JP2002168038A - ドア構造 - Google Patents

ドア構造

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JP2002168038A
JP2002168038A JP2000403790A JP2000403790A JP2002168038A JP 2002168038 A JP2002168038 A JP 2002168038A JP 2000403790 A JP2000403790 A JP 2000403790A JP 2000403790 A JP2000403790 A JP 2000403790A JP 2002168038 A JP2002168038 A JP 2002168038A
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JP
Japan
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door
door body
opening
wall surface
side wall
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JP2000403790A
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English (en)
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Hirokazu Okubo
博和 大窪
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭い空間を有効に利用出来、ドア開閉に伴う
ドア自体の移動範囲を僅かにして人の出入りに邪魔にな
らず、開閉操作も簡単であってスムーズな出入りを可能
とした画期的なドア構造を提供する。 【構成】 ドア本体をガイドする上下案内レールを開口
部位置及び隣接する側壁面近傍位置にそれぞれ配設し、
上下案内レールに係合する上下ガイドローラーをドア本
体の上下面に2個ずつ配置し、ドア本体の引き操作によ
って上下ガイドローラーが前記上下案内レール内を転動
し当該ガイドローラーを支持点としてドア本体が開口部
分と側壁面部分との間を自在にスライド移動する如き構
造としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ、浴室等の
ドアの改良に係るもので、詳しくは狭い空間を有効に利
用しており、ドアの開閉操作が非常に簡単であり、ドア
自体が人の出入りに際して全く邪魔にならず、スムーズ
な出入りが行える如く工夫したドア構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来よりトイレや浴室のドアは一般に開
き戸構造であり、その殆どが洗面所を挟んだ状態にあっ
てトイレ側のドアは洗面所の方に向かって開いており、
従って、トイレにおいて出入りする際、洗面所に人が立
って用事をしている場合等は十分なドアの開放が行えず
身体を横にしながら出入りするようなことがしばしば見
受けられる。又、浴室側のドアは浴室内に向かって開く
構造となっており、十分な洗い場スペースがあればドア
の開閉に際してドア自体が邪魔になることは無いが、一
般的には狭いスペースしかないからドアを避けるよう洗
い場の端に位置しなければならず、スムーズな出入りが
行えるものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】無論、上記のドアを引
戸構造とすればドア開閉時の出入りが容易となるのは当
然であるが、当該引戸を引き込む為の控え壁が必要であ
り、即ちドアの二倍分の空間が必要であって、近年の住
宅状況からして該空間を確保することは難しく、もし確
保出来る設計としたらトイレや浴室や洗面所の各空間が
非常に広いものとなり、たとえ開き戸構造であってもド
ア自体が邪魔になること無く、スムーズな出入りが行え
るものになる。逆な言い方をすれば、限定された狭い空
間内でトイレや浴室用の建具として開き戸が利用されて
いるのであって、因って多少不自由であろうとも、最低
限、人が出入り出来る状態であれば良しとしているのが
実状であり、これらのドアについては何等の工夫や改良
が一向になされていない。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、近年の住宅状況を踏まえて狭い空間を有効に利用
出来るようにし、ドア開閉に伴うドア自体の移動範囲を
僅かにして人の出入りに邪魔にならないものとし、開閉
操作も簡単であってスムーズな出入りを可能とした画期
的なドア構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のドア構造は、ドア本体をガイドする上下案内
レールを開口部位置及び隣接する側壁面近傍位置にそれ
ぞれ配設し、上下案内レールに係合する上下ガイドロー
ラーをドア本体の上下面に2個ずつ配置し、ドア本体の
引き操作によって上下ガイドローラーが前記上下案内レ
ール内を転動し当該ガイドローラーを支持点としてドア
本体が開口部分と側壁面部分との間を自在にスライド移
動する如き構成としたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明のドア構造におけるドア本体
のスライド移動状態を示す概略平面図、図2はドア本体
及び開口部側の案内レールを示す断側面図、図3はドア
本体及び側壁面側の案内レールを示す断側面図である。
【0008】図面において、1はドア本体で、通常はト
イレ(本実施例ではトイレとしたが、浴室や出入口の狭
い部屋等々がある。)の開口部Aを閉鎖しており、人が
出入りする時にトイレ内の側壁面B側にスライド移動さ
せて開口部Aを開放するもので、開き戸のように移動ス
ペースを多く取らず出入りに邪魔になることがなく、簡
単な引き操作によってドア本体1による開け閉めが行え
るものである。ドア本体1の上面には左右2個所に上ガ
イドローラー2を回動自在に軸着しており、当該上ガイ
ドローラー2が上案内レール4内を転がりながら移動す
ることにより、これを支持点としてドア本体1が図1に
示す如くトイレの開口部側と側壁面側との間を自在にス
ライド移動し得る構造としている。
【0009】上ガイドローラー2は上案内レール4内の
受け部4aに載って転動するローラー部2aと特に上案
内レール4の直角な屈折部4bにおいてスムーズな方向
転換を行うためのガイド部2bから成っており、これに
よってドア本体1のスムーズな開閉動作を行えるものと
している。具体的には、図5に示した如く、ガイド部2
bの両端を上案内レール4の屈折部4bに沿って方向転
換即ち上ガイドローラー2が回動しながら向きを変え易
いように円弧状に形成したものである。上ガイドローラ
ー2のドア本体1上面における取付位置は前方側(側壁
面Bに近い方)を相当中側寄りとし、後方側をドア本体
1の厚みの半分程度の長さ分のみ寄せた位置に設け(図
4)、これによってドア本体1のスライド移動が行い易
くなっている。尚、後方側の上ガイドローラー2は側壁
面B側の上案内レール4部分を転がり動く必要はなく、
屈折部4bにおいて停止するものであっても良いから、
図6に示すストッパー機能付きの上ガイドローラー2と
することも有効である。又、図8に示す湾曲用ガイド片
4cを上案内レール4の屈折部4bに設置すれば、ガイ
ド部2bの両端がどのような形状であってもスムーズな
方向転換が可能となり、より扱い易いスライド式のドア
構造とすることが出来る。例えば図7の如く、ガイド部
2bの両端を半円弧状に形成してなる上ガイドローラー
2であっても良い。但し、この場合、図6で例示したス
トッパー機能付きの上ガイドローラー2は使用出来な
い。
【0010】ドア本体1の下面にも左右2個所(上ガイ
ドローラーと同位置)に下ガイドローラー3を回動自在
に軸着し、下案内レール5内を適宜移動出来るものとし
ており、当該下ガイドローラー3も上記と同様に支持点
としてドア本体1がスライド移動出来る構成になってい
る。尚、下案内レール5の止め片5aにて下ガイドロー
ラー3が下案内レール5内から出て来ないようにしてい
る。これによってドア本体1はしっかりと上下レール間
で保持されることとなり、ぐらついたりガタガタしてド
アの引き具合が悪いといったことは皆無となり、僅かの
力をもって簡単にドアの開閉が行えるものである。
【0011】尚、側壁面B側の上下案内レール4、5を
直接壁面位置に設けず壁面近傍即ちやや距離をおいて壁
面に平行になるよう設けたのは、ドア本体1を開放する
際に、前述の如く、前方側(側壁面Bに近い方)の上ガ
イドローラー2は相当中側寄りとしたものであって、当
該上ガイドローラー2が上案内レール4の屈折部4bに
至った段階で勢いが付いて方向転換し易い構造としてい
るから、その時に突き出るドア本体1先端側部分だけ側
壁面Bから距離をおく為である。従って、その幅分だけ
開口部Aを側壁面側に余分に開口することとなるから当
該個所に目隠し材6を設けて、ドア閉鎖時にトイレ内が
隙間から見えないようにしている。
【0012】又、図2で例示したドア構造は、予めトイ
レの開口部に設置するように案内レールを配設したもの
であり所謂先付け用として例示したが、現在の開き戸を
やめて新たに本ドア構造に変更する場合、所謂後付け用
の場合は図11の如くトイレ内側の開口部上方壁面に上
案内レールを配設し、同下方位置の床面に下案内レール
を配設すれば良い。又、図12は浴室における本発明の
ドア構造の案内レールを例示したものであり、浴室内の
洗い場が低くなっているから、側壁面Bの方の下案内レ
ール5は洗い場の床面よりも高い位置に設置することに
なる。
【0013】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、従来
の開き戸による開閉操作と全く異なり、ドア本体の開閉
に係る移動スペースが僅かで済み、狭い空間を最大限度
に活用することが可能であり、又、ドア本体を湾曲した
曲げ板にして湾曲した案内レール上をスライドさせたも
のや、数枚に分割してこれを連接して折り曲がりながら
スライド移動するものではなく、1枚の平板状であるか
ら、湾曲板の如く湾曲した分だけ元々スペースを確保す
る必要もなく、折り曲げ板の如くスライド動作がぎこち
なく使い勝手が悪いといった煩わしさもなく、スムーズ
なドアの開閉並びにスムーズな出入りが行えるものであ
り、近年の住宅状況に照らした画期的なドア構造である
と言え、その商品的価値は非常に高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドア構造におけるドア本体のスライド
移動状態を示す概略平面図。
【図2】ドア本体及び開口部側の案内レールを示す断側
面図。
【図3】ドア本体及び側壁面側の案内レールを示す断側
面図。
【図4】ドア本体の上面部分を示す平面図。
【図5】上ガイドローラーの一例を示す斜視図。
【図6】ストッパー機能付きの上ガイドローラーの一例
を示す平面図。
【図7】上ガイドローラーの他の例を示す平面図。
【図8】湾曲用ガイド片を示す斜視図。
【図9】上案内レールの一部を示す平面図。
【図10】上ガイドローラーの支持によってドア本体が
スライド移動している状態を示す平面図。
【図11】トイレ後付け用の場合の案内レールを示す断
側面図。
【図12】浴室用の案内レールの一例を示す断側面図。
【符号の説明】
1 ドア本体 2 上ガイドローラー 3 下ガイドローラー 4 上案内レール 5 下案内レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体をガイドする上下案内レールを
    開口部位置及び隣接する側壁面近傍位置にそれぞれ配設
    し、上下案内レールに係合する上下ガイドローラーをド
    ア本体の上下面に2個ずつ配置し、ドア本体の引き操作
    によって上下ガイドローラーが前記上下案内レール内を
    転動し当該ガイドローラーを支持点としてドア本体が開
    口部分と側壁面部分との間を自在にスライド移動する如
    き構成としたことを特徴とするドア構造。
JP2000403790A 2000-11-30 2000-11-30 ドア構造 Pending JP2002168038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020147984A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社オカムラ ブース

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020147984A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社オカムラ ブース
JP7288774B2 (ja) 2019-03-13 2023-06-08 株式会社オカムラ ブース

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