JP2002170640A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002170640A
JP2002170640A JP2000362323A JP2000362323A JP2002170640A JP 2002170640 A JP2002170640 A JP 2002170640A JP 2000362323 A JP2000362323 A JP 2000362323A JP 2000362323 A JP2000362323 A JP 2000362323A JP 2002170640 A JP2002170640 A JP 2002170640A
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side housing
wire
shield
housing
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JP2000362323A
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Yutaka Noro
豊 野呂
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リード部における電磁シールドを可能とするコ
ネクタを提供することにある。 【解決手段】電線側ハウジング2と基板側ハウジング3
との嵌合状態においては、基板側ハウジング3に設けら
れた基板側シールドシェル15によってリード部13の
周囲が取り囲まれ、電線側ハウジング2に設けられた上
部シェル52によってリード部13上面の開放口18の
ほぼ全面が塞がれている。これにより、リード部13が
シールド状態とされ、ノイズの影響を低減することがで
きる。また、基板側シールドシェル15においては、リ
ード部13の上方は開放口18が設けられて開放された
状態であるため、両ハウジング2、3が嵌合されていな
いときには、リード部13と導体回路との接続部分を上
方から視認可能とされている。これにより、接続部分の
はんだ付けの検査を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6には、従来のコネクタ101を示し
た。このコネクタ101はフラットケーブル用コネクタ
であり、プリント基板に接続される基板側ハウジング1
02と、この基板側ハウジング102に嵌合可能とされ
た電線側ハウジング103とから構成されている。そし
て、電線側ハウジングにはシールド電線104の端末が
接続されている。
【0003】ここで、各ハウジング102、103の周
囲は、基板側シールドシェル105および電線側シール
ドシェル106A、106Bにより覆われている。そし
て、これらのシールドシェル105、106A、106
Bがプリント基板のグランド層に接続されることによ
り、コネクタ101の周囲の電磁シールドがなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板側ハウ
ジング102においてリード部107の先端107A
は、プリント基板の導体回路(図示せず)にはんだ付け
により接続される。このリード部107は、はんだ付け
の検査を目視により行う必要があることなどのために、
基板側ハウジング102から露出された構造となってお
り、基板側シールドシェル105によって覆われていな
い。このため、リード部107の周りには電磁シールド
がなされておらず、ノイズの影響を受け易くなるおそれ
があった。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、リード部における電磁シール
ドを可能とすることのできるコネクタを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係るコネクタは、シールド電線の
端末に接続され、かつプリント基板に固定されるハウジ
ングと、前記ハウジングに保持されるとともに前記プリ
ント基板に接続されるリード部が設けられた端子金具を
備えたコネクタであって、前記リード部を覆うことによ
り電磁的にシールド可能なシールド部が設けられている
ことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のコネ
クタであって、前記シールド部は、前記リード部を開放
可能とされていることを特徴とする。ここで、シールド
部が「開放可能」とは、例えば回動軸を中心に回動可能
とされていてもよく、前後にスライドさせることによっ
て開閉可能とされていてもよい。あるいは、シールドシ
ェルとは別体として形成され、着脱可能とされていても
よい。
【0008】請求項3の発明は、シールド電線の端末に
接続された電線側ハウジングと、前記電線側ハウジング
と嵌合可能で、かつプリント基板に固定される基板側ハ
ウジングと、前記基板側ハウジングに保持される端子金
具と、前記端子金具に設けられ前記プリント基板に接続
されるリード部とを備えたコネクタであって、前記基板
側ハウジングと前記電線側ハウジングとが嵌合するとき
に前記リード部を覆うことにより電磁的にシールド可能
なシールド部を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載のコネ
クタであって、前記シールド部は、前記基板側ハウジン
グに設けられ前記リード部の上方空間が開放口として開
放された状態で前記リード部の周囲を取り囲む基板側シ
ールド部と、前記電線側ハウジングに設けられ前記基板
側ハウジングと前記電線側ハウジングとが嵌合するとき
に前記開放口を閉止可能な電線側シールド部とに分割し
て構成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、ハウジングには、リード部を覆うことにより電磁
的にシールド可能なシールド部が設けられている。これ
により、リード部がシールド状態とされ、ノイズの影響
を低減することができる。
【0011】請求項2の発明によれば、シールド部はリ
ード部を開放可能とされている。リード部は、はんだ付
けによってプリント基板に接続されており、このはんだ
付けの検査を行う場合には、リード部が視認可能とされ
ている必要がある。ここで、シールド部は開放可能とさ
れているため、シールド部を開放状態とすれば、はんだ
付けの検査を容易に行うことができる。
【0012】請求項3の発明によれば、コネクタは電線
側ハウジングと、この電線側ハウジングと嵌合可能な基
板側ハウジングとから構成され、基板側ハウジングと電
線側ハウジングとが嵌合するときにリード部を覆うこと
のできるシールド部が備えられている。このため、両ハ
ウジングが嵌合されていないときには、リード部の周囲
は開放された状態とされており、リード部のはんだ付け
の検査を容易に行うことができる。また、両ハウジング
が嵌合される際には、リード部の周囲が覆われる。これ
により、リード部の周囲がシールド状態とされ、ノイズ
の影響を低減することができる。
【0013】請求項4の発明によれば、シールド部は、
基板側ハウジングに設けられてリード部の上方空間が開
放口として開放された状態でリード部の周囲を取り囲む
基板側シールド部と、電線側ハウジングに設けられて両
ハウジングが嵌合するときに開放口を閉止可能な電線側
シールド部とに分割されて構成されている。このため、
両ハウジングが嵌合されていないときには、リード部の
上方は開放された状態とされており、リード部のはんだ
付けの検査を容易に行うことができる。また、両ハウジ
ングが嵌合される際には、リード部の周囲がシールド状
態とされ、ノイズの影響を低減することができる。
【0014】また、両ハウジングが嵌合していないとき
であっても、基板側シールド部によってリード部の周囲
が覆われている。このため、リード部を外部からの衝撃
等から保護することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1〜図5を参照して詳細に説明する。
【0016】本実施形態のコネクタ1は、フラットケー
ブルFの端末が接続された電線側ハウジング2と、この
電線側ハウジング2と嵌合可能でプリント基板Pに接続
された基板側ハウジング3とで構成されている。なお、
以下の説明において、各ハウジング2、3が相手側と嵌
合する面を前側とする。
【0017】まず、基板側ハウジング3について説明す
る。この基板側ハウジング3は、プリント基板Pの所定
の位置に固定される基板側本体10と、複数の雌側端子
金具12(本発明の端子金具に該当する)、および導電
性材料からなる基板側シールドシェル15(本発明の基
板側シールド部に該当する)とを備えて構成されている
(図1、図3参照)。
【0018】基板側本体10は合成樹脂により上面から
視てほぼ方形をなす扁平な箱状に形成されており、後述
する電線側ハウジング2の嵌合腕32の内側に嵌合可能
とされている。
【0019】基板側本体10には、その前後両面間に貫
通するスリット状の取付溝11が幅方向に一定ピッチで
並列して形成されており、この取付溝11には、雌側端
子金具12が圧入されている。雌側端子金具12の後端
はプリント基板Pに接続するためのリード部13とさ
れ、基板側本体10の後端から突出されている。リード
部13の後端部分は下方へ突設されて、この突設部分の
下面側は、プリント基板P上の導体回路にはんだ付けに
より接着される。一方、雌側端子金具12の前端は、上
下一対のアーム部14が片持ち状に前方へ突出した形状
となっており、両ハウジング2、3が嵌合した際に両ア
ーム間に電線側ハウジング2のタブ部42を挟み込み可
能とされている。
【0020】基板側本体10の外側には、基板側シール
ドシェル15が装着されている。この基板側シールドシ
ェル15の前半部分は、基板側本体10の下面全体、左
右両側面全体、および上面のうち左右側縁部を覆うよう
に形成されている。基板側本体10上面側の中央部分
は、基板側シールドシェル15によって覆われない開放
部16とされている。また、基板側シールドシェル15
の両側面には、内側に後述する電線側ハウジング2の嵌
合腕32を収納可能なように、基板側本体10の側面と
の間に所定のクリアランスが設けられている。
【0021】また、基板側シールドシェル15の後半部
分には、前半部分における左右の側面部分が延設され
て、リード部13の側方および後方を囲う側壁17Aお
よび後壁17Bが形成されている。そして、リード部1
3の上面側は開放口18として開放されている。この開
放口18は、開放部16とともに、後述の電線側ハウジ
ング2に設けられた蓋部57によって閉止可能とされて
いる。
【0022】さらに、基板側シールドシェル15の側壁
17Aおよび後壁17Bからは、それぞれ左右一対のシ
ェルリード部19A、19Bが外側に張り出して形成さ
れている。このシェルリード部19A、19Bはプリン
ト基板Pにはんだ付けにより固着されるとともに、プリ
ント基板P上のアース回路と接続されるようになってい
る。
【0023】次に、電線側ハウジング2について説明す
る。この電線側ハウジング2はフラットケーブルFが組
み付けられる電線側本体20、複数の雄側端子金具4
0、および導電性材料からなる電線側シールドシェル5
0(本発明の電線側シールド部に該当する)を備えて構
成され、基板側ハウジング3に嵌合可能とされている
(図2参照)。
【0024】電線側本体20は合成樹脂により上面から
視てほぼ方形をなす扁平なブロック状に形成されてお
り、その上面はほぼ全領域に渡って浅く凹んだ形状とさ
れている。また、その前側の左右両端部からは、ほぼチ
ャンネル形をなす一対の嵌合腕32が、互いに向かい合
うような姿勢で前方へ突設されている。
【0025】電線側本体20の前端壁部21には、上方
及び前後両方に開放された複数の逃がし溝22が左右に
一定ピッチで並列して形成されている。また、電線側本
体20の前後方向におけるほぼ中間に位置する第1中間
壁部23には、逃がし溝22に対応する位置に、電線受
入溝24が上方及び前後両方に開放して形成されてい
る。この電線受入溝24の上端部には、内側へ突出する
一対の浮き上がり規制部24Aが突設されている。ま
た、第1中間壁部23よりも少し後方に位置する第2中
間壁部25には、各電線受入溝24と対応する複数の電
線保持溝26が上方及び前後両方に開放して形成されて
いる。さらに、電線側本体20の後端壁部27にも、電
線受入溝24及び電線保持溝26と対応するケーブル保
持溝28が上方及び前後両方に開放して形成されてい
る。また、前端壁部21と第1中間壁部23との間に
は、各逃がし溝22および電線受入溝24との間で前後
に細長く延びる端子収容溝29が形成されている。
【0026】また、前端壁部21と第1中間壁部23と
の間における電線側本体20の左右両内壁面には、後述
のフラットケーブルFの保持体Fbを収容可能な第1収
容凹部30が上方に開放して形成されている。同様に、
第2中間壁部25と後端壁部27との間には、後述のフ
ラットケーブルFの導電体Fgを収容可能な第2収容凹
部31が上方に開放して形成されている。
【0027】電線側本体20に取り付けられる雄側端子
金具40は、全体として前後方向に細長い形状をなし、
その前端には連結部41を介してタブ部42が形成され
ている。また、雄側端子金具40の後端には左右一対の
電線接続部43が形成されている。この電線接続部43
は雄側端子金具40の後端から片持ち状に延出され、そ
の先端は上方に曲げ加工されている。
【0028】この雄側端子金具40は、電線側本体20
の前方から逃がし溝22に沿って圧入されて端子収容溝
29に収容される。そして、電線接続部43が電線受入
溝24に差し込まれるとともに、タブ部42の後端縁が
前端壁部21に当接される。このとき、タブ部42は前
端壁部21の前方に突出されており、両ハウジング2、
3が嵌合する際に雌側端子金具12と接続可能とされて
いる。
【0029】雄側端子金具40が装着された電線側本体
20には、フラットケーブルFが上方から落としこむよ
うに装着されている。フラットケーブルFは、複数本の
シールド電線Faの端末を方形板状の保持体Fbによっ
て位置決め保持したものであり、シールド電線Faは、
導体Fcの外周を絶縁層Fdで覆い、その絶縁層Fdの
外周をシールド層Feで覆い、さらにシールド層Feを
外部被覆Ffで覆った構造とされている。各シールド電
線Faは、端末側に向かって順に、外部被覆Ffとシー
ルド層Feが除去され、さらに絶縁層Fdの一部が除去
されて導体Fcが露出されている。保持体Fbは、この
導体Fcの露出部分よりも端末側(前側)における絶縁
層Fdを包囲するように固着されている。また、シール
ド層Feの露出部分には、各シールド電線Faのシール
ド層Fe間を短絡させるように横長板状をなす導電体F
gが固着されている。そして、保持体Fbが第1収容凹
部30に、導電体Fgが第2収容凹部31にそれぞれ収
容されるように電線側本体20にセットされる。このと
き、シールド電線Faにおいて保持体Fbと導電体Fg
の間の部分が電線受入溝24および電線保持溝26に挿
入されるとともに、導体Fcの露出部分が雄側端子金具
40の電線接続部43に挟みこまれている。また、シー
ルド電線Faにおいて導電体Fgよりも後方部分は、ケ
ーブル保持溝28に挿入されて電線側本体20外へ導か
れている。
【0030】電線側本体20の外側には、電線側シール
ドシェル50が装着されている。この電線側シールドシ
ェル50は、下部シェル51と上部シェル52との分割
構造とされている。下部シェル51は、電線側本体20
の下面全体、左右側面全体および上面のうち左右側縁部
を覆うように形成されている。そして、その側面に形成
された切り起こし状の係止片53を電線側本体20の凹
部33に係止させることにより、下部シェル51の電線
側本体20に対する抜け止めがなされている。
【0031】電線側本体20上面側の開放された部分に
は、上部シェル52がカバーのように覆い被さって組み
付けられている。この上部シェル52は全体として平板
状をなし、その左右両側縁には、前後2片ずつの取り付
け片54が下向きに突設されている。この取り付け片5
4を電線側本体20に設けられた取付孔34に係止する
ことにより、上部シェル52の電線側本体20への取り
付けがなされている。また、上部シェル52において前
後方向の中央よりやや後方には、各シールド電線Faが
雄側端子金具40の連結部41に接続される位置の前後
でシールド電線Faに当接する一対の電線押さえ部55
が下方へ切り起こすように設けられており、各シールド
電線Faの上方への遊動を規制するようにされている。
さらに、電線押さえ部55の後方には、接触片56が下
方に切り起こすように設けられており、フラットケーブ
ルFの導電体Fgと接触することにより上部シェル52
とシールド層Feとの導通が図られている。
【0032】また、この上部シェル52の前端部は、前
方に向けて延設されて蓋部57とされている。蓋部57
は、両ハウジング2、3を嵌合させたときにその前端が
基板側シールドシェル15の後端に達するようにされて
おり、両ハウジング2、3の嵌合時に、基板側本体10
およびリード部13の上部を覆うことが可能とされてい
る。蓋部57の先端には左右一対の接触部58が下方へ
切り起こすように設けられ、この接触部58の前半部分
は斜め上方に折り返された形状とされている。
【0033】以上のように構成された基板側ハウジング
3と電線側ハウジング2とを嵌合させるときには、電線
側ハウジング2の嵌合腕32が基板側ハウジング3の基
板側本体10と基板側シールドシェル15との間に、両
本体10、20が突き当たるまで進入される。そして、
雄側端子金具40のタブ部42が雌側端子金具12のア
ーム部14に挟みこまれるようにして接続される。これ
により、フラットケーブルFの各シールド電線Faの導
体Fcが、雄、雌の両端子金具12、40を介してプリ
ント基板Pの導体回路に電気的に接続される(図4、図
5参照)。
【0034】このとき、電線側ハウジング2における上
部シェル52の蓋部57が、基板側ハウジング3の上面
の開放部16およびリード部13上面の開放口18のほ
ぼ全面を塞ぐように覆い付けられ、接触部58の先端が
基板側シールドシェル15の後端部の上縁に接触され
る。そして、両ハウジング2、3の周囲は、基板側シー
ルドシェル15および電線側シールドシェル50によっ
て完全にシールドされた状態となる。
【0035】このように、両ハウジング2、3の嵌合状
態においては、基板側ハウジング3に設けられた基板側
シールドシェル15によってリード部13の周囲が囲わ
れるとともに、電線側ハウジング2に設けられた上部シ
ェル52によってリード部13上面の開放口18のほぼ
全面が塞がれる。これにより、リード部13がシールド
状態とされ、ノイズの影響を低減することができる。ま
た、基板側シールドシェル15においては、リード部1
3の上方は開放された状態であるため、両ハウジング
2、3が嵌合されていないときには、リード部13を上
方から視認可能とされている。このため、リード部13
のはんだ付けの検査を容易に行うことができる。さら
に、両ハウジング2、3が嵌合していないときであって
も、基板側シールドシェル15によってリード部13の
周囲が覆われている。このため、リード部13を外部か
らの衝撃等から保護することができる。
【0036】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。 (1)上記実施形態によれば、コネクタ1は電線側ハウ
ジング2と基板側ハウジング3とから構成された2ピー
ス型のコネクタであるが、本発明によればコネクタの構
成は本実施形態に限るものではなく、例えば1ピース型
のコネクタにも適用することができる。 (2)上記実施形態によれば、シェルリード部19A、
19Bが基板側シールドシェル15の外側に張り出して
形成されているが、本発明によればシェルリード部の構
造は本実施形態の限りではなく、例えば基板側シールド
シェルの内側に張り出していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の基板側ハウジングと電線側ハウジ
ングとの嵌合前の斜視図
【図2】本実施形態の電線側ハウジングの分解斜視図
【図3】本実施形態の基板側ハウジングと電線側ハウジ
ングとの嵌合前の断面図
【図4】本実施形態の基板側ハウジングと電線側ハウジ
ングとの嵌合時の斜視図
【図5】本実施形態の基板側ハウジングと電線側ハウジ
ングとの嵌合時の断面図
【図6】従来の基板側ハウジングおよび電線側ハウジン
グの斜視図
【符号の説明】
1…コネクタ 2…電線側ハウジング 3…基板側ハウジング 12…雌側端子金具(端子金具) 13…リード部 15…基板側シールドシェル(基板側シールド部) 18…開放口 50…電線側シールドシェル(電線側シールド部) Fa…シールド電線 P…プリント基板
フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA11 FB02 FB08 FB11 FC07 FC21 FC40 GB20 LA01 LA09 LA10 LA15 LA21 5E023 AA04 AA13 AA16 BB02 BB06 BB10 BB22 CC23 CC26 EE03 EE04 EE10 EE29 FF01 GG11 HH12 HH16 HH22 HH26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線の端末に接続され、かつプ
    リント基板に固定されるハウジングと、前記ハウジング
    に保持されるとともに前記プリント基板に接続されるリ
    ード部が設けられた端子金具を備えたコネクタであっ
    て、 前記リード部を覆うことにより電磁的にシールド可能な
    シールド部が設けられていることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記シールド部は、前記リード部を開放
    可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 シールド電線の端末に接続された電線側
    ハウジングと、前記電線側ハウジングと嵌合可能で、か
    つプリント基板に固定される基板側ハウジングと、前記
    基板側ハウジングに保持される端子金具と、前記端子金
    具に設けられ前記プリント基板に接続されるリード部と
    を備えたコネクタであって、 前記基板側ハウジングと前記電線側ハウジングとが嵌合
    するときに前記リード部を覆うことにより電磁的にシー
    ルド可能なシールド部を備えたことを特徴とするコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記シールド部は、前記基板側ハウジン
    グに設けられ前記リード部の上方空間が開放口として開
    放された状態で前記リード部の周囲を取り囲む基板側シ
    ールド部と、前記電線側ハウジングに設けられ前記基板
    側ハウジングと前記電線側ハウジングとが嵌合するとき
    に前記開放口を閉止可能な電線側シールド部とに分割し
    て構成されていることを特徴とする請求項3に記載のコ
    ネクタ。
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