JP2003341847A - 通いコンテナ情報管理システム及び方法 - Google Patents

通いコンテナ情報管理システム及び方法

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JP2003341847A
JP2003341847A JP2002155477A JP2002155477A JP2003341847A JP 2003341847 A JP2003341847 A JP 2003341847A JP 2002155477 A JP2002155477 A JP 2002155477A JP 2002155477 A JP2002155477 A JP 2002155477A JP 2003341847 A JP2003341847 A JP 2003341847A
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JP2002155477A
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Shinya Osawa
信也 大澤
Kazuhisa Kato
和久 加藤
Kenichi Misawa
謙一 三沢
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National Federation of Agricultural Cooperative Associations
Original Assignee
National Federation of Agricultural Cooperative Associations
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナの使用状況、流通先を確実に捕捉
し、統一的なデータを利用してデポジット制度の部分的
な解消を可能にする。 【解決手段】 コンテナ提供者、生産者、市場・販売業
者を循環して再使用される各種コンテナに関してコンテ
ナ使用情報を管理する通いコンテナ情報管理システムや
方法であって、データベースに各種のコンテナ情報を格
納して端末にコンテナ情報のサービス提供を行うサーバ
1と、通信回線2を介して各端末3〜6から生産者にお
ける各種コンテナの使用予定、在庫、出荷の管理、発注
手配、市場・販売業者における各種コンテナの受け入れ
数、返却、在庫の管理、コンテナ提供者における各種コ
ンテナの受注状況、納期、納品、回収の管理、コンテナ
提供者、生産者、市場・販売業者間における各種コンテ
ナの使用状況の統括管理、分析を行い、通いコンテナの
情報を各端末3〜6を通して提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ提供者、
生産者、市場・販売業者を循環して再使用される各種コ
ンテナに関してコンテナ使用情報を管理する通いコンテ
ナ情報管理システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生鮮食
料品などの商材を出荷する際に利用するケースとして
は、従来より段ボールが多数を占め、商材によっては発
泡スチロールも使用されてきた。しかし、段ボールや発
泡スチロールは、使い捨てであるために、環境問題の配
慮が必要であり、また、商品展示への応用の点でも問題
がある。このようなことから最近では、環境問題でも商
品展示への応用でも優れ再利用可能なプラスチック製の
コンテナの利用が増加してきている。
【0003】このようなプラスチック製のコンテナを利
用して、コンテナ提供者、生産者、市場・販売業者を循
環して再使用する、いわゆる通いコンテナシステムの採
用も試みられている(例えば特開2001−29430
7号公報)。通いコンテナでは、再使用を目的としてコ
ンテナの回収を担保するため、以下に説明するように保
証金(デポジット)を各段階で取り合うシステムを採用
することもある。図9は通いコンテナ流通の仕組みを説
明するための図、図10はコンテナ流通に伴って行われ
る当事者間の各種業務を説明するための図、図11はJ
A内の決済の仕組みを説明するための図である。
【0004】通いコンテナシステムでは、図9に示すよ
うにコンテナの流通に伴って保証金を各段階で取り合い
ながら、メーカーから生産者へコンテナ納品され、その
コンテナを使って商材が生産者から市場へ、市場から中
卸へ、中卸から小売へと順に納品される。そして、使用
済のコンテナがメーカーに戻ってきて、また、メーカー
から生産者へ同様のサイクルで再使用される。
【0005】ところがこのシステムでは、通常の商材に
対する代金決済に加え、納入したコンテナ数量に比例し
た保証金の決済業務、納品、受取確認業務が発生するた
め、業務付加が増大し、このことが普及の障害になって
いる。例えば生産者と市場との間でみると、図10に示
すように当事者間では、コンテナ納品時にコンテナ預
入確認書を発行して先方に捺印を貰って持ち帰り、決
済時までに集計し保証金の請求書を送付し、入金の確
認を行う。当然、コンテナを受け取った側にもこれらに
相応して業務が発生している。本来の商材にまつわる決
済業務は、システム化、電算化されている場合もある
が、本来業務ではない通いコンテナに関するこれらの業
務は、手作業が大半であるため、非常に煩雑になってい
る。
【0006】そこで、JA(農協)では、コンテナを生
産資材として全農がメーカーと一括交渉し、コンテナ利
用代金の決定、保証金支払の代行を実施している。その
保証金代金の決済業務の流れのみを示したのが図11で
ある。この場合、JA内部では、メーカー、全農、県本
部、JA、市場の5者でコンテナ使用にまつわる情報の
連携が必要になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、コンテナの使用状況、流通先を確
実に捕捉し、統一的なデータを利用してデポジット制度
の部分的な解消を可能にするものである。
【0008】そのために本発明は、コンテナ提供者、生
産者、市場・販売業者を循環して再使用される各種コン
テナに関してコンテナ使用情報を管理する通いコンテナ
情報管理システムとして、通信回線を介して端末に接続
されデータベースに各種コンテナのコンテナ使用情報、
その加工・分析情報を格納して管理し端末に提供サービ
スするサーバと、通信回線を介してサーバに接続され生
産者における各種コンテナの使用予定、発注、入庫、出
庫、在庫を含むコンテナ使用情報、その加工・分析情報
の入出力管理を行う生産者用端末と、通信回線を介して
サーバに接続され市場・販売業者における各種コンテナ
の入庫、出庫、在庫を含むコンテナ使用情報、その加工
・分析情報の入出力管理を行う市場・販売業者用端末
と、通信回線を介してサーバに接続されコンテナ提供者
における各種コンテナの受注、納品、回収を含むコンテ
ナ使用情報、その加工・分析情報の入出力管理を行うコ
ンテナ提供者用端末と、通信回線を介してサーバに接続
されコンテナ提供者、生産者、市場・販売業者に係るコ
ンテナ使用情報、その加工・分析情報の入出力管理を統
括して行うセンター用端末とを備え、各種コンテナがコ
ンテナ提供者より生産者に提供されて商材の梱包資材と
して市場・販売業者へ出庫され、市場・販売業者から使
用後のコンテナがコンテナ提供者に回収され再使用され
る通いコンテナのコンテナ使用情報、その加工・分析情
報を管理することを特徴とするものである。
【0009】また、コンテナ提供者、生産者、市場・販
売業者を循環して再使用される各種コンテナに関してコ
ンテナ使用情報を管理する通いコンテナ情報管理システ
ムとして、データベースに各種コンテナのコンテナ使用
情報、その加工・分析情報を格納して管理し通信回線を
介してコンテナ提供者用端末、生産者用端末、市場・販
売業者用端末、センター用端末に接続されサーバを備
え、サーバより各端末に固有の権限を付与してコンテナ
使用情報の入力、入力されたコンテナ使用情報の加工・
分析を制御してコンテナ使用情報、その加工・分析情報
を提供サービスすることを特徴とするものである。
【0010】さらに、コンテナ提供者、生産者、市場・
販売業者を循環して再使用される各種コンテナに関して
コンテナ使用情報を管理する通いコンテナ情報管理方法
として、データベースにコンテナ使用情報、その加工・
分析情報を格納して管理し端末に提供サービスするサー
バに対して、通信回線を介してコンテナ提供者用端末、
生産者用端末、市場・販売業者用端末、センター用端末
を接続し、サーバから各端末に固有の権限を付与してコ
ンテナ使用情報の入力、入力されたコンテナ使用情報の
加工・分析を制御することを特徴とするものである。
【0011】各種コンテナは、コンテナ提供者より生産
者に提供されて商材の梱包資材として市場・販売業者へ
出庫され、市場・販売業者から使用後のコンテナがコン
テナ提供者に回収されて再使用されるものであることを
特徴とし、生産者用端末より少なくとも生産者における
各種コンテナの使用予定、発注、入庫、出庫の情報をコ
ンテナ使用情報として入力し、市場・販売業者用端末よ
り少なくとも市場・販売業者における各種コンテナの入
庫、出庫の情報をコンテナ使用情報として入力し、コン
テナ提供者用端末より少なくともコンテナ提供者におけ
る各種コンテナの受注、納品、回収の情報をコンテナ使
用情報として入力して、コンテナ提供者用端末、生産者
用端末、市場・販売業者用端末より入力されたそれぞれ
のコンテナ使用情報を基に加工・分析情報としてサーバ
で在庫を求め、各端末に出力することを特徴とし、セン
ター用端末より少なくともコンテナ提供者、生産者、市
場・販売業者それぞれのコンテナ使用情報、その加工・
分析情報を出力し、加工・分析情報として、各コンテナ
提供者、生産者、市場・販売業者別に統計情報を出力す
ることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る通いコンテ
ナ情報システムの実施の形態を示す図、図2は端末の操
作手順の概要を説明するための図、図3はメニュー画面
の例を示す図である。図中、1はサーバ、2は通信回
線、3は生産者用端末、4は市場用端末、5はメーカー
用端末、6はセンター用端末、11は生産者データベー
ス、12は市場データベース、13はメーカーデータベ
ース、14は履歴・管理データベース、15は生産者デ
ータ処理部、16は市場データ処理部、17はメーカー
データ処理部、18はデータ分析処理部、19は入出力
インタフェースを示す。
【0013】図1において、サーバ1は、通信回線2を
介して端末(3〜6)に接続されデータベースに各種コ
ンテナのコンテナ使用情報、その加工・分析情報を格納
して端末(3〜6)にコンテナ使用情報、その加工・分
析情報の提供サービスを行うものである。
【0014】生産者用端末3は、例えばJA(農協)を
含む生産者が使用し、生産者における各種コンテナの使
用予定、発注、入庫、出庫、在庫などコンテナ使用情
報、その加工・分析情報の入出力管理を行う。
【0015】市場用端末4は、市場・卸、量販店(販売
業者)などが使用し、市場・販売業者における各種コン
テナの入庫、出庫(返却)、在庫などコンテナ使用情
報、その加工・分析情報の入出力管理を行う。
【0016】メーカー用端末5は、コンテナ提供者であ
るコンテナメーカーが使用し、コンテナ提供者における
各種コンテナの受注、納品、回収、在庫などコンテナ使
用情報、その加工・分析情報の入出力管理を行う。
【0017】センター用端末6は、例えば全農や農協の
県本部などの管理機関が使用し、コンテナ提供者、生産
者、市場・販売業者に係るコンテナ使用情報、その加工
・分析情報の入出力管理を統括して行う。
【0018】通信回線2は、例えばインターネット回線
であり、生産者用端末3、市場用端末4、メーカー用端
末5、センター用端末6は、この通信回線2を介してサ
ーバ1に接続されるパソコンなどの情報端末である。
【0019】生産者データベース11は、生産者に関す
る各種情報、生産者に係る各種コンテナのコンテナ使用
情報、その加工・分析情報などを格納するものであり、
市場データベース12は、市場、量販店などの販売業者
に関する各種情報、市場や販売業者に係る各種コンテナ
のコンテナ使用情報、その加工・分析情報などを格納す
るものであり、メーカーデータベース13は、コンテナ
メーカーなどコンテナ提供者に関する各種情報、コンテ
ナ提供者に係る各種コンテナのコンテナ使用情報、その
加工・分析情報などを格納するものである。履歴・管理
データベース14は、入庫・出庫履歴データや使用数の
集計データ、在庫データ、統計データその他の加工・分
析データを格納するものである。
【0020】生産者データ処理部15は、生産者用端末
3からの入出力データの処理、生産者データベース11
に格納されるデータの追加、削除、更新などの処理を行
い、市場データ処理部16は、市場や販売業者からの入
出力データの処理、市場データベース12に格納される
データの追加、削除、更新などの処理を行い、メーカー
データ処理部17は、コンテナ提供者からの入出力デー
タの処理、メーカーデータベース13に格納されるデー
タの追加、削除、更新などの処理を行うものである。デ
ータ分析処理部18は、各データベース11〜14に格
納されたデータの検索・ソート、集計計算、在庫計算、
予測計算、編集その他各種分析処理を行い、各データベ
ース11〜14に格納されたデータの追加、削除、更新
などの処理を行うものである。
【0021】入出力インタフェース19は、通信回線2
を介して生産者用端末3、市場用端末4、メーカー用端
末5、センター用端末6との接続制御、通信制御などを
行うものであり、生産者用端末3、市場用端末4、メー
カー用端末5、センター用端末6に対してそれぞれから
入力されるID、パスワードを識別して、それぞれのI
D、パスワードに対応したアクセス権を付与することに
より、生産者データ処理部15、市場データ処理部1
6、メーカーデータ処理部17、データ分析処理部18
を制御して、各端末に対するデータの入出力を制御す
る。
【0022】各端末からの操作手順は、例えば図2に示
すようにインターネット通信の通常行われている操作で
URLを入力してホームページをアクセスした後(ステ
ップS1)、ID、パスワードを入力することにより
(ステップS2)、それぞれのアクセス権を獲得する。
例えば図3に示すようなメニューが端末の画面に提示さ
れることにより、そのメニューにしたがって適宜項目を
選択し(ステップS3)、該当項目の指定、値の入力、
確認を行う(ステップS4)。
【0023】図3に示すメニューは、生産者に対して、
コンテナ使用予定、在庫管理/発注手配、納入日確認/
受領確認、本日分滞留在庫、生産物出荷通知書発行、利
用料金確認、出荷コンテナ数管理の各項目メニューを提
示し、市場・量販店に対して、返却在庫管理、入庫・出
庫履歴確認、デポジットの各項目メニューを提示し、メ
ーカーメニューに対して、受注状況・納期回答・納期確
認、売上データ管理、回収先在庫管理、回収履歴管理、
デポジット生産データ管理の各項目メニューを提示し、
センターに対して、利用料金データ管理、ロス確定・生
産、分析(生産者利用度、作物別利用度、出荷先別集
計、メーカー別集計)の各項目メニューを提示する例を
示したものである。
【0024】例えばコンテナ使用予定では、1週間分程
度のコンテナ使用予定が入力され、コンテナ発注の目安
として、スケジュール表として利用される。コンテナ発
注では、現在のコンテナ在庫数と使用予定数から発注
(納入希望日、発注品名、個数、引取場所など)を行う
ものであり、コンテナメーカーに確認のためメールを発
信する。納期回答では、コンテナの発注状況を確認する
ものであり、納品条件(納品可能日、引取場所指定な
ど)が入力され、納期回答確認では、コンテナメーカー
の納期回答の確認、引取の場合には搬送車が確定次第、
運転者や車番、引取時間が入力される。コンテナ返却で
は、現状のコンテナ在庫数の棚卸確認、何らかの理由で
不必要になったコンテナの返却数の入力などが行われ、
コンテナ回収では、市場・量販店から回収したコンテナ
数の入力などが行われる。また、統計(加工)・分析で
は、生産者別、集荷場所別、メーカー、コンテナ品名別
の利用分析、輸送・流通分析、在庫分析、クレーム分析
などが行われる。
【0025】次に、データの構成、画面の構成、処理に
ついて具体的な例を幾つか挙げて説明する。図4はコン
テナ使用予定のデータ構成例を示す図、図5は在庫確認
画面の構成例を示す図、図6は入庫・出庫履歴画面の構
成例を示す図、図7は統計処理の例を説明するための
図、図8は市場・量販店別集計画面の構成例を示す図で
ある。
【0026】コンテナ使用予定では、生産者用端末にお
いて、図3に示すメニューでコンテナ使用予定の項目を
選択すると、例えば図4に示すようにメーカー名、コン
テナの形状、型番・サイズ、使用予定日毎の数量、さら
には使用場所などを入力する。在庫管理では、これに対
応してメーカー名、コンテナの形状、型番・サイズ毎に
在庫数量、その場所などが出力されるので、発注手配
は、コンテナ使用予定と在庫状況に基づいて決定するこ
とができる。その在庫管理としてセンター用端末におい
て使用される画面の構成例を示したのが図5である。
【0027】ここでは、生産者別を指定することによ
り、生産者名毎に、メーカー名、型番・サイズ、在庫数
量が集計され画面に出力される。同様に市場・量販店別
を指定すると、市場・量販店名毎にメーカー名、型番・
サイズ、在庫数量が集計され画面に出力され、メーカー
別を指定すると、メーカー名毎に、例えば型番・サイ
ズ、生産者名/市場・量販店名、在庫数量が集計され画
面に出力される。また、任意指定では、生産者名、市場
・量販店名、メーカー名、型番・サイズから1乃至複数
の条件を指定することにより、それらのアンド条件で在
庫数量が集計され画面に出力される。
【0028】入庫・出庫履歴では、例えば図6に示すよ
うに月日、メーカー名、型番・サイズ、数量で何処から
(出庫地)何処へ(入庫地)コンテナが入庫・出庫した
か、時系列で履歴を保存すると、メーカー名、型番・サ
イズ、出庫地、入庫地を検索して収支計算することによ
り、地点別、メーカー名、型番・サイズ別に在庫数量を
求めることができる。また、地点別に各メーカー名、型
番・サイズの在庫数量を検索して集計することにより、
各地点の総在庫数量を求めることができ、メーカー名別
に各地点の在庫数量を検索して集計することにより、そ
のメーカーの総在庫数量を求め、型番・サイズ別に各地
点の在庫数量を検索して集計することにより、その型番
・サイズの総在庫数量を求めることができる。
【0029】このような統計処理では、例えば図7に示
すようにまず、期間や出庫・入庫先、メーカー、型番・
サイズなどの集計(検索)条件を設定し(ステップS1
1)、続けて、ソートキーを設定し(ステップS1
2)、出力フォーマットを設定しする(ステップS1
3)。これらの設定が終わると該当データの検索を行い
(ステップS14)、検索したデータを例えば市場・量
販店別、メーカー名、型番・サイズ別に月日に従い入庫
数、出庫数でソートして(ステップS15)、入庫数、
出庫数から差引在庫数、総入庫数、総出庫数などの数量
集計計算を行う(ステップS16)。そして、計算結果
のデータを例えば図8に示すような設定されたフォーマ
ットやそのグラフに編集して(ステップS17)、編集
データを出力する(ステップS18)。
【0030】本発明に係る通いコンテナ情報管理システ
ムを全農で農協(JA)の各生産農家から出荷される野
菜や果実などに適用する場合には、JAが前記生産者、
全農直販センターが生産者や市場・量販店に含められ、
全農や県本部がセンターとなる。そして、生産者は、県
連区分、JA名、センター名、集荷場など毎に分類され
て、例えば全農によりセンター用端末で県連、JA、セ
ンター別、月別などの在庫分析、利用分析し管理され
る。
【0031】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、農協傘下の農家からの野菜等の出荷
を対象とした通いコンテナの例で説明したが、果実や鶏
卵、乾物、菓子類その他の食品、衣料雑貨などの商材に
も同様に適用可能であることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通信回線を介して端末に接続されデータベー
スに各種コンテナのコンテナ使用情報、その加工・分析
情報を格納して管理し端末に提供サービスするサーバ
と、通信回線を介してサーバに接続され生産者における
各種コンテナの使用予定、発注、入庫、出庫、在庫を含
むコンテナ使用情報、その加工・分析情報の入出力管理
を行う生産者用端末と、通信回線を介してサーバに接続
され市場・販売業者における各種コンテナの入庫、出
庫、在庫を含むコンテナ使用情報、その加工・分析情報
の入出力管理を行う市場・販売業者用端末と、通信回線
を介してサーバに接続されコンテナ提供者における各種
コンテナの受注、納品、回収を含むコンテナ使用情報、
その加工・分析情報の入出力管理を行うコンテナ提供者
用端末と、通信回線を介してサーバに接続されコンテナ
提供者、生産者、市場・販売業者に係るコンテナ使用情
報、その加工・分析情報の入出力管理を統括して行うセ
ンター用端末とを備え、各種コンテナがコンテナ提供者
より生産者に提供されて商材の梱包資材として市場・販
売業者へ出庫され、市場・販売業者から使用後のコンテ
ナがコンテナ提供者に回収され再使用される通いコンテ
ナのコンテナ使用情報、その加工・分析情報を管理する
ので、コンテナ提供者、生産者、市場・販売業者を循環
して再使用される各種コンテナに関してそれぞれの段階
でのコンテナ使用情報を統括して管理することができ、
各種コンテナに係るコンテナ使用情報の加工・分析によ
りシステム全体の状況を的確に把握することができる。
【0033】したがって、センター用端末から全体の通
いコンテナの流れ、在庫、利用状況を正確に把握するこ
とができ、コンテナの使用状況、流通先を確実に捕捉
し、統一的なデータを利用して例えばJAとコンテナメ
ーカーとの間などでデポジット制度の部分的な解消も可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通いコンテナ情報システムの実
施の形態を示す図である。
【図2】 端末の操作手順の概要を説明するための図で
ある。
【図3】 メニュー画面の例を示す図である。
【図4】 コンテナ使用予定のデータ構成例を示す図で
ある。
【図5】 在庫確認画面の構成例を示す図である。
【図6】 入庫・出庫履歴画面の構成例を示す図であ
る。
【図7】 統計処理の例を説明するための図である。
【図8】 市場・量販店別集計画面の構成例を示す図で
ある。
【図9】 通いコンテナ流通の仕組みを説明するための
図である。
【図10】 コンテナ流通に伴って行われる当事者間の
各種業務を説明するための図である。
【図11】 JA内の決済の仕組みを説明するための図
である。
【符号の説明】
1…サーバ、2…通信回線、3…生産者用端末、4…市
場用端末、5…メーカー用端末、6…センター0端末、
11…生産者データベース、12…市場データベース、
13…メーカーデータベース、14…履歴・管理データ
ベース、15…生産者データ処理部、16…市場データ
処理部、17…メーカーデータ処理部、18…データ分
析処理部、19…入出力インタフェース
フロントページの続き (72)発明者 三沢 謙一 東京都千代田区大手町1丁目8番3号 全 国農業協同組合連合会内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ提供者、生産者、市場・販売業
    者を循環して再使用される各種コンテナに関してコンテ
    ナ使用情報を管理する通いコンテナ情報管理システムで
    あって、通信回線を介して端末に接続されデータベース
    に各種コンテナのコンテナ使用情報、その加工・分析情
    報を格納して管理し端末に提供サービスするサーバと、
    通信回線を介してサーバに接続され生産者における各種
    コンテナの使用予定、発注、入庫、出庫、在庫を含むコ
    ンテナ使用情報、その加工・分析情報の入出力管理を行
    う生産者用端末と、通信回線を介してサーバに接続され
    市場・販売業者における各種コンテナの入庫、出庫、在
    庫を含むコンテナ使用情報、その加工・分析情報の入出
    力管理を行う市場・販売業者用端末と、通信回線を介し
    てサーバに接続されコンテナ提供者における各種コンテ
    ナの受注、納品、回収を含むコンテナ使用情報、その加
    工・分析情報の入出力管理を行うコンテナ提供者用端末
    と、通信回線を介してサーバに接続されコンテナ提供
    者、生産者、市場・販売業者に係るコンテナ使用情報、
    その加工・分析情報の入出力管理を統括して行うセンタ
    ー用端末とを備え、各種コンテナがコンテナ提供者より
    生産者に提供されて商材の梱包資材として市場・販売業
    者へ出庫され、市場・販売業者から使用後のコンテナが
    コンテナ提供者に回収され再使用される通いコンテナの
    コンテナ使用情報、その加工・分析情報を管理すること
    を特徴とする通いコンテナ情報管理システム。
  2. 【請求項2】 コンテナ提供者、生産者、市場・販売業
    者を循環して再使用される各種コンテナに関してコンテ
    ナ使用情報を管理する通いコンテナ情報管理システムで
    あって、データベースに各種コンテナのコンテナ使用情
    報、その加工・分析情報を格納して管理し通信回線を介
    してコンテナ提供者用端末、生産者用端末、市場・販売
    業者用端末、センター用端末に接続されサーバを備え、
    サーバより各端末に固有の権限を付与してコンテナ使用
    情報の入力、入力されたコンテナ使用情報の加工・分析
    を制御してコンテナ使用情報、その加工・分析情報を提
    供サービスすることを特徴とする通いコンテナ情報管理
    システム。
  3. 【請求項3】 コンテナ提供者、生産者、市場・販売業
    者を循環して再使用される各種コンテナに関してコンテ
    ナ使用情報を管理する通いコンテナ情報管理方法であっ
    て、データベースにコンテナ使用情報、その加工・分析
    情報を格納して管理し端末に提供サービスするサーバに
    対して、通信回線を介してコンテナ提供者用端末、生産
    者用端末、市場・販売業者用端末、センター用端末を接
    続し、サーバから各端末に固有の権限を付与してコンテ
    ナ使用情報の入力、入力されたコンテナ使用情報の加工
    ・分析を制御することを特徴とする通いコンテナ情報管
    理方法。
  4. 【請求項4】 各種コンテナは、コンテナ提供者より生
    産者に提供されて商材の梱包資材として市場・販売業者
    へ出庫され、市場・販売業者から使用後のコンテナがコ
    ンテナ提供者に回収されて再使用されるものであること
    を特徴とする請求項3記載の通いコンテナ情報管理方
    法。
  5. 【請求項5】 生産者用端末より少なくとも生産者にお
    ける各種コンテナの使用予定、発注、入庫、出庫の情報
    をコンテナ使用情報として入力し、市場・販売業者用端
    末より少なくとも市場・販売業者における各種コンテナ
    の入庫、出庫の情報をコンテナ使用情報として入力し、
    コンテナ提供者用端末より少なくともコンテナ提供者に
    おける各種コンテナの受注、納品、回収の情報をコンテ
    ナ使用情報として入力することを特徴とする請求項3記
    載の通いコンテナ情報管理方法。
  6. 【請求項6】 コンテナ提供者用端末、生産者用端末、
    市場・販売業者用端末より入力されたそれぞれのコンテ
    ナ使用情報を基に加工・分析情報としてサーバで在庫を
    求め、各端末に出力することを特徴とする請求項5記載
    の通いコンテナ情報管理方法。
  7. 【請求項7】 センター用端末より少なくともコンテナ
    提供者、生産者、市場・販売業者それぞれのコンテナ使
    用情報、その加工・分析情報を出力することを特徴とす
    る請求項3記載の通いコンテナ情報管理方法。
  8. 【請求項8】 加工・分析情報として、各コンテナ提供
    者、生産者、市場・販売業者別に統計情報を出力するこ
    とを特徴とする請求項7記載の通いコンテナ情報管理方
    法。
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