JP2002164629A - 配線基板、その製造方法、表示装置および電子機器 - Google Patents

配線基板、その製造方法、表示装置および電子機器

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JP2002164629A JP2001212083A JP2001212083A JP2002164629A JP 2002164629 A JP2002164629 A JP 2002164629A JP 2001212083 A JP2001212083 A JP 2001212083A JP 2001212083 A JP2001212083 A JP 2001212083A JP 2002164629 A JP2002164629 A JP 2002164629A
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弘樹 加藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 配線基板の軽量化を図る。 【解決手段】 複数の電極を備えた集積回路が実装され
る実装領域14を有し、集積回路と接続されるべき複数
の基材側配線12が形成された配線基板1において、実
装領域14内の所定の点から略放射状に延び、2以上の
接地される基材側配線12に至る形状の導体パターン1
3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板およびそ
の製造方法、表示装置ならびに電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機に代表される携帯型の
電子機器が急速に普及しつつある。通常、これらの電子
機器には、各種のICチップが実装された配線基板(プ
リント基板)が搭載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる携帯
型の電子機器において、その軽量化への要求は極めて厳
しい。そして、かかる要求に応えるための様々な技術が
電子機器の各種の構成要素に関して提案されている。配
線基板もその例外ではなく、厳しい軽量化の要求に応え
得る技術の開発が検討されている。その一方で、電子機
器の高性能化の要求も著しいものがあり、高い性能を損
なうことなく軽量化を実現し得る技術の開発が強く望ま
れているといえる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、軽量化を図ることが可能な配線基板およびそ
の製造方法、ならびに当該配線基板を用いた表示装置お
よび電子機器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る配線基板は、複数の端子を備えた集積
回路が実装される実装領域を有する基材と、前記基材に
形成され、前記集積回路の複数の端子に接続される複数
の配線と、前記基材の前記実装領域に形成され、前記複
数の配線に接続される導体パターンとを備え、前記導体
パターンは、所定電位に保持され、前記複数の配線に向
かって略放射状に延びる形状を有することを特徴として
いる。
【0006】この配線基板によれば、接地される複数の
配線を相互接続するための導体パターンが、実装領域内
において放射状に延びる形状となっている。したがっ
て、実装領域の大部分を覆う形状の導体パターン(いわ
ゆる「ベタパターン」)を形成した場合と比較して、導
体パターンを少ない材料で形成することができ、これに
より配線基板の軽量化を図ることができる。
【0007】また、上記導体パターンは所定の電位に保
持されるため、集積回路から発生する電気的ノイズや、
外部から届く電気的ノイズを減衰させることができる。
したがって、かかる電気的ノイズが電子機器の各構成要
素に及ぼし得る影響を低減できるという効果も得られ
る。
【0008】また、実装領域の大部分を覆う導体パター
ンを形成した場合には、この導体パターンと配線との距
離が短くなるため、本来接地されるべきでない配線と導
体パターンとが電気的に短絡しやすいという問題が生じ
得る。これに対し、本発明に係る配線基板の導体パター
ンは、所定の点を中心として、接地される配線のみに対
して放射状に延びる形状となっている。したがって、接
地すべきでない配線と導体パターンとの間に、これらの
短絡を防止するのに十分な距離を確保することができ
る。
【0009】かかる観点に立つと、前記導体パターン
は、前記実装領域内の所定の点から略放射状に延びる形
状を採った場合には、この所定の点を、前記実装領域内
の中央近傍に位置するものとすることが望ましい。こう
すれば、例えば略四角形の実装領域の外延に沿って上記
複数の配線が配列する構成を採った場合に、接地すべき
でないすべての配線と、導体パターンとの間に十分な距
離を確保することができるから、これらの短絡をより確
実に防止することができる。また、実装領域を略長方形
状とした場合、前記複数の配線は、前記実装領域の一辺
を横切るように形成された1以上の配線と、当該一辺に
隣接する他の一辺を横切るように形成された1以上の配
線とを含む構成としてもよい。
【0010】さらに、前記基材の実装領域には、導電性
粒子が分散された異方性導電膜を介して前記集積回路が
実装されることが望ましい。こうすれば、集積回路を基
材に接合すると同時に、当該集積回路の端子と基材上の
配線とを一括して接続することができるから、製造工程
の簡易化や製造コストの低減を図ることができる。
【0011】さらに、異方性導電膜を用いて集積回路を
実装した場合には、前記実装領域のうち前記導体パター
ンが形成された領域の面積を、当該領域以外の領域の面
積よりも小さくすることが望ましい。こうすれば、実装
領域のうち導体パターンが形成されていない領域、すな
わち基材の表面が露出している領域を比較的広く確保す
ることができるため、以下に示す効果を得ることができ
る。すなわち、例えばポリイミドからなる基材の面上
に、金メッキが施された銅薄膜からなる導体パターンを
形成した場合、異方性導電膜に対する接着強度は、導体
パターンの表面よりも基材の表面の方が高いのが通常で
ある。したがって、略放射状の導体パターンを採用し、
実装領域中の基材が露出する部分を広く確保することに
よって、基材と集積回路との接着強度を向上させること
ができる。
【0012】さらに、前記基材として水分を透過させる
薄板状の部材を用いれば、異方性導電膜などに含まれる
水分を、基材を透過して外部に逃がすことができるとい
う効果が得られる。ここで、実装領域のうち基材の表面
が露出する面積を広く確保すれば、水分を透過させ得る
領域をより広くすることができるから、かかる効果は一
層顕著に現れる。
【0013】また、前記基材として可撓性を有するもの
を用いることも望ましい。こうすれば、例えば当該配線
基板を表示パネルに用いた場合に、配線基板を表示パネ
ルの背面側に折り曲げるといった構成を採ることがで
き、電子機器の小型化が図られる。また、本発明に係る
配線基板は、集積回路が実装される実装領域を有する基
材と、前記基材の前記実装領域に形成され、接地される
導体パターンとを備え、前記導体パターンは実装領域内
の所定の点から略放射状に延びる形状を有する構成とし
てもよい。
【0014】また、上記課題を解決するため、本発明
は、相互に対向する第1電極および第2電極に挟まれた
電気光学物質を有する表示パネルを備えた表示装置にお
いて、前記表示パネルに接合される基材と、前記基材に
実装され、複数の端子を備えた集積回路と、前記基材に
形成され、前記集積回路の複数の端子に接続される複数
の配線と、前記基材のうち前記集積回路が実装される実
装領域に形成され、前記複数の配線に接続される導体パ
ターンとを備え、前記導体パターンは、所定電位に保持
され、前記複数の配線に向かって略放射状に延びる形状
を有することを特徴とする。
【0015】なお、前記表示パネルとしては、電気光学
物質として液晶を含む液晶パネルを用いてもよいし、あ
るいは、電気光学物質としてEL(Electro-Luminescen
ce)発光層を用いたELパネルを用いてもよい。また、
基材に実装されるべき集積回路としては、第1電極また
は第2電極の少なくとも一方に印加されるべき電圧を生
成するための回路を備えるものを採用することができ
る。さらに、本発明は、上述した表示装置を表示部とし
て用いた電子機器という態様によっても実施可能であ
る。
【0016】上記課題を解決するため、本発明は、基材
に集積回路が実装され、前記基材に形成された複数の配
線と前記集積回路の複数の端子とが接続された配線基板
の製造方法において、前記基材のうち前記集積回路が実
装される実装領域に、前記複数の配線に向かって放射状
に延びる形状の導体パターンを形成する工程と、前記実
装領域に前記集積回路を実装する工程とを有することを
特徴としている。この方法により得られた配線基板によ
れば、上述した配線基板について示したのと同様の各種
効果を得ることができる。
【0017】なお、この製造方法を用いる場合、前記集
積回路の実装の際に、導電性粒子が分散された接着剤を
介して、当該集積回路を前記基材に接合することが望ま
しい。より具体的には、集積回路と基材との間に前記接
着剤を介在させた状態で、集積回路を基材側に押圧する
ことが望ましい。こうすれば、集積回路を基材上に接合
すると同時に、集積回路の端子と基材上の配線とを一括
して導通させることができるから、製造工程の簡略化や
製造コストの低減を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発
明の一態様を示すものであり、この発明を限定するもの
ではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。な
お、以下に示す各図においては、各層や各部材を図面上
で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材ご
とに縮尺を異ならせてある。
【0019】<A:第1実施形態>まず、本発明をパッ
シブマトリクス方式の反射型液晶装置に適用した第1実
施形態について説明する。図1はこの液晶装置の外観を
示す斜視図であり、図2は図1中のA−A’線からみた
断面の一部を示す図である。これらの図に示すように、
液晶装置100は、液晶パネル3とフレキシブル配線基
板1とを有する。なお、実際の液晶装置においては、フ
レキシブル配線基板1が液晶パネル3の背面側に折り曲
げられることとなるが、図1および図2においては、説
明の便宜上、フレキシブル配線基板1が折り曲げられる
前の状態が示されている。
【0020】これらの図に示されるように、液晶パネル
3は、相互に対向する第1基板31および第2基板32
がシール材33を介して貼り合わされ、両基板の間に例
えばTN(Twisted Nematic)型などの液晶34が封入
された構成となっている。
【0021】第1基板31および第2基板32は、ガラ
スや石英、プラスチックなどの光透過性を有する板状部
材である。このうち観察側に位置する第1基板31の内
側(液晶34側)表面には、X軸方向に延在する複数の
コモン(走査)電極311が形成されている。各コモン
電極311は、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明
導電材料によって形成された帯状の電極である。ただ
し、図1においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、
コモン電極311および後述するセグメント電極325
が、単なる直線として図示されている。また、これらの
コモン電極311が形成された第1基板31の表面は、
配向膜312によって覆われている。この配向膜312
はポリイミドなどからなる有機薄膜であり、電圧が印加
されていないときの液晶34の配向方向を規定するため
のラビング処理が施されている。なお、実際には、第1
基板31の外側(液晶34とは反対側)表面に、入射光
を偏光させるための偏光板や、干渉色を補償するための
位相差板等が適宜貼着されるが、本発明の内容とは直接
の関係がないため、その図示および説明を省略する。
【0022】一方、第2基板32の内側表面には反射層
321が形成されている。この反射層321は、液晶パ
ネル3に対して観察側から入射した光(太陽光や室内照
明光など)を反射させるための層である。反射層321
は、例えばアルミニウムや銀などの光反射性を有する金
属、またはこれらの金属を主成分として含む合金によっ
て形成される。ここで、図2に示されるように、第2基
板32の内側表面のうち反射層321によって覆われる
領域は、多数の微細な突起および窪みが形成された粗面
となっている。このため、反射層321の表面は、第2
基板32表面の突起および窪みを反映した粗面となる。
この結果、観察側からの入射光は、反射層321の表面
において適度に散乱した状態で反射するから、反射層3
21表面における鏡面反射を回避して広い視野角が実現
される。
【0023】さらに、反射層321の面上には、カラー
フィルタ322、遮光層323、オーバーコート層32
4、複数のセグメント電極325および配向膜326が
形成されている。オーバーコート層324は、カラーフ
ィルタ322および遮光層323によって形成される段
差を平坦化するための樹脂層である。セグメント電極3
25は、このオーバーコート層324の表面に形成され
た帯状の電極であり、コモン電極311の延在方向と直
交する方向(すなわち図1に示すY軸方向)に延在す
る。これらのセグメント電極325は、コモン電極31
1と同様にITOなどの透明導電材料によって形成され
る。かかる構成の下、液晶34は、コモン電極311と
セグメント電極325との間に印加された電圧に応じて
その配向方向が変化する。換言すると、コモン電極31
1とセグメント電極325とが交差する領域がサブ画素
として機能するのである。カラーフィルタ322は、各
サブ画素に対応して設けられた樹脂層であり、染料や顔
料によってR(赤色)、G(緑色)またはB(青色)の
うちのいずれかの色に着色されている。そして、R、G
およびBのカラーフィルタ322に対応する3つのサブ
画素によって、表示画像の画素(ドット)が構成され
る。一方、遮光層323は、各サブ画素の間隙部分に対
応して格子状に形成され、各サブ画素同士の隙間を遮光
する。本実施形態における遮光層323は、R、Gおよ
びBの3色分のカラーフィルタ322が積層されたもの
である。
【0024】また、図1に示すように、第2基板32
は、Y軸の正方向において第1基板31の縁辺から張り
出した領域(すなわち、第1基板31と対向しない領域
である。以下、この領域を「縁辺領域」と表記する)3
2aを有する。各セグメント電極325は、シール材3
3によって囲まれた領域から縁辺領域32aに至るよう
に延在して形成されるとともに、この縁辺領域32aに
COG(Chip On Glass)実装された駆動用ICチップ
41の出力端子に接続されている。すなわち、図2に示
されるように、セグメント電極325のうち縁辺領域3
2aに至った端部と、駆動用ICチップ41の出力端子
411とが、異方性導電膜43中の導電性粒子431を
介して電気的に接続されるのである。さらに、縁辺領域
32aには、駆動用ICチップ41が実装された領域か
ら第2基板32の縁辺に至る複数のパネル端子327が
形成されている。各パネル端子327は、図2に示され
るように、異方性導電膜43中の導電性粒子431を介
して駆動用ICチップ41の入力端子412に接続され
ている。
【0025】他方、図1に示されるように、第1基板3
1は、X軸の正方向において第2基板32の縁辺から張
り出した縁辺領域31aを有する。各コモン電極311
は、シール材33によって囲まれた領域から縁辺領域3
1aに至るように延在するとともに、この縁辺領域31
aにCOG実装された駆動用ICチップ42の出力端子
に接続されている。さらに、縁辺領域31aには、駆動
用ICチップ42の入力端子に接続された複数のパネル
端子313が形成されている。
【0026】次に、フレキシブル配線基板1の構成を説
明する。図1および図2に示されるように、このフレキ
シブル配線基板1は基材11を有する。この基材11
は、例えばポリイミドやポリエチレンテレフタレート、
ポリエステルなどによって形成された薄板(フィルム)
状の部材であり、可撓性を有する。図1に示されるよう
に、基材11のうち周縁近傍の一部分は、第2基板32
の縁辺領域32aに接合される。一方、基材11のう
ち、第1基板31の縁辺領域31aに向かって突出した
部分11aの端部近傍は、当該縁辺領域31aに接合さ
れる。
【0027】また、基材11の両表面には各種の配線が
形成されている。これらの配線は、例えば、基材11上
にスパッタリングなどによって形成された銅薄膜をフォ
トリソグラフィやエッチングなどによってパターニング
し、さらにその表面に金メッキを施したものである。
【0028】これらの配線のうち図1に示す配線16
は、その一端が、基材11のうち縁辺領域32aに接合
されるべき領域に位置する。図2に示されるように、こ
の配線16は、基材11と第2基板32とが異方性導電
膜44を介して接合された状態で、当該異方性導電膜4
4に分散された導電性粒子441を介して、縁辺領域3
2a上のパネル端子327と電気的に接続される。一
方、図1に示す配線17は、その一端が、基材11のう
ち突出した部分11aの端部近傍に位置するものであ
る。この配線17も、上記配線16と同様に、突出部分
11aの端部と第1基板31の縁辺領域31aとが異方
性導電膜を介して接合された状態で、当該縁辺領域31
a上のパネル端子313と電気的に接続される。また、
基材11のうち液晶パネル3に接合される縁辺とは反対
側の縁辺近傍には、外部接続端子18が形成されてい
る。これらの外部接続端子18は、当該液晶装置100
に対して表示画像に関する指示を与える外部機器に接続
される端子である。
【0029】さらに、基材11の表面にはICチップ2
が実装されている。このICチップ2は、コモン電極3
11やセグメント電極325に印加されるべき電圧を生
成するための回路(昇圧回路など)を備えている。すな
わち、上記駆動用ICチップ41は、コモン電極311
に対して、フレキシブル配線基板1を介して供給される
信号に応じた電圧を供給する。同様に、駆動用ICチッ
プ42は、セグメント電極325に対して、フレキシブ
ル配線基板1を介して供給される信号に応じた電圧を供
給する。なお、基材11上には、ICチップ2のほかに
も、チップコンデンサや抵抗といった各種の電子部品が
実装されるが、これらの図示は省略されている。
【0030】ここで、図3は、基材11のうちICチッ
プ2が実装される領域およびその近傍の構成を模式的に
示す平面図であり、図4は、図3におけるB−B’線視
断面図である。ただし、図3においては、図面が煩雑に
なるのを防ぐため、基材11上に実装されるべきICチ
ップ2の外形が一点鎖線で示されている。また、以下で
は、基材11のうちICチップ2が実装されるべき領
域、すなわち図3における一点鎖線で囲まれた領域を
「実装領域14」と表記する。
【0031】これらの図に示されるように、基材11の
うち実装領域14の近傍には、複数の基材側配線12お
よび導体パターン13が形成されている。各基材側配線
12は、実装領域14の外部から当該実装領域14の縁
部近傍に至り、その一端が実装領域14の内側に入り込
むように形成されている。各基材側配線12は、ICチ
ップ2の端子に形成された突起電極(バンプ)2aと電
気的に接続される。すなわち、ICチップ2と基材11
との間に異方性導電膜21を介在させた状態で当該IC
チップ2を基材11側に押圧し、当該ICチップ2と基
材11とを接合することにより、ICチップ2の突起電
極2aと基材側配線12とが、当該異方性導電膜21中
の導電性粒子211を介して一括して導通されるのであ
る。
【0032】ここで、図3においては、複数の基材側配
線12のうち、電源の低位側電位に接地される5個の基
材側配線12(以下、「接地用電極12a」という。)
が斜線を付して示されている。そして、基材11の実装
領域14内には、これら複数の接地用電極12aを電気
的に相互接続するための導体パターン13が形成されて
いる。この導体パターン13は、基材11上の他の配線
と同一の工程により形成される。したがって、この導体
パターン13は、銅薄膜の表面に金メッキが施されたも
のである。
【0033】より具体的には、導体パターン13は、実
装領域14の中央近傍に位置する一点(以下、「パター
ン中央点」という。)13aから、複数の接地用電極1
2aに向かって略放射状に延在し、その端部が各接地用
電極12aに連結された形状を有する。さらに、図3か
らも明らかなように、実装領域14のうち導体パターン
13が形成された領域の面積は、それ以外の領域(すな
わち、導体パターン13によって覆われていない領域)
の面積よりも狭くなっている。かかる形状の導体パター
ン13を実装領域14内に形成したことにより、以下に
示す各効果を得ることができる。
【0034】ここで、各接地用電極12aを相互接続す
るための導体パターンとしては、例えば図5および図6
に示す形状も一応考えられる。すなわち、実装領域14
の大部分を覆うように四角形の導体パターン15を形成
し、当該導体パターン15と接地用電極12aとを接合
するのである。なお、図5および図6に示す各構成要素
のうち図3および図4と共通する要素については、同一
の符号が付されている。
【0035】しかしながら、かかる構成を採った場合、
導体パターン15の形成に際し、実装領域14の大部分
を覆うように導電性材料を形成する必要がある。これに
対し、本実施形態に係る導体パターン13を用いた場合
には、実装領域14内の一点から、各接地用電極12a
に向かう領域にのみ導電性材料を形成すれば足りる。し
たがって、本実施形態によれば、図5および図6に例示
した導体パターン15を採用した場合と比較して、フレ
キシブル配線基板1の軽量化を図ることができるという
利点がある。
【0036】また、導体パターン15を用いた場合、接
地されるべきでない基材側配線12と導体パターン15
との距離(図6においては「L’」で示されている。)
が極めて短くなってしまう。この結果、場合によって
は、接地されるべきでない基材側配線12が、導体パタ
ーン15に接触して電気的に短絡してしまうという事態
が生じ得る。これに対し、本実施形態に係る導体パター
ン13は、実装領域14の中央部に位置するパターン中
央点13aから接地用電極12aのみに向かって延在す
る形状となっている。このため、図4に示すように、接
地されるべきでない基材側配線12と導体パターン13
との間に、比較的長い距離(図4においては「L」で示
されている。)を確保することができる。したがって、
本実施形態によれば、上記図5および図6に示した形状
の導体パターン15を採用した場合と比較して、接地さ
れるべきでない基材側配線12と導体パターン13とが
短絡するのを未然に防止することができるという利点が
ある。
【0037】ここで、図3に例示したように、実装領域
14の外延に沿って基材側配線12を配列した構成を採
った場合、導体パターン13とすべての基材側配線12
との間に、これらの短絡を防ぐために十分な距離を確保
するためには、パターン中央点13aの位置を実装領域
14の中央近傍とすることが望ましい。しかしながら、
このパターン中央点13aの位置はかかる位置に限定さ
れるものではない。すなわち、パターン中央点13aが
実装領域14の中央近傍に位置するか否かにかかわら
ず、導体パターン13をパターン中央点13aを中心と
した略放射状の形状とすれば、配線基板の軽量化という
本発明の所期の効果は得られるのである。
【0038】ところで、ICチップ2の駆動に伴って発
生する電気的ノイズや、外部から電子機器に至った電気
的ノイズは、電子機器の各構成要素(例えば、ICチッ
プや、携帯型通信機器における通信用アンテナなど)に
影響を与え得る。上述したように、本実施形態に係る導
体パターン13は電源の低位側電位に保持されているか
ら、かかる電気的ノイズを減衰させて、他の構成要素へ
の影響を低減することができるという効果(シールド効
果)を発揮することもできる。ここで、本実施形態に係
る導体パターン13と、図5および図6に示した導体パ
ターン15とを比較した場合、後者の方が実装領域14
に占める面積の割合が大きいため、発揮されるシールド
効果は大きいようにも思われる。しかしながら、本発明
者による試験によれば、実装領域14の面積が比較的小
さい場合、実際に発揮されるシールド効果の程度に関し
て両者の間に大差はないという見地を得るに至った。つ
まり、本実施形態によれば、維持されるべき性能を犠牲
にすることなく、軽量化を図ることができるといえる。
【0039】また、ICチップ2を基材11上に実装す
る際、両者の間に異方性導電膜21を介して圧着する
と、基材11と異方性導電膜21との間に気泡が入り込
む場合がある。このような気泡がICチップ2と基材1
1との間に残存すると、両者の接着が不十分となるた
め、ICチップ2が基材11から剥がれやすくなるとい
った問題が生じ得る。しかしながら、本実施形態によれ
ば、基材11のうち異方性導電膜21と接触する領域に
略放射状に延びる導体パターン13が形成されているた
め、かかる気泡の移動を促進することができるという利
点がある。すなわち、図7中に矢印で示されるように、
実装領域14上に発生した気泡は、放射状に延びる導体
パターン13に沿って実装領域14外に移動するため、
この領域内に気泡が残存するのを抑制することができる
のである。
【0040】ところで、ICチップ2を異方性導電膜2
1を介して基材11上に圧着する場合、当該異方性導電
膜21に含まれる余剰の接着剤は実装領域14の外側に
押し出されることとなる。ここで、本実施形態において
は、パターン中央点13aが実装領域14の中央近傍に
位置させる構成を採っているため、上記余剰の接着剤は
実装領域14の周縁の大部分にわたって(四方に)均等
に押し出されることとなる。すなわち、本実施形態によ
れば、余剰の接着剤が実装領域14の一部の周縁の近傍
にのみ偏って押し出されるといった事態を回避すること
ができるのである。
【0041】また、本実施形態においては、導体パター
ン13が略放射状の形状となっているため、図5および
図6に示した導体パターン15を採用した場合と比較し
て、実装領域14のうち導体パターン13によって覆わ
れない領域(すなわち、基材11が露出している領域)
の面積を広く確保することができる。このため、以下に
示す効果を得ることができる。
【0042】すなわち、異方性導電膜21に対する接着
強度は、銅薄膜に金メッキを施した導体パターン13の
表面よりもポリイミドからなる基材11の表面の方が高
いのが通常である。したがって、略放射状の導体パター
ン13を採用し、実装領域14中の基材11が露出する
部分を広く確保することによって、基材11とICチッ
プ2との接着強度を向上させることができるという利点
がある。また、ポリイミドなど水分を透過させる材料か
らなる基材11を用いた場合には、異方性導電膜21な
どに含まれる水分が、基材11を透過して外部に逃げる
こととなる。本実施形態によれば、実装領域14中の基
材11が露出する部分、すなわち水分が透過し得る部分
を広く確保することができるから、上記水分を有効に外
部に移動させることができるという利点がある。
【0043】<B:第2実施形態>上記実施形態におい
ては、本発明に係る配線基板(フレキシブル配線基板)
を液晶装置に適用した場合を例示したが、この配線基板
は、他の表示装置や各種の電子機器にも適用することが
できる。本実施形態に係る表示装置は、本発明に係る配
線基板をEL(Electro-Luminescence)装置に適用した
ものである。
【0044】図8は、本実施形態に係るEL装置の外観
を示す斜視図であり、図9は、図8におけるD−D’線
視断面図である。これらの図に示されるように、EL装
置101は、ELパネル6と、当該ELパネル6に接合
された第1配線基板71および第2配線基板72とを備
える。第1配線基板71および第2配線基板72は、可
撓性を有する基材上に配線が形成されたものである。
【0045】ELパネル6は、ガラスや石英、プラスチ
ックなどの光透過性を有する基板60を有する。この基
板60の表面には複数の第1電極61が形成されてい
る。各第1電極61は、図中のY軸方向に延在する帯状
の電極であり、例えばITOなどの透明導電材料によっ
て形成される。また、第1電極61が形成された基板6
0の面上には、一様な厚さのEL発光層62が積層され
る。さらに、EL発光層62のうち第1電極61とは反
対側の面上には複数の第2電極63が形成されている。
各第2電極63は、第1電極61と交差する方向(すな
わち、図中のX軸方向)に延在する帯状の電極である。
この第2電極63は、例えばアルミニウムや銀といった
単体金属、またはこれらを主成分として含む合金によっ
て形成され、光反射性を有する。さらに、基板60の面
上にはEL発光層62を囲むように環状のシール材64
が形成されるとともに、このシール材64を介してカバ
ー65が装着される。
【0046】図8に示されるように、基板60表面のう
ちシール材64外側の領域には、異方性導電膜を介して
駆動用ICチップ81および82が実装されている。す
なわち、図9に示されるように、第2電極63は、シー
ル材64を横切って当該シール材64の外側に至り、そ
の端部63aが駆動用ICチップ82の出力端子に接続
される。同様に、第1電極61は、シール材64の外側
に至るように延在し、その端部61aが駆動用ICチッ
プ81の出力端子に接続されている。
【0047】また、基板60の周縁部近傍にはパネル端
子66および67が形成されている。このうちパネル端
子66は駆動用ICチップ81の入力端子に接続されて
いる。他方、パネル端子67は駆動用ICチップ82の
入力端子に接続されている。そして、第1配線基板71
および第2配線基板72は、異方性導電膜を介して、パ
ネル端子66および67が形成された基板60の周縁部
近傍にそれぞれ接合される。これにより、第1配線基板
71の基材711に形成された配線はパネル端子66と
導通し、第2配線基板72の基材721に形成された配
線はパネル端子67と導通する。かかる構成の下、図示
しない外部回路から配線基板71および72を介して供
給される信号によって駆動用ICチップ81および82
がそれぞれ駆動される。この結果、第1電極61と第2
電極63との間に所定の電圧が印加され、両電極の間に
介在するEL発光層62を発光させることができる。こ
のとき、第2電極63は反射層としても機能する。
【0048】ここで、第1配線基板71の基材711に
は、第1電極61に印加されるべき電圧を生成するため
のICチップ712が実装されている。同様に、フレキ
シブル配線基板72の基材721には、第2電極63に
印加されるべき電圧を生成するためのICチップ722
が実装されている。そして、基材711および721の
うちICチップ712および722の実装領域は、それ
ぞれ前掲図3および図4に示した構成となっている。す
なわち、基材711および721上には、それぞれIC
チップ712および722の端子に接続されるべき基材
側配線と、実装領域14内の所定の点から略放射状に延
びて、2以上の基材側配線に至る形状を有する導体パタ
ーンとが形成されているのである。したがって、本実施
形態においても、上記第1実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0049】<C:変形例>以上この発明の一実施形態
について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示で
あり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱
しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例
としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0050】<C−1:変形例1>上記実施形態におい
ては、可撓性を有する基材を備えたフレキシブル配線基
板を例示したが、本発明における「基材」は必ずしも可
撓性を有するものである必要はない。すなわち、例えば
フェノール樹脂やガラスエポキシ樹脂等により構成され
た板状部材を基材として用いることもできる。もっと
も、可撓性を有する基材を用いた場合には、当該配線基
板を表示パネルの背面に折り曲げた構成を採ることがで
きるから、表示装置の小型化を図ることができるといっ
た利点が得られる。
【0051】<C−2:変形例2>上記各実施形態にお
いては、導体パターン13を接地用電極12aに接続さ
せる構成としたが、必ずしも接地用電極12aに接続さ
せる必要はない。すなわち、例えば、実装領域14内に
おいて略放射状に延びる形状を有する導体パターンを形
成して接地する一方、この導体パターンを接地用電極1
2aには接続しない構成としてもよい。この場合にも、
ICチップ2を異方性導電膜を介して基材11上に実装
する際に、気泡の移動を促進させることができるという
効果が得られる。
【0052】<C−3:変形例3>上記第1実施形態に
おいては、パッシブマトリクス方式の反射型液晶装置を
例示したが、本発明を適用できる液晶装置はこれに限ら
れるものではない。すなわち、TFD(Thin Film Diod
e)に代表される二端子型スイッチング素子や、TFT
(Thin Film Transistor)に代表される三端子型スイッ
チング素子を備えたアクティブマトリクス方式の液晶装
置にも、本発明を適用可能である。また、反射層321
を持たない透過型の液晶装置や、反射型表示と透過型表
示の双方が可能ないわゆる半透過反射型の液晶装置に
も、本発明を適用可能である。同様に、上記第2実施形
態においては、パッシブマトリクス方式のEL装置を例
示したが、アクティブマトリクス方式のEL装置など、
その他の構成を有するEL装置にも本発明を適用するこ
とができる。さらに、本発明を適用できるのは、液晶パ
ネルを備えた液晶装置やELパネルを備えたEL装置に
限られるものではない。すなわち、PDP(Plasma Dis
play Panel)やFED(Field Emission Display)パネ
ルといった各種の表示パネルを備えた他の表示装置にも
同様に本発明を適用可能である。
【0053】<D:電子機器>次に、本発明に係る表示
装置を用いた電子機器について説明する。
【0054】<D−1:モバイル型コンピュータ>ま
ず、本発明に係る表示装置を、可搬型のパーソナルコン
ピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用
した例について説明する。図10は、このパーソナルコ
ンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すよう
に、パーソナルコンピュータ91は、キーボード911
を備えた本体部912と、本発明に係る表示装置を適用
した表示部913とを備えている。
【0055】<D−2:携帯電話機>続いて、本発明に
係る表示装置を、携帯電話機の表示部に適用した例につ
いて説明する。図11は、この携帯電話機の構成を示す
斜視図である。同図に示すように、携帯電話機92は、
複数の操作ボタン921のほか、受話口922、送話口
923とともに、本発明に係る表示装置を適用した表示
部924を備える。
【0056】なお、本発明に係る表示装置を適用可能な
電子機器としては、図10に示したパーソナルコンピュ
ータや図11に示した携帯電話機のほかにも、液晶テレ
ビや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテー
プレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子
手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、
テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラ、あ
るいは本発明に係る表示装置をライトバルブとして用い
たプロジェクタなどが挙げられる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配線基板の軽量化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る液晶装置の構成
を示す斜視図である。
【図2】 図1におけるA−A’線からみた断面の一部
を示す図である。
【図3】 同液晶装置におけるフレキシブル配線基板の
一部を拡大して示す平面図である。
【図4】 図3におけるB−B’線視断面図である。
【図5】 同フレキシブル配線基板により得られる効果
を説明するための対比例の構成を示す平面図である。
【図6】 図5におけるC−C’線視断面図である。
【図7】 本実施形態の効果を説明するための図であ
る。
【図8】 本発明の第2実施形態に係るEL装置の構成
を示す斜視図である。
【図9】 図8におけるD−D’線からみた断面の一部
を示す図である。
【図10】 本発明に係る表示装置を適用した電子機器
の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図
である。
【図11】 本発明に係る表示装置を適用した電子機器
の一例たる携帯電話機の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,71,72……フレキシブル配線基板(配線基板) 11,711,721……基材 12……基材側配線 12a……接地用配線(配線) 13……導体パターン 13a……パターン中央点(所定の点) 14……実装領域 2,712,722……ICチップ(集積回路) 2a……突起電極 21……異方性導電膜 21a……導電性粒子 3……液晶パネル(表示パネル) 31……第1基板 31a……縁辺領域 311……コモン電極 312,326……配向膜 32……第2電極 321……反射層 322……カラーフィルタ 323……遮光層 324……オーバーコート層 325……セグメント電極 33……シール材 34……液晶 41,42,81,82……駆動用ICチップ 6……ELパネル(表示パネル) 60……基板 61……第1電極 62……EL発光層 63……第2電極 91……パーソナルコンピュータ(電子機器) 92……携帯電話機(電子機器)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/12 H05K 1/03 670 H05K 1/03 670 1/14 C 1/14 3/32 B 3/32 3/34 501E 3/34 501 H01L 23/12 Q Fターム(参考) 2H092 GA40 GA48 GA50 GA55 GA64 HA25 JB79 NA16 NA21 NA27 RA10 5E319 AA03 AB05 AC03 AC16 BB16 CC61 CD04 CD26 GG01 5E338 AA12 BB75 CC01 CC06 CD12 CD17 CD32 EE22 5E344 AA02 AA22 BB02 BB04 BB13 BB15 CC07 CC25 CD04 CD31 DD06 EE12 5G435 AA14 AA16 AA17 AA18 BB05 BB12 CC09 EE32 EE33 EE35 EE37 EE38 EE40 EE42 EE47 HH12 HH14 HH18 KK09 LL06 LL07

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子を備えた集積回路が実装され
    る実装領域を有する基材と、 前記基材に形成され、前記集積回路の複数の端子に接続
    される複数の配線と、 前記基材の前記実装領域に形成され、前記複数の配線に
    接続される導体パターンとを備え、 前記導体パターンは、所定電位に保持され、 前記複数の配線に向かって略放射状に延びる形状を有す
    ることを特徴とする配線基板。
  2. 【請求項2】 前記所定電位は接地電位であることを特
    徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 【請求項3】 前記複数の端子の少なくとも1つは、前
    記集積回路を動作させるための接地電位を供給すること
    を特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  4. 【請求項4】 前記導体パターンは、前記実装領域内の
    所定の点から略放射状に延びる形状を有し、 前記所定の点は、前記実装領域内の中央近傍に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  5. 【請求項5】 前記配線は、その一端近傍が前記実装領
    域内に至って前記集積回路の端子に接続されることを特
    徴とする請求項1に記載の配線基板。
  6. 【請求項6】 前記実装領域は略長方形状であり、 前記複数の配線は、前記実装領域の一辺を横切るように
    形成された1以上の配線と、当該一辺に隣接する他の一
    辺を横切るように形成された1以上の配線とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  7. 【請求項7】 前記基材の実装領域には、導電性粒子が
    分散された異方性導電膜を介して前記集積回路が実装さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  8. 【請求項8】 前記基材は水分を透過させるフィルム部
    材であることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  9. 【請求項9】 前記実装領域のうち前記導体パターンが
    形成された領域の面積は、当該領域以外の領域の面積よ
    りも小さいことを特徴とする請求項7または8に記載の
    配線基板。
  10. 【請求項10】 前記基材はポリイミドを含み、前記導
    体パターンは、銅からなる層を含む ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  11. 【請求項11】 前記基材は可撓性を有することを特徴
    とする請求項1に記載の配線基板。
  12. 【請求項12】 前記基材の周縁近傍に形成された接続
    端子であって、表示パネルの端子に接続される接続端子
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の配線基
    板。
  13. 【請求項13】 集積回路が実装される実装領域を有す
    る基材と、 前記実装領域に形成され、接地される導体パターンとを
    備え、 前記導体パターンは実装領域内の所定の点から略放射状
    に延びる形状を有することを特徴とする配線基板。
  14. 【請求項14】 相互に対向する第1電極および第2電
    極に挟まれた電気光学物質を有する表示パネルを備えた
    表示装置において、 前記表示パネルに接合される基材と、 前記基材に実装され、複数の端子を備えた集積回路と、 前記基材に形成され、前記集積回路の複数の端子に接続
    される複数の配線と、 前記基材のうち前記集積回路が実装される実装領域に形
    成され、前記複数の配線に接続される導体パターンとを
    備え、 前記導体パターンは、所定電位に保持され、 前記複数の配線に向かって略放射状に延びる形状を有す
    ることを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 前記導体パターンは、前記実装領域内
    の所定の点から略放射状に延びる形状を有し、 前記所定の点は、前記実装領域内の中央近傍に位置する
    ことを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記電気光学物質は液晶を含むことを
    特徴とする請求項14に記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 前記電気光学物質はEL発光層を含む
    ことを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
  18. 【請求項18】 前記集積回路は、前記第1電極または
    第2電極の少なくとも一方に供給される電位を生成する
    ための回路を備えることを特徴とする請求項14に記載
    の表示装置。
  19. 【請求項19】 相互に対向する第1電極および第2電
    極に挟まれた電気光学物質を有する表示パネルと、 前記表示パネルに設けられ、当該表示パネルを駆動する
    ための駆動用ICと、前記表示パネルに接合される基材
    と、 前記基材に実装され、前記駆動用ICに電位を供給する
    集積回路と、 前記基材に形成され、前記集積回路の前記複数の端子に
    接続される複数の配線と、 前記基材の前記集積回路が実装される前記実装領域に形
    成され、前記複数の配線に接続される導体パターンとを
    備え、 前記導体パターンは前記複数の配線に向かって略放射状
    に延びる形状を有することを特徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】 相互に対向する一対の基板と、前記一
    対の基板の間に挟まれた液晶とを有する表示装置におい
    て、 前記一対の基板のうち一方の基板の液晶側の面に形成さ
    れた電極と、 前記一方の基板に実装され、前記電極に接続された駆動
    用ICと、 前記一方の基板に接合された基材と、 前記基材に実装され、前記駆動用ICに電位を供給する
    集積回路と、 前記基材に形成され、前記集積回路の前記複数の端子に
    接続される複数の配線と、 前記基材の前記集積回路が実装される実装領域に形成さ
    れ、接地される導体パターンと、 を備え、 前記導体パターンは、実装領域内の所定の点から略放射
    状に延びる形状であることを特徴とする表示装置。
  21. 【請求項21】 相互に対向する第1電極および第2電
    極に挟まれた電気光学物質を有する表示パネルを表示部
    として備える電子機器において、 前記表示パネルに接合される基材と、 前記基材に実装され、前記第1電極または第2電極の少
    なくとも一方に供給される電位を生成するための集積回
    路と、 前記基材に形成され、前記集積回路の前記複数の端子に
    接続される複数の配線と、 前記基材のうち前記集積回路が実装される実装領域に形
    成され、前記複数の配線に接続される導体パターンとを
    備え、 前記導体パターンは、所定電位に保持され、前記複数の
    配線に向かって略放射状に延びる形状を有することを特
    徴とする電子機器。
  22. 【請求項22】 基材に集積回路が実装され、前記基材
    に形成された複数の配線と前記集積回路の複数の端子と
    が接続された配線基板の製造方法において、 前記基材のうち前記集積回路が実装される実装領域に、
    前記複数の配線に向かって放射状に延びる形状の導体パ
    ターンを形成する工程と、 前記実装領域に前記集積回路を実装する工程とを有する
    ことを特徴とする配線基板の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記集積回路の実装の際に、導電性粒
    子が分散された接着剤を介して、当該集積回路を前記基
    材に接合することを特徴とする請求項22に記載の配線
    基板の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記集積回路の実装の際に、集積回路
    と基材との間に前記接着剤を介在させた状態で、当該集
    積回路を基材側に押圧することを特徴とする請求項22
    に記載の配線基板の製造方法。
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