JP2002162505A - 光学式読取装置用レンズ - Google Patents
光学式読取装置用レンズInfo
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- JP2002162505A JP2002162505A JP2000359080A JP2000359080A JP2002162505A JP 2002162505 A JP2002162505 A JP 2002162505A JP 2000359080 A JP2000359080 A JP 2000359080A JP 2000359080 A JP2000359080 A JP 2000359080A JP 2002162505 A JP2002162505 A JP 2002162505A
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- optical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来とは異なる方法で、より短時間により精
度良くスキュー調整を行なうことを可能にする光学式読
取装置用レンズを提供する。 【解決手段】 光学式読取装置用レンズ10は、2つの
曲面(球面)11、12と、その外周部に形成された鍔
部13とを有している。そして、一方の曲面11の中心
には、レンズの軸に直交する微小平面14が形成されて
いる。
度良くスキュー調整を行なうことを可能にする光学式読
取装置用レンズを提供する。 【解決手段】 光学式読取装置用レンズ10は、2つの
曲面(球面)11、12と、その外周部に形成された鍔
部13とを有している。そして、一方の曲面11の中心
には、レンズの軸に直交する微小平面14が形成されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式読取装置用
レンズに関し、特に、光ディスクの情報記録・再生に用
いられる光ピックアップに搭載される光学式読取装置用
レンズに関する。
レンズに関し、特に、光ディスクの情報記録・再生に用
いられる光ピックアップに搭載される光学式読取装置用
レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクに用いられる光ピック
アップは、例えば、図4に示すように構成されている。
即ち、従来の光ピックアップは、対物レンズ41を保持
するレンズホルダー42と、このレンズホルダー42が
備えるコイルボビンに巻回されたフォーカシングコイル
43及びトラッキング用コイル44と、ダンパベース4
5と、ダンパベース45に対してレンズホルダーをフォ
ーカシング方向Fc及びトラッキング方向Trに移動可
能に支持するサスペンションバネ46と、ダンパーベー
スをラジアル方向Raに揺動調整可能に支持するアクチ
ュエータベース47と、アクチュエータベース47をタ
ンジェンシャル方向Taに揺動可能に支持するピックア
ップベース48とを備えている。
アップは、例えば、図4に示すように構成されている。
即ち、従来の光ピックアップは、対物レンズ41を保持
するレンズホルダー42と、このレンズホルダー42が
備えるコイルボビンに巻回されたフォーカシングコイル
43及びトラッキング用コイル44と、ダンパベース4
5と、ダンパベース45に対してレンズホルダーをフォ
ーカシング方向Fc及びトラッキング方向Trに移動可
能に支持するサスペンションバネ46と、ダンパーベー
スをラジアル方向Raに揺動調整可能に支持するアクチ
ュエータベース47と、アクチュエータベース47をタ
ンジェンシャル方向Taに揺動可能に支持するピックア
ップベース48とを備えている。
【0003】この様な光ピックアップは、その動作を正
確に実行させるため、組み立て時に、スキュー調整が行
われる。即ち、アクチュエータベース47に対するダン
パベース45の固定角度(Ra)を調整することにより
ラジアルスキュー調整が行われ、ピックアップベース4
8に対するアクチュエータベース47の固定角度(T
a)を調整することによりタンジェンシャルスキュー調
整が行なわれる。
確に実行させるため、組み立て時に、スキュー調整が行
われる。即ち、アクチュエータベース47に対するダン
パベース45の固定角度(Ra)を調整することにより
ラジアルスキュー調整が行われ、ピックアップベース4
8に対するアクチュエータベース47の固定角度(T
a)を調整することによりタンジェンシャルスキュー調
整が行なわれる。
【0004】この様なスキュー調整を行なう方法とし
て、例えば、特開平10−64117号公報に開示され
た方法がある。この方法は、光ピックアップ側から出射
する光ビームを撮像手段で撮像し、画像処理を行なって
モニターに表示させることにより、その一次リングの強
度が全周に渡って均一となるように調整するというもの
である。
て、例えば、特開平10−64117号公報に開示され
た方法がある。この方法は、光ピックアップ側から出射
する光ビームを撮像手段で撮像し、画像処理を行なって
モニターに表示させることにより、その一次リングの強
度が全周に渡って均一となるように調整するというもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平10-6411
7号公報に記載されたスキュー調整方法は、それ以前の
ジッターを測定し、その結果に基づいてスキューを調整
する方法に比べ、大幅に調整時間を短縮することができ
る。しかしながら、依然として、その調整作業は、困難
で、生産性の向上を阻んでいるという問題点がある。
7号公報に記載されたスキュー調整方法は、それ以前の
ジッターを測定し、その結果に基づいてスキューを調整
する方法に比べ、大幅に調整時間を短縮することができ
る。しかしながら、依然として、その調整作業は、困難
で、生産性の向上を阻んでいるという問題点がある。
【0006】そこで、本発明は、従来とは異なる方法
で、より短時間により精度良くスキュー調整を行なうこ
とを可能にする光学式読取装置用レンズを提供すること
を目的とする。
で、より短時間により精度良くスキュー調整を行なうこ
とを可能にする光学式読取装置用レンズを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、レンズ
(10)の軸に直交し、かつ当該軸を中心とする微小平
面(14)を有することを特徴とする光学式読取装置用
レンズが得られる。
(10)の軸に直交し、かつ当該軸を中心とする微小平
面(14)を有することを特徴とする光学式読取装置用
レンズが得られる。
【0008】また、本発明によれば、レンズ(10)を
構成する曲面(11)の中心に、微小平面(14)を形
成したことを特徴とする光学式読取装置用レンズが得ら
れる。
構成する曲面(11)の中心に、微小平面(14)を形
成したことを特徴とする光学式読取装置用レンズが得ら
れる。
【0009】ここで、前記微小平面(14)の周縁部に
は、凸部(21)又は凹部(31)を形成するようにし
てもよい。
は、凸部(21)又は凹部(31)を形成するようにし
てもよい。
【0010】前記微小平面(14)の直径は、0.1〜
0.8mm、好ましくは0.3〜0.4mmである。
0.8mm、好ましくは0.3〜0.4mmである。
【0011】なお、上記括弧内の符号は、本発明の理解
を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、
これらに限定されるものではない。
を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、
これらに限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
施の形態について詳細に説明する。
【0013】図1に本発明の一実施の形態による光学式
読取装置用レンズの(a)平面図及び(b)側面図を示
す。
読取装置用レンズの(a)平面図及び(b)側面図を示
す。
【0014】図1に示すように、本実施の形態による光
学式読取装置用レンズ(対物レンズ)10は、2つの曲
面(球面)11、12と、その外周部に形成された鍔部
13とを有している。そして、一方の曲面、即ち、光ピ
ックアップに用いられた場合に光ディスクに面する側の
曲面の中心には、微小な平面(平坦部)14が形成され
ている。即ち、このレンズは、その軸に直交し、その軸
を中心とする微小平面14を有している。
学式読取装置用レンズ(対物レンズ)10は、2つの曲
面(球面)11、12と、その外周部に形成された鍔部
13とを有している。そして、一方の曲面、即ち、光ピ
ックアップに用いられた場合に光ディスクに面する側の
曲面の中心には、微小な平面(平坦部)14が形成され
ている。即ち、このレンズは、その軸に直交し、その軸
を中心とする微小平面14を有している。
【0015】レンズの外径を4mmとした場合、微小平
面14の直径は、0.1〜0.8mmが好ましく、0.
3〜0.4mmがより好ましい。これは、微小平面14
の直径が0.1mmを下回ると、光ピックアップに搭載
されたときのスキュー調整が困難になり、また、0.8
mmを越えると、光学特性(光ディスクに対する情報の
記録・再生)に問題が生じるからである。
面14の直径は、0.1〜0.8mmが好ましく、0.
3〜0.4mmがより好ましい。これは、微小平面14
の直径が0.1mmを下回ると、光ピックアップに搭載
されたときのスキュー調整が困難になり、また、0.8
mmを越えると、光学特性(光ディスクに対する情報の
記録・再生)に問題が生じるからである。
【0016】上記レンズは、ガラスやプラスチックなど
で作製可能であるが、プラスチック成形により作製する
場合には、微小平面14と曲面11との境目にバリ等が
形成され、所望の光学特性が得られない場合がある。こ
の問題は、微小平面14と曲面11との境界(即ち、微
小平面14の周縁部)に、図2又は図3に示すような、
極めて小さい凸部21又は凹部31を形成することによ
り解決できる。即ち、微小平面14と曲面11との境界
を通過する光ビームを、本来の光ビームの進行方向とは
別の方向へ進行させることによりその影響を取り除くこ
とができる。
で作製可能であるが、プラスチック成形により作製する
場合には、微小平面14と曲面11との境目にバリ等が
形成され、所望の光学特性が得られない場合がある。こ
の問題は、微小平面14と曲面11との境界(即ち、微
小平面14の周縁部)に、図2又は図3に示すような、
極めて小さい凸部21又は凹部31を形成することによ
り解決できる。即ち、微小平面14と曲面11との境界
を通過する光ビームを、本来の光ビームの進行方向とは
別の方向へ進行させることによりその影響を取り除くこ
とができる。
【0017】本実施の形態のレンズは、その中心部に、
レンズの軸に直交する平面14を有しているので、所定
方向から照射した光の反射光を観察することで、その向
きを知ることができる。従って、このレンズを搭載した
光ピックアップのピックアップベースを所定位置に保持
固定した状態で、所定方向からの光をレンズに照射し、
その反射光が所望の方向へ向かうよう、アクチュエータ
及びダンパベースの角度を調整すれば、容易に、短時間
で、そのスキュー調整を行うことができる。
レンズの軸に直交する平面14を有しているので、所定
方向から照射した光の反射光を観察することで、その向
きを知ることができる。従って、このレンズを搭載した
光ピックアップのピックアップベースを所定位置に保持
固定した状態で、所定方向からの光をレンズに照射し、
その反射光が所望の方向へ向かうよう、アクチュエータ
及びダンパベースの角度を調整すれば、容易に、短時間
で、そのスキュー調整を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、光学読取装置用レンズ
の中心に、レンズの軸と直交する微小平面を設けたこと
で、その向きを容易に調整することができる。それゆ
え、本発明のレンズが搭載された光ピックアップでは、
そのスキュー調整を容易に行うことができる。
の中心に、レンズの軸と直交する微小平面を設けたこと
で、その向きを容易に調整することができる。それゆ
え、本発明のレンズが搭載された光ピックアップでは、
そのスキュー調整を容易に行うことができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る光学読取装置用レ
ンズの(a)平面図及び(b)側面図である。
ンズの(a)平面図及び(b)側面図である。
【図2】図1のレンズの微小平面の周縁部に形成された
凸部を説明するための部分拡大断面図である。
凸部を説明するための部分拡大断面図である。
【図3】図1のレンズの微小平面の周縁部に形成された
凹部を説明するための部分拡大断面図である。
凹部を説明するための部分拡大断面図である。
【図4】光ピックアップの分解斜視図である。
10 レンズ 11 曲面 12 曲面 13 鍔部 14 微小平面 21 凸部 31 凹部 41 対物レンズ 42 レンズホルダー 43 フォーカシングコイル 44 トラッキング用コイル 45 ダンパベース 46 サスペンションバネ 47 アクチュエータベース 48 ピックアップベース
Claims (5)
- 【請求項1】 レンズの軸に直交し、かつ当該軸を中心
とする微小平面を有することを特徴とする光学式読取装
置用レンズ。 - 【請求項2】 レンズを構成する曲面の中心に、微小平
面を形成したことを特徴とする光学式読取装置用レン
ズ。 - 【請求項3】 前記微小平面の周縁部に凸部又は凹部を
形成したことを特徴とする請求項1又は2の光学式読取
装置用レンズ。 - 【請求項4】 前記微小平面の直径が0.1〜0.8m
mであることを特徴とする請求項1、2、又は3の光学
式読取装置用レンズ。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかの光学式読取
装置用レンズを備えた光ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000359080A JP2002162505A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 光学式読取装置用レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000359080A JP2002162505A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 光学式読取装置用レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002162505A true JP2002162505A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18830899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000359080A Withdrawn JP2002162505A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 光学式読取装置用レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002162505A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005141091A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Konica Minolta Opto Inc | レンズユニット、光ヘッド、及び光ピックアップ装置 |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000359080A patent/JP2002162505A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005141091A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Konica Minolta Opto Inc | レンズユニット、光ヘッド、及び光ピックアップ装置 |
JP4525051B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2010-08-18 | コニカミノルタオプト株式会社 | レンズユニットの製造方法、レンズユニット、光ヘッド、及び光ピックアップ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |