JP2002162759A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JP2002162759A
JP2002162759A JP2001063484A JP2001063484A JP2002162759A JP 2002162759 A JP2002162759 A JP 2002162759A JP 2001063484 A JP2001063484 A JP 2001063484A JP 2001063484 A JP2001063484 A JP 2001063484A JP 2002162759 A JP2002162759 A JP 2002162759A
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JP2001063484A
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Shunichiro Kurihara
俊一郎 栗原
Akiteru Fujii
章照 藤井
Mamoru Rin
護 臨
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気特性と耐久性の共に優れた電子写真感光
体を提供する。 【解決手段】 最外層が、バインダー樹脂、特定の置換
基を有するポリシロキサン化合物を含有することを特徴
とする電子写真感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体に
関する。更に詳しくは、最外層にポリシロキサン化合物
を含有する電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は、一般に、繰り返しの
静電写真サイクル操作に供され、このサイクル操作は、
感光体の露出層を磨耗せしめ、露出層の機械的および電
気的特性の漸次的劣化をもたらす。例えば、繰り返しの
サイクル操作は、電荷移動層、電荷発生層、オーバーコ
ーティング層のような感光体の最外層の露出表面に悪影
響を及ぼす。
【0003】ブレードクリーニングにより感光体の像形
成表面から残留トナー粒子を除去する場合、トナー粒子
はしばしば像形成表面に付着しサイクル操作中に彗星状
の汚れを形成する。この汚れは、ブレードクリーニング
によっては簡単に除去できず、最終のプリント出力にお
いて望ましくない欠陥として現れる。また、コピー紙を
包装するのに用いる巻取り機からの付着粒子は、感光体
表面上にしばしば蓄積して、クリーニング用ブレードに
よっては容易に除去できないことも判明している。これ
らの汚れは最終のプリント出力上に黒点を形成する。
【0004】さらに、紙繊維が像形成表面に絡み付き黒
点様の写し出し欠陥を生ずる。また、クリーニング用ブ
レードと感光体の最外層との間の高接触摩擦力は、ブレ
ードと最外層の両方を磨耗する傾向にある。例えば、電
荷移動層が最外層である場合、磨耗による電荷移動層厚
の低下は、層を横切る電場を増大させ、それによって暗
減衰を増大させ、像形成部材の電子写真作動寿命を短縮
させる。電荷移動層の厚さを増大させることによって像
形成部材の磨耗を補正する試みは、電場の減少を引起
し、そのために、光電性能を変化させまたコピーのプリ
ント仕上がり品質を低下させ、このことは、その厚めの
電荷移動層を補正するのにかなり複雑な装置を必要とす
る。さらにまた、電荷移動層が磨耗するにつれての電荷
移動層の厚さの変化により、感光体の電気特性が変化
し、結果として、形成された像の品質を変化させる。
【0005】このような課題に対し、感光体の最外層に
特定の微粒子を含有させ、摩擦を低減させる試みが数多
く為されており、例えば、最外層に金属微粒子を分散さ
せるもの(特開昭57−154250号公報、特開昭5
9−223443号公報等)、酸化物微粒子含有させる
もの(特開昭62−250460号公報、特開昭63−
91667号公報、特開昭63−118754号公報、
特開平1−183666号公報等)、シリコーン系樹脂
微粒子を含有させるもの(特開平2−156246号公
報、特願平5−224438公報等)が開示されてい
る。
【0006】また、特開平10−171135号公報に
は、感光層にこれを構成する材料と相溶するシリコーン
オイルを、感光層を構成する材料との相溶性の限界を超
えた量添加した電子写真感光体が開示されている。更
に、特開平10−268545号公報等には、特定のポ
リシロキサン化合物を最外層に含有する電子写真感光体
が開示されている。
【0007】しかしながら、上記従来技術によっても、
感光体の最外層表面の摩擦を低減するには効果は必ずし
も十分ではなく、上記課題を解決するには更なる改良が
期待されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電気
特性を維持しながら、電子写真感光体と各部材間の摩擦
を低減し、感光体及び装置の耐久性を向上させることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、最外層
が、バインダー樹脂、及び下記一般式(1a)で表され
る構造単位及び(1b)で表される構造単位を分子内に
有するポリシロキサン化合物を含有することを特徴とす
る電子写真感光体、に存する。
【0010】
【化3】
【0011】(一般式(1a)、(1b)中、R1、R3
は各々独立して置換基を有していても良い炭化水素基を
表し、R2は置換基を有していても良い炭素数3以上の
炭化水素基を表し、R4は炭素数1〜3の2価の炭化水
素基を表し、R5は置換基を有しても良い炭素数3以上
の炭化水素基を表す。)
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の電子写真感光体は、導電性支持体上に感光層を
有している。導電性支持体と感光層との間には、必要に
応じてブロッキング層が設けられるが、ブロッキング層
としては、アルマイト層または樹脂による下引き層(中
間層ともいう)あるいはこれらを併用したものが用いら
れる。また、感光層の外側には、必要に応じてオーバー
コート層を設けることもできる。
【0013】電子写真感光体の最外層が感光層である場
合は、ポリシロキサン化合物は感光層に含まれており、
感光層上に更にオーバーコート層を設ける場合は、ポリ
シロキサン化合物はオーバーコート層に含まれる。本発
明に用いられる導電性支持体としては、例えばアルミニ
ウム、ステンレス鋼、銅、ニッケル等の金属からなるも
の、或はポリエステルフィルム、紙、ガラス等の絶縁性
基体の表面にアルミニウム、銅、パラジウム、酸化錫、
酸化インジウム等からなる導電層を設けたものがある。
なかでも、金属のエンドレスパイプを適当な長さに切断
したものが望ましく、アルミニウムが最も好適に用いら
れる。 導電性支持体の表面には、画質に影響のない範
囲で、例えば酸化処理や薬品処理等の各種の処理を施こ
すことができる。
【0014】導電性支持体上に下引き層を設ける場合に
は、バインダー樹脂としては、ポリビニルメチルエーテ
ル、ポリ−N−ビニルイミダゾール、ポリエチレンオキ
シド、エチルセルロース、メチルセルロース、エチレン
−アクリル酸共重合体、ポリアミド、ガゼイン、ゼラチ
ン、ポリエチレン、ポリエステル、フェノール樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルピリジン、ポリウレタン、
ポリグルタミン酸、ポリアクリル酸、ポリアミド樹脂等
の樹脂材料を用いることが出来る。
【0015】なかでも、支持基体との接着性に優れ、電
荷発生層塗布液に用いられる溶媒に対する溶解性の小さ
なポリアミド樹脂が好ましい。下引き層中には、特にレ
ーザー露光における干渉縞を防ぐ目的で、アルミナ、チ
タニア等の金属酸化物微粒子や、レーザー光を吸収する
ことができる有機または無機の色素を含有させるのが効
果的である。
【0016】下引き層の膜厚は、通常0.1〜10μ
m、好ましくは0.2〜5μmである。バインダー樹脂
に対する、金属酸化物微粒子または色素の含有割合は特
に制限はないが、バインダー100重量部に対して、4
0〜400重量部の範囲で使用することが、下引き層を
塗布する際の分散液の保存安定性、塗布性の面で好まし
い。
【0017】本発明に用いられる感光層は、単層構造で
もよいが、電荷発生層と電荷移動層の分離された、積層
構造の方が好ましい。感光層が単層構造の場合には、感
光材料が結着材料に分散してなる公知のものが使用され
る。例えば、色素増感されたZnO感光層、CdS感光
層、電荷発生物質を電荷移動物質に分散させた感光層が
挙げられる。感光層が積層構造の場合は、導電性支持体
または下引き層の上に電荷発生層、電荷移動層の順で各
層が設けられる。
【0018】電荷発生層に用いられる電荷発生物質とし
ては、公知のものをいずれも用いることができ、セレン
及びその合金、ヒ素−セレン、硫化カドミウム、酸化亜
鉛、その他の無機光導電物質、フタロシアニン、アゾ色
素、キナクリドン、多環キノン、ピリリウム塩、インジ
ゴ、チオインジゴ、アントアントロン、ピラントロン、
シアニン等の各種有機顔料、色素が使用できる。中でも
無金属フタロシアニン、銅、塩化インジウム、塩化ガリ
ウム、錫、オキシチタニウム、亜鉛、バナジウム等の金
属、又は酸化物、塩化物の配位したフタロシアニン類、
モノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾ、ポリアゾ類等のアゾ
顔料が好ましい。
【0019】このうち550〜850nmの範囲のレー
ザー光による露光装置を備えた画像形成装置に使用する
場合には、感度の点から、オキシチタニウムフタロシア
ニンが更に好ましく、中でもCuKα線によるX線回折
においてブラッグ角(2θ±0.2°)=27.3°に
特徴的なピークを有するオキシチタニウムフタロシアニ
ンが最も好ましい。
【0020】電荷発生層はこれらの物質の微粒子とバイ
ンダーポリマーを溶剤に溶解あるいは分散して得られる
塗布液を塗布乾燥して得ることができる。バインダーと
しては、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、ビニルアルコー
ル、エチルビニルエーテル等のビニル化合物の重合体及
び共重合体、ポリビニルアセタール、ポリカーボネー
ト、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、セルロ
ースエーテル、フェノキシ樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ
樹脂等が挙げられる。
【0021】電荷発生物質とバインダーポリマーの割合
は、特に制限はないが、一般には電荷発生物質100重
量部に対し、5〜500重量部、好ましくは20〜30
0重量部のバインダーポリマーを使用する。また電荷発
生層は上記電荷発生物質の蒸着膜であってもよい。電荷
発生層の膜厚は、0.05〜5μm、好ましくは0.1
〜2μmになるようにする。
【0022】電荷移動層は、上記電荷発生層の上に、バ
インダーとして優れた性能を有する公知のポリマーと混
合して電荷移動材料と共に適当な溶剤中に溶解し、必要
に応じて電子受容性化合物、あるいは、可塑剤、顔料そ
の他の添加剤を添加して得られる塗布液を塗布すること
により、製造することができる。電荷移動層の膜厚は通
常は10〜50μm、好ましくは13〜35μmの範囲
で使用される。
【0023】本発明の電子写真感光体において、電荷移
動層が最外層の場合には、下記一般式(1a)で表され
る構造単位及び(1b)で表される構造単位を共に分子
内に有するポリシロキサン化合物が電荷移動層中に含ま
れる。
【0024】
【化4】
【0025】(一般式(1a)、(1b)中、R1、R3
は各々独立して置換基を有していても良い炭化水素基を
表し、R2は置換基を有していても良い炭素数3以上の
炭化水素基を表し、R4は炭素数1〜3の2価の炭化水
素基を表し、R5は置換基を有しても良い炭素数3以上
の炭化水素基を表す。) R1及びR3は各々独立して置換基を有していても良い炭
化水素基を表すが、炭化水素基としてはアルキル基が好
ましく、炭素数1〜10のアルキル基が更に好ましく、
メチル基が最も好ましい。炭素数が30を超えると、バ
インダーとの相溶性が低下する傾向にある。
【0026】R2は置換基を有していても良い炭素数3
以上の炭化水素基を表すが、炭化水素基としては炭素数
5〜30のアルキル基が好ましく、炭素数8〜20のア
ルキル基が更に好ましい。炭素数が、上記範囲より大き
いと、バインダーとの相溶性が低下する傾向にあり、上
記範囲より小さいと、最外層の摩擦低減の効果が不十分
となる傾向にある。
【0027】また、R4は炭素数1〜3の2価の炭化水
素基を表すが、炭素数1〜3の2価のアルキレン基が好
ましく、具体的には、メチレン基、エチレン基、プロパ
ン−1,2−ジイル基、プロパン−1,3−ジイル基で
ある。なかでも、メチレン基、エチレン基が更に好まし
い。また、R5は、置換基を有していても良い炭素数3
以上の炭化水素基を表すが、炭化水素基としては、炭素
数3〜8のアルキル基が好ましく、中でも、イソプロピ
ルユニットまたはターシャリーブチルユニットを有する
アルキル基が好ましい。
【0028】ここで、イソプロピルユニットとは、アル
キル基の一部または全部がイソプロピル[(CH32
H]原子団であることを意味する。具体的には例えば、
イソプロピル基、イソブチル基、3−メチル−1−ブチ
ル基、3−メチル−2−ブチル基等がイソプロピルユニ
ットを有する炭素数3〜8のアルキル基に該当する。ま
た、同様に、ターシャリーブチルユニットとは、アルキ
ル基の一部または全部がターシャリーブチル[(CH3
3C]原子団であることを意味する。具体的には例えば、
ターシャリーブチル基、ジメチルプロピル基、3,3−
ジメチル−2−ブチル基等がターシャリーブチルユニッ
トを有する炭素数3〜8のアルキル基に該当する。
【0029】中でも、イソプロピル基、イソブチル基、
ターシャリーブチル基が特に好ましい。R1、R2
3、R5で表される炭化水素基の好ましい置換基として
は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アルキルチオ基、メ
ルカプト基、シアノ基、ニトロ基が挙げられる。但し、
製造上無置換のものが好ましい。
【0030】特に、R5において、イソプロピルユニッ
ト[(CH32CH]、またはターシャリーブチルユニッ
ト[(CH33C]を有する場合、バインダーとの親和
性、特にバインダー樹脂分子内のベンゼン環との親和性
を考慮すると、少なくとも該イソプロピルユニット
[(CH32CH]、またはターシャリーブチルユニット
[(CH33C]は無置換であるのが好ましい。
【0031】また、R2とR5の炭素数の和は、バインダ
ーとの相溶性と摩擦低減効果の両立を考慮すると、6〜
25が好ましく、8〜20が更に好ましく、10〜18
が特に好ましい。本発明に用いられるポリシロキサン化
合物において、一般式(1a)、(1b)で表される構
造単位以外の構造単位(以下、他の構造単位と称する)
を含んでいても良いが、摩擦低減効果を確保する観点か
ら、一般式(1a)で表される構造単位の割合は全構造
単位中、好ましくは1個数%以上であり、更に好ましく
は3〜50個数%であり、特に好ましくは10〜50個
数%である。
【0032】また、バインダー樹脂との親和性を確保す
る観点から、一般式(1b)で表される構造単位の割合
は全構造単位中、好ましくは1個数%以上であり、更に
好ましくは3〜50個数%であり、特に好ましくは10
〜50個数%である。また構造単位(1a)と構造単位
(1b)の比(個数比)は、通常1:9〜9:1であ
り、1:4〜3:2が好ましく、1:3〜1:1が更に
好ましい。
【0033】本発明に用いられるポリシロキサン化合物
において、他の構造単位を含む場合、他の構造単位とし
ては、ジアルキルシリルオキシ構造単位が好ましく、ジ
メチルシリルオキシ構造単位が更に好ましい。また、ポ
リシロキサン化合物の末端は、好ましくはトリアルキル
シリルであり、更に好ましくはトリメチルシリル基であ
る。
【0034】ポリシロキサン化合物の分子量は、500
0以上が好ましく、8000以上が更に好ましく、ま
た、30000以下が好ましく、2000以下が更に好
ましい。ポリシロキサン化合物の含有量は、最外層の全
固形分中、0.005〜10重量%が好ましく、0.0
1〜1%が更に好ましい。
【0035】含有量が上記範囲よりも著しく大きい場合
には、層としての必要な硬度が確保されにくくなり、ま
た著しく小さい場合には、摩擦低減効果が十分でなくな
る傾向にある。また、これらポリシロキサンは、バイン
ダー樹脂中に分散した状態でも相溶した状態でも用いる
ことができるが、少なくとも一部が相溶した状態で用い
ることが好ましく、その場合はポリシロキサン化合物と
の相溶性の高いバインダー樹脂が選択される。
【0036】ポリシロキサンの分子量は、通常100〜
70000、好ましくは5000〜30000、更に好
ましくは10000〜20000である。上記範囲より
著しく分子量が小さい場合には、ポリシロキサン化合物
のレベリング剤としての効果が低下する傾向にあり、上
記範囲より著しく分子量が大きい場合には、バインダー
樹脂との相溶性が低下する傾向にある。
【0037】電荷移動層中の電荷移動材料としては、例
えばポリビニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリ
アセナフチレン等の高分子化合物、又は各種ピラゾリン
誘導体、オキサゾール誘導体、ヒドラゾン誘導体、スチ
ルベン誘導体、アリールアミン誘導体等の低分子化合物
が使用できる。これらの内、下記一般式(2)で表され
る化合物が感度その他の電気特性の面で好ましい。特
に、一般式(2)で表される化合物は、電荷発生物質と
してオキシチタニウムフタロシアニンを用いた場合に、
電気特性が向上が顕著となり好ましい。
【0038】
【化5】
【0039】(一般式(2)中、Ar1は置換されてい
てもよいベンゼン環、置換基を有していても良いナフタ
レン環、または置換基を有していても良いビフェニル環
を表し、Ar2〜Ar5は各々独立して、置換基を有して
いても良い芳香族環を表す。) 一般式(2)中、Ar1は置換基を有していても良いベ
ンゼン環、置換基を有していても良いナフタレン環、ま
たは置換基を有していても良いビフェニル環を表すが、
これらのうち、置換基を有していても良いビフェニル環
が好ましい。また、置換基としては、ハロゲン原子、炭
素数4以下のアルキル基、炭素数3以下のアルコキシ
基、炭素数3以下のアルキルチオ基、シアノ基、ニトロ
基が好ましく、中でもメチル基、フッ素原子、塩素原子
が更に好ましい。但し、芳香族環として無置換のものが
最も好ましい。
【0040】Ar2〜Ar5は各々独立して、置換基を有
していても良い芳香族環を表すが、芳香族環としては、
芳香族炭化水素または芳香族複素環のいずれでも良く、
具体的にはベンゼン環、ナフタレン環、フェナントレン
環、アントラセン環、ピリジン環、ピロール環、フラン
環、チオフェン環、ベンゾフラン環、ベンゾチオフェン
環等が挙げられる。これらの内、ベンゼン環、ナフタレ
ン環、チオフェン環が好ましい。
【0041】また、これら芳香族環上の置換基として
は、ハロゲン原子、炭素数4以下のアルキル基、炭素数
3以下のアルコキシ基、炭素数3以下のアルキルチオ
基、シアノ基、ニトロ基、または下記一般式(3)で表
される置換基が好ましい。
【0042】
【化6】
【0043】(一般式(3)中、 Ar6はハロゲン原
子またはアルキル基で置換基を有していても良いフェニ
ル基を表す。R6、R7は各々独立して、水素原子または
メチル基を表す。nは1、2又は3を表す。) また、一般式(2)で表される電荷移動剤化合物におい
て、下記一般式(4)で表される化合物が特に有効であ
る。
【0044】
【化7】
【0045】一般式(4)中、R6、R7、Ar6、nは
上述のものと同義である。また、R8、〜R11は各々独
立して水素原子またはメチル基である。電荷移動層に用
いられるバインダーとしては、上記電荷移動材料と相溶
性が良く、塗膜形成後に電荷移動材料が結晶化したり、
相分離することのないポリマーが好ましい。それらの例
としては、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステル、ビニルアルコー
ル、エチルビニルエーテル等のビニル化合物の重合体及
び共重合体、ポリビニルアセタール、ポリカーボネー
ト、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキ
サイド、ポリウレタン、セルロースエステル、セルロー
スエーテル、フェノキシ樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹
脂等が挙げられる。
【0046】電荷移動材料として一般式(2)の化合物
を用いた場合には、ポリカーボネート又はポリアリレー
トあるいはこれらの混合物を用いるのが好ましい。ま
た、上述のポリシロキサン化合物において、R5とし
て、イソプロピルユニットまたはターシャリーブチルユ
ニットを有するアルキル基を有するものを用いた場合
に、イソプロピルユニットまたはターシャリーブチルユ
ニットと、バインダー樹脂分子内に存在するベンゼン環
との強い疎水性相互作用により相溶性が大きくなること
が考えられるので、このことからも、バインダー樹脂と
してポリカーボネート又はポリアリレートあるいはこれ
らの混合物を用いるのが好ましい。
【0047】電荷移動層中に必要に応じて含まれる電子
受容性化合物としては、テトラシアノキノジメタン、ジ
シアノキノメタン、ジシアノキノビニル基を有する芳香
族エステル類等のシアノ化合物、2,4,6−トリニト
ロフルオレノン等のニトロ化合物、ペリレン等の縮合多
環芳香族化合物、ジフェノキノン誘導体、キノン類、ア
ルデヒド類、ケトン類、エステル類、酸無水物、フタリ
ド類、置換及び無置換サリチル酸の金属錯体、置換及び
無置換サリチル酸の金属塩、芳香族カルボン酸の金属錯
体、芳香族カルボン酸の金属塩が挙げられる。
【0048】好ましくは、シアノ化合物、ニトロ化合
物、縮合多環芳香族化合物、ジフェノキノン誘導体、置
換及び無置換サリチル酸の金属錯体、置換及び無置換サ
リチル酸の金属塩、芳香族カルボン酸の金属錯体、芳香
族カルボン酸の金属塩を用いるのがよい。更に、本発明
の電子写真用感光体の感光層は成膜性、可とう性、塗布
性、機械的強度を向上させるために周知の可塑剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤を含んでいても良い電荷移動層の
上にさらにオーバーコート層を設ける場合、バインダー
樹脂としては、ポリビニルメチルエーテル、ポリ−N−
ビニルイミダゾール、ポリエチレンオキシド、エチルセ
ルロース、メチルセルロース、エチレン−アクリル酸共
重合体、ポリアミド、ガゼイン、ゼラチン、ポリエチレ
ン、ポリエステル、フェノール樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、エポキシ樹脂、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルピリジン、ポリウレタン、ポリグルタミ
ン酸、ポリアクリル酸、ポリアミド樹脂、シリコーン樹
脂、フッ素樹脂が用いられるが、好ましくはポリウレタ
ン、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂が用いられる。オー
バーコート層の膜厚は通常0.01〜100μm、好ま
しくは1〜10μmである。
【0049】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り実施例に限
定されるものではない。 [実施例A1] [電荷発生層の作製]β型オキシチタニウムフタロシアニ
ン10部、ポリビニルブチラール(電気化学工業(株)
製、商品名#6000―C)5部に1,2−ジメトキシ
エタン500部を加え、サンドグラインドミルで粉砕、
分散処理を行った。この分散液を膜厚75μmのポリエ
ステルフィルム上にアルミを蒸着させたものを導電性支
持体として用い、乾燥後の重量が0.4g/m2(約
0.4μm)となるようにワイヤーバーで塗布して乾燥
させ電荷発生層を形成させた。 [電荷輸送層の作製]次にこの電荷発生層上に以下に示す
電荷移動剤(A)60部、酸化防止剤としてフェノール
系化合物(B)8部、シアノ系化合物(C)0.15
部、アルキル変性ポリシロキサン(D)0.03部と、
ポリアリレート樹脂100部をテトラヒドロフラン、ト
ルエンの混合溶媒に溶解させた液をアプリケーターで塗
布した後、室温で20分乾燥後、125℃で20分乾燥
させ、その乾燥膜厚が約25μmになるように電荷移動
層を設けた。このようにして得られた電子写真感光体を
A1とする。
【0050】
【化8】
【0051】[実施例A2]実施例A1において、アル
キル変性ポリシロキサンの添加量を0.3部としたこと
以外は実施例A1と同様にして感光体を作製した。この
電子写真感光体をA2とする。 [比較例B1]実施例A1において、アルキル変性ポリ
シロキサンを、ジメチルポリシリコーンオイル(信越シ
リコーン(株)社製、商品名 KF96)0.03部に
代えた以外は実施例A1と同様にして感光体を作製し
た。この電子写真感光体をB1とする。 [比較例B2]比較例B1において、ジメチルポリシリ
コーンオイルの添加量を0.3部としたこと以外は比較
例B1と同様にして感光体を作製した。この電子写真感
光体をB2とする。 [比較例B3]実施例A1において、アルキル変性ポリ
シロキサンを添加しなかったこと以外は実施例A1と同
様にして感光体を作製した。この電子写真感光体をB3
とする。
【0052】次にこれらの電子写真感光体を感光体特性
測定[川口電気(株)製モデルEPA8100]に装着し
て、アルミニウム面への流れ込み電流を25μAになる
ように帯電させた後、露光、除電を行い、その時の帯電
性(Vo)、帯電開始から2秒放置後の電位の低下率
(暗減衰DDR)、半減露光量(E1/2 基準電位:
−450V)、残留電位(Vr)を測定した。尚表面状
態については電子写真感光体作製後目視により判断し
た。その結果を第1表に示す。
【0053】
【表1】
【0054】次に上記で作製した電子写真感光体の上に
トナーを0.1mg/cm2となるように均一に乗せ接
触させる面にクリーニングブレードと同じ材質のウレタ
ンゴムを1cm幅に切断したものを用い45度の角度で
試料に当て、加重200g、速度5mm/sec、スト
ローク20mmウレタンゴムを0回、25回、50回、
75回、及び100回移動させた時のそれぞれの動摩擦
係数を協和界面化学(株)社製全自動動摩擦摩耗試験機
DFPM−SSで測定した。結果を第2表に示す。
【0055】
【表2】
【0056】[接触角の測定] [実施例C1]実施例A2で用いた電荷輸送層用の塗布
液を、縦6cm、横1cm、厚さ75μmのPETシー
トに厚さ25μmになるように塗布した。このサンプル
を動的接触角測定器((株)オリエンテック製;OR−
DCA−004)を、用いて、水に対する表面張力を測
定した。また、接触角については以下の式に従い算出し
た。結果を第3表に示す。
【0057】
【数1】接触角=cos-1(F/FH2O) F ; Fsam/P (Fsam;サンプルの表面張力 P
サンプルの周長) FH2O; 水の表面張力
【0058】[比較例D1]実施例C1において、電荷
移動層用塗布液を比較例B2で用いたものに変更した以
外は実施例C1と同様にサンプルを作製し(サンプルD
1)、評価した。結果を第3表に示す。
【0059】[比較例D2]実施例C1において、電荷
移動層用塗布液を比較例B3で用いたものに変更した以
外は実施例C1と同様にサンプルを作製し(サンプルD
2)、評価した。結果を第3表に示す。
【0060】[剥離性試験]次に電子写真感光体A2、
B2、B3にビニールテープを貼り、テープを剥離する
ときの力をTENSILON型引張試験機;UTM−II
I−100[(株)オリエンテック社製]で測定した。
結果を第3表に示す。
【0061】
【表3】
【0062】[実施例E1]実施例A1において、ポリ
アリレート樹脂の代わりにポリカーボネート樹脂を用い
たこと以外は実施例A1と同様にして感光体を作製し
た。この電子写真感光体をE1とする。
【0063】[実施例E2]実施例A1において、ポリ
アリレート樹脂の代わりにポリカーボネート樹脂を用
い、アルキル変性ポリシロキサンの添加量を0.3部と
したこと以外は実施例A1と同様にして感光体を作製し
た。この電子写真感光体をE2とする。
【0064】[比較例F1]比較例B1において、ポリ
アリレート樹脂の代わりにポリカーボネート樹脂を用い
た以外は同様にして感光体を作製した。この電子写真感
光体をF1とする。
【0065】[比較例F2]比較例B2において、ポリ
アリレート樹脂の代わりにポリカーボネート樹脂を用い
た以外は同様にして感光体を作製した。この電子写真感
光体をF2とする。
【0066】[比較例F3]比較例B3において、ポリ
アリレート樹脂の代わりにポリカーボネート樹脂を用い
た以外は同様にして感光体を作製した。この電子写真感
光体をF3とする。
【0067】実施例A1と同様に、電気特性及び摩擦係
数を測定した。測定結果を第4表及び第5表に示す。
【0068】
【表4】
【0069】
【表5】
【0070】[実施例G1、比較例H1、H2]実施例
C1において、電荷移動層用塗布液を、実施例E2、比
較例F2、比較例F3に用いたものにそれぞれ変更した
以外は、実施例C1と同様に縦6cm、横1cm、厚さ
75μmのPETシートに厚さ25μmになるように塗
布しサンプルを作製した(これらを、それぞれサンプル
G1、H1、H2とする)。これらのサンプルにつき、
実施例C1と同様に、水に対する表面張力及び接触角を
測定した。結果を第6表に示す。また、電子写真感光体
E2、F2、F3を用いて、実施例C1と同様に剥離性
を測定した。結果を第6表に示す。
【0071】
【表6】
【0072】
【発明の効果】本発明により、感光体と装置の各部材と
の摩擦を低減し、耐久性の向上し、さらに電気特性の優
れた電子写真感光体を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臨 護 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 Fターム(参考) 2H068 AA03 AA04 AA19 AA20 BA12 BA39 BA58 BB25 BB27 BB33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外層が、バインダー樹脂、及び下記一
    般式(1a)で表される構造単位及び(1b)で表され
    る構造単位を分子内に有するポリシロキサン化合物を含
    有することを特徴とする電子写真感光体。 【化1】 (一般式(1a)、(1b)中、R1、R3は各々独立し
    て置換基を有していても良い炭化水素基を表し、R2
    置換基を有していても良い炭素数3以上の炭化水素基を
    表し、R4は炭素数1〜3の2価の炭化水素基を表し、
    5は置換基を有しても良い炭素数3以上の炭化水素基
    を表す。)
  2. 【請求項2】 一般式(1b)において、R5がイソプ
    ロピルユニットまたはターシャリーブチルユニットを有
    するアルキル基である請求項1に記載の電子写真感光
    体。
  3. 【請求項3】 感光層が最外層である請求項1又は2に
    記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 感光層が、電荷発生層と電荷移動層の積
    層したものであり、電荷移動層が最外層である請求項3
    に記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 電荷移動層のバインダーが、ポリカーボ
    ネート又はポリアリレートを含有する請求項4に記載の
    電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 電荷移動層に下記一般式(2)で表され
    る電荷移動剤を含有する請求項4又は5に記載の電子写
    真感光体。 【化2】 (一般式(2)中、Ar1は置換されていてもよいベン
    ゼン環、置換基を有していても良いナフタレン環、また
    は置換基を有していても良いビフェニル環を表し、Ar
    2〜Ar5は各々独立して、置換基を有していても良い芳
    香族環を表す。)
  7. 【請求項7】 電荷発生材料がオキシチタニウムフタロ
    シアニンである請求項1乃至6のいずれかに記載の電子
    写真感光体。
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