JP2002165816A - 口腔内バキューム装置 - Google Patents
口腔内バキューム装置Info
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- JP2002165816A JP2002165816A JP2000365071A JP2000365071A JP2002165816A JP 2002165816 A JP2002165816 A JP 2002165816A JP 2000365071 A JP2000365071 A JP 2000365071A JP 2000365071 A JP2000365071 A JP 2000365071A JP 2002165816 A JP2002165816 A JP 2002165816A
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- Japan
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- tube
- vacuum
- gripping
- vacuum hose
- holding
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- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 2
- 230000002439 hemostatic effect Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 210000000887 face Anatomy 0.000 description 1
- 210000003296 saliva Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用中、バキュームホースが常に握持部の下
側にくるようにして、使用者の手にかかる負担を軽減し
て、かつ、操作性をよくする。 【解決手段】 一端が口腔内に挿入されて口腔内の汚物
等を吸引するバキューム管11が着脱自在に連結される
握持管12と、一端が前記握持管12の他端に着脱自在
に連結され他端にバキュームホース14が接続される連
結管13とからなり、前記握持管及び連結管は共に直角
に曲げられ、連結部において、握持管12の外周には周
方向に沿って溝が設けられており、該溝にねじ15の先
端が緩入され、これにより握持管12と連結管13とが
回動自在に連結される。使用中、バキューム管の角度を
変えても、バキュームホースが矢印A方向に回動して自
然に下側になるので、使用者の手にかかる負担が軽減さ
れ、かつ、操作性も良くなる。
側にくるようにして、使用者の手にかかる負担を軽減し
て、かつ、操作性をよくする。 【解決手段】 一端が口腔内に挿入されて口腔内の汚物
等を吸引するバキューム管11が着脱自在に連結される
握持管12と、一端が前記握持管12の他端に着脱自在
に連結され他端にバキュームホース14が接続される連
結管13とからなり、前記握持管及び連結管は共に直角
に曲げられ、連結部において、握持管12の外周には周
方向に沿って溝が設けられており、該溝にねじ15の先
端が緩入され、これにより握持管12と連結管13とが
回動自在に連結される。使用中、バキューム管の角度を
変えても、バキュームホースが矢印A方向に回動して自
然に下側になるので、使用者の手にかかる負担が軽減さ
れ、かつ、操作性も良くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療におい
て、患者の口腔内における抜歯、止血ガーゼ等の汚物を
吸引排出する口腔内バキューム装置に係り、特に、使用
者(術者、アシスタント)の手の負担を軽くし、操作性
を良くした口腔内バキューム装置に関する。
て、患者の口腔内における抜歯、止血ガーゼ等の汚物を
吸引排出する口腔内バキューム装置に係り、特に、使用
者(術者、アシスタント)の手の負担を軽くし、操作性
を良くした口腔内バキューム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、周知のように、歯
科治療中、患者の口腔内における汚物、例えば、抜歯、
止血ガーゼ等をバキューム管に用いて吸引・排出して患
者の口腔内を清掃する。図5は、従来の口腔内バキュー
ム装置の一例を説明するための図で、図中、1はバキュ
ーム管、2は該バキューム管1が着脱自在に連結される
握持管、3は該握持管2に着脱自在に連結される連結管
で、該連結管3の他端はバキュームホース4に接続され
ており、該バキュームホース4の図示しない端部は、バ
キュームポンプに連結されている。この握持管2部また
は連結部3部は、周知のように、常時は、アシスタント
用のインスツルメントホルダー5に、例えば、シリンジ
6、排唾管7等と共に懸架されており、歯科治療中、患
者の口腔内に汚物が発生した時等において、口腔内の汚
物を吸引・排出して口腔内を清掃するために使用され
る。
科治療中、患者の口腔内における汚物、例えば、抜歯、
止血ガーゼ等をバキューム管に用いて吸引・排出して患
者の口腔内を清掃する。図5は、従来の口腔内バキュー
ム装置の一例を説明するための図で、図中、1はバキュ
ーム管、2は該バキューム管1が着脱自在に連結される
握持管、3は該握持管2に着脱自在に連結される連結管
で、該連結管3の他端はバキュームホース4に接続され
ており、該バキュームホース4の図示しない端部は、バ
キュームポンプに連結されている。この握持管2部また
は連結部3部は、周知のように、常時は、アシスタント
用のインスツルメントホルダー5に、例えば、シリンジ
6、排唾管7等と共に懸架されており、歯科治療中、患
者の口腔内に汚物が発生した時等において、口腔内の汚
物を吸引・排出して口腔内を清掃するために使用され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、バキュ
ーム管1はバキュームホース4を通してバキュームポン
プに接続されており、使用時、バキューム管1とバキュ
ームホース4の連結部を構成している握持管2を持って
操作するが、特に、患者が寝状態にある時等、バキュー
ム管1の吸気口1a側を下向きにして使用する時など、
バキュームホース4を持ち上げる状態で使用しなければ
ならず、使用角度を変えて使用する時など、使用者の手
に負担がかかり、操作がしにくいといった問題があっ
た。
ーム管1はバキュームホース4を通してバキュームポン
プに接続されており、使用時、バキューム管1とバキュ
ームホース4の連結部を構成している握持管2を持って
操作するが、特に、患者が寝状態にある時等、バキュー
ム管1の吸気口1a側を下向きにして使用する時など、
バキュームホース4を持ち上げる状態で使用しなければ
ならず、使用角度を変えて使用する時など、使用者の手
に負担がかかり、操作がしにくいといった問題があっ
た。
【0004】本発明は、上述のごとき問題を解決するた
めになされたもので、特に、バキュームホースが常に握
持部の下側にくるようにして、使用者の手にかかる負担
を軽減して、かつ、操作性をよくすることを目的として
なされたものである。
めになされたもので、特に、バキュームホースが常に握
持部の下側にくるようにして、使用者の手にかかる負担
を軽減して、かつ、操作性をよくすることを目的として
なされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一端
が口腔内に挿入されて口腔内の汚物等を吸引するバキュ
ーム管が着脱自在に連結される握持管と、一端が前記握
持管の他端に着脱自在に連結され他端にバキュームホー
スが接続される連結管とからなり、前記握持管及び連結
管は共に直角に曲げられ、連結部において回動自在に連
結されていることを特徴としたものである。
が口腔内に挿入されて口腔内の汚物等を吸引するバキュ
ーム管が着脱自在に連結される握持管と、一端が前記握
持管の他端に着脱自在に連結され他端にバキュームホー
スが接続される連結管とからなり、前記握持管及び連結
管は共に直角に曲げられ、連結部において回動自在に連
結されていることを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記握持部において、前記握持管は外周部に周方向
に沿う環状溝を有し、前記連結管は前記環状溝に対向す
る位置にねじ穴を有し、前記握持管が前記連結管内に挿
入された時に、前記環状溝に前記ねじの先端部が緩入さ
れ、これにより、前記握持管と連結管が着脱自在にかつ
回動可能に連結されることを特徴としたものである。
て、前記握持部において、前記握持管は外周部に周方向
に沿う環状溝を有し、前記連結管は前記環状溝に対向す
る位置にねじ穴を有し、前記握持管が前記連結管内に挿
入された時に、前記環状溝に前記ねじの先端部が緩入さ
れ、これにより、前記握持管と連結管が着脱自在にかつ
回動可能に連結されることを特徴としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による口腔内バキ
ューム装置の一実施例を説明するための概観図で、図
中、11はバキューム管、12は一端(先端側)に該バ
キューム管11が着脱自在に装着される握持管、13は
一端が該握持管12に着脱自在に連結され、他端にバキ
ュームホース14が接続された連結管で、握持管12及
び連結管13は共に、図示のように、連結部側において
直角(L形)に曲げられており、図に示すように、ねじ
部材15によって、着脱自在にかつ矢印A方向に、回動
可能に連結されている。
ューム装置の一実施例を説明するための概観図で、図
中、11はバキューム管、12は一端(先端側)に該バ
キューム管11が着脱自在に装着される握持管、13は
一端が該握持管12に着脱自在に連結され、他端にバキ
ュームホース14が接続された連結管で、握持管12及
び連結管13は共に、図示のように、連結部側において
直角(L形)に曲げられており、図に示すように、ねじ
部材15によって、着脱自在にかつ矢印A方向に、回動
可能に連結されている。
【0008】図2は、図1に示した握持管12と連結管
13の連結状態を示す図、図3は図2のIII−III線断面
図で、握持管12の先端部12aにバキューム管11が
着脱自在に連結されるようになっている。握持管12及
び連結管13は共に、90°曲げられてL形に形成され
ており、連結部において、握持管12が連結管13内に
挿入される。この連結部において、握持管12は外周部
に円環状に溝12bが設けられており、一方、連結管1
3には、該溝12bに対向する位置にねじ穴13bが設
けられており、このねじ穴13bにねじ15が螺合さ
れ、螺入された時に、その先端15aが溝12bに入る
ようになっている。従って、握持管12を連結管13内
に挿入した後、ねじ15を螺入して、その先端を溝12
b内まで入れると、握持管12と連結管13を回動可能
に連結することができる。なお、連結管13の他方の端
部13aには、バキュームホース14が一体的に又は着
脱可能に接続される。
13の連結状態を示す図、図3は図2のIII−III線断面
図で、握持管12の先端部12aにバキューム管11が
着脱自在に連結されるようになっている。握持管12及
び連結管13は共に、90°曲げられてL形に形成され
ており、連結部において、握持管12が連結管13内に
挿入される。この連結部において、握持管12は外周部
に円環状に溝12bが設けられており、一方、連結管1
3には、該溝12bに対向する位置にねじ穴13bが設
けられており、このねじ穴13bにねじ15が螺合さ
れ、螺入された時に、その先端15aが溝12bに入る
ようになっている。従って、握持管12を連結管13内
に挿入した後、ねじ15を螺入して、その先端を溝12
b内まで入れると、握持管12と連結管13を回動可能
に連結することができる。なお、連結管13の他方の端
部13aには、バキュームホース14が一体的に又は着
脱可能に接続される。
【0009】図4は、上述のごとき、本発明による口腔
内バキューム装置を使用して患者の口腔内をバキューム
清掃している時の状態を示す図で、前述のように、本発
明においては、握持管12に対して連結管13が矢印A
方向に回動可能に連結されているので、使用中、バキュ
ームホース14の重さで連結管13が握持管12に対し
て回動して、バキュームホース14が下向きになり、該
バキュームホース14を持ち上げる力を必要とせず(図
4において、鎖線は従来装置におけるバキュームホース
の軌跡を示す)、使用者(術者、アシスタント)の手に
負担がかからず、操作性が良くなる。
内バキューム装置を使用して患者の口腔内をバキューム
清掃している時の状態を示す図で、前述のように、本発
明においては、握持管12に対して連結管13が矢印A
方向に回動可能に連結されているので、使用中、バキュ
ームホース14の重さで連結管13が握持管12に対し
て回動して、バキュームホース14が下向きになり、該
バキュームホース14を持ち上げる力を必要とせず(図
4において、鎖線は従来装置におけるバキュームホース
の軌跡を示す)、使用者(術者、アシスタント)の手に
負担がかからず、操作性が良くなる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、口腔内バキューム装置使用中に、バキューム
管の角度を変えても、バキュームホースが自然に下側に
なるので、使用者の手にかかる負担が軽減され、かつ、
操作性も良くなる。
によると、口腔内バキューム装置使用中に、バキューム
管の角度を変えても、バキュームホースが自然に下側に
なるので、使用者の手にかかる負担が軽減され、かつ、
操作性も良くなる。
【図1】 本発明による口腔内バキューム装置の一実施
例を説明するための要部外観構成図である。
例を説明するための要部外観構成図である。
【図2】 本発明による口腔内バキューム装置の一実施
例を説明するための要部断面構成図である。
例を説明するための要部断面構成図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 本発明による口腔内バキューム装置の使用例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 従来の口腔内バキューム装置の一例を説明す
るための図である。
るための図である。
11…口腔内バキューム管、12…握持管、13…連結
管、14…バキュームホース、15…連結ねじ。
管、14…バキュームホース、15…連結ねじ。
Claims (2)
- 【請求項1】 一端が口腔内に挿入されて口腔内の汚物
等を吸引するバキューム管が着脱自在に連結される握持
管と、一端が前記握持管の他端に着脱自在に連結され他
端にバキュームホースが接続される連結管とからなり、
前記握持管及び連結管は共に直角に曲げられ、連結部に
おいて回動自在に連結されていることを特徴とする口腔
内バキューム装置。 - 【請求項2】 前記連結部において、前記握持管は外周
部に周方向に沿う環状溝を有し、前記連結管は前記環状
溝に対向する位置にねじ穴を有し、前記握持管が前記連
結管内に挿入された時に、前記環状溝に前記ねじの先端
部が緩入され、これにより、前記握持管と連結管が着脱
自在にかつ回動可能に連結されることを特徴とする請求
項1に記載の口腔内バキューム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000365071A JP2002165816A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 口腔内バキューム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000365071A JP2002165816A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 口腔内バキューム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002165816A true JP2002165816A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18835907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000365071A Pending JP2002165816A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 口腔内バキューム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002165816A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7744371B1 (en) | 2007-10-15 | 2010-06-29 | Practicon, Inc. | Adjustable HVE tip |
JP2014226224A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 株式会社モリタ東京製作所 | 管状部材、吸引用器具および診療用装置 |
KR102050160B1 (ko) * | 2018-05-18 | 2019-11-28 | 이화여자대학교 산학협력단 | 치과용 석션 |
-
2000
- 2000-11-30 JP JP2000365071A patent/JP2002165816A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7744371B1 (en) | 2007-10-15 | 2010-06-29 | Practicon, Inc. | Adjustable HVE tip |
JP2014226224A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 株式会社モリタ東京製作所 | 管状部材、吸引用器具および診療用装置 |
KR102050160B1 (ko) * | 2018-05-18 | 2019-11-28 | 이화여자대학교 산학협력단 | 치과용 석션 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |