JP2002165879A - 注射針用キャップ立て - Google Patents
注射針用キャップ立てInfo
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- JP2002165879A JP2002165879A JP2000369309A JP2000369309A JP2002165879A JP 2002165879 A JP2002165879 A JP 2002165879A JP 2000369309 A JP2000369309 A JP 2000369309A JP 2000369309 A JP2000369309 A JP 2000369309A JP 2002165879 A JP2002165879 A JP 2002165879A
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- injection
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- needle
- injection needle
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/008—Racks for supporting syringes or needles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 注射に際して注射針より取り外したキャップ
を紛失させず、しかも、注射後の注射針をキャップ内に
納めるときにキャップを手指で保持する必要をなくし、
手元の狂いがあっても手指を突き刺さす危険を皆無にし
た注射針用キャップ立てを提供する。 【解決手段】 本発明は、挟み部２ｂをバネ力に抗して
拡開させる把持部２ｃを有するクリップ２の適所に、注
射針５より取り外したキャップ６を、その針入口側が上
になるように支持できる支持部材３を設けたことを特徴
とし、クリップ２をテーブル等の上に置いたトレーその
他の物の縁４に挟みつけると前記支持部材３が立ち上が
り、これに注射に際して注射針より取り外したキャップ
６を支持させることができるし、注射後の血液で汚れた
針先をキャップ内にこれを手指で保持することなく安易
に納められるように構成した。
を紛失させず、しかも、注射後の注射針をキャップ内に
納めるときにキャップを手指で保持する必要をなくし、
手元の狂いがあっても手指を突き刺さす危険を皆無にし
た注射針用キャップ立てを提供する。 【解決手段】 本発明は、挟み部２ｂをバネ力に抗して
拡開させる把持部２ｃを有するクリップ２の適所に、注
射針５より取り外したキャップ６を、その針入口側が上
になるように支持できる支持部材３を設けたことを特徴
とし、クリップ２をテーブル等の上に置いたトレーその
他の物の縁４に挟みつけると前記支持部材３が立ち上が
り、これに注射に際して注射針より取り外したキャップ
６を支持させることができるし、注射後の血液で汚れた
針先をキャップ内にこれを手指で保持することなく安易
に納められるように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射器の先端に接
続する注射針、或いは点滴セットの導液管の先端に接続
する注射針（導液針）のキャップを注射時に立ててお
き、注射後に汚れた針をキャップ内に納めるための補助
具として利用できる注射針用キャップ立てに関するもの
である。
続する注射針、或いは点滴セットの導液管の先端に接続
する注射針（導液針）のキャップを注射時に立ててお
き、注射後に汚れた針をキャップ内に納めるための補助
具として利用できる注射針用キャップ立てに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記のような機能を果たす注射針
用キャップ立ては存在していない。従って、注射に際し
て注射針より取り外したキャップは手元近くのテーブル
上に置かれ、注射後、注射器を持っている手でない方の
手で先に置いたキャップをテーブル上より取り上げ、血
液で汚れた針先をキャップ内に納めるようにしていた。
これは、血液で汚れた針先を露出させたまま破棄するこ
との危険を回避するためであるし、注射針に残る血液が
流出して周囲を汚す事故をなくすために有効だからであ
る。
用キャップ立ては存在していない。従って、注射に際し
て注射針より取り外したキャップは手元近くのテーブル
上に置かれ、注射後、注射器を持っている手でない方の
手で先に置いたキャップをテーブル上より取り上げ、血
液で汚れた針先をキャップ内に納めるようにしていた。
これは、血液で汚れた針先を露出させたまま破棄するこ
との危険を回避するためであるし、注射針に残る血液が
流出して周囲を汚す事故をなくすために有効だからであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記注
射針用キャップに、血液で汚れた針先を納めるに際し、
手元の狂いからキャップを持つ手指に針先を突き刺して
しまう事故が起こることが多々あり、患者がエイズやＢ
型肝炎・Ｃ型肝炎等の保菌者であると、その傷口から感
染するという虞があった。また、使用に際して、注射針
より取り外して手元近くのテーブル上に置かれたキャッ
プは素材自身が透明であって他の物に紛れたり、紛失し
てしまうことがあり、注射後の注射針をキャップ内に納
められないという問題も生ずる虞があった。
射針用キャップに、血液で汚れた針先を納めるに際し、
手元の狂いからキャップを持つ手指に針先を突き刺して
しまう事故が起こることが多々あり、患者がエイズやＢ
型肝炎・Ｃ型肝炎等の保菌者であると、その傷口から感
染するという虞があった。また、使用に際して、注射針
より取り外して手元近くのテーブル上に置かれたキャッ
プは素材自身が透明であって他の物に紛れたり、紛失し
てしまうことがあり、注射後の注射針をキャップ内に納
められないという問題も生ずる虞があった。
【０００４】本発明は、上記種々の問題点を一挙に解消
するためのもので、その目的とするところは、注射に際
して注射針より取り外したキャップを紛失させず、しか
も、注射後の注射針をキャップ内に納めるときにキャッ
プを手指で保持する必要をなくし、手元の狂いがあって
も手指を突き刺さす危険を皆無にした注射針用キャップ
立てを提供することにある。
するためのもので、その目的とするところは、注射に際
して注射針より取り外したキャップを紛失させず、しか
も、注射後の注射針をキャップ内に納めるときにキャッ
プを手指で保持する必要をなくし、手元の狂いがあって
も手指を突き刺さす危険を皆無にした注射針用キャップ
立てを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る注射針用キャップ立ては、挟み部をバ
ネ力に抗して拡開させる把持部を有するクリップの適所
に、注射針より取り外したキャップを、その針入口側が
上になるように支持できる支持部材を設けたことを特徴
とし、クリップをテーブル等の上に置いたトレーその他
の物の縁に挟みつけると支持部材の口部が支持し易い状
態となり、これに注射に際して注射針より取り外したキ
ャップを差込み支持させることが簡単にできるし、注射
後の血液で汚れた針先をキャップ内にこれを手指で保持
することなく安易に納められるように構成した。
め、本発明に係る注射針用キャップ立ては、挟み部をバ
ネ力に抗して拡開させる把持部を有するクリップの適所
に、注射針より取り外したキャップを、その針入口側が
上になるように支持できる支持部材を設けたことを特徴
とし、クリップをテーブル等の上に置いたトレーその他
の物の縁に挟みつけると支持部材の口部が支持し易い状
態となり、これに注射に際して注射針より取り外したキ
ャップを差込み支持させることが簡単にできるし、注射
後の血液で汚れた針先をキャップ内にこれを手指で保持
することなく安易に納められるように構成した。
【０００６】また、請求項２に記載の発明に係る注射針
用キャップ立ては、前記支持部材が筒状に形成され、ク
リップの把持部に固定されていることを特徴とし、クリ
ップをテーブル等の上に置いたトレーその他の物の縁に
挟みつけたときに、把持部の傾き方が筒状の支持部材を
キャップが差込み易い角度にする（該キャップに針先を
差込むときも差込み易い角度にする）ように構成した。
用キャップ立ては、前記支持部材が筒状に形成され、ク
リップの把持部に固定されていることを特徴とし、クリ
ップをテーブル等の上に置いたトレーその他の物の縁に
挟みつけたときに、把持部の傾き方が筒状の支持部材を
キャップが差込み易い角度にする（該キャップに針先を
差込むときも差込み易い角度にする）ように構成した。
【０００７】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を図１
〜図４に基づいて説明する。図１は本願キャップ立て、
注射針及びキャップの斜視図、図２は本願キャップ立て
の使用状態を示す部分断面図、図３はクリップへ支持部
材（筒状体）を一体的に固定した状態を示す正面図、図
４はクリップへ支持部材を着脱可能に固定できるように
した部分断面図である。
〜図４に基づいて説明する。図１は本願キャップ立て、
注射針及びキャップの斜視図、図２は本願キャップ立て
の使用状態を示す部分断面図、図３はクリップへ支持部
材（筒状体）を一体的に固定した状態を示す正面図、図
４はクリップへ支持部材を着脱可能に固定できるように
した部分断面図である。
【０００８】本願キャップ立て１は、クリップ２に支持
部材３を設けてなる。該クリップ２としては、逆Ｔ型の
二部材を対向させ、その軸受部に挿通した心棒２ａに復
帰バネ２ａ′を嵌合し、該バネ２ａ′のバネ力により閉
じ方向に弾圧した挟み部２ｂと、該挟み部２ｂを渦巻き
バネのバネ力に抗して手指の力で拡開させるための把持
部２ｃとを有している、市販の金属製のものがそのまま
利用できる。勿論、クリップ２の挟み部２ｂが素材のバ
ネ力により閉じるものであってもよいし、また、クリッ
プが金属以外の材質のものであってもよいし、形態も図
示のものに限らない。
部材３を設けてなる。該クリップ２としては、逆Ｔ型の
二部材を対向させ、その軸受部に挿通した心棒２ａに復
帰バネ２ａ′を嵌合し、該バネ２ａ′のバネ力により閉
じ方向に弾圧した挟み部２ｂと、該挟み部２ｂを渦巻き
バネのバネ力に抗して手指の力で拡開させるための把持
部２ｃとを有している、市販の金属製のものがそのまま
利用できる。勿論、クリップ２の挟み部２ｂが素材のバ
ネ力により閉じるものであってもよいし、また、クリッ
プが金属以外の材質のものであってもよいし、形態も図
示のものに限らない。
【０００９】前記クリップ２は一方の把持部２ｃの背面
に磁石（図示せず）が固定され、該磁石により鉄板等の
被吸着部材（例えば、ベッドの枠）に吸着できるように
なっているものを利用してもよい。
に磁石（図示せず）が固定され、該磁石により鉄板等の
被吸着部材（例えば、ベッドの枠）に吸着できるように
なっているものを利用してもよい。
【００１０】前記本願キャップ立て１は、把持部２ｃを
手指の力で挟み部２ｂを拡開し、該挟み部２ｂでテーブ
ル（図示せず）等の上に置いたトレーその他の物の縁４
を挟ませると、前記支持部材３が、図１、図２の如く、
支持させ易い状態になる。従って、この支持部材３に注
射に際して注射針５より取り外したキャップ６を、一点
鎖線に示す如く差込めば、テーパ状の形態を有するキャ
ップ６は立った状態で支持されることとなる。
手指の力で挟み部２ｂを拡開し、該挟み部２ｂでテーブ
ル（図示せず）等の上に置いたトレーその他の物の縁４
を挟ませると、前記支持部材３が、図１、図２の如く、
支持させ易い状態になる。従って、この支持部材３に注
射に際して注射針５より取り外したキャップ６を、一点
鎖線に示す如く差込めば、テーパ状の形態を有するキャ
ップ６は立った状態で支持されることとなる。
【００１１】前記支持部材３は、図１及び図２の如く、
筒状体として形成され、前記クリップ２の把持部２ｃに
固定されているが、把持部２ｃ以外の部分に固定されて
いてもよいことは勿論である。支持部材３を把持部２ｃ
に固定した場合には、把持部２ｃがクリップ２の挟み部
２ｂをテーブル面に対してほぼ直角に立っている被挟み
物４に挟み付けたときに斜め上向きになるため、該把持
部２ｃに固定した支持部材３も筒の口が斜め上向きの姿
勢となる。従って、該支持部材３へのキャップ６の差込
みに当たって差込み易くなる。このことは同時に、支持
部材３に差込み支持されたキャップ６への注射針５の針
先の差込みも簡易となる。
筒状体として形成され、前記クリップ２の把持部２ｃに
固定されているが、把持部２ｃ以外の部分に固定されて
いてもよいことは勿論である。支持部材３を把持部２ｃ
に固定した場合には、把持部２ｃがクリップ２の挟み部
２ｂをテーブル面に対してほぼ直角に立っている被挟み
物４に挟み付けたときに斜め上向きになるため、該把持
部２ｃに固定した支持部材３も筒の口が斜め上向きの姿
勢となる。従って、該支持部材３へのキャップ６の差込
みに当たって差込み易くなる。このことは同時に、支持
部材３に差込み支持されたキャップ６への注射針５の針
先の差込みも簡易となる。
【００１２】前記支持部材３の、クリップ２の把持部２
ｃへの固定方法は、図３の如く、熔接部７により固定す
ることがある。この場合、把持部２ｃを手指で把持し易
くするために中心より外側にズラした位置に固定すると
よい。また、支持部材３は図示の例では、クリップ２の
前後に対向した把持部２ｃの一方にのみ固定したが、双
方の把持部にそれぞれ固定することもある。
ｃへの固定方法は、図３の如く、熔接部７により固定す
ることがある。この場合、把持部２ｃを手指で把持し易
くするために中心より外側にズラした位置に固定すると
よい。また、支持部材３は図示の例では、クリップ２の
前後に対向した把持部２ｃの一方にのみ固定したが、双
方の把持部にそれぞれ固定することもある。
【００１３】なお、前記支持部材３は図示の例ではズン
ドウ型の筒状体になっているが、キャップのテーパに合
わせてテーパ型の筒状体に構成されていてもよい。ま
た、支持部材３は、筒状体に限らず、リング状であって
も、板状体に穴を開けただけのもの、その他であっても
よい。
ドウ型の筒状体になっているが、キャップのテーパに合
わせてテーパ型の筒状体に構成されていてもよい。ま
た、支持部材３は、筒状体に限らず、リング状であって
も、板状体に穴を開けただけのもの、その他であっても
よい。
【００１４】前記支持部材３は、クリップ２の把持部２
ｃに設けた中心穴２ｃ′を利用して着脱可能に固定して
もよい。例えば、図４の如く、支持部材３の一側面に立
てた雄ねじ３ａで中心穴２ｃ′を抜き、その反対側から
雌ねじ３ｂを締め付け固定できるように構成してもよ
い。また、図示していないが、支持部材３の一側面に弾
丸状の尖端を有するゴム突起を設け、該ゴム突起の変形
性と復元性を利用して把持部２ｃの中心穴２ｃ′に固定
できるように構成してもよい。なお、支持部材３をクリ
ップ２の把持部２ｃへの固定は上記以外の手段により行
うこともあることは勿論である。
ｃに設けた中心穴２ｃ′を利用して着脱可能に固定して
もよい。例えば、図４の如く、支持部材３の一側面に立
てた雄ねじ３ａで中心穴２ｃ′を抜き、その反対側から
雌ねじ３ｂを締め付け固定できるように構成してもよ
い。また、図示していないが、支持部材３の一側面に弾
丸状の尖端を有するゴム突起を設け、該ゴム突起の変形
性と復元性を利用して把持部２ｃの中心穴２ｃ′に固定
できるように構成してもよい。なお、支持部材３をクリ
ップ２の把持部２ｃへの固定は上記以外の手段により行
うこともあることは勿論である。
【００１５】前記支持部材３は、図２の如く、筒状体を
用いた場合において、その上縁３′をラッパ状に拡開し
ていると、該支持部材３へのキャップ６の差込み易さが
より向上する。このラッパ状の上縁３′は支持部材３の
本体と一体に形成してもよいし、別体に形成し、あとか
ら嵌め込み一体化してもよい。
用いた場合において、その上縁３′をラッパ状に拡開し
ていると、該支持部材３へのキャップ６の差込み易さが
より向上する。このラッパ状の上縁３′は支持部材３の
本体と一体に形成してもよいし、別体に形成し、あとか
ら嵌め込み一体化してもよい。
【００１６】なお、実施の態様として示した本願キャッ
プ立て１は、クリップ２及び支持部材３が共に金属製の
ものを示したが、クリップ２及び支持部材３共にプラス
チックにより一体成形することもあり得る。この場合、
支持部材３がクリップ２の把持部２ｂを兼ねるように構
成することもある。
プ立て１は、クリップ２及び支持部材３が共に金属製の
ものを示したが、クリップ２及び支持部材３共にプラス
チックにより一体成形することもあり得る。この場合、
支持部材３がクリップ２の把持部２ｂを兼ねるように構
成することもある。
【００１７】上記実施の態様で示した本願キャップ立て
１は、クリップ２に支持部材３を設けてなるから、医師
や看護婦などの医療従事者が、着衣（白衣など）のポケ
ットに入れて何処へでも手軽に持ち運ぶことができる。
また、簡易に消毒することも可能である。
１は、クリップ２に支持部材３を設けてなるから、医師
や看護婦などの医療従事者が、着衣（白衣など）のポケ
ットに入れて何処へでも手軽に持ち運ぶことができる。
また、簡易に消毒することも可能である。
【００１８】しかして、医療従事者が注射の現場におい
て、まず、本願キャップ立て１をクリップ２の挟み部２
ｂを介してテーブル等の上に置いたトレーその他の物の
縁４に挟み付ける。これにより支持部材３の口部が、斜
め上向きに立ち上がる。従って、この支持部材３に対
し、注射に際して注射針より取り外したキャップ６を差
込み支持させることができる。この結果、キャップ６が
たとえ透明材にて作られていようとも他の物に紛れた
り、紛失したりすることが起こり得ない。
て、まず、本願キャップ立て１をクリップ２の挟み部２
ｂを介してテーブル等の上に置いたトレーその他の物の
縁４に挟み付ける。これにより支持部材３の口部が、斜
め上向きに立ち上がる。従って、この支持部材３に対
し、注射に際して注射針より取り外したキャップ６を差
込み支持させることができる。この結果、キャップ６が
たとえ透明材にて作られていようとも他の物に紛れた
り、紛失したりすることが起こり得ない。
【００１９】そして、注射後、血液で汚れた針先を、前
述の如く支持部材３に支持されているキャップ６に納め
得る。この場合、キャップ６を手指で保持している必要
がないため、手元の狂いがあったとしても手指を針先で
突き刺してしまうような事故が起こり得ない。従って、
患者がエイズ、Ｂ型肝炎、Ｃ型肝炎等の感染の虞は皆無
となる。
述の如く支持部材３に支持されているキャップ６に納め
得る。この場合、キャップ６を手指で保持している必要
がないため、手元の狂いがあったとしても手指を針先で
突き刺してしまうような事故が起こり得ない。従って、
患者がエイズ、Ｂ型肝炎、Ｃ型肝炎等の感染の虞は皆無
となる。
【００２０】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る注射針用キャ
ップ立ては、挟み部をバネ力に抗して拡開させる把持部
を有するクリップの適所に、注射針より取り外したキャ
ップをその針入口側が上になるように支持できる支持部
材を設けたことを特徴としているから、クリップをテー
ブル等の上に置いたトレーその他の物の縁に挟みつける
と支持部材の口部が支持し易い状態となり、これに注射
に際して注射針より取り外したキャップを支持させるこ
とができ、注射後の血液で汚れた針先をキャップ内にこ
れを手指で保持することなく簡易に納めることができ
る。従って、注射に際して注射針より取り外したキャッ
プを紛失させることがない上に、患者への注射後の注射
針をキャップ内に納めるときにキャップを手指で保持し
ている必要がなく、手元の狂いによって血液で汚れた針
先で手指を突き刺さす危険がなという優れた効果を奏す
るものである。
ップ立ては、挟み部をバネ力に抗して拡開させる把持部
を有するクリップの適所に、注射針より取り外したキャ
ップをその針入口側が上になるように支持できる支持部
材を設けたことを特徴としているから、クリップをテー
ブル等の上に置いたトレーその他の物の縁に挟みつける
と支持部材の口部が支持し易い状態となり、これに注射
に際して注射針より取り外したキャップを支持させるこ
とができ、注射後の血液で汚れた針先をキャップ内にこ
れを手指で保持することなく簡易に納めることができ
る。従って、注射に際して注射針より取り外したキャッ
プを紛失させることがない上に、患者への注射後の注射
針をキャップ内に納めるときにキャップを手指で保持し
ている必要がなく、手元の狂いによって血液で汚れた針
先で手指を突き刺さす危険がなという優れた効果を奏す
るものである。
【００２１】また、請求項２に記載の発明に係る注射針
用キャップ立ては、前記支持部材が前記クリップの把持
部に固定されていることを特徴としているから、クリッ
プをテーブル等の上に置いたトレーその他の物の縁に挟
みつけたときに、把持部の傾き方が支持部材をキャップ
が差込み易い角度になる。従って、該キャップに針先を
差込むときも差込み易い角度になるという優れた効果を
奏するものである。
用キャップ立ては、前記支持部材が前記クリップの把持
部に固定されていることを特徴としているから、クリッ
プをテーブル等の上に置いたトレーその他の物の縁に挟
みつけたときに、把持部の傾き方が支持部材をキャップ
が差込み易い角度になる。従って、該キャップに針先を
差込むときも差込み易い角度になるという優れた効果を
奏するものである。
【図１】本願キャップ立てと注射針及びキャップの斜視
図である。
図である。
【図２】本願キャップ立ての使用状態を示す一部断面図
である。
である。
【図３】クリップへ支持部材を一体的に固定した状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図４】クリップへ支持部材を着脱可能に固定できるよ
うにした部分断面図である。
うにした部分断面図である。
【符号の説明】 １ 本願キャップ立て ２ クリップ ２ａ 心棒 ２ａ′ 復帰バネ ２ｂ 挟み部 ２ｃ 把持部 ２ｃ′ 中心穴 ３ 支持部材 ３ａ 雄ねじ ３ｂ 雌ねじ ３′ 上縁 ４ トレーその他の物の縁 ５ 注射針 ６ キャップ ７ 熔接部
Claims (2)
- 【請求項１】 挟み部をバネ力に抗して拡開させる把持
部を有するクリップの適所に、注射針より取り外したキ
ャップを、その針入口側が上になるように支持できる支
持部材を設けたことを特徴とする注射針用キャップ立
て。 - 【請求項２】 前記支持部材が、筒状に形成され、クリ
ップの把持部に固定されていることを特徴とする請求項
１に記載の注射針用キャップ立て。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000369309A JP2002165879A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 注射針用キャップ立て |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000369309A JP2002165879A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 注射針用キャップ立て |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002165879A true JP2002165879A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18839371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000369309A Pending JP2002165879A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 注射針用キャップ立て |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002165879A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113082349A (zh) * | 2016-06-27 | 2021-07-09 | 百深公司 | 注射器稳定装置 |
| KR20230051353A (ko) * | 2021-10-08 | 2023-04-18 | 박시은 | 주사바늘캡이 부착되는 주사기 |
-
2000
- 2000-12-04 JP JP2000369309A patent/JP2002165879A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113082349A (zh) * | 2016-06-27 | 2021-07-09 | 百深公司 | 注射器稳定装置 |
| US11957867B2 (en) | 2016-06-27 | 2024-04-16 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Syringe stabilizer |
| KR20230051353A (ko) * | 2021-10-08 | 2023-04-18 | 박시은 | 주사바늘캡이 부착되는 주사기 |
| KR102597275B1 (ko) | 2021-10-08 | 2023-11-03 | 박시은 | 주사바늘캡이 부착되는 주사기 |
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