JP2002165145A - デジタル放送受信機およびデータ提供方法および課金方法および販売方法 - Google Patents

デジタル放送受信機およびデータ提供方法および課金方法および販売方法

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JP2002165145A
JP2002165145A JP2001109628A JP2001109628A JP2002165145A JP 2002165145 A JP2002165145 A JP 2002165145A JP 2001109628 A JP2001109628 A JP 2001109628A JP 2001109628 A JP2001109628 A JP 2001109628A JP 2002165145 A JP2002165145 A JP 2002165145A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の放送受信機はサービス事業体側から視
聴者側の受信機のチューナー選局を設定させることは出
来なかった。 【解決手段】 受信機には、視聴者が自由に選局できる
チューナーに加えて、サービス事業体側から制御できる
チューナを搭載し、放送側からは選局を設定する情報を
付加した放送電波を送信し、その電波を受信した受信機
は、前記付加された選局を設定する情報に基づいて、サ
ービス事業体側から制御できる前記チューナーの選局設
定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
やラジオ放送やデータ放送やコンテンツ放送やソフトウ
ェア放送などデジタル放送技術を使用してユーザーにサ
ービス提供するためのデジタル放送受信機およびサービ
ス提供方法およびサービス課金方法およびデジタル放送
受信機販売方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、国内そして海外においてデジタル
テレビ放送が開始されてきている。デジタルテレビ放送
では、多チャンネルの特徴を活かし数多くのテレビジョ
ン放送やデータ放送が送出される。
【0003】またデジタル放送ではスクランブル技術の
活用と、受信機個別に受信機IDを有すので放送事業体
から個別にEMMを送出して視聴契約に応じた限定視聴
の管理が行えるしくみがあり、それらを用いて有料放送
も比較的簡単に実現できる。以下に従来のデジタル放送
受信機およびデジタル放送システムについて説明する。
図13は従来のデジタル放送受信機の構成を示すもので
ある。
【0004】図13において、131はチューナーでア
ンテナが受信したデジタルテレビ放送を受信して後述す
るマイコン135の制御により選局した後検波を行う。
132はリモコンでユーザーが所望する番組を選択した
りGUIを操作するためのユーザーインターフェースで
ある。
【0005】133はデコーダーでチューナー131が
選局して検波したデジタル放送の信号を入力し、デジタ
ル復調した後ユーザーが選択した番組に相当するパケッ
トをフィルタリングし、テレビジョン放送番組について
はAVデコードして接続されるテレビに出力し、データ
放送番組やEMMなどのセクションデータについてはメ
モリー134に一旦展開する。135はマイコンでリモ
コン132からの選局操作信号を解析しそれに応じてチ
ューナー131の選局制御やデコーダ133のフィルタ
リングパケットを指定する制御を行う。
【0006】ユーザーが選択した番組の局を示すデータ
はEEPROMA136の選局データ領域にマイコン1
35が記録する。リセット時マイコン135はEEPR
OMA136の選局データ領域のデータを読み出し、そ
の内容に応じた選局を行うようチューナー131を制御
する。
【0007】そのことによりユーザーは電源投入時には
電源遮断時に視聴していた放送を操作せずに視聴するこ
とができる。ユーザーの有料放送購入履歴などの視聴情
報(請求項では視聴履歴情報と表現している)はマイコ
ン135の制御でICカード137内のEEPROMB
138に記憶されておりその視聴情報はEMMセクショ
ン内に示されている後述する強制発呼情報に応じてマイ
コン135の制御でモデム139から視聴情報収集セン
ターに送信される。
【0008】チューナー131で受信し選局されたデー
タ放送のセクションデータはメモリー134に一旦展開
された後HDD(ハードディスク)130に転送され蓄
積される。蓄積されたデータ放送は、ユーザーが視聴し
たい時にリモコン132を用いてGUIで操作すると、
マイコン135はそのリモコン132からの信号を解析
しその内容に応じて必要なデータをHDD130から読
み出し、メモリー134でデータ構築した後デコーダー
において表示できるグラフィクスデータや静止画データ
に変換され接続されるテレビに出力される。
【0009】次に従来のマイコン135が実行する選局
制御と蓄積するデジタル放送の選択制御について図15
を用いて説明する。
【0010】マイコン135は上述したようにユーザー
が選択した番組の局を示すデータはEEPROMA13
6の選局データ領域に記録する。リセット後マイコン1
35はEEPROMA136の選局データ領域のデータ
をリードしその内容に応じた選局を行うようチューナ1
31を制御する(STEP2)。
【0011】その後ユーザーがリモコン132を用いて
選局操作をした場合(STEP3)、マイコン135は
その操作を解析し、その結果に応じた選局を行うように
チューナー131の制御するとともにEEPROMA1
36の選局データ領域のデータを更新する(STEP
4)。
【0012】次に従来の受信契約情報を伝送するEMM
セクションについて図14を用いて説明する。
【0013】受信機に一般的に使用されるセキュリティ
モジュールには個別にデコーダ識別番号が与えられてお
り、EMMパケットを受信した後セクション内のデコー
ダ識別番号を示すフィールドのデータを受信機は読み出
して当該デコーダ識別番号と一致した場合、受信機はユ
ーザー宛ての受信契約情報と判断しEMMセクションを
受信する。
【0014】そのセクション内に含まれている情報は主
に図14に示されている。図14においてEMMセクシ
ョンヘッダーはセクションにおけるEMMセクションの
識別用のヘッダーである。デコーダ識別番号は前述した
通りである。有料事業体識別コードは有料放送運用上の
事業体を識別するコードである。更新番号は個別情報が
更新する時に増加する番号である。
【0015】有効期限は個別情報の有効期限の情報であ
る。ワーク鍵はスクランブルを解除するのに必要な鍵情
報である。PPV契約情報設定はペイパービューの契約
情報設定の情報である。強制発呼設定は受信機に視聴情
報を視聴情報収集センターに送信するために強制発呼を
指示する情報である。
【0016】次に従来のデータ提供方法と課金方法につ
いて図16を用いて説明する。161はデジタルテレビ
受信機のユーザーである。サービス事業体162と視聴
契約し、サービス事業体162が提供するサービスデー
タを、デジタルテレビ受信機を使用して受信して視聴す
る。163はEMM送出事業体でサービス事業体162
の委託を受けて全視聴契約者に対して前記EMMセクシ
ョンを送出する。
【0017】ユーザー161のデジタルテレビ受信機は
EMM送出事業体163の送出する全EMMセクション
からデコーダ識別番号の一致したEMMセクションを受
信し視聴に必要なスクランブル解除キーを生成するため
の情報などを得る。
【0018】164は視聴情報収集センターでサービス
事業体162の委託により全視聴契約者の有料放送購入
履歴等の視聴情報を収集する。ユーザー161の視聴情
報は使用しているデジタル受信機が受信したEMMセク
ション内の強制発呼設定情報に応じて視聴情報収集セン
ター164に送信する。視聴情報収集センター164は
収集した視聴情報をサービス事業体162に提出する。
サービス事業体はユーザー161の視聴情報に応じてユ
ーザー161に視聴料として課金する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、リセット直後以外はユーザーが自由に選
局できるのでサービス事業体がデジタル放送を用いて提
供するサービスを常に受信できる状態にチューナーの選
局を設定し保持する、またはHDD等の蓄積デバイスに
常に蓄積できるよう設定し保持するデジタル放送受信機
を実現する事は困難であるという問題が生じていた。ま
た、サービス事業体が提供するデジタル放送サービス
を、常に受信できる状態にチューナーの選局を設定する
ためのデータ、HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積でき
る状態に設定するためのデータを含んで送信されるEM
MセクションまたはEMMメッセージセクションを受信
してチューナーの選局設定や蓄積デバイスに蓄積するデ
ジタル放送のサービスを設定するデジタル放送受信機を
実現できないという問題が生じていた。
【0020】また、事業体が提供したサービスをユーザ
ーが常に受信できるようにチューナーの選局を設定して
視聴したかどうかまたはHDD等の蓄積デバイスに常に
蓄積できるよう設定し蓄積して視聴したかどうかという
視聴情報を送信する事が困難という問題が生じていた。
【0021】また、事業体は提供するサービスを常に受
信できる状態にチューナーの選局を設定するためのデー
タ、HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積できる状態に設
定するためのデータを重畳してサービスデータの提供が
困難という問題が生じていた。
【0022】また、事業体は提供する広告を常に受信で
きる状態にチューナーの選局を設定するためのデータ、
HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積できる状態に設定す
るためのデータを重畳して広告の提供が困難という問題
が生じていた。
【0023】また、事業体は提供したサービスをユーザ
ーが常に受信できる状態にチューナーの選局を設定して
視聴したかどうかまたはHDD等の蓄積デバイスに常に
蓄積できるよう設定して視聴したかどうかという視聴情
報を入手してその結果に応じて視聴料の課金を調整する
事が困難という問題が生じていた。
【0024】また、メーカーは特定の事業体が提供する
サービスを常に受信できる状態にチューナーの選局を設
定したまたはHDD等の蓄積デバイスに常に蓄積できる
よう設定して出荷し、将来にデジタル放送を使用して設
定事業体の変更を容易に可能とするデジタル放送受信機
を販売する事が困難という問題が生じていた。
【0025】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、デジタル放送受信機およびデータ提供方法および課
金方法および販売方法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、デジタル放送を受信し選局を行う少なくと
も一つの選局手段と、放送局あるいは通信会社から送信
される受信契約情報を受信後その内容に応じて前記選局
手段の選局を制御する選局制御手段とを備えたことを特
徴とするデジタル放送受信機である。
【0027】第二の本発明(請求項2に対応)は、デジ
タル放送を受信し選局を行う少なくとも一つの選局手段
と、前記選局手段がリセット後に選局する局を示すデー
タを記憶する不揮発性の選局記憶手段と、ユーザーの選
局操作に応じて前記選局手段の選局を制御し前記選局記
憶手段の内容を更新するユーザー選局制御手段と、前記
ユーザー選局制御手段による前記選局手段の選局と前記
選局記憶手段の内容を更新する制御を有効にするかどう
かを示すデータを記憶する不揮発性の選局管理記憶手段
と、放送局から送信される受信契約情報を受信後その内
容に応じて前記選局手段の選局をするとともに前記選局
記憶手段の内容と前記選局管理記憶手段の内容を更新す
る選局制御手段とを備えたことを特徴とするデジタル放
送受信機である。
【0028】第三の本発明(請求項3に対応)は、ユー
ザーの選局操作に応じず前記受信契約情報の内容に応じ
て特定の放送局を受信するよう固定されている前記選局
手段で受信したかどうかを示すデータを記憶する選局固
定情報記憶手段を有し、前記選局制御手段は更に前記選
局固定情報記憶手段の内容を視聴情報とともに視聴情報
収集センターに送信するよう制御する事を特徴とする請
求項2記載のデジタル放送受信機である。
【0029】第四の本発明(請求項4に対応)は、デジ
タル放送を蓄積する不揮発性のデジタル放送蓄積手段を
有し、前記選局制御手段は更に放送局から送信される受
信契約情報を受信後その内容に応じた前記選局手段の制
御により前記デジタル放送蓄積手段に蓄積するデジタル
放送の選局を制御することを特徴とする請求項1記載の
デジタル放送受信機である。
【0030】第五の本発明(請求項5に対応)は、デジ
タル放送を蓄積する不揮発性のデジタル放送蓄積手段を
有し、前記選局制御手段は更に放送局あるいは通信会社
から送信される受信契約情報を受信後その内容に応じた
前記選局手段の制御により前記デジタル放送蓄積手段に
蓄積するデジタル放送の選局を制御することを特徴とす
る請求項2記載のデジタル放送受信機である。
【0031】第六の本発明(請求項6に対応)は、前記
デジタル放送蓄積手段に蓄積したデジタル放送サービス
がユーザーの選択操作に応じず前記受信契約情報の内容
に応じて特定の放送局のデジタル放送を蓄積するよう固
定されている状態で蓄積されたかどうかの状態を示すデ
ータを記憶する蓄積固定情報記憶手段を有し、前記選局
制御手段は更に前記蓄積固定情報記憶手段の内容を視聴
情報とともに視聴情報収集センターに送信するよう制御
する事を特徴とする請求項5記載のデジタル放送受信機
である。
【0032】第七の本発明(請求項7に対応)は、請求
項3記載のデジタル放送受信機および請求項6記載のデ
ジタル放送受信機を備えたデジタル放送受信機である。
【0033】第八の本発明(請求項8に対応)は、前記
受信契約情報は前記選局手段の選局を制御するようデジ
タル放送受信機に指示するためのデータを含めて送信さ
れるEMMセクションまたはEMMメッセージセクショ
ンである請求項1記載または請求項2記載のデジタル放
送受信機である。
【0034】第九の本発明(請求項9に対応)は、前記
受信契約情報は前記デジタル放送蓄積手段に蓄積するデ
ジタル放送の選局を制御するためのデータを含めて送信
されるEMMセクションまたはEMMメッセージセクシ
ョンである請求項4記載または請求項5記載のデジタル
放送受信機である。
【0035】第十の本発明(請求項10に対応)は、事
業体はデジタル放送受信機に対し提供するサービスを受
信する状態で前記選局手段の選局を固定するよう指示す
るためのデータまたは提供するサービスを前記デジタル
放送蓄積手段に蓄積するよう指示するためのデータを含
めた前記受信契約情報とサービスのデータを重畳して提
供するデータ提供方法である。
【0036】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
事業体はデジタル放送受信機に対し提供する広告を受信
する状態で前記選局手段の選局を固定するよう指示する
ためのデータまたは提供する広告を前記デジタル放送蓄
積手段に蓄積するよう指示するためのデータを含めた前
記受信契約情報と広告のデータを重畳して提供する広告
提供方法である。
【0037】第十二の本発明(請求項12に対応)は、
事業体は提供するサービスを受信するよう固定している
前記選局手段を用いてユーザーが視聴したかどうかをま
たは提供するサービスを蓄積するよう固定している前記
選局手段を用いた状態でデジタル放送蓄積手段に蓄積し
てユーザーが視聴したかどうかを前記デジタル放送受信
機が送信する前記選局固定情報記憶手段のデータと前記
視聴履歴情報により判別しそれに応じて課金額を調整す
る課金方法である。
【0038】第十三の本発明(請求項13に対応)は、
メーカーはデジタル放送受信機の前記選局記憶手段の内
容を所定の事業体のサービスを受信する内容のデータで
プリセットするとともに前記選局管理記憶手段の内容を
前記ユーザー選局制御手段の制御を無効にする内容のデ
ータでプリセットし前記事業体のサービスを受信する状
態で少なくとも一つの前記選局手段を固定し前記所定の
事業体のサービスを前記デジタル放送蓄積手段に蓄積す
るよう固定してデジタル放送受信機を販売する販売方法
である。
【0039】第十四の本発明(請求項14に対応)は、
デジタル放送を受信し選局を行う少なくとも一つの選局
手段と、前記選局手段がリセット後に選局する局を示す
データを記憶する不揮発性の選局記憶手段と、ユーザー
の選局操作に応じて前記選局手段の選局を制御し前記選
局記憶手段の内容を更新するユーザー選局制御手段と、
前記ユーザー選局制御手段による前記選局手段の選局お
よび前記選局記憶手段の内容を更新する制御を有効にす
るかどうかを設定する設定手段と、前記設定を記憶する
不揮発性の選局管理記憶手段とを備えたことを特徴とす
るデジタル放送受信機である。
【0040】第十五の本発明(請求項15に対応)は、
ユーザーの選局操作に応じず特定の放送局を受信するよ
う固定されている前記選局手段で受信したかどうかを示
すデータを記憶する選局固定情報記憶手段を有し、前記
選局制御手段は更に前記選局固定情報記憶手段の内容を
視聴履歴情報とともに視聴履歴情報収集センターに送信
するよう制御する事を特徴とするデジタル放送受信機で
ある。
【0041】
【発明の実施の形態】以下では、当該発明にかかる実施
の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0042】(実施の形態1)以下本発明の実施の形態
1について、図面を参照しながら説明する。図1におい
て、1はチューナーで、アンテナが受信したデジタルテ
レビ放送を受信して後述するマイコン5の制御により選
局したのち検波を行う。2はリモコンで、ユーザーが所
望する番組を選局したりGUIを操作するためのユーザ
ーインターフェースである。
【0043】3はデコーダーで、チューナー1が選局し
て検波したデジタル放送の信号を入力し、デジタル復調
した後マイコン5が設定するサービスのパケットをフィ
ルタリングし、テレビジョン放送番組についてはAVデ
コードして接続されるテレビに出力する。EMMなどの
セクションデータについてはマイコン5の制御でメモリ
ー4に一旦展開して解析する。
【0044】6はEEPROMAで、選局データ領域に
はチューナー1が選局している局を示すデータを、選局
制御データ領域にはユーザーの選局操作に応じず後述す
るEMMセクション内の選局固定設定データに応じて選
局を固定しているかどうかの状態を示す内容のデータを
マイコン5の制御で書き込まれている。
【0045】リセット時マイコン5はEEPROMA6
の選局データ領域と選局制御データ領域のデータを読み
出し、その内容に応じた選局を行うようチューナー1を
制御する。この制御手順については後に図3を用いて説
明する。そのことによりユーザーは電源投入時には電源
遮断時に視聴していた放送を操作せずに視聴することに
なる。
【0046】なお、EEPROMA6を備えずマイコン
5はチューナー1が選局している局を示すデータやユー
ザーの選局操作に応じず後述するEMMセクション内の
選局固定設定データに応じて選局を固定しているかどう
かの状態を示す内容のデータを記憶させる制御を行わ
ず、リセット後はチューナー1はハードの初期設定に応
じた選局を行う場合もある。その場合ユーザーは電源投
入時には電源遮断時に視聴していた放送を操作せずに視
聴することはできない。
【0047】次に実施の形態1の受信契約情報を伝送す
るEMMセクションについて図2を用いて説明する。
【0048】一般的に受信機が使用するセキュリティモ
ジュールには個別にデコーダ識別番号が与えられてお
り、EMMパケットを受信した後セクション内のデコー
ダ識別番号を示すフィールドのデータを受信機は読み出
して当該デコーダ識別番号と一致した場合、受信機はユ
ーザー宛ての受信契約情報と判断しEMMセクションを
受信する。本発明のそのセクション内に含まれている情
報は主に図2に示されている。図2においてEMMセク
ションヘッダーはセクションにおけるEMMセクション
の識別用のヘッダーである。デコーダ識別番号は前述し
た通りである。有料事業体識別コードは有料放送運用上
の事業体を識別するコードである。更新番号は個別情報
が更新する時に増加する番号である。有効期限は個別情
報の有効期限の情報である。ワーク鍵はスクランブルを
解除するのに必要な鍵情報である。PPV契約情報設定
はペイパービューの契約情報設定の情報である。強制発
呼設定は受信機に視聴情報収集センターに視聴情報を送
信するよう強制発呼を指示する情報である。選局固定設
定はEMMセクション内の有料事業体識別コードで示さ
れる事業体が、受信機に対して提供するサービスを常に
受信できるよう選局を設定することを指示する事を意味
している。なお、ここで言う受信機の選局とは、チュー
ナーの選局を意味しているだけでなくデコーダーのフィ
ルタリング含めた事業体の提供するサービスの選択を意
味する場合も有る。また特にHDDや不揮発性メモリー
等の蓄積デバイスを備える受信機の場合にはチューナー
の選局による前記蓄積デバイスに蓄積するデジタル放送
の選局やデコーダのフィルタリング含めた蓄積する事業
体の提供するサービスの選択を意味する場合もある。
【0049】選局固定設定例としては例えば図2に数例
示したようにように、1バイトの情報において00hで
ある場合、上位1ビットが0であるため受信機のチュー
ナーの選局を固定して設定しないことを指示し、8Fh
である場合上位1ビットが1であるため受信機のチュー
ナーの選局を残り下位ビットの0Fhが示すチャンネル
のデジタル放送を受信するように固定して設定する事を
指示する。
【0050】また別の例では1バイトの情報において0
0hである場合上位1ビットが0であるためEMMセク
ション内の有料事業体識別コードで示される事業体の提
供するサービスを受信するように固定して設定しないこ
とを指示し、88hである場合上位1ビットが1である
ためチューナーの選局を残り下位ビットの08hが示す
チャンネルのデジタル放送を受信するように固定し、有
料事業体識別コードで示される事業体の提供するサービ
スを受信するようにデコーダーのフィルタリングを固定
して設定することを指示する場合もある。
【0051】また別の例では、3バイトの情報において
000000hである場合上位1ビットが0であるため
受信機の選局やデコーダのフィルタリングを固定して設
定しないことを指示し、A20146hである場合上位
1ビットが1であるため受信機のチューナーの選局をそ
のビットの下位7ビットの22hが示すチャンネルのデ
ジタル放送を受信するように固定し、更に下位8ビット
の146hが示すサービスIDのサービスを受信するよ
うデコーダーのフィルタリングの設定する事を指示す
る。なお、本実施の形態のEMMパケットに含まれる選
局固定設定データはEMMメッセージパケットに含まれ
ていても良い。
【0052】次に本実施の形態1におけるマイコン5に
よるチューナー1の制御を図3を用いて説明する。
【0053】前述した本実施の形態のEMMセクション
を受信した後マイコン5はEMMセクション内の選局固
定設定データを読み出し、選局固定かどうかの判別をす
る(STEP1)。
【0054】選局固定を示すデータであった場合は、E
EPROMA6の選局データ領域のデータを選局固定設
定データ内で示されているチューナーの選局データに更
新するとともに、EEPROMA6の選局制御データを
ユーザーの選局操作に応じず選局データ領域のデータの
示す選局に固定する事を示すデータに更新する(STE
P2)。
【0055】チューナー選局固定を示すデータでなかっ
た場合は、前記両領域のデータの更新は行わない。その
後ユーザーが電源オフなどの操作をしてリセット後(S
TEP3)、マイコン5はEEPROMA6の選局デー
タ領域のデータをリードしその内容に応じた選局の設定
を行う(STEP4)。その後ユーザーがリモコンで選
局操作を行った場合(STEP5)、マイコン5はEE
PROMA6の選局制御データ領域のデータをリードし
ユーザーの選局操作に応じず選局データ領域のデータの
示す選局を行う事を示すデータかどうかを判別する(S
TEP6)。
【0056】ユーザーの選局操作に応じず選局データ領
域のデータの示す選局を行う事を示すデータであればユ
ーザーの選局操作をチューナー1の選局に対して無効と
し、そうでなければユーザーの選局操作に応じてチュー
ナー1の選局を制御しEEPROMA6の選局データ領
域のデータも対応させて更新する(STEP7)。
【0057】なお、本発明におけるチューナーは複数個
備えてそれぞれに対応する選局データ領域と選局制御デ
ータ領域を備えてそれぞれのチューナーに異なる選局制
御をしても良い。
【0058】また、EMMセクション内の選局固定設定
データを読み出し、チューナー選局固定かどうかの判別
をした後リセットを待たずに選局固定設定データに応じ
たチューナーの選局制御を行っても良い。また選局固定
設定としては選局固定設定データ内の示す選局データに
応じてチューナーの選局を固定して設定しても良いし、
EMMセクション内の有料事業体識別コードで示される
事業体の提供するサービスを受信するようにチューナー
の選局とデコーダーのフィルタリングを固定して設定し
ても良いし、選局固定設定データ内の示す選局データと
サービスIDに応じてチューナーの選局とデコーダーの
フィルタリングのを固定設定しても良い。このように受
信したEMMセクション内の選局固定設定データをリー
ドしてその内容に応じた選局制御を行う事によりサービ
ス事業体がデジタル放送を用いて提供するサービスを常
に受信できる状態にチューナーの選局を設定し保持する
事は困難であるという問題や、サービス事業体が提供す
るデジタル放送サービスを、常に受信できる状態にチュ
ーナーの選局を設定するためのデータを含んで送信され
るEMMセクションまたはEMMメッセージセクション
を受信してチューナーの選局を設定するデジタル放送受
信機を実現できないという問題が解決されている。
【0059】(実施の形態2)以下本発明の実施の形態
2について、図面を参照しながら説明する。
【0060】図4において、41はチューナーで、アン
テナが受信したデジタルテレビ放送を受信して後述する
マイコン45の制御により選局したのち検波を行う。4
2はリモコンで、ユーザーが所望する番組を選局したり
GUIを操作するためのユーザーインターフェースであ
る。
【0061】43はデコーダーで、チューナー41が選
局して検波したデジタル放送の信号を入力し、デジタル
復調した後マイコン45が設定するサービスのパケット
をフィルタリングし、テレビジョン放送番組については
AVデコードして接続されるテレビに出力する。EMM
などのセクションデータについてはマイコン45の制御
でメモリー44に一旦展開して解析する。
【0062】46はEEPROMAで、選局データ領域
にはチューナー41が選局している局を示すデータを、
選局制御データ領域にはユーザーの選局操作に応じず前
述したEMMセクション内の選局固定設定データに応じ
て選局を固定しているかどうかの状態を示す内容のデー
タをマイコン45の制御で書き込まれている。
【0063】リセット時マイコン45はEEPROMA
46の選局データ領域と選局制御データ領域のデータを
読み出し、その内容に応じた選局を行うようチューナー
41を制御する。そのことによりユーザーは電源投入時
には電源遮断時に視聴していた放送を操作せずに視聴す
ることになる。
【0064】47はセキュリティモジュールであるIC
カードで、ユーザーが有料放送を視聴した履歴などの視
聴情報が内部のEEPROMB48に記録されている。
EEPROMB48の選局固定データ領域には、ユーザ
ーが視聴した時チューナー41の選局を前述したEMM
セクション内の選局固定設定データに応じて固定して視
聴したかどうかを示すデータがユーザーの視聴情報に対
応させてマイコン45の制御で書き込まれている。
【0065】49はモデムで、EEPROMBに書き込
まれている選局固定データを含めて視聴情報としてマイ
コン45の制御で視聴情報収集センターに送信する。
【0066】実施の形態2の受信契約情報を伝送するE
MMセクションについては実施の形態1と同様なので説
明は省略する。
【0067】本実施の形態2におけるマイコン45によ
るチューナー41の制御も実施の形態1と同様なので説
明は省略する。
【0068】本実施の形態2におけるマイコン45によ
るEEPROMB48の選局固定データ領域書き込み制
御と視聴情報送信制御について図5を用いて説明する。
【0069】ユーザーがサービスを視聴した時、マイコ
ン45は受信しているチューナー41に対応する選局制
御データ領域のデータをリードしEMMセクション内の
選局固定設定データに応じて選局制御が固定されている
かどうかを判別する(STEP1)。
【0070】選局制御が固定されている場合は、EEP
ROMB48の選局固定データ領域に選局制御が固定さ
れているチューナーで視聴した事を示すデータをそのサ
ービスの視聴情報と関連付けて書き込む。そうでない場
合は選局制御が固定されていないチューナーで視聴した
事を示すデータをそのサービスの視聴情報と関連付けて
書き込む(STEP2)。
【0071】その関連付けは、視聴したサービスの視聴
情報を記憶している領域のアドレスと関連付けたアドレ
スに書き込む事や、サービスの視聴情報を記憶する順番
に合わせる事などで容易に実現できる。その視聴情報と
選局固定データは前記EMMセクション内に示されてい
る前述した強制発呼情報に応じてマイコン45の制御で
モデム49から視聴情報収集センターに送信される(S
TEP3)。
【0072】なお、本発明におけるチューナーは複数個
備えてそれぞれに対応する選局データ領域と選局制御デ
ータ領域を備えてそれぞれのチューナーに異なる選局制
御をしても良い。
【0073】また、EMMセクション内の選局固定設定
データを読み出し、チューナー選局固定かどうかの判別
をした後リセットを待たずにチューナーの選局制御を行
っても良い。また、選局固定データ領域はICカードの
外部に用意してモデム49の送信時に視聴情報に関連付
けても良い。このように実施の形態1の効果に加えてユ
ーザーがサービスを視聴した時EMMセクション内の選
局固定設定データに応じてチューナーを固定して視聴し
たかどうかを示すデータを視聴情報に含めて視聴情報収
集センターに送信することにより、サービス事業体は提
供したサービスをユーザーが常に受信できる状態にチュ
ーナーの選局を設定して視聴したかどうかという視聴情
報を入手してその結果に応じて課金する事が困難という
問題が解決されている。
【0074】(実施の形態3)以下本発明の実施の形態
3について、図面を参照しながら説明する。
【0075】図6において、61と67はチューナー
で、アンテナが受信したデジタルテレビ放送を受信し
て、後述するマイコン65の制御によりそれぞれ選局し
たのち検波を行う。62はリモコンで、ユーザーが所望
する番組を選局したりGUIを操作するためのユーザー
インターフェースである。
【0076】63はデコーダーで、チューナー61とチ
ューナー67がそれぞれ選局して検波したデジタル放送
の信号両方を入力し、デジタル復調した後マイコン65
が設定するサービスのパケットをフィルタリングする。
後述する選局制御により、テレビジョン放送番組につい
てはチューナー67が選局して検波出力した信号をAV
デコードして接続されるテレビに出力する。
【0077】EMMなどのセクションデータやデータ放
送については、チューナー61が選局しデコーダー63
がマイコン65の制御でフィルタリングしたデータを、
マイコン65の制御でメモリー64に一旦展開する。6
0はHDDで、メモリー64に展開されたチューナー6
1で選局したデータ放送のデータをマイコン65の制御
で順次書き込んで蓄積する。
【0078】66はEEPROMAで、チューナー61
とチューナー67に対応する選局データ領域には、それ
ぞれのチューナーが選局している局を示すデータを、チ
ューナー61とチューナー67に対応する選局制御デー
タ領域には、ユーザーの選局操作に応じず後述するEM
Mセクション内の選局固定設定データに応じて選局を固
定しているかどうかのそれぞれのチューナーの状態を示
す内容のデータを、マイコン65の制御で書き込まれて
いる。
【0079】リセット時マイコン65はEEPROMA
66の全選局データ領域のデータを読み出し、それらの
内容に応じた選局を行うようチューナー61とチューナ
ー67を制御する。そのことによりユーザーは電源投入
時には電源遮断時に視聴または蓄積していた放送を操作
せずに視聴またはHDDに蓄積できる。
【0080】実施の形態3の受信契約情報を伝送するE
MMセクションについては実施の形態1と同様なので説
明は省略する。
【0081】次に本実施の形態3におけるマイコン65
によるチューナー61そしてチューナー67の選局制御
を図7を用いて説明する。前述した本実施の形態のEM
Mセクションを受信した後、マイコン65はEMMセク
ション内の選局固定設定データを読み出し、チューナー
選局固定かどうかの判別をする(STEP1)。チュー
ナー選局固定を示すデータであった場合は、EEPRO
MA66の全選局制御データをリードする(STEP
2)。
【0082】リードしたデータを解析し選局固定されて
いないかどうかを判別する(STEP3)。チューナー
61が選局固定されていない場合は、チューナー61に
対応するEEPROMA66の選局データ領域のデータ
を、EMMセクション内の有料事業体識別コードで示さ
れる事業体の放送を受信するチューナーの選局データに
更新するとともに、EEPROMA66の選局制御デー
タをユーザーの選局操作に応じず選局データ領域のデー
タの示す選局を行う事を示すデータに更新する(STE
P4)。
【0083】この場合、予め有料事業体識別コードとそ
の事業体の提供するサービスの放送局、サービスID等
の情報のテーブルを用意しておく事で可能である。チュ
ーナー選局固定を示すデータでなかった場合や全てのチ
ューナーが選局固定されている場合は、前記EEPRO
MA66の全領域のデータ更新は一切行わない。その後
ユーザーが電源オフなどの操作をしてリセット後(ST
EP5)、マイコン65はEEPROMA66の、選局
データ領域の全データをリードしそれぞれのチューナー
にその内容に応じた選局の制御を行う(STEP6)。
【0084】その後選局固定されているチューナー61
の受信するデジタル放送の内、EMMセクション内の有
料事業体識別コードで示される事業体のデータ放送サー
ビスをフィルタリングするようマイコン65はサービス
IDを設定する。デコーダ63は前記事業体のデータ放
送サービスフィルタリングし、メモリー64上に展開
し、順次HDD60に蓄積する(STEP7)。
【0085】ユーザーがリモコンで選局操作を行った場
合(STEP8)、マイコン65はEEPROMA66
の選局制御データ領域の全データをリードし、ユーザー
の選局操作に応じて選局を行う事を示すデータに対応す
るチューナー67を使用して、ユーザーの選局操作に応
じた選局を制御し、対応するEEPROMA66の選局
データ領域のデータも対応させて更新する(STEP
9)。なお、本発明においてHDD60を備えず、デー
タ放送のデータを蓄積しない場合も有り得る。その場合
はチューナーの選局制御に関わる構成ならびに動作とな
る。
【0086】また、チューナー制御では、チューナー3
個以上備えそれぞれに対応する選局データ領域と選局制
御データ領域を備えて、それぞれのチューナーに異なる
選局制御をしても良い。複数のチューナーの内、予め選
局固定する順番を決めておくのも良い。
【0087】複数のチューナーの内、予め選局固定する
チューナーを決めておいて、選局固定設定データを受信
後、全てのチューナーの選局制御データを参照せず、予
め決められている固定するチューナーの選局データと選
局制御データを更新するように制御しても良い。
【0088】その場合、ユーザーの選局操作に対して
も、全てのチューナーの選局制御データを参照せず、予
め決められている固定するチューナー以外のチューナー
を使用するように制御しても良い。EMMセクション内
の選局固定設定データを読み出し、チューナー選局固定
かどうかの判別をした後リセットを待たずにチューナー
の選局制御を行っても良い。
【0089】また選局固定設定としては、選局固定設定
データ内の示す選局データに応じてチューナーの選局を
固定して設定しても良いし、EMMセクション内の有料
事業体識別コードで示される事業体の提供するサービス
を受信するように、チューナーの選局とデコーダーのフ
ィルタリングを固定して設定しても良いし、選局固定設
定データ内の示す選局データとサービスIDに応じてチ
ューナーの選局とデコーダーのフィルタリングのを固定
設定しても良い。このように複数チューナーと蓄積用H
DDを備え受信したEMMセクション内の選局固定設定
データをリードしてその内容に応じた選局固定と選局固
定されたチューナーの受信するサービスを蓄積用HDD
に蓄積するよう蓄積制御を行う事により、サービス事業
体がデジタル放送を用いて提供するサービスを常に受信
できる状態にチューナーの選局を設定し保持するまたは
HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積できるよう設定し保
持するデジタル放送受信機を実現する事は困難であると
いう問題やサービス事業体が提供するデジタル放送サー
ビスを、常に受信できる状態にチューナーの選局を設定
するためのデータ、HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積
できる状態に設定するためのデータを含んで送信される
EMMセクションまたはEMMメッセージセクションを
受信してチューナーの選局設定や蓄積デバイスに蓄積す
るデジタル放送を設定するデジタル放送受信機を実現で
きないという問題が解決されている。
【0090】(実施の形態4)以下本発明の実施の形態
4について、図面を参照しながら説明する。
【0091】図8において、81と807はチューナー
で、アンテナが受信したデジタルテレビ放送を受信し
て、後述するマイコン85の制御によりそれぞれ選局し
たのち検波を行う。82はリモコンでユーザーが所望す
る番組を選局したりGUIを操作するためのユーザーイ
ンターフェースである。
【0092】83はデコーダーで、チューナー81とチ
ューナー807がそれぞれ選局して検波したデジタル放
送の信号両方を入力し、デジタル復調した後マイコン8
5が設定するサービスのパケットをフィルタリングす
る。テレビジョン放送番組については、チューナー87
が選局して検波出力した信号をAVデコードして接続さ
れるテレビに出力する。
【0093】EMMなどのセクションデータやデータ放
送については、チューナー81が選局してデコーダー8
3がマイコン85の制御でフィルタリングしたデータを
マイコン85の制御でメモリー84に一旦展開する。8
0はHDDで、メモリー84に展開されたチューナー8
1で選局受信したデータ放送のデータをマイコン85の
制御で順次書き込んで蓄積する。
【0094】メモリー86はEEPROMAで、チュー
ナー81とチューナー807に対応する選局データ領域
には、それぞれのチューナーが選局している局を示すデ
ータを、チューナー81とチューナー87に対応する選
局制御データ領域には、ユーザーの選局操作に応じず後
述するEMMセクション内の選局固定設定データに応じ
て選局を固定しているかどうかのそれぞれのチューナー
の状態を示す内容のデータをマイコン85の制御で書き
込まれている。
【0095】リセット時マイコン85はEEPROMA
86の全選局データ領域のデータを読み出し、その内容
に応じた選局を行うようチューナー61とチューナー6
7を制御する。そのことによりユーザーは、電源投入時
には電源遮断時に視聴または蓄積していた放送を操作せ
ずに視聴またはHDDに蓄積できる。
【0096】HDD80の蓄積固定データ領域には、H
DD80に蓄積するサービスの選択を前述したEMMセ
クション内の選局固定設定データに応じて固定して蓄積
したかどうかを示すデータが、蓄積サービスデータに対
応させてマイコン85の制御で書き込まれている。
【0097】87はICカードで、ユーザーが有料放送
を視聴した履歴などの視聴情報が内部のEEPROMB
88に記録されている。EEPROMB88の選局固定
データ領域には、チューナー81またはチューナー80
7の選局を、前述したEMMセクション内の選局固定設
定データに応じて固定して視聴したかどうかを示すデー
タが、ユーザーの視聴情報に対応させてマイコン85の
制御で書き込まれている。89はモデムで、EEPRO
MBに書き込まれている視聴情報と選局固定データをマ
イコン85の制御で視聴情報収集センターに送信する。
【0098】実施の形態4の受信契約情報を伝送するE
MMセクションについては実施の形態1と同様なので説
明は省略する。
【0099】本実施の形態4におけるマイコン85によ
るチューナー81と807の制御も実施の形態3と同様
なので説明は省略する。
【0100】本実施の形態4におけるマイコン85によ
るEEPROMB88の選局固定データ領域書き込み、
視聴情報送信およびHDD80の蓄積固定データ書き込
み制御について図9を用いて説明する。サービスをHD
D80に蓄積した時、マイコン85は受信しているチュ
ーナーに対応する選局制御データ領域のデータをリード
し、EMMセクション内の選局固定設定データに応じて
選局制御が固定されているかどうかを判別する(STE
P1)。
【0101】選局制御が固定されている場合は、HDD
80の蓄積固定データ領域に選局制御が固定されている
チューナーで蓄積した事を示すデータを、そのサービス
の蓄積するデータと関連付けて書き込む。そうでない場
合は選局制御が固定されていないチューナーで蓄積した
事を示すデータをそのサービスの蓄積するデータと関連
付けて書き込む(STEP2)。
【0102】その関連付けは、蓄積したサービスの蓄積
するデータを記憶している領域のアドレスと関連付けた
アドレスに書き込む事や、蓄積するサービスを記憶する
順番に合わせる事などで容易に実現できる。
【0103】その後ユーザーが蓄積されているサービス
を視聴した時(STEP3)、マイコン85は視聴して
いる蓄積されたサービスに対応する蓄積固定データ領域
のデータをリードし、EMMセクション内の選局固定設
定データに応じて選局制御が固定されている状態で蓄積
されたかどうかを判別する(STEP4)。
【0104】選局制御が固定されていた場合は、EEP
ROMB88の選局固定データ領域に選局制御が固定さ
れているチューナーで視聴した事を示すデータをそのサ
ービスの視聴情報と関連付けて書き込む。そうでない場
合は選局制御が固定されていないチューナーで視聴した
事を示すデータをそのサービスの視聴情報と関連付けて
書き込む(STEP5)。
【0105】その関連付けは、視聴したサービスの視聴
情報を記憶している領域のアドレスと関連付けたアドレ
スに書き込む事やサービスの視聴情報を記憶する順番に
合わせる事などで容易に実現できる。その視聴情報と選
局固定データは、前記EMMセクション内に示されてい
る後述する強制発呼情報に応じて、マイコン85の制御
でモデム89から視聴情報収集センターに送信される
(STEP6)。
【0106】なお、本発明においてチューナーは、3個
以上備えてそれぞれに対応する選局データ領域と選局制
御データ領域を備えて、それぞれのチューナーに異なる
選局制御をしても良い。また、選局固定データ領域はI
Cカードの外部に用意してモデム49の送信時に視聴情
報に関連付けても良い。
【0107】このようにマイコンがデジタル放送サービ
スを蓄積した時EMMセクション内の選局固定設定デー
タに応じてチューナーを固定して蓄積したかどうかを示
すデータをHDD等の蓄積デバイス内に蓄積するサービ
スのデータに関連付けて記憶し、ユーザーが蓄積したサ
ービスを視聴する時に対応する前記データを読み出すこ
とにより、EMMセクション内の選局固定設定データに
応じてチューナーを固定して蓄積したサービスを視聴し
たかどうかを示すデータを視聴情報に含めて視聴情報収
集センターに送信することができるようになり、事業体
が提供したサービスをユーザーが常にHDD等の蓄積デ
バイスに常に蓄積できるよう設定し蓄積して視聴したか
どうかという視聴情報を送信する事が困難という問題が
解決されている。
【0108】(実施の形態5)以下本発明の実施の形態
5について、図面を参照しながら説明する。図10にお
いて、101はデジタル放送受信機のユーザーで、サー
ビス事業体102の提供する有料デジタル放送サービス
を視聴するための視聴契約をサービス事業体102と結
んでいる。
【0109】ユーザー101は、デジタル放送受信機の
内蔵チューナーの選局をサービス事業体102が提供す
るサービスを常に受信できる状態に設定するまたは、内
蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービス事業体102が
提供するサービスを常に蓄積できるよう設定することを
サービス事業体102に申請した場合(図中の)、サー
ビス事業体102は、ユーザー101の前記デジタル放
送受信機に対して送るEMMセクションを、内蔵チュー
ナーの選局をサービス事業体102が提供するサービス
を常に受信できる状態に設定するまたは、内蔵のHDD
等の蓄積デバイスにサービス事業体102が提供するサ
ービスを常に蓄積できるよう設定することを指示する前
記選局固定設定データを含めて送信するようEMM送出
事業体103に委託し(図中の)、提供するサービスデ
ータと重畳して前記選局固定データを含めたEMMセク
ションを送信する(図中の)。
【0110】ユーザー101のデジタル放送受信機は、
前記EMMセクションを受信して前記選局固定設定デー
タに応じて内蔵チューナーの選局をサービス事業体10
2が提供するサービスを常に受信できる状態に設定する
または、内蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービス事業
体102が提供するサービスを常に蓄積できるよう設定
する。
【0111】ユーザー101がサービス事業体102の
提供するサービスを前記デジタル放送受信機で視聴した
後、前記デジタル放送受信機は、内蔵チューナーの選局
をサービス事業体102が提供するサービスを常に受信
できる状態に設定して視聴したまたは、内蔵のHDD等
の蓄積デバイスにサービス事業体102が提供するサー
ビスを常に蓄積できるよう設定して蓄積し視聴したとい
う選局固定データを視聴情報に含めて視聴情報収集セン
ター104に送信する(図中の)。
【0112】視聴情報収集センター104は、収集した
選局固定データの内容含めて視聴情報をサービス事業体
102に提出する(図中の)。サービス事業体102
は入手した視聴情報を分析しユーザー101が前記デジ
タル放送受信機の内蔵チューナーの選局をサービス事業
体102が提供するサービスを常に受信できる状態に設
定して視聴したまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバイス
にサービス事業体102が提供するサービスを常に蓄積
できるよう設定して蓄積し視聴したことを確認し、ユー
ザー101がそのようにして視聴したサービスの視聴料
金を割り引く(図中の)。
【0113】なお、サービス事業体102がユーザー1
01の視聴料金を割り引く条件は、視聴情報で確認する
場合もあるがユーザーが前記デジタル放送受信機の内蔵
チューナーの選局をサービス事業体102が提供するサ
ービスを常に受信できる状態に設定するまたは、内蔵の
HDD等の蓄積デバイスにサービス事業体102が提供
するサービスを常に蓄積できるよう設定することをサー
ビス事業体102に申請した場合も有り得り、その場合
は前記デジタル放送受信機が視聴情報に選局固定データ
を含めて送出しない場合もあり得る。
【0114】なお、サービス事業体102は広告を提供
しても良い。このように事業体は提供するサービスデー
タと重畳して前記選局固定データを含めたEMMセクシ
ョンを送信することができるので、事業体は提供するサ
ービスを常に受信できる状態にチューナーの選局を設定
するためのデータ、HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積
できる状態に設定するためのデータを重畳してサービス
データの提供が困難という問題と事業体は提供したサー
ビスをユーザーが常に受信できる状態にチューナーの選
局を設定して視聴したかどうか、またはHDD等の蓄積
デバイスに常に蓄積できるよう設定して視聴したかどう
かという視聴情報を入手してその結果に応じて課金する
事が困難という問題は解決されている。
【0115】(実施の形態6)以下本発明の実施の形態
6について、図面を参照しながら説明する。図11にお
いて、115はデジタル放送受信機を製造するメーカー
で、サービス事業体112はデジタル放送受信機のチュ
ーナーの選局をサービス事業体112が提供するサービ
スを常に受信できる状態に設定または、内蔵のHDD等
の蓄積デバイスにサービス事業体112が提供するサー
ビスを常に蓄積できるよう設定して出荷するよう委託す
る(図中の)。
【0116】それを受託したメーカー115は、デジタ
ル放送受信機のチューナーの選局をサービス事業体11
2が提供するサービスを常に受信できる状態にプリセッ
トまたは内蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービス事業
体112が提供するサービスを常に蓄積できるようプリ
セットしてデジタル放送受信機を市場に出荷し販売する
(図中の)。
【0117】その場合メーカー115は、出荷委託した
サービス事業体112からキャッシュバックを受け相当
分を出荷価格から割り引いてる(図中の)。111は
デジタル放送受信機を購入したユーザーで、サービス事
業体112の提供するデジタル放送サービスを視聴する
ための視聴契約をサービス事業体112と結んでいる
(図中の)。
【0118】サービス事業体112は、ユーザー111
のデジタル放送受信機に対し送るEMMセクションを内
蔵チューナーの選局をサービス事業体112が提供する
サービスを常に受信できる状態に設定保持するまたは、
内蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービス事業体112
が提供するサービスを常に蓄積できるよう設定保持する
ことを指示する前記選局固定設定データを含めて送信す
るようEMM送出事業体113に委託し(図中の)、
提供するサービスデータと重畳して前記選局固定データ
を含めたEMMセクションを送信する(図中の)。
【0119】ユーザー111のデジタル放送受信機は、
前記EMMセクションを受信して前記選局固定設定デー
タに応じて内蔵チューナーの選局をサービス事業体11
2が提供するサービスを常に受信できる状態に設定保持
するまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービス
事業体112が提供するサービスを常に蓄積できるよう
設定保持する。
【0120】ユーザー111がサービス事業体112の
提供するサービスをデジタル放送受信機で視聴した後、
デジタル放送受信機は内蔵チューナーの選局をサービス
事業体112が提供するサービスを常に受信できる状態
に設定して視聴したまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバ
イスにサービス事業体112が提供するサービスを常に
蓄積できるよう設定して蓄積し視聴したという選局固定
データを、視聴情報に含めて視聴情報収集センター11
4に送信する(図中の)。
【0121】視聴情報収集センター114は、収集した
選局固定データの内容含めて視聴情報をサービス事業体
112に提出する(図中の)。サービス事業体112
は、入手した視聴情報を分析しユーザー111が前記デ
ジタル放送受信機の内蔵チューナーの選局をサービス事
業体112が提供するサービスを常に受信できる状態に
設定して視聴したまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバイ
スにサービス事業体112が提供するサービスを常に蓄
積できるよう設定して蓄積し視聴したことを確認し、ユ
ーザー111がそのようにして視聴したサービスの視聴
料金を割り引く(図中の)。
【0122】なお、サービス事業体112は無料放送事
業者であり広告を提供し広告収入で運営している場合、
サービス事業体112はメーカー115へのキャッシュ
バックのみを行い購入したユーザー111と視聴契約を
結ばずに視聴料を徴収しない場合もありうる。その場合
前記デジタル放送受信機が視聴情報に選局固定データを
含めて送出しない場合もあり得る。
【0123】また、メーカー115が販売後サービス事
業者の委託を受けてユーザー111の前記デジタル放送
受信機に対し送るEMMセクションを、内蔵チューナー
の選局をサービス事業体112が提供するサービスを常
に受信できる状態に設定するまたは、内蔵のHDD等の
蓄積デバイスにサービス事業体112が提供するサービ
スを常に蓄積できるよう設定することを指示する前記選
局固定設定データを含めて送信するようEMM送出事業
体113に委託し、提供するサービスデータと重畳して
前記選局固定データを含めたEMMセクションを送信す
る場合もありうる。
【0124】このように事業体は提供するサービスデー
タと重畳して前記選局固定データを含めたEMMセクシ
ョンを送信することができるので、事業体は提供するサ
ービスを常に受信できる状態にチューナーの選局を設定
するためのデータ、HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積
できる状態に設定するためのデータを重畳してサービス
データの提供が困難という問題と事業体は提供したサー
ビスをユーザーが常に受信できる状態にチューナーの選
局を設定して視聴したかどうかまたはHDD等の蓄積デ
バイスに常に蓄積できるよう設定して視聴したかどうか
という視聴情報を入手してその結果に応じて課金する事
が困難という問題やメーカーは将来にデジタル放送を使
用して設定事業体の変更を可能とする特定の事業体が提
供するサービスを常に受信できる状態にチューナーの選
局を設定したまたはHDD等の蓄積デバイスに常に蓄積
できるよう設定したデジタル放送受信機を販売する事が
困難という問題は解決されている。
【0125】(実施の形態7)以下本発明の実施の形態
7について、図面を参照しながら説明する。図12にお
いて、125はデジタル放送受信機を製造するメーカー
で、サービス事業体122はデジタル放送受信機の内蔵
チューナーの選局をサービス事業体122が提供するサ
ービスを常に受信できる状態に設定または、内蔵のHD
D等の蓄積デバイスにサービス事業体102が提供する
サービスを常に蓄積できるよう設定して製造し、サービ
ス事業体122に納入するよう委託する(図中の)。
【0126】それを受託したメーカー125は、デジタ
ル放送受信機の内蔵チューナーの選局をサービス事業体
122が提供するサービスを常に受信できる状態にプリ
セットまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービ
ス事業体122が提供するサービスを常に蓄積できるよ
うプリセットして、デジタル放送受信機をサービス事業
体122に納入する(図中の)。
【0127】サービス事業体122は納入されたデジタ
ル放送受信機を視聴契約を結んだユーザー121にリー
スする(図中の)。サービス事業体122は、ユーザ
ー121のデジタル放送受信機に対し送るEMMセクシ
ョンを、内蔵チューナーの選局をサービス事業体122
が提供するサービスを常に受信できる状態に設定保持す
るまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービス事
業体122が提供するサービスを常に蓄積できるよう設
定保持することを指示する前記選局固定設定データを含
めて送信するようEMM送出事業体123に委託し(図
中の)、提供するサービスデータと重畳して前記選局
固定データを含めたEMMセクションを送信する(図中
の)。
【0128】ユーザー121のデジタル放送受信機は前
記EMMセクションを受信して前記選局固定設定データ
に応じて、内蔵チューナーの選局をサービス事業体12
2が提供するサービスを常に受信できる状態に設定保持
するまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバイスにサービス
事業体122が提供するサービスを常に蓄積できるよう
設定保持する。
【0129】ユーザー121がサービス事業体122の
提供するサービスをデジタル放送受信機で視聴した後、
デジタル放送受信機は内蔵チューナーの選局をサービス
事業体122が提供するサービスを常に受信できる状態
に設定して視聴したまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバ
イスにサービス事業体122が提供するサービスを常に
蓄積できるよう設定して蓄積し視聴したという選局固定
データを、視聴情報に含めて視聴情報収集センター12
4に送信する(図中の)。
【0130】視聴情報収集センター124は、収集した
選局固定データの内容含めて視聴情報をサービス事業体
122に提出する(図中の)。サービス事業体122
は、入手した視聴情報を分析しユーザー121がデジタ
ル放送受信機の内蔵チューナーの選局をサービス事業体
122が提供するサービスを常に受信できる状態に設定
して視聴したまたは、内蔵のHDD等の蓄積デバイスに
サービス事業体122が提供するサービスを常に蓄積で
きるよう設定して蓄積し視聴したことを確認し、ユーザ
ー121がそのようにして視聴したサービスの視聴料金
やリース料金を割り引く(図中の)。
【0131】なお、サービス事業体122は、提供する
サービスを常に受信できる状態に設定しまたは内蔵のH
DD等の蓄積デバイスに提供するサービスを常に蓄積で
きるよう設定しメーカー125からサービス事業体12
2に納入されたデジタル放送受信機を使用することを前
提にユーザー121と視聴契約を結ぶ条件で、ユーザー
121の視聴料金やリース料金を割り引く場合も有りう
る。
【0132】その場合はデジタル放送受信機が視聴情報
に選局固定データを含めて送出しない場合もあり得る。
【0133】このように事業体は提供するサービスデー
タと重畳して前記選局固定データを含めたEMMセクシ
ョンを送信することができるので、事業体は提供するサ
ービスを常に受信できる状態にチューナーの選局を設定
するためのデータ、HDD等の蓄積デバイスに常に蓄積
できる状態に設定するためのデータを重畳してサービス
データの提供が困難という問題と事業体は提供したサー
ビスをユーザーが常に受信できる状態にチューナーの選
局を設定して視聴したかどうかまたはHDD等の蓄積デ
バイスに常に蓄積できるよう設定して視聴したかどうか
という視聴情報を入手してその結果に応じて課金する事
が困難という問題は解決されている。
【0134】なお、上述した実施の形態において、デジ
タル放送は通信衛星を利用する放送である必要は無く、
光ファイバや同軸ケーブルを利用する有線放送、あるい
は無線放送であって良い。また、本発明におけるデジタ
ル放送は、上述した実施の形態におけるようなテレビジ
ョン放送やデータ放送である必要は無く、パソコンゲー
ムソフトやカラオケなどのソフトウェアやコンテンツの
放送であって良い。
【0135】(実施の形態8)以下本発明の実施の形態
8について、図面を参照しながら説明する。構成につい
ては、実施の形態4と同じである。ただ、実施の形態4
の構成の説明におけるEEPROMA86の選局制御デ
ータ領域には、リモコン82の操作に応じて選局を固定
しているかどうか、それぞれのチューナーの状態を示す
内容のデータが書き込まれている。
【0136】また、HDD80の蓄積固定データ領域に
は、HDD80に蓄積するサービスの選択を、リモコン
82の操作に応じて固定しているかどうかの状態を示す
内容のデータが書き込まれている。EEPROMB88
の選局固定データ領域には、選局を固定したチューナー
で視聴したかどうかを示すデータが実施の形態4と同様
の制御で書き込まれている。
【0137】本実施の形態8のマイコン85によるチュ
ーナー81と807の制御を図17を用いて説明する。
ユーザーがリモコン81を用いて、チューナー選局を特
定の事業体の提供するサービスの放送局に固定するよう
操作すると、マイコン85はユーザーの選局固定操作を
認識する(STEP1)。次にEEPROMA86の全
選局制御データをリードする(STEP2)。
【0138】リードしたデータを解析し選局固定されて
いないかどうかを判別する(STEP3)。チューナー
81が選局固定されていない場合は、チューナー81に
対応するEEPROMA66の選局データ領域のデータ
を、ユーザーが操作し指示した事業体の放送を受信する
チューナーの選局データに更新するとともに、EEPR
OMA86の選局制御データを、ユーザーの選局操作に
応じず選局データ領域のデータの示す選局を行う事を示
すデータに更新する(STEP4)。
【0139】この場合リモコン82のボタンとその事業
体の提供するサービスの放送局、サービスID等の情報
のテーブルを用意しておく事で可能である。その後ユー
ザーが電源オフなどの操作をしてリセット後(STEP
5)、マイコン85はEEPROMA86の選局データ
領域の全データをリードし、それぞれのチューナーにそ
の内容に応じた選局の制御を行う(STEP6)。
【0140】その後選局固定されているチューナー81
の受信するデジタル放送の内、ユーザーがリモコン82
を用いて操作し指示した事業体のデータ放送サービス
を、フィルタリングするようマイコン85はサービスI
Dを設定する。デコーダ83は前記事業体のデータ放送
サービスフィルタリングし、メモリー84上に展開し、
順次HDD80に蓄積する(STEP7)。
【0141】ユーザーがリモコンで選局操作を行った場
合(STEP8)、マイコン85はEEPROMA86
の選局制御データ領域の全データをリードしユーザーの
選局操作に応じて選局を行う事を示すデータに対応する
チューナー807を使用してユーザーの選局操作に応じ
た選局を制御し対応するEEPROMA86の選局デー
タ領域のデータも対応させて更新する(STEP9)。
【0142】次に本実施の形態8におけるマイコン85
によるEEPROMB88の選局固定データ領域書き込
み、視聴情報送信およびHDD80の蓄積固定データ書
き込み制御について図18を用いて説明する。サービス
をHDD80に蓄積した時、マイコン85は受信してい
るチューナーに対応する選局制御データ領域のデータを
リードし、選局制御が固定されているかどうかを判別す
る(STEP1)。
【0143】選局制御が固定されている場合は、HDD
80の蓄積固定データ領域に選局制御が固定されている
チューナーで蓄積した事を示すデータを、そのサービス
の蓄積するデータと関連付けて書き込む。そうでない場
合は選局制御が固定されていないチューナーで蓄積した
事を示すデータを、そのサービスの蓄積するデータと関
連付けて書き込む(STEP2)。
【0144】その関連付けは蓄積したサービスの蓄積す
るデータを記憶している領域のアドレスと関連付けたア
ドレスに書き込む事や、蓄積するサービスを記憶する順
番に合わせる事などで容易に実現できる。その後ユーザ
ーが蓄積されているサービスを視聴した時(STEP
3)、マイコン85は、視聴している蓄積されたサービ
スに対応する蓄積固定データ領域のデータをリードし、
選局制御が固定されている状態で蓄積されたかどうかを
判別する(STEP4)。
【0145】選局制御が固定されていた場合は、EEP
ROMB88の選局固定データ領域に選局制御が固定さ
れているチューナーで視聴した事を示すデータを、その
サービスの視聴情報と関連付けて書き込む。そうでない
場合は選局制御が固定されていないチューナーで視聴し
た事を示すデータを、そのサービスの視聴情報と関連付
けて書き込む(STEP5)。
【0146】その関連付けは視聴したサービスの視聴情
報を記憶している領域のアドレスと関連付けたアドレス
に書き込む事や、サービスの視聴情報を記憶する順番に
合わせる事などで容易に実現できる。その視聴情報と選
局固定データは前記EMMセクション内に示されている
前述した強制発呼情報に応じてマイコン85の制御でモ
デム89から視聴情報収集センターに送信される(ST
EP6)。
【0147】なお、本発明においてチューナー3個以上
備えそれぞれに対応する選局データ領域と選局制御デー
タ領域を備えて、それぞれのチューナーに異なる選局制
御をしても良い。
【0148】また、複数のチューナーの内、予め選局固
定する順番を決めておくのも良い。また、複数のチュー
ナーの内、予め選局固定するチューナーを決めておい
て、選局固定設定データを受信後、全てのチューナーの
選局制御データを参照せず予め決められている固定する
チューナーの選局データと選局制御データを更新するよ
うに制御しても良い。
【0149】その場合、ユーザーの選局操作に対しても
全てのチューナーの選局制御データを参照せず予め決め
られている固定するチューナー以外のチューナーを使用
するように制御しても良い。また、選局固定データ領域
はICカードの外部に用意してモデム49の送信時に視
聴情報に関連付けても良い。
【0150】また、ユーザーが選局固定操作を決定する
時や選局固定解除を設定する時に特定の事業体やメーカ
ーの発行するパスワードなども入力させてもよい。ま
た、ユーザーが選局固定操作を決定する事前に事業体よ
り選局固定操作をする画面データを入手しても良い。
【0151】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に対応す
る第一の発明は、サービス事業体がデジタル放送を用い
て提供するサービスを常に受信できる状態にチューナー
の選局を設定する事は困難であるという問題を解決でき
るデジタル放送受信機を提供する事ができる。
【0152】請求項2に対応する第二の発明は、サービ
ス事業体がデジタル放送を用いて提供するサービスを常
に受信できる状態にチューナーの選局を設定し保持する
事は困難という問題を解決できるデジタル放送受信機を
提供する事ができる。
【0153】請求項3に対応する第三の発明は、事業体
が提供したサービスをユーザーが常に受信できる状態に
チューナーの選局を設定して視聴したかどうかという視
聴情報を送信する事が困難という問題を解決できるデジ
タル放送受信機を提供する事ができる。
【0154】請求項4に対応する第四の発明は、請求項
1記載の発明の効果に加えサービス事業体がデジタル放
送を用いて提供するサービスをHDD等の蓄積デバイス
に常に蓄積できるよう設定するデジタル放送受信機を実
現する事は困難であるという問題を解決できるデジタル
放送受信機を提供する事ができる。
【0155】請求項5に対応する第五の発明は、請求項
2記載の発明の効果に加えサービス事業体がデジタル放
送を用いて提供するサービスをHDD等の蓄積デバイス
に常に蓄積できるよう設定し保持するデジタル放送受信
機を実現する事は困難であるという問題を解決できるデ
ジタル放送受信機を提供する事ができる。
【0156】請求項6に対応する第六の発明は、事業体
は提供したサービスをユーザーがHDD等の蓄積デバイ
スに常に蓄積できるよう設定して視聴したかどうかとい
う視聴情報を入手してその結果に応じて課金する事が困
難という問題を解決できるデジタル放送受信機を提供す
る事ができる。
【0157】請求項7に対応する第七の発明は、請求項
3記載の発明の効果に加え請求項6記載の発明の効果を
提供できるデジタル放送受信機を提供する事ができる。
【0158】請求項8に対応する第八の発明は、サービ
ス事業体が提供するデジタル放送サービスを、常に受信
できる状態にチューナーの選局を設定するためのデータ
を含んで送信されるEMMセクションまたはEMMメッ
セージセクションを受信してチューナーの選局設定する
デジタル放送受信機を実現できないという問題を解決で
きるデジタル放送受信機を提供する事ができる。
【0159】請求項9に対応する第九の発明は、サービ
ス事業体が提供するデジタル放送サービスを、HDD等
の蓄積デバイスに常に蓄積できる状態に設定するための
データを含んで送信されるEMMセクションまたはEM
Mメッセージセクションを受信して蓄積デバイスに蓄積
するデジタル放送を設定するデジタル放送受信機を実現
できないという問題を解決できるデジタル放送受信機を
提供する事ができる。
【0160】請求項10に対応する第十の発明は、事業
体は提供するサービスを常に受信できる状態にチューナ
ーの選局を設定するためのデータ、HDD等の蓄積デバ
イスに常に蓄積できる状態に設定するためのデータを重
畳してサービスデータの提供が困難という問題を解決で
きるデータ提供方法を提供する事ができる。
【0161】請求項11に対応する第十一の発明は、事
業体は提供する広告を常に受信できる状態にチューナー
の選局を設定するためのデータ、HDD等の蓄積デバイ
スに常に蓄積できる状態に設定するためのデータを重畳
して広告の提供が困難という問題を解決できるデータ提
供方法を提供する事ができる。
【0162】請求項12に対応する第十二の発明は、事
業体は提供したサービスをユーザーが常に受信できる状
態にチューナーの選局を設定して視聴したかどうかまた
はHDD等の蓄積デバイスに常に蓄積できるよう設定し
て視聴したかどうかという視聴情報を入手してその結果
に応じて課金を調整する事が困難という問題を解決でき
る課金方法を提供する事ができる。
【0163】請求項13に対応する第十三の発明は、メ
ーカーは将来にデジタル放送を使用して設定事業体の変
更を可能とする特定の事業体が提供するサービスを常に
受信できる状態にチューナーの選局を設定したまたはH
DD等の蓄積デバイスに常に蓄積できるよう設定したデ
ジタル放送受信機を販売する事が困難という問題を解決
できる販売方法を提供する事ができる。
【0164】請求項14に対応する第十四の発明は、サ
ービス事業体がデジタル放送を用いて提供するサービス
を常に受信できる状態にチューナーの選局を設定する事
は困難であるという問題を解決できるデジタル放送受信
機を提供する事ができる。請求項15に対応する第十五
の発明は、事業体が提供したサービスをユーザーが常に
受信できる状態にチューナーの選局を設定して視聴した
かどうかという視聴情報を送信する事が困難という問題
を解決できるデジタル放送受信機を提供する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデジタル放送受
信機のブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるEMMセクション
の構成図
【図3】本発明の実施の形態1における選局制御を説明
するフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2におけるデジタル放送受
信機のブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における視聴情報送信制
御を説明するフローチャート
【図6】本発明の実施の形態3におけるデジタル放送受
信機のブロック図
【図7】本発明の実施の形態3における選局制御を説明
するフローチャート
【図8】本発明の実施の形態4におけるデジタル放送受
信機のブロック図
【図9】本発明の実施の形態4における選局制御と視聴
情報送信制御を説明するフローチャート
【図10】本発明の実施の形態5におけるデータ提供方
法と課金方法の概念図
【図11】本発明の実施の形態6におけるデータ提供方
法と課金方法と販売方法の概念図
【図12】本発明の実施の形態7におけるデータ提供方
法と課金方法の概念図
【図13】従来のデジタル放送受信機のブロック図
【図14】従来のEMMセクションの構成図
【図15】従来の選局制御を説明するフローチャート
【図16】従来のデータ提供方法と課金方法の概念図
【図17】本発明の実施の形態8における選局制御を説
明するフローチャート
【図18】本発明の実施の形態8における視聴情報送信
制御を説明するフローチャート
【符号の説明】
1 チューナー 2 リモコン 3 デコーダー 4 メモリー 5 マイコン 6 EEPROMA 41 チューナー 42 リモコン 43 デコーダー 44 メモリー 45 マイコン 46 EEPROMA 47 ICカード 48 EEPROMB 49 モデム 61 チューナー 62 リモコン 63 デコーダー 64 メモリー 65 マイコン 66 EEPROMA 67 チューナー 80 HDD 81 チューナー 82 リモコン 83 デコーダー 84 メモリー 85 マイコン 86 EEPROMA 87 ICカード 88 EEPROMB 89 モデム 807 チューナー 101 ユーザー 102 サービス事業体 103 EMM送出事業者 104 視聴情報収集センター 111 ユーザー 112 サービス事業体 113 EMM送出事業者 114 視聴情報収集センター 115 メーカー 121 ユーザー 122 サービス事業体 123 EMM送出事業者 124 視聴情報収集センター 125 メーカー 130 HDD 131 チューナー 132 リモコン 133 デコーダー 134 メモリー 135 マイコン 136 EEPROMA 137 ICカード 138 EEPROMB 139 モデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04N 7/16 C Fターム(参考) 5C025 AA23 BA27 BA30 DA01 DA05 5C052 AA01 AB03 AB04 DD04 DD10 EE08 5C064 BB01 BC01 BC06 BC22 BC25 BD03 5K061 AA03 AA09 AA13 BB06 BB10 BB17 CC21 JJ06 JJ07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送を受信し選局を行う少なく
    とも一つの選局手段と、放送局あるいは通信会社から送
    信される受信契約情報を受信後その内容に応じて前記選
    局手段の選局を制御する選局制御手段とを備えたことを
    特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】 デジタル放送を受信し選局を行う少なく
    とも一つの選局手段と、前記選局手段がリセット後に選
    局する局を示すデータを記憶する不揮発性の選局記憶手
    段と、ユーザーの選局操作に応じて前記選局手段の選局
    を制御し前記選局記憶手段の内容を更新するユーザー選
    局制御手段と、前記ユーザー選局制御手段による前記選
    局手段の選局および前記選局記憶手段の内容を更新する
    制御を有効にするかどうかを示すデータを記憶する不揮
    発性の選局管理記憶手段と、放送局あるいは通信会社か
    ら送信される受信契約情報を受信後その内容に応じて前
    記選局手段の選局をするとともに前記選局記憶手段の内
    容および前記選局管理記憶手段の内容を更新する選局制
    御手段とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信
    機。
  3. 【請求項3】 ユーザーの選局操作に応じず前記受信契
    約情報の内容に応じて特定の放送局を受信するよう固定
    されている前記選局手段で受信したかどうかを示すデー
    タを記憶する選局固定情報記憶手段を有し、前記選局制
    御手段は更に前記選局固定情報記憶手段の内容を視聴履
    歴情報とともに視聴履歴情報収集センターに送信するよ
    う制御する事を特徴とする請求項2記載のデジタル放送
    受信機。
  4. 【請求項4】 デジタル放送を蓄積する不揮発性のデジ
    タル放送蓄積手段を有し、前記選局制御手段は更に放送
    局あるいは通信会社から送信される受信契約情報を受信
    後その内容に応じた前記選局手段の制御により前記デジ
    タル放送蓄積手段に蓄積するデジタル放送の選局を制御
    することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信
    機。
  5. 【請求項5】 デジタル放送を蓄積する不揮発性のデジ
    タル放送蓄積手段を有し、前記選局制御手段は更に放送
    局あるいは通信会社から送信される受信契約情報を受信
    後その内容に応じた前記選局手段の制御により前記デジ
    タル放送蓄積手段に蓄積するデジタル放送の選局を制御
    することを特徴とする請求項2記載のデジタル放送受信
    機。
  6. 【請求項6】 前記デジタル放送蓄積手段に蓄積したデ
    ジタル放送サービスがユーザーの選択操作に応じず前記
    受信契約情報の内容に応じて特定の放送局あるいは通信
    会社のデジタル放送を蓄積するよう固定されている状態
    で蓄積されたかどうかの状態を示すデータを記憶する蓄
    積固定情報記憶手段を有し、前記選局制御手段は更に前
    記蓄積固定情報記憶手段の内容を視聴履歴情報とともに
    視聴履歴情報収集センターに送信するよう制御する事を
    特徴とする請求項5記載のデジタル放送受信機。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のデジタル放送受信機およ
    び請求項6記載のデジタル放送受信機を備えたデジタル
    放送受信機。
  8. 【請求項8】 前記受信契約情報は前記選局手段の選局
    を制御するようデジタル放送受信機に指示するためのデ
    ータを含めて送信されるEMMセクションまたはEMM
    メッセージセクションである請求項1記載または請求項
    2記載のデジタル放送受信機。
  9. 【請求項9】 前記受信契約情報は前記デジタル放送蓄
    積手段に蓄積するデジタル放送の選局を制御するための
    データを含めて送信されるEMMセクションまたはEM
    Mメッセージセクションである請求項4記載または請求
    項5記載のデジタル放送受信機。
  10. 【請求項10】 事業体はデジタル放送受信機に対し提
    供するサービスを受信する状態で前記選局手段の選局を
    固定するよう指示するためのデータまたは提供するサー
    ビスを前記デジタル放送蓄積手段に蓄積するよう指示す
    るためのデータを含めた前記受信契約情報とサービスの
    データを重畳して提供するデータ提供方法。
  11. 【請求項11】 事業体はデジタル放送受信機に対し提
    供する広告を受信する状態で前記選局手段の選局を固定
    するよう指示するためのデータまたは提供する広告を前
    記デジタル放送蓄積手段に蓄積するよう指示するための
    データを含めた前記受信契約情報と広告のデータを重畳
    して提供する広告提供方法。
  12. 【請求項12】 事業体は提供するサービスを受信する
    よう固定している前記選局手段を用いてユーザーが視聴
    したかどうかをまたは提供するサービスを蓄積するよう
    固定している前記選局手段を用いた状態で前記デジタル
    放送蓄積手段に蓄積してユーザーが視聴したかどうかを
    デジタル放送受信機が送信する前記選局固定情報記憶手
    段のデータと前記視聴履歴情報により判別しそれに応じ
    て課金額を調整する課金方法。
  13. 【請求項13】 メーカーはデジタル放送受信機の前記
    選局記憶手段の内容を所定の事業体のサービスを受信す
    る内容のデータでプリセットするとともに前記選局管理
    記憶手段の内容を前記ユーザー選局制御手段の制御を無
    効にする内容のデータでプリセットし前記所定の事業体
    のサービスを受信する状態で少なくとも一つの前記選局
    手段を固定し前記事業体のサービスを前記デジタル放送
    蓄積手段に蓄積するよう固定してデジタル放送受信機を
    販売する販売方法。
  14. 【請求項14】 デジタル放送を受信し選局を行う少な
    くとも一つの選局手段と、前記選局手段がリセット後に
    選局する局を示すデータを記憶する不揮発性の選局記憶
    手段と、ユーザーの選局操作に応じて前記選局手段の選
    局を制御し前記選局記憶手段の内容を更新するユーザー
    選局制御手段と、前記ユーザー選局制御手段による前記
    選局手段の選局および前記選局記憶手段の内容を更新す
    る制御を有効にするかどうかを設定する設定手段と、前
    記設定を記憶する不揮発性の選局管理記憶手段とを備え
    たことを特徴とするデジタル放送受信機。
  15. 【請求項15】 ユーザーの選局操作に応じず特定の放
    送局を受信するよう固定されている前記選局手段で受信
    したかどうかを示すデータを記憶する選局固定情報記憶
    手段を有し、前記選局制御手段は更に前記選局固定情報
    記憶手段の内容を視聴履歴情報とともに視聴履歴情報収
    集センターに送信するよう制御する事を特徴とするデジ
    タル放送受信機。
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