JP2002170965A - 光半導体素子キャリア及びその実装構造並びに光モジュール - Google Patents

光半導体素子キャリア及びその実装構造並びに光モジュール

Info

Publication number
JP2002170965A
JP2002170965A JP2000363504A JP2000363504A JP2002170965A JP 2002170965 A JP2002170965 A JP 2002170965A JP 2000363504 A JP2000363504 A JP 2000363504A JP 2000363504 A JP2000363504 A JP 2000363504A JP 2002170965 A JP2002170965 A JP 2002170965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical semiconductor
semiconductor element
optical
plane
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000363504A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Nakajima
恵子 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2000363504A priority Critical patent/JP2002170965A/ja
Priority to US09/843,002 priority patent/US6775440B2/en
Publication of JP2002170965A publication Critical patent/JP2002170965A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4246Bidirectionally operating package structures
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4256Details of housings
    • G02B6/4257Details of housings having a supporting carrier or a mounting substrate or a mounting plate
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4274Electrical aspects
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4204Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
    • G02B6/4207Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms with optical elements reducing the sensitivity to optical feedback
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/4236Fixing or mounting methods of the aligned elements
    • G02B6/424Mounting of the optical light guide
    • G02B6/4243Mounting of the optical light guide into a groove
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/3011Impedance

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に面受発光半導体素子などの光半導体素子
の実装に適し、しかも量産性に優れ、さらに小型で高周
波特性に優れた光半導体素子キャリア及びその実装構
造、並びにそれらを用いた高効率な結合を有する優れた
光モジュールを提供すること。 【解決手段】 基台1上に1以上の光半導体素子2が配
設された光半導体素子キャリアK1において、基台1は
光半導体素子2を配設した素子配設面A1と、基台1を
外部基体に対し位置決めするための位置合わせ面A2と
を備えるとともに、素子配設面A1から位置合わせ面A
2にわたって光半導体素子2に接続される導体パターン
11〜14を形成し、かつ位置合わせ面A2に位置決め
用凹凸部8を形成する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ通信シ
ステムまたは構内光通信システム(光LAN)に用いら
れる光半導体素子キャリア及びその実装構造に関し、さ
らに、基体上に光半導体素子キャリア及びそれに光接続
する光ファイバや光導波路などの光導波体をそれぞれ配
設した光モジュール(光半導体モジュール)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATVや公衆通信の分野におい
て、光ファイバ通信の実用化が始まっている。また、高
速・高信頼性の光モジュールが同軸型またはDual-inlin
e型と呼ばれるモジュール構造で実現されており、これ
らは主に幹線系と呼ばれる領域で既に実用化されてい
る。
【0003】これに対し、最近ではSi(シリコン)基
板(またはシリコンプラットフォームともいう)上で、
光半導体素子と光ファイバを機械的精度のみで高精度に
位置決め実装する技術を用いた光モジュールが盛んに開
発されている。これらは主に加入者系と呼ばれる領域で
の実用化が目標とされており、小型・低背化、低コスト
化などが要求されている。
【0004】以下に、従来の面受光半導体素子(フォト
ダイオード)の実装構造例(1)〜(3)について説明
する。
【0005】(1)図9に後記するフォトダイオードを
実装するためのキャリア(基台)41を示す。基台41
は少なくとも任意の隣り合う2つの面にフォトダイオー
ドのアノード及びカソード電極用の電極パッド411,
412が形成されており、各々の電極パッドは面の境界
で電気的な導通が確保される。
【0006】図10にPIN型のフォトダイオード20
が上記基台41に実装された典型的な光半導体素子キャ
リアJを示す。フォトダイオード20は用途により異な
るが、この例では約500μm角、厚さ約200μm、
受光径約200μmφ程度であり、受光面及びその反対
面(裏面)に電極21,22がそれぞれ形成されてい
る。また、フォトダイオード20は受光面を表側にし
て、その裏面側において、電極パッド411上に配設し
たAuSn半田等の接続部材と裏面電極22とが電気的
に接続されている。また、電極パッド412と受光面電
極21とはボンディングワイヤ31により電気的に接続
されている。
【0007】図11(a)〜(c)に、基台41にフォ
トダイオード20を実装した光半導体素子キャリアJが
Si基板S上に配設された例を示す。フォトダイオード
20はその受光面がSi基板Sの主面に対して垂直にな
るように接続される。これにより、Si基板Sの主面に
平行に実装された不図示の光ファイバとフォトダイオー
ド20とが光接続される。フォトダイオード20への供
給用の電気配線は、フォトダイオード20の実装面と別
の面の電極パッドからSi基板Sへワイヤボンディング
することにより行われる。ここで、光半導体素子キャリ
アJは一般的にはアルミナなどのセラミックス上にフィ
ラー入りペーストを用い、印刷により各面ごとに電極パ
ッドがパターン形成される。
【0008】(2)また、前記Si基板S上に前記光半
導体素子キャリアは用いずに、直接Si基板S上にフォ
トダイオード20を実装する方法も提案されている。
(例えば、特開平8−94887号公報を参照)。すな
わち、Si基板S上に設けた光ファイバ実装溝に光ファ
イバを実装したときに、光ファイバ出射端にフォトダイ
オード20が対向するように、光ファイバ実装溝の光軸
方向延長上に光ファイバ実装溝と同様に斜面を形成し、
その斜面上にフォトダイオード20の実装を行う。フォ
トダイオード20の下面側の電極は、前記斜面に形成さ
れた電極と直接コンタクトして行い、フォトダイオード
20の上面側の電極はワイヤリングにより行う。
【0009】(3)また、フォトダイオード20の受光
面を下にしてSi基板Sに載置し、受光面下部に形成さ
れた光路用溝の一部または全部に形成された全反射面に
より90゜光路を変えることで、光ファイバからの出射
光を受光面へ導く方法も提案されている(例えば、特開
平9−54228号公報を参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た実装構造例(1)では、光半導体素子キャリアの電極
パッドの形成において、2面のパターンの相対的な位置
合わせ精度が外形の機械精度に依存するため、精度が悪
いという問題があった。すなわち、電極パッドの最小線
幅、パッド間隔は各70μm程度が限界であった。この
ため、電極の特性インピーダンスが高くなってしまい、
高周波特性に制限を与えたり、光半導体素子キャリア全
体が大きくなる。
【0011】また、2面またはそれ以上の面へのパター
ン形成では、第1面のパターン形成が終了した後、次の
パターンを形成するとき、光半導体素子キャリア自身を
1つずつハンドリングし整列させる必要があり、著しく
生産性が悪いという問題や、サイズが小さくなるほどそ
の取扱が困難になり、さらに生産性を悪化させる問題が
あった。また、従来ではサイズの限界が一般に2mm角
程度であって、これ以上の小型化は困難であった。
【0012】以上、述べた通り、サイズとコストがトレ
ードオフの関係になっているので、従来では光半導体素
子キャリアの小型化・高性能化により、非常にコストが
高くなるという問題があること、及び小型化・高性能化
に物理的な限界があった。
【0013】また、実装構造例(2)では、ワイヤリン
グ面が同一平面上にないため、組立実装工程が著しく困
難になるという問題があった。さらに、斜面の傾斜角
が、斜面への電極作製プロセスやワイヤリングの作業性
により制限を受けてしまい、フォトダイオード20の受
光感度や実装位置合わせ精度のトレランスが、光路に対
しほぼ垂直に受光した場合と比較して小さくなるという
問題もあった。
【0014】また、実装構造例(3)によっても、出射
光を効率よく受光させるために溝を2段階に作り込まな
ければならず、工程が煩雑化するとともに、光半導体素
子を固定する際に受光部を一部覆ってしまうため、受光
感度の低下は免れない。
【0015】なお、これらの問題を解決する手段とし
て、光半導体素子キャリア実装用基板に形成した傾斜面
を有する溝に、同じく傾斜面を有する光半導体素子キャ
リアを、互いの傾斜面が接続するように落とし込み、光
半導体素子の受発光面が光半導体素子キャリア実装用基
板に搭載された光導波体の光軸方向に垂直になるよう位
置合わせを行う方法も考えられる。
【0016】しかしながらこの方法では、受発光半導体
素子の光軸方向(z方向)と高さ方向(y方向)の位置
合わせは互いの傾斜面を付き合わせるだけで行えるが、
それらに垂直な横方向(x方向)の位置合わせはダイシ
ングで決まる基板外形に依存し正確には行えない。その
ため、比較的トレランスの緩いフォトダイオード20の
実装には用いることができても、面発光半導体素子を用
いた送信モジュールや高周波用モジュールでは位置合わ
せ精度を満たせず用いることができないと考えられる。
【0017】そこで本発明は、上記従来の問題に鑑み提
案されたものであり、特に面受発光半導体素子などの光
半導体素子の実装に適し、しかも量産性に優れ、さらに
小型で高周波特性に優れた光半導体素子キャリア及びそ
の実装構造、並びにそれらを用いた高効率な結合を有す
る優れた光モジュールを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、基台上に1以上の光半導体素子が配設された光半導
体素子キャリアであって、前記基台は前記光半導体素子
を配設した素子配設面と、前記基台を外部基体に対し位
置決めするための位置合わせ面とを備えるとともに、前
記素子配設面から前記位置合わせ面にわたり前記光半導
体素子に接続される導体パターンを形成し、かつ前記位
置合わせ面に位置決め用の凹部及び/又は凸部を形成し
たことを特徴とする。また、前記基台は単結晶シリコン
から成るとともに、前記素子搭載面が{110}面また
は{100}面であり、かつ前記位置合わせ面が{11
1}面であることを特徴とする。また、前記素子配設面
に、発光素子及び該発光素子の出射光をモニターするた
めの受光素子を含む複数の光半導体素子が配設されてい
ることを特徴とする。
【0019】また、本発明の光半導体素子キャリアの実
装構造は、前記位置決め用の凹部に対応させる凸部、及
び/又は、位置決め用の凸部に対応させる凹部を有する
実装用基体に、前記光半導体素子キャリアを配設したこ
とを特徴とする。
【0020】さらに、本発明の光モジュールは、前記実
装用基体に、前記光半導体素子キャリアと、該光半導体
素子キャリアに光接続させる光導波体とをそれぞれ配設
したことを特徴とする。
【0021】そして特に、本発明の光半導体素子キャリ
アは、基台上に1以上の光半導体素子が配設された光半
導体素子キャリアであって、前記基台は前記光半導体素
子を配設した素子配設面と、前記基台を外部基体に対し
位置決めするための位置合わせ面とを備えるとともに、
前記素子配設面から前記位置合わせ面にわたって前記光
半導体素子に接続される導体パターンを形成し、かつ前
記位置合わせ面に位置決め用凹凸部を形成したことを特
徴とする。また、前記基台は単結晶シリコンから成ると
ともに、前記素子搭載面が{110}面または{10
0}面であり、かつ前記位置合わせ面が{111}面で
あることを特徴とする。また、前記素子配設面に、発光
素子及び該発光素子の出射光をモニターするための受光
素子を含む複数の光半導体素子が配設されていることを
特徴とする。
【0022】また、本発明の光半導体素子キャリアの実
装構造は、前記光半導体素子キャリアの位置決め用凹凸
部の凹部に対応させる凸部と、該位置決め用凹凸部の凸
部に対応させる凹部とを有する凹凸部を備えた実装用基
体に、前記光半導体素子キャリアを配設したことを特徴
とする。さらに、本発明の光モジュールは、前記実装用
基体に、前記光半導体素子キャリアと、該光半導体素子
キャリアに光接続させる光導波体とをそれぞれ配設した
ことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光半導体素子
キャリアの実装形態を模式的に図示した図面に基づき詳
細に説明する。
【0024】図1に発光素子や受光素子などの光半導体
素子を1以上配設させる基台1の斜視図を、図2にこの
基台1に光半導体素子2を搭載して成る光半導体素子キ
ャリアK1の斜視図をそれぞれ示す。
【0025】基台1には1以上の光半導体素子が配設さ
れる素子配設面A1と、基台1を後記する実装用基板等
の外部基体に対し位置決めするための位置合わせ面(こ
の実施形態では異方性エッチングにより正確に形成され
た傾斜面:以下、単に傾斜面ともいう)A2とを備え
る。基台1は、絶縁性を有する材料で主に構成される
が、特に製造が容易で、それを配設させる外部基体に対
し正確に面合わせできるように、後記するように異方性
エッチングが可能な単結晶材料で主に構成される。この
場合、外部基体側も基台1と同様な材料で構成し、異方
性エッチングにより正確な結晶面を出すようにして、結
晶面どうしを面合わせできるようにするのが最も望まし
い。
【0026】また、基台1の素子配設面A1からそれに
連なる傾斜面A2にわたって、光半導体素子2に接続さ
れる導体パターン11〜14を形成し、傾斜面A2に位
置決め用凹凸部8(凸条部8a,8c,8e及び凹条部
8b,8dで構成)を形成している。傾斜面A2は素子
配設面A1に対し一定角度θ1をなす特定の結晶面であ
るが、素子配設面A1と傾斜面A2は、必ずしも隣り合
わせの面どうしでなくともよく、両者の面の間に他の1
以上の結晶面が形成されていてもよい。しかし、素子配
設面A1と傾斜面A2とを隣の面どうしとするのが簡便
に作製でき望ましいといえる。
【0027】一方、このような光半導体素子キャリアM
1を配設する外部基体側にも、基台1の位置決め用凹凸
部8に対応させ、嵌め込みが可能な凸凹部を備えるよう
にする。これら凹凸部はRIE(反応性イオンエッチン
グ)やCDE(ケミカルドライエッチング)法等で形成
し、例えば、図示のように傾斜面A2の一端辺から他端
辺まで複数条の凹部や凸部が形成されるようにするの
が、正確に位置合わせできるようにするために好適であ
るが、例えば穴と突起のような形状としてもよい。
【0028】導体パターン11,13は素子接続用電極
パッドであり、導体パターン11,13に接続され傾斜
面A2の凹条部8b、8dに形成された導体パターン1
2,14は、それぞれ11、13の素子接続用電極パッ
ドとの接続用配線パターンであり、かつ外部回路等に接
続させるための電極パッドである。なお、導体パターン
12,14は必ずしも凹部に形成されなくともよい。
【0029】光半導体素子キャリアK1は、基台1を単
結晶シリコンから構成する場合には、素子配設面A1を
ミラー指数表示で、例えば(110)面に等価な{11
0}面または(100)面に等価な{100}面とし、
傾斜面A2を(111)面に等価な面{111}面とす
る。
【0030】このように、単結晶体の結晶方位を利用し
て、異方性ウェットエッチングにより傾斜面A2を形成
するため、非常に高精度な角度で傾斜面A2を作製で
き、これを配設するための外部基体側も同様な材料と
し、異方性エッチングで配設面を形成すれば、両者を正
確に面合わせすることが可能となる。ここで、素子配設
面A1と傾斜面A2とのなす角θ1は、素子配設面A1
が(110)面の場合はおよそ144.74゜であり、
光半導体素子配設面A1が(100)面の場合は12
5.26゜である。また、基台1の材料であるシリコン
単結晶基板は、抵抗率1000Ω・cm以上の高抵抗と
すると、誘電体損失が小さくなるので望ましい。
【0031】図2に示す光半導体素子キャリアK1に、
面発光半導体素子(以下、VCSEL)である光半導体
素子2を実装する場合、光半導体素子2は電極パッドの
導体パターン11に対し発光面2aを上向きにして、発
光面2aの裏面側に形成された電極と導体パターン11
とが接続される。この接続にはAuSn半田等の導体接
続部材が用いられる。また、図示のように光半導体素子
2の発光面2a側の電極21と電極パッド13とがワイ
ヤボンドされる。
【0032】図3(a)〜(d)に外部基体の一例であ
る実装用基板S1の実施形態を、図4(a)〜(e)に
実装用基板S1に光半導体素子キャリアK1を配設して
成る光モジュールM1の実施形態をそれぞれ模式的に示
す。
【0033】前述した光半導体素子キャリアK1を実装
する実装用基板S1は、例えば光半導体素子キャリアK
1の基台1と同様な単結晶シリコンで主に構成され、同
様な異方性ウェットエッチングにより、角度θ2を有す
る結晶面である傾斜面Z2、傾斜面Z4が形成される。
実装用基板S1の上面Z0,Z1,Z3は、これらの面
に対し光半導体素子2の発光面を垂直にさせる場合、光
半導体素子キャリアK1の素子配設面A1が(110)
面である場合は(100)面とし、光半導体素子キャリ
アK1の素子配設面A1が(100)面である場合は
(110)面とし、傾斜面Z2には(111)面に等価
な{111}面とする。
【0034】このように、実装用基板S1も光半導体素
子キャリアK1と同様に、結晶方位を利用した異方性エ
ッチングにより非常に高精度に傾斜面Z2を形成でき
る。そして、傾斜面Z2には前述と同様な形成方法によ
り、位置決め用凹凸部(凹条部9a,9c,9e、及び
光半導体素子キャリアK1の凹条部8b,8dに対応さ
せる凸条部9b,9dで構成)9が形成されている。こ
こで、上面Z1と傾斜面Z2のなす角θ2は、上面Z1
が(100)面の場合は54.74゜であり、上面Z1
が(110)面の場合は35.26゜である。また、実
装用基板S1に配設する光ファイバや光導波路などの光
導波体3等を搭載するための溝も、同様に異方性エッチ
ングにより形成されるため非常に高精度にできる。な
お、図中5は後記する光導波体を搭載するための断面V
字状の搭載溝であり、7は光導波体の先端部の移動を禁
止するためのストッパー溝である。
【0035】図4に図2の光半導体素子キャリアK1を
図3に示す光半導体素子キャリア実装用基板S1に実装
した様子を示す。光半導体素子キャリアK1の傾斜面A
2と実装用基板S1の傾斜面Z2を付き当てて、両者の
凹凸部どうしを嵌め合わせて位置合わせ及びエポキシ樹
脂などの接着剤やはんだによる固定を行うことで、光半
導体素子2は発光面を実装用基板S1の上面に対し垂直
になるように接続される。これにより、実装用基板S1
の上面に平行に実装された光導波体3と効率的に光接続
できる。また、光半導体素子2への供給用の配線は導体
パターン12、14から実装用基板S1に形成された電
極パターンである導体パターン15,16と接続固定さ
れることにより行われる。
【0036】ここで、光半導体素子キャリアK1の面A
0、A3はダイシングでチップを切り分けるときにでき
る面であり、面A3は実装用基板S1の面Z3が付き当
てられる。導体パターン15と16とは電気的な接続は
行われない。なお、図中の面Z3の配線は無くすことも
可能であり、また、基板表面に余裕がないときに例えば
後方から配線を引くことも可能である。
【0037】このように、光半導体素子キャリアK1及
び実装用基板S1において、接合する傾斜面は結晶面で
定まるので、これらを用いた光モジュールは結晶面の構
成により常に垂直または一定角で接続することができ、
また、互いの凹凸部を嵌め合わせることで光半導体素子
キャリアの位置ずれを抑えることができるので、ばらつ
きのない良好な結合特性を有する光モジュールを得るこ
とができる。
【0038】次に、本発明の具体的な作製例について説
明する。
【0039】まず、基台1に抵抗率1000Ω・cm以
上の(110)面を主面とする単結晶Si基板を用意す
る。基台1の外形は、図1に示すように、例えば幅L1
を0.7mm,高さL2を0.9mm、厚みL3を0.
6mmに設計する。素子を搭載する電極パッド11は例
えば幅0.25mm、長さは0.3mm以上とする。電
極パッド13は電極パッド11との間隔を例えば0.0
4mm、電極幅を例えば0.16mmとする。また、各
導体パターンはトータル膜厚を0.3〜1.3μmと
し、材料には下層/上層でCr/Au、Cr/Ni/A
u、Ti/Au、またはTi/Pt/Auなどの2層以
上から成る蒸着膜とし、電極パッド11の一部には上部
にトータル膜厚2〜5μmの積層または合金のAuSn
半田を用いる。凹凸部8は5〜100μm程度の段差を
RIEを使ったドライエッチングにより作製する。
【0040】次に、基台1の形成は、通常、一般的に行
われている半導体作製プロセスに用いられるフォトリソ
グラフィー、薄膜成膜、ドライエッチング、ウェットエ
ッチング等の各技術を用いて行う。図5(a)〜(f)
を用いて各製造工程について説明する。なお、各工程図
におけるは平面図を示し、は断面図である。
【0041】まず、熱酸化、プラズマCVD、スパッタ
リングなどの成膜方法で、基板Kの表面に溝をエッチン
グするためのマスク膜(SiO2、SiNx、SiO2
/SiNx積層など)を形成し、フォトリソグラフィー
でレジストパターン形成後、RIE(反応性イオンエッ
チング)、CDE(ケミカルドライエッチング)、BH
F(バッファフッ酸)等を用いたエッチングによりマス
ク膜のパターニングを行い、基板K上に所望パターンの
マスク膜51を形成する(図5(a)を参照)。
【0042】その後、KOH(水酸化カリウム)、Na
OH(水酸化ナトリウム)、TMAH(水酸化テトラメ
チルアンモニウム)等の水溶液を用いた異方性エッチン
グにより、マスク膜51の開口部をエッチングし、(1
11)面に等価な面{111}を有する傾斜面A2’
(図1における基台1の傾斜面A2となる面)を形成す
る(図5(b)を参照)。
【0043】次に、段差を有する基板のフォトリソグラ
フィーに好適なスプレー塗布法により、傾斜面A2’上
に凹部となる領域が開口部であるフォトレジスト52を
形成し(図5(c)を参照)、RIE、CDEなどのド
ライエッチングにより開口部におけるエッチングを行い
段差部8’ (図1における基台1の位置決め用凹凸部
8となる領域)を形成する(図5(d)を参照)。な
お、この段差部8’はこのように基板Kに作製してもよ
いが、SiO2膜やポリイミドなどによる厚膜(厚さ5
〜100μm)を形成し、その膜をパターニングしエッ
チング除去することで凹凸部に形成してもよい。
【0044】さらにその後、フォトリソグラフィー及び
蒸着により導体パターン11〜14をリフトオフ法によ
り形成する。このとき、図1における素子配設面A1だ
けでなく傾斜面A2へもパターニングが必要なため、前
記と同様に段差を有する基板のフォトリソグラフィーに
好適なスプレー塗布法を用いて傾斜面A2’へのパター
ニングを行う(図5(e)を参照)。
【0045】最後にダイシングライン10においてチッ
ピングし、多数の基台を一括的に作製することができる
(図5(f)を参照)。
【0046】以上の方法により、プレーナプロセス技術
を用い、複数平面上に電極を良好に形成することができ
る。また、従来の印刷法を用いたプロセスよりもパター
ンの直線性、精度、ばらつきが良好となるとともに、複
数品の整列処理等の繁雑さを無くすことができる。
【0047】図3に示すような実装用基板S1について
も、前述した光半導体素子キャリアK1と同様な作製方
法及び手順で作製できる。なお、電極パターンは、実装
用基板S1の上面Z1及び傾斜面Z2だけでなく、必要
に応じて光半導体素子キャリアK1支持用の溝底面Z3
にも作製できる。このとき、溝底面の配線パターンの間
隔が細かい場合、傾斜面からの半田等の流れだしにより
ショートするのを防ぐため、溝底面Z3の電極パターン
上にSiO2などで絶縁層を設けてもよい。
【0048】次に、図4に示すように、電極パッド11
に光半導体素子2を実装した光半導体素子キャリアK1
と、搭載用溝5に光導波体3を配設した実装用基板S1
とにおいて、傾斜面A2,Z2を互いの凹凸部8、9を
嵌め合わせ、上から加熱押圧し、最後に半田や樹脂系接
着剤等で固定する。
【0049】以上の方法により、光半導体素子2の発光
面が実装用基板S1の上面Z1及び光導波体3の光軸上
に垂直になるように簡便に位置合わせを行うことがで
き、結合効率のよい光モジュールM1を供給できる。
【0050】また、光半導体素子キャリアK1に搭載す
る光半導体素子2は、受光及び発光用の光半導体素子の
いずれか1つではなく、例えばVCSEL2と同時にモ
ニター用フォトダイオード(以下MPD)4を実装する
ことも可能である。以下に、本発明の他の実施形態につ
いて説明する。
【0051】また、上述したように光導波体の光軸と光
半導体素子の受発光面を垂直に結合させる以外にも、例
えば光導波体3から出た光をフォトダイオードで受光す
る場合、光導波体3へ戻る反射光を避けるため、垂直か
らある一定角度(同一の基板を使用でき、材料を削減で
きるため望ましい構造)をずらして光半導体素子キャリ
アK1と光半導体素子キャリア実装用基板S1を組み合
わせることもできる。例えば、材料にシリコン単結晶基
板を用いた場合、光半導体素子キャリアK1の光半導体
素子配設面A1を(100)面、Siサブ基板Sの上面
Z1を(100)面とすると、フォトダイオードの受光
面は水平面よりおよそ19.48゜傾くことになり、光
導波体3への反射光を好適に避けることができる。
【0052】図6に、VCSELである発光素子2とM
PDである受光素子4を並設実装した光半導体素子キャ
リアK2を示す。図7に、この光半導体素子キャリアK
2と光ファイバなどの光導波体23を実装用基板S2に
配設した光モジュールM2を示す。このように、光半導
体素子を1つ追加しているので、電気配線は2本追加さ
れており、したがって、実装用基板S2の電気配線も同
様に追加される。この場合、発光素子2から出射した光
の一部を光導波体3の端面で横方向に反射させてその光
をモニターするため、光導波体23の端面23aは斜め
に削られている。(光軸を法線とする面に対してある角
度削られて斜めになっている。光導波体23に真直ぐ入
ってきた光がこの光導波体23の端面23aで一部が反
射され、受光素子4に入射する。受光部分の位置によっ
て斜めの断面部がどちらを向くかが決定する。光軸方向
と受光部分が同じ高さの場合は断面部が真横を向く。)
このとき、光導波体23の端面を30゜程度(光軸を法
線とする面に対して30°)斜め研磨することで、発光
素子2と受光素子4を同一平面に実装した上で、受光素
子2からの出射光を前述した光導波体23の端面23a
で反射させ、受光素子4で受光することができる。ま
た、素子配設面A1におけるMPDである受光素子4の
実装部分を同じく素子配設面A1の発光素子2の実装部
分より一段後方に下げることで、光導波体23の端面2
3aの研磨角度を浅くするようにしている。このよう
に、発光素子2の位置は不動で、受光素子4の位置が横
に動く場合を考えた場合、発光素子2と受光素子4の位
置が離れると、発光素子2から出た光を大きく横へ跳ね
返さねばならず、その場合、光導波体23の先端23a
はどんどん尖った形となり研磨角は大きくなる。受光面
が発光面より奥に下がっていると言うことは、受光素子
4と発光素子2の横間隔は同じでも遠くで受光するた
め、反射光の横への移動は少なくて済む。
【0053】図8に、本発明に係る光モジュールのさら
に他の実施形態を示す。光モジュールM3はMPDであ
る受光素子4をVCSELである発光素子2の上部に配
置したものである。この場合、発光素子2からの出射光
の一部は実装用基板S3の導波体用溝5と同時に形成さ
れた光反射用溝6で反射されて受光素子4により受光さ
れることで、発光素子2の出射光をモニターできる。こ
こで、光反射用溝6の出射光反射面は導体パターン1
3,14の形成時に、同時に下層/上層でCr/Au,
Ti/Pt/Auなどの材料によるメタライズが施され
ており、これにより効率的な光の反射が可能である。な
お、光導波体33の先端33aは光軸に対しほぼ垂直面
でもよい。
【0054】なお、前述した実施形態では、光半導体素
子キャリアK1の傾斜面A2と実装用基板S1の傾斜面
Z2の電極部となる部分に凹凸部を形成したが、凹凸部
を形成できる場所は電極部に限らず、傾斜面A2,Z2
の中央に1条のみ形成したり、傾斜面A2,Z2の両端
に複数条を形成したりするなど、実装上の必要に応じて
凹凸部の位置や本数は適宜変更可能である。また、光半
導体素子キャリアK1の傾斜面A2と実装用基板S1の
傾斜面Z2に形成した凹凸部は、それぞれ凹部または凸
部だけの構成でもよく、段差だけでもよい。
【0055】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、以下に示す顕著な効果を奏することができる。
【0056】光半導体素子キャリアと、同じく結晶面に
よって定まる高精度な角度の面を有する外部基体とを嵌
め込み付き合わせて、光半導体素子キャリアを光半導体
素子キャリア実装用基板に実装することにより、光半導
体素子の受発光面を光導波体の光軸方向(z方向)と高
さ方向(y方向)だけでなく横方向(x方向)をも確実
に位置合わせでき、光半導体素子の受発光面と光導波体
の光軸を垂直または一定角度で結合することが可能であ
り、簡便でばらつきのない良好な結合効率を有する光モ
ジュールの作製が可能となる。
【0057】また、光半導体素子キャリアと実装用基板
等の外部基板とに、位置決め用の凹部及び/又は凸部を
設けたことにより、光半導体素子キャリアを正確に実装
用基板等の外部基体に実装できるため、光半導体素子キ
ャリアに発光素子と受光素子の2つの光半導体素子を実
装しての、反射光を利用した入射光のモニタリングが可
能となり、別途モニター用の光半導体素子を実装する手
間が省けることによって、モニター付き光モジュールの
作製を簡便に行うことができる。
【0058】また、光半導体素子キャリアの作製におい
ては、一括処理で行うことができ、製造工程途中でのハ
ンドリング等の作業の繁雑さがなく、ウエハ状態または
工程終了(ダイシング)後の整列状態で光半導体素子の
実装が可能であり、実装の作業性が良好であるととも
に、従来に比べて更に小型化が可能であり、この小型化
により光半導体素子キャリア全体の静電容量が下がるこ
とから高速動作に好適である。
【0059】さらに、光半導体素子キャリア1つ1つの
ハンドリングを必要とせず、1枚の平板基板より2面に
わたる電極パターンと結晶面によって決まる高精度な角
度の傾斜面を有する光半導体素子キャリアを大量に生産
することが可能であり、量産性が極めて良好となる。
【0060】しかも、実装用基板も光半導体素子キャリ
アと全く同様の製法で作製できるため、光半導体素子キ
ャリアをセラミックス等で作製した場合と比べ、これら
の製造に必要な装置を最低限に抑えることができ、製造
コストの低減が図れる。
【0061】そして以上の効果により、小型、高周波特
性に優れ、さらに低コストで量産性に優れた光半導体素
子キャリア、実装用基板、及び光モジュールを提供する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光半導体素子キャリアの基台を模
式的に示す斜視図である。
【図2】本発明に係る光半導体素子キャリアを模式的に
示す斜視図である。
【図3】本発明に係る光半導体素子キャリアの実装構造
を模式的に示す図であり、(a)は実装用基板の斜視
図、(b)は(a)のB−B’線断面図、(c)は
(a)のC−C’線断面図、(d)は平面図(上面図)
である。
【図4】本発明に係る光モジュールを模式的に示す図で
あり、(a)は部分斜視図、(b)は(a)のB−B’
線断面図、(c)は(a)のC−C’線断面図、(d)
は平面図(上面図)、(e)は光半導体素子キャリアと
実装用基板とのつき合わせ構造をを示す断面図である。
【図5】(a)〜(f)はそれぞれ本発明に係る光半導
体素子キャリアの製造工程を模式的に示す図であり、各
図のが平面図(上面図)、が断面図である。
【図6】本発明に係る他の光半導体素子キャリアを模式
的に示す斜視図である。
【図7】本発明に係る他の光モジュールを模式的に示す
部分斜視図である。
【図8】本発明に係る他の光半導体素子キャリアを実装
用基板に配設した光モジュールを模式的に示す部分斜視
図である。
【図9】従来の光半導体素子キャリアの基台を模式的に
示す斜視図である。
【図10】従来の光半導体素子キャリアを模式的に示す
斜視図である。
【図11】従来の光半導体素子キャリアの実装構造を示
す図であり、(a)は正面側断面図、(b)は平面図
(上面図)、(c)は側面側断面図である。
【符号の説明】
1:基台 2:光半導体素子(面発光素子) 3:光導波体 4:光半導体素子(面受光素子) 5:導波体用溝 6:光反射用溝 7:ダイシング溝 8、18:位置決め用凹凸部 11:導体パターン(素子実装用電極パッド) 12:導体パターン(配線用電極パッド) 13:導体パターン(素子接続用電極パッド) 14:導体パターン(配線用電極パッド) 19:凹凸部 21:発光面側電極 A1:素子配設面 A2:傾斜面(位置合わせ面) Z1:上面 Z2:傾斜面 Z3:実装用溝底面 K1、K2、K3:光半導体素子キャリア S1、S2、S3:実装用基板 M1、M2、M3:光モジュール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に1以上の光半導体素子が配設さ
    れた光半導体素子キャリアであって、前記基台は前記光
    半導体素子を配設した素子配設面と、前記基台を外部基
    体に対し位置決めするための位置合わせ面とを備えると
    ともに、前記素子配設面から前記位置合わせ面にわたり
    前記光半導体素子に接続される導体パターンを形成し、
    かつ前記位置合わせ面に位置決め用の凹部及び/又は凸
    部を形成したことを特徴とする光半導体素子キャリア。
  2. 【請求項2】 前記基台は単結晶シリコンから成るとと
    もに、前記素子搭載面が{110}面または{100}
    面であり、かつ前記位置合わせ面が{111}面である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子キャリ
    ア。
  3. 【請求項3】 前記素子配設面に、発光素子及び該発光
    素子の出射光をモニターするための受光素子を含む複数
    の光半導体素子が配設されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光半導体素子キャリア。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の位置決め用の凹
    部に対応させる凸部、及び/又は、位置決め用の凸部に
    対応させる凹部を有する実装用基体に、前記光半導体素
    子キャリアを配設したことを特徴とする光半導体素子キ
    ャリアの実装構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の実装用基体に、請求項
    1乃至3に記載の光半導体素子キャリアと、該光半導体
    素子キャリアに光接続させる光導波体とをそれぞれ配設
    したことを特徴とする光モジュール。
JP2000363504A 2000-04-28 2000-11-29 光半導体素子キャリア及びその実装構造並びに光モジュール Pending JP2002170965A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000363504A JP2002170965A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 光半導体素子キャリア及びその実装構造並びに光モジュール
US09/843,002 US6775440B2 (en) 2000-04-28 2001-04-25 Optical module and carrier for optical module

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000363504A JP2002170965A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 光半導体素子キャリア及びその実装構造並びに光モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002170965A true JP2002170965A (ja) 2002-06-14

Family

ID=18834609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000363504A Pending JP2002170965A (ja) 2000-04-28 2000-11-29 光半導体素子キャリア及びその実装構造並びに光モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002170965A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046158A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Sumitomo Precision Prod Co Ltd レーザ光走査装置
US7404680B2 (en) 2004-05-31 2008-07-29 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Optical module, optical module substrate and optical coupling structure
JP2021157014A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 Tdk株式会社 集積光学装置及び集積光モジュール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7404680B2 (en) 2004-05-31 2008-07-29 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Optical module, optical module substrate and optical coupling structure
US7484897B2 (en) 2004-05-31 2009-02-03 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Optical module, optical module substrate and optical coupling structure
JP2008046158A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Sumitomo Precision Prod Co Ltd レーザ光走査装置
JP2021157014A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 Tdk株式会社 集積光学装置及び集積光モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3100584B2 (ja) 光電子集積回路およびその作製方法
JP4624162B2 (ja) 光電気配線基板
US20080279518A1 (en) Optical waveguide and method of manufacturing the same, and method of manufacturing optical/electrical hybrid substrate
JP2019186467A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6775440B2 (en) Optical module and carrier for optical module
US6711186B2 (en) Optical module
JP2002031747A (ja) 面型光素子実装体、その作製方法、及びそれを用いた装置
JP2001343560A (ja) 光モジュール
KR20020041755A (ko) 광하이브리드모듈 및 그 광디바이스 및 그광디바이스용반제품
JP2002170965A (ja) 光半導体素子キャリア及びその実装構造並びに光モジュール
JP2002169064A (ja) 光部品実装用基板及びその製造方法並びに光モジュール
JPH11326662A (ja) 光平面回路
JP2005265885A (ja) 光結合装置、光結合装置用の支持体、及びこれらの製造方法
JPH08110446A (ja) 光伝送モジュール
JP3709075B2 (ja) 光素子実装方法
JP2002014258A (ja) 光半導体素子キャリア及びそれを備えた光アセンブリ
JP4793490B2 (ja) 光結合装置及びその製造方法
JP3777059B2 (ja) 光素子キャリア及びその製造方法
JP4671480B2 (ja) 光実装基板の製造方法及び光モジュールの製造方法
JP2001345455A (ja) 光半導体素子キャリア及びその実装構造
JP3692519B2 (ja) 受光素子の光結合構造
JPH02220013A (ja) 並列伝送光モジュール
JPH08122589A (ja) 光素子サブマウント構造
JP2002062448A (ja) 光サブモジュールおよびハイブリッド光集積回路
US20200257052A1 (en) Wafer-level optoelectronic packaging