JP2641661B2 - オーバモールドシールドコネクタ - Google Patents

オーバモールドシールドコネクタ

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JP2641661B2
JP2641661B2 JP3296708A JP29670891A JP2641661B2 JP 2641661 B2 JP2641661 B2 JP 2641661B2 JP 3296708 A JP3296708 A JP 3296708A JP 29670891 A JP29670891 A JP 29670891A JP 2641661 B2 JP2641661 B2 JP 2641661B2
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    • HELECTRICITY
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S439/904Multipart shell

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁層でオーバモールド
(overmold)処理可能な電磁気的にシールドさ
れたコネクタに関し、特に、電磁適合性を有する接続シ
ステムを達成しそして該シールドに正はんだなし接地
(positivesolderless groun
d)を供給するために、標準的コネクタと組み合わせて
使用するシールドに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】シー
ルド電気コネクタは、遠隔通信およびコンピュータ産業
において必要なものであり、電気的接続を外部の電磁信
号からシールドするための手段を供給し、また、電気的
接続を使用するシステムが電磁信号を放出するのを防止
する。該コネクタは、シールドケーブルから他のシール
ドケーブルまたは電子装置へのシールドを継続するため
の手段を供給する。
【0003】高周波数電気信号の使用および伝送は、シ
ールドされた電気的接続の必要性を伴う。高周波数電磁
信号は、他の望ましくない電磁信号からの妨害に影響さ
れやすい。加えて、これらの信号もまた当然、他の電子
装置を妨害する可能性のある、それら自身の不必要な電
磁信号を発生する。電磁シールドは、妨害電磁信号の放
出についての制限を決定する米国連邦通信委員会(Un
ited States Federal Commu
nication Commission)規格を満足
するために一般的に要求される。電気的布線、ケーブル
または電子装置を包囲する接地連続金属シールド(gr
ounded continuousmetal sh
ield)の使用は、これらの望ましくない影響を最小
限に抑え該規格を満足するために、最も効果的な方法で
ある。さらに、シールド電気コネクタは、一つの装置か
ら他の装置へとシールドシステムの完全性を維持するた
めに必要である。
【0004】電気コネクタは、技術において既知であ
り、複数の端子(terminal)を同じく複数の端
子通路(terminal passage)内に含
む、絶縁性または誘電性のハウジングを具備する。加え
て、一対の金属シェル部材は、絶縁性ハウジング上に周
辺取付けフランジを形成するために、絶縁性ハウジング
に固定される。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は一対
の結合型金属シールド部材を含み、その各々はコネクタ
の金属シェル部材とかみ合い可能な前端(forwar
d end)を有する。シールド部材はまた相互にかみ
合わせする側面壁を有し、それは環状のケーブルの出口
およびくぼみを限定する。加えて、シールドの各片側が
誘電体上で回転可能となるように、ピボット(枢軸)(p
ivot) 手段が設けられ、シールドの各片側の前端とコネ
クタの金属シェルとの間の正圧接地接続(positi
ve pressure ground connec
tion)を保証する。
【0006】本発明品は、オーバモールドシールドカバ
ーとコネクタシェルとの間の正電気接続(positi
ve electrical connection)
を維持する、オーバモールドシールド電気コネクタ(o
vermolded shileded electr
ical connector)である。本シールド電
気コネクタは、電気コネクタ、第1および第2の金属シ
ェル、および一対の金属シールドから成る。該コネクタ
は、ピンまたはソケットのコンタクトを含む複数の端子
通路を有する絶縁性ハウジングを持つ。前部シェルは、
絶縁性ハウジングの前端を囲む一体式金属性シェラウド
(integral metallicshroud)
を有する。後部シェルは、絶縁性ハウジングの後部を受
け止めるくぼみを限定し、また、該シェルの後縁に沿っ
て凹み(recess)を有するフランジを持つ。該シ
ールド部材は、一体式側面壁を有する一般に平面の第1
の壁を持つ。各シールド部材の前縁(forward
edge)は、後部シェルの縁(edge)またはリッ
プ(lip)の下にかみ合うように設計されたかみ合い
リップ(engagement lip)手段を有す
る。シールドの後部はケーブル出口通路構成(cabl
e exit passage configurat
ion)において終端する。
【0007】支点手段は、シールド部材がかみ合ってレ
バー型の動作を有し誘電性ハウジング上で回転するため
のピボットとして働くために提供される。シールド部材
が全に閉じられている時、レバー動作は、シールドの各
片側のリップが、コネクタシェルの横たわっている部分
(overlying portion)にしっかりと
接触し、正の電気的接続を与えるということを保証す
る。
【0008】好適な実施例において、ピボットもどり止
めはシールド部材に形成されそして中央の誘電性ハウジ
ング上に置かれ、単純なレバーとして働くシールド部材
のための支点を確立する。シールド部材がそれらの置か
れた位置で回転する時、わずか後にシールド部材は完全
に閉じられた位置に達し、ピボットもどり止めは、中央
の誘電性ハウジングと弾性的干渉においてかみ合うの
で、この干渉に打ち勝つために小さな力がシールド部材
の後側に加えられねばならない。この力が加えられる
時、シールド部材の前方縁およびリップは、コネクタシ
ェルの横たわる部分としっかりとかみ合う。ひとたびシ
ールド部材が完全にすえつけられかみ合わされると、す
ぐに単純なレバー動作の負荷状態は、シールド部材とコ
ネクタシェルとの間の電気的導通を保証する。製造を容
易にするため、シールド部材は相補的かみ合い可能な各
半分になり、相補的にかみ合うもどり止めと突起の一組
により密着された状態に保たれ、シールドカバーを形成
するかもしれない。
【0009】従って、改良型シールド電気コネクタを提
供することが本発明の目的である。
【0010】本発明の他の目的は、組み立て過程におい
て絶縁性(誘電性)ハウジング上でシールド部材を枢転
(pivot) せしめてコネクタのシェルと強力にかみ合わせ
ることにより達成される、はんだなし正電気接続を有す
るオーバモールドシールド電気コネクタを提供すること
にある。
【0011】誘電体、コネクタシェルおよびシールド部
材を、相互に固定された所定の関係にバイアスする、電
気コネクタ上の改良型インタロックシールド組み立て品
を提供することが、更なる目的である。
【0012】カバー部材がそれらの組み立て位置に移動
される時、レバー型動作を有して誘電性ハウジング上で
回転するように、かみ合うシールド部材の表面上にピボ
ットもどり止めを置くことにより、はんだなし正電気接
続を達成することが、本発明の特定の目的である。
【0013】本発明の他の目的、利点および特徴は、次
の詳細な説明および請求項を読み、図面を参照すること
で、明らかになるであろう。
【0014】
【実施例】本発明をより完全に理解するために、添付図
面により詳細に図示され、また、本発明品の例により以
下に記述された実施例について、次に述べる。
【0015】図面は縮尺一定である必要はなく、また実
施例は概略図および断片図により部分的に随時示されて
いることは、理解されるべきである。ある例では、本発
明を理解するのに必要でない実際の構造の詳細は、省略
されている可能性がある。もちろん、本発明がここに図
示された特定の実施例に必ずしも限定される必要がない
ということは理解されるべきである。
【0016】図1ないし図4に関し、オーバモールドシ
ールド電気コネクタは符号10により一般に示される。
該シールド電気コネクタは、電気コネクタ14、第1お
よび第2の金属シェル16,18および一対の金属シー
ルド部材22,24により形成される金属シールドから
成る。図4に見られるように、コネクタ14は、一体式
周辺フランジ29を有する絶縁性または誘電性ハウジン
グ27と、前面31Aを呈する前部かみ合い部分30A
と、複数の端子通路32を通す後面31Bを呈する後部
または尾部部分30Bとを持つ。各通路32は、それに
搭載された適当なピンソケットコンタクト33を有し、
それはケーブル38の個々の導体を終端するために使用
される。(図2参照)図示された本発明のめすコネクタ
側とおす側の唯一の相違は、ケーブル38の導体がソケ
ットコンタクトよりむしろピンコンタクトで終端し、該
コンタクトがソケットコンタクトと結合するために前面
31から突き出たピンと、通常の方法で前部シェル16
をすべり出させまたそれと接触するために周囲前部シェ
ル部分とを含む、ということである。
【0017】金属シェル16および18は、それぞれ一
体式の、打ち抜き加工され成形加工された金属部材であ
る。前部シェル16は、搭載穴(mounting a
perture)40と把持ラグ(gripping
lug)42を有し、フランジ29の前部表面で受け止
められる。前部シェル16は、ハウジング27の前方端
を取り囲む一体式金属性シュラウドを有する。該金属性
シュラウドは、二つの導体が上述のように結合される
時、金属シェルシールドの継続および一つのコネクタか
ら他のコネクタへの導電性接触を供給する。後部シェル
18は、前部シェル16の穴40と並ぶ適合穴(mat
ching aperture)43と、前部および後
部シェルをいっしょに固定するためにラグ42を受け取
る凹み(recess)と、を有する。後部シェル18
はまたハウジング27のフランジ部分29を受け取る空
隙を限定し、尾部部分30Bがそれを通して受け取られ
る開口(opening)44Aを有するフランジ44
を持つ。該フランジ開口の内部縁(inner edg
e)は、尾部部分30Bの外部壁(outer wal
l)に沿ったアクセススペースまたはスロット44Bを
与え、また複数の内部開口縁凹み(inwardly
opening edge recess)45を有し
て形成される。コネクタ部分14は、シェル16および
18を結合し、ケーブル38から個々の導線に端子を接
続することにより通常の方法で組み立てられる。
【0018】シールド部材22および24は、お互いに
相補的であり、単に便宜上、上部および下部部材として
ここで言及する。上部シールド部材またはカバー22
は、側面壁48および50を有する一般に平面の壁46
を持つ、一体式の、打ち抜き加工され成形加工された金
属部材である。これらの側面壁は、コネクタの端部分お
よび角のある部分と同様に前方へとのびる。例えば図1
に示される下側コネクタの相補的な壁に見られるもので
ある。平面の壁46は、横方向エンボスメント(tra
nsverse embossment)52と、発散
エンボスメント(diverging embossm
ent)54および56とを、抜き打ち加工され内部に
突き出た支点もどり止め(fulcrum deten
t)58および60(シールドの外形や輪郭が変化する
オフセット部分として機能する)とともに有する。各シ
ールド部材の前方縁(forward edge)は、
かみ合いリップ(engagement lip)62
を有するが、他方、シールドの後部は、半円形ケーブル
出口部分66にて終結する。
【0019】加えて、シールド部材22は、少なくとも
一つの圧力逃がし(pressure relief)
手段68と、少なくとも一つのオーバモールド把持(o
vermold grip)手段72とを備えるかもし
れない。この実施例では、圧力逃がし手段68は、シー
ルドにおける穴(hole)または開口(apertu
re)である。さらに、側面壁の角のある部分は、掛け
金開口(latching aperture)(図示
なし)を有する。この特定の実施例においては、掛け金
開口は、外形が四角い。掛け金開口は、シールドが組み
立てられた後に、シールドの各片側を一緒に保持するた
めに、既知の方法で下部シールド部材上の掛け金突起
(latching lug)とかみ合う。
【0020】オーバモールド把持手段72は、かみ合い
リップ62の近くの平面壁46上に置かれる。把持手段
72は成形加工された上部に突き出たエンボスメントで
あるため、周辺表面の大部分は、把持手段72の接続ま
たはちょうつがい(hinge)部分を除いて、隣接す
る壁46から自由である。把持手段72の目的は、オー
バモールド材料の少量がシールド空隙内に流れ込むこと
ができるようにすることである。オーバモールド材料が
硬化した後、把持手段は、オーバモールド材料がシール
ド部材から引き離されるのを防ぐ。
【0021】下部シールド部材24はシールド22と類
似しており、内部に突き出た抜き打ち加工されたピボッ
トもどり止め(pivot detent)74および
76、圧力逃がし手段78、第1の横方向エンボスメン
ト79、および平面表面82上に位置する第2のエンボ
スメント80を含む。掛け金突起84は側面壁86上に
位置する。掛け金突起84は、シールドの側面壁から外
部に突き出るように成形加工される。他の実施例では、
掛け金突起は、周辺表面の大部分が、掛け金突起の接続
またはちょうつがいの部分を除いて隣接する側面壁から
自由であるように、成形加工される。
【0022】シールド22および24の作用は、両シー
ルドとも同様な方法で作用するため、シールド22の作
用を記述することにより論及される。図1および図4に
関して、シールド22のリップ62は、開口44A内の
スロット空間を通して、フランジ44の内部縁と誘電性
ハウジングの尾部部分30Bとの間にのびる。特に、区
切られたリップまたはタイン(tine)は後部シェル
18の凹み45内に引っ掛けられる。この初期挿入は、
典型的に、挿入を容易にするため、尾部部分30Bの隣
接する表面およびケーブル38に関し外側にシールド部
材を傾けるようにして生じる。
【0023】その後、ピボットもどり止め58および6
0が誘電性ハウジング27に接触するまで、シールド部
材は、ケーブル38の方へ、すなわち内側方向へ回転す
る。さらにシールド部材の外部すなわち末端の端部分の
内側方向への動きは、もどり止めと誘電性ハウジングと
のかみ合いにより確立された支点についての枢転運動(p
ivotal movement)に帰着する。それによって、末端の端
部分の更なる内側方向への動きは、開口44Aの縁の下
のリップ部分の付随する外側方向への動きをひき起こ
す。
【0024】挿入スペースの高さ、シールド金属の効果
的な厚さおよび突き出た支点もどり止めの高さを含む適
切な寸法は、ピボットもどり止めのためにシールド22
のタイン62が、シェル18と接触し、シールド22の
更なる下向き回転を妨げ、好適にはシールド部材が図3
の完全にすえつけられたまたは密接した部分に達する前
にそのことが起こるようなものである。
【0025】本発明の一つの特定な実施例は次の寸法を
有する。各挿入スペースの高さ44B、すなわち誘電性
ハウジングの尾部部分30Bと、凹み45の内部に面す
る表面87は少なくとも0.030インチである。シー
ルド部材22,24の厚さ88は0.020インチであ
り、また支点もどり止め58,74の高さ89は少なく
とも0.010インチである。
【0026】シールドの各片側の前方縁およびカバータ
ブ(cover tab)は、弾性的干渉(resil
ient interference)においてシェル
と通常かみ合うので、シールドを完全に閉じるために、
下方向の力がシールド22の末端部分に加えられねばな
らない。シールド部材22はレバーとして働き、ピボッ
トもどり止め58および60は、レバー型の働きを供給
するために支点として働く。下方向の力が加えられる
時、ピボットもどり止めはかみ合わされたシェルに対し
て上方にかみ合いリップを押し進め、シールドとシェル
との間に正のかみ合い(positive engag
ement)を供給する。この正のかみ合いは、シール
ドとシェルとの間の電気的接続を保証する。完全に閉じ
られた時には、シールド22は、シールド22が全ての
環境の下で常にシェル18としっかりと接触することを
保証する負荷状態(loaded conditio
n)にある。結果としての締めつけの働き(clamp
ing action)はまた、シェルまたはシールド
に関し容易に移動されないようにコネクタハウジング2
7を固定する。
【0027】シールドコネクタの第2の実施例は、図5
および図6に示される。この特定の実施例において、シ
ールドコネクタは、支点またはピボット手段90が誘電
性ハウジングの尾部部分30Bの上側および下側表面9
8および100上に置かれているということを除いて、
図1ないし図4におけるシールドコネクタと同様であ
る。加えて、シールド部材122,124は、図1ない
し図4のシールドコネクタに示されるような支点もどり
止め58,60,74および76を持っていない。支点
手段90は、誘電性ハウジングの上側および下側表面9
8および100から離れて上方へのびる外部に突き出た
エンボスメントである。この特定の実施例において、上
側表面98は二つのエンボスメントを有し、下側表面1
00は二つの付加的エンボスメントを有する。図6に関
し、エンボスメントは、フランジ29とハウジングの後
面31Bとの間の誘電性ハウジング30B上に置かれて
いる。
【0028】しかしながら、エンボスメントの数と位置
は、特定のコネクタの設計に依存して変化できる。例え
ば、9個の電気コンタクト33を有するのみである小さ
な電気コネクタにおいて、単一の支点エンボスメント9
0は、誘電性ハウジングの上側および下側表面98およ
び100双方の中央に置かれるかもしれない。
【0029】シールド122および124の作用は、両
シールドとも類似の方法で作用するため、シールド12
2の作用を記述することにより次に論及する。図5およ
び図6に関し、シールド122のリップ162は、開口
44A内のスロットスペースを通って、フランジ44の
内部縁と誘電性ハウジングの尾部部分30Bとの間にの
びる。特に、区分けされたリップまたはタイン(tin
e)は、後部シェル18の凹み45内に引っ掛けられる
かもしれない。この初期挿入は、典型的に、挿入を容易
にするため、尾部部分30Bの隣接する表面およびケー
ブル38に関し外側にシールド部材を傾けるようにして
生じる。
【0030】その後、シールド部材122が誘電性ハウ
ジング27上の支点手段90に接触するまで、シールド
部材122は、ケーブル38の方へ、すなわち内側方向
回転する。さらに、シールド部材122の外部すなわ
末端の端部分の内側方向への動きは、シールドと誘電
性ハウジング上の支点手段90との係合により確立され
た支点についての枢転運動に帰着する。それによって、
末端の端部分の更なる内側方向への動きは、開口44A
の縁の下のリップ部分の付随する外側方向への動きを引
き起こす。
【0031】挿入スペースの高さ、シールド金属の効果
的な厚さおよび突き出た支点手段90の高さを含む適切
な寸法は、支点手段90により、シールド122のタイ
ン62が、シェル18と接触し、シールド122の下向
き回転を妨げ、好適には、シールド部材が完全にすえつ
けられたまたは密接した位置に達する前にそのことが起
こるようなものである。
【0032】シールド部材の前方縁およびカバータブ
は、弾性的干渉においてシェルと通常かみ合うので、シ
ールドを完全に閉じるために、下方向の力がシールド1
22の末端部分に加えられねばならない。シールド部材
122はレバーとして働き、支点手段90はレバー型の
働きを提供するために支点として働く。下向きの力が加
えられる時、支点手段90はかみ合わされたシェルに対
して上方にかみ合いリップを押し進め、シールド122
とシェル18との間に正のかみ合いを提供する。この正
のかみ合いは、シールドとシェルとの間の電気的接続を
保証する。完全に閉じられた時には、シールド122が
全ての環境の下で常にシェル18としっかりと接触する
ことを保証する負荷状態にシールド122はある。結果
としての締めつけの働きはまた、シェルまたはシールド
に関し容易に移動されないようにコネクタハウジング2
7を固定する。
【0033】本発明のシールドコネクタの第3の実施例
は、図7、図8および図9に示される。この特定の実施
例において、シールドコネクタは、上部および下部のシ
ールド222および224のかみ合いリップまたはタイ
ンの構成を除いて、図1ないし図6におけるシールドコ
ネクタに類似している。加えて、シールド部材222お
よび224は、図1ないし図4のシールド部材に示され
る支点もどり止め58,60,74および76を持た
ず、また、誘電性ハウジングは、図5および図6に示さ
れるような支点エンボスメント90を持たない。
【0034】図8および図9に示されるように、各シー
ルドは、例えば大きな半径屈曲264により、各かみ合
いリップまたはタイン263に隣接するかまたはそれを
含む、弓形端部分262を有するように成形加工され
る。端部分262の外形は、図4における平らなシール
ドおよび直角屈曲リップ62と異なり、また図6におけ
るリップ162と異なる。加えて、(屈曲264内の)
フランジ44からわずかに外側に置かれているシールド
の支点部分266(シールドの外形や輪郭が変化するオ
フセット部分として機能する)は、支点として働く。弓
形部分264および支点部分266は、フランジ44と
かみ合う部分262の上側表面と、支点として働くその
外にある下側表面と、の間に垂直方向の寸法を加え、そ
れは挿入スペース44Bの高さに等しいかまたはそれよ
りも大きい。下記に述べるようにこれは、シールド22
2および224とシェル18との間の正の電気的接触を
保証する。
【0035】シールド222および224の作用は、両
シールドとも同様な方法で作用するため、シールド22
2の作用を述べることにより検討する。図7および図8
に関し、シールド222のリップ263は、開口44A
内のスロットスペースを通り、フランジ44の内部縁と
誘電性ハウジング30Bの尾部部分との間にのびる。特
に、区切られたリップまたはタインは、後部シェル18
の凹み45の中へ挿入されるかもしれない。この初期の
挿入は、典型的に、挿入を容易にするため、尾部部分3
0Bとケーブル38の隣接する表面に関し外側にシール
ド部材を傾けるようにして生じる。
【0036】その後、シールド222の支点部分266
が誘電性ハウジング30Bに接触するまで、シールド部
材222はケーブル38の方へ、すなわち内側方向へ
転する。さらにシールド部材の外部すなわち末端の端部
分の内側方向への動きは、シールドと誘電性ハウジング
係合により確立された支点についての枢転運動に帰着
する。それによって、末端の端部分の更なる内側方向へ
動きは、スロット44Bでフランジ44の縁に対しリ
ップ部分の付随する外側方向への動きを引き起こす。
【0037】挿入スペースの高さ、シールド金属の効果
的な厚さおよび屈曲262によりシールドボディ222
の一般的な面の横にあるシールド端部分の配置、を含む
適切な寸法は、支点手段によりシールド222のリップ
263が、シールド222の下向き回転の間シェル18
に接触し、好適には、それがシールド部材が完全にすえ
つけられたまたは密接した位置に達する前になされるよ
うなものである。
【0038】シールド部材の前方縁およびリップはその
ように通常、弾性的干渉においてシェルとかみ合うの
で、シールドを完全に閉じるために、下向きの力がシー
ルド222の末端部分に加えられねばならない。シール
ド部材222はレバーとして働き、支点部分266はレ
バー型の働きを提供するための支点として働く。下向き
の力が加えられる時、支点部分266は、かみ合わされ
たシェルに対して上方にかみ合いリップを押し進め、シ
ールドとシェルとの間に正のかみ合いを提供する。この
下向きの力により、また、リップ262は、図9におい
て点線で示される通常または軽減された位置270から
屈曲するであろう。この正のかみ合いは、シールドとシ
ェルとの間の電気的接続を保証する。完全に閉じられた
時には、シールド222が全ての環境の下で常時シェル
18としっかりと接触することを保証する負荷状態に、
シールド222はある。結果としての締めつけの働きは
また、シェルまたはシールドに関し容易に移動されない
ようにコネクタハウジング27を固定する。
【0039】図1および図3に関し、両方のシールドが
組み立てられる時、シールド24の掛け金突起84は、
シールド22における掛け金開口とかみ合い、口輪(f
errule)290がシールドの部分とかみ合う環上
ケーブル上にかしめられるまで、両シールドを一緒にし
た状態に保つ。シールド多導体ケーブル38のシールデ
ィング292は、シールドのケーブル出口部分66をお
おうように位置決めされる。シールディング292は、
シールディング292をおおう口輪290とシールドの
ケーブル出口部分66をかしめることにより、シールド
に固定される。
【0040】コネクタは、こうしてオーバモールド処理
の準備ができた状態となる。図10に示されるように、
シールドはオーバモールド材料296でおおわれる。オ
ーバモールド材料296は、シールドのための絶縁性バ
リヤ(insulativebarrier)を提供す
る。オーバモールド処理は、シールドにより形成される
空隙内にシールドを押し込むのに十分な金属シールド上
の圧力を加えることができる。圧力逃がし手段68は、
オーバモールド処理の圧力を軽減するために与えられ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明は、カバーシールドとコネクタシ
ェルとの間の堅固な接続を保証する。本発明は、製造過
程中のはんだ付けの必要なくして、正の接地を維持する
オーバモールドシールド電気コネクタの必要性を満足
し、また前述の目的を満たす。
【0042】本発明の特定の実施例が示されまた述べら
れたが、本発明がこれらの実施例に限定されないという
ことは理解されるであろう。本発明が属する技術の当業
者は、特に前述の教えを考慮した上で、本発明の原理を
使用した修正および他の実施例を実行できる。それ故、
請求の真の精神および範囲内にて本発明の特徴を具体化
するような修正および他の実施例を全て請求が包含する
ことが考察される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用したシールドコネクタ組み立て品
の一実施例の分解透視図であり、二つのかみ合わせ可能
なカバーの半分を示す。
【図2】図1と同様な図であって、一つのシールド部材
のみが分解された、部分的に組み立てられた条件で、主
題のコネクタを示す。
【図3】組み立てられたコネクタの図示である。
【図4】図3の線4−4に沿って取られた、該シールド
電気コネクタの部分的概略断面図である。
【図5】本発明の教えを使用したシールドコネクタ組み
立て品の第2実施例の透視図であり、一つのシールド部
材のみが分解された部分的に組み立てられた条件で該コ
ネクタを示す。
【図6】図5の線6−6に沿って取られた、該シールド
コネクタの部分的概略断面図である。
【図7】本発明の教えを使用したシールドコネクタ組み
立て品の第3実施例の透視図であり、一つのシールド部
材のみが分解された部分的に組み立てられた条件で該コ
ネクタを示す。
【図8】図7の線8−8に沿って取られた該シールドコ
ネクタの部分的概略断面図である。
【図9】図7および8におけるシールドコネクタの断片
的断面図である。
【図10】オーバモールド処理後のシールド電気コネク
タの透視図である。
【符号の説明】
10…オーバモールド電気コネクタ 14…電気コネクタ 16…第1の金属シェル 18…第2の金属シェル 22…金属シールド部材 24…金属シールド部材 27…ハウジング 29…フランジ 30A…コネクタかみ合い部分 30B…コネクタ尾部 31A…コネクタ前面 31B…コネクタ後面 32…端子通路 33…ピンソケットコンタクト 38…ケーブル 40…搭載穴 42…把持ラグ 43…適合穴 44…フランジ 44A…開口 44B…アクセススペース 45…内部開口縁凹み 46…平面壁 48…側面壁 50…側面壁 52…横方向エンボスメント 54…発散エンボスメント 56…発散エンボスメント 58…もどり止め 60…もどり止め 62…リップ 66…半円形ケーブル出口部分 68…圧力逃がし手段 72…オーバモールド把持手段 74…もどり止め 76…もどり止め 78…圧力逃がし手段 79…第1のエンボスメント 80…第2のエンボスメント 82…平面表面 84…掛け金突起 86…側面壁 87…凹み45の内部に面する表面 88…シールド部材の厚さ 89…もどり止めの高さ 90…支点手段 98…ハウジングの上側表面 100…ハウジングの下側表面 122…シールド部材 124…シールド部材 162…リップ 222…シールド部材 224…シールド部材 262…弓形端部分 263…リップまたはタイン 264…弓形部分 266…支点部分 270…リップの通常の位置 290…口輪 292…シールディング 296…オーバモールド材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロコ ジェイ.ピータース アメリカ合衆国,イリノイ 60645,リ ンカーンウッド,ウェスト デボン 4249 (72)発明者 グレゴリー ジェイ.セラース アメリカ合衆国,イリノイ 60540,ネ イパービル,オーク トレイルズ ドラ イブ 75515 (56)参考文献 特開 昭62−285377(JP,A) 実開 昭61−199890(JP,U) 特表 平2−501174(JP,A)

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ハウジング(27)と、前記ハウ
    ジング(27)の少なくとも一部分を包囲する導電性シ
    ェル(16,18)と、シールド手段(22,24,1
    22,124,222,224)と、を具備するシール
    ド電気コネクタ(10)であって、前記絶縁性ハウジン
    (27)は前記導電性シェル(16,18)から突き
    出た部分(30B)を含み、前記導電性シェル(16,
    18)の一部分(44)は前記絶縁性ハウジングの前記
    突き出た部分(30B)の基部部分の上に横たわり、前
    記シールド手段(22,24,122,124,22
    2,224)は前記絶縁性ハウジング(27)の前記突
    き出た部分(30B)を包囲するものであって枢転運動
    によってそれをおおって組み立てられるように設計され
    ており、前記シールド手段(22,24,122,12
    4,222,224)は前記シェル(16,18)の前
    記横たわる部分(44)の下に位置づけられるべき接触
    部分(62,162,262)を含み、前記絶縁性ハウ
    ジング(27)および前記シールド手段(22,24,
    122,124,222,224)は前記シールド手段
    の前記接触部分(62,162,262)の外側に支点
    を形成するために結合する部分(58,60,74,7
    6,90,266)を含み、それによって前記シールド
    (22,24,122,124,222,224)が前
    枢転運動により組み立てられるときに前記接触部分
    (62,162,262)が上方に回転し前記シェル
    (16,18)の前記横たわる部分(44)と接触する
    に至る、シールド電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記支点を形成するための部分は前記シ
    ールドのオフセット部分(58,60,74,76,2
    66)を具備する請求項1記載のシールド電気コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記支点を形成するための部分は前記シ
    ールド上の少なくとも一つの内部に突き出たもどり止め
    (58,60,74,76)により形成される請求項2
    記載のシールド電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記もどり止めは前記シールドの幅に沿
    って中央に置かれる請求項記載のシールド電気コネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記支点を形成するための部分は前記シ
    ールド上少なくとも二つの内部に突き出たもどり止め
    (58,60,74,76)により形成される請求項2
    記載のシールド電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記支点を形成するための部分は前記シ
    ールドの弓形部分(262,266)により形成される
    請求項2記載のシールド電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記支点を形成するための部分は前記絶
    縁性ハウジングの一部分(90)である請求項1記載の
    シールド電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記支点を形成するための部分は前記絶
    縁性ハウジング上、前方結合面(31A)と後方導体受
    け止め面(31B)との間位置する少なくとも一つの
    突き出たエンボスメント(90)である請求項7記載の
    シールド電気コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記突き出たエンボスメントは前記コネ
    クタの側面壁(48,50)間の中央に置かれる請求項
    8記載のシールド電気コネクタ。
  10. 【請求項10】 前記支点を形成するための部分は前記
    絶縁性ハウジング上、前方結合面と後方導体受け止め面
    との間位置する少なくとも二つの突き出たエンボスメ
    ント(90)である請求項7記載のシールド電気コネク
    タ。
  11. 【請求項11】 電気コネクタ(10)のためのシール
    ドシステムであって、前記電気コネクタは絶縁性ハウジ
    ング(27)を有しており、前記ハウジング(27)
    少なくとも一部分を導電性シェル(16,18)がとり
    囲んでおり、前記絶縁性ハウジング(27)は前記導電
    性シェル(16,18)から突き出た部分(30B)
    含み、前記導電性シェル(16,18)の一部分(4
    4)は前記絶縁性ハウジング(27)の前記突き出た部
    (30B)の基部部分の上に横たわり、前記シールド
    システムは前記絶縁性ハウジング(27)の前記突き出
    た部分(30B)を包囲しかつ枢転運動によりそれをお
    おって組み立てられるよう設計されたシールド手段(2
    2,24,122,124,222,224)を具備
    し、前記シールド手段は前記シェル(16,18)の前
    記横たわる部分(44)の下に位置づけられるべき接触
    部分(62,162,262)を含み、前記絶縁性ハウ
    ジング(27)および前記シールド手段(22,24,
    122,124,222,224)は前記シールド手段
    の前記接触部分(62,162,262)の外側に支点
    (58,60,74,76,90,266)を形成する
    ために結合する部分を含み、前記接触部分(62,16
    2,262)は前記シールドが前記枢転運動により組み
    立てられるときに上方に回転して前記シェル(16,1
    8)の前記横たわる部分(44)と接触するに至る、シ
    ールドシステム。
  12. 【請求項12】 前記支点を形成するための部分は前記
    シールドのオフセット部分(58,60,74,76,
    266)を具備する請求項11記載のシールドシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記支点を形成するための部分は前記
    シールド上の少なくとも一つの内部に突き出たもどり止
    (58,60,74,76)により形成される請求項
    12記載のシールドシステム。
  14. 【請求項14】 前記もどり止めは前記シールドの幅に
    沿って中央に置かれる請求項13記載のシールドシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記支点を形成するための部分は前記
    シールド上の少なくとも二つの内部に突き出たもどり止
    (58,60,74,76)によって形成される請求
    項12記載のシールドシステム。
  16. 【請求項16】 前記支点を形成するための部分は前記
    シールドの弓形部分(262,266)によって形成
    れる請求項11記載のシールドシステム。
  17. 【請求項17】 後方面(31B)、上側表面、下側表
    面、および内部に搭載された複数の端子(33)を有す
    る絶縁性ハウジング(27)と; 前記後方面(31B)の前方の前記ハウジング(27)
    の周囲の部分をカバーする金属シェル手段であって、前
    記シェル手段は開口(44A)を有し、前記絶縁性ハウ
    ジング(27)は前記後方面(31B)に向かって前記
    開口(44A)の後方に突き出ている、金属シェル手段
    (16,18)と;前記絶縁性ハウジング(27) の後方導体受け止め面と
    後方へのびる空隙とを包囲する一対のシールドであっ
    て、前記シールドはそれぞれ前記開口(44A)に隣接
    した前記シェル手段(16,18)と結合するための結
    合手段(62,162,262)を有し、前記空隙を形
    成するために前記結合手段について前記シールドは回転
    させられる、一対のシールド(22,24,122,1
    24,222,224)と; 前記シールド(22,24,122,124,222,
    224)と前記シェル手段(16,18)との間の電気
    的接続を保証するために、前記結合手段(62,16
    2,262)が前記シェル手段(16,18)に絶対的
    に接続するように、前記ハウジング(27)上で前記シ
    ールドを枢転せしめる支点手段(58,60,74,7
    6,266)と; を具備するシールド電気コネクタ。
  18. 【請求項18】 前記支点手段は前記シールドのオフセ
    ット部分(58,60,74,76,266)を具備す
    る請求項17記載のシールド電気コネクタ。
  19. 【請求項19】 前記支点手段は前記シールド上の少な
    くとも一つの内部に突き出たもどり止め(58,60,
    74,76)により形成される請求項18記載のシール
    ド電気コネクタ。
  20. 【請求項20】 前記もどり止めは前記シールドの幅に
    沿って中央に置かれる請求項19記載のシールド電気コ
    ネクタ。
  21. 【請求項21】 前記支点手段は前記シールド上の少な
    くとも二つの内部に突き出たもどり止め(58,60,
    74,76)により形成される請求項18記載のシール
    ド電気コネクタ。
  22. 【請求項22】 前記支点手段は前記シールドの弓形部
    (262,266)により形成される請求項18記載
    のシールド電気コネクタ。
  23. 【請求項23】 前記支点手段は前記絶縁性ハウジング
    の一部分(90)である請求項17記載のシールド電気
    コネクタ。
  24. 【請求項24】 前記支点手段は前記絶縁性ハウジング
    上、前方結合面(31A)と後方導体受け止め面(31
    B)との間に位置する少なくとも一つの突き出たエンボ
    スメント(90)である請求項23記載のシールド電気
    コネクタ。
  25. 【請求項25】 前記突き出たエンボスメントは前記コ
    ネクタの側面壁(48,50)間の中央に置かれる請求
    項24記載のシールド電気コネクタ。
  26. 【請求項26】 前記支点手段は前記絶縁性ハウジング
    上、前方結合面と後方導体受け止め面との間位置する
    少なくとも二つの突き出たエンボスメント(90)であ
    る請求項23記載のシールド電気コネクタ。
  27. 【請求項27】 電気コネクタ(10)のためのシール
    ドシステムであって、前記電気コネクタ(10)は、後
    方面(31B)およびそれに搭載された複数の端子(3
    3)を含む絶縁性ハウジング(27)と、前記後方面
    (31B)の前方の前記ハウジング(27)の周囲の一
    部をカバーする金属シェル手段(16,18)と、を有
    し、前記シェル手段(16,18)は開口(44A)
    有し、前記絶縁性ハウジング(27)は前記後方面(3
    1B)に向かって前記開口(44A)の後方に突き出て
    おり、前記シールドシステムは該絶縁性ハウジング(2
    7)の後方導体受け止め面をとり囲む一対のシールド
    (22,24,122,124,222,224)と後
    方にのびる空隙とを具備し、前記シールドはそれぞれ、
    前記開口(44A)に隣接した前記シェル手段(16,
    18)と結合するための結合手段(62,162,26
    2)を有して前記シールドは前記結合手段(62,16
    2,262)について回転して前記空隙を形成し、また
    前記ハウジング(27)前記シールド(22,2
    4,122,124,222,224)枢転せしめる
    支点手段(58,60,74,76,266)を有し
    て、前記結合手段(62,162,262)は前記シェ
    ル手段(16,18)にしっかりと接触し、前記シール
    (22,24,122,124,222,224)
    前記シェル手段(16,18)との間の電気的接続を保
    証する、シールドシステム。
  28. 【請求項28】 前記支点手段は前記シールドのオフセ
    ット部分(58,60,74,76,266)を具備す
    る請求項27記載のシールドシステム。
  29. 【請求項29】 前記支点手段は前記シールド上の少な
    くとも一つの内部に突き出たもどり止め(58,60,
    74,76)により形成される請求項28記載のシール
    ドシステム。
  30. 【請求項30】 前記もどり止めは前記シールドの幅に
    沿って中央に置かれる請求項29記載のシールドシステ
    ム。
  31. 【請求項31】 前記支点手段は前記シールド上の少な
    くとも二つの内部に突き出たもどり止め(58,60,
    74,76)により形成される請求項28記載のシール
    ドシステム。
  32. 【請求項32】 前記支点手段は前記シールドの弓形部
    (262,266)により形成される請求項27記載
    のシールドシステム。
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