JP2002169710A - 情報再生端末 - Google Patents

情報再生端末

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JP2002169710A
JP2002169710A JP2000369603A JP2000369603A JP2002169710A JP 2002169710 A JP2002169710 A JP 2002169710A JP 2000369603 A JP2000369603 A JP 2000369603A JP 2000369603 A JP2000369603 A JP 2000369603A JP 2002169710 A JP2002169710 A JP 2002169710A
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JP2000369603A
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Yoshitake Inoue
喜勇 井上
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Minoru Takami
高見  穣
Tomomi Yamauchi
伴美 山内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新しい情報コンテンツを格納する際に、端末に
蓄積済みの情報コンテンツの整理を自動的に行う。 【解決手段】端末に蓄積済みの情報コンテンツの整理を
行うコンテンツ整理手順は、情報の期限切れコンテンツ
を消去した後(S901)、端末所有者、あるいは端末
の使用場所の条件により再生不能なコンテンツを消去し
(S905〜S907)、それでもなお新たに読み込む
コンテンツ用空きメモリが確保できない場合には既に再
生済み、あるいは削除操作済みのコンテンツを削除する
(S913〜S915)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝播並びに再
生を行う端末に関し、特に情報の転々流通を可能とする
情報再生端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話や、PDA(Personal Di
gital Assistance)と呼ばれる端末では、装置内にデー
タ(コンテンツ情報)をダウンロードしたり、オンライ
ンで接続して情報を再生することが行われている。ま
た、特開2000−99474号公報には、通信機能と
情報管理機能を有し、インターネットを介して取得した
情報を端末内に蓄積して活用できるようにした携帯型端
末の技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、例えば、インターネット経由で端末でコンテンツ情
報を授受しようとする場合には、該端末をインターネッ
トプロバイダに接続する必要があり、プロトコルサポー
トに必要なハードウエアコストや通信コストがかかる。
従って、コンテンツ情報の授受は、ユーザにとって明確
なメリットがあるコンテンツ情報に限られることが多
く、広告やイベント情報など、ユーザにとっての価値が
不明確なコンテンツ情報を単独で授受することは困難で
あった。また、全ての端末が特定の基地サーバからコン
テンツ情報を取得するため、大量の情報配信を行おうと
するときは、大容量のサーバや通信路が必要となり、設
備コストも増大する。
【0004】これら従来技術の状況に鑑み、インターネ
ットや無線等の通信手段で接続された情報再生端末装置
が互いに保持しているコンテンツ情報を自動交換可能な
情報再生端末を考案することができる。この情報再生端
末装置を使用することにより、簡易かつ低コストに種々
のコンテンツ情報を入手することができる。情報再生端
末は、端末所有者が利用することにより表示、再生可能
となるさまざまなデータ(以下ではコンテンツと記載す
る。)を保持し、それらを通信機能によって端末間で互
いに交換する機能を持つ。多数の情報再生端末が相互に
コンテンツを交換しあうことにより、サーバー集中型の
コンテンツ配信に比べて簡易な通信設備、配信機構で多
数のコンテンツを配信できる。なお、情報再生端末自体
がコンテンツの配信媒体の役割をするため、これら端末
は、ユーザーの希望とは基本的に関係なく数多くのコン
テンツを記憶し、他の情報再生端末に配信するように制
御されている。
【0005】このような情報再生端末では、携帯性、コ
スト低減などが重視される為、コンテンツを保持するメ
モリーの容量は極力少なく抑える必要がある。一方、数
多くのコンテンツを記憶する必要があるため、メモリー
がコンテンツで一杯になってしまい、新たなコンテンツ
を入手する毎にユーザーが端末内のコンテンツを消去す
る手間が発生するという問題があった。
【0006】また、幾つかの節で構成される小説や複数
の樂曲で構成されるようなコンテンツの場合でも、従来
は全体を格納できる空きメモリが無ければ、ダウンロー
ドが出来なかった。このため、とりあえず一部だけでも
視聴してみたいというユーザーのニーズには対応できな
いという問題があった。
【0007】本発明はこれらの状況を鑑み、メモリを効
率的に使用し、コンテンツの取得に関連したユーザーの
手間を軽減しつつ、多数のコンテンツを保持可能とした
情報再生端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明では、情報再生端末に、情報の再生条件や、
使用場所に応じて必要度の低いと判定される情報を自動
的に整理する情報整理手段を設ける。情報整理手段は、
情報を新たに取得する際に、端末に既に保持されている
情報のうちユーザーの特性を示すプロファイル情報や現
在端末が使用されている位置情報や情報の使用履歴を基
に、当該ユーザーとその周囲の同端末ユーザーにとって
重要度の低い情報を抽出し、新しく取得する情報の読み
込みに必要な空きメモリを確保できるまで、前記重要度
の最も低い情報から順次消去する。
【0009】また、情報再生端末に、新たに取得する情
報を一部分だけ端末に読み込み管理する部分情報管理手
段を設ける。部分情報管理手段は、新たに取得しようと
した情報全体の取得に必要な空きメモリを確保できなか
った場合に、情報に予め設定されている最少管理部分単
位での読み込みを行う部分情報受信手段と、前記部分情
報読み込みで部分的に読み込んだ情報の残りの部分を読
み込む情報補完受信手段とから構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、詳細に説明する。
【0011】図1および図2は、本発明の一実施例であ
る無線コンテンツ送受信装置と無線コンテンツサーバー
で構成される情報コンテンツ配布システムの例を示して
いる。
【0012】まず、情報再生端末である無線コンテンツ
送受信装置とサーバーで構成されるシステムの概要を説
明する。
【0013】無線コンテンツ送受信装置は、無線コンテ
ンツサーバーが蓄積している情報コンテンツ群から任意
に指定した情報コンテンツをダウンロードする機能を有
する。ダウンロードした情報コンテンツは、無線コンテ
ンツ送受信装置に記憶され、コンテンツの種別によって
映像や音として再生することが出来る。
【0014】図1に、無線コンテンツ送受信装置100
と、無線コンテンツサーバー130の構成図を示す。
【0015】無線コンテンツ送受信装置100は、図の
ようにCPU102、受信手段及び送信手段である無線
送受信部104、データ蓄積手段であるデータ蓄積部1
06、再生手段である画像変換表示部114とLCD1
16と音変換再生部118とスピーカー120、キーボ
ード122、バス124で構成される。
【0016】CPU102は無線コンテンツ送受信装置
100を統括し、その機能を実現する為の制御を行う。
本実施例においては、CPUが情報整理手段及び部分情
報管理手段としての機能を有する。無線送受信部104
は、装置100と他の装置との物理的な通信を行う。デ
ータ蓄積部106は、無線コンテンツ送受信装置100
を制御する為のプログラム112や、情報コンテンツ1
10、そのリスト108を記憶する不揮発性の記憶装置
である。画像変換表示部114は、情報コンテンツ11
0が画像データであった場合に、表示装置であるLCD
116に表示できる形式に変換する。同様に、音変換再
生部118は、情報コンテンツ110が音データであっ
た場合にスピーカー120に出力できる形式に変換す
る。装置100に対する操作はキーボード122を用い
て行う。これらの各構成要素は、バス124に接続され
ており、バス124経由でCPU102の制御を受け
る。
【0017】なお、装置100にはこれ以外に動作に必
要な電源機構などが含まれるが、本発明における特徴的
な構成部ではないので説明は省略する。
【0018】無線コンテンツサーバー130は、図のよ
うに、CPU132、無線送受信部134、データ蓄積
部136、画像変換表示部144、LCD146、音変
換再生部148、スピーカー150、キーボード15
2、Internet通信部154、バス156で構成
される。
【0019】CPU132は無線コンテンツサーバー1
30を統括し、その機能を実現する為の制御を行う。無
線送受信部134は、装置130と他の装置との物理的
な通信を行う。データ蓄積部136は、無線コンテンツ
サーバー130を制御する為のプログラム142や、情
報コンテンツ140、そのリスト138を記憶する不揮
発性の記憶装置である。画像変換表示部144は、情報
コンテンツ140が画像データであった場合に表示装置
であるLCD146に表示できる形式に変換する。同様
に、音変換再生部148は、情報コンテンツ140が音
データであった場合にスピーカー150に出力できる形
式に変換する。装置130に対する操作はキーボード1
52を用いて行う。Internet通信部154は、
装置130とInternet170との通信接続を実
現する。これらの各構成要素は、バス156に接続され
ており、バス156経由でCPU132の制御を受け
る。
【0020】なお、装置130にはこれ以外に動作に必
要な電源機構などが含まれるが、本発明における特徴的
な構成部ではないので説明は省略する。
【0021】図1の組み合わせの場合、無線コンテンツ
送受信装置100の無線送受信部104と、無線コンテ
ンツサーバー130の無線送受信部134が無線通信で
接続することにより、情報のやり取りを行う。無線コン
テンツサーバー130から無線コンテンツ送受信装置1
00への情報コンテンツの転送もこの経路で行う。本構
成の場合、無線コンテンツ送受信装置100は、無線コ
ンテンツサーバー130のInternet通信部15
4経由でInternet170との通信も行うことが
出来る。
【0022】次いで、無線コンテンツ送受信装置同士で
構成される情報コンテンツ配布システムの例を説明す
る。
【0023】図2に示した2台の無線コンテンツ送受信
装置(A)100a、(B)100bが近接して置かれ
た場合を示している。
【0024】図2の組み合わせの場合、無線コンテンツ
送受信装置100aの無線送受信部104aと、もう一
つの無線コンテンツ送受信装置100bの無線送受信部
104bが無線通信で接続することにより、情報のやり
取りを行う。
【0025】本構成では、無線接続状態の2台の間での
データ交換となるが、近接して3台以上の無線コンテン
ツ送受信装置100があった場合には、そのうちの2台
で接続がなされ、順次その組み合わせが変わるように動
作する。
【0026】図3に、無線コンテンツ送受信装置100
の外観図を示す。図のようにLCD116に情報コンテ
ンツが表示され、その横のキーボードで操作を行う。
【0027】次に、無線コンテンツ送受信装置100の
ソフトウエアを説明する。
【0028】図4に、無線コンテンツ送受信装置100
のソフトウエア構成を示す。これらは、図1で述べた装
置100のデータ蓄積部106のプログラム112に保
持されている。
【0029】ソフトウエアは階層的に構成されており、
ソフトウエアの動作管理を行うOS202を中心とし
て、その上位層に情報コンテンツの再生時のユーザーI
/Fを提供する再生制御204、無線コンテンツ送受信
装置100同士の通信を管理するローカル通信管理20
6、情報コンテンツの交換手順を実行するコンテンツ交
換208、映像、音声の再生処理を実現する映像、音声
再生210、サーバ130からコンテンツ110をダウ
ンロードするコンテンツ受信214、無線コンテンツ送
受信装置100に不完全な状態で保持されているコンテ
ンツの不足部分をサーバ130からダウンロードするコ
ンテンツ補完受信212がある。
【0030】これらの処理ソフトウエアの起動を制御す
るソフトウエアとして全体制御216があり、全体制御
216がユーザー操作に基づいて前記処理ソフトウエア
の起動を行う。
【0031】無線コンテンツ送受信装置100のハード
ウエアを制御するソフトウエアとして、音変換再生部1
18を制御して音の再生を行う音再生DRV218、画
像変換表示部114を制御して画像の再生を行う画像D
RV220、データ蓄積部106に記憶されたデータへ
のアクセスを管理するデータ管理DRV222、無線送
受信部104の通信を管理する無線通信DRV224、
キーボードの状態をセンスするキーボードDRV226
の各ドライバがある。
【0032】無線コンテンツ送受信装置100は、これ
らのプログラム112をCPU102が実行することに
よりコンテンツの再生や、データの交換を実現する。
【0033】図5に、無線コンテンツサーバ装置130
のソフトウエア構成を示す。これらは、図1で述べた装
置130のデータ蓄積部136のプログラム142に保
持されている。
【0034】ソフトウエアは階層的に構成されており、
ソフトウエアの動作管理を行うOS302を中心とし
て、その上位層に情報コンテンツの再生時のユーザーI
/Fを提供する再生制御304、無線コンテンツ送受信
装置100との通信を管理する端末通信管理306、情
報コンテンツの送信手順を実行するコンテンツ送信30
8、映像、音声の再生処理を実現する映像、音声再生3
10、無線コンテンツ送受信装置100が無線コンテン
ツサーバ130経由でInternet170との通信
を行うゲートウェイ機能を実現するGW通信管理314
がある。
【0035】これらの処理ソフトウエアの起動を制御す
るソフトウエアとして全体制御316があり、全体制御
316がユーザー操作に基づいて前記処理ソフトウエア
の起動を行う。なお、図示していないが、無線コンテン
ツ送受信装置は、情報整理手段及び部分情報管理手段と
しての機能を持たせるためのプログラムに従って、ソフ
トウェアにより情報整理及び部分情報の管理を行う。
【0036】無線コンテンツサーバ130のハードウエ
アを制御するソフトウエアとして、音変換再生部148
を制御して音の再生を行う音再生DRV318、画像変
換表示部144を制御して画像の再生を行う画像DRV
320、データ蓄積部136に記憶されたデータへのア
クセスを管理するデータ管理DRV322、無線送受信
部134の通信を管理する無線通信DRV324、キー
ボードの状態をセンスするキーボードDRV326、I
nternet通信を管理するInternet通信D
RV328の各ドライバがある。
【0037】無線コンテンツサーバ130は、これらの
プログラム142をCPU132が実行することにより
コンテンツの再生や、データの交換を実現する。
【0038】続いて、コンテンツを構成するデータの構
造について説明する。
【0039】図6は、無線コンテンツ送受信装置100
で扱うコンテンツ110のコンテンツリスト108のデ
ータ構造を示した図である。
【0040】コンテンツリスト108は、大きく11項
からなるテーブルの集まりで、コンテンツ110を管理
する為の情報を保持している。
【0041】コンテンツリストに含まれるのは、1)過
去に無線コンテンツサーバー130から受信したコンテ
ンツ1102)過去に他の無線コンテンツ送受信装置1
00から受信したコンテンツ110の管理情報で、コン
テンツ110そのものとは独立に管理される。具体的に
は、既にコンテンツ110を端末から消去しても、コン
テンツリスト108上の当該コンテンツ110のエント
リーは後に述べる消滅日時がくるまで保持される。
【0042】コンテンツリスト108はコンテンツのI
D501、名称503、URL505、配布日時50
7、消滅日時509、種別情報511、属性513、再
生率515、伝播回数517、削除フラグ519、デー
タへのリンク520の各項目で構成される。種別情報5
11には物理種別521、情報カテゴリ523の各項目
が含まれる。また、属性513には地域525、更新5
27、リンク529、ターゲット531の各項目が含ま
れる。
【0043】ID501は、コンテンツ110にユニー
クに付与されている識別番号である。名称503はコン
テンツの名称、URL505は、コンテンツ110のオ
リジナルデータがInternet170上にある場合
の参照アドレスである。配布日時507は、コンテンツ
110を配布し始めた日時を示し、消滅日時はコンテン
ツ110とコンテンツリスト108の対応項目を消去す
る期限を示している。
【0044】種別情報511はコンテンツの物理的、論
理的な種別を示す。物理種別情報521は、情報の符号
化方式を示し、情報カテゴリ523は、情報の内容を示
す。
【0045】表1に、情報カテゴリ523に対応するコ
ンテンツの例を示す。
【0046】
【表1】
【0047】属性513は、コンテンツの交換動作に関
連する情報を保持する。地域525は、地域による配布
の可否を示す情報であり、つまり再生可能な地域を示す
再生地域条件情報である。具体的には、情報の配布対象
となる地域の国コードと郵便番号のリストで構成され
る。配布対象となる地域を限定しない場合、NULL値
が設定される。なお、本実施例においては、地域情報と
して郵便番号を使用する例を説明するが、コンテンツを
管理するサービス業者が付与した郵便番号とは別の地域
番号を地域情報として使用してもよい。更新527は、
ニュースのように、同一ID501で内容が更新された
情報が存在し得るかどうかを示す。リンク529は、I
nternet170経由で同じコンテンツ110を取
得可能かどうかを示す。ターゲット531は、情報が想
定している受信者の種別を示す。ターゲット情報が情報
の再生条件を示す再生条件情報である。
【0048】表2に、属性513の各項目の取り得る値
の例を示す。
【0049】
【表2】
【0050】データリンク520は、コンテンツ110
を参照する為に必要な物理的な情報を保持する。管理情
報535は、コンテンツのデータ形式539、情報サイ
ズ541、コンテンツ全体が何らかの理由で全体を取り
込めなかった場合に、部分コンテンツとして保持、再生
するのに最低必要な最小管理サイズ543を保持する。
また、データアドレス537は、データ蓄積部106で
のデータ保持アドレスを保持する。
【0051】ここで、部分コンテンツの概念について補
足する。コンテンツには、複数の部分コンテンツの集ま
りで構成されるものが存在する。たとえば、書籍は目
次、本文、後書きなどの部分で構成される場合が多く、
映像コンテンツでも、ストーリーの流れなどに基づいて
複数部分で構成される場合がある。テキスト情報に関し
ても、ハイパーリンクや階層構造を持つ場合には幾つか
の部分に分かれる。
【0052】このようなコンテンツは全体でコンテンツ
の体裁を成すと同時に、その一部分でもコンテンツとし
て扱い得る場合がある。このような一部分でもコンテン
ツとして扱い得る部分を部分コンテンツと呼称し、その
データサイズを最小管理サイズ543は保持する。
【0053】端末100は、以下説明するように、最小
管理サイズ543分の空きメモリを確保できれば、その
部分コンテンツを読み込むように動作する。
【0054】もし、部分では意味をなさない、若しくは
そのような管理を希望しないコンテンツは、情報サイズ
541と最小管理サイズ543を一致させることでこの
ような部分読み込みを避けることができる。
【0055】図6の属性513に対応する属性情報を無
線コンテンツ送受信装置100は保持している。それを
図7に示す。属性情報としては、個人プロファイル10
00と地域識別1002がある。個人プロファイル10
00は、前記ターゲット531に対応し、端末100所
有者の属性を示す情報である。属性情報とは、例えば所
有者は日本人であり、職業は社会人、年齢は30代で、
男性である等のデータである。また、地域識別1002
は端末が最後に無線コンテンツサーバー130と通信し
た場所を示す。具体的には最後に通信した無線コンテン
ツサーバー130の置かれている地域の郵便番号であ
る。これら2つの情報は、コンテンツの一覧表示や不要
コンテンツの整理を行う場合に参照される。
【0056】以下、本発明の中心をなす情報コンテンツ
の受信時の動作を、本実施例の無線コンテンツ送受信装
置100のソフトウエアフローに基づいて詳細に説明す
る。
【0057】まず、サーバー130からのコンテンツ1
10の受信時の処理の流れを図8を用いて説明する。
【0058】コンテンツ受信214は、ユーザーのキー
ボード122を操作した内容を全体制御216が判定
し、コンテンツ110の受信を指示したと判断した場合
に全体制御216から呼び出される。
【0059】図8のフローの中で設定する次回通信モー
ド701について、先に説明する。図9に示すように、
次回通信モード701はプログラム112内に置かれて
いる変数で、コンテンツを2台の無線コンテンツ送受信
装置100間で交換する際に、自分が送信側になるべき
か否かを設定する。次回通信モード701が「mast
er」に設定されている場合には、送信側、「slav
e」に設定されている場合には、受信側になるように制
御する。この制御については後述する。
【0060】コンテンツ受信処理214では、まずステ
ップS601で、他の端末である無線コンテンツサーバ
ー130との無線接続を確立する。なお他の端末として
は、無線コンテンツサーバ130だけではなく、無線コ
ンテンツ送受信装置同士100a、100bの接続の場
合の無線コンテンツ送受信装置100bであってもよ
い。この際に、前記図7の地域識別に、無線コンテンツ
サーバー130の所在地の郵便番号で符号化された地域
識別番号が記録される。次いで、ステップS603で、
無線コンテンツサーバー130から、当該コンテンツ1
10のコンテンツリスト108に対応する情報項目を受
信してコンテンツリスト108に格納し、次いでステッ
プS605で、当該コンテンツを格納する領域を確保す
るために既にデータ蓄積部106に保持されているコン
テンツを整理するコンテンツ整理処理を行う。
【0061】ステップS605での整理の結果、コンテ
ンツ受信可能な空きメモリを確保できたかどうかをステ
ップS607で判定し、空きメモリが確保できた場合に
は、ステップS613に移行して当該コンテンツを受信
してデータ蓄積部106に格納する。そして、ステップ
S615で次回通信モード701の内容を「maste
r」に設定し、ステップS617で無線コンテンツサー
バー130との通信を切断してコンテンツ受信処理21
4を終了する。
【0062】ステップS605での整理の結果では、コ
ンテンツ受信可能な空きメモリを確保できなかった場合
には、ステップS609で当該コンテンツを受信して格
納できる範囲だけをデータ蓄積部106に格納する。そ
して、ステップS611で次回通信モード701の内容
を「slave」に設定し、ステップS617で無線コ
ンテンツサーバー130との通信を切断してコンテンツ
受信処理214を終了する。
【0063】以上のステップにより、無線コンテンツ送
受信装置100にコンテンツ110がダウンロードされ
る。
【0064】コンテンツ整理S605の内部処理を図1
0を用いて説明する。コンテンツ整理S605は、次に
読み込むコンテンツを読み込むのに必要な空きメモリが
確保できるまで、不要と判断されるコンテンツを1ファ
イル毎に消去していく。
【0065】まず、ステップS901で、設定された消
滅期限を過ぎたコンテンツ110を消去する。消滅期限
は、コンテンツリスト108の消滅日時509に設定さ
れており、その値が現在の日時以降のコンテンツ110
をデータ蓄積部106から消去すると共に、対応するコ
ンテンツリスト108も消去する。
【0066】その後、ステップS903で、端末100
内の空きメモリサイズを前記した次に読み込むコンテン
ツ110のサイズと比較し、コンテンツ110読み込み
に十分なメモリが確保できた場合には、ステップS90
9に移行して、コンテンツ整理S605の戻り値として
「メモリ確保」を設定してコンテンツ整理S605を終
了する。
【0067】ステップS903の判定で、コンテンツ1
10読み込みに十分なメモリが確保できていない場合、
ステップS905に移行する。ステップS905では、
端末所有者の個人プロファイル1000と地域識別10
02を参照し、次の条件の何れかに対応するコンテンツ
110を閲覧不能、つまり再生不能コンテンツとして抽
出する。 1)ターゲット属性531に個人プロファイル1000
に設定されている値を含まない。 2)地域属性525に地域識別1002で示される地域
を含まない。 これらコンテンツ110は、端末所有者の属性、あるい
は使用している場所の不一致により再生対象とならな
い。ステップS905ではこれらの条件に合致するコン
テンツ110があるか調べ、ある場合には、ステップS
907でそれらコンテンツ110の配布日時507の最
も古い1件をデータ蓄積部106から消去すると共に、
対応するコンテンツリスト108も消去する。その後再
びステップS903に戻り、端末100内の空きメモリ
サイズを前記した次に読み込むコンテンツ110のサイ
ズと比較して空きメモリが十分確保されたか判定する。
なお、この検索においては、個人プロファイルにターゲ
ット属性に設定されている値を含むか否かという部分一
致の検索を行う例を説明したが、この設定を変更させて
全部一致の検索を行わせることとしてもよい。
【0068】ステップS905で再生不能なコンテンツ
110がないと判定されると、ステップS913に移行
する。
【0069】ステップS913では、コンテンツリスト
108の配布日時507の古いものから順に次のいずれ
かの条件に合致するものを抽出する。 1)削除フラグ519がセットされている(削除指定) 2)再生率515が100%にセットされている(再生
済み) これら1)若しくは2)に該当するコンテンツは以後再
生される可能性が無い、若しくは低い。ステップS91
3ではこれらの条件に合致するコンテンツ110がある
か調べ、ある場合には、ステップS915でそれらコン
テンツ110の配布日時507の最も古い1件をデータ
蓄積部106から消去すると共に、対応するコンテンツ
リスト108も消去する。その後再びステップS911
に移行し、端末100内の空きメモリサイズを前記した
次に読み込むコンテンツ110のサイズと比較して空き
メモリが十分確保されたか判定する。
【0070】コンテンツ110読み込みに十分なメモリ
が確保できた場合には、ステップS909に移行して、
コンテンツ整理S605の戻り値として「メモリ確保」
を設定してコンテンツ整理S605を終了する。
【0071】ステップS911の判定で、コンテンツ1
10読み込みに十分なメモリが確保できていない場合、
再びステップS913に移行する。
【0072】ステップS913の判定で、再生済み、削
除指定済みのコンテンツ110が無いと判定された場合
には、これ以上整理できるコンテンツ110が無いと判
断し、ステップS917に移行し、コンテンツ整理S6
05の戻り値として「メモリ不足」を設定してコンテン
ツ整理S605を終了する。
【0073】コンテンツ受信214において、コンテン
ツ整理S605の手順を実行した後でもユーザー指定の
コンテンツ110をダウンロードするのに必要な空きメ
モリを確保出来なかった場合に、コンテンツ110の一
部を読み込むコンテンツ部分受信S609の内部処理を
図11を用いて説明する。
【0074】コンテンツ部分受信S609では、まずス
テップS1001で図8に示したコンテンツ受信214
のステップS603でサーバー130から受信したコン
テンツリスト108の項目の最小管理サイズ543を取
得し、ステップS1003で空きメモリが前記最小管理
サイズ543以上かどうかを判定する。空きメモリが前
記最小管理サイズ543以上ならば、ステップS100
5でコンテンツリスト108に当該コンテンツ110の
エントリーを追加し、ステップS1007で空きメモリ
に収容可能な範囲のコンテンツ110をデータ蓄積部1
06に格納してコンテンツ部分受信S609を終了す
る。
【0075】ステップS1003の判定で空きメモリが
前記最小管理サイズ543以上でない場合、指定された
コンテンツ110がダウンロードできないことをLCD
116に表示し、コンテンツ部分受信S609を終了す
る。
【0076】コンテンツ受信214において、ユーザー
指定のコンテンツ110をダウンロードするのに必要な
空きメモリを確保出来た場合にコンテンツ110を読み
込むコンテンツ全体受信S613の内部処理を図12を
用いて説明する。
【0077】コンテンツ部分受信S613では、ステッ
プS1101でコンテンツリスト108に当該コンテン
ツ110のエントリーを追加し、ステップS1003コ
ンテンツ110をデータ蓄積部106に格納してコンテ
ンツ全体受信S613を終了する。
【0078】コンテンツ受信214では、以上説明した
ステップによりデータ蓄積部106のコンテンツ110
を整理しつつ新たなコンテンツ110を読み込むことが
できる。
【0079】コンテンツ部分受信S609で読み込まれ
たコンテンツ110は、データの一部が欠落している。
この欠落部分を別途ロードする機能としてコンテンツ補
完受信212がある。その流れを図13を用いて説明す
る。
【0080】コンテンツ補完受信212は、ユーザーの
キーボード122を操作した内容を全体制御216が判
定し、コンテンツ110の補完受信を指示したと判断し
た場合に全体制御216から呼び出される。
【0081】コンテンツ受信処理212では、まずステ
ップS1201で、他の端末である無線コンテンツサー
バー130との無線接続を確立する。なお、他の端末と
しては、無線コンテンツサーバ130だけではなく、無
線コンテンツ送受信装置同士100a、100bの接続
の場合の無線コンテンツ送受信装置100bであっても
よい。この際に、前記図7の地域識別に、無線コンテン
ツサーバー130の所在地の郵便番号で符号化された地
域識別番号が記録される。次いで、ステップS1203
で、コンテンツリスト108の管理情報535が保持す
る情報サイズ541よりも、実際にデータ蓄積部106
に保持されているサイズが小さいコンテンツ110を一
覧表示し、ユーザーが補完受信したいコンテンツ110
をその中から選択する。
【0082】続いてステップS1205で、当該コンテ
ンツを格納する領域を確保するために既にデータ蓄積部
106に保持されているコンテンツを整理するコンテン
ツ整理処理を行う。
【0083】この内容は、確保すべきメモリのサイズが
(情報サイズ541)−(データ蓄積部106に保持さ
れているコンテンツ110のサイズ)で与えられる点を
除いて図10で説明したS605と同じである。
【0084】ステップS1205での整理の結果、コン
テンツ補完受信可能な空きメモリを確保できたかどうか
をステップS1207で判定し、空きメモリが確保でき
た場合には、ステップS1209に移行して当該コンテ
ンツ110の残りを受信してデータ蓄積部106に格納
する。そして、ステップS1211で次回通信モード7
01の内容を「master」に設定し、ステップS1
215で無線コンテンツサーバー130との通信を切断
してコンテンツ受信処理212を終了する。
【0085】ステップS1205での整理の結果では、
コンテンツ受信可能な空きメモリを確保できなかった場
合には、ステップS1213でLCD116にメモリ不
足であることを表示して、ステップS1215で無線コ
ンテンツサーバー130との通信を切断してコンテンツ
受信処理212を終了する。
【0086】以上のステップにより、無線コンテンツ送
受信装置100の部分読み込み済みのコンテンツ110
の残りの部分がダウンロードされる。
【0087】上記ステップS1209の当該コンテンツ
110の残りを受信する処理を図14を用いて説明す
る。
【0088】まず、ステップS1301で、サーバー1
30から当該コンテンツ110のデータを受信しつつ、
読み込み済みの範囲のデータを記憶せずに読み捨てる。
読み込み済みでない範囲のデータを受信すると、ステッ
プS1303で当該データをデータ蓄積部106に保持
し、読み込みを終了するまでそれを継続する。その後、
ステップS1303で既存のコンテンツ110に今受信
したデータを結合する。そしてステップS1209を終
了する。
【0089】以上説明した無線コンテンツ送受信装置、
無線コンテンツサーバによれば、コンテンツを新規にダ
ウンロードする際に必要な最低限のメモリだけを消して
読み込むようにするので、端末が保持するコンテンツを
常に多く保つことができ、データの転々流通をさせる場
合に都合がよい。
【0090】以上の実施例では、コンテンツ補完受信を
行う際に、ステップS1305に示すように元のコンテ
ンツに対して新たに読み込んだコンテンツを結合する。
しかし、コンテンツによっては、一度見てしまえばその
部分は不要となり、残りのデータのみ受信できればいい
場合もある。その場合には、ステップS1305の代わ
りに、既に読み込み済みの部分コンテンツ110を消去
し、新たに読み込んだコンテンツを前記部分コンテンツ
として参照できるようにコンテンツリスト108のデー
タアドレス537を設定すればよい。
【0091】また、図7で説明した個人プロファイル1
000はプログラム112と共に格納し、端末100内
に1つ持つように構成しているが、ICカードのように
取り外し可能で安全なデータ管理が可能な記憶媒体に個
人プロファイル1000を持たせ、使用者毎に当該媒体
を交換することで、使用者に応じてプロファイルを切り
替えることことも可能である。
【0092】その場合、コンテンツ整理処理S605が
再生不能なコンテンツ110を評価する際に当該媒体内
の個人プロファイル1000を参照するようにすればよ
い。
【0093】上記に述べた実施例においては、新たな情
報を格納する前にコンテンツリストを受信する例を説明
したが、コンテンツリスト全体ではなく、コンテンツリ
ストの管理情報、地域情報のみをまず受信して新たに記
憶しようとするコンテンツの記憶容量、現在の位置を確
かめ、その後にコンテンツリストとコンテンツを受信す
ることとしてもよい。
【0094】
【発明の効果】本発明の情報再生端末によれば、記憶容
量限界に近い状況でコンテンツを保持した場合での新た
なコンテンツの受信に伴うユーザーの手間が軽減される
という効果がある。また、一度に受信不能な容量のコン
テンツを何回かに分けて取得することが可能となり、ユ
ーザーの利便を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の無線コンテンツ送受信装置
100と無線コンテンツサーバー130の構成説明図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の無線コンテンツ送受信装置
100 2台で通信を行う場合の構成説明図である。
【図3】無線コンテンツ送受信装置100の外観図であ
る。
【図4】無線コンテンツ送受信装置100のソフトウエ
ア構成図である。
【図5】無線コンテンツサーバー130のソフトウエア
構成図である。
【図6】コンテンツリスト108の説明図である。
【図7】個人プロファイル1000と地域識別1002
の説明図である。
【図8】コンテンツ受信214の手順を示した図であ
る。
【図9】次回通信モード701の説明図である。
【図10】コンテンツ整理S605の手順を示した図で
ある。
【図11】コンテンツ部分受信S609の手順を示した
図である。
【図12】コンテンツ全体受信S613の手順を示した
図である。
【図13】コンテンツ補完受信212の手順を示した図
である。
【図14】コンテンツ差分受信S1209の手順を示し
た図である。
【符号の説明】
100…無線コンテンツ送受信装置、 108…コンテンツリスト、 110…コンテンツ、 130…無線コンテンツサーバー、 212…コンテンツ補完受信、 214…コンテンツ受信、 1000…個人プロファイル、 1002…地域識別。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 穣 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 山内 伴美 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5B082 CA14 CA17 5B085 AA08 BE01 5K101 KK18 LL11 NN05 NN11 NN21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他の端末から送信される情報を受信する受
    信手段と、 該受信手段により受信した情報と、該情報の消滅期限
    と、該情報の再生条件を示す再生条件情報と、所有者の
    プロファイル情報とを記憶するデータ蓄積手段と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を再生する再生手段
    と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を他の端末に送信する
    送信手段と、 前記データ蓄積手段に新たなデータを蓄積する場合に、
    前記データ蓄積手段に記憶された情報から前記消滅期限
    が過ぎた情報を検索して消去し、 前記データ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情報の
    蓄積に必要な記憶領域を満たさないときは、前記情報の
    再生条件情報と前記所有者のプロファイル情報を比較し
    て、前記データ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情
    報の蓄積に必要な記憶領域を満たすように前記情報を消
    去する情報整理手段とを有することを特徴とする情報再
    生端末。
  2. 【請求項2】他の端末から送信される情報を受信する受
    信手段と、 該受信手段により受信した情報と、該情報の消滅期限
    と、該情報の再生する地域条件を示す再生地域条件情報
    と、使用する位置を示す位置情報を記憶するデータ蓄積
    手段と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を再生する再生手段
    と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を他の端末に送信する
    送信手段と、 前記データ蓄積手段に新たなデータを蓄積する場合に、
    前記データ蓄積手段に記憶された情報から前記消滅期限
    が過ぎた情報を検索して消去し、 前記データ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情報の
    蓄積に必要な記憶領域を満たさないときは、前記情報の
    再生地域条件情報と前記位置情報を比較して、前記デー
    タ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情報の蓄積に必
    要な記憶領域を満たすように前記情報を消去する情報整
    理手段とを有することを特徴とする情報再生端末。
  3. 【請求項3】前記位置情報は、前記新たな情報を蓄積す
    る際に、前記情報を提供する他の端末から送信された位
    置情報であることを特徴とする請求項2に記載の情報再
    生端末。
  4. 【請求項4】前記他の端末は他の端末が設置された場所
    の郵便番号を保持し、 前記位置情報は、前記情報提供端末から新たな情報を追
    加する際に、前記他の端末から送信された郵便番号であ
    り、 前記情報の再生地域条件情報は、情報が再生可能な地域
    の郵便番号の情報であることを特徴とする請求項3に記
    載の情報再生端末。
  5. 【請求項5】他の端末から送信される情報を受信する受
    信手段と、 該受信手段により受信した情報と、該情報の消滅期限
    と、該情報の再生条件を示す再生条件情報とを記憶する
    データ蓄積手段と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を再生する再生手段
    と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を他の端末に送信する
    送信手段と、 ICカードに記憶された所有者のプロファイル情報を読
    み取るICカード読み取り手段と、 前記データ蓄積手段に新たなデータを蓄積する場合に、
    前記データ蓄積手段に記憶された情報から前記消滅期限
    が過ぎた情報を検索して消去し、 前記データ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情報の
    蓄積に必要な記憶領域を満たさないときは、前記情報の
    再生条件情報と前記ICカードから読み取られた所有者
    のプロファイル情報を比較して、前記データ蓄積手段の
    空き記憶領域が前記新たな情報の蓄積に必要な記憶領域
    を満たすように前記情報を消去する情報整理手段とを有
    することを特徴とする情報再生端末。
  6. 【請求項6】他の端末から送信される情報を受信する受
    信手段と、 該受信手段により受信した情報と、該情報の消滅期限
    と、該情報が再生された割合を示す再生率情報とを記憶
    するデータ蓄積手段と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を再生する再生手段
    と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を他の端末に送信する
    送信手段と、 前記データ蓄積手段に新たなデータを蓄積する場合に、
    前記データ蓄積手段に記憶された情報から前記消滅期限
    が過ぎた情報を検索して消去し、 前記データ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情報の
    蓄積に必要な記憶領域を満たさないときは、全範囲を再
    生済みを示す前記再生率情報を有する情報を検索し、前
    記データ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情報の蓄
    積に必要な記憶領域を満たすように前記情報を消去する
    情報整理手段とを有することを特徴とする情報再生端
    末。
  7. 【請求項7】他の端末から送信される情報を受信する受
    信手段と、 該受信手段により受信した情報と、該情報の消滅期限
    と、該情報の削除許可を示す削除フラグ情報とを記憶す
    るデータ蓄積手段と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を再生する再生手段
    と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を他の端末に送信する
    送信手段と、 前記データ蓄積手段に新たなデータを蓄積する場合に、
    前記データ蓄積手段に記憶された情報から前記消滅期限
    が過ぎた情報を検索して消去し、 前記データ蓄積手段の空き記憶領域が前記新たな情報の
    蓄積に必要な記憶領域を満たさないときは、前記削除フ
    ラグ情報を有する情報を検索し、前記データ蓄積手段の
    空き記憶領域が前記新たな情報の蓄積に必要な記憶領域
    を満たすように前記情報を消去する情報整理手段とを有
    することを特徴とする情報再生端末。
  8. 【請求項8】前記新たな情報を蓄積する際に、前記他の
    端末から新たな情報の情報サイズを示す管理情報を受信
    し、前記情報整理手段は該管理情報に基づいて情報の整
    理を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記
    載の情報再生端末。
  9. 【請求項9】他の情報端末から送信される情報を受信す
    る受信手段と、 該受信手段により受信した情報を記憶するデータ蓄積手
    段と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を再生する再生手段
    と、 該データ蓄積手段に蓄積した情報を他の情報再生端末に
    送信する送信手段と、 前記情報が複数の部分情報の組み合わせで構成される場
    合に該情報全体を前記蓄積手段に蓄積不可能な場合に、
    前記部分情報を蓄積可能かを判定し、蓄積可能な場合に
    は前記情報全体を蓄積せずに該部分情報を前記蓄積手段
    に蓄積させるよう制御する部分コンテンツ管理手段とを
    備えたことを特徴とする情報再生端末。
  10. 【請求項10】前記部分コンテンツ管理手段は、前記蓄
    積手段に蓄積済みの部分情報に対応する情報全体の残余
    部分を蓄積手段に格納可能な場合に、前記受信手段によ
    って残余部分を取得し、前記部分情報と結合させること
    を特徴とする請求項8記載の情報再生端末。
  11. 【請求項11】前記部分コンテンツ管理手段は、前記蓄
    積手段に蓄積済みの部分情報に対応する情報全体の残余
    部分を蓄積手段に格納可能な場合に、前記受信手段によ
    って残余部分を取得し、前記部分情報を削除して残余部
    分を前記蓄積手段に蓄積させることを特徴とする請求項
    8記載の情報再生端末。
  12. 【請求項12】前記部分情報を蓄積する際に、前記他の
    端末から新たな情報の情報サイズ及び部分情報サイズを
    示す管理情報を受信し、前記部分コンテンツ管理手段は
    該管理情報に基づいて情報の管理を行うことを特徴とす
    る請求項9乃至11のいずれか記載の情報再生端末。
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