JP2002169390A - 定着ユニット及び該定着ユニットを備えた画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ、複写機等の画像形成装置を使用中
に、ジャム（紙詰まり）が発生し、定着ユニットを画像
形成装置本体から離脱した状態においても定着ユニット
のセンサ系を稼動させ、定着ユニット内の残紙を検知
し、連続してジャムが発生することを防止する。 【構成】 電子写真式の画像形成装置の稼働中にジャム
が発生すると、用紙センサがジャム発生個所を検知し、
操作パネルに表示する。定着ユニット２は電池を備えて
いるので、画像形成装置本体１から定着ユニット２を離
脱した状態でも、定着ユニット２のセンサ系には電池か
ら電力が供給され、センサ系を稼動しておくことができ
る。また、定着ユニット２にはＲＡＭを備えており、各
センサの信号変化を記録しておくことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、定着ユニット及び
該定着ユニットを備えた画像形成装置に関し、さらに詳
しくは、電子写真方式の画像形成装置においてジャムが
発生した時、定着ユニットを画像形成装置本体から離脱
させてジャム紙の除去処理を行う画像形成装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置にお
ける定着処理は、その処理が高温で行われる性質上、定
着装置の定着ローラ対の周囲を覆った構成とし、独立し
たユニット形態の定着ユニットとしたものが多い。そし
て、定着ユニット内においてジャムが発生した場合、ジ
ャム用紙除去作業は囲われた形態のため、用紙が見づら
く、取り出し難い。図１は、画像形成装置の画像形成装
置本体１と定着ユニット２を示す斜視図で、ジャム用紙
を取り出し易くするため、定着ユニット２を画像形成装
置本体１から離脱した状態で保持し、さらに定着ユニッ
ト２の出口側のカバー（用紙のガイド板を兼用する場合
が多い）１０をカバー軸１０ａを中心に開閉可能な構成
とするものである。

【０００３】しかし、定着ユニット２は高温であるた
め、用紙検知センサは耐熱性の問題からその取付け位
置、取付け方法が制限され、取り付けが困難であり、用
紙検知センサに検知されない用紙の残紙状態にもなりや
すい。そのため、定着ユニット２内に残紙が残っていて
も検知されず、また定着ユニット２のカバー１０を開け
て残紙が見える状態にすることなしに、ジャムリカバリ
ーしてしまうことがある。この場合には、ジャムリカバ
リーしても、定着ユニット内の残紙が邪魔をするため、
連続してジャムが発生してしまう。

【０００４】このようなことを防止するため、定着ユニ
ット２のカバー１０が開閉されたことを検知し、オペレ
ータが定着ユニット２内の残紙確認をしたかどうかを確
認したいが、定着ユニット２はカバー１０の開閉時に画
像形成装置本体１から離脱しているので、カバー１０を
開閉したことを検知する検地装置には電源が供給されて
いない状態であるので、検知することができないといっ
た問題点がある。

【０００５】また、プリンタ本体内にバッテリを着脱自
在に有し、その電力によりプリント機構を稼動するよう
にした手動式プリンタにおいて、用紙の搬送を手動で行
うことにより内蔵したバッテリの寿命を増大させるよう
にしたものが、特開平７−１２５３４２号公報に開示さ
れている。また、コンピュータ等の外部装置からの電力
の供給を受けることができるとともに、外部装置のシス
テムダウンを抑制することができる画像形成装置におい
て、外部装置からの電力供給に替わって電力供給を行う
予備用電源装置としての電池とその電圧測定装置が、特
開平１１−１９８４９５号公報に開示されている。しか
し、これらはプリンタや画像形成装置本体内に電池を備
えたものではあるが、画像形成装置におけるジャム発生
を検知し、ジャム紙を除去する際の操作に着目したもの
ではない。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
技術に鑑みてなされたものであって、プリンタ、複写機
等の画像形成装置の使用中、ジャムが発生して画像形成
装置が停止したような場合、画像形成装置の定着ユニッ
トを画像形成装置本体から離脱した状態においても定着
ユニットのセンサ系を稼動させ、その信号変化を検知す
るようにして定着ユニット内の残紙を検知し、連続して
ジャムが発生することを防止することを目的とする。ま
た、ジャム発生の検知、及びジャム用紙の除去処理の信
頼性を向上することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するためになされたものであって、その第１の技術手
段は、画像形成装置本体から離脱可能な定着ユニットで
あって、内部に設置されたセンサからなるセンサ系及び
該センサ系に電力を供給する電池を備え、ジャムが発生
し前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱さ
れた際、前記センサ系は前記電池から供給される電力に
よって稼動することを特徴とする。

【０００８】第２の技術手段は、第１の技術手段の定着
ユニットにおいて、前記定着ユニットが前記画像形成装
置本体から離脱された際、前記センサの信号変化を記録
する記憶装置を備えていることを特徴とする。

【０００９】第３の技術手段は、第１または第２の技術
手段の定着ユニットにおいて、開閉可能なカバーを備
え、ジャムが発生し前記定着ユニットが前記画像形成装
置本体から離脱された状態で、前記カバーが開閉された
ことを検知するセンサを備えていることを特徴とする。

【００１０】第４の技術手段は、第３の技術手段の定着
ユニットにおいて、内部に用紙が残っている可能性があ
るときは、前記カバーを開閉しなければジャムリカバリ
ーしないことを特徴とする。

【００１１】第５の技術手段は、第１〜４の技術手段の
定着ユニットにおいて、前記定着ユニットが前記画像形
成装置本体から離脱した状態で、内部に用紙が残ってい
る可能性があるとき点灯するライトを備えていることを
特徴とする。

【００１２】第６の技術手段は、画像形成装置本体と第
１〜５の技術手段の定着ユニットからなる画像形成装置
であることを特徴とする。

【００１３】第７の技術手段は、第６の技術手段の画像
形成装置において、前記画像形成装置本体は、前記定着
ユニットに備えられた前記電池の出力電圧が規定値以下
であることを検知する検知装置を備えていることを特徴
とする。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
〜８に基づき説明する。図２は、図１に示す本発明の前
提となる電子写真方式の画像形成装置における定着ユニ
ットの側断面図である。電子写真方式の画像形成装置の
定着ユニット２は、定着ローラ３と加圧ローラ４を備
え、加圧ローラ４は加圧スプリング５と加圧アーム６に
より定着ローラ３に圧接従動して用紙を搬送し、またト
ナーを用紙に加圧する。定着ローラ３は中心部に内蔵さ
れたヒータ３ａにより加熱され、サーミスタ３ｂにより
一定の温度に保温され、用紙に熱を加えてトナー定着を
行う。また、定着ローラ３と加圧ローラ４は、それぞれ
に従動して回転するクリーニングローラ７，８を有し、
定着ローラ３と加圧ローラ４の表面を常時清浄な状態に
保持する。また、定着ユニット２の用紙出口側側面は、
カバー軸１０ａで開閉自在に軸支されたカバー１０で覆
われており、閉状態では用紙のガイド板を兼ねている。
なお、定着ユニット２の入口側には入紙ガイド板９が設
けられている。定着ユニット２の前面は前面カバー１１
で覆われ、前面カバー１１には定着ユニット２を画像形
成装置本体１から引き出し、また画像形成装置本体１に
押し込むとき使用する把手１１ａ、及び加圧ローラ４を
手動により回転駆動するための加圧ローラハンドル４ａ
が設けられている。また、定着ユニット２の上面は上カ
バー１２で覆われている。

【００１５】図３は、図１に示す定着ユニット２の前面
カバー１１を取り外した状態を示す斜視図、図４は、図
２に示す画像形成装置の定着ユニットのカバーを開いた
状態を示す側面図である。定着ユニット２は、前面カバ
ー１１の内側に電池１５が設けられ、電池１５はケース
１６内に保持されているが、その取り付け位置は定着ロ
ーラ３の熱の影響を受けにくくするため、定着ユニット
２の下方が好ましく、また電池１５はリチウム電池等の
寿命が長いものとすることが望ましい。また、定着ユニ
ット２において、用紙が通過する経路中の適宜位置、及
び用紙のジャムが発生したときにそのジャム紙を検知す
ることができる適宜位置に用紙センサを設ける。そし
て、これらの用紙センサや後述のカバーセンサ１９等に
よりセンサ系が形成されており、このセンサ系にはコネ
クタ１７を介して画像形成装置本体１から電力が供給さ
れるとともに、定着ユニット２が画像形成装置本体１か
ら引き出され離脱したときには電池１５から電力が供給
されるように構成されている。この電池１５からの電力
により、画像形成装置の使用中に紙詰まり等が発生し、
定着ユニット２を画像形成装置本体１から離脱し、画像
形成装置本体１からコネクタ１７を通じて電力供給がな
くなった状態でも定着ユニット２のセンサ系を稼動する
ことができる。このため、ジャム発生時においてもセン
サ系の検知信号変化を検出できるので、残紙処理が行わ
れたか否かを知ることができ、残紙残りによる連続ジャ
ム発生を防止することができる。（請求項１）

【００１６】また、定着ユニット２内にはセンサ系を構
成している各センサの変化を記録しておくＲＡＭ等の記
憶装置１８が備えられており、記憶装置１８には電池１
５からｃルートで電力を供給する。そして、定着ユニッ
ト２を画像形成装置本体１に押し込んで装着したとき
に、定着ユニット２を離脱している時にセンサ系の各セ
ンサに生じた信号変化を、画像形成装置本体１に対しコ
ネクタ１７を通して伝えることができる。従って、残紙
処理が行われたか否かを知ることができ、残紙残りによ
る連続ジャム発生を防止することができる。（請求項
２）

【００１７】定着ユニット２のカバー１０の開閉検知す
るため、カバー稼動端１０ａの変位を画像形成装置本体
１に設けたアクチュエータ１９ａを介してカバーセンサ
１９が検知する。カバーセンサ１９は定着ユニット２内
の電池１５からａルートで稼動電力を供給され、センサ
信号をｂルートでＲＡＭ等の記憶装置１８に記録させて
いる。ただし、カバーセンサ１９は導通／非導通の電流
変化を判別して信号にするものでも良い。従って、耐熱
性が高いマイクロスイッチやリードスイッチ等を用いる
ことができる。これにより、ジャム処理のためカバー１
０を開閉して確実に残紙処理したか否かを知ることがで
き、残紙残りによる連続してジャムが発生することを防
止できる。（請求項３）

【００１８】図５は、画像形成装置本体１内の制御装置
が、ジャムリカバリーを行う際の処理を示すフローチャ
ートである。画像形成装置本体１内の制御装置では、定
着ユニット２が画像形成装置本体１から離脱して保持さ
れている状態時のセンサ出力変化に基づき、ジャムリカ
バリーを次のように判断する。 （ステップ１）画像形成装置の稼働中にジャムが発生す
ると、その発生位置を図６に示すような操作パネル２０
に表示する。 （ステップ２）画像形成装置本体１の図示しないドアが
開かれたか否かを判断する。 （ステップ３）ドアが開かれた状態で、操作パネル２０
に表示にしたがってジャム紙を除去する。 （ステップ４）画像形成装置本体１及び定着ユニット２
内の用紙センサが用紙を検知しているか否か判断する。 （ステップ５）ステップ４において、画像形成装置本体
１及び定着ユニット２内の用紙センサが用紙を検知して
いなければ、ドアが開かれたか否かを判断する。 （ステップ６）定着ユニット２内に残紙がある可能性が
有るか否かを判断する。

【００１９】（ステップ７）定着ユニット２内に残紙が
ある可能性がなければ、ジャムリカバリーし、処理を終
了する。 （ステップ８）ステップ７において、定着ユニット２内
に残紙がある可能性があれば、定着ユニット２が画像形
成装置本体１から引き抜かれたか否かを判断する。 （ステップ９）ステップ８において、定着ユニット２の
カバー１０が開かれた履歴があるか否かを、記憶装置１
８の記録を参照して判断する。 （ステップ１０）ステップ９において、定着ユニット２
のカバー１０が開かれた履歴があれば、定着ユニット２
のカバー１０が開かれた履歴をリセットして、ステップ
７に至り、ジャムリカバリーし、処理を終了する。

【００２０】（ステップ１１）ステップ８において、定
着ユニット２が画像形成装置本体１から引き抜かれてい
ない場合、またはステップ９において、定着ユニット２
のカバー１０が開かれた履歴がない場合、定着ユニット
２内の残紙を除去するよう操作パネル２０に表示し、ス
テップ２へ戻る。 以上の処理により、定着ユニット２を画像形成装置本体
１から離脱した時に、定着ユニット２のカバー１０が開
閉されなければ、定着ユニット２内に残紙が残っている
と判断して、画像形成装置本体１の操作パネル２０上に
表示を行い、ジャムリカバリーを行わない。従って、定
着ユニット２内の残紙によるジャムリカバリーによる連
続ジャムを防止することができる。（請求項４）

【００２１】以上の処理において、定着ユニット２から
の信号（ａ２，ｃ２）は、画像形成装置本体１内の制御
装置が、正確に判断できる信号出力でなければならない
が、電池１５の出力電圧が低下すると制御装置が判断す
ることができなくなる。そのため、電池１５の出力電圧
を規定値以上に保つ必要があり、ジャム発生と同時に画
像形成装置本体１の制御装置は、図７に示すように例え
ば抵抗Ｒ等を介して流れる電流値を測定して定着ユニッ
ト２内の電池１５の出力電圧が規定値以上であるか否か
をチェックするので、定着ユニット２内のセンサの信号
検知が確実に行われ、信頼性を向上することができる。
（請求項４）

【００２２】また、定着ユニット２内に電池１５を備え
ているため、定着ユニット２が画像形成装置本体１から
離脱した状態に保持されている時に、定着ユニット２内
に残紙があればオペレータに残紙確認を促す目印やジャ
ム処理時の用紙発見を見やすくするための照明として、
図８に示すようにライト２１を点灯させる。これにより
残紙除去が確実に行われやすくなるため信頼性及び作業
性を向上させることができる。

【００２３】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のような効果を奏する。請求項１の発明によ
れば、定着ユニットは独立して動作する電池を備えてい
るので、定着ユニットが画像形成装置本体から離脱して
保持され、画像形成装置本体からコネクタを介した電力
供給が無くなった状態においても、定着ユニットのセン
サ系を稼動させることができる。また、定着ユニットが
画像形成装置本体から離脱保持した状態で、例えば定着
ユニットのカバーの開閉を検知して、定着ユニット内の
残紙処理が確実に行われたか否かを知ることができるた
め、残紙による連続ジャムが発生することを防止するこ
とができる。

【００２４】請求項２の発明によれば、定着ユニットは
ＲＡＭ等の記憶装置が定着ユニットを離脱した時にセン
サ系の各センサに生じた変化を画像形成装置本体に装着
時にコネクタを通して伝えるので、画像形成装置本体は
定着ユニットのカバーの開閉を検知でき、定着ユニット
内の残紙が確実に除去されたか否かが解るため、残紙に
よる連続ジャムを防止することができる。

【００２５】請求項３の発明によれば、定着ユニットで
はカバーの開閉をカバー稼動端の変位をアクチュエータ
を介してセンサが検知を行なうことにより、定着ユニッ
ト内の残紙が確実に行われたか否かを知ることができる
ので、残紙による連続ジャムを防止することができる。

【００２６】請求項４の発明によれば、画像形成装置本
体では定着ユニット離脱時に定着ユニット内のカバーを
開閉しれなければ、定着ユニット内に残紙が残っている
判断して、画像形成装置本体の操作パネル上に表示を出
し、ジャムリカバリーを行わないので、定着ユニット内
の残紙によるジャムリカバリーによる連続ジャムを防止
することができる。

【００２７】請求項５の発明によれば、ジャム発生と同
時に画像形成装置本体の制御装置は、例えば抵抗等を介
して電流値を測定して定着ユニット内の電池の出力電圧
が正しい信号を出力することができるか否かをチェック
するので、センサの信号検知が確実に行われ、信頼性を
向上することができる。

【００２８】請求項６の発明によれば、定着ユニット内
に電池を備えているため、定着ユニットが本体から離脱
保持された状態時において、定着ユニット内に残紙があ
ればオペレータに残紙確認を促す目印やジャム処理時の
用紙発見を見やすくするための照明としてライトを点灯
させている。これにより残紙除去が確実に行われやすく
なるため信頼性及び作業性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 画像形成装置の画像形成装置本体と定着ユニ
ットを示す斜視図である。

【図２】 本発明の電子写真方式の画像形成装置におけ
る定着ユニットの側断面図である。

【図３】 図１に示す画像形成装置の定着ユニットの前
面カバーを取り外した状態を示す斜視図である。

【図４】 図２に示す画像形成装置の定着ユニットのカ
バーを開いた状態を示す側面図である。

【図５】 画像形成装置本体内の制御装置が、ジャムリ
カバリーを行う際の処理を示すフローチャートである。

【図６】 画像形成装置本体に設けられる操作パネルを
示す図である。

【図７】 画像形成装置本体内の制御装置に設けられる
電池のチェック装置の概要を示す図である。

【図８】 図１において、定着ユニットにライトを設け
た例を示す図である。

【符号の説明】

１…画像形成装置本体、２…定着ユニット、３…定着ロ
ーラ、４…加圧ローラ、５…加圧スプリング、６…加圧
アーム、７，８…クリーニングローラ、９…入紙ガイド
板、１０…カバー、１１…前面カバー、１２…上カバ
ー、１３…分離爪、１４…温度ヒューズ、１５…電池、
１６…ケース、１７…コネクタ、１８…記憶装置、１９
…カバーセンサ、２０…操作パネル、２１…ライト。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2H027 DA01 DA26 DC07 DC14 DE07 EE06 GB06 HA09 HB16 HB17 2H033 AA37 BA03 BA06 BB28 CA02 CA22 CA57 2H071 BA03 BA13 BA20 BA32 DA12 DA32 DA34 2H072 AA02 AA07 AA11 AA29 AB20 AB29 EA02 EA16 3F048 AA01 AB01 BA14 BA28 BB02 BC01 BD03 BD08 DA08 DC02

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成装置本体から離脱可能な定着ユ
   ニットであって、内部に設置されたセンサからなるセン
   サ系及び該センサ系に電力を供給する電池を備え、ジャ
   ムが発生し前記定着ユニットが前記画像形成装置本体か
   ら離脱された際、前記センサ系は前記電池から供給され
   る電力によって稼動することを特徴とする定着ユニッ
   ト。
2. 【請求項２】 前記定着ユニットが前記画像形成装置本
   体から離脱された際、前記センサの信号変化を記録する
   記憶装置を備えていることを特徴とする請求項１記載の
   定着ユニット。
3. 【請求項３】 開閉可能なカバーを備え、ジャムが発生
   し前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱さ
   れた状態で、前記カバーが開閉されたことを検知するセ
   ンサを備えていることを特徴とする請求項１または２記
   載の定着ユニット。
4. 【請求項４】 内部に用紙が残っている可能性があると
   きは、前記カバーを開閉しなければジャムリカバリーし
   ないことを特徴とする請求項３記載の定着ユニット。
5. 【請求項５】 前記定着ユニットが前記画像形成装置本
   体から離脱した状態で、内部に用紙が残っている可能性
   があるとき点灯するライトを備えていることを特徴とす
   る請求項１乃至４いずれか記載の定着ユニット。
6. 【請求項６】 画像形成装置本体と請求項１乃至５いず
   れか記載の定着ユニットからなることを特徴とする画像
   形成装置。
7. 【請求項７】 前記画像形成装置本体は、前記定着ユニ
   ットに備えられた前記電池の出力電圧が規定値以下であ
   ることを検知する検知装置を備えていることを特徴とす
   る請求項６記載の画像形成装置。