JP2002168888A - 非接触電圧測定装置および非接触電圧測定方法 - Google Patents

非接触電圧測定装置および非接触電圧測定方法

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JP2002168888A
JP2002168888A JP2000367690A JP2000367690A JP2002168888A JP 2002168888 A JP2002168888 A JP 2002168888A JP 2000367690 A JP2000367690 A JP 2000367690A JP 2000367690 A JP2000367690 A JP 2000367690A JP 2002168888 A JP2002168888 A JP 2002168888A
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章 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁被覆が正帯電しているときも、精度良く
被測定電線の電位を測定する非接触電圧測定方法を得
る。 【解決手段】 絶縁被覆5が正負のいずれに帯電されて
いるかを測定する前測定工程ST2と、絶縁被覆5が正
帯電されていると測定された場合に、絶縁被覆5を絶縁
被覆摩擦材13により摩擦し、絶縁被覆5が負帯電され
るように処理する負帯電処理工程ST4と、前測定工程
および負帯電処理工程において、負帯電された絶縁被覆
5を加熱して、絶縁被覆5の負帯電を除去する加熱処理
工程ST8と、加熱処理工程において、負帯電が除去さ
れた絶縁被覆上から被測定電線4の電位を測定する表面
電位測定工程ST10とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、絶縁材で被覆さ
れた被測定導体の印加電位を測定する非接触電圧測定装
置および非接触電圧測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特願2000−3200
6号公報に示された従来の非接触電圧測定装置を構成す
る各部分および被測定導体である被測定電線の関係を示
す概略模式図であり、図において、1は電圧検出電極
部、2は電圧検出回路部であり、3は絶縁被覆上から被
測定電線の電位を測定する表面電位検出装置である。4
は被測定電線(ケーブル)、5は被測定電線4を被覆し
ている絶縁被覆である。6は絶縁被覆5を加熱し、その
絶縁被覆5の負帯電を除去する赤外線照射素子、7は温
度センサ、8は温度制御部である。9はシールド板、1
0は電圧検出電極移動部、11は非接触電圧測定装置で
ある。
【0003】次に動作について説明する。図13に示す
ように、絶縁被覆5により被覆された被測定電線4を非
接触電圧測定装置11に装着した後、シールド板9を被
測定電線4にかぶせる。シールド板9は電圧検出回路部
2のアースに接続されており、このシールド板9によ
り、外来ノイズの影響が抑制されるようになっている。
次に、絶縁被覆5の加熱処理を行う。まず、電圧検出電
極部1の加熱処理時の昇温を防止するために、電圧検出
電極移動部10により電圧検出電極部1を下降してお
く。その後、被測定電線4の加熱処理を赤外線照射素子
6により開始する。この加熱処理により絶縁被覆5が設
定温度(45〜100℃程度)に達したことを温度セン
サ7が検知したら、加熱処理を中止する。これらの加熱
処理は、温度制御部8において制御される。そして、電
圧検出電極移動部10により電圧検出電極部1を測定位
置まで上昇させ、被測定電線4の印加電圧を表面電位検
出装置3により測定する。
【0004】このように絶縁被覆5を加熱した状態で、
被測定電線4の印可電圧を検出する理由について説明す
る。絶縁抵抗の高い絶縁被覆5をもつ被測定電線4に直
流電圧を印可すると、導体電位と絶縁被覆の帯電間で電
位が相殺される。この状態で被測定電線4の電位を表面
電位検出装置3で測定すると、誤った電位が測定される
ことになる。それに対して、絶縁被覆5を所定温度まで
温めると、絶縁被覆5に自由電子が生じ、絶縁被覆表面
の電荷を移動させ、絶縁被覆表面の電荷を減少させるこ
とができる。これは絶縁物の体積抵抗率は、温度の上昇
で減少する性質があるためであり、漏れ電流となる。し
たがって、昇温後に測定を行うと、被測定電線4の導体
電位の測定が正しく行えることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の非接触電圧測定
装置は以上のように構成されているので、絶縁被覆5が
負帯電している場合には、加熱処理によって絶縁被覆表
面の電荷を移動させ、その負帯電を除去して、被測定電
線4の導体電位を精度良く測定することができるが、絶
縁被覆5が正帯電している場合には、その正帯電を除去
することができず、よって、被測定電線4の導体電位を
精度良く測定することができないなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、被測定導体を被覆する絶縁材が正
帯電しているときも、精度良く被測定導体の電位を測定
する非接触電圧測定装置および非接触電圧測定方法を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る非接触電
圧測定装置は、被測定導体を被覆する絶縁材を負帯電に
する負帯電処理手段と、その絶縁材を加熱し負帯電を除
去する加熱処理手段と、絶縁材上から被測定導体の電位
を測定する表面電位測定手段とを備えたものである。
【0008】この発明に係る非接触電圧測定装置は、負
帯電処理手段を、絶縁材とは異なる材料によって絶縁材
を摩擦し、絶縁材を負帯電にする摩擦処理手段としたも
のである。
【0009】この発明に係る非接触電圧測定装置は、負
帯電処理手段を、絶縁材とは異なる材料を絶縁材と接触
および非接触させ、絶縁材を負帯電にする異種材料移動
手段としたものである。
【0010】この発明に係る非接触電圧測定装置は、負
帯電処理手段を、絶縁材とは異なる材料を絶縁材と密着
して接触させる異種材料密着手段と、所定の剥離速度を
もって密着した異種材料を剥離し、絶縁材を負帯電にす
る異種材料剥離手段としたものである。
【0011】この発明に係る非接触電圧測定装置は、負
帯電処理手段を、絶縁材に電子ビームを照射し、絶縁材
を負帯電にする電子ビーム照射手段としたものである。
【0012】この発明に係る非接触電圧測定装置は、負
帯電処理手段を、絶縁材に電磁波を照射し、絶縁材を負
帯電にする電磁波照射手段としたものである。
【0013】この発明に係る非接触電圧測定装置は、負
帯電処理手段を、絶縁材にコロナ放電を照射し、絶縁材
を負帯電にするコロナ放電照射手段としたものである。
【0014】この発明に係る非接触電圧測定装置は、絶
縁材の材料を判別し、絶縁材の材料が負極性帯電材料で
ある場合は、負帯電処理手段による負帯電処理を省略さ
せる材料判別手段を備えたものである。
【0015】この発明に係る非接触電圧測定方法は、被
測定導体を被覆する絶縁材が正負のいずれに帯電されて
いるかを測定する前測定工程と、絶縁材が正帯電されて
いると測定された場合に、絶縁材が負帯電されるように
処理する負帯電処理工程と、負帯電された絶縁材を加熱
して、絶縁材の負帯電を除去する加熱処理工程と、負帯
電が除去された絶縁材上から被測定導体の電位を測定す
る表面電位測定工程とを備えたものである。
【0016】この発明に係る非接触電圧測定方法は、絶
縁材の材料を判別して、絶縁材の材料が負極性帯電材料
である場合には、前測定工程および負帯電処理工程を省
略する材料判別工程を備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による非
接触電圧測定装置の構成を示す概略斜視図、図2は非接
触電圧測定装置を構成する各部分および被測定導体であ
る被測定電線の関係を示した概略模式図、図3は非接触
電圧測定装置に被測定導体である被測定電線を装着した
場合を示す概略斜視図、図4はこの発明の実施の形態1
による非接触電圧測定方法を示すフローチャート、図5
は帯電列を示す説明図である。図1から図3において、
1は電圧検出電極部、2は電圧検出回路部であり、3は
絶縁被覆上から被測定電線の電位を測定する表面電位検
出装置(表面電位測定手段)である。4は被測定電線
(ケーブル:被測定導体)、5は被測定電線4を被覆し
ている絶縁被覆(絶縁材)である。6は絶縁被覆5を加
熱し、その絶縁被覆5の負帯電を除去する赤外線照射素
子、7は温度センサ、8は温度制御部である。なお、赤
外線照射素子6、温度センサ7、および温度制御部8に
より加熱処理手段を構成する。9はシールド板、10は
電圧検出電極移動部、11は非接触電圧測定装置であ
る。12は被測定電線固定治具、13は絶縁被覆5とは
異なる材料の絶縁被覆摩擦材(摩擦処理手段)、14は
その絶縁被覆摩擦材13を移動することによって絶縁被
覆5を摩擦する摩擦材移動部(摩擦処理手段)であり、
絶縁被覆摩擦材13、および摩擦材移動部14により、
絶縁被覆5を負帯電にする負帯電処理手段を構成する。
【0018】次に動作について説明する。図3に示すよ
うに、絶縁被覆5により被覆された被測定電線4を被測
定電線固定治具12のV型溝部に装着した後、シールド
板9を被測定電線4にかぶせる(図4のステップST
1)。シールド板9は電圧検出回路部2のアースに接続
されており、このシールド板9により、外来ノイズの影
響が抑制されるようになっている。図3には、被測定電
線4の上面と側面の一部を覆う平板折り曲げ構造のシー
ルド板9についてのみ示したが、被測定電線4の全周を
覆う構造にしても良い。次に、絶縁被覆5の帯電が正で
あるか負であるかの判別のために、前測定を行う(図4
のステップST2,ST3:前測定工程)。下降してあ
った電圧検出電極部1を、被測定電線4のV型溝部の底
面である電位測定位置まで電圧検出電極移動部10によ
り上昇させ、被測定電線4の初期状態での電位測定(前
測定)を行う(電圧検出電極部1は矢印A方向に移動可
能である)。電圧検出電極部1を外部環境や加熱処理時
の昇温等から保護するために、電位測定時以外は、電圧
検出電極部1を下降しておくのが良い。
【0019】前測定によって、絶縁被覆5の帯電が正で
あった場合について説明する。正であった場合、絶縁被
覆5に負の帯電処理を行う。この実施の形態1では、絶
縁被覆摩擦材13を絶縁被覆5に接触させて、摩擦材移
動部14により絶縁被覆5を摩擦するものとした(絶縁
被覆摩擦材13は矢印B方向に移動可能である)。絶縁
被覆摩擦材13であるが、絶縁被覆5の材料に対応して
選択する必要がある。図5に帯電列を示したが、列上で
上側にある物質と下側にある物質を摩擦すると、上側は
正極性に、下側は負極性に帯電し、位置の近い物質同士
では帯電量は少なく、離れた物質同士では多くなる傾向
がある。つまり絶縁被覆5の材料よりも、帯電列におい
て上側に位置する材料で摩擦すれば、絶縁被覆5は負に
帯電する(図4のステップST4:負帯電処理工程)。
また、帯電列で離れた物質ほど、負の帯電の効果は大き
い。選択した材料にもよるが、絶縁被覆摩擦材13によ
る摩擦(摩擦材移動部14による絶縁被覆摩擦材13の
往復移動)は複数回(5〜10回程度)行うのが望まし
い。摩擦後に、被測定電線4の電位測定(再測定)を行
い、帯電が負であれば摩擦処理は終了する(図4のステ
ップST5,ST6:負帯電処理工程)。帯電が正であ
れば、帯電が負になるまで摩擦処理を繰り返し行う。帯
電が負になれば、次の加熱処理を行う。
【0020】絶縁被覆5を負に帯電する理由について説
明する。後の加熱処理において絶縁被覆5の帯電を除去
するが、正に帯電している場合、加熱処理によって帯電
除去が行われない。つまり加熱処理にて帯電除去を行う
場合、被帯電除去材(ここでは絶縁被覆5)は必ず負に
帯電していなければならない。
【0021】前測定において、または負の帯電処理にお
いて、絶縁被覆5が負の帯電状態であるとき、加熱処理
を行う。まず、電圧検出電極部1の加熱処理時の昇温を
防止するために、電圧検出電極移動部10により電圧検
出電極部1を下降しておく(電圧検出電極部1は矢印A
方向に移動可能である)(図4のステップST7)。そ
の後、被測定電線4の加熱処理を赤外線照射素子6によ
り開始する(図4のステップST8:加熱処理工程)。
図1には赤外線照射素子6を3つ設置しているが、1つ
でも複数個でも良い。また、V型溝部の対向面にも設置
し、両側から加熱する構成にしても良い。この加熱処理
により絶縁被覆5が設定温度(45〜100℃程度)に
達したことを温度センサ7が検知したら、加熱処理を中
止する(図4のステップST9:加熱処理工程)。これ
らの加熱処理は、温度制御部8において制御される。そ
して、電圧検出電極移動部10により電圧検出電極部1
をV型溝部の底面である測定位置まで上昇させ、被測定
電線4の印加電圧を表面電位検出装置3により測定する
(図4のステップST10:表面電位測定工程)。そし
て、測定されれば、その測定を終了する(図4のステッ
プST11)。
【0022】このように絶縁被覆5を加熱した状態で、
被測定電線4の印可電圧を検出する理由について説明す
る。絶縁抵抗の高い絶縁被覆5をもつ被測定電線4に直
流電圧を印可すると、導体電位と絶縁被覆の帯電間で電
位が相殺される。この状態で被測定電線4の電位を表面
電位検出装置3で測定すると、誤った電位が測定される
ことになる。それに対して、絶縁被覆5を赤外線照射素
子6により所定温度まで温めると、絶縁被覆5に自由電
子が生じ、絶縁被覆表面の電荷を移動させ、絶縁被覆表
面の電荷を減少させることができる。これは絶縁物の体
積抵抗率は、温度の上昇で減少する性質があるためであ
り、漏れ電流となる。したがって、昇温後に測定を行う
と、被測定電線4の導体電位の測定が正しく行えること
になる。上記絶縁被覆表面の電荷を移動、減少させるた
めに必要な温度は、絶縁被覆5の材質により変動する
が、一般には、45〜100℃、好ましくは、60〜1
00℃に設定するのが良い。
【0023】なお、この実施の形態1では、加熱処理手
段として、赤外線照射素子6を用いているが、これは特
に限定するものではなく、熱風吹付け、電磁誘導加熱、
または電熱線等により絶縁被覆5の昇温を行う等、絶縁
被覆5の温度を上げられるものであれば良い。また、こ
の実施の形態1では、非接触電圧測定装置内に機械式の
摩擦処理手段を収めた構成としたが、手動にて絶縁被覆
5を摩擦する構成としても良い。
【0024】以上のように、この実施の形態1では、被
測定電線4を被覆する絶縁被覆5が+(プラス)に帯電
しているときも、一旦、絶縁被覆5を−(マイナス)に
帯電させることで帯電の除去が可能となるため、精度良
く被測定電線4の電位を測定できる非接触電圧測定装置
が実現できる。また、絶縁被覆摩擦材13および摩擦材
移動部14により、絶縁被覆5を容易に負帯電にするこ
とができる。
【0025】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による非接触電圧測定装置の構成を示す概略斜視
図、図7は非接触電圧測定装置を構成する各部分および
被測定導体である被測定電線の関係を示した概略模式図
である。図6および図7において、15は絶縁被覆5と
は異なる材料の絶縁被覆接触材、16はその絶縁被覆接
触材15を絶縁被覆5に接触および非接触させ、絶縁被
覆5を負帯電にする絶縁被覆接触材移動部(異種材料移
動手段)であり、絶縁被覆接触材15および絶縁被覆接
触材移動部16により、絶縁被覆5を負帯電にする負帯
電処理手段を構成する。なお、この実施の形態2は、実
施の形態1の絶縁被覆摩擦材13および摩擦材移動部1
4を、絶縁被覆接触材15および絶縁被覆接触材移動部
16に置き換えた以外は同じであるので他の説明は省略
する。
【0026】次に動作について説明する。実施の形態1
では、摩擦処理手段により、絶縁被覆5を負帯電処理し
ていたが、この実施の形態2では、異種材料移動手段を
設けて、いわゆる接触帯電により、絶縁被覆5を負帯電
処理するものである。被測定電線4の初期状態での電位
測定(前測定)を行い、正であった場合、絶縁被覆5に
負の帯電処理を行う。この実施の形態2では、絶縁被覆
接触材15を絶縁被覆5に接触させた後、絶縁被覆接触
材移動部16により絶縁被覆接触材15を非接触にする
ものとした(絶縁被覆接触材15は、絶縁被覆5に対し
て直角方向である矢印C方向に移動可能である)。実施
の形態1と同様に、絶縁被覆5の材料よりも、帯電列に
おいて上側に位置する材料で接触すれば、絶縁被覆5は
負に帯電する。また、帯電列で離れた物質ほど、負の帯
電の効果は大きい。
【0027】なお、この実施の形態2では、異種材料移
動手段による接触帯電により絶縁被覆5の負帯電処理を
行ったが、絶縁被覆5とは異なる絶縁被覆接触材を絶縁
被覆5と密着して接触させる異種材料密着手段と、ある
剥離速度をもって密着した上記絶縁被覆接触材を絶縁被
覆5から引き離して、絶縁被覆5を負帯電(いわゆる剥
離帯電)にする異種材料剥離手段とを備えるようにして
も良い。
【0028】以上のように、この実施の形態2では、被
測定電線4を被覆する絶縁被覆5が+(プラス)に帯電
しているときも、一旦、絶縁被覆5を−(マイナス)に
帯電させることで帯電の除去が可能となるため、精度良
く被測定電線4の電位を測定できる非接触電圧測定装置
が実現できる。また、絶縁被覆接触材15および絶縁被
覆接触材移動部16からなる異種材料移動手段による接
触帯電、または異種材料密着手段および異種材料剥離手
段による剥離帯電により、絶縁被覆5を容易に負帯電に
することができる。
【0029】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3による非接触電圧測定装置の構成を示す概略斜視
図、図9は非接触電圧測定装置を構成する各部分および
被測定導体である被測定電線の関係を示した概略模式図
である。図8および図9において、17は電子ビーム照
射口(電子ビーム照射手段)、18は電子ビーム生成部
(電子ビーム照射手段)であり、電子ビーム照射口17
および電子ビーム生成部18により、絶縁被覆5を負帯
電にする負帯電処理手段を構成する。なお、この実施の
形態3は、実施の形態1の絶縁被覆摩擦材13および摩
擦材移動部14を、電子ビーム照射口17および電子ビ
ーム生成部18に置き換えた以外は同じであるので他の
説明は省略する。
【0030】次に動作について説明する。実施の形態1
では、摩擦処理手段により、絶縁被覆5を負帯電処理し
ていたが、この実施の形態3では、電子ビーム照射手段
を設けて、絶縁被覆5を負帯電処理するものである。被
測定電線4の初期状態での電位測定(前測定)を行い、
正であった場合、絶縁被覆5に負の帯電処理を行う。実
施の形態3では、電子ビーム生成部18において生成し
た電子を、電子ビーム照射口17から絶縁被覆5に照射
するものとした。
【0031】なお、この実施の形態3では、電子ビーム
により絶縁被覆5に負の帯電を行ったが、電磁波照射
(電磁波照射手段)、あるいはコロナ放電照射(コロナ
放電照射手段)によって、負の帯電を行っても良い。
【0032】以上のように、この実施の形態3では、被
測定電線4を被覆する絶縁被覆5が+(プラス)に帯電
しているときも、一旦、絶縁被覆5を−(マイナス)に
帯電させることで帯電の除去が可能となるため、精度良
く被測定電線4の電位を測定できる非接触電圧測定装置
が実現できる。また、電子ビーム照射手段、電磁波照射
手段、またはコロナ放電照射手段により、絶縁被覆5の
材料および帯電列を考慮することなく、絶縁被覆5を容
易に負帯電にすることができる。
【0033】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4による非接触電圧測定装置の構成を示す概略斜視
図、図11は非接触電圧測定装置を構成する各部分およ
び被測定導体である被測定電線の関係を示した概略模式
図、図12はこの発明の実施の形態4による非接触電圧
測定方法を示すフローチャートである。図10および図
11において、19は絶縁被覆マーキング読取部(材料
判別手段)、20は絶縁被覆マーキング読取部19によ
って読み取られたマーキングに応じて負極性帯電材料で
あるか、正極性帯電材料であるか判別し、負極性帯電材
料である場合には、負帯電処理手段による負帯電処理を
省略させる絶縁被覆材料判別部(材料判別手段)であ
る。なお、その他の構成については、実施の形態1から
実施の形態3の構成と同じであるので他の説明は省略す
る。
【0034】次に動作について説明する。被測定電線4
を本装置に装着し、被測定電線表面にマーキングされた
ケーブル型名、メーカー等の情報を、絶縁被覆マーキン
グ読取装置19を用いて読み込む。読み込んだ情報から
絶縁被覆材料判別部20において、まず、装着した被測
定電線4の絶縁被覆材料が何であるかを識別し(図12
のステップST21:材料判別工程)、その材料が正極
性帯電材料であるか、負極性帯電材料であるか、または
不明であるか判別する(図12のステップST22:材
料判別工程)。ここで正極性帯電材料とは、図5の帯電
列において上位に位置し、本装置の使用環境下において
正極にしか帯電することのない材料のことである。負極
性帯電材料はその逆であり、正極、負極いずれの場合も
考えられる材料においては、不明と判断する。正極性、
または不明と判断した場合、実施の形態1から3と同様
に前測定工程(図12のステップST2)を開始し、以
下の手順は同様であるため省略する。負極性と判断した
場合、前測定工程、負帯電処理工程は必要ないため、加
熱処理工程(図12のステップST8)以降の処理に進
み、以降の処理は、実施の形態1から3と同様のため省
略する。
【0035】なお、この実施の形態4では、材料判別手
段、負帯電処理手段を設けたが、前もって被測定電線4
の絶縁被覆材料が負極性帯電材料であるとわかっている
場合に限り、従来の装置の使用が可能であることは明ら
かである。
【0036】以上のように、この実施の形態4では、被
測定電線4を被覆する絶縁被覆5が+(プラス)に帯電
しているときも、一旦、絶縁被覆5を−(マイナス)に
帯電させることで帯電の除去が可能となるため、精度良
く被測定電線4の電位を測定できる非接触電圧測定装置
が実現できる。また、材料判別手段により絶縁被覆5の
材料が負極性帯電材料であると判別された場合に、負帯
電処理手段による負帯電処理を省略させることができ、
被測定電線4の電位測定の短縮化を図ることができる。
さらに、材料判別工程により絶縁被覆5の材料が負極性
帯電材料であると判別された場合に、前測定工程および
負帯電処理工程を省略させることができ、被測定電線4
の電位測定の短縮化を図ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被測
定導体を被覆する絶縁材を負帯電にする負帯電処理手段
と、その絶縁材を加熱し負帯電を除去する加熱処理手段
と、絶縁材上から被測定導体の電位を測定する表面電位
測定手段とを備えるように構成したので、被測定導体を
被覆する絶縁材が正帯電しているときも、一旦、絶縁材
を負帯電させることで加熱処理手段による帯電の除去が
可能となるため、表面電位測定手段により精度良く被測
定導体の電位を測定することができる効果がある。
【0038】この発明によれば、負帯電処理手段を、絶
縁材とは異なる材料によって絶縁材を摩擦し、絶縁材を
負帯電にする摩擦処理手段とするように構成したので、
被測定導体を被覆する絶縁材が正帯電しているときも、
摩擦処理手段によって、絶縁材を容易に負帯電させるこ
とができる効果がある。
【0039】この発明によれば、負帯電処理手段を、絶
縁材とは異なる材料を絶縁材と接触および非接触させ、
絶縁材を負帯電にする異種材料移動手段とするように構
成したので、被測定導体を被覆する絶縁材が正帯電して
いるときも、異種材料移動手段によって、絶縁材を容易
に負帯電させることができる効果がある。
【0040】この発明によれば、負帯電処理手段を、絶
縁材とは異なる材料を絶縁材と密着して接触させる異種
材料密着手段と、所定の剥離速度をもって密着した異種
材料を剥離し、絶縁材を負帯電にする異種材料剥離手段
とするように構成したので、被測定導体を被覆する絶縁
材が正帯電しているときも、異種材料密着手段および異
種材料剥離手段によって、絶縁材を容易に負帯電させる
ことができる効果がある。
【0041】この発明によれば、負帯電処理手段を、絶
縁材に電子ビームを照射し、絶縁材を負帯電にする電子
ビーム照射手段とするように構成したので、被測定導体
を被覆する絶縁材が正帯電しているときも、電子ビーム
照射手段によって、絶縁材の帯電列を考慮することな
く、絶縁材を容易に負帯電させることができる効果があ
る。
【0042】この発明によれば、負帯電処理手段を、絶
縁材に電磁波を照射し、絶縁材を負帯電にする電磁波照
射手段とするように構成したので、被測定導体を被覆す
る絶縁材が正帯電しているときも、電磁波照射手段によ
って、絶縁材の帯電列を考慮することなく、絶縁材を容
易に負帯電させることができる効果がある。
【0043】この発明によれば、負帯電処理手段を、絶
縁材にコロナ放電を照射し、絶縁材を負帯電にするコロ
ナ放電照射手段とするように構成したので、被測定導体
を被覆する絶縁材が正帯電しているときも、コロナ放電
照射手段によって、絶縁材の帯電列を考慮することな
く、絶縁材を容易に負帯電させることができる効果があ
る。
【0044】この発明によれば、絶縁材の材料を判別
し、絶縁材の材料が負極性帯電材料である場合は、負帯
電処理手段による負帯電処理を省略させる材料判別手段
を備えるように構成したので、材料判別手段により絶縁
材の材料が負極性帯電材料であると判別された場合に、
負帯電処理手段による負帯電処理を省略させることがで
き、被測定導体の電位測定の短縮化を図ることができる
効果がある。
【0045】この発明によれば、被測定導体を被覆する
絶縁材が正負のいずれに帯電されているかを測定する前
測定工程と、絶縁材が正帯電されていると測定された場
合に、絶縁材が負帯電されるように処理する負帯電処理
工程と、負帯電された絶縁材を加熱して、絶縁材の負帯
電を除去する加熱処理工程と、負帯電が除去された絶縁
材上から被測定導体の電位を測定する表面電位測定工程
とを備えるように構成したので、被測定導体を被覆する
絶縁材が正帯電しているときも、一旦、絶縁材を負帯電
させることで加熱処理工程による帯電の除去が可能とな
るため、表面電位測定工程により精度良く被測定導体の
電位を測定することができる効果がある。
【0046】この発明によれば、絶縁材の材料を判別し
て、絶縁材の材料が負極性帯電材料である場合には、前
測定工程および負帯電処理工程を省略する材料判別工程
を備えるように構成したので、材料判別工程により絶縁
材の材料が負極性帯電材料であると判別された場合に、
前測定工程および負帯電処理工程を省略させることがで
き、被測定導体の電位測定の短縮化を図ることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による非接触電圧測
定装置の構成を示す概略斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による非接触電圧測
定装置を構成する各部分および被測定導体である被測定
電線の関係を示した概略模式図である。
【図3】 非接触電圧測定装置に被測定導体である被測
定電線を装着した場合を示す概略斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による非接触電圧測
定方法を示すフローチャートである。
【図5】 帯電列を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による非接触電圧測
定装置の構成を示す概略斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による非接触電圧測
定装置を構成する各部分および被測定導体である被測定
電線の関係を示した概略模式図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による非接触電圧測
定装置の構成を示す概略斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による非接触電圧測
定装置を構成する各部分および被測定導体である被測定
電線の関係を示した概略模式図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による非接触電圧
測定装置の構成を示す概略斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による非接触電圧
測定装置を構成する各部分および被測定導体である被測
定電線の関係を示した概略模式図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による非接触電圧
測定方法を示すフローチャートである。
【図13】 従来の非接触電圧測定装置を構成する各部
分および被測定導体である被測定電線の関係を示す概略
模式図である。
【符号の説明】
1 電圧検出電極部、2 電圧検出回路部、3 表面電
位検出装置(表面電位測定手段)、4 被測定電線(被
測定導体)、5 絶縁被覆(絶縁材)、6 赤外線照射
素子(加熱処理手段)、7 温度センサ(加熱処理手
段)、8 温度制御部(加熱処理手段)、9 シールド
板、10 電圧検出電極移動部、11 非接触電圧測定
装置、12 被測定電線固定治具、13 絶縁被覆摩擦
材(摩擦処理手段)、14 摩擦材移動部(摩擦処理手
段)、15 絶縁被覆接触材、16絶縁被覆接触材移動
部(異種材料移動手段)、17 電子ビーム照射口(電
子ビーム照射手段)、18 電子ビーム生成部(電子ビ
ーム照射手段)、19 絶縁被覆マーキング読取部(材
料判別手段)、20 絶縁被覆材料判別部(材料判別手
段)、ST2,ST3 前測定工程、ST4〜ST6
負帯電処理工程、ST8,ST9 加熱処理工程、ST
10 表面電位測定工程、ST21,ST22 材料判
別工程。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定導体を被覆する絶縁材を負帯電に
    する負帯電処理手段と、上記被測定導体を被覆する絶縁
    材を加熱し、その絶縁材の負帯電を除去する加熱処理手
    段と、上記絶縁材上から上記被測定導体の電位を測定す
    る表面電位測定手段とを備えた非接触電圧測定装置。
  2. 【請求項2】 負帯電処理手段は、絶縁材とは異なる材
    料によって絶縁材を摩擦し、絶縁材を負帯電にする摩擦
    処理手段であることを特徴とする請求項1記載の非接触
    電圧測定装置。
  3. 【請求項3】 負帯電処理手段は、絶縁材とは異なる材
    料を絶縁材と接触および非接触させ、絶縁材を負帯電に
    する異種材料移動手段であることを特徴とする請求項1
    記載の非接触電圧測定装置。
  4. 【請求項4】 負帯電処理手段は、絶縁材とは異なる材
    料を絶縁材と密着して接触させる異種材料密着手段と、
    所定の剥離速度をもって密着した上記異種材料を剥離
    し、絶縁材を負帯電にする異種材料剥離手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の非接触電圧測定装置。
  5. 【請求項5】 負帯電処理手段は、絶縁材に電子ビーム
    を照射し、絶縁材を負帯電にする電子ビーム照射手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の非接触電圧測定装
    置。
  6. 【請求項6】 負帯電処理手段は、絶縁材に電磁波を照
    射し、絶縁材を負帯電にする電磁波照射手段であること
    を特徴とする請求項1記載の非接触電圧測定装置。
  7. 【請求項7】 負帯電処理手段は、絶縁材にコロナ放電
    を照射し、絶縁材を負帯電にするコロナ放電照射手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の非接触電圧測定装
    置。
  8. 【請求項8】 絶縁材の材料を判別し、絶縁材の材料が
    負極性帯電材料である場合は、負帯電処理手段による負
    帯電処理を省略させる材料判別手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の非接触電圧測定装置。
  9. 【請求項9】 被測定導体を被覆する絶縁材が正帯電さ
    れているか、または、負帯電されているかを測定する前
    測定工程と、上記前測定工程において、上記絶縁材が正
    帯電されていると測定された場合に、その絶縁材が負帯
    電されるように処理する負帯電処理工程と、上記前測定
    工程および上記負帯電処理工程において、負帯電された
    上記絶縁材を加熱して、その絶縁材の負帯電を除去する
    加熱処理工程と、上記加熱処理工程において、負帯電が
    除去された上記絶縁材上から上記被測定導体の電位を測
    定する表面電位測定工程とを備えた非接触電圧測定方
    法。
  10. 【請求項10】 絶縁材の材料を判別して、絶縁材の材
    料が負極性帯電材料である場合には、前測定工程および
    負帯電処理工程を省略する材料判別工程を備えたことを
    特徴とする請求項9記載の非接触電圧測定方法。
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