JP2002167116A - 製本用用紙搬送装置 - Google Patents

製本用用紙搬送装置

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JP2002167116A
JP2002167116A JP2000368812A JP2000368812A JP2002167116A JP 2002167116 A JP2002167116 A JP 2002167116A JP 2000368812 A JP2000368812 A JP 2000368812A JP 2000368812 A JP2000368812 A JP 2000368812A JP 2002167116 A JP2002167116 A JP 2002167116A
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JP2000368812A
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English (en)
Inventor
Masashige Sugimoto
政繁 杉本
Nobuyuki Kojima
伸幸 小島
Takakazu Hori
孝和 堀
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Horizon International Inc
Original Assignee
Horizon International Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷効率を低減せず、かつ低コストで印刷か
ら製本まで一貫して行なう製本システムを構築すること
のできる用紙搬送装置を提供すること。 【解決手段】 印刷した用紙を一枚ごと頁順に搬出する
印刷機1と一枚ごとの用紙を搬入し一冊分集積するごと
に製本処理して搬出する製本機2との間に、印刷機1か
ら搬出された用紙4を製本機2搬送する用紙搬送ベルト
7およびベルト7に用紙を押さえる回転自在、かつ位置
決め可能のロール8を設け、一冊分の最終頁の用紙を搬
送するごとに製本機2の製本処理時間一時搬送ベルト7
を停止し、次の冊子分の印刷機1から順次搬出されてく
る用紙4をロール8に当接させて、搬送ベルト7上に集
積し、製本処理後搬送ベルト7を駆動して集積した用紙
および印刷機1から順次搬出されるその冊子の用紙を製
本機2に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製本用用紙搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷機にはオンディマンド印刷機と呼ば
れる頁順に一枚ごと印刷した用紙を搬出する印刷機があ
る。このような印刷機では搬出された用紙を順次集積す
るだけで1冊分の用紙束が形成でき、丁合機を必要とし
ないメリットがある。一方、製本機には、順次搬送され
てくる1枚ごとの用紙を搬入し、順次集積するとともに
1冊分の用紙を集積するとその集積した用紙束の中央部
や端部を綴じて製本処理する製本機がある。このような
製本機は上記の印刷機と連結することができ、この連結
を行なうと印刷から製本まで一貫して行なう製本システ
ムを構築することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような印
刷機と製本機とを連結した場合、製本機は印刷機から1
冊分の用紙を受け取ってから製本処理を行なうため、印
刷機は1冊分の最後の頁を印刷した後、製本処理に要す
る時間つぎの冊子の1頁目の印刷を一時停止しなければ
ならず、印刷効率を低減するという問題がある。この問
題は別に用紙集積装置を設置し、この用紙集積装置に1
冊置きごとに集積して蓄え、後に製本処理するようにす
れば解消できる。
【0004】しかしながら、1冊分の用紙を蓄える場
合、印刷時に発生する静電気により、用紙が不揃いで密
着するのを防止する必要がある。そのために用紙集積装
置には搬入した用紙を突き揃える突き揃え機構や、用紙
の位置を正確に決める位置決め機構を必要とし用紙集積
装置を設けるとしても高価であり、印刷から製本まで一
貫して行なう製本システムを構築するにはコスト高が避
けられないという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みなされた
もので、印刷効率を低減することなく、かつ低コストで
印刷から製本まで一貫して行なう製本システムを構築す
ることのできる用紙搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷した用紙
を一枚ごと頁順に搬出する印刷機と、前記印刷機から搬
出された一枚ごとの用紙を搬入し一冊分集積するごとに
製本処理して搬出する製本機を備え、前記印刷機と前記
製本機との間に配置され、前記印刷機から搬出された用
紙を前記製本機に搬送する製本用用紙搬送装置におい
て、前記印刷機と製本機の間を周回移動する用紙搬送ベ
ルトと前記用紙搬送ベルト上の用紙を所定の位置で押さ
える回転自在のロールとを有し、一冊分の用紙搬送ごと
に前記製本機の製本処理時間前記用紙搬送ベルトの移動
を一時停止し、前記製本処理時間分前記印刷機から搬出
された用紙を前記ロールに当接して前記用紙搬送ベルト
上で集積してなることを特徴とする。
【0007】この特徴によれば、製本処理している間に
印刷機から搬出される用紙は用紙搬送ベルト上で集積さ
れ、製本処理後その集積された用紙およびつづいて印刷
機から搬出された用紙を製本機に搬入し、一冊分集積す
ると製本処理して搬出する。以後この動作が繰返され
る。製本機の製本処理時間は通常1.5sec以内であ
り、この製本処理時間内では用紙搬送ベルト上で集積し
た用紙同士が静電気で密着することがないことが確認さ
れており、用紙を揃えるための突き揃え機構を省略する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて、図を参照して説明する。図1は本発明の実施の
形態に係る製本用用紙搬送装置の概略の構成を示す側面
図、図2は図1に示す用紙搬送装置部の拡大側面図、図
3は図1に示す製本用用紙搬送装置の動作を説明する説
明図である。
【0009】図1において、1は印刷した用紙を一枚ご
と頁順に搬出する印刷機、2は製本機、3は用紙搬送装
置、4は印刷した用紙、5は綴じ折りした冊子である。
この実施の形態における製本機2は、用紙搬入部2a、
搬入した用紙を一冊分集積して綴じる製本処理部2bお
よび綴じ後の用紙束を折り曲げる折り曲げ部2cを有
し、用紙搬入部2aには用紙搬送装置3から送られてく
る用紙を受け取り、製本処理部2bへ送る周回移動する
ベルト2dおよび用紙をベルト2dに押さえる回転自在
のロール2eが設けられている。
【0010】製本処理部2bは綴じ後の用紙束を搬出す
る周回移動するベルト2fと搬送されてくる用紙を位置
決めするストッパ2gおよび用紙束を綴じるステチャー
2hが設置されている。ストッパ2gは用紙のサイズに
応じた位置にセットされ、搬送されてくる用紙の先端を
このストッパ2gに当接して揃えながら集積する。一冊
分集積するとステチャー2hが駆動され、一冊分集積し
た用紙束の中央位置を針金で綴じる。綴じ後ストッパ2
gは引込み、ベルト2fが駆動されて、綴じ後の用紙束
は折り曲げ部2cに送り出される。用紙束の送り出し後
ストッパ2gは復帰し、つぎの冊子用の用紙の集積に備
える。つまり一冊分の最終頁が搬入された時点から用紙
束を綴じて送り出しストッパ2gが復帰し終わるまでが
製本処理に要する時間となる。
【0011】用紙搬送装置3は、図2に拡大して示すよ
うに、印刷機1から搬出された用紙4を受け取って送リ
出す送りローラ6、送りローラ6により送られてくる用
紙4を受け取って搬送する搬送ベルト7、搬送ベルト7
で搬送された用紙4を受け取って製本機2へ送り出す送
りローラ8、搬送ベルト7と送りローラ8を駆動するモ
ータ9および搬送ベルト7に用紙を所定の位置で押さえ
る回転自在の押さえロール10を有し、搬送ベルト7は
駆動プーリ12と従動プーリ13に掛け渡され、駆動プ
ーリ12と従動プーリ13間の距離はほぼ印刷機1から
搬出される用紙の最大のサイズに合わせている。
【0012】駆動プーリ12はクラッチ15に連結さ
れ、クラッチ15はモータ9の回転を伝達するチェーン
16に繋がれている。つまりモータ9は運転中は一定速
度で回転するが、駆動プーリ12の回転はクラッチ15
の操作により駆動および停止ができるように構成してい
る。押さえロール10は送りねじ11に螺合するナット
14に支持されていて、送りねじ11の回転により用紙
のサイズに応じた位置に設定することができ、搬送ベル
ト7の停止時には押さえロール10も停止してストッパ
として機能し、印刷機1から搬出された用紙4を押さえ
ロール10に当接させて用紙を搬送ベルト7上で集積す
る。
【0013】このように構成した用紙搬送装置3は、図
1に示すように印刷機1と製本機2との間に設置され、
印刷機1から搬出された用紙4を受け取り製本機2に送
る。運転に先立ち押さえロール10を印刷され製本する
用紙のサイズに応じた位置に設定しておく(図2に点線
で示す位置は用紙のサイズが大きい場合である。)。最
初の一冊目は印刷機1から一枚ごと頁順に搬出する用紙
4をそれぞれ用紙搬送装置3を経て製本機2に送られ
る。
【0014】一冊目の最終頁が製本機2に送られると、
クラッチ15が操作され、用紙搬送装置3の搬送ベルト
7を停止する。この停止により図3(一冊5頁とした場
合の例)に示すように印刷機1から搬出された二冊目の
1頁の用紙4aは押さえロール10に当接して搬送ベル
ト7上に置かれ、2頁の用紙4bも押さえロール10に
当接して1頁の上に重ねられ、3頁の用紙4cはその上
にと搬送ベルト7の停止中順次重ねる動作が繰返され
る。
【0015】最初の一冊目の製本処理が終わるとクラッ
チ15が操作され、搬送ベルト7が移動し、搬送ベルト
7の停止中に集積された二冊目の用紙4a、4b、4c
はそのまま製本機2に送られ、引き続き印刷機1から搬
出された二冊目の用紙4d、4eが用紙搬送装置3を経
て製本機2に送られる。二冊目の最終頁の用紙が製本機
2に送られると、クラッチ15が操作され、用紙搬送装
置3の搬送ベルト7を停止する。この停止により二冊目
の場合と同様に押さえロール10に当接して搬送ベルト
7上に集積される。以下この動作が繰返される。なお、
クラッチ15の操作は製本機からの用紙検出信号や製本
処理終了信号に基づいて図示しない制御装置により行な
われる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば印
刷機と製本機の間に、印刷機と製本機の間を周回移動す
る用紙搬送ベルトおよび用紙搬送ベルトの移動にしたが
い回転する用紙押さえロール設け、用紙搬送ベルトの移
動を停止および駆動制御するという簡単な構成により、
印刷機の印刷効率を低減することなく、かつ低コストで
印刷から製本まで一貫して行なう製本システムを構築す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る製本用用紙搬送装置
の概略の構成を示す側面図である。
【図2】図1に示す用紙搬送装置部の拡大側面図であ
る。
【図3】図1に示す製本用用紙搬送装置の動作を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
1 印刷機 2 製本機 2a 用紙搬入部 2b 製本処理部 2c 折り曲げ部 3 用紙搬送装置 4 用紙 5 綴じ折りした冊子 6、8 送りローラ 7 搬送ベルト 9 モータ 10 押さえロール 11 送りねじ 12 駆動プーリ 13 従動プーリ 14 ナット 15 クラッチ 16 チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 伸幸 滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番 地 ホリゾン・インターナショナル株式会 社内 (72)発明者 堀 孝和 滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番 地 ホリゾン・インターナショナル株式会 社内 Fターム(参考) 3F049 AA02 DA03 LA06 LB03 3F054 AA01 AC04 BA02 BJ07 3F107 AA01 AB01 AC05 BA02 CC04 3F108 GA05 GB01 GB03 HA02 HA32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷した用紙を一枚ごと頁順に搬出する
    印刷機と、前記印刷機から搬出された一枚ごとの用紙を
    搬入し一冊分集積するごとに製本処理して搬出する製本
    機を備え、前記印刷機と前記製本機との間に配置され、
    前記印刷機から搬出された用紙を前記製本機に搬送する
    製本用用紙搬送装置において、前記印刷機と製本機の間
    を周回移動する用紙搬送ベルトと前記用紙搬送ベルト上
    の用紙を所定の位置で押さえる回転自在のロールとを有
    し、一冊分の用紙搬送ごとに前記製本機の製本処理時間
    前記用紙搬送ベルトの移動を一時停止し、前記製本処理
    時間分前記印刷機から搬出された用紙を前記ロールに当
    接して前記用紙搬送ベルト上で集積してなることを特徴
    とする製本用用紙搬送装置。
JP2000368812A 2000-12-04 2000-12-04 製本用用紙搬送装置 Pending JP2002167116A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104477690A (zh) * 2014-12-15 2015-04-01 长沙长泰机械股份有限公司 高速精密切纸机高速输送系统
CN105731046A (zh) * 2016-01-25 2016-07-06 佛山市南海欧德佛智能设备有限公司 一种新型纸箱装置及其控制方法

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CN104477690A (zh) * 2014-12-15 2015-04-01 长沙长泰机械股份有限公司 高速精密切纸机高速输送系统
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