JP2002165133A - Cmosイメージセンサ - Google Patents

Cmosイメージセンサ

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JP2002165133A JP2000359098A JP2000359098A JP2002165133A JP 2002165133 A JP2002165133 A JP 2002165133A JP 2000359098 A JP2000359098 A JP 2000359098A JP 2000359098 A JP2000359098 A JP 2000359098A JP 2002165133 A JP2002165133 A JP 2002165133A
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正紀 舟木
Takeshi Shimizu
健 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトダイオードで蓄積された電荷を信号と
して出力するアンプの信号出力レベルを低下させない画
素回路構成を有するCMOSイメージセンサを提供す
る。 【解決手段】 選択スイッチ7Aの一端をアンプ用トラ
ンジスタ4Aのゲートに接続し、且つ他端を接地電位に
接続してあり、画素10Aから画素信号を出力しないと
きには、前記ゲートを接地電位にして前記アンプ用トラ
ンジスタ4Aを動作させず、前記画素10Aから前記画
素信号を出力するときは、前記ゲートを前記電位出力信
号の電位にして前記アンプ用トランジスタ4Aを動作さ
せることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCMOSイメージセ
ンサに係り、特に画素の出力レベルを増加させるのに好
適な画素の回路構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体の光電変換素子すなわち半導体の光
イメージセンサとしては、大きく分けてCCD方式とC
MOSセンサ方式の2種類のイメージセンサがある。両
イメージセンサの違いは、入射光を電荷に変換するフォ
トダイオードの電荷に関する情報を画素外部ヘ伝達する
方式の違いにある。
【0003】CCD方式イメージセンサ(以下、単にC
CDともいう)は、発生した電荷を直接CCDにより転
送するのに対し、CMOSセンサ方式イメージセンサ
(以下、単にCMOSセンサまたはCMOSイメージセ
ンサともいう)は、発生した電荷によって規定される電
位の情報を、アンプ用トランジスタを通して外部に伝送
する。
【0004】また、CCDは、電源電圧が通常のCMO
S−LSIより高い、2層ポリシリコン配線を用いるな
どといった理由により、通常のCMOS−LSIと半導
体素子構造が異なるので、CCD専用の半導体集積回路
の製造工程(プロセス)によって製造されるのに対し、
CMOSセンサは、光電変換部及び駆動部は、通常のC
MOS−LSIプロセスとほとんど同じ工程によって製
造することができるので、CMOS−LSI用の製造ラ
インをそのまま使えること、同一基板上に光電変換部と
駆動部を混在して作製することができるので、小型化さ
れたイメージセンサを低コストで製造できるというメリ
ットがある。
【0005】また、CMOSセンサにはCCDに比べて
固定パターン雑音が大きいという問題があることが知ら
れている。固定パターン雑音は主にアンプ用トランジス
タのしきい値電圧のバラツキによるものであり、ノイズ
キャンセラが必要である。また、CCDは電荷転送を行
うのに、複数の電源を必要とするが、CMOSセンサは
単一電源でよくしかも低電圧でよいので低消費電力であ
る。また、CCDは現在広く実用に供されているが、C
MOSセンサは以上の特徴により実用化のために、種々
特性の向上が図られている。
【0006】以下、添付図面を参照して、従来例のCM
OSイメージセンサを具体的に説明する。図1は、従来
例のCMOSイメージセンサの基本構成を示すブロック
図である。図2は、従来例のCMOSイメージセンサに
おける画素の構成を示すブロック図である。
【0007】図1には、表示の簡便さのために2行2列
分の画素構成を有するCMOSイメージセンサ1が表示
されている。従って、実際には、例えばエリアセンサに
おいては、縦横にそれぞれ所定数の画素が配列されてお
り(すなわち、画素の所定数の行と列が形成されてい
る)、また、例えばラインセンサにおいては、所定数の
画素が1行、あるいは1列だけ配列されている。
【0008】なお、各図中において、G,D,Sは、ト
ランジスタ(MOSFETより構成される)のゲート電
極(以下、単にゲートともいう)、ドレイン電極(以
下,単にドレインともいう)、ソース電極(以下,単に
ソースともいう)をそれぞれ表す。
【0009】図2に示すように、各画素10は、フォト
ダイオード2、転送トランジスタ6、アンプ用トランジ
スタ(以下、単にアンプともいう)4、行選択トランジ
スタ5及びリセットトランジスタ3より構成されてい
る。
【0010】フォトダイオード2のP型領域Pは接地さ
れており、フォトダイオード2のN型領域Nは、転送ト
ランジスタ6のソースに接続されている。転送トランジ
スタ6のゲートは端子fを介して転送信号出力線28に
接続されており、転送トランジスタ6のドレインはリセ
ットトランジスタ3のソース及びアンプ4のゲートに接
続されている。リセットトランジスタ3のドレインは、
アンプ4のドレイン及び図示しない基準電圧電源に接続
されており、所定の電圧Vddが供給されている。リセ
ットトランジスタ3のゲートは端子cを介してリセット
信号出力線27に接続されている。
【0011】行選択トランジスタ5のドレインはアンプ
4のソースに、行選択トランジスタ5のソースは端子g
を介して列信号出力線20に、及び行選択トランジスタ
5のゲートは端子eを介して行信号出力線26に、それ
ぞれ接続されている。
【0012】各画素10を駆動し、各画素10(の素
子)からの出力信号を取り出し、図示しない信号処理回
路に出力するために、垂直シフトレジスタ25、負荷ト
ランジスタ22、ノイズキャンセラ11、信号読み出し
用トランジスタ14及び水平シフトレジスタ13が配置
されている。垂直シフトレジスタ25には、所定行数の
行信号出力線26、リセット信号出力線27及び転送信
号出力線28が接続されている。
【0013】各画素列毎に負荷トランジスタ22が配置
されている。図示しない基準電圧電源に接続され、所定
の基準電圧が供給されている基準電圧供給線23に、負
荷トランジスタ22のドレインが接続されている。負荷
トランジスタ22のゲートは、負荷トランジスタ駆動線
24に接続されている。負荷トランジスタ22のソース
は列信号出力線20に接続されている。列信号出力線2
0は、各画素列毎に配置されており、各画素10の行選
択トランジスタ5のソース及びノイズキャンセラ11に
接続されている。
【0014】信号読出し用トランジスタ14のソースま
たはドレインはノイズキャンセラ11に、ソースは信号
出力線12に、ゲートは水平シフトレジスタ13に、そ
れぞれ接続されてスイッチを構成している。
【0015】次に、最も一般的な転送トランジスタを有
するCMOSイメージセンサの画素10の基本動作につ
いて説明する。最初に,この画素の読出しが行われてい
ない状態とする。端子f、端子c、端子eは全てLow
(以下、単にLともいう)の状態になっている。この画
素の読出し操作がはじまると、まず、垂直シフトレジス
タ25より、ある行のリセット信号出力線27を通して
リセットトランジスタ3のゲートに、Highの電圧V
dd(以下,単にHともいう)が印加され、これにより
リセットトランジスタ3がオンする。
【0016】ここで、リセットトランジスタ3のしきい
値電圧をVthrstとすると、リセットトランジスタ
3のドレインとゲートには基準電圧Vddが印加されて
いるので、アンプ4のゲート(端子bに相当する)の電
位が、Vp(=(ゲート電位Vg−Vthrst)であ
り、Vg=Vddのときである)となる。
【0017】次に、リセット信号出力線27に印加され
た電圧がローレベル(以下,単にLともいう)に切り替
わり、リセットトランジスタ3がオフになる。次に、垂
直シフトレジスタ25より、この行の行信号出力線26
を通して行選択トランジスタ5のゲートに、Hが印加さ
れ、これにより行選択トランジスタ5がオンする。これ
により、アンプ4のソースフォロア回路が作動し、アン
プ4のしきい値電圧をVthampとすると、(Vp−
Vthamp)の電圧値が端子gを介して列信号出力線
20に出力され、ノイズキャンセラ11はこの値を記憶
する。
【0018】次に、垂直シフトレジスタ25より、この
行の転送信号出力線28を通して転送トランジスタ6の
ゲートに、Hが印加され、これにより転送トランジスタ
6をオンする。
【0019】フォトダイオード2には光が照射されてお
り、光電効果により光の量に比例した電子ホール対が発
生する。ホールはグランドの方へ逃げていき、電子がフ
ォトダイオード7のN型領域Nに蓄積されている。転送
トランジスタ6がオンとなるので、フォトダイオード2
の電荷がアンプ4のゲートに転送されて、ゲートの電位
が電荷量に対応してVsigだけ低下する。この結果、
フォトダイオード2には電荷がなくなり、リセットさ
れ、転送トランジスタ6はオフになる。
【0020】一方、行選択トランジスタ5がオンになっ
ているので、アンプ5のゲートの電位は取出され、(V
p−Vsig−Vthamp)が端子gを介して列信号
出力線20に出力され、ノイズキャンセラ11に入力さ
れる。ノイズキャンセラ11は、先に、アンプ4のゲー
トをリセットした時に記憶している値(Vp−Vtha
mp)から、(Vp−Vsig−Vthamp)を差し
引いて、フォトダイオード2の出力Vsigを画素の出
力信号として取りだす。次に、行選択トランジスタ5を
オフにする。
【0021】この一連の動作を順次他の画素について
も、垂直シフトレジスタ25により上の行から下の行に
亘って、水平シフトレジスタ13により右列から左列に
亘って行い、信号出力線12より画素の出力信号を取り
だし、これを一巡してまたこの画素10の順になると、
リセットトランジスタ3のオンから,上述の動作を繰り
返す。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画素
の回路構成によると、画素の信号が出力されるアンプの
ソースと、行選択トランジスタのドレイン及びソースが
直列につながっている。この結果、行選択トランジスタ
はオン抵抗という抵抗分があるので、アンプの出力を低
下させるように作用する。出力信号レベルが低下する
と、後の信号処理に不利となり、これを改善するには回
路の負担が大きくなるという課題があった。
【0023】そこで、本発明は上記課題を解決し、CM
OSイメージセンサにおいて、フォトダイオードで蓄積
された電荷を信号として出力するアンプの信号出力レベ
ルを低下させない画素回路構成を有するCMOSイメー
ジセンサを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、第1の発明は、光電変換により電荷を生
成して蓄積するフォトダイオードと、ゲートに入力した
前記電荷を増幅して電位出力信号として出力するアンプ
用トランジスタと、前記フォトダイオードから前記電荷
を前記アンプ用トランジスタのゲートに転送する転送ト
ランジスタと、前記アンプ用トランジスタを選択的に動
作させる選択スイッチとを有し、前記電位出力信号を画
素信号として出力する画素を、ライン状またはアレイ状
に複数個配列したCMOSイメージセンサにおいて、前
記選択スイッチの一端を前記アンプ用トランジスタの前
記ゲートに接続し、且つ他端を接地電位に接続してあ
り、前記画素から前記画素信号を出力しないときには、
前記ゲートを接地電位にして前記アンプ用トランジスタ
を動作させず、前記画素から前記画素信号を出力すると
きは、前記ゲートを前記電位出力信号の電位にして前記
アンプ用トランジスタを動作させることを特徴とするC
MOSイメージセンサである。
【0025】また、第2の発明は、第1の発明のCMO
Sイメージセンサにおいて、前記転送トランジスタと前
記アンプ用トランジスタの前記ゲートとの間に、容量か
らなり一時的に前記電荷を蓄積する蓄積部と、前記電荷
を前記ゲートに転送する第2の転送トランジスタとを設
けたことを特徴とするものである。
【0026】また、第3の発明は、第1の発明のCMO
Sイメージセンサにおいて、前記転送トランジスタと前
記アンプ用トランジスタの前記ゲートとの間に、前記転
送トランジスタに隣接し、直下の領域のポテンシャルを
制御することにより、前記領域に前記電荷を蓄積するM
OSゲートと、前記MOSゲートに隣接し、前記電荷を
前記ゲートに転送する第2の転送トランジスタとを設け
たことを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。
なお、説明の簡便のため、従来例における構成要素と同
一のものについては,同一の参照符号をつけその説明を
省略している。また、各図において、記号G,D,Sは
対応するトランジスタ(MOSFET)のゲート,ドレ
イン,ソースをそれぞれ表す。
【0028】<第1実施例>図3は、本発明のCMOS
イメージセンサの第1実施例を示す基本構成ブロック図
である。図4は、本発明のCMOSイメージセンサの第
1実施例における画素の構成を示すブロック図である。
【0029】図3に示すように、第1実施例のCMOS
イメージセンサ1Aは、従来例のCMOSイメージセン
サ1において、垂直シフトレジスタ25に代えて垂直シ
フトレジスタ25Aとし、画素10に代えて画素10A
とし、画素10に接続されるリセット信号出力線27、
転送信号出力線28及び行信号出力線26に代えて、画
素10Aに接続されるリセット信号線27A,転送信号
出力線28A及びアンプオフ信号出力線29Aとした以
外は、従来例のCMOSイメージセンサ1と同様に構成
されている。
【0030】図4に示すように、各画素10Aは、フォ
トダイオード2A、転送トランジスタ6A、アンプ4
A、アンプオフ用トランジスタ7A及びリセットトラン
ジスタ3Aより構成されている。
【0031】フォトダイオード2AのP型領域Pは接地
されており、フォトダイオード2AのN型領域Nは、転
送トランジスタ6Aのソースに接続されている。転送ト
ランジスタ6Aのゲートは端子fAを介して転送信号出
力線28Aに接続されており、転送トランジスタ6Aの
ドレインはリセットトランジスタ3Aのソース、アンプ
4Aのゲート及びアンプオフ用トランジスタ7Aのドレ
インに端子bAを介して接続されている。リセットトラ
ンジスタ3Aのドレインは、端子dAを介してアンプ4
Aのドレイン及び図示しない基準電圧電源に接続されて
おり、所定の電圧Vddが供給されている。リセットト
ランジスタ3Aのゲートは端子cAを介してリセット信
号出力線27Aに接続されている。
【0032】アンプ4Aのソースは端子gAを介して列
信号出力線20に接続されている。アンプオフ用トラン
ジスタ7Aのゲートは、端子hAを介してアンプオフ信
号出力線29Aに接続され、アンプオフ用トランジスタ
7Aのソースは接地されている。
【0033】各画素10Aを駆動し、各画素10A(の
素子)からの出力信号を取り出し、図示しない信号処理
回路に出力するために、垂直シフトレジスタ25A、負
荷トランジスタ22、ノイズキャンセラ11、信号読み
出し用トランジスタ14及び水平シフトレジスタ13が
配置されている。垂直シフトレジスタ25Aには、所定
行数のアンプオフ信号出力線29A、リセット信号出力
線27A及び転送信号出力線28Aが接続されている。
【0034】各画素列毎に負荷トランジスタ22が配置
されている。ここで、図示しない基準電圧電源に接続さ
れ、所定の基準電圧が供給されている基準電圧供給線2
3に、負荷トランジスタ22のドレインが接続されてい
る。負荷トランジスタ22のゲートは、負荷トランジス
タ駆動線24に接続されている。負荷トランジスタ22
のソースは列信号出力線20に接続されている。列信号
出力線20は、各画素列毎に配置されており、各画素1
0Aのアンプ4Aのソース及びノイズキャンセラ11に
接続されている。
【0035】信号読出し用トランジスタ14のソースま
たはドレインはノイズキャンセラ11に、ソースは信号
出力線12に、ゲートは水平シフトレジスタ13に、そ
れぞれ接続されてスイッチを構成している。
【0036】次に、画素10Aの動作を説明する。初期
状態として,端子fA,端子cAはLow(以下,単に
Lともいう)に、端子hAはHigh(以下,単にHと
もいう)になっているものとする。この状態では、端子
bAはグランド電位に固定されてアンプ4Aはオフで、
端子gAへの出力はない。
【0037】この画素の読出し動作がはじまると、ま
ず,端子hAがLになる。するとアンプオフ用トランジ
スタ7Aがオフになり、端子bAが電気的に浮いた状態
になる。次に、垂直シフトレジスタ25Aより、リセッ
ト信号出力線27Aを通してリセットトランジスタ3A
のゲートに、Highの電圧Vdd(以下、単にHとも
いう)であるリセット信号が印加され、リセットトラン
ジスタ3Aがオンする。ここでリセットトランジスタ3
Aのしきい値電圧をVthrstとすると、アンプ4A
のゲート電位(すなわち端子bAの電位)は、Vp(=
(ゲート電位Vg−Vthrst)であり、Vg=Vd
dのときである)にリセットされる。
【0038】アンプ4Aのゲート電位をリセット後、リ
セット信号出力線27AをLow(以下,単にLともい
う)にし、リセットトランジスタ3Aをオフにする。こ
こで、アンプ4Aのソースフォロア回路が作動するか
ら、アンプ4Aのしきい値電圧をVthampとする
と、端子gAを介して列信号出力線20に(Vp−Vt
hamp)の値が出力され、ノイズキャンセラ11はこ
の値を記憶する。
【0039】次に、垂直シフトレジスタ25Aより転送
信号出力線28Aを通して転送トランジスタ6Aのゲー
トにHが印加され、転送トランジスタ6Aがオンする。
光の照射されているフォトダイオード2Aには、光電効
果によって発生した電子が電荷としてN型領域に蓄積さ
れているが、この電荷がアンプ4Aのゲート電極(すな
わち端子bAに接続する)に転送されて、アンプ4Aの
ゲートの電位が、電荷に相当ずる電圧Vsigだけ下が
る。すなわち、(Vp−Vsig)となる。 電荷が転
送されて、フォトダイオード2Aには電荷が無くなり、
リセットされる。
【0040】一方、アンプ4Aのソースフォロア回路が
作動しているから、アンプ4Aから端子gAを介して列
信号出力線20に、(Vp−Vsig−Vthamp)
の値が出力され、ノイズキャンセラ11はこの値と、最
初に記憶した値(Vp−Vthamp)との差を取り、
信号成分Vsigを取りだし、画素10Aの出力として
出力する。
【0041】次に、垂直シフトレジスタ25Aより、ア
ンプオフ信号出力線29Aを通して、アンプオフ用トラ
ンジスタ7AのゲートにHが印加され、アンプオフ用ト
ランジスタがオンする。すると、アンプオフ用トランジ
スタ7Aのソースは接地されているので、アンプ4Aの
ゲートは接地電位となり、アンプ4Aはオフとなる。こ
の状態が初期状態となる。
【0042】この状態で、上述した、画素の一連の動作
を順次他の画素についても、垂直シフトレジスタ25A
により上の行から下の行に亘って、水平シフトレジスタ
13により右列から左列に亘って行い、信号出力線12
より画素の出力信号を取りだす。これが一巡すると、再
び読出し操作を繰り返す。
【0043】本第1実施例においては、アンプ4Aか
ら、直接列信号出力線20に出力信号が出力されるの
で、画素内での信号出力レベルの低下を引き起こさず、
トランジスタの配置を変えるだけの簡単な構成によって
高い信号出力を得ることができる。
【0044】<第2実施例>図5は、本発明のCMOS
イメージセンサの第2実施例を示す基本構成ブロック図
である。図6は、本発明のCMOSイメージセンサの第
2実施例における画素の構成を示すブロック図である。
【0045】第2実施例のCMOSイメージセンサ1B
は、第1実施例のCMOSイメージセンサ1Aにおい
て、画素10Aに代えて画素10Bとし、垂直シフトレ
ジスタ25Aに代えて垂直シフトレジスタ25Bとし、
垂直シフトレジスタ25Aから画素10Aに接続するリ
セット信号出力線27A、転送信号出力線28A及びア
ンプオフ信号出力線29Aに代えて、垂直シフトレジス
タ25Bから画素10Bに接続するリセット信号出力線
27B、第1転送信号出力線28B1,第2転送信号出
力線28B2及びアンプオフ信号出力線29Bとした以
外はCMOSイメージセンサ1Aと同様にして得たもの
である。これによって、CMOSイメージセンサ1B
は、全ての画素の時間情報がそろったフレームシャッタ
ー機能を有するものである。
【0046】図6に示すように、各画素10Bは、フォ
トダイオード2B、第1転送トランジスタ6B1、第2
転送トランジスタ6B2、蓄積容量9B、アンプ4B、
アンプオフ用トランジスタ7B及びリセットトランジス
タ3Bより構成されている。ここで、蓄積容量9Bは拡
散層やMOSFETのゲート電極を用いて構成する。
【0047】フォトダイオード2BのP型領域Pは接地
されており、フォトダイオード2BのN型領域Nは、第
1転送トランジスタ6B1のソースに接続されている。
第1転送トランジスタ6B1のゲートは端子fB1を介
して第1転送信号出力線28B1に接続されており、第
1転送トランジスタ6B1のドレインは端子jBを介し
て第2転送トランジスタ6B2のソースおよび蓄積容量
9Bの一端に接続している。蓄積容量9Bの他端は接地
されている。
【0048】第2転送トランジスタ6B2のゲートは端
子fB2を介して第2転送信号出力線28B2に接続さ
れており、第2転送トランジスタ6B2のドレインは端
子bBを介して、リセットトランジスタ3Bのソース、
アンプ4Bのゲート及びアンプオフ用トランジスタ7B
のドレインに接続している。リセットトランジスタ3B
のドレインは端子dBを介してアンプ4Bのドレイン及
び図示しない基準電圧電源に接続されており、所定の電
圧Vddが供給されている。リセットトランジスタ3B
のゲートは端子cBを介してリセット信号出力線27B
に接続されている。
【0049】アンプ4Bのソースは端子gBを介して列
信号出力線20に接続されている。アンプオフ用トラン
ジスタ7Bのゲートは端子hBを介してアンプオフ信号
出力線29Bに接続され、アンプオフ用トランジスタ7
Bのソースは接地されている。
【0050】次に、画素10Bの動作を説明する。初期
状態として、端子fB1,端子fB2、端子cBはLo
w(以下,単にLともいう)になっており、一方、端子
hBはHigh(以下,単にHともいう)になって、端
子bBはグランドに固定されていて、アンプ4Bはオフ
になっているとする。
【0051】はじめに、CMOSイメージセンサ1Bの
全ての第1転送信号出力線28B1をHにして、全画素
10Bの第1転送トランジスタ6B1をオンにする。各
画素10Bのフォトダイオード2BのN型領域に光電変
換により蓄積された電荷が蓄積容量9Bにそれぞれ転送
され、各フォトダイオード2Bの電荷が無くなリ、フォ
トダイオード2Bはリセットされる。次に、第1転送信
号出力線28B1の全てをLにし、全画素10Bの第1
転送トランジスタ6B1をオフにする。
【0052】次に、各画素10Bの蓄積容量9Bに蓄積
されている電荷を、各画素について順次読み出してい
く。まず、端子hBをLにしてアンプオフ用トランジス
タ7Bをオフにする。この結果、端子bBは電気的に浮
いた状態になる。その後、リセット信号線27BをHに
して、しきい値電圧がVthrstであるリセットトラ
ンジスタ3Bをオンにする。リセットトランジスタ3B
のドレインには電源電圧Vddが印加されているので、
アンプ4Bのゲート電極電位Vpが(Vdd−Vthr
st)にリセットされる。
【0053】アンプ4Bのゲートをリセット後、リセッ
ト信号線27BをLにして、リセットトランジスタ3B
をオフにする。アンプ4Bのソースフォロア回路が作動
し、アンプ4Bのしきい値電圧はVthampであるの
で、端子gBを介して列信号出力線20に、(Vp−V
thamp)の値が出力される。ノイズキャンセラ11
はこの値を記憶する。
【0054】次に、第2転送信号出力線28B2をHに
して、第2転送トランジスタ6B2をオンにすると蓄積
容量9Bの電荷がアンプ4Bのゲート電極に転送され
る。蓄積容量9Bの電荷は無くなリ、蓄積容量9Bはリ
セットされる。
【0055】次に、第2転送信号出力線28B2をLに
して、第2転送トランジスタ6B2をオフにする。アン
プ4Bのゲート電極の端子bBの電位が、転送された電
荷に対応する電圧Vsig分だけ低下する。アンプ4B
のソースフォロア回路が作動して、端子gBを介して列
信号出力線20に、(Vp−Vsig−Vthamp)
の値を出力する。ノイズキャンセラ11はこの値と、先
に記憶した(Vp−Vthamp)の値の差をとり、信
号成分Vsigを取り出す。Vsigは画素10Bの出
力信号として、水平シフトレジスタ13により、信号出
力線12に出力される。
【0056】次に、アンプオフ信号出力線29BをHに
して、ソースが接地されているアンプオフ用トランジス
タ7Bをオンにする。アンプ4Bのゲート電極の端子b
Bがグランドとなり、アンプ4Bがオフになる。初期状
態に戻る。
【0057】この状態で、上述した、画素の一連の動作
を順次他の画素についても、垂直シフトレジスタ25B
により上の行から下の行に亘って、水平シフトレジスタ
13により右列から左列に亘って行い、信号出力線12
より画素信号出力を取りだす。これが一巡すると、全画
素の電荷一括転送から繰り返す。
【0058】本第2実施例においては、全画素同時に蓄
積容量に一旦電荷を蓄積し、それを画素毎に順次読み出
せるので、全画素で時間情報のそろったフレームシャッ
ター機能を有するとともに、アンプ4Bから、直接列信
号出力線20に画素信号を出力できるので、画素内での
信号出力レベルの低下を引き起こさず、トランジスタの
配置を変えるだけの簡単な構成によって高い信号出力を
得ることができる。
【0059】<第3実施例>図7は、本発明のCMOS
イメージセンサの第3実施例を示す基本構成ブロック図
である。図8は、本発明のCMOSイメージセンサの第
3実施例における画素の構成を示すブロック図であリ、
(a)は画素を、(b)は蓄積部の概念図をそれぞれ示
す。
【0060】第3実施例のCMOSイメージセンサ1C
は、第1実施例のCMOSイメージセンサ1Aにおい
て、画素10Aに代えて画素10Cとし、垂直シフトレ
ジスタ25Aに代えて垂直シフトレジスタ25Cとし、
垂直シフトレジスタ25Aから画素10Aに接続するリ
セット信号出力線27A、転送信号出力線28A及びア
ンプオフ信号出力線29Aに代えて、垂直シフトレジス
タ25Cから画素10Cに接続するリセット信号出力線
27C、第1転送信号出力線28C1,第2転送信号出
力線28C2、第3転送信号出力線28C3及びアンプ
オフ信号出力線29Cとした以外はCMOSイメージセ
ンサ1Aと同様にして得たものである。これによって、
第2実施例と同様、全画素で時間情報がそろったフレー
ムシャッター機能を有するものである。
【0061】図8の(a)に示すように、各画素10C
は、フォトダイオード2C、第1転送トランジスタ6C
1、第2転送トランジスタ6C2、蓄積部Mccd、ア
ンプ4C、アンプオフ用トランジスタ7C及びリセット
トランジスタ3Cより構成されている。
【0062】ここで、蓄積部Mccdは、CCD転送の
ようにMOSゲート直下の基板中にポテンシャル井戸を
設けて、電荷を蓄積するように構成されており、蓄積部
Mccdのゲート電極で直下の基板のポテンシャルを制
御するようになっている。図8の(b)には、蓄積部M
ccdに電荷を蓄積したときのポテンシャルの様子を示
してある。ここでは、左右の壁になっているポテンシャ
ルの高さを、対応する第1及び第2転送トランジスタ6
C1、6C2のゲートの電位を変えることによって、ポ
テンシャル井戸の中への電荷の出し入れを行う。
【0063】第1転送トランジスタ6C1はソース領域
としてフォトダイオード2CのN型領域Nを,及び第2
転送トランジスタ6C2は端子bC側にドレイン領域を
持つ以外は、特にドレイン及びソースに対応する拡散領
域を有しておらず、ゲートだけから構成されており、ゲ
ートの電位を変えることによって、ゲート直下の領域
(以下,単にゲート領域ともいう)のポテンシャルを変
更するスイッチ機能を有するものである。
【0064】まず、画素10Cの構成を説明する。フォ
トダイオード2CのP型領域Pは接地されており、フォ
トダイオード2CのN型領域Nは、第1転送トランジス
タ6C1のソース領域となっている。第1転送トランジ
スタ6C1のゲートは端子fC1を介して第1転送信号
出力線28C1に、第2転送トランジスタ6C2のゲー
トは端子fC2を介して第2転送信号出力線28C2
に、蓄積部Mccdのゲートは端子fC3を介して第3
転送信号出力線28C3に,それぞれ接続している。
【0065】蓄積部Mccdは一方が第1転送トランジ
スタ6C1のゲート領域に隣接し、他方が第2転送トラ
ンジスタ6C2のゲート領域に隣接している。
【0066】端子bCは、リセットトランジスタ3Cの
ソース、アンプ4Cのゲート、アンプオフ用トランジス
タ7Cのドレイン及び第2転送トランジスタ6C2のド
レインに接続している。リセットトランジスタ3Cのド
レインは端子dCを介してアンプ4Cのドレイン及び図
示しない基準電圧電源に接続されており、所定の電圧V
ddが供給されている。リセットトランジスタ3Cのゲ
ートは端子cCを介してリセット信号出力線27Cに接
続されている。
【0067】アンプ4Cのソースは端子gCを介して列
信号出力線20に接続されている。アンプオフ用トラン
ジスタ7Cのゲートは端子hCを介してアンプオフ信号
出力線29Cに接続され、アンプオフ用トランジスタ7
Cのソースは接地されている。
【0068】次に、画素10Cの動作を説明する。初期
状態としては端子fC1,端子fC3、端子fC2,端
子cCにはLow(以下,単にLともいう)が入力さ
れ,端子hCにはHigh(以下,単にHともいう)が
入力されているとする。アンプオフ用トランジスタ7C
は,オンしているので,端子bCはグランド電位になっ
ており、アンプ4Cはオフになっており,画素10C外
への出力はない。
【0069】はじめに、CMOSイメージセンサ1Cの
全ての第1及び第3転送信号出力線28C1、28C3
をHにして、全画素10Cの第1転送トランジスタ6C
1及び蓄積部Mccdをオンにする。各画素10Cのフ
ォトダイオード2CのN型領域に光電変換により蓄積さ
れた電荷が蓄積部Mccdにそれぞれ転送され、各フォ
トダイオード2Cの電荷が無くなリ、フォトダイオード
2Cはリセットされる。次に、第1転送信号出力線28
C1の全てをLにし、全画素10Cの第1転送トランジ
スタ6C1をオフにし、蓄積部Mccdに電荷を保持す
る。
【0070】次に、各画素10Cの蓄積部Mccdに蓄
積されている電荷を、各画素10Cについて順次読み出
していく。まず、端子hCをLにして、アンプオフ用ト
ランジスタ7Cをオフにする。端子bCは電気的に浮い
た状態になる。その後、リセット信号線27CをHにし
て、しきい値電圧がVthrstであるリセットトラン
ジスタ3Cをオンにする。リセットトランジスタ3Cの
ドレインには電源電圧Vddが印加されているので、ア
ンプ4Cのゲート電極電位Vpが(Vdd−Vthrs
t)にリセットされる。
【0071】アンプ4Cのゲートをリセット後、リセッ
ト信号線27CをLにして、リセットトランジスタ3C
をオフにする。アンプ4Cのソースフォロア回路が作動
し、アンプ4Cのしきい値電圧はVthampであるの
で、端子gCBを介して列信号出力線20に、(Vp−
Vthamp)の値が出力される。ノイズキャンセラ1
1はこの値を記憶する。
【0072】次に、第2転送信号出力線28C2をHに
して、第2転送トランジスタ6C2をオンにし、第3転
送信号出力線28C3をLにして、蓄積部Mccdをオ
フにすると、蓄積部Mccdに蓄積されている電荷がア
ンプ4Cのゲート電極に転送され、蓄積部Mccdの電
荷は無くなる。次に、第2転送信号出力線28C2をL
にして、第2転送トランジスタ6C2をオフにする。
【0073】アンプ4Cのゲート電極の電位が、転送さ
れた電荷に対応する電圧Vsig分だけ低下する。アン
プ4Cのソースフォロア回路が作動して、端子gCを介
して列信号出力線20に、(Vp−Vsig−Vtha
mp)の値を出力する。ノイズキャンセラ11はこの値
と、先に記憶した(Vp−Vthamp)の値の差をと
り、信号成分Vsigを取り出す。Vsigは画素10
Cの出力信号として、水平シフトレジスタ13により、
信号出力線12に出力される。
【0074】次に、アンプオフ信号出力線29CをHに
して、ソースが接地されているアンプオフ用トランジス
タ7Cをオンにする。アンプ4Cのゲート電極の端子b
Cがグランドとなり、アンプ4Cがオフになる。これ
で,初期状態に戻る。
【0075】この状態で、上述した、画素の一連の動作
を順次他の画素についても、垂直シフトレジスタ25C
により上の行から下の行に亘って、水平シフトレジスタ
13により右列から左列に亘って行い、信号出力線12
より画素の出力信号として取りだす。これが一巡する
と、フォトダイオード電荷の全画素一括転送から繰り返
す。
【0076】本第3実施例においては、全画素で同時に
蓄積部に一旦電荷を蓄積し、それを画素毎に順次読み出
せるので、全画素で時間情報がそろったフレームシャッ
ター機能を有するとともに、アンプから、直接列信号出
力線に画素信号を出力できるので、画素内での信号出力
レベルの低下を引き起こさず、トランジスタの配置を変
えるだけの簡単な構成によって高い信号出力を得ること
ができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明のCMOSイ
メージセンサにおいて、請求項1記載によれば、選択ス
イッチの一端をアンプ用トランジスタのゲートに接続
し、且つ他端を接地電位に接続してあり、画素から画素
信号を出力しないときには、前記ゲートを接地電位にし
て前記アンプ用トランジスタを動作させず、前記画素か
ら前記画素信号を出力するときは、前記ゲートを前記電
位出力信号の電位にして前記アンプ用トランジスタを動
作させることにより、フォトダイオードで蓄積された電
荷を信号として出力するアンプの信号出力レベルを低下
させない画素回路構成を有するCMOSイメージセンサ
を提供することができるという効果がある。
【0078】また,請求項2記載によれば、前記転送ト
ランジスタと前記アンプ用トランジスタの前記ゲートと
の間に、容量からなり一時的に前記電荷を蓄積する蓄積
部と、前記電荷を前記ゲートに転送する第2の転送トラ
ンジスタとを設けたことにより、請求項1に記載のCM
OSイメージセンサと同様の効果に加えて、フレームシ
ャッター機能を有するCMOSイメージセンサを提供す
ることができるという効果がある。
【0079】また、請求項3記載によれば、前記転送ト
ランジスタと前記アンプ用トランジスタの前記ゲートと
の間に、前記転送トランジスタに隣接し、直下の領域の
ポテンシャルを制御することにより、前記領域に前記電
荷を蓄積するMOSゲートと、前記MOSゲートに隣接
し、前記電荷を前記ゲートに転送する第2の転送トラン
ジスタとを設けたことにより、請求項1に記載のCMO
Sイメージセンサと同様の効果に加えて、フレームシャ
ッター機能を有するCMOSイメージセンサを提供する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のCMOSイメージセンサの基本構成を
示すブロック図である。
【図2】従来例のCMOSイメージセンサにおける画素
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のCMOSイメージセンサの第1実施例
を示す基本構成ブロック図である。
【図4】本発明のCMOSイメージセンサの第1実施例
における画素の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明のCMOSイメージセンサの第2実施例
を示す基本構成ブロック図である。
【図6】本発明のCMOSイメージセンサの第2実施例
における画素の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明のCMOSイメージセンサの第3実施例
を示す基本構成ブロック図である。
【図8】本発明のCMOSイメージセンサの第3実施例
における画素の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C…CMOSイメージセンサ、2,
2A,2B,2C…フォトダイオード、3,3A,3
B,3C…リセットトランジスタ、4,4A,4B,4
C…アンプ(アンプ用トランジスタ)、5…行選択トラ
ンジスタ、6,6A…転送トランジスタ、6B1,6C
1…第1転送トランジスタ、6B2,6C2…第2転送
トランジスタ、7A,7B,7C…アンプオフ用トラン
ジスタ、9B…蓄積容量、10,10A,10B,10
C…画素、11…ノイズキャンセラ、12…信号出力
線、13…水平シフトレジスタ、14…信号読出し用ト
ランジスタ、20…列信号出力線、22…負荷トランジ
スタ、23…基準電圧供給線、24…負荷トランジスタ
駆動線、25,25A,25B,25C…垂直シフトレ
ジスタ、26…行信号出力線、27,27A,27B,
27C…リセット信号出力線、28,28A…転送信号
出力線、28B1,28C1…第1転送信号出力線、2
8B2,28C2…第2転送信号出力線、29A,29
B,29C…アンプオフ信号出力線、Mccd…蓄積
部。
フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA01 AA10 AB01 BA14 CA02 DD08 DD09 FA06 FA33 FA34 FA40 5C024 CX03 GX03 GY35 GY38 GZ32 JX21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換により電荷を生成して蓄積するフ
    ォトダイオードと、ゲートに入力した前記電荷を増幅し
    て電位出力信号として出力するアンプ用トランジスタ
    と、前記フォトダイオードから前記電荷を前記アンプ用
    トランジスタのゲートに転送する転送トランジスタと、
    前記アンプ用トランジスタを選択的に動作させる選択ス
    イッチとを有し、前記電位出力信号を画素信号として出
    力する画素を、ライン状またはアレイ状に複数個配列し
    たCMOSイメージセンサにおいて、 前記選択スイッチの一端を前記アンプ用トランジスタの
    前記ゲートに接続し、且つ他端を接地電位に接続してあ
    り、前記画素から前記画素信号を出力しないときには、
    前記ゲートを接地電位にして前記アンプ用トランジスタ
    を動作させず、前記画素から前記画素信号を出力すると
    きは、前記ゲートを前記電位出力信号の電位にして前記
    アンプ用トランジスタを動作させることを特徴とするC
    MOSイメージセンサ。
  2. 【請求項2】前記転送トランジスタと前記アンプ用トラ
    ンジスタの前記ゲートとの間に、容量からなり一時的に
    前記電荷を蓄積する蓄積部と、前記電荷を前記ゲートに
    転送する第2の転送トランジスタとを設けたことを特徴
    とする請求項1に記載のCMOSイメージセンサ。
  3. 【請求項3】前記転送トランジスタと前記アンプ用トラ
    ンジスタの前記ゲートとの間に、前記転送トランジスタ
    に隣接し、直下の領域のポテンシャルを制御することに
    より、前記領域に前記電荷を蓄積するMOSゲートと、
    前記MOSゲートに隣接し、前記電荷を前記ゲートに転
    送する第2の転送トランジスタとを設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のCMOSイメージセンサ。
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