JP2002167808A - 建設機械稼働管理システム - Google Patents

建設機械稼働管理システム

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JP2002167808A
JP2002167808A JP2000367990A JP2000367990A JP2002167808A JP 2002167808 A JP2002167808 A JP 2002167808A JP 2000367990 A JP2000367990 A JP 2000367990A JP 2000367990 A JP2000367990 A JP 2000367990A JP 2002167808 A JP2002167808 A JP 2002167808A
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construction machine
construction
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JP2000367990A
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Hiroshi Motomura
宏 本村
Tomonori Inokoshi
友典 猪腰
Yuichi Kikuchi
雄一 菊池
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Aktio Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Aktio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械の稼働管理と保全と維持管理を簡便
に行い、作業所内においては空きの機械と置き場所の把
握を容易にし、作業の手持ちをなくし作業効率の向上を
図る。 【解決手段】 建設機械に搭載された無線装置及び使用
者の携帯する記録カードの読み取りを行って使用者の照
合を行い、当該建設機械の施錠/解錠を行い使用に関す
る管理データを記憶する複数の機械管理手段1〜5と、
前記複数の機械管理手段に記憶された管理データ並び
に、関係者の端末装置に記憶された機械稼働/保管状況
及び予定に関する管理データを、ネットワークを介して
蓄積するための中央管理手段21〜23とを備え、使用
者の携帯する記録カードを用いて作業所に散在する多数
の建設機械の使用の管理、使用状態の管理を簡便に行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業所で使用され
る複数の建設機械の稼働を管理する建設機械稼働管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】建築物
の大規模化、建築現場の省力化、自動化に伴い建設機械
の数量が多くなっている。例えばテーブルリフタは、天
井の施工作業等で欠かせないものであり、作業員毎に1
台のテーブルリフタが使用され、大規模の作業所では、
100〜500台のテーブルリフタが常時管理される。
したがって、大型の作業所では、100〜500台のテ
ーブルリフタを常時管理するほどになっている。このよ
うな建設機械は、一般にリースで調達しており、台数が
多くなると、遊休機械をなくし稼働率を上げることで建
設費が節減できる。しかし、大規模の作業所になると、
フロアが広くなるだけでなく、フロア数が多くなるの
で、現場管理者や担当者にも、未稼働機械が何階のどこ
の場所にどれだけあるのか判らない状況が多くみられ
る。
【0003】また、例えばテーブルリフタのようなバッ
テリーで駆動する建設機械の場合には特に、バッテリー
が充電不足状態になっていると、その機械は直ちに作業
に使用できないために作業の手持ちが生じ、機械が効率
的に使用できないという問題が生じる。その他、溶液補
充を行うことも必要であり、これらバッテリの管理が不
十分な場合には、実際に機械の使用が必要な作業のとき
に支障を来す。
【0004】しかし、建設機械を作業所に配置する会社
又は部門(リース会社、メンテナンス会社、協力業者
等)において、データベースサーバーを介して各建設機
械の稼働作業所、稼働時期、保管場所、保管期間を一元
的に把握しているところはなく、建設機械の適正配置と
稼働率の向上並びに機械設置及び移動に伴う労務や車両
の適正配置が行われているとはいえない。したがって、
データベースサーバーに蓄積された複数作業所の機械稼
働情報をもとに、機械保全やメンテナンス及び利用方法
の指導が効率的になされているともいえない。
【0005】上記のように建設機械の稼働管理が十分に
できないと、所在場所が不明であったり、直ぐに使用で
きなかったりして、調達時間の無駄、作業の手持ちなど
が増えて作業効率が低下し、それだけでなく、バッテリ
などのメンテナンス不良による修理が増え、また、建設
機械をリース調達している場合には、リース台数が余分
に増えて、建設機械の調達、管理に要するコストが高く
なる。
【0006】各作業所における建設機械の稼働率や稼働
状況に関する情報を、作業所担当者・リース会社等の関
連するメンバーが共有していない。そのため、各作業所
だけでなく複数作業所での建設機械の稼働の極大化、保
有機械数の極小化を図る上でのネックとなっている。
【0007】各作業所における建設機械の稼働時期・期
間・使用機械種類・使用機械台数は、作業所の工事進捗
に応じて変化するが、この変更情報が共有化されていな
い。そのため、複数の作業所で利用する機械の割り当て
計画や新規機械の購入計画が余裕率を大きく含んだもの
となってしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数作業所で
稼働しストックされている建設機械情報を関係者間で共
有し、上記課題を解決することを目的とし、建設機械の
稼働管理と保全と維持管理を簡便に行い、作業所内にお
いては空きの機械と置き場所の把握を容易にし、作業の
手持ちをなくし作業効率の向上を図るものである。ま
た、複数の作業所にわたる機械管理においては、バッテ
リー等の保全の状況を随時把握し、故障の予防を効率的
に行うものである。また機械毎の稼働と保管に関する場
所と時間の情報を容易に把握し、複数作業所での建設機
械の稼働の極大化、保有機械数の極小化を図るものであ
る。
【0009】そのために本発明は、複数作業所での稼働
や保管や保全状態を管理する建設機械稼働管理システム
であって、建設機械に搭載された無線装置及び使用者の
携帯する記録カードの読み取りを行って使用者の照合を
行い、当該建設機械の施錠/解錠を行い使用に関する管
理データを記憶する複数の機械管理手段と、前記複数の
機械管理手段に記憶された管理データ並びに、関係者の
端末装置に記憶された機械稼働/保管状況及び予定に関
する管理データを、ネットワークを介して蓄積するため
の中央管理手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。そのため、作業所職員だけでなく、リース会社など
の関係者が前記中央管理手段に蓄積された管理情報の利
用を、ネットワークを介した端末から共有することがで
きることを特徴とするものである。
【0010】また、当該建設機械の施錠/解錠のタイミ
ングである使用開始時と使用終了時に、記録カードに記
録された使用者固有のデータと使用日時と置き場所とバ
ッテリーの電圧測定値及び溶解液測定値を管理データと
して記憶し、無線装置及び使用者の携帯する記録カード
を介して前記中央管理手段に収集することを特徴とす
る。前記中央管理手段は、前記収集した管理データに基
づきバッテリーの充電状態と稼働率を演算し、或る閾値
よりも低い値の際には、中央管理装置より関係者の端末
にアラームとなるFAX、電子メールを送付し、保全と
適正な維持管理を促すことを特徴とする。
【0011】また、前記中央管理手段は、前記収集した
機械稼働/保管状況及び予定に関する管理データと各作
業所における稼働率データをグラフ、リスト等で一括表
示し、各機械の非稼動時間の低減を促すことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る建設機械稼
動管理システムの実態の形態を示す図であり、1は機械
管理CPU又は機械管理端末装置、2は記憶カード入出
力装置、3は無線装置、4はバッテリー監視部、5は駆
動監視部、11は端末装置、12は印刷装置、13は無
線装置、14は記憶力一ド入出力装置、21は管理デー
タ蓄積部、22は管理データ収集/分析内容出力処理
部、23は通信制御部を示す。
【0013】図1において、機械管理CPU又は機械管
理端末装置1は、例えばテーブルリフターなどの建設機
械に搭載され、使用者のチェック、使用に際しての施錠
/解錠の制御、使用/非使用などの稼動状況の記録、そ
の他全体の管理制御と情報の記憶を行う部分であり、無
線装置3と無線装置13とネットワークを介して中央管
理装置と通信を行い、稼動状況に関する情報を送信す
る。記憶カ一ド入出力装置2、14は、使用者が携帯す
る記録カードの記録情報を読み書きするものであり、主
に使用開始時と終了時に記録カードから必要な情報を読
み取る他、稼動状況に関する情報の書込みと読取りをす
ることができる。使用者の携帯する記録カードは、少な
くとも使用者名(使用者コード)、資格、血圧値などの
個人データを記録したものである。記憶カード入出力装
置2は、機械の利用者が機械管理に関する番号や場所情
報などの設定データを入力するための英数字キーや表示
器を有し、使用開始や使用終了の際に使用時間終了時間
を合わせて入力するものであり、また記録カードに入力
された個人データを機械管理CPU又は機械管理端末装
置1に記憶させるものである。駆動監視部5では、記憶
カード入出力装置2より得られた情報を機械管理CPU
又は機械管理端末装置1にチェックさせた結果を受け
て、使用に際しての施錠/解錠の制御を行う部分であ
る。また、バッテリー稼動部4では検出されたバッテリ
ー電庄や溶液を検出し、そのデータを機械管理CPU又
は機械管理端末装置1に記憶させるものである。
【0014】端末装置11は、ネットワークを介して中
央管理装置との情報の交換を行うクライアントコンピュ
ータであり、作業所の事務所に設置する場合、建設機械
の無線装置3や記憶カード入出力装置2から記録カード
に記入された機械管理データを無線装置13と記憶カー
ド入出力装置14を介して受け取る機能を持つ。また、
各建設機械の稼動/保管の予定に関するデータの中央管
理装置との交換をネットワークを介して行ったり、中央
管理装置から保全などに関する連絡を受けたり、中央管
理装置で分析された結果を表示し、印刷装置12で印刷
したりする機能は、端末装置の設置場所を問わず有す
る。
【0015】上記構成により、本発明に係る建設機械稼
動管理システムでは、テーブルリフターをはじめとする
建設機械を使用する場合、使用者が携帯する記録カード
を記憶カード入出力装置2にセットすると機械管理CP
U又は機械管理端末装置1で登録使用者(使用適格者)
か否かのチェックを行い、登録使用者であることを確認
して、記憶カード入出力装置2の表示画面に作業場所等
の入力メニューを表示し、その入力に基づき駆動監視部
5に対し駆動電源などの解錠を行う。このとき、機械管
理CPU又は機械管理端末装置1では、使用者名、資
格、健康データなどの使用者の個人データ、使用開始年
月日事項、作業場所を管理データとして記録する。そし
て、使用終了時に使用者が携帯する記録カードを再度記
憶カード入出力装置2にセットすると、管理データに使
用終了時刻を加えて駆動監視部5に対し駆動電源などの
施錠を行う。また、バッテリー監視部4からバッテリー
電圧、バッテリー容量のデータも併せて機械管理CPU
又は機械管理端末装置1に記録する。このとき、記憶カ
ード入出力装置2にて建設機械の置き場所を入力させる
こともできる。
【0016】建設機械の稼動終了のタイミングで、機械
管理CPU又は機械管理端末装置1に記録したデータを
建設機械側の無線装置3から事務所側の無線装置13に
転送し、端末装置11を介して中央管理装置に入力す
る。また、無線装置による建設機械の稼動データは、機
械の使用終了時に記憶カード入出力装置2から記録カー
ドを介して作業所の端末機側の入出力装置14から端末
装置11を介して中央管理装置に入力する。一方、事務
所側では、機械管理情報を中央管理装置に入力する場
合、管理データ収集/分析内容出力処理部22に格納さ
れたプログラムを呼び出し、ネットワーク、通信制御部
23を介して管理データ蓄積部21に建設機械の管理デ
ータを格納する。
【0017】また、機械利用予約の場合も同様であり、
リース会社や各作業所や関係者等の携帯する端末装置1
1から管理データ収集/分析内容出力処理部22に格納
されたプログラムを呼び出し、ネットワーク、通信制御
部23を介して管理データ蓄積部21に建設機械の管理
データを格納する。
【0018】このようにして管理データ蓄積部21に蓄
積された機械管理データは管理データ収集/分析内容出
力処理部22に格納されたプログラムによって作業所単
位や複数現場にわたる利用状況の分析を行い、建設機械
の予約状況、作業所別稼動状況、使用者別使用機械、機
械稼働率、バッテリー状態を表示するための一覧表、グ
ラフ等の形で各端末装置11に表示され、印刷装置によ
って出力される。
【0019】次に、本発明に係る建設機械稼働管理シス
テムにおける処理及び管理データについて説明する。図
2は機械管理CPU又は機械管理端末装置による処理の
例を説明するための図、図3は各機械の管理データの構
成例を示す図である。
【0020】本発明に係る建設機械稼働管理システムの
機械管理CPU又は機械管理端末装置による処理は、例
えば作業員の携帯する記録カードが記憶カード入出力装
置2にセットされると、図2に示すようにまず、IDコ
ード(作業員名)を読み取り(ステップS11)、管理
データ記憶部18に記憶された登録使用者か否かコード
照合を行う(ステップS12)。NOの場合(登録使用
者でない場合)には、記録カードを排出して終了とし
(ステップS22)、YESの場合(登録使用者である
場合)には、さらに使用開始か否かを判定する(ステッ
プS13)。
【0021】ステップS13でYESの場合(使用開始
の場合)には、資格や健康データなど記録カードの記録
データ、計時部15の使用開始年月日時刻を開始データ
として読み取り(ステップS14)、入出力部13の表
示器に入力メニューを表示する(ステップS15)。そ
のメニューにしたがい例えば作業場所や作業内容が入出
力部13よりキー入力されると、その情報を読み取り
(ステップS16)、それらのデータを機械管理CPU
又は機械管理端末装置に格納する。しかる後、駆動制御
部17に機械鍵の解錠指令を出力し(ステップS1
7)、記録カードを排出して終了とする(ステップS2
2)。
【0022】また、ステップS13でNOの場合(使用
終了の場合)には、使用終了年月日時刻を終了データと
して読み取り(ステップS18)、入出力部13の表示
器に入力メニューを表示する(ステップS19)。その
メニューにしたがい例えば置き場所が入出力部13より
キー入力されると、その情報を読み取り(ステップS2
0)、それらのデータを機械管理CPU又は機械管理端
末装置に格納する。しかる後、駆動制御部17に機械鍵
の施錠指令を出力し(ステップS21)、記録カードを
排出して終了とする(ステップS22)。
【0023】上記のようにして機械管理CPU又は機械
管理端末装置には、例えば図3(A)に示すように使用
管理データとして、使用開始年月日時刻、使用者、資
格、健康データ、作業場所や置き場所、使用終了年月日
時刻が時系列で格納される。この使用管理データによれ
ば、使用終了年月日時刻が格納されているか否かで、使
用中か空きかを判定することができる。また、バッテリ
ーを電源として駆動される建設機械では、図3(B)に
示すようにバッテリ管理データとして、バッテリ監視部
16でバッテリ電圧、バッテリ溶液量の測定を行い、計
時部15の時刻に従って定時に測定年月日時刻とバッテ
リ電圧測定値、バッテリ溶液量測定値が格納される。以
上、機械管理CPU又は機械管理端末装置1に格納され
たデータは、カード排出(ステップS22)のタイミン
グで無線を介してサーバーの管理データ蓄積部21に追
加される(ステップS23)か、無線装置を有しない場
合は、記録カードに一旦データを保存する(ステップS
24)。
【0024】本発明に係る稼動管理システムの作業所事
務所側の端末装置のみが行う処理は、カードに管理情報
を蓄積した場合に記憶カード入出力装置13から管理情
報を管理データ蓄積部21に格納する。
【0025】一方、全ての端末装置では、建設機械発注
予約を行うことができ、機械別利用予定開始日、機械別
利用予定終了日、使用予定作業所、作業所連絡先、作業
所担当者、機械管理番号、機種、機械別保管予定開始
日、機械別保管予定終了日、保管場所の予約/保管デー
タを中央管理装置の管理データ収集/分析内容出力処理
部22に格納されたプログラムを呼び出し、ネットワー
ク、通信制御部23を介して管理デー夕蓄積部21に格
納し、その内容を参照することができる。また、作業所
内部での機械毎の利用予約管理も同様に行うことが出来
る。図4は中央管理装置に管理データとして格納される
データテーブルの一覧を示す図である。
【0026】中央管理装置の管理データ蓄積部21に格
納されたデータは管理データ収集/分析内容出力処理部
22で処理され、端末装置11から関係者が閲覧するこ
とが可能となる。図5は機械管理データの利用例を説明
するための図である。図5(A)は、機械別の稼動実績
や予約予定の一覧を示し、利用頻度の低い機械と空き具
合を一目でわかるようにするものである。各作業所での
利用の改善や、複数作業所間でのやり取りや、長期的な
視点でリース会社の機械更新のタイミングを図る等のメ
リットが得られる。
【0027】図5(B)は、機械の保全状況を示すもの
である。これにより関係各位にメール等の連絡が自動的
に行くようになり、故障による機械の停止やリース会社
での保全スケジュールの調整が容易になる。図5(C)
は、利用業者別の利用状況である。これにより、建物規
模と職種別の利用状況を生産計画にフィードバックさせ
たり、支払いに連動させたりすることが可能となる。ま
た、利用状況の低い業者に指導を行ったりすることが可
能となる。
【0028】以上の内容は一つの作業所毎に表示した
り、複数の作業所で表示したりできる。
【0029】なお、本発明は、上記実施の形態に限定す
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
実施の形態では、テーブルリフタに適用した稼働管理シ
ステムについて説明したが、他の建設機械にも同様に適
用できることはいうまでもない。また、使用者の携帯す
る記録カードには、記録情報として使用者名と資格と健
康データを記録したが、使用者の所属会社や住所その他
の個人情報を付加情報として含めてもよい。さらには、
蓄積された管理データの分析において、使用場所や置き
場所による検索、健康データによる検索、資格による検
索など検索キーを自由に選択可能としてもよいし、分析
結果の出力は、リスト出力に限らず各種形式のグラフで
出力したり、未使用機械のリストに代えて置き場所の平
面図や立面図と台数で出力するように構成してもよい。
【0030】カードリーダにより読み取ったIDコード
を照合し、使用開始か否かを判定したが、照合結果を入
出力部の表示器に表示し、IDコードが登録使用者のい
ずれかと一致する場合に、使用開始、使用終了のいずれ
か使用に関する選択を行うようにしてもよいし、使用予
約を入力できるようにしてもよい。勿論使用予約は、中
央管理装置の入力装置からも行えるようにしてもよい。
そして、使用予約が設定されている場合には、使用予約
者のIDコードのみ一致判定を行う。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、作業所で使用される複数の建設機械の稼働を
管理する建設機械稼働管理システムであって、建設機械
に搭載された無線装置及び使用者の携帯する記録カード
の読み取りを行って使用者の照合を行い、当該建設機械
の施錠/解錠を行い使用に関する管理データを記憶する
複数の機械管理手段と、前記複数の機械管理手段に記憶
された管理データ並びに、関係者の端末装置に記憶され
た機械稼働/保管状況及び予定に関する管理データを、
ネットワークを介して蓄積するための中央管理手段とを
備えたので、使用者の携帯する記録カードを用いて作業
所に散在する多数の建設機械の使用の管理、使用状態の
管理を簡便に行うことができる。
【0032】また、機械管理手段は、使用開始時と使用
終了時に記録カードの読み取りを行い、少なくとも記録
カードに記録された使用者固有のデータと使用日時と置
き場所を管理データとして記憶し、中央管理手段は、収
集した管理データに基づき空きの建設機械を検索して置
き場所と共に出力するので、空きの建設機械とその置き
場所を容易にリスト化して出力することができ、建設機
械の稼働率を高めることができる。さらに、機械管理手
段は、バッテリの電圧測定値及び溶液量測定値を管理デ
ータとして記憶し、中央管理手段は、収集した管理デー
タに基づきバッテリの充電状態を判定し出力するので、
充電不足等でメンテナンスの必要なバッテリや溶液補充
の必要なバッテリを抽出することができ、機械の手待ち
をなくし作業効率の改善を図ることができる。
【0033】さらに、本発明によれば、以下のような種
々の効果が期待できる。中央管理装置(データベースサ
ーバー)が複数作業所での機械保全情報を計算し、作業
所担当者や建設機械を作業所に配置する会社又は部門
(リース会社、メンテナンス会社、協力業者等)に自動
的にアラームを発生させることができ、効率的な機械管
理やメンテナンスを行うことができる。また、建設機械
の空き状況が把握できるので、中長期の手配確認が容易
になり、建設機械を作業所に配置する会社又は部門にお
ける複数作業所での建設機械の稼働の極大化、保有機械
数の極小化を図ることができる。、各作業所に赴かなく
ても、建設機械を作業所に配置する会社又は部門が複数
作業所の機械稼働率に関するコンサルティングを適切な
時期に行える。ネットワーク技術の利用により、建設機
械の予防に関する指導を作業所に出向かなくてもできる
ようになり、建設機械の故障による非稼働、手持ちを最
小限のコストで改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る建設機械稼働管理システムの実
施の形態を示す図である。
【図2】 機械管理CPU又は機械管理端末装置による
処理の例を説明するための図である。
【図3】 各機械の管理データの構成例を示す図であ
る。
【図4】 中央管理装置に管理データとして格納される
データテーブルの一覧を示す図である。
【図5】 機械管理データの利用例を説明するための図
である。
【符号の説明】 1…機械管理CPU又…機械管理端末装置、2…記憶カ
ード入出力装置、3…無線装置、4…バッテリー監視
部、5…駆動監視部、11…端末装置、12…印刷装
置、13…無線装置、14…記憶力一ド入出力装置、2
1…管理データ蓄積部、22…管理データ収集/分析内
容出力処理部、23…通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪腰 友典 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 菊池 雄一 東京都千代田区岩本町一丁目5番13号 株 式会社アクティオ内 Fターム(参考) 2D003 AA00 BA02 BA06 BA07 DA04 DB05 DB07 DB08 FA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数作業所での稼働や保管や保全状態を
    管理する建設機械稼働管理システムであって、建設機械
    に搭載された無線装置及び使用者の携帯する記録カード
    の読み取りを行って使用者の照合を行い、当該建設機械
    の施錠/解錠を行い使用に関する管理データを記憶する
    複数の機械管理手段と、前記複数の機械管理手段に記憶
    された管理データ並びに、関係者の端末装置に記憶され
    た機械稼働/保管状況及び予定に関する管理データを、
    ネットワークを介して蓄積するための中央管理手段とを
    備えたことを特徴とする建設機械稼働管理システム。
  2. 【請求項2】 前記機械管理手段は、使用開始時と使用
    終了時に記録カードの読み取りを行い、少なくとも前記
    記録カードに記録された使用者固有のデータと使用日時
    と置き場所を管理データとして記憶することを特徴とす
    る請求項1記載の建設機械稼働管理システム。
  3. 【請求項3】 前記中央管理手段は、前記収集した管理
    データに基づき空きの建設機械を検索して前記置き場所
    と共に出力することを特徴とする請求項2記載の建設機
    械稼働管理システム。
  4. 【請求項4】 前記機械管理手段は、バッテリの電圧測
    定値及び溶液量測定値を管理データとして記憶すること
    を特徴とする請求項1記載の建設機械稼働管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記中央管理手段は、前記収集した管理
    データに基づきバッテリの充電状態を判定し出力するこ
    とを特徴とする請求項4記載の建設機械稼働管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 機械稼働状況及び保全状況についての情
    報を前記中央管理手段が読み取って所定の条件でメー
    ル、ファックスを含む通信手段によりアラームを発信す
    ることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の
    建設機械稼働管理システム。
  7. 【請求項7】 前記中央管理手段を介して作業所で使用
    される複数の建設機械についての稼働及び保管に関する
    期間と場所の情報を含む機械管理情報を共有、保管し利
    用するようにしたことを特徴とする請求項1記載の建設
    機械稼働管理システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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