監視するマスタ機器と当該マスタ
機器に監視されるスレーブ機器とがリング状に接続され
たデータ伝送システムを構成するデータ伝送装置におい
て、隣接する機器からデータを転送する処理又は受信す
る処理をする通信ドライバ部47と、通信ドライバ部4
7に通信制御信号を出力して通信ドライバ部47の通信
モードを制御する通信制御部46と、マスタ機器からの
通信状態を監視する状態監視信号が入力される間に、通
信ドライバ部47にバイパス信号を出力して隣接する機
器からのデータを転送するように制御するとともに、通
信ドライバ部47の通信モードを変更するように通信制
御部46を制御する。
トが発生したときでも、ネットワークのダウンを防止す
る。 【解決手段】 全体を監視するマスタ機器と当該マスタ
機器に監視されるスレーブ機器とがリング状に接続され
たデータ伝送システムを構成するデータ伝送装置におい
て、隣接する機器からデータを転送する処理又は受信す
る処理をする通信ドライバ部47と、通信ドライバ部4
7に通信制御信号を出力して通信ドライバ部47の通信
モードを制御する通信制御部46と、マスタ機器からの
通信状態を監視する状態監視信号が入力される間に、通
信ドライバ部47にバイパス信号を出力して隣接する機
器からのデータを転送するように制御するとともに、通
信ドライバ部47の通信モードを変更するように通信制
御部46を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング型ネットワ
ークに接続され、映像データの送受信をするデータ伝送
装置及びデータ伝送方法に関し、詳しくはネットワーク
に接続された機器が通信設定等を変更するときのネット
ワーク保持をするためのデータ伝送装置及びデータ伝送
方法に関する。
ークに接続され、映像データの送受信をするデータ伝送
装置及びデータ伝送方法に関し、詳しくはネットワーク
に接続された機器が通信設定等を変更するときのネット
ワーク保持をするためのデータ伝送装置及びデータ伝送
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、複数のデータ伝送装置が
リング状に接続されたリング型ネットワークが知られて
いる。各データ伝送装置は、図9に示すように、データ
を受信する受信端子、データを送信する送信端子、デー
タの送受信を行う通信ドライバ部101、通信制御部1
02、CPU103とを少なくとも備える。このデータ
伝送装置は、CPU103のリセット信号又は設定信号
に従って、通信ドライバ部101でのデータ送受信を制
御する通信制御部102によりデータ伝送に関する通信
設定をする。ここで、通信ドライバ部101には、各デ
ータ伝送装置について固有のアドレスやIDが割り当て
られており、データを送信するに際してデータに送信元
のアドレスやIDとともに送信先のアドレスやIDを付
加してネットワーク内でのデータ伝送をする。また、通
信ドライバ部101は、データに付加された送信先のア
ドレスやIDを参照してデータ受信処理やデータ転送処
理をする。
リング状に接続されたリング型ネットワークが知られて
いる。各データ伝送装置は、図9に示すように、データ
を受信する受信端子、データを送信する送信端子、デー
タの送受信を行う通信ドライバ部101、通信制御部1
02、CPU103とを少なくとも備える。このデータ
伝送装置は、CPU103のリセット信号又は設定信号
に従って、通信ドライバ部101でのデータ送受信を制
御する通信制御部102によりデータ伝送に関する通信
設定をする。ここで、通信ドライバ部101には、各デ
ータ伝送装置について固有のアドレスやIDが割り当て
られており、データを送信するに際してデータに送信元
のアドレスやIDとともに送信先のアドレスやIDを付
加してネットワーク内でのデータ伝送をする。また、通
信ドライバ部101は、データに付加された送信先のア
ドレスやIDを参照してデータ受信処理やデータ転送処
理をする。
【0003】リング型ネットワークに接続されたデータ
伝送装置の通信モードや通信設定等の設定変更するとき
には、内部の通信ドライバ部101をハードウェア的に
リセットをした状態にし、データ送受信をする設定端子
を変更する必要がある。したがって、従来のリング型ネ
ットワークにおいては、設定変更が発生したデータ伝送
装置がリセット状態となるために、データ伝送を行うこ
とができず、ネットワーク全体がダウンしてしまう。す
なわち、通信ドライバ部101がリセットした状態で
は、データ送受信やデータ転送を行うことができない状
態となり、正確なデータ伝送を行うことができないとい
う不都合が発生する。
伝送装置の通信モードや通信設定等の設定変更するとき
には、内部の通信ドライバ部101をハードウェア的に
リセットをした状態にし、データ送受信をする設定端子
を変更する必要がある。したがって、従来のリング型ネ
ットワークにおいては、設定変更が発生したデータ伝送
装置がリセット状態となるために、データ伝送を行うこ
とができず、ネットワーク全体がダウンしてしまう。す
なわち、通信ドライバ部101がリセットした状態で
は、データ送受信やデータ転送を行うことができない状
態となり、正確なデータ伝送を行うことができないとい
う不都合が発生する。
【0004】また、ネットワーク内の一つの機器が内部
に不具合を起こしてリセット状態となったときでも、ネ
ットワーク全体がダウンしてしまう。
に不具合を起こしてリセット状態となったときでも、ネ
ットワーク全体がダウンしてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来で
は、機器内部の通信ドライバ部101の通信モードや設
定を変更する場合、或いは機器内の不具合を起こして通
信ドライバ部101にリセットをかけた場合にも、ネッ
トワーク全体がダウンするので、その度にネットワーク
上の他の機器でネットワークの再立ち上げを行うので、
各機器の通信ドライバ部101を再初期化処理する必要
があった。
は、機器内部の通信ドライバ部101の通信モードや設
定を変更する場合、或いは機器内の不具合を起こして通
信ドライバ部101にリセットをかけた場合にも、ネッ
トワーク全体がダウンするので、その度にネットワーク
上の他の機器でネットワークの再立ち上げを行うので、
各機器の通信ドライバ部101を再初期化処理する必要
があった。
【0006】そのため、ある一つの機器が通信ドライバ
部101をリセットすると、他の機器間のデータ伝送は
中断してしまい、また、ネットワーク全体がダウンする
ために、再度ネットワークが立ち上がるまでの余計な時
間を必要としていた。
部101をリセットすると、他の機器間のデータ伝送は
中断してしまい、また、ネットワーク全体がダウンする
ために、再度ネットワークが立ち上がるまでの余計な時
間を必要としていた。
【0007】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであり、ネットワークに接続されている
機器のリセットが発生したときでも、ネットワークのダ
ウンを防止することができるデータ伝送装置及びデータ
伝送方法を提供することを目的とする。
提案されたものであり、ネットワークに接続されている
機器のリセットが発生したときでも、ネットワークのダ
ウンを防止することができるデータ伝送装置及びデータ
伝送方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、全体を監視するマスタ機器と当該マス
タ機器に監視されるスレーブ機器とがリング状に接続さ
れたデータ伝送システムを構成するデータ伝送装置にお
いて、隣接する機器からのデータを転送する処理又はデ
ータを送受信する処理をする送受信手段と、上記送受信
手段に通信制御信号を出力して上記送受信手段の通信モ
ードを制御する通信制御手段と、上記マスタ機器からの
通信状態を監視する状態監視信号が入力される間に、上
記送受信手段にバイパス信号を出力して隣接する機器か
らのデータを転送するように制御するとともに、上記送
受信手段の通信モードを変更するように上記通信制御手
段を制御する制御手段とを備える。
解決するために、全体を監視するマスタ機器と当該マス
タ機器に監視されるスレーブ機器とがリング状に接続さ
れたデータ伝送システムを構成するデータ伝送装置にお
いて、隣接する機器からのデータを転送する処理又はデ
ータを送受信する処理をする送受信手段と、上記送受信
手段に通信制御信号を出力して上記送受信手段の通信モ
ードを制御する通信制御手段と、上記マスタ機器からの
通信状態を監視する状態監視信号が入力される間に、上
記送受信手段にバイパス信号を出力して隣接する機器か
らのデータを転送するように制御するとともに、上記送
受信手段の通信モードを変更するように上記通信制御手
段を制御する制御手段とを備える。
【0009】また、本発明において、上記送受信手段は
上記制御手段からのバイパス信号に応じてソフトウェア
的にデータを転送する処理をする。
上記制御手段からのバイパス信号に応じてソフトウェア
的にデータを転送する処理をする。
【0010】更に、本発明において、上記送受信手段
は、上記制御手段からのバイパス信号に応じてハードウ
ェア的にデータを転送する処理をする。
は、上記制御手段からのバイパス信号に応じてハードウ
ェア的にデータを転送する処理をする。
【0011】更にまた、本発明において、複数のデータ
出力機器と接続され、シリアルデータ及びパラレルデー
タを入力する入力手段と、上記入力手段で入力したシリ
アルデータ又はパラレルデータを選択して上記通信制御
手段に出力するセレクタ回路とを更に備え、上記制御手
段は、上記セレクタ回路にセレクト信号を出力して上記
シリアルデータ又はパラレルデータの何れかを出力する
制御をし、上記送受信手段から送信するデータをシリア
ルデータとパラレルデータとの間で切り替えるときに上
記送受信手段にバイパス信号を出力する。
出力機器と接続され、シリアルデータ及びパラレルデー
タを入力する入力手段と、上記入力手段で入力したシリ
アルデータ又はパラレルデータを選択して上記通信制御
手段に出力するセレクタ回路とを更に備え、上記制御手
段は、上記セレクタ回路にセレクト信号を出力して上記
シリアルデータ又はパラレルデータの何れかを出力する
制御をし、上記送受信手段から送信するデータをシリア
ルデータとパラレルデータとの間で切り替えるときに上
記送受信手段にバイパス信号を出力する。
【0012】本発明は、上述の課題を解決するために、
全体を監視するマスタ機器と当該マスタ機器に監視され
るスレーブ機器とがリング状に接続されたデータ伝送シ
ステムのデータ伝送方法において、上記各スレーブ機器
は、上記マスタ機器からの通信状態を監視する状態監視
信号が入力される間に、隣接する機器からのデータを転
送するバイパスモードとするとともに、内部の通信モー
ドを変更する。
全体を監視するマスタ機器と当該マスタ機器に監視され
るスレーブ機器とがリング状に接続されたデータ伝送シ
ステムのデータ伝送方法において、上記各スレーブ機器
は、上記マスタ機器からの通信状態を監視する状態監視
信号が入力される間に、隣接する機器からのデータを転
送するバイパスモードとするとともに、内部の通信モー
ドを変更する。
【0013】また、本発明において、上記スレーブ機器
は複数のデータ出力機器と接続され、送信するデータを
シリアルデータとパラレルデータとの間で切り替えると
きにバイパスモードとする。
は複数のデータ出力機器と接続され、送信するデータを
シリアルデータとパラレルデータとの間で切り替えると
きにバイパスモードとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0015】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れたネットワークシステムに適用される。
れたネットワークシステムに適用される。
【0016】このネットワークシステムでは、マスタ機
器1、第1スレーブ機器2、第2スレーブ機器3、第3
スレーブ機器4、第4スレーブ機器5が通信回線により
リング状に接続されて構成されている。このネットワー
クシステムにおいては、マスタ機器1がネットワーク帯
域の管理等を行い各スレーブ機器を制御する。本例にお
いて、マスタ機器1はラジオカセットヘッドユニットで
あり、第1スレーブ機器2はCDチェンジャであり、第
2スレーブ機器3はモニタであり、第3スレーブ機器4
はアンプであり、第4スレーブ機器5は外部拡張用機器
からなる場合について説明する。第4スレーブ機器に
は、磁気ディスク装置6、光ディスク装置7が接続さ
れ、磁気ディスク装置6及び光ディスク装置7からの音
響データ又は映像データを入力して他の装置に送信する
処理をする。
器1、第1スレーブ機器2、第2スレーブ機器3、第3
スレーブ機器4、第4スレーブ機器5が通信回線により
リング状に接続されて構成されている。このネットワー
クシステムにおいては、マスタ機器1がネットワーク帯
域の管理等を行い各スレーブ機器を制御する。本例にお
いて、マスタ機器1はラジオカセットヘッドユニットで
あり、第1スレーブ機器2はCDチェンジャであり、第
2スレーブ機器3はモニタであり、第3スレーブ機器4
はアンプであり、第4スレーブ機器5は外部拡張用機器
からなる場合について説明する。第4スレーブ機器に
は、磁気ディスク装置6、光ディスク装置7が接続さ
れ、磁気ディスク装置6及び光ディスク装置7からの音
響データ又は映像データを入力して他の装置に送信する
処理をする。
【0017】更に具体的には、本発明は、図2に示すよ
うな車載用映像データ伝送システムに適用される。この
車載用映像データ伝送システムでは、複数の映像ソース
及び複数の受信端末がネットワーク上に接続されて構成
されてなり、例えば図2に示すように映像ソースとして
ゲーム装置26、DVD(Digital Video Disc)プレー
ヤ等の映像再生装置27、バックカメラ28、ナビゲー
ション装置29、TVチューナ等を有する放送信号受信
装置30を備え、受信端末としてフロントモニタ21及
びリアモニタ24を備える一例について説明する。ここ
で、映像ソースは、図1における光ディスク装置7に相
当する。
うな車載用映像データ伝送システムに適用される。この
車載用映像データ伝送システムでは、複数の映像ソース
及び複数の受信端末がネットワーク上に接続されて構成
されてなり、例えば図2に示すように映像ソースとして
ゲーム装置26、DVD(Digital Video Disc)プレー
ヤ等の映像再生装置27、バックカメラ28、ナビゲー
ション装置29、TVチューナ等を有する放送信号受信
装置30を備え、受信端末としてフロントモニタ21及
びリアモニタ24を備える一例について説明する。ここ
で、映像ソースは、図1における光ディスク装置7に相
当する。
【0018】この車載用映像データ伝送システムは、第
1映像受信処理装置11及び第2映像受信処理装置1
2、オーディオ再生装置13、増幅処理装置14、第1
映像送信処理装置15、第2映像送信処理装置16、第
3映像送信処理装置17、第4映像送信処理装置18が
単一のケーブル101により接続されて車両内に施設さ
れて構成されている。この車載用映像データ伝送システ
ムにおけるケーブル101は、例えば光ファイバからな
り、例えば22Mbps程度の所定の伝送可能容量を有
する。なお、図2では、車載用映像データ伝送システム
を構成する各部を接続するケーブル101を実線で図示
し、アナログ信号の伝送線を点線で図示している。
1映像受信処理装置11及び第2映像受信処理装置1
2、オーディオ再生装置13、増幅処理装置14、第1
映像送信処理装置15、第2映像送信処理装置16、第
3映像送信処理装置17、第4映像送信処理装置18が
単一のケーブル101により接続されて車両内に施設さ
れて構成されている。この車載用映像データ伝送システ
ムにおけるケーブル101は、例えば光ファイバからな
り、例えば22Mbps程度の所定の伝送可能容量を有
する。なお、図2では、車載用映像データ伝送システム
を構成する各部を接続するケーブル101を実線で図示
し、アナログ信号の伝送線を点線で図示している。
【0019】また、この車載用映像データ伝送システム
は、第1映像受信処理装置11と接続されたフロントモ
ニタ21及びフロントモニタ操作入力装置22と、増幅
処理装置14と接続された音響出力装置23と、第2映
像受信処理装置12と接続されたリアモニタ24、リア
モニタ操作入力装置25及びゲーム装置26と、第1映
像送信処理装置15と接続された映像再生装置27と、
第4映像送信処理装置18と接続されたバックカメラ2
8と、第3映像送信処理装置17と接続されたナビゲー
ション装置29と、第2映像送信処理装置16と接続さ
れた放送信号受信装置30とを備える。
は、第1映像受信処理装置11と接続されたフロントモ
ニタ21及びフロントモニタ操作入力装置22と、増幅
処理装置14と接続された音響出力装置23と、第2映
像受信処理装置12と接続されたリアモニタ24、リア
モニタ操作入力装置25及びゲーム装置26と、第1映
像送信処理装置15と接続された映像再生装置27と、
第4映像送信処理装置18と接続されたバックカメラ2
8と、第3映像送信処理装置17と接続されたナビゲー
ション装置29と、第2映像送信処理装置16と接続さ
れた放送信号受信装置30とを備える。
【0020】この車載用映像データ伝送システムでは、
車両内においてフロントシートを使用するユーザ側にフ
ロントモニタ21及びフロントモニタ操作入力装置2
2、第1映像受信処理装置11、オーディオ再生装置1
3、増幅処理装置14及び音響出力装置23が設置され
る。フロントモニタ操作入力装置22、オーディオ再生
装置13及び増幅処理装置14は、フロントシートを利
用するユーザにより操作される。
車両内においてフロントシートを使用するユーザ側にフ
ロントモニタ21及びフロントモニタ操作入力装置2
2、第1映像受信処理装置11、オーディオ再生装置1
3、増幅処理装置14及び音響出力装置23が設置され
る。フロントモニタ操作入力装置22、オーディオ再生
装置13及び増幅処理装置14は、フロントシートを利
用するユーザにより操作される。
【0021】また、この車載用映像データ伝送システム
では、フロントシートから車両後方のリアシートを利用
するユーザ側にリアモニタ24及びリアモニタ操作入力
装置25、第2映像受信処理装置12、ゲーム装置2
6、映像再生装置27及び第1映像送信処理装置15が
設置される。リアモニタ操作入力装置25、ゲーム装置
26及び映像再生装置27は、リアシートを利用するユ
ーザにより操作される。
では、フロントシートから車両後方のリアシートを利用
するユーザ側にリアモニタ24及びリアモニタ操作入力
装置25、第2映像受信処理装置12、ゲーム装置2
6、映像再生装置27及び第1映像送信処理装置15が
設置される。リアモニタ操作入力装置25、ゲーム装置
26及び映像再生装置27は、リアシートを利用するユ
ーザにより操作される。
【0022】更に、車載用映像データ伝送システムで
は、リアシートの後方に、バックカメラ28及び第4映
像送信処理装置18、ナビゲーション装置29及び第3
映像送信処理装置17、放送信号受信装置30及び第2
映像送信処理装置16が設置される。
は、リアシートの後方に、バックカメラ28及び第4映
像送信処理装置18、ナビゲーション装置29及び第3
映像送信処理装置17、放送信号受信装置30及び第2
映像送信処理装置16が設置される。
【0023】なお、第1映像受信処理装置11、第2映
像受信処理装置12、第1映像送信処理装置15、第2
映像送信処理装置16、第3映像送信処理装置17、第
4映像送信処理装置18の何れかが上記マスタ機器1と
なり、その他の装置がスレーブ機器となる。
像受信処理装置12、第1映像送信処理装置15、第2
映像送信処理装置16、第3映像送信処理装置17、第
4映像送信処理装置18の何れかが上記マスタ機器1と
なり、その他の装置がスレーブ機器となる。
【0024】つぎに、映像データの送受信機能を備えた
第4スレーブ機器5の構成について図3を参照して説明
する。
第4スレーブ機器5の構成について図3を参照して説明
する。
【0025】第4スレーブ機器5は、磁気ディスク装置
6と接続されたA/Dコンバータ41、光ディスク装置
7と接続されたA/Dコンバータ42及びNTSC(Na
tional Television System Committee)デコーダ43、
エンコーダ44、セレクタ回路45、通信制御部46、
通信ドライバ部47、CPU(Central Processing Uni
t)48を備える。
6と接続されたA/Dコンバータ41、光ディスク装置
7と接続されたA/Dコンバータ42及びNTSC(Na
tional Television System Committee)デコーダ43、
エンコーダ44、セレクタ回路45、通信制御部46、
通信ドライバ部47、CPU(Central Processing Uni
t)48を備える。
【0026】A/Dコンバータ41は、図示しない磁気
ディスク装置6用のアナログ入力端子を介して磁気ディ
スク装置6からのアナログ方式の音響信号が入力され、
A/D変換処理をして音響データとし、セレクタ回路4
5にシリアル出力をする。
ディスク装置6用のアナログ入力端子を介して磁気ディ
スク装置6からのアナログ方式の音響信号が入力され、
A/D変換処理をして音響データとし、セレクタ回路4
5にシリアル出力をする。
【0027】A/Dコンバータ42は、図示しない光デ
ィスク装置7用のアナログ音響入力端子を介して光ディ
スク装置7からのアナログ方式の音響信号が入力され、
A/D変換処理をして音響データとし、エンコーダ44
に出力する。
ィスク装置7用のアナログ音響入力端子を介して光ディ
スク装置7からのアナログ方式の音響信号が入力され、
A/D変換処理をして音響データとし、エンコーダ44
に出力する。
【0028】NTSCデコーダ43は、図示しない光デ
ィスク装置7用のアナログビデオ入力端子を介して光デ
ィスク装置7からアナログ方式の映像信号が入力され、
A/D変換処理をして映像データとし、エンコーダ44
に出力する。
ィスク装置7用のアナログビデオ入力端子を介して光デ
ィスク装置7からアナログ方式の映像信号が入力され、
A/D変換処理をして映像データとし、エンコーダ44
に出力する。
【0029】エンコーダ44は、A/Dコンバータ42
からの音響データ及びNTSCデコーダ43からの映像
データに対して圧縮処理等のエンコードをして、音響デ
ータと映像データとを重畳した映像圧縮データをセレク
タ回路45にパラレル出力する。
からの音響データ及びNTSCデコーダ43からの映像
データに対して圧縮処理等のエンコードをして、音響デ
ータと映像データとを重畳した映像圧縮データをセレク
タ回路45にパラレル出力する。
【0030】セレクタ回路45は、CPU48からセレ
クト信号が入力され、当該セレクト信号に基づいてA/
Dコンバータ41からの音響データ及びエンコーダ44
からの映像圧縮データとを通信制御部46に切り替え出
力する。
クト信号が入力され、当該セレクト信号に基づいてA/
Dコンバータ41からの音響データ及びエンコーダ44
からの映像圧縮データとを通信制御部46に切り替え出
力する。
【0031】セレクタ回路45は、図4に示すように、
スイッチング回路からなり、シリアル出力された音響デ
ータを入力する入力端子TxD0及び出力端子RxD0、パラレ
ル出力された映像圧縮データを入力する入力端子P0〜入
力端子P7を備える。
スイッチング回路からなり、シリアル出力された音響デ
ータを入力する入力端子TxD0及び出力端子RxD0、パラレ
ル出力された映像圧縮データを入力する入力端子P0〜入
力端子P7を備える。
【0032】このセレクタ回路45は、CPU48から
シリアルデータ(音響データ)を通信制御部46に出力
するセレクト信号が入力されたときには入力端子TxD0、
出力端子RxD0が選択して、当該入力端子に入力された音
響データを通信制御部46に出力する。通信制御部46
はセレクタ回路45からの音響データをシリアル/パラ
レルポートにより入力して通信ドライバ部47に転送す
る。
シリアルデータ(音響データ)を通信制御部46に出力
するセレクト信号が入力されたときには入力端子TxD0、
出力端子RxD0が選択して、当該入力端子に入力された音
響データを通信制御部46に出力する。通信制御部46
はセレクタ回路45からの音響データをシリアル/パラ
レルポートにより入力して通信ドライバ部47に転送す
る。
【0033】また、セレクタ回路45は、CPU48か
らパラレルデータ(映像圧縮データ)を通信制御部46
に出力するセレクト信号が入力されたときには入力端子
P0〜入力端子P7を順次切り替え選択して、当該入力端子
に入力された映像圧縮データを通信制御部46に出力す
る。通信制御部46はセレクタ回路45からの映像圧縮
データをシリアル/パラレルポートにより入力して通信
ドライバ部47に転送する。
らパラレルデータ(映像圧縮データ)を通信制御部46
に出力するセレクト信号が入力されたときには入力端子
P0〜入力端子P7を順次切り替え選択して、当該入力端子
に入力された映像圧縮データを通信制御部46に出力す
る。通信制御部46はセレクタ回路45からの映像圧縮
データをシリアル/パラレルポートにより入力して通信
ドライバ部47に転送する。
【0034】通信制御部46は、CPU48からの制御
信号に従って、通信ドライバ部47における通信処理を
制御する。この通信制御部46は、セレクタ回路45か
らシリアルの音響データ又はパラレルの映像圧縮データ
が入力され、CPU48からの通信制御信号に従って何
れかのデータを通信ドライバ部47に出力する。また、
通信制御部46は、CPU48からの通信制御信号に従
って、通信ドライバ部47での通信モードを制御する。
更に、この通信制御部46は、CPU48からリセット
信号が入力されたときには、通信ドライバ部47をリセ
ット状態とする。
信号に従って、通信ドライバ部47における通信処理を
制御する。この通信制御部46は、セレクタ回路45か
らシリアルの音響データ又はパラレルの映像圧縮データ
が入力され、CPU48からの通信制御信号に従って何
れかのデータを通信ドライバ部47に出力する。また、
通信制御部46は、CPU48からの通信制御信号に従
って、通信ドライバ部47での通信モードを制御する。
更に、この通信制御部46は、CPU48からリセット
信号が入力されたときには、通信ドライバ部47をリセ
ット状態とする。
【0035】CPU48は、外部からの制御信号に基づ
いてセレクタ回路45、通信制御部46及び通信ドライ
バ部47を制御する。
いてセレクタ回路45、通信制御部46及び通信ドライ
バ部47を制御する。
【0036】CPU48は、磁気ディスク装置6又は光
ディスク装置7からデータをネットワーク上の他の機器
に送信するときにはセレクタ回路45にセレクト信号を
出力して通信制御部46,通信ドライバ部47を介して
データを送信する制御をする。また、CPU48は、デ
ータを送信する機器を磁気ディスク装置6と光ディスク
装置7との間で切り替えるとき、すなわちシリアルデー
タとパラレルデータとの間で切り替えるときには通信制
御部46にリセット信号を出力することで通信ドライバ
部47をリセット状態にする。
ディスク装置7からデータをネットワーク上の他の機器
に送信するときにはセレクタ回路45にセレクト信号を
出力して通信制御部46,通信ドライバ部47を介して
データを送信する制御をする。また、CPU48は、デ
ータを送信する機器を磁気ディスク装置6と光ディスク
装置7との間で切り替えるとき、すなわちシリアルデー
タとパラレルデータとの間で切り替えるときには通信制
御部46にリセット信号を出力することで通信ドライバ
部47をリセット状態にする。
【0037】また、CPU48は、通信制御部46及び
通信ドライバ部47の通信設定、通信モードを変更する
ときには通信制御部46にリセット信号を出力し、次い
で通信設定を変更する信号を出力するとともに、通信ド
ライバ部47にバイパスON信号を出力して通信ドライ
バ部47をバイパスモードにする。更に、CPU48
は、ネットワークに接続された何れかの機器の通信設定
が変更するときにはマスタ機器から変更要求が入力さ
れ、通信制御部46及び通信ドライバ部47をリセット
状態にするとともに、通信ドライバ部47をバイパスモ
ードにする。
通信ドライバ部47の通信設定、通信モードを変更する
ときには通信制御部46にリセット信号を出力し、次い
で通信設定を変更する信号を出力するとともに、通信ド
ライバ部47にバイパスON信号を出力して通信ドライ
バ部47をバイパスモードにする。更に、CPU48
は、ネットワークに接続された何れかの機器の通信設定
が変更するときにはマスタ機器から変更要求が入力さ
れ、通信制御部46及び通信ドライバ部47をリセット
状態にするとともに、通信ドライバ部47をバイパスモ
ードにする。
【0038】ここで、何れかの機器の通信設定の変更と
は、例えば今まで磁気ディスク装置6から音響データを
送信していたのを、光ディスク装置7から映像圧縮デー
タを送信するのに切り替える場合である。
は、例えば今まで磁気ディスク装置6から音響データを
送信していたのを、光ディスク装置7から映像圧縮デー
タを送信するのに切り替える場合である。
【0039】更に、CPU48は、第4スレーブ機器5
にネットワーク内のマスタ機器から状態監視ポーリング
信号が入力されたときには、第4スレーブ機器5の通信
設定、通信状態を示すレスポンスを生成してマスタ機器
に返信するように通信制御部46を制御する。
にネットワーク内のマスタ機器から状態監視ポーリング
信号が入力されたときには、第4スレーブ機器5の通信
設定、通信状態を示すレスポンスを生成してマスタ機器
に返信するように通信制御部46を制御する。
【0040】つぎに、通信ドライバ部47によるバイパ
スモード時の処理について説明する。
スモード時の処理について説明する。
【0041】通信ドライバ部47は、CPU48からバ
イパスON信号が入力されると、ケーブルを介して入力
されたデータを隣接する他の機器に転送するバイパスモ
ードとされる。このとき、通信ドライバ部47は、図5
に示すように内部のソフトウェア処理によりデータを転
送する処理、又は図6に示すようにハードウェア的にデ
ータを転送する処理の何れかの処理をする。
イパスON信号が入力されると、ケーブルを介して入力
されたデータを隣接する他の機器に転送するバイパスモ
ードとされる。このとき、通信ドライバ部47は、図5
に示すように内部のソフトウェア処理によりデータを転
送する処理、又は図6に示すようにハードウェア的にデ
ータを転送する処理の何れかの処理をする。
【0042】通信ドライバ部47は、ソフトウェア処理
によりデータ転送をするに際して、入力されたデータを
隣接する機器に何の変更も加えず送出する。これによ
り、通信ドライバ部47は、通信状態に拘わらずデータ
を転送する。
によりデータ転送をするに際して、入力されたデータを
隣接する機器に何の変更も加えず送出する。これによ
り、通信ドライバ部47は、通信状態に拘わらずデータ
を転送する。
【0043】通信ドライバ部47は、ハードウェア処理
によりデータ転送をするに際して、例えば入力される前
段に設けられたスイッチング(バイパス)回路を制御す
る。すなわち、通信ドライバ部47は、受信するデータ
を隣接する機器に転送するように受信端子と送信端子を
接続するように信号経路を変えることで、通信状態に拘
わらずデータを転送する。
によりデータ転送をするに際して、例えば入力される前
段に設けられたスイッチング(バイパス)回路を制御す
る。すなわち、通信ドライバ部47は、受信するデータ
を隣接する機器に転送するように受信端子と送信端子を
接続するように信号経路を変えることで、通信状態に拘
わらずデータを転送する。
【0044】つぎに、ネットワークが確立しているとき
において、通信制御部46や通信ドライバ部47の通信
設定及び通信モードを変更するときのCPU48の処理
について図7を参照して説明する。
において、通信制御部46や通信ドライバ部47の通信
設定及び通信モードを変更するときのCPU48の処理
について図7を参照して説明する。
【0045】図7によれば、ネットワークが確立してい
る状態において、例えば磁気ディスク装置6からの音響
データに代えて、光ディスク装置7から圧縮映像データ
を送信することをマスタ機器に送信し、マスタ機器から
変更要求を受信したか否かを判定する(ステップST
1)。CPU48は、変更要求を受信していないときに
はこの判定を繰り返し、変更要求を受信したときにはス
テップST2に進む。
る状態において、例えば磁気ディスク装置6からの音響
データに代えて、光ディスク装置7から圧縮映像データ
を送信することをマスタ機器に送信し、マスタ機器から
変更要求を受信したか否かを判定する(ステップST
1)。CPU48は、変更要求を受信していないときに
はこの判定を繰り返し、変更要求を受信したときにはス
テップST2に進む。
【0046】次のステップST2において、CPU48
は、通信ドライバ部47の固有のアドレス情報、ID情
報を保存する。
は、通信ドライバ部47の固有のアドレス情報、ID情
報を保存する。
【0047】次のステップST3において、CPU48
は、マスタ機器から送信される状態監視ポーリングを受
信したか否かを判定し、受信したら、ステップST4に
おいて状態監視ポーリングに応答する処理をする。この
とき、CPU48は、通常の通信状態であることを示す
応答をマスタ機器に送信する。そして、CPU48は、
次の状態監視ポーリングを受信するまでの間、後述のス
テップST6〜ステップST10までの処理をする。
は、マスタ機器から送信される状態監視ポーリングを受
信したか否かを判定し、受信したら、ステップST4に
おいて状態監視ポーリングに応答する処理をする。この
とき、CPU48は、通常の通信状態であることを示す
応答をマスタ機器に送信する。そして、CPU48は、
次の状態監視ポーリングを受信するまでの間、後述のス
テップST6〜ステップST10までの処理をする。
【0048】次のステップST5において、CPU48
は、バイパスON信号を通信ドライバ部47に出力し
て、通信ドライバ部47をバイパスモードに設定する。
は、バイパスON信号を通信ドライバ部47に出力し
て、通信ドライバ部47をバイパスモードに設定する。
【0049】次のステップST6において、CPU48
は、通信制御部46にリセット信号を出力して、通信ド
ライバ部47をリセット状態にする。
は、通信制御部46にリセット信号を出力して、通信ド
ライバ部47をリセット状態にする。
【0050】次のステップST7において、CPU48
は、通信制御部46に通信制御信号を出力することで、
通信ドライバ部47の通信設定や通信モードの変更をす
る。ここで、CPU48は、例えば通信ドライバ部47
からシリアルデータ又はパラレルデータを送信するかを
示す通信設定等をする。
は、通信制御部46に通信制御信号を出力することで、
通信ドライバ部47の通信設定や通信モードの変更をす
る。ここで、CPU48は、例えば通信ドライバ部47
からシリアルデータ又はパラレルデータを送信するかを
示す通信設定等をする。
【0051】次のステップST8において、CPU48
は、リセット状態を解除するリセット信号を通信制御部
46に出力して通信ドライバ部47のリセット状態を解
除する。
は、リセット状態を解除するリセット信号を通信制御部
46に出力して通信ドライバ部47のリセット状態を解
除する。
【0052】次のステップST9において、CPU48
は、ステップST2において保存した通信ドライバ部4
7の固有の情報(アドレス、ID)を出力し、ステップ
ST10において通信ドライバ部47のバイパスモード
を解除して、ステップST1に戻る。
は、ステップST2において保存した通信ドライバ部4
7の固有の情報(アドレス、ID)を出力し、ステップ
ST10において通信ドライバ部47のバイパスモード
を解除して、ステップST1に戻る。
【0053】このような処理を行う第4スレーブ機器5
によれば、図8に示すようにマスタ機器から状態監視ポ
ーリングS11が定期的に入力され、状態監視ポーリン
グS11に対する応答を定期的にマスタ機器に返信する
ことでネットワーク全体の保持を行っていても、ステッ
プST5〜ステップST10までの処理を、状態監視ポ
ーリングの間隔より短時間で行うことで、通信ドライバ
部47の通信設定等を変更することができる。すなわ
ち、第4スレーブ機器5は、状態監視ポーリング間隔
に、通信ドライバ部47をバイパスモードにして通信ド
ライバ部47の通信設定の変更をする。
によれば、図8に示すようにマスタ機器から状態監視ポ
ーリングS11が定期的に入力され、状態監視ポーリン
グS11に対する応答を定期的にマスタ機器に返信する
ことでネットワーク全体の保持を行っていても、ステッ
プST5〜ステップST10までの処理を、状態監視ポ
ーリングの間隔より短時間で行うことで、通信ドライバ
部47の通信設定等を変更することができる。すなわ
ち、第4スレーブ機器5は、状態監視ポーリング間隔
に、通信ドライバ部47をバイパスモードにして通信ド
ライバ部47の通信設定の変更をする。
【0054】したがって、この第4スレーブ機器5によ
れば、通信ドライバ部47の通信設定の変更を行うため
にマスタ機器からの状態監視ポーリングに対する応答が
返信できなくてネットワーク全体がダウンすることを防
止することができ、図7に示す機能をネットワーク上の
全機器に搭載することでネットワークに接続されている
機器のリセットが発生したときでも、ネットワークのダ
ウンを防止することができる。
れば、通信ドライバ部47の通信設定の変更を行うため
にマスタ機器からの状態監視ポーリングに対する応答が
返信できなくてネットワーク全体がダウンすることを防
止することができ、図7に示す機能をネットワーク上の
全機器に搭載することでネットワークに接続されている
機器のリセットが発生したときでも、ネットワークのダ
ウンを防止することができる。
【0055】また、この第4スレーブ機器5によれば、
ネットワーク上で何れかの機器が不具合を起こした場合
であっても、通信ドライバ部47をバイパスモードとす
ることによりネットワーク上の他の機器のデータ伝送に
影響を与えることなく、通信ドライバ部47をリセット
することができる。したがって、この第4スレーブ機器
5では、ネットワークを再構築するための再初期化処理
を行う必要が無く、再初期化に要する時間を無くすこと
ができる。
ネットワーク上で何れかの機器が不具合を起こした場合
であっても、通信ドライバ部47をバイパスモードとす
ることによりネットワーク上の他の機器のデータ伝送に
影響を与えることなく、通信ドライバ部47をリセット
することができる。したがって、この第4スレーブ機器
5では、ネットワークを再構築するための再初期化処理
を行う必要が無く、再初期化に要する時間を無くすこと
ができる。
【0056】更に、第4スレーブ機器5によれば、リセ
ット状態とする前に固有のアドレス情報及びID情報等
を保存してリセット状態の直後に入力するため、ネット
ワークの再初期化時に行うアドレス割付処理等を削減し
て、再初期化に要する時間を短縮することができる。
ット状態とする前に固有のアドレス情報及びID情報等
を保存してリセット状態の直後に入力するため、ネット
ワークの再初期化時に行うアドレス割付処理等を削減し
て、再初期化に要する時間を短縮することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、マスタ機器からの通信
状態を監視する状態監視信号が入力される間に、隣接す
る機器からのデータを転送するとともに、通信モードを
変更するので、ネットワークに接続されている機器のリ
セットが発生したときでも、ネットワークのダウンを防
止することができる。
状態を監視する状態監視信号が入力される間に、隣接す
る機器からのデータを転送するとともに、通信モードを
変更するので、ネットワークに接続されている機器のリ
セットが発生したときでも、ネットワークのダウンを防
止することができる。
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した車載用映像データ伝送システ
ムの構成を示すブロック図である。
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明を適用した第4スレーブ機器の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】セレクタ回路の構成を説明するためのブロック
図である。
図である。
【図5】通信ドライバ部によりデータを転送する処理の
一例について説明するための図である。
一例について説明するための図である。
【図6】通信ドライバ部によりデータを転送する処理の
他の一例について説明するための図である。
他の一例について説明するための図である。
【図7】CPUにより通信ドライバ部の通信設定や通信
モードを変更するときのCPUの処理手順を示すフロー
チャートである。
モードを変更するときのCPUの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】定期的に入力される状態監視ポーリングに対し
て応答をすることを説明するための図である。
て応答をすることを説明するための図である。
【図9】従来のデータ伝送装置の構成を示すブロック図
である。
である。
1 マスタ機器 2 第1スレーブ機器 3 第2スレーブ機器 4 第3スレーブ機器 5 第4スレーブ機器 6 据置型磁気ディスク装置 7 光ディスク装置 11 第1映像受信処理装置 12 第2映像受信処理装置 15 第1映像送信処理装置 16 第2映像送信処理装置 17 第3映像送信処理装置 18 第4映像送信処理装置 41 A/Dコンバータ 42 A/Dコンバータ 43 NTSCデコーダ 44 エンコーダ 45 セレクタ回路 46 通信制御部 47 通信ドライバ部 48 CPU
Claims (6)
- 【請求項1】 全体を監視するマスタ機器と当該マスタ
機器に監視されるスレーブ機器とがリング状に接続され
たデータ伝送システムを構成するデータ伝送装置におい
て、 隣接する機器からのデータを転送する処理又はデータを
送受信する処理をする送受信手段と、 上記送受信手段に通信制御信号を出力して上記送受信手
段の通信モードを制御する通信制御手段と、 上記マスタ機器からの通信状態を監視する状態監視信号
が入力される間に、上記送受信手段にバイパス信号を出
力して隣接する機器からのデータを転送するように制御
するとともに、上記送受信手段の通信モードを変更する
ように上記通信制御手段を制御する制御手段とを備える
ことを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項2】 上記送受信手段は、上記制御手段からの
バイパス信号に応じてソフトウェア的にデータを転送す
る処理をすることを特徴とする請求項1記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項3】 上記送受信手段は、上記制御手段からの
バイパス信号に応じてハードウェア的にデータを転送す
る処理をすることを特徴とする請求項1記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項4】 複数のデータ出力機器と接続され、シリ
アルデータ及びパラレルデータを入力する入力手段と、 上記入力手段で入力したシリアルデータ又はパラレルデ
ータを選択して上記通信制御手段に出力するセレクタ回
路とを更に備え、 上記制御手段は、上記セレクタ回路にセレクト信号を出
力して上記シリアルデータ又はパラレルデータの何れか
を出力する制御をし、上記送受信手段から送信するデー
タをシリアルデータとパラレルデータとの間で切り替え
るときに上記送受信手段にバイパス信号を出力すること
を特徴とする請求項1記載のデータ伝送装置。 - 【請求項5】 全体を監視するマスタ機器と当該マスタ
機器に監視されるスレーブ機器とがリング状に接続され
たデータ伝送システムのデータ伝送方法において、 上記各スレーブ機器は、上記マスタ機器からの通信状態
を監視する状態監視信号が入力される間に、隣接する機
器からのデータを転送するバイパスモードとするととも
に、内部の通信モードを変更することを特徴とするデー
タ伝送方法。 - 【請求項6】 上記スレーブ機器は複数のデータ出力機
器と接続され、送信するデータをシリアルデータとパラ
レルデータとの間で切り替えるときにバイパスモードと
することを特徴とする請求項5記載のデータ伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367511A JP2002171270A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | データ伝送装置及びデータ伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367511A JP2002171270A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | データ伝送装置及びデータ伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002171270A true JP2002171270A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18837925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000367511A Pending JP2002171270A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | データ伝送装置及びデータ伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002171270A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100769612B1 (ko) | 2004-06-07 | 2007-10-23 | 캐논 가부시끼가이샤 | 데이터 전송방법 및 데이터 전송장치 |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000367511A patent/JP2002171270A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100769612B1 (ko) | 2004-06-07 | 2007-10-23 | 캐논 가부시끼가이샤 | 데이터 전송방법 및 데이터 전송장치 |
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