JP2002169664A - 情報出力方法、情報出力装置、及び情報出力システム - Google Patents

情報出力方法、情報出力装置、及び情報出力システム

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JP2002169664A
JP2002169664A JP2000366929A JP2000366929A JP2002169664A JP 2002169664 A JP2002169664 A JP 2002169664A JP 2000366929 A JP2000366929 A JP 2000366929A JP 2000366929 A JP2000366929 A JP 2000366929A JP 2002169664 A JP2002169664 A JP 2002169664A
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JP2000366929A
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Takashi Hashizume
隆 橋詰
Naoyuki Mitani
直幸 三谷
Tetsuo Handa
哲郎 半田
Noriyuki Noda
範行 野田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末のように論理的及び物理的に移
動可能な情報端末から指示したデータを所望の形態で好
適に出力する。 【解決手段】 ユーザは、出力を要望するデータの格納
位置及び出力位置を、データ指定装置90で指定し、デ
ータ配信装置81へ向けて送信する(データ送信T
1)。データ配信装置81は、データ指定装置90で指
定されたデータを受け取り、プリント・サーバ85へ向
けて送信する(データ送信T2)。ここで、データ処理
装置83は、データ指定装置90で指定されたデータを
データ配信装置81から受け取り、データ指定装置90
で指定された出力位置において出力が可能なデータ形式
に変換してデータ出力装置85に送信する(データ送信
T3)。データ出力装置85は、受信したデータを出力
する。この出力時は、データ指定装置90からの指示
(データ送信T4)で開始するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報出力方法、情
報出力装置、及び情報出力システムに係り、特に、携帯
情報端末のように移動可能な情報端末を用いて指示され
た情報を出力する情報出力方法、情報出力装置、及び情
報出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の半導体の配線技術やその他の製造
技術の急速な向上に伴い、情報処理端末は小型・軽量化
の傾向が進んできている。可搬型の情報処理端末と言え
ば、A4サイズ又はB5サイズのノートブックPCより
もさらに小型の機器、例えば、掌サイズすなわち「パー
ムトップ」と呼ばれるPDA(Personal Digital Assis
tants)や、携帯電話機、さらには、携帯電話機能やイ
ンターネット・アクセス機能など多種多様な機能を装備
した多機能携帯端末などが主流となりつつある。
【0003】また、最近では、モバイル環境でネットワ
ーク接続する場面も増えてきている。ユーザが出先に持
ち運ぶことができる携帯端末は、持ち歩くことにより、
ユーザの多種多様な場面に登場したりビジネス活動の各
場面に登場したりすることができるが、演算能力や記憶
容量の面で乏しい。他方、自宅内や企業のオフィス内に
設置されたコンピュータやデータベース・サーバ等を含
むセンター局は、強力な演算能力と記憶容量を備えてい
るが、持ち歩くことはできない。
【0004】そこで、携帯端末をセンター局に接続し、
携帯端末を介して即時性の高い情報を入手することが考
えられる。すなわち、携帯端末は、例えばPDC(Pers
onalDigital Cellular)やPHS(Personal Handyphpo
ne System)などの無線電話機能を持つ機器であり、現
在の居場所から最寄の基地局経由でセンターに接続する
ことができる。また、PDAなどであれば、Bluetooth
などの近距離データ通信、IrDA、あるいはNIC経
由でネットワーク接続されたホスト端末に接続して、こ
のホスト端末及び広域ネットワーク経由でセンターに交
信することができる。
【0005】また、携帯端末は、情報の集積、記録、管
理など情報処理能力がセンター局に及ばない。特に、例
えば掌サイズ(パームトップ式)の携帯端末は、数イン
チ程度の表示パネルしか装備しておらず、キャラクタ表
示しかサポートしていない場合さえある。従って、セン
ター局の処理結果を携帯端末上で受け取っても、その一
部しか表示できない場合もある。また、オフィス内にお
いては、文書をプリント出力することが日常的に行われ
るが、出先にプリンタのような出力装置を携行したり携
帯端末に出力装置を装備したりすることは困難である。
【0006】携帯情報端末などを携行して出先に居るユ
ーザに対して情報出力すなわちプリント環境を提供する
1つの案として、コンビニエンス・ストアや大学生協な
どの公共のスペースに共用のプリンタを設置することが
考えられる。例えば、本出願人に既に譲渡されている特
願平11−296406号明細書には、コンビニエンス
・ストアなどに設置され、遠隔地から配信・送信・流通・
搬送されてきた情報を有料で記録サービスを行うことが
できるプリント・サーバについて開示されている。この
ようなプリント・サーバによれば、一般ユーザは、プリ
ンタなどの出力装置を携行しなくても、最寄の店舗で必
要なときに適宜プリント・アウトすることができる。ま
た、装置購入コストなしに高機能・高品位な出力装置に
よる高品位印刷の恩恵を享受することができる。
【0007】また、プリント・サーバを提供する店舗経
営者側の立場から言えば、プリント・サーバを設置して
おくだけで、顧客がこれを勝手に使用し、利用料金が自
ずと蓄積されるので、課金管理が容易である。また、店
内サービスが拡充されることから、店舗への顧客吸引力
になるなどの副次的なメリットがある。
【0008】このように店舗など公衆の場に設置すべき
プリント・サーバには、例えば、複写機能、ファクシミ
リ機能など多種多様な出力機能を備えた「複合機」を適
用することができる。すなわち、複合機1台で、異種の
情報出力サービスを提供することができ、省スペース化
にもなる。
【0009】ところで、出先においてユーザが出力指示
するプリンタ等の出力装置は、その製造メーカによっ
て、仕様が異なる。例えば、メーカ毎にプリント・エン
ジンが異なるので、プリンタ言語も異なる。また、プリ
ンタ毎に色数や解像度が異なるので、その機種によって
は、指示したデータが意図する形態で出力されない場合
がある。このため、各社自社のプリンタについて、専用
のプリンタドライバを用意し提供している。これによ
り、出力するためのプリンタに対応するプリンタドライ
バを用いてデータを出力すれば、ユーザが意図する形態
で、すなわち意図する色数や解像度によってデータを出
力することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タ・ドライバはプリンタへ向けてデータを出力する装置
で実行されなければならない。このために、多数のプリ
ンタ・ドライバを予め準備して携帯情報端末に導入する
ことが考えられるが、容量的な問題から実用的ではな
い。そこで、プリント・サーバに導入することが考えら
れるが、常時最新のプリンタ・ドライバに更新しなけれ
ばならないため、プリント・サーバにおける負荷は増大
する。
【0011】本発明は、上記事実を考慮して、携帯情報
端末のように論理的及び物理的に移動可能な情報端末か
ら指示したデータを所望の形態で好適に出力することが
できる情報出力方法、情報出力装置、及び情報出力シス
テムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、通信回線に接続された蓄積装置に蓄積され
た蓄積情報の中から通信回線に接続された情報端末によ
り指定されたデータを出力する情報出力方法であって、
前記情報端末により指定されたデータの格納位置情報及
び前記データを出力する出力装置の出力位置情報を通信
回線を介して受け取り、受け取った前記格納位置情報及
び出力位置情報に基づいて、前記データを前記出力装置
へ通信回線を介して出力する。
【0013】本発明では、インターネット等の通信回線
を介して情報を出力する情報出力方法に適用される。す
なわち、ユーザにより通信回線に接続された情報端末か
ら出力すべきデータを指定する。情報端末は、直接イン
ターネット等のネットワークに接続するものに限定され
るものではなく、無線や有線の通信回線によるネットワ
ークを介してインターネット等のネットワークに接続す
ることができる。インターネット等では情報を提供する
サイトが複数存在する。そのサイトから情報を得るとす
るために、ユーザは、情報端末によりデータを指定す
る。情報端末により指定されたデータの格納位置情報及
びデータを出力する出力装置の出力位置情報を受け取
る。そして、受け取った格納位置情報及び出力位置情報
に基づいてデータを出力装置へ出力する。これによっ
て、ユーザによって指定され、出力する位置に対応され
たデータが該当する出力装置から出力されるように、送
信される。このようにすることにより、ユーザが意図す
る情報を意図する出力装置から得られるようにデータを
配信することができる。
【0014】また、他の本発明は、通信回線に接続され
た蓄積装置に蓄積された蓄積情報の中から通信回線に接
続された情報端末により指定されたデータを出力する情
報出力方法であって、データと、前記データを出力する
出力装置の出力位置情報を通信回線を介して受け取り、
前記受け取ったデータを、前記出力装置へ出力するため
の出力条件に従う出力情報に変換し、変換した出力情報
を、前記データとして前記出力装置へ通信回線を介して
出力する。
【0015】他の発明も、インターネット等の通信回線
を介して情報を出力する情報出力方法に適用される。デ
ータを出力装置から得ようとする場合、そのデータの型
式が出力装置の出力形式に合致していない場合がある。
そこで、まず、情報端末により指定されたデータを受け
取り、さらに、そのデータを出力する出力装置の出力位
置情報を通信回線を介して受け取る。次に、受け取った
データを、出力装置へ出力するための出力条件に従う出
力情報に変換し、変換した出力情報を、データとして出
力装置へ通信回線を介して出力する。この変換にあって
は、出力位置情報に基づいて、データを出力するための
出力条件を特定し、受け取ったデータを、特定した出力
条件に従う出力情報に変換することが好ましい。これに
よって、ユーザによって指定され、出力位置に対応され
た出力条件によるデータが出力されるように、送信され
る。この出力情報をプリンタ等の出力装置で出力するこ
とにより、ユーザが意図する情報を得ることができる。
【0016】前記出力条件は、前記記録媒体に出力する
出力装置の仕様情報を採用することができる。ユーザが
所望するプリンタ等の出力装置は、各種仕様が定められ
ており、プリンタドライバ等によりデータを整形するこ
とが可能である。そこで、出力条件として、出力装置の
仕様情報例えばプリンタ・ドライバを採用することで、
ユーザが所望するプリンタ等の出力装置からユーザが意
図する形態で出力を得ることができる。
【0017】前記データの授受に対しては、課金するこ
とをさらに含むことができる。すなわち、目的とする出
力装置から所望のデータを出力しようとする場合、その
データを参照したり取り出したりするときや、データを
出力装置から例えば印刷しようとするときに料金が生じ
ることがある。そこで、これらについて課金し、ユーザ
から徴収するようにすれば、処理にあって生じた料金を
確実に徴収することができる。
【0018】この課金については、前記データを前記出
力情報に変換することについて料金情報を予め定め、前
記料金情報を前記情報端末に属する支払装置へ送信する
ことをさらに含むことができる。
【0019】課金について、ユーザに対して余分に徴収
することは、ユーザにとって不利益である。例えば無料
サイトは、料金が発生しないとユーザは認知している。
ところが、無料サイトの利用には料金が生じなくとも、
そこで得たデータを出力装置から得ようとする場合に、
料金が生じることがある。例えば、データ変換時に料金
が生じることがある。このため、データを出力情報に変
換することについて料金情報を予め定め、料金情報を情
報端末に属する支払装置へ送信する。この支払装置に
は、決済サイトやユーザに直接支払いを要求したりする
サーバがある。これによって、ユーザから必要な料金に
ついてのみ徴収することができる。
【0020】また、前記の課金については、前記データ
を前記出力情報に変換することについて料金情報を予め
定め、前記蓄積装置に蓄積された蓄積情報の中から指定
されたデータを受け取るときに予め定めた料金が徴収さ
れる場合、前記徴収されるべき料金及び前記料金情報を
管理し、前記情報端末に属する支払装置へ送信すること
をさらに含むことができる。
【0021】課金は、サイトへのアクセス時に生じる場
合もある。例えば有料サイトは、そのアクセスやデータ
量に応じて料金が発生するとユーザは認知している。と
ころが、単に料金を徴収するのみでは、有料サイトのど
の利用料金であるかが不明になる。そこで、蓄積装置に
蓄積された蓄積情報の中から指定されたデータを受け取
るときに予め定めた料金が徴収される場合、徴収される
べき料金及び料金情報を管理し、前記情報端末に属する
支払装置へ送信する。このように料金について管理する
ので、ユーザには発生した料金毎に徴収することができ
る。
【0022】前記情報出力方法では、前記情報端末から
記録媒体に出力する出力装置を特定するための装置情報
を前記通信回線を介してさらに受け取り、該装置情報に
対応する出力装置へ向けて前記出力情報を出力すること
ができる。
【0023】すなわち、通信回線を介して記録媒体に出
力する出力装置を特定するための装置情報をさらに送信
し、該装置情報に対応する出力装置へ向けて前記出力情
報を出力することができる。出力情報をプリンタ等の出
力装置で出力する場合、ユーザは所定の出力装置からの
出力を望むことがある。そこで、出力装置を特定するた
めの装置情報をさらに受け取り、装置情報に対応する出
力装置へ向けて出力情報を出力することにより、ユーザ
が意図する情報を意図する出力装置で得ることができ
る。
【0024】上記情報出力方法は、次の情報出力装置に
よって実現可能である。具体的には、通信回線に接続さ
れた蓄積装置に蓄積された蓄積情報の中から通信回線に
接続された情報端末により指定されたデータを出力する
情報出力装置であって、前記情報端末により指定された
データの格納位置情報及び前記データを出力する出力装
置の出力位置情報を通信回線を介して受け取る受信手段
と、受け取った前記格納位置情報及び出力位置情報に基
づいて、前記データを前記出力装置へ通信回線を介して
出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0025】また、他の情報出力装置は、通信回線に接
続された蓄積装置に蓄積された蓄積情報の中から通信回
線に接続された情報端末により指定されたデータを出力
する情報出力装置であって、データと、前記データを出
力する出力装置の出力位置情報を通信回線を介して受け
取る授受手段と、前記受け取ったデータを、前記出力装
置へ出力するための出力条件に従う出力情報に変換する
変換手段と、変換した出力情報を、前記データとして前
記出力装置へ通信回線を介して出力する送信手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0026】この変換手段は、受け取った出力位置情報
に基づいて、前記データを出力するための出力条件を特
定する設定手段を設けても良い。
【0027】前記情報出力装置では、前記出力条件は、
前記記録媒体に出力する出力装置の仕様情報を採用する
ことができる。
【0028】また前記情報出力装置では、前記データの
授受に対して課金する課金手段をさらに含むことができ
る。
【0029】前記課金手段は、前記データを前記出力情
報に変換することについて予め定めた料金情報を記憶
し、前記料金情報を前記情報端末に属する支払装置へ送
信することをさらに含むことができる。
【0030】前記課金手段は、前記データを前記出力情
報に変換することについて予め定めた料金情報を記憶
し、前記蓄積装置に蓄積された蓄積情報の中から指定さ
れたデータを受け取るときに予め定めた料金が徴収され
る場合、前記徴収されるべき料金及び前記料金情報を管
理し、前記情報端末に属する支払装置へ送信することを
さらに含むことができる。
【0031】前記情報出力装置では、前記情報端末から
記録媒体に出力する出力装置を特定するための装置情報
を前記通信回線を介してさらに受け取る受取手段をさら
に備え、前記送信手段は前記装置情報に対応する出力装
置へ向けて前記出力情報を出力することができる。
【0032】また、情報出力方法をデータの入出力のシ
ステム的な観点から見れば、次のようになる。具体的に
は、通信回線に接続可能でかつ蓄積情報を蓄積する蓄積
手段に蓄積された蓄積情報の中から出力すべきデータを
指定する情報端末と、前記情報出力装置と、を含むよう
に構成する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は、コ
ンピュータやPDA等の情報端末を無線または有線でネ
ットワーク接続可能なコンピュータ・ネットワーク・シ
ステムに、本発明を適用したものである。
【0034】図1には、本発明の実施に供されるコンピ
ュータ・ネットワーク・システムの構成を模式的に示し
ている。コンピュータ・ネットワーク・システム80
は、例えば分散型のネットワーク・システムであっても
よい。分散ネットワーク環境下では、各ユーザはプログ
ラムやデータなど資源オブジェクトの所在を特に認識す
る必要がなくなる。また、コンピュータにおいて実行さ
れる手続きも、ネットワーク上で分散して保持され、管
理されている。例えば、ネットワーク上のある1つのコ
ンピュータ上で動作しているプロセスが、他のコンピュ
ータ上で動作するプロセスの手続きを呼び出して実行さ
せることができる。
【0035】本実施の形態では、コンピュータ・ネット
ワーク・システム80は、通信媒体として、インターネ
ットやその他の小規模ネットワークとしてのLAN(Lo
calArea Network)で代表されるネットワーク88、各
国又は各地域の電話会社が構築・提供する公衆電話網な
どで代表される通信網92を含んで構成される。通信網
92には、例えばPSTN(Public Switched Telephon
e Network)やISDN(Integrated Service Digital
Network)が含まれる。また、通信網92として、さら
に、PDC(Personal Digital Cellular)やPHS(P
ersonal Handyphone System)など各種形式の無線電話
網を含むことができる。ネットワーク88と通信網92
とは、ゲートウェイ・システム89によって相互接続さ
れている。
【0036】通信網92は、携帯端末90に対するデー
タの送受信機能を有する基地局94を備えている。これ
によって、携帯端末90は、通信網92を介して他の携
帯端末への通信、または通信網92、ゲートウェイ・シ
ステム89及びネットワーク88を介して他の端末やサ
ーバに対する通信が可能となる。詳細は後述するが、本
実施の形態では、携帯端末90はデータを指定するとき
に用いるため、以下の説明では、データ指定装置という
場合がある。
【0037】なお、通信網92は、携帯端末90に対す
るデータの送受信機能は勿論、発信者番号の認証機能
と、各基地局(図示しない)のセル内に登録された携帯
端末に対する位置データの付与機能などの機能サービス
を提供できることが好ましい。
【0038】インターネットで代表されるネットワーク
88には、ユーザが操作するユーザ・コンピュータ8
2、及び各種のサーバ・コンピュータが、それぞれモデ
ム、ルータ、TA(ターミナル・アダプタ:Terminal A
dapter)等の接続装置86を介して接続されている。こ
れらのコンピュータは、ネットワーク88を介して、相
互通信により情報授受が可能な構成である。
【0039】インターネットやそれぞれの小規模ネット
ワーク等のネットワーク88では、モデムやルータ等の
通信装置86を経由して相互接続が可能であり、このよ
うなネットワーク上のコンピュータ同士は、例えばTC
P/IP(Transmission Control Protocol/Internet P
rotocol)などの所定の通信プロトコルに従って相互ア
クセスが可能である。従って、コンピュータ・ネットワ
ーク・システム80上には、無数のホスト端末やユーザ
端末が接続されてた構成となり、これらコンピュータ・
システムは、一部のコンピュータは各種の資源サービス
を有償又は無償で提供する「サーバ」、他の一部はサー
バに対して資源サービスを要求する「クライアント」と
して稼動する、所謂サーバ・クライアント・システムと
して機能する。
【0040】サーバの一例は、インターネットのような
TCP/IPネットワーク上に構築されたWWWシステ
ムにおけるWWWサーバである。WWWサーバは、HT
ML(Hyper Text Markup Language)コンテンツなどの
HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)資源オブジ
ェクトを提供することができる。サーバの他の例とし
て、各ユーザ・アカウントに対する電子メールの送受信
サービスを提供するメール・サーバ、データベース・サ
ーバ、ファイル・サーバなどが存在する。
【0041】本実施の形態では、各種のサーバ・コンピ
ュータとしては、配信サーバ81、処理サーバ83、プ
リント・サーバ85、サイト・サーバ87、ゲートウェ
イ・システム89を含んで構成されている。これらの各
サーバの詳細な動作は後述するが、配信サーバ81は、
各種データを格納し指定されたデータをプリント・サー
バ85へ受け渡すものであり(所謂サイト)、処理サー
バ83は、携帯端末で指定されたデータを配信サーバ8
1から受け取りプリント・サーバ85が処理可能なデー
タ形式に変換してプリント・サーバ85に送信するもの
であり、プリント・サーバ85は、受信したデータを後
述するように処理して出力するものである。
【0042】また、サイト・サーバ87は各種情報をネ
ットワーク88を介して提供可能に格納保持するもので
あり、ゲートウェイ・システム89は、ネットワーク8
8と通信網92とを相互接続するためのものである。サ
イト・サーバ87は、上記配信サーバと同様のもので、
他のコンテンツを配信するサイトである。なお、配信サ
ーバ81は、データを格納することなく、データの格納
位置を記憶例えばサイト・サーバ87の位置(URL)
を記憶して、その位置のサーバからデータを読み出して
もよい。
【0043】なお、これらのサーバ・コンピュータは各
々1台ずつとして説明するが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、複数台でもよく、またこれらのサー
バを纏めて構成してもよい。特に、本発明に係る構成を
明瞭にするため、以下の説明では、配信サーバ81をデ
ータ配信装置81と称し、処理サーバ83をデータ処理
装置83と称し、プリント・サーバ85をデータ出力装
置85と称する。
【0044】LAN等の小規模ネットワークは、例えば
企業などの特定の組織・団体によって運営される場合が
あり、例えばファイヤ・ウォール(図示しない)のよう
なサーバを介して外部の広域ネットワークに接続され、
外部ネットワークとの間でアクセス制限することができ
る。LANが特定の企業によって所有・管理されている
ような場合、LAN上に設置されたサーバには、企業内
の文書やデータ等の企業に関する様々なコンテンツが多
数蓄積される。クライアントは、所定の認証手続きを経
て、企業において正当な権限が付与されたことが明らか
になると、この種のサーバにアクセスが許可される。
【0045】上記コンテンツとは、電子情報の内容その
ものをいい、特にコンピュータ内で扱われ、ネットワー
クの中を流通する情報の内容そのものをいう。また、コ
ンテンツは、テキストデータ、図形データ、マルチメデ
ィアデータ等の各種データを含んで提供されされるべき
提供情報を含んでいる。
【0046】なお、コンピュータには、当該コンピュー
タで指示入力をするために、各々キーボード、マウス等
の入力装置が設けられており、コンピュータによる処理
結果等を表示するためにディスプレイが設けられてい
る。なお、コンピュータは、汎用的かつ一般的なハード
ウェア構成であるため、詳細な説明を省略する。
【0047】なお、上記ネットワーク88を介してデー
タを送受信する場合、コンピュータや端末に、WWWブ
ラウザをインストールして起動させることにより、任意
のコンピュータにアクセス可能となる。このとき、アク
セス位置(アクセス先のサーバ等の位置、及びサーバ等
内の情報の位置で構成されるデータ)は、URL(Unif
orm Resource Locator)で指定することができる。
【0048】図2には、上記構成によるコンピュータ・
ネットワーク・システムにおける情報の授受について、
機能的なブロック図で示した。本システムは、データ指
定装置90、データ配信装置81、データ処理装置8
3、データ出力装置85に分類して構成することができ
る。
【0049】詳細は後述するが、データ出力の流れを見
ると、ユーザは、出力を要望するデータの格納位置及び
出力位置を、データ指定装置90で指定し、データ配信
装置81へ向けて送信する(データ送信T1)。データ
配信装置81は、データ指定装置90で指定されたデー
タを受け取り、プリント・サーバ85へ向けて送信する
(データ送信T2)。ここで、データ処理装置83は、
データ指定装置90で指定されたデータをデータ配信装
置81から受け取り、データ指定装置90で指定された
出力位置において出力が可能なデータ形式に変換してデ
ータ出力装置85に送信する(データ送信T3)。デー
タ出力装置85は、受信したデータを出力する。この出
力時は、データ指定装置90からの指示(データ送信T
4)で開始するようにしてもよい。
【0050】このようなコンピュータ・ネットワーク・
システム80を利用することで、データ指定装置90を
携帯するユーザは、モバイル環境下において任意の場所
でデータ出力要求を行うことができる。以下、図2の各
部について説明する。
【0051】〔データ指定装置〕携帯端末であるデータ
指定装置90は、図10に示すように、ユーザが携帯可
能な装置であり、テンキーその他のユーザ入力装置20
8と、表示パネルなどユーザ・フィードバックを行うた
めの出力装置212と、基地局との間でデータ通信を行
うための無線送受信装置210と、電話番号のように端
末を一意に識別可能な無線端末装置番号記憶部214を
備えている。また、データ指定装置90は、各種の機能
を有している。
【0052】その機能の1つに、コマンド入力機能があ
る。データ指定装置90は、テンキー、メニュー・ボタ
ン、または音声入力などの形式で、ユーザからのコマン
ドやデータを入力することができる。また、コマンドや
基本パラメータ以外に、ユーザは現在の居場所を特定す
るための位置データを入力することもできる。なお、ユ
ーザ入力された位置データは、通信網のキャリヤが送信
フレーム中に付与する位置データ(基地局IDなど)の
代用とすることができる。
【0053】その他の機能として、コマンド転送機能が
ある。ユーザ入力装置208で入力された各コマンドや
データ(パラメータなど)をデータ配信装置81に向け
て転送する機能である。また、データ出力装置85に対
して問合せ(query)を発行したり、データ出力装置8
5に属するプリンタに対してプリント命令を発行するこ
とができる。転送方法は、通信網を媒介とする以外に、
IrDA(Infrared Data Association)やBluetoothな
どの近距離無線データ通信を用いて最寄のホスト端末に
送信し、このホスト端末経由で転送するようにしてもよ
い。
【0054】図11に示すように、データ指定装置90
は、既に指定したデータ出力装置85(プリンタ)に対
してプリントの実行を要求するプリント命令ボタン22
0を設けることができる。プリント命令ボタン220を
押圧することによって、ディスプレイ・パネル212上
で指定したデータ(領域204A上)を指定した位置
(領域206A)で出力することを指示するプリント命
令を表すデータが送信される。この送信されたデータ
は、通信網92やネットワーク88などのネットワーク
を介して指定されたプリンタ(データ出力装置85)に
送信される。これによって、出力を開始させることがで
きる。
【0055】図11ではデータ指定装置90にプリント
命令ボタン220を設けた場合を説明したが、機構的に
ボタンを新規に追加することに限定されるものではな
い。例えば、データ指定装置90の表示画面上に指示領
域を設けてもよい。例えば、図12に示すように、図1
1の出力装置の入力時に、指示領域222を含む表示画
面201を表示させてもよい。表示画面201は、出力
装置関連の指示機能であり、プリンタ探索ボタン22
4、及びプリント指示ボタン226を含んでいる。
【0056】プリンタ探索ボタン224は、押圧するこ
とで、無線通信によりデータ指定装置90近傍のプリン
タ(データ出力装置85)を探索する機能を実現する。
例えば、プリンタ探索ボタン224を押圧すると、Blue
toothなどの近距離データ通信やIrDAによる通信
で、データ指定装置90と近傍のデータ出力装置85
(プリンタ)との間で交信を行い、近傍のデータ出力装
置85を検出し、データ出力装置85のURLをデータ
指定装置90が受け取って、データ出力装置85を指定
することができる。
【0057】また、プリント指示ボタン226は、図1
1のプリント命令ボタン220と同様の機能ボタンであ
り、押圧することによって、ディスプレイ・パネル21
2上で指定したデータ(領域204A上)を指定した位
置(領域206A)で出力することを指示するプリント
命令を表すデータが送信される。この送信されたデータ
は、通信網92やネットワーク88などのネットワーク
を介して指定されたプリンタ(データ出力装置85)に
送信される。これによって、出力を開始させることがで
きる。また、このプリント指示ボタン226は、データ
出力装置85へ出力する時点で押圧するようにしてもよ
い。この場合、データ出力装置85にはデータの出力
(プリント出力)が待機されており、プリント指示ボタ
ン226の押圧で開始するようにする。これによって、
ユーザが実際にデータ出力装置85へ出向いたときにプ
リントを開始させることができる。
【0058】〔データ配信装置〕データ配信装置81
は、例えば企業内のLAN(又はイントラネット)上に
設置され、その企業に属するデータやデータベースを取
り扱うことができる。但し、データやデータベースは、
データ配信装置81のローカル・ディスクに保管されて
いてもよいし、ネットワーク経由で接続される他のファ
イル・サーバやデータベース・サーバ上に存在していて
もよい(イントラネットは、WWWなどのインターネッ
ト(TCP/IPネットワーク)上の技術を企業内に採
り入れた情報共有システムである)。ネットワーク上に
おけるデータ配信装置81の所在は、例えばURL(Un
iform Resource Locator)によって指定される。また、
各々のデータも、URLによって指定可能である。
【0059】データ配信装置81は、後述するデータ処
理装置83の構成(図3)と略同様に、実行処理部、プ
ログラム&データ部から構成される。データ配信装置8
1には、格納されたデータの位置がクライアントから送
信される。データ配信装置81は、コンテンツの保管・
検索・一覧を行うことができる管理機能と、指定された
データから管理機能を用いてコンテンツを抽出しかつ出
力送信する出力機能とを含んでいる。これにより、クラ
イアントで指定された位置のデータを抽出し、出力する
ことができる。
【0060】具体的には、データ配信装置81は、管理
機能を有する。すなわち、データを作成する元となるコ
ンテンツの管理を行う。このデータのコンテンツは、デ
ータ配信装置81のローカル・ディスク、またはネット
ワーク経由で接続された他のサーバのリモート・ディス
ク上に蓄積されている。データ配信装置81は、データ
指定装置90側からの要求に応じて、コンテンツを取得
し、送信する。
【0061】〔データ処理装置〕データ処理装置83
は、データ指定装置90側で指定されたデータを指定し
たデータ出力装置の出力形式にカスタマイズして送信す
るものである。カスタマイズ化などの文書処理は、デー
タ処理装置83内で実行してもよいし、CGI(Common
Gateway Interface)などの遠隔手続き呼び出しを利用
してネットワーク88上の他のサーバに委ねてもよい。
一例では、データ処理装置83は、カラー・プリントや
高品質用紙へのプリント・アウトなど、出力サービスの
品位に応じてデータを変換する。
【0062】図3には、データ処理装置83の構成を機
能的に表したものである。データ処理装置83は、実行
処理部83A、プログラム&データ部83Bから構成さ
れている。実行処理部83Aは、データ配信装置81及
びデータ出力装置85と、プログラム&データ部83B
とに接続されている。これらの各部は、コンピュータで
構成し、情報授受可能に接続してもよい。実行処理部8
3Aは、主に、他のコンピュータとの情報授受や各種処
理を実施する機能部である。また、実行処理部83A
は、データ処理に関係する各種コンテンツを参照したり
取り出したりする機能部も含んでいる。プログラム&デ
ータ部83Bは、出力条件等の各種テーブルやデータを
参照したり取り出したりする機能部である。プログラム
&データ部83Bに含まれるものの一例として、OSに
対応するプリンタ・ドライバやパッチ等のデータがあ
る。
【0063】データ処理装置83にはデータ配信装置8
1からデータが送信される。このデータはそのままデー
タ出力装置85から出力できない場合がある。そこで、
データ処理装置83では、データ配信装置81から受け
取ったデータをデータ出力装置85向けに変換する機能
を有している。すなわち、データ処理装置83は、デー
タ配信装置81から受け取ったコンテンツの解析やデー
タ合成及び出力文書生成を行うコンテンツ処理機能と、
プリンタなどの指定された出力装置向けにレンダリング
(プリント・イメージ生成)を行うフォーマッティング
機能を備えている。
【0064】なお、このデータ処理装置には、課金処理
機能を付随することができる。この課金処理機能は、受
け取ったデータをデータ出力装置85向けに変換する機
能に対して生じる料金をユーザに対して求める(徴収す
る)機能である。従って、課金対象となるユーザは、携
帯端末のユーザであり、その徴収形態は、次の2種類が
ある。
【0065】第1は、上記変換機能に対する料金のみを
徴収するものである。これは、上記変換機能に対して予
め料金を設定しておき、これをユーザに対して要求する
ものである。この要求には、例えば、ユーザが携帯端末
の使用料金などを支払う場合に、合算するようにでき
る。また、クレジットやローン会社などが開設している
決済サイトへユーザの情報を以て、これを要求すること
ができる。
【0066】第2は、上記変換機能に対する料金に加
え、その他データを得るまでに生じた料金を徴収すると
共に、これを管理するものである。まず、上記変換機能
に対する料金に加え、その他データを得るまでに生じた
料金を徴収する点は、有料サイトなどでアクセスなどに
料金が発生する場合、これを変換機能に対する料金と加
えて徴収するものである。そして、ここでいう管理と
は、発生した料金をその項目毎に内訳を作成することで
ある。内訳には、使用サイト、使用データ、使用日時、
使用容量などがある。
【0067】〔データ出力装置〕データ出力装置85
は、ネットワーク上に存在するプリンタなどの情報出力
装置の管理と、ネットワーク上で発行されたプリント要
求などの情報出力要求を統括的に制御することができ
る。データ出力装置は、特定の企業内で運用されても、
企業外の組織が特定企業のために運用してもよい。例え
ば、企業外の第3者的な組織・団体が複数企業にまたが
って出力管理サービスを提供するような運営形態であっ
てもよい。図1に示す例では、データ出力装置は、ネッ
トワーク88上の所定の場所(IPアドレス)で接続さ
れてされているが、サーバの設置場所を限定するもので
はない。ネットワーク上におけるデータ出力装置の所在
は、例えばURLによって指定される。このデータ出力
装置85は、上記のデータ処理装置83の構成(図3)
と略同様に、実行処理部、プログラム&データ部から構
成され、各種機能を有している。
【0068】すなわち、データ出力装置85は、クライ
アントからの情報出力要求に応じて印刷用紙へのプリン
ト・アウトなどの情報出力処理の制御・管理を行う。情
報出力装置としては、自己にローカル接続されたプリン
タ(ローカル・プリンタ)以外に、ネットワーク上に散
在する他のプリンタ(リモート・プリンタ)などを指定
することができる。データ出力装置85は、情報出力可
能なプリンタの一覧を検索・表示する機能と、プリンタ
に対する要求を中継する機能などの機能サービスを提供
できることが好ましい。なお、本実施の形態では、情報
出力装置としてのプリンタが内蔵されたデータ出力装置
85を一例にして説明する。
【0069】なお、プリンタは、コンピュータ処理され
た文書やイメージを印刷するプリンタである以外に、複
写機能やファクシミリ機能など多種類の機能サービスな
ど他の機能も提供する「複合機」で構成することができ
る。プリンタは、例えば、コンビニエンス・ストアや大
学生協、ガソリン・スタンド、高速道路のサービス・エ
リアなど、比較的多人数が終結し易い公共の場に設置さ
れ、不特定多数のユーザ間で共用される。
【0070】なお、データ出力装置85が有する機能の
一例として、課金処理がある。データ指定装置90上で
出力要求されるデータは、有権利データや個人情報を含
んだデータである可能性がある。不正なユーザによって
データが悪用・転用されないように、データ出力装置8
5は、データ配信装置81やデータ処理装置83に対し
て認証を行うことで、出力データを受け取ることができ
る。そして、データ出力装置85は、モバイル環境上で
の情報出力サービスに対して正当な対価・料金をユーザ
に請求すなわち課金することが可能となる。
【0071】この場合、出力先に指定されたデータ出力
装置85に属するプリンタに対して料金体系などの課金
情報を送信するとともに、プリンタ側からは実行された
プリント出力結果に応じて算出された課金額などの課金
情報が返信される。カラー・プリントや高品質用紙への
プリント・アウトなど、出力サービスの品位に応じて料
金体系を切り替えるようにしてもよい。
【0072】データ出力装置85は、すべての情報出力
に対する課金情報を一元的に集中管理してもよいし、課
金処理のみ行って課金情報をデータの提供元であるデー
タ配信装置81やデータ処理装置83に送信するように
してもよい。これらの認証処理や課金処理は、例えば、
通信網やネットワーク経由で行われる。
【0073】なお、モバイル環境下のユーザすなわちデ
ータ指定装置90からは、指定したプリンタに対して出
力要求を直接送ることもできるが、データ出力装置85
に対して出力要求を発行することもできる。後者の場
合、データ出力装置85は、プロキシとして機能して、
プリント要求を指定されたプリンタに対してリダイレク
トする。リダイレクションには、例えばURL、トーク
ン、Putメソッドなどを利用することができる。
【0074】また、データ出力装置85は、属するプリ
ンタに対して、キュー(プリント・ジョブの待ち行列)
の状態などをチェックすることを含んでいる。状態監視
は、例えば、通信網やネットワーク経由で行われる。状
態監視した結果、キューが既に満杯でもはや新しい出力
要求を受容できないプリンタが判明した場合、データ出
力装置は、該プリンタをプリンタ一覧から除外してもよ
い。
【0075】また、データ出力装置85は、プリンタと
しての機能を有することができる。その機能の一例に
は、プリント・キューの管理機能がある。プリンタは、
データ指定装置90から要求されたプリント・ジョブを
一旦蓄積して、スケジューリングを行う。蓄積されたジ
ョブは、出力指示を受領した後に(あるいは先入れ先出
し(FIFO)方式で)処理される。
【0076】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0077】図4には、本実施の形態にかかるコンピュ
ータ・ネットワーク・システムにおける、サーバー側及
びユーザ(クライアント)側の情報の授受を、イメージ
的に示した。
【0078】まず、ユーザは、サイトの情報出力を要求
するとき、携帯端末90からデータ配信装置81に対し
て、アクセス要求を行い(データD1)、サーバ側のデ
ータ配信装置81は、情報を提示するための初期情報す
なわち携帯端末90に提示可能な画面フォーマット情報
を生成しかつデータを生成し、ユーザ側へ送信する(デ
ータD2)。ユーザは、データ配信装置81から送信さ
れた情報を参照しつつ出力を要望するデータの格納位置
を指定し(処理S1)、そのデータを出力する位置を指
定する(処理S2)。指定が終了すると、ユーザは、そ
の情報出力を要求する(データD3)。
【0079】データの格納位置は、そのテータが格納さ
れたURLを指定することで行うことができる。また、
データを出力する位置は、ユーザの最寄のプリント・ス
テーション等のデータ出力装置85のURLを指定する
ことで行うことができる。なお、データを出力する位置
は、データ出力装置85及び携帯端末90に共通の無線
通信機能を持てば、データ出力装置85と携帯端末90
との間の情報授受によって、データ出力装置85のUR
Lを自動的に指定することもできる。
【0080】なお、本実施の形態では、携帯端末90に
よりデータ配信装置81に対してアクセス要求した後に
初期情報を得て、出力要求する場合を説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザ・
コンピュータ84で予めURLを取得しておき、これを
指定してもよい。また、ユーザが、データの位置である
URLを取得済みの場合もこれを指定するのみでよい。
【0081】データ配信装置81は、携帯端末90から
のデータを受け取り、その内容を特定すなわちユーザか
らの要求を把握する(処理S3)。この把握は、ユーザ
が指定したデータの格納位置(URL)と、そのデータ
の出力位置(データ出力装置85)とを認知することで
ある。データ配信装置81は、ユーザからの要求を把握
すると、その旨を表す配信設定データとして生成し(処
理S4)、その配信設定データを配信要求として送信す
る(データD4)。
【0082】データ処理装置83は、データ配信装置8
1からの配信要求を受け取り、その要求を把握し、要求
に含まれる出力先のデータ出力装置85を特定する(処
理S5)。次に、特定したデータ出力装置85の出力条
件を定めるための出力装置ドライバを入手する(処理S
6)。この出力装置ドライバは、例えばデータ出力装置
85の仕様や言語を規定するもので、プリンタ・ドライ
バで代表される。次に、入手した出力装置ドライバを基
にして、データ出力装置85の仕様等で定まる、出力の
形態(例えば、ソートや両面印刷等の機能)、部数、色
数、解像度の上限値や許容値を出力条件として設定する
(処理S7)。次に、入手した出力装置ドライバを基に
して、ユーザが指定した格納位置(URL)のデータ
を、出力条件に従って変換する(処理S8)。そして、
変換した変換データを出力要求として送信する(データ
D5)。
【0083】データ出力装置85は、データ処理装置8
3からの出力要求(変換データ)を受け取り、出力する
(処理S9)。
【0084】次に、データ指定装置90、データ配信装
置81、データ処理装置83、データ出力装置85、で
構成される携帯端末及びサーバ・コンピュータ82の各
部の処理を詳細に説明する。まず、携帯端末であるデー
タ指定装置90では、図5に示す処理ルーチンが実行さ
れる。図5のステップ100では、初期表示処理が実行
される。この初期表示処理は、ユーザは、サイトの情報
出力を要求するときに、データ指定装置90からデータ
配信装置81に対してアクセス要求を行った後にユーザ
側に提供される初期情報すなわちデータ指定装置90に
表示されるべき画面のフォーマット情報を、受け取って
表示する。従って、ステップ100の処理は、上記デー
タD1の送信処理と、データD2の受信処理に相当す
る。
【0085】次のステップ102では、ユーザによる指
示が出力指示であるか否かを判断する。ユーザによりデ
ータの出力以外が指示されるとステップ102で否定さ
れ、ステップ110において他処理が実行された後に、
本ルーチンを終了する。一方、ユーザによりデータの出
力が指示されるとステップ102で肯定され、ステップ
104へ進み、出力指示するデータの格納位置が指定
(URL)され、次のステップ106において、その指
定したデータを出力する位置(場所)を指定(URL)
される。これらデータの格納位置及び出力位置が指定さ
れると、次のステップ108へ進み、データ配信装置8
1へデータを送信して本ルーチンを終了する。従って、
ステップ104の処理は上記処理S1に相当し、ステッ
プ106の処理は上記処理S2に相当し、ステップ10
8の処理は、上記データD3の送信処理に相当する。
【0086】図10には、データ配信装置81へ送信す
べきデータの指定時において、データ指定装置90に表
示される画面の一例を示した。図10に示すように、指
定画面である画面200は、現在時間に関係する表示領
域202、出力データの表示領域204、及び出力装置
の表示領域206を含んでいる。出力データの表示領域
204は、URLにより出力データの格納位置を指定す
るための入力領域204Aを含んでいる。また、出力装
置の表示領域206はURLにより出力装置の位置を指
定するための入力領域206Aを含んでいる。これらの
入力領域204A,206Aには、データ指定装置90
の操作部208の操作によって文字や記号の入力が可能
である。
【0087】次に、データ配信装置81の処理を詳細に
説明する。なお、データ配信装置81では、アクセス自
体の処理と、データを出力する処理とに大別できるの
で、これらを順に説明する。
【0088】まず、データ配信装置81では、図6に示
す処理ルーチンが実行される。携帯端末90によりデー
タ配信装置81に対してアクセス要求がなされると、ス
テップ120で肯定され、次のステップ122において
ユーザ認証処理を実行した後に、次のステップ124に
おいて初期情報をデータ指定装置90へ出力し、本ルー
チンを終了する。従って、ステップ120、122の処
理は、上記データD1の受信処理に相当し、ステップ1
24の処理は、データD2の送信処理に相当する。
【0089】次に、データ配信装置81では、図7に示
す処理ルーチンが実行される。携帯端末(データ指定装
置)90により、データの格納位置(URL)とデータ
の出力位置(URL)と指定されて送信されると、これ
をデータ配信装置81が受け取り、図7のステップ13
0で肯定され、次のステップ132へ進む。ステップ1
32では、受け取った携帯端末(データ指定装置)90
からのデータの格納位置により、データ位置を特定する
と共にそのデータを入手し、次のステップ134におい
てデータの出力位置を特定する。以上のことにより、デ
ータ配信装置81では、ユーザからの指定によるデータ
およびその出力位置を把握でき、これらを次のステップ
136で配信し、本ルーチンを終了する。この配信は、
データ処理装置83へ向けて行われる。従って、ステッ
プ132、134の処理は、上記処理S3に相当し、ス
テップ136の処理は、処理S4及びデータD4の送信
処理に相当する。
【0090】次に、データ処理装置83の処理を詳細に
説明する。まず、データ処理装置83では、図8に示す
処理ルーチンが一定時間毎に実行される。データ配信装
置81からデータ送信がなされると、ステップ140で
肯定され、次のステップ142においてデータ配信装置
81からのデータを受け取り、ステップ144へ進む。
ステップ144では、出力装置の種類を特定する。すな
わち、ステップ142で受け取ったデータからデータ指
定装置90で指定されたデータの出力位置(URL)を
抽出し、その出力位置(URL)の種類を特定する。出
力位置(URL)の種類には、プリンタの種類や仕様の
種類がある。次のステップ146では、ユーザが所望す
る処理を判定する。このステップ146では、データの
出力を要求した条件を定める処理である。すなわち、出
力するページの出力範囲や出力する色数、解像度等の条
件を定める。
【0091】次のステップ148では、上記ステップ1
42で読み取ったデータをステップ146で定めた条件
に従うデータに変換する。このステップ148のデータ
処理には、出力するデータのページ数の管理、出力する
回数(部数)の管理、出力内容(白黒、カラーの色数、
出力時の情報単価)の管理がある。そして、変換したデ
ータをデータ出力装置85へ送信して、本ルーチンを終
了する。従って、ステップ142〜146の処理は、上
記処理S5に相当し、ステップ148の処理は、処理S
6〜S8に相当し、ステップ150の処理はデータD5
の送信処理に相当する。
【0092】次に、データ出力装置85の処理を詳細に
説明する。
【0093】まず、データ出力装置85では、図9に示
す処理ルーチンが一定時間毎に実行される。データ処理
装置83からデータ送信がなされると、ステップ160
で肯定され、次のステップ162においてデータ処理装
置83から受け取ったデータから出力条件を抽出して条
件設定を行う。この条件設定は、図8のステップ148
で管理されてその後送信された、出力するデータのペー
ジ数、出力する回数(部数)、出力内容(白黒、カラー
の色数、出力時の情報単価)を設定する。次のステップ
164では、上記ステップ162で設定した条件でデー
タを出力して、本ルーチンを終了する。従って、ステッ
プ160の判断処理は、データD5の受信処理に相当
し、ステップ162、164の処理は、処理S9に相当
する。
【0094】このように、本実施の形態では、ユーザが
データ指定装置90により、出力を要望するデータの格
納位置及び出力位置を指定することで、その指定データ
がデータ配信装置81へ向けて送信される。データ配信
装置81では、データ指定装置90で指定されたデータ
を受け取り、データ出力装置85へ向けて送信し、これ
をデータ処理装置83が受け取る。データ処理装置83
は、データ指定装置90で指定されたデータを、データ
指定装置90で指定された出力位置において出力が可能
なデータ形式に変換し、データ出力装置85へ送信する
ことでデータ出力装置85からデータを出力させる。従
って、指定したデータを指定した位置でその指定した位
置の装置の種類や仕様に拘わらず出力することができ、
ユーザが意図するデータ形式で得ることができる。
【0095】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、携帯端末のように論理的及び物理的に居場所が不定
な相手から発行されたデータ出力を、出力位置の出力形
態に応じて好適に処理することができる。
【0096】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正
や代用を成し得ることは自明である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンターネット等の通信回線を介して情報を出力すると
き、ユーザにより指定されたデータの格納位置情報及び
データを出力する出力位置情報を用いて、出力位置情報
に対応するデータの出力条件を定め、その出力条件に従
う出力情報にデータを変換し、記録媒体に出力するため
に送信するので、ユーザはデータを出力する位置の装置
の仕様等の形態を考慮することなく、ユーザが意図する
情報を出力することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかるコンピュータ・
ネットワーク・システムの構成を模式的に示したイメー
ジ図である。
【図2】 本発明の実施の形態にかかるコンピュータ・
ネットワーク・システムにおけるデータ出力の流れ説明
するための説明図である。
【図3】 データ処理装置の概略機能構成ブロック図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態にかかるコンピュータ・
ネットワーク・システムにおける、サーバー側及びユー
ザ(クライアント)側の情報の授受を、イメージ的に示
したフローチャートである。
【図5】 データ指定装置の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】 データ配信装置の第2処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】 データ配信装置の第1処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】 データ処理装置の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図9】 データ出力装置の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】 ユーザが携帯端末上でデータの格納位置及
び出力位置を指示する際におけるディスプレイ・パネル
を描写したイメージ図である。
【図11】 ユーザが携帯端末で出力指示するためのボ
タンを構成に含む形態端末の一例を示すイメージ図であ
る。
【図12】 ユーザが携帯端末上でデータの出力位置を
探索または指示する際におけるディスプレイ・パネルを
描写したイメージ図である。
【符号の説明】 80 コンピュータ・ネットワーク・システム 81 データ配信装置 83 データ処理装置 85 データ出力装置 86 接続装置 86 通信装置 87 サイト・サーバ 88 ネットワーク 89 ゲートウェイ・システム 90 データ指定装置 208 ユーザ入力装置 210 無線送受信装置 212 ディスプレイ・パネル 214 無線端末装置番号記憶部 220 プリント命令ボタン 222 指示領域 224 プリンタ探索ボタン 226 プリント指示ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 哲郎 東京都港区赤坂二丁目17番22号 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 野田 範行 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 BB01 CC02 EE05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続された蓄積装置に蓄積さ
    れた蓄積情報の中から通信回線に接続された情報端末に
    より指定されたデータを出力する情報出力方法であっ
    て、 前記情報端末により指定されたデータの格納位置情報及
    び前記データを出力する出力装置の出力位置情報を通信
    回線を介して受け取り、 受け取った前記格納位置情報及び出力位置情報に基づい
    て、前記データを前記出力装置へ通信回線を介して出力
    することを特徴とする情報出力方法。
  2. 【請求項2】 通信回線に接続された蓄積装置に蓄積さ
    れた蓄積情報の中から通信回線に接続された情報端末に
    より指定されたデータを出力する情報出力方法であっ
    て、 データと、前記データを出力する出力装置の出力位置情
    報を通信回線を介して受け取り、 前記受け取ったデータを、前記出力装置へ出力するため
    の出力条件に従う出力情報に変換し、 変換した出力情報を、前記データとして前記出力装置へ
    通信回線を介して出力することを特徴とする情報出力方
    法。
  3. 【請求項3】 前記出力条件は、前記記録媒体に出力す
    る出力装置の仕様情報であることを特徴とする請求項2
    に記載の情報出力方法。
  4. 【請求項4】 前記データの授受に対して課金すること
    をさらに含むことを特徴とする請求項2または請求項3
    に記載の情報出力方法。
  5. 【請求項5】 前記データを前記出力情報に変換するこ
    とについて料金情報を予め定め、前記料金情報を前記情
    報端末に属する支払装置へ送信することをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項4に記載の情報出力方法。
  6. 【請求項6】 前記データを前記出力情報に変換するこ
    とについて料金情報を予め定め、前記蓄積装置に蓄積さ
    れた蓄積情報の中から指定されたデータを受け取るとき
    に予め定めた料金が徴収される場合、前記徴収されるべ
    き料金及び前記料金情報を管理し、前記情報端末に属す
    る支払装置へ送信することをさらに含むことを特徴とす
    る請求項4に記載の情報出力方法。
  7. 【請求項7】 前記情報端末から記録媒体に出力する出
    力装置を特定するための装置情報を前記通信回線を介し
    てさらに受け取り、該装置情報に対応する出力装置へ向
    けて前記出力情報を出力することを特徴とする請求項1
    乃至請求項6の何れか1項に記載の情報出力方法。
  8. 【請求項8】 通信回線に接続された蓄積装置に蓄積さ
    れた蓄積情報の中から通信回線に接続された情報端末に
    より指定されたデータを出力する情報出力装置であっ
    て、 前記情報端末により指定されたデータの格納位置情報及
    び前記データを出力する出力装置の出力位置情報を通信
    回線を介して受け取る受信手段と、 受け取った前記格納位置情報及び出力位置情報に基づい
    て、前記データを前記出力装置へ通信回線を介して出力
    する出力手段と、 を備えたことを特徴とする情報出力装置。
  9. 【請求項9】 通信回線に接続された蓄積装置に蓄積さ
    れた蓄積情報の中から通信回線に接続された情報端末に
    より指定されたデータを出力する情報出力装置であっ
    て、 データと、前記データを出力する出力装置の出力位置情
    報を通信回線を介して受け取る授受手段と、 前記受け取ったデータを、前記出力装置へ出力するため
    の出力条件に従う出力情報に変換する変換手段と、 変換した出力情報を、前記データとして前記出力装置へ
    通信回線を介して出力する送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報出力装置。
  10. 【請求項10】 前記出力条件は、前記記録媒体に出力
    する出力装置の仕様情報であることを特徴とする請求項
    9に記載の情報出力装置。
  11. 【請求項11】 前記データの授受に対して課金する課
    金手段をさらに含むことを特徴とする請求項8または請
    求項9に記載の情報出力装置。
  12. 【請求項12】 前記課金手段は、前記データを前記出
    力情報に変換することについて予め定めた料金情報を記
    憶し、前記料金情報を前記情報端末に属する支払装置へ
    送信することをさらに含むことを特徴とする請求項11
    に記載の情報出力装置。
  13. 【請求項13】 前記課金手段は、前記データを前記出
    力情報に変換することについて予め定めた料金情報を記
    憶し、前記蓄積装置に蓄積された蓄積情報の中から指定
    されたデータを受け取るときに予め定めた料金が徴収さ
    れる場合、前記徴収されるべき料金及び前記料金情報を
    管理し、前記情報端末に属する支払装置へ送信すること
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の情報
    出力装置。
  14. 【請求項14】 前記情報端末から記録媒体に出力する
    出力装置を特定するための装置情報を前記通信回線を介
    してさらに受け取る受取手段をさらに備え、前記送信手
    段は前記装置情報に対応する出力装置へ向けて前記出力
    情報を出力することを特徴とする請求項9に記載の情報
    出力装置。
  15. 【請求項15】 通信回線に接続可能でかつ蓄積情報を
    蓄積する蓄積手段に蓄積された蓄積情報の中から出力す
    べきデータを指定する情報端末と、 請求項8及び請求項9に記載の情報出力装置と、 を含むことを特徴とする情報出力システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004099968A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 印刷装置および印刷指示装置

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