JP2002170007A - 生鮮農産物のオーダーシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産者及び仲卸と、一般消費者、小売店、販
売企業からなる顧客を結び付けて、加工品を含む生鮮農
産物の受発注情報を管理するコンピュータシステムを課
題とする。 【解決手段】 通信ネットワークを介して、生産者及び
仲卸が生産品、生産地、生産時期を少なくとも含む生産
情報を登録する手段と、生産情報を基にサプライ情報を
作成する手段と、顧客がサプライ情報を基に注文情報を
登録する手段と、サプライ情報と集計した注文情報を基
に発注情報を登録する手段と、生鮮農産物を出荷すると
共に出荷情報を登録する手段を備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して、顧客が希望する商品の選択肢を拡大したリア
ルタイムなサプライ情報を提供して、受発注業務の管理
を行う生鮮農産物のオーダーシステムに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、バイヤーが行う商品選定は、バイ
ヤー戦略に基づいて商品計画をたて、仕入先からのプロ
モーション商品と顧客からの要求商品を考慮して行って
いたが、産地との直接取引を行う経路が無いため、仕入
先主導の商品選定が中心にならざるを得なかった。

【０００３】又、バイヤーが行う商品選定の範囲は広
く、生産者と仲卸と顧客とバイヤーとの間での商品情報
は標準化されていない問題があった。

【０００４】又、商品の入荷予定は不確定要素を含み、
欠品が多発する問題があった。

【０００５】又、相場情報についても、バイヤーが市場
に出向きセリ情報を確認しているため、非効率的な精度
の低い情報を入手する問題があった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】以上のような問題を解
決するために本発明では、生産者及び仲卸と、一般消費
者、小売店、販売企業を含む顧客とを結び付け、加工品
を含む生鮮農産物の受発注情報を管理するコンピュータ
システムを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】生産者及び仲卸と、一般
消費者、小売店、販売企業からなる顧客を結び付けて、
加工品を含む生鮮農産物の受発注情報を管理するコンピ
ュータシステムであって、生産者が備える生産者端末装
置と、仲卸が備える仲卸端末装置と、顧客が備える顧客
端末装置と、前記生産者端末装置と前記仲卸端末装置と
前記顧客端末装置が通信ネットワークを介して接続され
るサービスセンター管理装置を備え、前記サービスセン
ター管理装置は、管理端末装置と、生鮮農産物の受発注
業務を遂行するために必要な情報を登録するデータベー
スと、前記データベースを管理するデータベースサーバ
ーを備え、前記サービスセンター管理装置の処理手段
は、生産者及び仲卸が生産品、生産地、生産時期を少な
くとも含む生産情報を登録する手段と、生産情報を基に
サプライ情報を作成する手段と、顧客がサプライ情報を
基に注文情報を登録する手段と、サプライ情報と集計し
た注文情報を基に発注情報を登録する手段と、生鮮農産
物を出荷すると共に出荷情報を登録する手段を備えるこ
とを特徴とする。

【０００８】又、前記サービスセンター管理装置のデー
タベースは、生産者、仲卸、顧客の会員登録情報を記録
する会員テーブルと、標準化した生鮮農産物の商品情報
を記録する商品テーブルと、生産者及び仲卸からの生鮮
農産物の生産に係わる生産情報を記録する生産テーブル
と、生産情報を出荷日別に集計したサプライ情報と注文
情報と発注情報と出荷情報を記録するオーダーテーブル
と、顧客からの生鮮農産物の注文情報を記録した注文テ
ーブルと、注文情報を生産者別に集計した発注情報と発
注情報に対する出荷情報を記録する発注テーブルを少な
くとも備え、前記サービスセンター管理装置の処理手段
は、生産者端末装置又は仲卸端末装置からの生産登録要
求を受け付けて生産情報を生産テーブルに登録するため
の生産登録手段と、管理端末装置からのサプライ登録要
求を受け付けて生産情報より出荷日別商品別に出荷数量
を集計したサプライ情報をオーダーテーブルに登録する
ためのサプライ登録手段と、仲卸端末装置からの単価登
録要求を受け付けてオーダーテーブルに登録したサプラ
イ情報を検索して単価を登録するための単価登録手段
と、顧客端末装置からの注文登録要求を受け付けてオー
ダーテーブルに登録したサプライ情報を検索して注文情
報を注文テーブルとオーダーテーブルに登録するための
注文登録手段と、管理端末装置からの発注登録要求を受
け付けてオーダーテーブルに登録したサプライ情報と注
文情報と生産テーブルに登録した生産情報を検索して発
注情報を発注テーブルとオーダーテーブルに登録するた
めの発注登録手段と、生産者端末装置又は仲卸端末装置
からの出荷登録要求を受け付けて発注テーブルに登録し
た発注情報を検索して出荷情報を発注テーブルに登録す
るための出荷登録手段とを少なくとも備えることを特徴
とする。

【０００９】又、前記生鮮農産物の他に、花木の受発注
を管理するコンピュータシステムを含むことを特徴とす
る。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に基づいて詳細に説明する。

【００１１】図１は本発明の生鮮農産物のオーダーシス
テム１００のシステム構成を示す模式図である。

【００１２】図１に示すように生鮮農産物のオーダーシ
ステム１００は、生産者が備える生産者端末装置１と、
仲卸が備える仲卸端末装置２と、顧客が備える顧客端末
装置３と、前記生産者端末装置と前記仲卸端末装置と前
記顧客端末装置がインターネット４を介して接続される
サービスセンター管理装置１０を備え、前記サービスセ
ンター管理装置は、管理端末装置１１と、生鮮農産物の
受発注業務を遂行するために必要な情報を登録するデー
タベース２０と、前記生産者端末装置と前記仲卸端末装
置と前記顧客端末装置からの検索要求を受信して、デー
タベースの検索結果をインターネットを介して送信する
Ｗｅｂサーバー１２と、前記データベースを管理するデ
ータベースサーバー１３を備え、前記データベースは、
会員テーブル２１と商品テーブル２２と生産テーブル２
３とオーダーテーブル２４と注文テーブル２５と発注テ
ーブル２６を少なくとも備える。以下、会員テーブル２
１から説明する。

【００１３】会員テーブル２１は、生産者、仲卸、顧客
の会員登録情報を記録し、生産者の会員分類と会員番号
からなる検索キー部と、以下、データ部に属する生産地
と氏名と自宅住所と自宅電話番号と自宅メールアドレス
を格納記憶する。仲卸又は顧客の会員分類と会員番号か
らなる検索キー部と、以下、データ部に属する事業所名
と事業所所在地と事業所電話番号と事業所メールアドレ
スと担当部署と担当者名を格納記憶する。

【００１４】商品テーブル２２は、標準化した生鮮農産
物の商品情報を記録し、商品分類と商品コードからなる
検索キー部と、以下、データ部に属する商品名を格納記
憶する。商品分類は、野菜、果物を設定する。

【００１５】生産テーブル２３は、生産者及び仲卸から
の生鮮農産物の生産に係わる生産情報を記録し、生産日
（出荷可能日）と商品分類と商品コードと生産地と等級
と希望単価と生産者又は仲卸の会員分類と会員番号から
なる検索キー部と、以下、データ部に属する出荷可能元
数量を格納記憶する。

【００１６】オーダーテーブル２４は、生産情報を出荷
日別に集計したサプライ情報と注文情報と発注情報と出
荷情報を記録し、生産日（出荷可能日）と商品分類と商
品コードと生産地と等級と希望単価からなる第１検索キ
ー部と、生産地と生産日（出荷可能日）と商品分類と商
品コードと生産地と等級からなる第２検索キー部と、以
下、データ部に属する出荷可能合計元数量と受注合計数
量と出荷可能残数量と発注合計数量と発注残数量と出荷
合計数量と出荷残数量を格納記憶する。

【００１７】注文テーブル２５は、顧客からの生鮮農産
物の注文情報を記録し、生産日（出荷可能日）と商品分
類と商品コードと生産地と等級と顧客の会員分類と会員
番号からなる検索キー部と、以下、データ部に属する伝
票番号と受注日と受注単価と受注数量と受注金額と納品
日時と納品場所を格納記憶する。

【００１８】発注テーブル２６は、注文情報を生産者別
に集計した発注情報と発注情報に対する出荷情報を記録
し、生産日（出荷可能日）と商品分類と商品コードと生
産地と等級と生産者又は仲卸の会員分類と会員番号から
なる検索キー部と、以下、データ部に属する伝票番号と
発注日と発注単価と発注数量と発注金額と納品日時と納
品場所からなる発注情報と、出荷数量と出荷日時からな
る出荷情報を格納記憶する。

【００１９】次に、サービスセンター管理装置の処理手
段３０が、インターネットを介して生産者端末装置と仲
卸端末装置と顧客端末装置と管理端末装置の要求信号に
応答して、データベースの検索更新を行う処理手順につ
いて詳細に説明する。図２、図３は本発明のサービスセ
ンター管理装置の処理手段の処理の流れ図であり、処理
手段は以下の６手段から構成される。

【００２０】すなわち、生産登録手段３１とサプライ登
録手段３２と単価登録手段３３と注文登録手段３４と発
注登録手段３５と出荷登録手段３６から構成される。

【００２１】まず、生産者端末装置、仲卸端末装置、顧
客端末装置、管理端末装置より入力された端末ＩＤ、パ
スワードの使用権を判定し、使用権があれば生産者端末
装置、仲卸端末装置、顧客端末装置の場合はメニュー選
択入力Ｗｅｂページを送信し、管理端末装置の場合はメ
ニュー選択入力画面を送信する。以下、生産登録手段３
１より説明する。

【００２２】生産登録手段３１は、生産者端末装置又は
仲卸端末装置からの生産登録要求を受け付けて生産情報
を生産テーブルに登録する。以下に処理手順を詳細に説
明する。

【００２３】（１）生産者端末装置又は仲卸端末装置か
らの生産登録要求信号に応答して、生産登録・会員番号
入力Ｗｅｂページを要求のあった生産者端末装置又は仲
卸端末装置に送信する。 （２）生産者端末装置又は仲卸端末装置からの生産者又
は仲卸の会員分類と会員番号の入力を受け付けて、会員
テーブルを検索して会員登録情報を取得し、会員登録情
報を編集出力した生産登録Ｗｅｂページを要求のあった
生産者端末装置又は仲卸端末装置に送信する。 （３）生産者端末装置又は仲卸端末装置からの生産情報
の入力を受け付けて、入力した商品分類と商品コードよ
り商品テーブルを検索して商品情報を取得する。 （４）会員登録情報と商品情報と生産情報を編集出力し
た生産登録確認Ｗｅｂページを要求のあった生産者端末
装置又は仲卸端末装置に送信する。 （５）確認ＯＫが選択された場合は生産情報を生産テー
ブルに登録する。

【００２４】サプライ登録手段３２は、管理端末装置か
らのサプライ登録要求を受け付けて生産情報より出荷日
別商品別に出荷数量を集計したサプライ情報をオーダー
テーブルに登録する。以下に処理手順を詳細に説明す
る。

【００２５】（１）管理端末装置からのサプライ登録要
求信号に応答して、生産テーブルに登録した生産情報よ
り、生産情報の出荷可能日と商品分類と商品コードと生
産地と等級と希望単価を集計キーとして出荷可能元数量
を集計する。 （２）集計した出荷可能合計元数量を含むサプライ情報
をオーダーテーブルに登録する。

【００２６】単価登録手段３３は、仲卸端末装置からの
単価登録要求を受け付けてオーダーテーブルに登録した
サプライ情報を検索して単価を登録する。以下に処理手
順を詳細に説明する。

【００２７】（１）仲卸端末装置からの単価登録要求信
号に応答して、単価登録・生産日・生産地入力Ｗｅｂペ
ージを要求のあった仲卸端末装置に送信する。 （２）仲卸端末装置からの生産日と生産地の入力を受け
付けて、オーダーテーブルを検索して入力した生産日と
生産地が設定されたサプライ情報を取得し、取得したサ
プライ情報より商品テーブルを検索して商品情報を取得
し、取得した商品情報とサプライ情報一覧を編集出力し
た単価登録Ｗｅｂページを要求のあった仲卸端末装置に
送信する。 （３）仲卸端末装置からの単価の入力を受け付けて、商
品情報と入力した単価を設定したサプライ情報一覧を編
集出力した単価登録確認Ｗｅｂページを要求のあった仲
卸端末装置に送信する。 （４）確認ＯＫが選択された場合は入力した単価を設定
したサプライ情報によりオーダーテーブルを更新する。

【００２８】注文登録手段３４は、顧客端末装置からの
注文登録要求を受け付けてオーダーテーブルに登録した
サプライ情報を検索して注文情報を注文テーブルとオー
ダーテーブルに登録する。以下に処理手順を詳細に説明
する。

【００２９】（１）顧客端末装置からの注文登録要求信
号に応答して、注文登録・会員番号・出荷可能日・商品
分類入力Ｗｅｂページを要求のあった顧客端末装置に送
信する。 （２）顧客端末装置からの顧客の会員分類を設定した会
員番号と出荷可能日と商品分類の入力を受け付けて、会
員テーブルを検索して会員登録情報を取得し、オーダー
テーブルを検索して入力した出荷可能日と商品分類が設
定されたサプライ情報を取得し、取得したサプライ情報
より商品テーブルを検索して商品情報を取得し、取得し
た会員登録情報と商品情報と出荷可能残数量を含むサプ
ライ情報一覧を編集出力した注文登録Ｗｅｂページを要
求のあった顧客端末装置に送信する。 （３）顧客端末装置からの注文情報の入力を受け付け
て、会員登録情報と入力した注文情報を設定したサプラ
イ情報一覧と商品情報を編集出力した注文登録確認Ｗｅ
ｂページを要求のあった顧客端末装置に送信する。 （４）確認ＯＫが選択された場合は受注合計数量に注文
数量を加算した受注合計数量と出荷可能残数量より注文
数量を減算した出荷可能残数量を設定したサプライ情報
によりオーダーテーブルを更新し、注文テーブルに注文
情報を登録する。

【００３０】発注登録手段３５は、管理端末装置からの
発注登録要求を受け付けてオーダーテーブルに登録した
サプライ情報と注文情報と生産テーブルに登録した生産
情報を検索して発注情報を発注テーブルとオーダーテー
ブルに登録する。以下に処理手順を詳細に説明する。

【００３１】（１）管理端末装置からの発注登録要求信
号に応答して、発注登録・出荷可能日入力画面を要求の
あった管理端末装置に送信する。 （２）管理端末装置からの出荷可能日の入力を受け付け
て、オーダーテーブルを検索して入力した出荷可能日が
設定されたサプライ情報を取得し、取得したサプライ情
報より商品テーブルを検索して商品情報を取得し、取得
した商品情報と出荷可能合計元数量と受注合計数量と発
注合計数量を含むサプライ情報一覧を編集出力した発注
登録・商品選択画面を要求のあった管理端末装置に送信
する。 （３）管理端末装置からの商品の選択を受け付けて、選
択した商品のサプライ情報により生産テーブルを検索し
て生産情報を取得し、生産情報より会員テーブルを検索
して会員登録情報を取得し、選択した商品のサプライ情
報と商品情報と取得した会員登録情報と生産情報一覧を
編集出力した発注登録画面を要求のあった管理端末装置
に送信する。 （４）管理端末装置からの発注情報の入力を受け付け
て、選択した商品のサプライ情報と商品情報と取得した
会員登録情報と生産情報一覧と発注情報を編集出力した
発注登録確認Ｗｅｂページを要求のあった顧客端末装置
に送信する。 （５）確認ＯＫが選択された場合は発注合計数量に発注
数量を加算した発注合計数量と発注残数量より発注数量
を減算した発注残数量を設定したサプライ情報によりオ
ーダーテーブルを更新し、発注テーブルに発注情報を登
録する。

【００３２】出荷登録手段３６は、生産者端末装置又は
仲卸端末装置からの出荷登録要求を受け付けて発注テー
ブルに登録した発注情報を検索して出荷情報を発注テー
ブルに登録する。以下に処理手順を詳細に説明する。

【００３３】（１）生産者端末装置又は仲卸端末装置か
らの出荷登録要求信号に応答して、出荷登録・出荷可能
日入力Ｗｅｂページを要求のあった生産者端末装置又は
仲卸端末装置に送信する。 （２）生産者端末装置又は仲卸端末装置からの出荷可能
日の入力を受け付けて、発注テーブルを検索して入力し
た出荷可能日が設定された発注情報を取得し、取得した
発注情報より会員テーブルを検索して会員登録情報を取
得し、商品テーブルを検索して商品情報を取得し、取得
した会員登録情報と商品情報と発注情報一覧を編集出力
した出荷登録Ｗｅｂページを要求のあった生産者端末装
置又は仲卸端末装置に送信する。 （３）生産者端末装置又は仲卸端末装置からの出荷情報
の入力を受け付けて、会員登録情報と商品情報と入力し
た出荷情報を設定した発注情報一覧を編集出力した出荷
登録確認Ｗｅｂページを要求のあった生産者端末装置又
は仲卸端末装置に送信する。 （４）確認ＯＫが選択された場合は出荷合計数量に出荷
数量を加算した出荷合計数量と出荷残数量より出荷数量
を減算した出荷残数量を設定したサプライ情報によりオ
ーダーテーブルを更新し、出荷情報を設定した発注テー
ブルを更新する。

【００３４】以上、本発明の一実施の形態を詳細に説明
したが、本発明は、本実施の形態に限られるものではな
い。本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で多様に変更実
施することが可能である。

【００３５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バイヤーは今までにない新たな産地とネットワークを確
立することにより、既存の取引先に縛られない商品選択
が可能になり、新規商品の開拓の幅を広げた商品計画を
たてることができる。

【００３６】又、バイヤーはサプライ情報により顧客に
出荷可能数量を提示することにより、欠品率の低下を期
待することができる。

【００３７】又、バイヤーと顧客は、既存商品との比較
により、より安く新鮮な商品を選択することができ、欠
品や仕入値の急変時でもリアルタイムなサプライ情報に
より代替品の調達を行うことができる。

【００３８】又、バイヤーは生産者より確実な出荷可能
数量を入手して、生産者に発注することができる。

【００３９】又、バイヤーは相場情報について、仲卸よ
り基準情報を入手することにより効率的に値決めを行う
ことができる。

【００４０】又、バイヤーは新規産地との直接取引が商
流及び物流を含めて簡単に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の生鮮農産物のオーダーシステムの構成
を示す模式図である。

【図２】本発明のサービスセンター管理装置の処理手段
の処理の流れを示す流れ図である。

【図３】本発明のサービスセンター管理装置の処理手段
の処理の流れを示す流れ図である。

【符号の説明】

１ 生産者端末装置 ２ 仲卸端末装置 ３ 顧客端末装置 ４ インターネット １０ サービスセンター管理装置 １１ 管理端末装置 １２ Ｗｅｂサーバー １３ データベースサーバー ２０ データベース ２１ 会員テーブル ２２ 商品テーブル ２３ 生産テーブル ２４ オーダーテーブル ２５ 注文テーブル ２６ 発注テーブル ３０ サービスセンター管理装置の処理手段 ３１ 生産登録手段 ３２ サプライ登録手段 ３３ 単価登録手段 ３４ 注文登録手段 ３５ 発注登録手段 ３６ 出荷登録手段 １００ 生鮮農産物のオーダーシステム

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 生産者及び仲卸と、一般消費者、小売
   店、販売企業からなる顧客を結び付けて、加工品を含む
   生鮮農産物の受発注情報を管理するコンピュータシステ
   ムであって、 生産者が備える生産者端末装置と、仲卸が備える仲卸端
   末装置と、顧客が備える顧客端末装置と、前記生産者端
   末装置と前記仲卸端末装置と前記顧客端末装置が通信ネ
   ットワークを介して接続されるサービスセンター管理装
   置を備え、 前記サービスセンター管理装置は、管理端末装置と、生
   鮮農産物の受発注業務を遂行するために必要な情報を登
   録するデータベースと、前記データベースを管理するデ
   ータベースサーバーを備え、 前記サービスセンター管理装置の処理手段は、生産者及
   び仲卸が生産品、生産地、生産時期を少なくとも含む生
   産情報を登録する手段と、生産情報を基にサプライ情報
   を作成する手段と、顧客がサプライ情報を基に注文情報
   を登録する手段と、サプライ情報と集計した注文情報を
   基に発注情報を登録する手段と、生鮮農産物を出荷する
   と共に出荷情報を登録する手段を備えることを特徴とす
   る生鮮農産物のオーダーシステム。
2. 【請求項２】 前記サービスセンター管理装置のデータ
   ベースは、生産者、仲卸、顧客の会員登録情報を記録す
   る会員テーブルと、標準化した生鮮農産物の商品情報を
   記録する商品テーブルと、生産者及び仲卸からの生鮮農
   産物の生産に係わる生産情報を記録する生産テーブル
   と、生産情報を出荷日別に集計したサプライ情報と注文
   情報と発注情報と出荷情報を記録するオーダーテーブル
   と、顧客からの生鮮農産物の注文情報を記録した注文テ
   ーブルと、注文情報を生産者別に集計した発注情報と発
   注情報に対する出荷情報を記録する発注テーブルを少な
   くとも備え、 前記サービスセンター管理装置の処理手段は、生産者端
   末装置又は仲卸端末装置からの生産登録要求を受け付け
   て生産情報を生産テーブルに登録するための生産登録手
   段と、管理端末装置からのサプライ登録要求を受け付け
   て生産情報より出荷日別商品別に出荷数量を集計したサ
   プライ情報をオーダーテーブルに登録するためのサプラ
   イ登録手段と、仲卸端末装置からの単価登録要求を受け
   付けてオーダーテーブルに登録したサプライ情報を検索
   して単価を登録するための単価登録手段と、顧客端末装
   置からの注文登録要求を受け付けてオーダーテーブルに
   登録したサプライ情報を検索して注文情報を注文テーブ
   ルとオーダーテーブルに登録するための注文登録手段
   と、管理端末装置からの発注登録要求を受け付けてオー
   ダーテーブルに登録したサプライ情報と注文情報と生産
   テーブルに登録した生産情報を検索して発注情報を発注
   テーブルとオーダーテーブルに登録するための発注登録
   手段と、生産者端末装置又は仲卸端末装置からの出荷登
   録要求を受け付けて発注テーブルに登録した発注情報を
   検索して出荷情報を発注テーブルに登録するための出荷
   登録手段とを少なくとも備えることを特徴とする請求項
   １記載の生鮮農産物のオーダーシステム。
3. 【請求項３】 前記生鮮農産物の他に、花木の受発注を
   管理するコンピュータシステムを含むことを特徴とする
   請求項１と請求項２に記載の生鮮農産物のオーダーシス
   テム。