JP2002166119A - 空気清浄機及び加湿機 - Google Patents

空気清浄機及び加湿機

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JP2002166119A JP2000363799A JP2000363799A JP2002166119A JP 2002166119 A JP2002166119 A JP 2002166119A JP 2000363799 A JP2000363799 A JP 2000363799A JP 2000363799 A JP2000363799 A JP 2000363799A JP 2002166119 A JP2002166119 A JP 2002166119A
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Hidetoshi Ike
英俊 池
Yasushi Ishikawa
康 石川
Shigemi Watanabe
重見 渡辺
Kazunari Tsunoda
一成 角田
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来知られている空気清浄機と比較して、性
能が同一ならば従来のものよりも小型化することができ
る、空気清浄機を提供すること。 【解決手段】 本発明の空気清浄機は、円板と、該円板
の周縁部分上に、該周縁に沿って設けられた、該円板の
内側領域を囲包するフィルターであって、該円板の半径
方向に凹凸が形成されるように波状に曲折されたもの
と、前記円板を回転させるための手段と、前記円板及び
前記フィルターを収納するケーシングであって、前記フ
ィルターにより囲包される空間内に清浄すべき空気を吸
入する空気吸入口と、前記フィルターの外側を囲包す
る、前記ケーシングの部分に設けられ、前記フィルター
を通って排出されてきた空気を前記ケーシングの外部に
排出するための空気吹出し口とを有するケーシングと、
前記フィルターの、前記円板とは反対側の端部に、該端
部と前記ケーシングとの間に形成される間隙に空気が流
通することを抑制する空気流通抑制手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄機及び加
湿機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファンとフィルターを利用し
た空気清浄機が種々知られている。これらの原理は、フ
ァンを用いて空気を強制的にフィルターに送り込んでフ
ィルターを通過させることにより空気中の塵埃等をフィ
ルターに捕捉させて空気を清浄化するものである。通常
多く用いられている空気清浄機は、ファンとフィルター
を完全に分離し、ファンによって風をフィルターに当て
るタイプのものである。また、特開平8-206436号公報に
は、円筒状のシロッコファンの側壁部分をフィルターで
構成し、羽根車を回転させて空気流を該円筒の内側から
外側に、フィルターを通して流通させることにより空気
清浄を行う空気清浄機も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の目的は、従
来知られている空気清浄機と比較して、性能が同一なら
ば従来のものよりも小型化することができる、空気清浄
機を提供することである。また、該空気清浄機と同様な
原理に基づく、小型化が可能な加湿機を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、鋭意研究
の結果、フィルターを波状に曲折させると共に該フィル
ター自体を回転させることにより、フィルターに羽根車
の翼とフィルターの機能の両方を持たせることができ、
このようにすることにより同一性能ならば従来の空気清
浄機よりも小型化することができることを見出し、この
原理に基づく空気清浄機及び加湿機を先に特許出願した
(特願平11-306887号)。今回、この先に出願した空気
清浄機及び加湿機において、前記フィルターの、前記円
板とは反対側の端部に、該端部と前記ケーシングとの間
に形成される間隙に空気が流通することを抑制する空気
流通抑制手段をさらに設けることにより空気清浄機及び
加湿機の効率をさらに高めることができることを見出
し、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、円板と、該円板の周
縁部分上に、該周縁に沿って設けられた、該円板の内側
領域を囲包するフィルターであって、該円板の半径方向
に凹凸が形成されるように波状に曲折されたものと、前
記円板を回転させるための手段と、前記円板及び前記フ
ィルターを収納するケーシングであって、前記フィルタ
ーにより囲包される空間内に清浄すべき空気を吸入する
空気吸入口と、前記フィルターの外側を囲包する、前記
ケーシングの部分に設けられ、前記フィルターを通って
排出されてきた空気を前記ケーシングの外部に排出する
ための空気吹出し口とを有するケーシングと、前記フィ
ルターの、前記円板とは反対側の端部に、該端部と前記
ケーシングとの間に形成される間隙に空気が流通するこ
とを抑制する空気流通抑制手段とを具備する空気清浄機
を提供する。また、本発明は、上記本発明の空気清浄機
における前記フィルターに水分を保持させて成る空気加
湿機を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の空気清浄機の基本原理
を、図1及び図2に基づき説明する。図1は、本発明の
空気清浄機又は加湿機の好ましい一例の分解斜視図(た
だし、後述の空気流通抑制手段を取り除いて示す)であ
り、図2は、図1に示す各部材を組み立てた状態を示す
図である。
【0007】図1及び図2に示す空気清浄機は、円板1
0及び円板10の周縁部分上に、該周縁に沿って設けら
れたフィルター12を具備する。フィルター12は、図
示のように、円板10の内側領域を囲包しており、円板
10の半径方向に凹凸が形成されるように波状に曲折さ
れて形成されている。なお、凹凸の形状は、図1及び図
2では、回転軸14を中心とした半径方向に放射状にな
っているが、外周側の先端(折れ曲がり部)が内周側の
隣り合う2つの先端の(放射線上の)中央にある必要は
なく、時計方向あるいは反時計方向にずれていても良
い。すなわち、凹凸の形状は、図1及び図2では、回転
軸14を中心とした半径方向に放射状になっているが、
回転軸14を中心に外周側へ向かう放物線のような形状
ないしは風車のような形状であっても良い。フィルター
12は、円板10上に固定されており、円板10を回転
させると、円板10と共にフィルター12も回転する。
円板10の中心には回転軸14が固着されており、該回
転軸14はモーター16に連結されている。
【0008】上記した各部材は、ケーシング内に収納さ
れていることが好ましく、該ケーシングとしては、図1
に示すような円筒状のものや、空気吹出し口を1個所に
まとめたかたつむり形状のもの(図3及び図4参照)を
好ましく採用することができる。図1に示すケーシング
は、円板状の下部ケーシング18と、有蓋筒体状の上部
ケーシング20とから成る。上部ケーシング20の上面
には、フィルター12で囲包される領域内に空気を吸入
するための空気吸入口22が設けられ、また、上部ケー
シング20の側面には、フィルター12を通って排出さ
れてきた空気を前記ケーシングの外部に排出するための
空気吹出し口24が設けられている。なお、空気吸入口
22及び空気吹き出し口24の形状や個数は図示のもの
に限定されるものではない。また、上部ケーシング20
は、図1に示す例ではモーター16自身に固定されてい
るので回転せず、また、下部ケーシング18は、上部ケ
ーシング20に固定されているのでこれも回転しない。
【0009】なお、フィルター12としては、従来より
空気清浄機に用いられているあらゆるフィルターを用い
ることができる。すなわち、目の比較的詰んだ多孔質体
を用いて、その孔の直径よりも大きな塵埃等を除去する
タイプのものであっても良いし、比較的大きな目を有
し、かつ吸着力を有する多孔質体を用いて孔の直径より
も小さな塵埃等も吸着力によりフィルターに吸着するタ
イプのものであっても良い。また、フィルターに活性炭
素等を保持させて吸着力を持たせたものであっても良
い。また、フィルターの材質も何ら限定されるものでは
なく、紙、布、不織布、綿、金属メッシュ、スポンジ、
セラミックス等、任意の多孔質体を用いることができ
る。
【0010】なお、上記の説明では、円板を水平方向に
して維持して用いる場合を説明したが、上記した空気清
浄機は、円板を鉛直方向に維持して縦置きにして用いる
こともできる。もちろん、その他の角度に維持すること
も可能である。以下にさらに説明する好ましい態様につ
いても同様である。円板を鉛直方向に維持して縦置きに
して用いる場合には、「上部」ケーシングや「下部」ケ
ーシングという呼び方は当てはまらないが、本明細書に
おいて、円板を水平方向に維持し、かつ装置の下側に来
るように維持した場合の位置関係に基づいて「上部」、
「下部」、「上」、「下」、「上面」、「下面」等の言
葉を用いることがある。
【0011】上記した構成のみでは、前記フィルター
の、前記円板とは反対側の端部に、該端部と前記ケーシ
ングとの間に間隙が形成され、この間隙を空気が流通す
る。すなわち、空気吸入口22から吸入された空気の一
部が、フィルター12を通過することなく空気清浄機の
外部に排出されてしまうので、その分効率が低下する。
この問題を解決すべく、本発明の空気清浄機では、間隙
に空気が流通することを抑制する手段(本明細書におい
て「空気流通抑制手段」という)がさらに設けられてい
る。ここで「抑制」とは、該手段が設けられることによ
り、該手段が設けられない場合に比較して前記間隙を流
通する空気の量が減少することを意味する。空気流通抑
制手段を設けることにより、空気清浄効率がさらに高ま
る。
【0012】このような空気流通抑制手段を設けた本発
明の空気清浄機の第1の具体例を図3ないし図5に基づ
いて説明する。なお、図3及び図4には、円板10を鉛
直方向に維持した状態が記載されているが、上記の通
り、このような場合でも、円板側を覆うケーシングを下
部ケーシング、円板から遠い側を覆うケーシングを上部
ケーシングと便宜的に呼ぶ。
【0013】この具体例では、モーター16は、下部ケ
ーシング18に取り付けられており、下部ケーシング1
8には、カタツムリ状の隔壁26が形成されている。隔
壁26の一部は開口して空気吹出し口24となってい
る。すなわち、この具体例は、空気吹出し口24を1箇
所にまとめた例である。円板10及びフィルター12
は、隔壁26の内側に収容される。また、この具体例で
は、上記具体例と異なり、モーター16は、下部ケーシ
ング18上に設けられ、円板10の中心部が凸状に隆起
して、この隆起により円板10の下側に形成される空洞
内にモーター16が収容される(図5参照)。
【0014】図3は、分解図であり、組み立てる場合に
は、一点鎖線で示される位置が1本の直線上に来るよう
に配置される。図4が組み立てられた状態を示す(ただ
し、明瞭性のために上部ケーシング20を取り外した状
態を示す)。図3に記載されている上部ケーシング20
に描かれている開口部は、22が空気吸入口であり、そ
の他の開口は上部ケーシング20の形状を理解しやすい
ように示すための切り欠き部であり、実際には存在しな
い。
【0015】この具体例では、フィルター12の円板1
0とは反対側の端部に、端部の全周を被覆する環状のシ
ール板28が設けられている。シール板28は、フィル
ター12と共に回転する。このために、シール板28
は、フィルター12の端部に接着剤等により固着しても
良いし、シール板28とフィルター12又は円板10と
を図示しない例えばフックのような機械的な手段により
連結しても良い。なお、図4では、内部の構造をよく示
すために、シール板28は切り欠いた状態で示されてい
る。
【0016】図5は、図3及び図4に示される空気清浄
機の模式断面図である。なお、図5は、円板10を水平
方向に維持した状態(横置き状態)を示す。図5に示さ
れるように、シール板28の幅Wは、フィルター12の
波状構造全体の幅と同程度にすることが好ましいが、必
ずしもこれに限定されない。シール板28を設けること
により、フィルター12の上端部と、上部ケーシング2
0との間の間隙30の一部が埋められ、間隙30が小さ
くなり、その分間隙30を通る空気の流通が抑制され
る。のみならず、シール板28を設けることにより、間
隙30が図5の水平方向に伸びたものとなる。すなわ
ち、フィルター12上端の1つの点に着目すると、間隙
30の水平方向(図5の状態における水平方向)の距離
は、フィルター12の厚み分しかない。フィルター12
の厚さは薄いので、狭い間隙部分の距離は僅かしかな
く、従って、通気抵抗が小さく、空気の流通は多い。こ
れに対し、シール板28を設けることにより、間隙30
の水平方向の距離は、図5に示される、シール板28の
幅Wになるので、空気がこの間隙を通過するためには、
距離Wに亘って狭い間隙部分を通過しなければならず、
通気抵抗が大きくなり、シール板28を設けない場合に
比べて、空気の流通が大きく抑制される。
【0017】図6には、図3〜5の具体例をさらに改良
した具体例が記載されている。図6に示される具体例で
は、シール板28上に、フィルター12と反対側に隆起
する第1の環状の凸条32が設けられ、シール板28と
向き合う上部ケーシング20の領域には、シール板28
の方向に隆起する第2の環状の凸条34が設けられてい
る。さらに、シール板28と向き合う上部ケーシング2
0の領域には、シール板28の方向に隆起する第3の環
状の凸条36が設けられており、前記第1の凸条32
が、隣接する前記第2の凸条34及び第3の凸条36の
間に形成される空間に挿入されている。このような凸条
を設けることにより、間隙30を流通する空気の量をさ
らに減少させることができる。なお、シール板28上及
びシール板28と向き合う上部ケーシング20の領域上
に形成される凸条の数は、図示のものに限定されるもの
ではなく、それぞれ1又は複数であってよく、好ましく
は1〜6本/10mm(Wの長さ当たり)程度である。
【0018】図7に示されるもう1つの具体例では、空
気流通抑制手段が、シール板28上に設けられた、環状
の弾性部材38から成る。弾性部材38の上端部は、上
部ケーシング20の下面に接しており、従って、上記間
隙30は完全に塞がれる。なお、このような、間隙30
を塞ぐ弾性部材38は、フィルター12の端部上に直接
設けることもできるし、上部ケーシング上に設けること
もできる。
【0019】使用時には、モーター16を回転させるこ
とにより、円板10及びフィルター12を回転させる。
回転速度は、特に限定されず、フィルターの形状や装置
の寸法により適宜選択されるが、通常、200〜300
0rpm、好ましくは400〜1000rpm程度である。そ
うすると、フィルター12は、図示のように波状に曲折
しているので、フィルター12が羽根車の翼として機能
して風が起こり、フィルター12に囲包された、円板1
0の内側領域上に存在する空気は図2の矢印Bに示すよ
うにフィルター12を通過して円板10の外側に、上部
ケーシング20の側面に設けられた空気吹き出し口24
から吹き出され、これと同時に、図2に矢印Aで示され
るように、上部ケーシング20の上面に設けられた空気
吸入口22から空気が吸入される。なお、フィルター1
2は、空気を通すものであるが、フィルター12の回転
速度が大きいため、フィルター12の空気抵抗によりフ
ィルター12が羽根車の翼の役割を果たすことができ
る。このように、フィルター12により囲包される円板
10の内側領域上に位置する空気が、フィルター12を
通過した後外部に排出されるので、外部に排出される空
気はフィルター12を通過することにより清浄されたも
のとなる。さらに、上記した空気流通抑制手段により、
空気吸入口22から吸入された空気の一部が、フィルタ
ー12を通過することなく空気清浄機の外部に排出され
てしまうことが抑制される。
【0020】本発明の空気清浄機では、従来の通常の空
気清浄機のような、ファンとフィルターを完全に分離し
たタイプ(以下、便宜的に「従来技術1」という)や、
特開平8-206436号公報記載の羽根車の周囲をフィルター
とした空気清浄機(以下、便宜的に「従来技術2」とい
う)に比べて、製品体積あたりのフィルター面積の広い
(小型で集塵効率の良い)空気清浄機が実現できる。
【0021】例えば、外径110 mm、厚さ19 mm、翼幅15
mm、翼数25の羽根車を有し、空気吸入口の直径が84 mm
のファンを基準に、本願発明と、従来技術1及び2の有
効フィルター面積を比較すると、従来技術1の場合に
は、装置を最も小型化しようとするとフィルターをファ
ンの吸い込み口に設けることになるので、有効フィルタ
ー面積は5542 mm2となる。一方、従来技術2の場合に
は、6566 mm2となる。一方、本願発明では、波状の波数
を翼数と同じにした場合で16150 mm2となり、従来技術
1の2.9倍、従来技術2の2.5倍となる。このように、本
願発明によれば、小型で有効フィルター面積の大きい、
すなわち、同一性能ならば従来技術よりも小型化が可能
な空気清浄機が得られる。従って、本願発明は、例えば
ポータブルな空気清浄機の開発等にとって特に有用であ
る。さらに、上記した空気流通抑制手段により、吸引さ
れた空気がフィルターを通過することなく空気清浄機の
外部に排出されることが抑制されるので、空気清浄効果
がさらに高められている。
【0022】なお、上記した空気清浄機は、単独で用い
ることができる他、例えば電気掃除機等の排気口の前に
電気掃除機等の部品として組み込むこともできる。
【0023】以上では、空気清浄機について説明した
が、上記フィルター12に水分を保持させることによ
り、上記の空気清浄機を加湿機とすることができる。こ
れは、例えば、フィルター12に、図示しない吸水管か
らシャワー状に水を連続的に吹き付けること等により容
易に達成することができる。このようなフィルター12
を用いると、フィルター12を通過する際に空気が水分
を吸収するので、空気清浄と加湿の両方を同時に行うこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の空気清浄機では、従来の通常の
空気清浄機のような、ファンとフィルターを完全に分離
したタイプや、特開平8-206436号公報記載の羽根車の周
囲をフィルターとした空気清浄機に比べて、製品体積あ
たりのフィルター面積の広い(小型で集塵効率の良い)
空気清浄機が実現でき、さらに、上記した空気流通抑制
手段により、空気吸入口22から吸入された空気の一部
が、フィルター12を通過することなく空気清浄機の外
部に排出されてしまうことが抑制され、空気清浄効率が
さらに高められている。また、本発明の加湿機では、上
記の優れた空気清浄効果を伴って空気を加湿することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の好ましい一実施例を示す
分解斜視図(ただし、空気流通抑制手段を取り除いて示
す)である。
【図2】図1に示す空気清浄機を組み立てた状態を示す
図である。
【図3】フィルター上端と上部ケーシングとの間隙にシ
ール板を設けて該間隙を空気が流通することを抑制した
本発明の空気清浄機の具体例を示す部分切り欠き分解図
である。
【図4】図3に示す空気清浄機を組み立てたものを示す
図である(ただし、上部ケーシングは取り除いて示
す)。
【図5】図3及び図4に示す空気清浄機の模式断面図で
ある。
【図6】フィルター上端と上部ケーシングとの間隙を空
気が流通することを抑制した、本発明の空気清浄機の他
の好ましい具体例を示す模式断面図である。
【図7】フィルター上端と上部ケーシングとの間隙を空
気が流通することを抑制した、本発明の空気清浄機のさ
らなる他の好ましい具体例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
10 円板 12 フィルター 14 回転軸 16 モーター 18 下部ケーシング 20 上部ケーシング 22 空気吸入口 24 空気吹出し口 26 隔壁 28 シール板 30 間隙 32 第1の環状の凸条 34 第2の環状の凸条 36 第3の環状の凸条 38 弾性部材
フロントページの続き (72)発明者 石川 康 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2丁目66番 伊勢佐木町満利屋ビル5階 株式会社カ ンキョー内 (72)発明者 渡辺 重見 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2丁目66番 伊勢佐木町満利屋ビル5階 株式会社カ ンキョー内 (72)発明者 角田 一成 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2丁目66番 伊勢佐木町満利屋ビル5階 株式会社カ ンキョー内 Fターム(参考) 3L051 BA02 BB00 BC04 3L055 AA07 BA04 DA05 4D058 JA10 JA37 JB06 JB24 JB25 JB26 KA01 KA08 KC43 KC52 KC62 KC81 LA02 TA03 UA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板と、該円板の周縁部分上に、該周縁
    に沿って設けられた、該円板の内側領域を囲包するフィ
    ルターであって、該円板の半径方向に凹凸が形成される
    ように波状に曲折されたものと、前記円板を回転させる
    ための手段と、前記円板及び前記フィルターを収納する
    ケーシングであって、前記フィルターにより囲包される
    空間内に清浄すべき空気を吸入する空気吸入口と、前記
    フィルターの外側を囲包する、前記ケーシングの部分に
    設けられ、前記フィルターを通って排出されてきた空気
    を前記ケーシングの外部に排出するための空気吹出し口
    とを有するケーシングと、前記フィルターの、前記円板
    とは反対側の端部に、該端部と前記ケーシングとの間に
    形成される間隙に空気が流通することを抑制する空気流
    通抑制手段とを具備する空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記空気流通抑制手段は、前記フィルタ
    ーの前記端部に設けられ、前記端部の全周を被覆する環
    状のシール板である請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記シール板上には、前記フィルターと
    反対側に隆起する少なくとも1つの環状の凸条が設けら
    れ、該シール板と向き合う前記ケーシングの領域には、
    該シール板の方向に隆起する少なくとも1つの環状の凸
    条が設けられている請求項2記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記シール板と向き合う前記ケーシング
    の領域又は前記シール板の少なくともいずれか一方に
    は、前記凸条が複数設けられ、該複数の凸条のうち、任
    意の隣接する凸条の間に形成される空間に、対向する1
    つの凸条の先端部分が挿入されている請求項3記載の空
    気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記空気流通抑制手段は、前記フィルタ
    ーの前記端部若しくは前記シール板又は前記ケーシング
    に設けられ、前記間隙を塞ぐ環状の弾性部材である請求
    項3又は4記載の空気清浄機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の空気清浄機における前記フィルターに水分を保持させ
    て成る空気加湿機。
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