JP2002162216A - パターン評価方法、パターン評価装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
パターン評価方法、パターン評価装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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Abstract
差の影響を除去できるパターンの評価方法、評価装置お
よび記録媒体を提供する。 【解決手段】 計測対象パターンの画像データを取得し
(ステップS1)、この画像データに基づいて少なくと
も一つの上記パターンエッジを認識し、上記パターンエ
ッジの形状を構成するエッジ点列の各エッジ点の座標位
置を算出し(ステップS3)、各エッジ点から下ろした
垂線の長さの和が最小となる直線を求め(ステップS
4)、上記直線が求められたときの上記垂線の長さεi
を統計的に処理して上記パターンエッジのラフネスを定
量的に表現する(ステップS5)。
Description
法、パターン評価装置およびコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に関し、特に半導体製造プロセスにおける微
細パターンのエッジラフネスの評価を対象とする。
は、パターンの寸法ばらつきを正確に評価することが重
要となる。パターンの寸法ばらつきとしては、製造ロッ
ト毎や半導体チップ毎の寸法変動なども問題になるが、
とりわけ一つのパターンにおける局所的な寸法変動もま
たデバイス特性を劣化させる。このため、このような局
所的な寸法変動を定量的に評価することが近年ますます
重要になってきている。なかでも、パターンエッジ位置
が数10nm〜数μmの局所的な領域の中で微小にうね
るような寸法変動は「エッジラフネス」と呼ばれ、主に
パターンを製造する際のリソグラフィ工程と、その後の
エッチング工程において発生する。
走査型トンネル顕微鏡(Scanning Electron Microscop
e:以下、SEMという)や、原子間力顕微鏡(Atomic
ForceMicroscope:以下、AFMという)などの走査型
プローブを用いた観察装置により微細パターンを観察し
てパターン幅寸法を求め、その局所的な変動を定量化す
る方法が広く用いられてきた。
は、プローブの先端径に広がりがあるために、パターン
エッジを観察するために必要な数nm程度の分解能を得
ることができないという問題があった。
を有するSEMを用いる従来の方法としては、ライン状
のパターンの線幅計測を複数の個所において行った後で
その複数の測定値の分散などからエッジラフネスを定量
化していた。しかしながら、この方法によれば、例えば
図24の部位R100に示すように、確率的にエッジ座
標が同じ方向に変動している部位が存在する場合、その
ような部分は線幅の変動としては比較的小さいため、ラ
フネスを過小評価してしまうという問題点があった。
理として、まず、線状のパターンを観察装置の画像表示
部に図25(a)のパターンP100ように表示し、そ
の後図25(b)に示すように計測領域の中でパターン
P100の長手方向がなるべく水平方向または垂直方向
になるように位置決めした後、その計測領域の水平方向
106または垂直方向にパターンエッジを探索し、その
後、エッジ位置の平均位置からの残差としてエッジラフ
ネスを、例えば標準偏差や平均偏差などで算出してい
た。
索方向に対して正確に垂直に配置する位置決めには通常
煩わしい処理が必要となる。また、エッジ探索方向とパ
ターンの長手方向がわずかに垂直から外れてしまうとい
うことも頻発する。このような場合には、完全に直交し
ている場合よりも非常に大きな値が算出されることがあ
った。図26は、このような場合の誤差を例示するグラ
フであり、例えば同図中の破線110に示すように、パ
ターンの方向がわずかに0.5°程度回転していても、
ラフネス値を代表するrmsの値は本来の値の倍以上の
値に算出されてしまうことがある。
トマスクパターンには、マスクパターンの描画方法に起
因して接続誤差が発生することがある。このような接続
誤差は、レジスト材料やレジストプロセス、エッチング
プロセスで発生するエッジラフネスとは区別されるべき
ものであるが、従来の評価方法では両者を分離して判断
することができなかった。
として、特許公開平11−257940(以下、文献と
いう)は、パターンエッジの位置に対するヒストグラム
を作成し、さらにそのヒストグラムを正規分布に近似す
ることにより、正規分布のσ値からラフネスを定量化す
る方法を提案している。
献に記載の方法によると、ヒストグラムを作成する上
で、それを正規分布に近似する計算の工程を計測のステ
ップにさらに含むために、その分だけラフネス値の算出
に時間を要することになる。また、エッジ位置の分布が
正規分布から外れることもしばしばあり、この場合に上
述のσ値 によってラフネスを定量化することは妥当で
ない。また、上記文献においては、接続誤差を除去する
方法および測定対象における微小回転成分を除去する方
法として、パターンの中心位置を参照してその変動成分
をエッジ座標の変動成分から除く方法が提案されている
が、測定領域内にパターンの両側のエッジが含まれてい
ない場合には、この方法を用いることが不可能であっ
た。
は、エッジラフネスが標準偏差や平均偏差、または線幅
の最大値と最小値との差などで数値的に表現されるのみ
で、評価されるパターンのどの位置にどのようなラフネ
スが存在するのか、という情報を視覚的に直ちに得るこ
とができず、ラフネスの空間分布や形態の違いを観察者
自身で把握することが著しく困難であった。
あり、その目的は、エッジラフネスを正確に定量化し、
かつ、接続誤差の影響を除去するパターンの評価方法お
よび評価装置を提供することにある。
より上記課題の解決を図る。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データを取
り込む工程と、上記画像データに基づいて少なくとも一
つの上記パターンエッジを認識し、上記パターンエッジ
の形状を構成するエッジ点列の各エッジ点の座標位置を
算出する工程と、各エッジ点から下ろした垂線の長さの
和が最小となる直線を求める工程と、上記直線が求めら
れたときの上記垂線の長さを統計的に処理して上記パタ
ーンエッジのラフネスを定量的に表現する評価情報を出
力する工程と、を備えるパターン評価方法が提供され
る。
ジ点列の各エッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小
となる直線を求め、この直線が求められたときの上記垂
線の長さを統計的に処理するので、計測範囲内に配置さ
れた計測対象パターンの長手方向が完全に水平方向でも
完全に垂直方向でもない場合や、上記パターンの両エッ
ジが計測範囲内に含まれていない場合であっても、上記
パターンのエッジラフネスを正確に定量化することがで
きる。
内の任意の点を境として上記エッジ点列を二つのグルー
プに分け、各グループに属するエッジ点の上記座標位置
の情報に基づいて統計的検定を行い、上記二つのグルー
プの統計的有意差の有無を判定する工程をさらに備え、
上記統計的有意差が無いと判定された場合に、上記直線
を求める工程に移行すると良い。これにより、パターン
の評価者は、計測対象のパターンに接続誤差があるか否
かを意識することなくエッジラフネスを定量化すること
ができる。
ときの上記垂線の長さの標準偏差と、上記直線が得られ
たときの上記垂線の長さの平均偏差が含まれる。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データを取
り込む工程と、上記画像データに基づいて少なくとも一
つの上記パターンエッジを認識し、上記パターンエッジ
の形状を構成するエッジ点列の座標位置を算出する工程
と、上記エッジ点列内の任意の点を境として上記エッジ
点列を二つのグループに分け、多変量解析における判別
分析手法を用いて接続誤差の発生位置となり得るエッジ
点を特定する工程と、上記特定されたエッジ点を境とし
て分けられた各グループごとに、グループ内の各エッジ
点の平均位置と、この平均位置からの残差とを算出する
工程と、上記残差を統計的に処理して上記パターンエッ
ジのラフネスを定量的に表現する評価情報を出力する工
程と、を備えるパターン評価方法が提供される。
去された標準偏差と、平均偏差とを含む。
る判別分析手法を用いて接続誤差の発生位置となり得る
エッジ点を特定するので、計測対象のパターンが計測範
囲内でほぼ水平方向またはほぼ垂直方向に配置されてい
るが、接続誤差を有するという場合であっても、上記パ
ターンのエッジラフネスを正確に定量化することができ
る。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データを取
り込む工程と、上記画像データに基づいて少なくとも一
つの上記パターンエッジを認識し、上記パターンエッジ
の形状を構成するエッジ点列の座標位置を算出する工程
と、上記エッジ点列内の任意の点を境として上記エッジ
点列を二つのグループに分け、各グループごとに、各エ
ッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小となる直線を
それぞれ求めてこれらの直線間の距離を算出し、上記直
線間の距離が最小となる上記任意の点を接続誤差の発生
位置となり得るエッジ点として特定する工程と、上記接
続誤差の発生位置となり得る上記エッジ点が特定された
ときの上記直線に各エッジ点から下ろした垂線の長さを
各グループごとに算出する工程と、上記垂線の長さを各
グループ毎に統計的に処理して上記パターンエッジのラ
フネスを定量的に表現する評価情報を出力する工程と、
を備えるパターン評価方法が提供される。
として上記エッジ点列を二つのグループに分け、各グル
ープごとに、各エッジ点から下ろした垂線の長さの和が
最小となる直線をそれぞれ求めてこれらの直線間の距離
を算出し、上記直線間の距離が最小となる上記任意の点
を接続誤差の発生位置となり得るエッジ点として特定す
るので、計測対象のパターンの長手方向が計測範囲内で
水平方向でも垂直方向でもなく、かつ、計測対象のパタ
ーンに接続誤差が存在する場合であっても、エッジラフ
ネスを正確に定量化することができる。
差と上記垂線の長さの平均偏差とを含む。
グループに属するエッジ点の上記座標位置の情報に基づ
いて統計的検定を行い、上記二つのグループの統計的有
意差の有無を判定する工程をさらに備えて、上記統計的
有意差が有ると判定された場合に、上記接続誤差の発生
位置となり得るエッジ点を特定する工程に移行すると良
い。
パターンの評価者は、計測対象のパターンに接続誤差が
あるか否かを意識することなくエッジラフネスを定量化
することができる。
上記直線の両側のうちいずれの側に各エッジ点が存在す
るかの相対位置情報を取得する工程をさらに備えて、上
記評価情報に、求められた上記直線へ各エッジ点から下
ろした上記垂線の長さのうち上記直線の両側のそれぞれ
における最大値の少なくとも一つを含めることが好まし
い。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データを取
り込む工程と、上記画像データに基づいて少なくとも一
つの上記パターンエッジを認識し、上記パターンエッジ
の形状を構成するエッジ点列の座標位置を算出する工程
と、上記座標位置に基づいて、ボルツマン関数(Boltzm
ann function)と一次関数との線形結合で表わされ上記
エッジ点列に近似する関数を求める工程と、上記関数の
変曲点を境として上記エッジ点列を第1のグループと第
2のグループに分け、各エッジ点から上記関数の軌跡で
ある曲線に下ろした垂線の長さを各グループごとに算出
する工程と、上記垂線の長さを統計的に処理して上記パ
ターンエッジのラフネスを定量的に表現する評価情報を
出力する工程と、を備えるパターン評価方法が提供され
る。
差と上記垂線の長さの平均偏差とを含むことが好まし
い。
列の座標位置に基づいて、ボルツマン関数と一次関数と
の線形結合で表わされ上記エッジ点列に近似する関数を
求め、この関数の変曲点を境として上記エッジ点列をグ
ループ分けするので、接続誤差が比較的広範囲にわたっ
て影響している場合であっても、上記パターンのエッジ
ラフネスを正確に定量化することができる。
ループと上記第2のグループに分けられた上記エッジ点
の座標位置の情報に基づいて統計的検定を行い、統計的
有意差の有無を判定する工程をさらに備え、上記第1の
グループと上記第2のグループとの間に上記統計的有意
差が有ると判定された場合に、上記垂線の長さを各グル
ープごとに算出する手順に移行すると良い。これによ
り、パターンの評価者は、計測対象のパターンに接続誤
差があるか否かを意識することなくエッジラフネスを定
量化することができる。
ジ点が上記曲線の両側のうちいずれの側に存在するかの
相対位置情報を各エッジ点について取得する工程をさら
に備え、上記評価情報は、上記垂線の長さのうち上記曲
線の両側のそれぞれにおける最大値の少なくとも一つを
含むとさらに良い。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出し、少なくとも一つのパター
ンエッジを含む画像データを取得する画像データ取得手
段と、上記画像データに基づいて上記パターンエッジを
認識し、上記パターンエッジの形状を構成するエッジ点
列の各エッジ点の座標位置を算出し、各エッジ点から下
ろした垂線の長さの和が最小となる直線を求め、この直
線が得られたときの上記垂線の長さとを出力する演算手
段と、上記直線が得られたときの上記垂線の長さを統計
的に処理して上記パターンエッジのラフネスを定量的に
表現する評価情報を出力する統計処理手段と、を備える
パターン評価装置が提供される。
ジ点列の各エッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小
となる直線を求める演算手段と、上記直線が得られたと
きの上記垂線の長さを統計的に処理する統計処理手段と
を備えるので、計測範囲内に配置された計測対象パター
ンの長手方向が完全に水平方向でも完全に垂直方向でも
ない場合や、上記パターンの両エッジが計測範囲内に含
まれていない場合であっても、上記パターンのエッジラ
フネスを正確に定量化することができる。
ら各エッジ点の上記座標位置の情報を受け、上記エッジ
点列内の任意の点を境として上記エッジ点列を二つのグ
ループに分けて統計的検定を行い、上記二つのグループ
の統計的有意差の有無を判定する統計的検定手段をさら
に備え、上記演算手段は、上記統計的検定手段が上記二
つのグループに上記統計的有意差が無いと判定した場合
に、各エッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小とな
る直線を求め、この直線が得られたときの上記垂線の長
さを出力すると良い。これにより、パターンの評価者
は、計測対象のパターンに接続誤差があるか否かを意識
することなくエッジラフネスを定量化することができ
る。
の上記垂線の長さの標準偏差と、上記直線が得られたと
きの上記垂線の長さの平均偏差と、を含む。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出し、少なくとも一つのパター
ンエッジを含む画像データを取得する画像データ取得手
段と、上記画像データに基づいて上記パターンエッジを
認識し、上記パターンエッジの形状を構成するエッジ点
列の座標位置を算出し、上記エッジ点列内の任意の点を
境として上記エッジ点列を二つのグループに分け、多変
量解析における判別分析手法を用いて接続誤差の発生位
置となり得るエッジ点を特定し、この特定されたエッジ
点を境として分けられた各グループごとに、グループ内
の各エッジ点の平均位置と、この平均位置からの残差と
を算出する演算手段と、上記残差を統計的に処理して上
記パターンエッジのラフネスを定量的に表現する評価情
報を出力する統計処理手段と、を備えるパターン評価装
置が提供される。
手段が多変量解析における判別分析手法を用いて接続誤
差の発生位置となり得るエッジ点を特定するので、計測
対象のパターンが計測範囲内でほぼ水平方向またはほぼ
垂直方向に配置されているが、接続誤差を含む場合であ
っても、上記パターンのエッジラフネスを正確に定量化
することができる。
には、上記接続誤差の影響が除去された標準偏差と、平
均偏差とが含まれる。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出し、少なくとも一つのパター
ンエッジを含む画像データを取得する画像データ取得手
段と、上記画像データに基づいて上記パターンエッジを
認識し、上記パターンエッジの形状を構成するエッジ点
列の座標位置を算出し、上記エッジ点列内の任意の点を
境として上記エッジ点列を二つのグループに分け、各エ
ッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小となる直線を
各グループごとに求めてこれらの直線間の距離距離を算
出し、この距離が最小となる上記任意の点を接続誤差の
発生位置となり得るエッジ点として特定し、上記接続誤
差の発生位置となり得る上記エッジ点が特定されたとき
の上記直線に各エッジ点から下ろした垂線の長さを各グ
ループごとに算出する演算手段と、上記垂線の長さを各
グループ毎に統計的に処理して上記パターンエッジのラ
フネスを定量的に表現する評価情報を出力する統計処理
手段と、を備えるパターン評価装置が提供される。
手段が上記任意の点を境として上記エッジ点列を二つの
グループに分け、各エッジ点から下ろした垂線の長さの
和が最小となる直線を各グループごとに求めてこれらの
直線間の距離を各グループごとに算出し、この距離が最
小となる上記任意の点を接続誤差の発生位置となり得る
エッジ点として特定するので、計測対象のパターンの長
手方向が計測範囲内で水平方向でも垂直方向でもなく、
かつ、計測対象のパターンに接続誤差が存在する場合で
あっても、エッジラフネスを正確に定量化することがで
きる。
には、上記垂線の長さの標準偏差と上記垂線の長さの平
均偏差とが含まれる。
段から上記二つのグループに分けられた上記エッジ点の
上記座標位置の情報を受けて統計的検定を行い、統計的
有意差の有無を判定する統計的検定手段をさらに備え、
上記演算手段は、上記統計的検定手段が上記二つのグル
ープに上記統計的有意差が有ると判定した場合に、上記
接続誤差の発生位置となり得るエッジ点を特定すると良
い。これにより、パターンの評価者は、計測対象のパタ
ーンに接続誤差があるか否かを意識することなくエッジ
ラフネスを定量化することができる。
うちいずれの側に各エッジ点が存在するかの相対位置情
報をさらに出力し、上記評価情報は、上記垂線の長さの
うち上記直線の両側のそれぞれにおける最大値の少なく
とも一つを含むことが好ましい。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出し、少なくとも一つのパター
ンエッジを含む画像データを取得する画像データ取得手
段と、上記画像データに基づいて上記パターンエッジを
認識し、上記パターンエッジの形状を構成するエッジ点
列の座標位置を算出し、この座標位置に基づいて、ボル
ツマン関数と一次関数との線形結合で表わされ上記エッ
ジ点列に近似する関数を求め、この関数の変曲点を境と
して上記エッジ点列を第1のグループと第2のグループ
に分け、各エッジ点から上記関数の軌跡である曲線に下
ろした垂線の長さを各グループごとに算出する演算手段
と、上記垂線の長さを統計的に処理して上記パターンエ
ッジのラフネスを定量的に表現する評価情報を出力する
統計処理手段と、を備えるパターン評価装置が提供され
る。
手段が、エッジ点列の座標位置に基づいて、ボルツマン
関数と一次関数との線形結合で表わされ上記エッジ点列
に近似する関数を求め、この関数の変曲点を境として上
記エッジ点列をグループ分けするので、接続誤差が比較
的広範囲にわたって影響している場合であっても、上記
パターンのエッジラフネスを正確に定量化することがで
きる。
ら上記第1のグループと上記第2のグループに分けられ
た上記エッジ点の上記座標位置の情報を受けて統計的検
定を行い、統計的有意差の有無を判定する統計的検定手
段をさらに備え、上記演算手段は、上記統計的検定手段
が上記第1のグループと上記第2のグループとの間に上
記統計的有意差が有ると判定した場合に、上記垂線の長
さを各グループごとに算出することが好ましい。これに
より、パターンの評価者は、計測対象のパターンに接続
誤差があるか否かを意識することなくエッジラフネスを
定量化することができる。
には、上記垂線の長さの標準偏差と上記垂線の長さの平
均偏差とが含まれる。
曲線の両側のうちいずれの側に存在するかの相対位置情
報をさらに出力し、上記評価情報は、上記垂線の長さの
うち上記曲線の両側のそれぞれにおける最大値の少なく
とも一つを含むと良い。
ン評価装置は、上記画像データと上記評価情報を表示す
る表示手段をさらに備える。
するとさらに良い。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データの入
力を受けてこの画像データを処理するコンピュータを備
えるパターン評価装置に用いられ、上記画像データに基
づいて少なくとも一つの上記パターンエッジを認識し、
上記パターンエッジの形状を構成するエッジ点列の各エ
ッジ点の座標位置を算出する手順と、各エッジ点から下
ろした垂線の長さの和が最小となる直線を求める手順
と、上記直線が求められたときの上記垂線の長さを統計
的に処理して上記パターンエッジのラフネスを定量的に
表現する評価情報を出力する手順と、を備えるパターン
評価方法を上記コンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体が提供され
る。
内の任意の点を境として上記エッジ点列を二つのグルー
プに分け、各グループに属するエッジ点の上記座標位置
の情報に基づいて統計的検定を行い、上記二つのグルー
プの統計的有意差の有無を判定する工程をさらに備え、
上記統計的有意差が無いと判定された場合に、上記直線
を求める工程に移行することが好ましい。
ときの上記垂線の長さの標準偏差と、上記直線が得られ
たときの上記垂線の長さの平均偏差が含まれる。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データの入
力を受けてこの画像データを処理するコンピュータに用
いられ、上記画像データに基づいて少なくとも一つの上
記パターンエッジを認識し、上記パターンエッジの形状
を構成するエッジ点列の座標位置を算出する手順と、上
記エッジ点列内の任意の点を境として上記エッジ点列を
二つのグループに分け、多変量解析における判別分析手
法を用いて接続誤差の発生位置となり得るエッジ点を特
定する手順と、上記特定されたエッジ点を境として分け
られた各グループごとに、グループ内の各エッジ点の平
均位置と、この平均位置からの残差とを算出する手順
と、上記残差を統計的に処理して上記パターンエッジの
ラフネスを定量的に表現する評価情報を出力する手順
と、を備えるパターン評価方法を上記コンピュータに実
行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
な記録媒体が提供される。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データの入
力を受けてこの画像データを処理するコンピュータに用
いられ、上記画像データに基づいて少なくとも一つの上
記パターンエッジを認識し、上記パターンエッジの形状
を構成するエッジ点列の座標位置を算出する手順と、上
記エッジ点列内の任意の点を境として上記エッジ点列を
二つのグループに分け、各グループごとに、各エッジ点
から下ろした垂線の長さの和が最小となる直線をそれぞ
れ求めてこれらの直線間の距離を算出し、上記直線間の
距離が最小となる上記任意の点を接続誤差の発生位置と
なり得るエッジ点として特定する手順と、上記接続誤差
の発生位置となり得る上記エッジ点が特定されたときの
上記直線に各エッジ点から下ろした垂線の長さを各グル
ープごとに算出する手順と、上記垂線の長さを各グルー
プ毎に統計的に処理して上記パターンエッジのラフネス
を定量的に表現する評価情報を出力する手順と、を備え
るパターン評価方法を上記コンピュータに実行させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
が提供される。
差と上記垂線の長さの平均偏差とを含む。
グループに属するエッジ点の上記座標位置の情報に基づ
いて統計的検定を行い、上記二つのグループの統計的有
意差の有無を判定する手順をさらに備え、上記統計的有
意差が有ると判定された場合に、上記接続誤差の発生位
置となり得るエッジ点を特定する手順に移行すると良
い。
上記直線の両側のうちいずれの側に各エッジ点が存在す
るかの相対位置情報を取得する手順をさらに備えて、上
記評価情報に、求められた上記直線へ各エッジ点から下
ろした上記垂線の長さのうち上記直線の両側のそれぞれ
における最大値の少なくとも一つを含めることが好まし
い。
れた被測定物にエネルギー線を走査して上記被測定物か
ら発生する散乱粒子を検出して得られた画像データの入
力を受けてこの画像データを処理するコンピュータに用
いられ、上記画像データに基づいて少なくとも一つの上
記パターンエッジを認識し、上記パターンエッジの形状
を構成するエッジ点列の座標位置を算出する手順と、上
記座標位置に基づいて、ボルツマン関数と一次関数との
線形結合で表わされ上記エッジ点列に近似する関数を求
める手順と、上記関数の変曲点を境として上記エッジ点
列を第1のグループと第2のグループに分け、各エッジ
点から上記関数の軌跡である曲線に下ろした垂線の長さ
を各グループごとに算出する手順と、上記垂線の長さを
統計的に処理して上記パターンエッジのラフネスを定量
的に表現する評価情報を出力する手順と、を備えるパタ
ーン評価方法を上記コンピュータに実行させるプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体が提供
される。
ープと上記第2のグループに分けられた上記エッジ点の
座標位置の情報に基づいて統計的検定を行い、統計的有
意差の有無を判定する手順をさらに備え、上記第1のグ
ループと上記第2のグループとの間に上記統計的有意差
が有ると判定された場合に、上記垂線の長さを各グルー
プごとに算出する手順に移行することが好ましい。
ジ点が上記曲線の両側のうちいずれの側に存在するかの
相対位置情報を各エッジ点について取得する手順をさら
に備え、上記評価情報は、上記垂線の長さのうち上記曲
線の両側のそれぞれにおける最大値の少なくとも一つを
含むとさらに良い。
つかについて図面を参照しながら説明する。以下では、
SEMを用いてフォトレジストのパターンを評価する形
態について説明する。
態の概略構成を示すブロック図である。同図に示すパタ
ーン評価装置1は、電子光学系10と、電子光学系制御
部22と、ステージ14と、二次電子信号検出器16
と、信号増幅部18と、制御コンピュータ20と、メモ
リ24と、CRT(Cathode Ray Tube)26と、入力装
置28とを備える。メモリ24には後述する本発明にか
かるパターンの評価方法の各手順を記述するプログラム
を含む評価レシピが格納されている。メモリ24は、制
御コンピュータ20に接続され、その指令に基づいて評
価レシピが制御コンピュータ20に読み込まれる。制御
コンピュータ20は、本実施形態において、演算手段、
統計処理手段および統計的検定手段を構成し、メモリ2
4から読み取った評価レシピに従って、ウェーハW上の
フォトレジストに形成されたパターン(以下、適宜「フ
ォトレジストパターン」という)の評価を実行する。電
子光学系12は、電子光学系制御部22を介して制御コ
ンピュータ20に接続され、電子光学系制御部22から
供給される制御信号に従って、図示しない電子銃から電
子ビーム12を出射させ、ステージ14上に載置された
ウェーハWの計測領域で走査する。二次電子信号検出器
16は、信号増幅部18を介して制御コンピュータ20
に接続される。入力装置28は、キーボード28aとマ
ウス28bとを含み、制御コンピュータ20に接続され
て評価プロセスの実行に必要なデータを供給する。CR
T26は制御コンピュータ20に接続されて制御コンピ
ュータ20から供給される画像データを観察可能な画像
として表示する。
動作について、本発明にかかるパターン評価方法の実施
の形態として図面を参照しながら説明する。
すフローチャートである。同図に示すように、まず、計
測対象となるフォトレジストパターンの画像データを取
得する(ステップS1)。具体的には、計測対象パター
ンが形成された半導体ウェーハWを搬入してステージ1
4の上面に載置し、位置決めを行って計測対象のパター
ンが含まれる領域に電子ビーム12を走査する。半導体
ウェーハWの表面からは、二次電子、反射電子および後
方散乱電子(以下、二次電子等という)が放出されるの
で、この二次電子等を二次電子信号検出器16が検出し
て二次電子信号を取得する。二次電子信号は、信号増幅
器18で増幅された後、制御コンピュータ20に供給さ
れる。制御コンピュータ20は、増幅された二次電子信
号を画像データに変換してメモリ24に格納するととも
にCRT26に表示する。このように取得され表示され
た計測対象パターンP1の画像データの一例を図3に示
す。
データに対して矩形状の計測領域R1を設定する(ステ
ップS2)。本実施形態において、計測領域R1は、画
像データの画素が配置される直交座標系の座標軸x,y
と同じ方向成分を持つ4つの辺で囲まれた領域である。
索方向46の方向に画像データの信号強度の変化を調
べ、これにより計測対象パターンP1のパターンエッジ
42の位置を複数のy座標位置に対して算出することに
より認識する(ステップS3)。
用いられている閾値法により実行する。閾値としては、
各画像データの信号強度の最大値と最小値との平均値に
相当する50%の値を採用する。
(xi,yi)(i=1,2,...,n:nはエッジ
点の総数)と表現する。
yi)に対して、エッジ点列を構成する各々の点から下
ろす垂線の長さの和が最小となるような直線を求める
(ステップS4)。直線の方程式は、以下のようにして
算出する。
すると、a,bはエッジ点列Piの座標(xi,yi)
を用いて次式により算出する。
の値が算出されるが、このうちの一方の値がエッジ点列
の各点から直線に下ろす垂線の平方和が最小となる直線
を与え、他方の値がその直線に直交する直線を与える。
従って、上述した(1)〜(4)の式に基づいた計算の
後に、再度それぞれの直線から各エッジ点に引いた垂線
の平方和を算出し、小さい方の平方和を与えるaの値
を、求める直線の傾きとして採用する。ここでこのとき
の垂線の長さεiは以下の式で与えられる:
均偏差とを算出し、さらに、直線の両側でそれぞれ最も
直線との距離が長いエッジ位置を探索してその二つの点
と該直線の距離の和を算出し、これらをエッジラフネス
の定量的表現として採用する(ステップS5)。
きa、y切片b、直線の両側でそれぞれもっとも直線と
の距離の長いエッジの位置、標準偏差の位置、平均偏差
の位置をCRT26に表示するとともに、メモリ24に
記憶させる(ステップS6)。
的表現をCRT26に表示した具体例を示す。同図にお
いて、実線に示す直線52は、エッジ点列の各点から下
ろす垂線の長さの和が最小となる直線であり、点線に示
す直線54は標準偏差の位置を示し、また、一点鎖線に
示す直線56は平均偏差の位置を示す。また、2つのエ
ッジ点58は、直線52の両側でこの直線52との距離
がそれぞれ最も長いエッジ位置である。
性を検証するため、意図的にパターンP1の長手方向を
SEM画像上において任意の角度だけ回転させて複数の
画像を取得し、これらの画像に対して上述した一連の手
順を実行し、標準偏差を算出した。図7は、このように
して得られた検証結果を従来技術との対比で示す図であ
る。同図に示すように、従来技術と同様に、エッジ探索
方向とパターンP1の長手方向とがなす角度を90°か
ら±1°だけ意図的に回転させて検証した結果、点線の
下向き放物線を描く従来技術のグラフ110とは対称的
なグラフ48に示すように、本実施形態の方法によれ
ば、パターンの回転角度に依存することなく、一定の値
が算出されることが確認された。
2,44がいずれも検査領域に含まれるパターンP1に
ついて説明したが、片側のエッジのみがCRT26に現
われるようなパターンについても上述した定量的表現を
取得することができる。
ーンを用いたが、上述した一連の手順は、エッチング後
のパターンは勿論のこと、任意の工程において観察され
たパターンの画像に対しても適用することが可能であ
る。
方として信号強度の50%閾値をエッジ位置とする閾値
法を用いたが、この閾値は50%に限定されるものでな
く、他の値を用いても良い。また、閾値法に代えて、エ
ッジ近傍の信号波形を任意の関数に近似する方法を用い
ても良いし、さらには、画像処理によって二値化・三値
化された画像からエッジ位置を決定する方法を用いるこ
とも可能である。以上の点は、以下に説明する第2から
第5の実施形態についても同様である。
〜(4)の式を用いてエッジ列点から直線の方程式を得
たが、この方法に限ることなく、例えば傾きa、y切片
bの値を逐次変動させつつ与えることにより(5)式の
εiを算出し、その平方和が最も小さくなるまでa,b
の値を探索する方法を用いても良い。なお、その際は、
通常の直線回帰により傾きとy切片とをまず算出し、そ
れらをa,bの初期値に採用するようにすれば、計算の
繰り返し回数を減少させることができる。
形態の概略手順を示すフローチャートである。同図中、
ステップS11〜S13の手順は、上述した第1の実施
形態と実質的に同一であり、図2に示すステップ番号に
単に10を加えたものである。従って、以下では、第1
の実施形態と異なる点を中心に説明する。
ンに特に好適な実施形態である。
順を用いて評価対象となるフォトレジストパターンのエ
ッジ座標を取得する(ステップS11〜S13)。ここ
で取得された画像データと検査領域のCRT26での表
示例を図9に示す。同図に示すレジストパターンP2の
注目するエッジ62は、ほぼx軸方向、即ち、検査領域
に対してほぼ水平な方向に配置されており、パターンP
2の一部分RE1には、フォトマスク描画時に発生した
接続誤差が現われている。本実施形態では、y軸に平行
な探索方向66で画像データの信号強度の変化を調べる
ことにより、パターンエッジ位置を複数のx座標位置に
対して算出する(ステップS13)。
座標の値の小さい順に添字iによりPi(xi,yi)
(i=1,2,・・・n:nはエッジ点の総数)と表現
する。
する一つの点をQとして、PiをQよりもx座標の小さ
い点列のグループIとx座標の大きい点列のグループII
に分け、各グループ内でy座標の平均値yIav,yII
avと平均値yIav,yIIavからの残差εaiとの
二乗和を計算する(ステップS14)。
動させ、図11に示すように、グループIの平均値yI
avとグループIIの平均値yIIavとの差が最大となる
Qの位置を求め、この位置をQ0としてメモリ24に記
憶する(ステップS15)。このステップ15における
Qと|yIav−yIIav|との関係を図12に示す。
同図からも位置Q0が接続誤差の存在する位置に相当す
ることがわかる。
残差εaiを算出し、それらの二乗の総和を全データ数
Nまたは(N−1)で除してグループ内総分散を算出
し、その平方根をとることによって接続誤差の影響が除
去された標準偏差を算出するとともに、全グループ内残
差εaiの絶対値の全平均値から平均偏差を算出し、こ
れらの値をエッジラフネスの大きさの尺度として採用す
る(ステップS16)。
置、グループ内の平均位置およびその周りの標準偏差、
平均偏差の位置をCRT26に表示する(ステップS1
7)。これにより、計測対象パターンのラフネスや接続
誤差の大きさ、位置などを視覚的に認識することができ
る。
は、その両側のエッジ62,64が検査領域に完全には
含まれないため、従来の技術を用いた場合は、接続誤差
の影響を除去することができないために、エッジラフネ
スが過大に評価されていた。
グループ毎の平均位置の差が最大となるように決定した
が、この方法に代えて、図13に示すように、グループ
内総分散が最小となる位置として接続誤差の発生位置を
定義しても良いし、または、図14に示すように、二つ
のグループ内平均値の分散とグループ内総分散の比を算
出し、それが最大となる位置として接続誤差の発生位置
を定義しても良い。本実施形態で用いたグループ分けの
方法は、多変量解析において判別分析と呼ばれる方法を
応用したものである。図12〜図14を対比してもわか
るように、グループ分けのための上述した三つの方法
は、いずれも計測誤差の範囲内で同一の結果を与えた。
比較的広い領域にわたる場合には、図13に示す方法に
より、グループ内分散のQ0の周りでの変動の様子を調
べ、各グループ内分散が急激に変化する領域を解析の対
象から除外すれば良い。例えば、Q0における分散値V
0に、χ二乗分布表から与えられる分散の上側推定区間
を加えた値をしきい値Vthとして図13中のQ−,Q
+の位置を算出し、区間(Q−,Q+)を解析の対象か
ら除外した後に、エッジラフネスを定量的に表現する諸
量を算出すれば良い。さらに、区間(Q−,Q+)をC
RT26に図15に示すように表示すれば、評価者に対
して接続誤差がどれほどの範囲に影響を及ぼしているか
という知見を与えることができる。
の形態の概略手順を示すフローチャートである。本実施
形態は、図17に示すように、計測対象パターンP3の
パターンエッジが任意の方向を向いている場合に好適な
評価方法である。
の手順を用いて評価対象となるフォトレジストパターン
P3のエッジ座標を取得し、点列Pi(xi,yi)
(i=1,2,・・・n:nはエッジ点の総数)と表現
する(ステップS21〜S23)。本実施形態では、パ
ターンエッジがx座標またはy座標に平行ではないの
で、抽出されたエッジ点列に対して任意のQを境にして
グループ分けする際に、図17に示すように、各グルー
プI,IIに属する点列は、平行かつ独立な二つの直線7
2,74に近似される(ステップS24)。この場合も
エッジ点列をまずx座標またはy座標の大きさの順に順
序付けたのち、Qの位置を与え、グループIとグループ
IIのそれぞれに対して、二直線の勾配が同一で有るとい
う制約のもとに、上述の第1の実施形態で説明した方法
を用いて二つの近似直線72,74の方程式を算出す
る。
る平均位置の差の代わりに二直線72,74間の距離l
が最大となるQの位置をQ0としてメモリ24に記憶し
(ステップS25)、第2の実施形態と同様の方法でグ
ループ内総分散を算出し、その平方根により接続誤差の
影響が除去された標準偏差を算出するとともに、全グル
ープ内残差εbiの絶対値の全平均値から平均偏差を算
出し、これらの値をエッジラフネスの大きさの尺度とし
て採用する(ステップS26)。最後に、このようにし
て得られたQ0の位置、グループ内の平均位置およびそ
の周りの標準偏差、平均偏差の位置をCRT26に表示
する(ステップS27)。
として、グループ内総分散が最小となる位置を用いる代
わりに、グループ毎に各エッジ点から近似直線に対して
下ろした垂線の長さの分散を用いてグループ分けを行っ
ても良い。
1の実施形態で説明したように、パターンを電子ビーム
12の走査方向に対して任意の角度だけ回転させて取得
した画像データに対して実行した結果、得られた定量的
表現は、第2の実施形態で得られたものと一致すること
が確認された。
方向を向いたエッジパターンが取得された場合に効果的
に用いられる方法である。
の概略手順を示すフローチャートである。本実施形態の
特徴は、図18のステップS34に示すように、パター
ンエッジ座標をモデル関数に直接的に近似させる点にあ
る。
対象となるフォトレジストパターンのエッジ座標を認識
する(ステップS31〜33)。
の式で表されるモデル関数に近似させる(ステップS3
4)。
エッジ座標の回転を表現する部分である。また、第3項
は、接続誤差による平均位置の変動を表現するボルツマ
ン関数であり、変曲点(x0,y0)から遠ざかるとと
もに平行な二直線(y=0,y=C)に漸近する関数で
ある。
0は、非線型最小二乗法の乗法によって決定することが
できる。本実施形態では、ルベンバーク−マルカート法
によって係数を決定する。
線に対して垂線を下ろし、その長さを残差εciと定義
し、残差εciの標準偏差および平均偏差を算出し、ま
た最大偏差の位置、即ち、(6)式の近似曲線の両側の
それぞれにおいて残差εciが最大となる点を探索し、
両者の残差εci距離の和を算出してこれらの量をもっ
てパターンのエッジラフネスの定量的表現とする(ステ
ップS35)。
数、標準偏差の位置、平均偏差の位置、最大偏差の位置
の情報をCRT26に出力する(ステップS36)。
ーンP3に対して本実施形態の評価方法を適用した結果
を示す。図19は、パターンP3の検査領域全体を示
し、また、図20は、図19中の領域R4aの拡大図で
ある。図20において、ボルツマン近似曲線84が上述
した(6)式のモデル関数の軌跡である。両図中に示す
平均位置86、最大偏差の位置78,80も前述した第
3の実施形態の結果に一致し、さらに、図19に示す変
曲点(x0,y0)の位置も第3の実施形態における点
Q0に一致した。
を(6)式へ当てはめるためには種々の方法が採用でき
る。例えば、非線型最小二乗法の解法としては、ガウス
ニュートン法、シンプレックス法、ダビドン−フレッチ
ャー−パウエル法などの良く知られたルーチン、または
これらを適宜組み合わせたルーチンを採用することがで
きる。なお、これらのルーチンはいずれも繰り返し計算
による最適化法であり、係数の初期値の取り方に計算の
収束性が左右されるので、場合によっては実用的な計測
の時間内に計算が終了しない場合もある。この問題を解
消するために、上述した第3の実施形態の方法をまず実
施し、そこで得られた二直線の方程式から係数A,B,
Cを算出し、また、グループ分けの閾値の点Q0から係
数x0を求めることにより、適切な初期値を得ることも
できる。
のようなエッジ点列データに対しても計算上は必ずグル
ープ分けを行ってしまうので、本来接続誤差の無いパタ
ーンに対してもあたかも接続誤差が存在するかのような
計測を実行してしまう。その結果ラフネスの最も大きな
成分を計算から除外してしまうためにラフネスの大きさ
を過小評価してしまう場合がある。
実行することにより、このような問題の解消を図るもの
である。以下、図21〜図23を参照しながら説明す
る。図21および図22は、本実施の形態の評価方法の
概略手順を示すフローチャートである。
在しないと予想されるパターンのエッジデータを取得す
る(ステップS41)。次に、上述した第3の実施形態
の方法を用いてグループ分けの処理を実行する(ステッ
プS42〜S45)。このようなグループ分けの結果の
一例を図23に示す。同図における参照符号98は、Q
0の位置に対するグループ内標準偏差値を示す。
ープI,IIの平均値の差δ(=yIav−yIIav)と
を算出してメモリ24に一旦記憶した後(ステップS4
6)、算出されたグループ内総分散V0および各グルー
プ平均値間の差δと、グループI,IIにそれぞれ属する
データ数n1、n2によって以下の量t0を算出する
(ステップS47)。
め、t0をt分布表の値と比べることにより、δが有意
に0と異なるか否かを検定することができる。
されたtoをt分布表の値と比較する(ステップS4
8)。本実施形態において、有意確率は0.05と設定
した。
分布表の値Pとを比較する(ステップS49)。本実施
形態では、P>0.05となり、「二つのグループI,
IIの平均値yIav,yIIavに差がない」という帰無
仮説が採用される(ステップS50)。この結果に従っ
て、「エッジ点列が異なる平均位置を持つ二つのグルー
プに分けられる」という作業仮説を受け入れないことに
して、メモリ24に一旦記憶したグループ内総分散V0
と各グループ平均値間の差δのデータを削除した後(ス
テップS52)、上述した第1の実施形態による方法に
よってエッジラフネスの定量的表現を実行する(ステッ
プS53、S54)。なお、Pが予め設定した有意確率
以下である場合は(ステップS49)、前述した第3の
実施形態の手順に従い、接続誤差の影響が除去された標
準偏差を算出して、メモリ24に記憶したグループ内総
分散V0、平均偏差とともに、エッジラフネスの大きさ
の尺度とする(ステップS51)。
に示すパターン評価装置が検査レシピに従って動作する
形態で説明したが、これらの実施形態に説明する一連の
手順は、専用機にのみ実行可能な手順では決してなく、
外部の汎用コンピュータに実行させるプログラムとして
フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等の記
録媒体に収納してコンピュータに読込ませ、このコンピ
ュータに汎用のSEM検査装置を接続し、または画像デ
ータを供給して実行させても良い。これにより、本発明
にかかるパターン評価方法を外部のサーバやスタンドア
ロンの汎用コンピュータを用いて実現することができ
る。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の携帯可
能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリな
どの固定型の記録媒体でも良い。また、上述したパター
ン評価方法の一連の手順を組込んだプログラムをインタ
ーネット等の通信回線(無線通信を含む)を介して頒布
しても良い。さらに、上述したパターン評価方法の一連
の手順を組込んだプログラムを暗号化したり、変調をか
けたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線
や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布
しても良い。
たが、本発明は上記形態に限ることなくその要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して適用することができる。上述
したパターン評価装置においては、評価レシピを格納す
るメモリとCRTとを備える場合について説明したが、
これに限ることなく、例えば上述した外部のサーバやス
タンドアロンのコンピュータなどにCRTを接続し、こ
れらのサーバやコンピュータを介してCRTへSEM本
体から画像パターンのデータを供給して処理することと
しても良い。また、CRTへの画像データの表示につい
ても、前述した図19と図20との関係に示すとおり、
拡大表示の機能をCRT側または制御コンピュータ側に
設けると、評価計測の作業効率をさらに向上させること
ができる。
計測対象のパターンの配置形態や接続誤差の有無にかか
わらず、エッジラフネスを正確に定量化することができ
る。
態の概略構成を示すブロック図である。
形態の概略手順を示すフローチャートである。
れた計測対象パターンの画像データの一例を示す図であ
る。
対して設定された矩形状の計測領域の具体例を示す図で
ある。
ら計測対象パターンのパターンエッジの位置の認識する
ための探索方向を示す図である。
RTに表示した具体例を示す図である。
確性を従来技術との対比で示すグラフである。
形態の概略手順を示すフローチャートである。
検査領域の一表示例を示す図である。
点Qを境に二つのグループに分割されたエッジ点列を示
す図である。
発生位置を示す図である。
の差と、エッジ点列上の点Qとの関係を示す図である。
す図である。
法を示す図である。
外区間(Q−,Q+)の一表示例を示す図である。
の形態の概略手順を示すフローチャートである。
の発生位置を示す図である。
の形態の概略手順を示すフローチャートである。
をCRTに表示した具体例を示す図である。
の形態の概略手順を示すフローチャートである。
の形態の概略手順を示すフローチャートである。
めのCRT表示例を示す図である。
点を説明する図である。
問題点を説明する図である。
に他の問題点を説明するグラフである。
Claims (34)
- 【請求項1】パターンが形成された被測定物にエネルギ
ー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を検
出して得られた画像データを取り込む工程と、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の各エッジ点の座標位置を算出する工程
と、 各エッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小となる直
線を求める工程と、 前記直線が求められたときの前記垂線の長さを統計的に
処理して前記パターンエッジのラフネスを定量的に表現
する評価情報を出力する工程と、を備えるパターン評価
方法。 - 【請求項2】前記エッジ点列内の任意の点を境として前
記エッジ点列を二つのグループに分け、各グループに属
するエッジ点の前記座標位置の情報に基づいて統計的検
定を行い、前記二つのグループの統計的有意差の有無を
判定する工程をさらに備え、 前記統計的有意差が無いと判定された場合に、前記直線
を求める工程に移行することを特徴とする請求項1に記
載のパターン評価方法。 - 【請求項3】前記評価情報は、前記直線が求められたと
きの前記垂線の長さの標準偏差と、前記直線が得られた
ときの前記垂線の長さの平均偏差と、を含むことを特徴
とする請求項1または2に記載のパターン評価方法。 - 【請求項4】パターンが形成された被測定物にエネルギ
ー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を検
出して得られた画像データを取り込む工程と、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の座標位置を算出する工程と、 前記エッジ点列内の任意の点を境として前記エッジ点列
を二つのグループに分け、多変量解析における判別分析
手法を用いて接続誤差の発生位置となり得るエッジ点を
特定する工程と、 前記特定されたエッジ点を境として分けられた各グルー
プごとに、グループ内の各エッジ点の平均位置と、この
平均位置からの残差とを算出する工程と、 前記残差を統計的に処理して前記パターンエッジのラフ
ネスを定量的に表現する評価情報を出力する工程と、を
備えるパターン評価方法。 - 【請求項5】前記評価情報は、前記接続誤差の影響が除
去された標準偏差と、平均偏差とを含むことを特徴とす
る請求項4に記載のパターン評価方法。 - 【請求項6】パターンが形成された被測定物にエネルギ
ー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を検
出して得られた画像データを取り込む工程と、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の座標位置を算出する工程と、 前記エッジ点列内の任意の点を境として前記エッジ点列
を二つのグループに分け、各エッジ点から下ろした垂線
の長さの和が最小となる直線を各グループごとに求めて
これらの直線間の距離を算出し、前記直線間の距離が最
小となる前記任意の点を接続誤差の発生位置となり得る
エッジ点として特定する工程と、 前記接続誤差の発生位置となり得る前記エッジ点が特定
されたときの前記直線に各エッジ点から下ろした垂線の
長さを各グループごとに算出する工程と、 前記垂線の長さを各グループ毎に統計的に処理して前記
パターンエッジのラフネスを定量的に表現する評価情報
を出力する工程と、を備えるパターン評価方法。 - 【請求項7】前記評価情報は、前記垂線の長さの標準偏
差と前記垂線の長さの平均偏差とを含むことを特徴とす
る請求項6に記載のパターン評価方法。 - 【請求項8】前記二つのグループに属するエッジ点の前
記座標位置の情報に基づいて統計的検定を行い、前記二
つのグループの統計的有意差の有無を判定する工程をさ
らに備え、 前記統計的有意差が有ると判定された場合に、前記接続
誤差の発生位置となり得るエッジ点を特定する工程に移
行することを特徴とする請求項4乃至7に記載のパター
ン評価方法。 - 【請求項9】求められた前記直線の両側のうちいずれの
側に各エッジ点が存在するかの相対位置情報を取得する
工程をさらに備え、 前記評価情報は、求められた前記直線へ各エッジ点から
下ろした前記垂線の長さのうち前記直線の両側のそれぞ
れにおける最大値の少なくとも一つを含むことを特徴と
する請求項1乃至8のいずれかに記載のパターン評価方
法。 - 【請求項10】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出して得られた画像データを取り込む工程と、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の座標位置を算出する工程と、 前記座標位置に基づいて、ボルツマン関数と一次関数と
の線形結合で表わされ前記エッジ点列に近似する関数を
求める工程と、 前記関数の変曲点を境として前記エッジ点列を第1のグ
ループと第2のグループに分け、各エッジ点から前記関
数の軌跡である曲線に下ろした垂線の長さを各グループ
ごとに算出する工程と、 前記垂線の長さを統計的に処理して前記パターンエッジ
のラフネスを定量的に表現する評価情報を出力する工程
と、を備えるパターン評価方法。 - 【請求項11】前記評価情報は、前記垂線の長さの標準
偏差と前記垂線の長さの平均偏差とを含むことを特徴と
する請求項10に記載のパターン評価方法。 - 【請求項12】前記第1のグループと前記第2のグルー
プに分けられた前記エッジ点の座標位置の情報に基づい
て統計的検定を行い、統計的有意差の有無を判定する工
程をさらに備え、 前記第1のグループと前記第2のグループとの間に前記
統計的有意差が有ると判定された場合に、前記垂線の長
さを各グループごとに算出する手順に移行することを特
徴とする請求項10または11に記載のパターン評価方
法。 - 【請求項13】前記エッジ点が前記曲線の両側のうちい
ずれの側に存在するかの相対位置情報を各エッジ点につ
いて取得する工程をさらに備え、 前記評価情報は、前記垂線の長さのうち前記曲線の両側
のそれぞれにおける最大値の少なくとも一つを含むこと
を特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載のパ
ターン評価方法。 - 【請求項14】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出し、少なくとも一つのパターンエッジを含む画像デ
ータを取得する画像データ取得手段と、 前記画像データに基づいて前記パターンエッジを認識
し、前記パターンエッジの形状を構成するエッジ点列の
各エッジ点の座標位置を算出し、各エッジ点から下ろし
た垂線の長さの和が最小となる直線を求め、この直線が
得られたときの前記垂線の長さを出力する演算手段と、 前記直線が得られたときの前記垂線の長さを統計的に処
理して前記パターンエッジのラフネスを定量的に表現す
る評価情報を出力する統計処理手段と、を備えるパター
ン評価装置。 - 【請求項15】前記演算手段から各エッジ点の前記座標
位置の情報を受け、前記エッジ点列内の任意の点を境と
して前記エッジ点列を二つのグループに分けて統計的検
定を行い、前記二つのグループの統計的有意差の有無を
判定する統計的検定手段をさらに備え、 前記演算手段は、前記統計的検定手段が前記二つのグル
ープに前記統計的有意差が無いと判定した場合に、各エ
ッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小となる直線を
求め、この直線が得られたときの前記垂線の長さを出力
することを特徴とする請求項14に記載のパターン評価
装置。 - 【請求項16】前記評価情報は、前記直線が得られたと
きの前記垂線の長さの標準偏差と、前記直線が得られた
ときの前記垂線の長さの平均偏差と、を含むことを特徴
とする請求項14または15に記載のパターン評価装
置。 - 【請求項17】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出し、少なくとも一つのパターンエッジを含む画像デ
ータを取得する画像データ取得手段と、 前記画像データに基づいて前記パターンエッジを認識
し、前記パターンエッジの形状を構成するエッジ点列の
座標位置を算出し、前記エッジ点列内の任意の点を境と
して前記エッジ点列を二つのグループに分け、多変量解
析における判別分析手法を用いて接続誤差の発生位置と
なり得るエッジ点を特定し、この特定されたエッジ点を
境として分けられた各グループごとに、グループ内の各
エッジ点の平均位置と、この平均位置からの残差とを算
出する演算手段と、 前記残差を統計的に処理して前記パターンエッジのラフ
ネスを定量的に表現する評価情報を出力する統計処理手
段と、を備えるパターン評価装置。 - 【請求項18】前記評価情報は、前記接続誤差の影響が
除去された標準偏差と、平均偏差とを含むことを特徴と
する請求項17に記載のパターン評価装置。 - 【請求項19】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出し、少なくとも一つのパターンエッジを含む画像デ
ータを取得する画像データ取得手段と、 前記画像データに基づいて前記パターンエッジを認識
し、前記パターンエッジの形状を構成するエッジ点列の
座標位置を算出し、前記エッジ点列内の任意の点を境と
して前記エッジ点列を二つのグループに分け、各エッジ
点から下ろした垂線の長さの和が最小となる直線を各グ
ループごとに求めてこれらの直線間の距離距離を算出
し、この距離が最小となる前記任意の点を接続誤差の発
生位置となり得るエッジ点として特定し、前記接続誤差
の発生位置となり得る前記エッジ点が特定されたときの
前記直線に各エッジ点から下ろした垂線の長さを各グル
ープごとに算出する演算手段と、 前記垂線の長さを各グループ毎に統計的に処理して前記
パターンエッジのラフネスを定量的に表現する評価情報
を出力する統計処理手段と、を備えるパターン評価装
置。 - 【請求項20】前記評価情報は、前記垂線の長さの標準
偏差と前記垂線の長さの平均偏差とを含むことを特徴と
する請求項19に記載のパターン評価装置。 - 【請求項21】前記演算手段から前記二つのグループに
分けられた前記エッジ点の前記座標位置の情報を受けて
統計的検定を行い、統計的有意差の有無を判定する統計
的検定手段をさらに備え、 前記演算手段は、前記統計的検定手段が前記二つのグル
ープに前記統計的有意差が有ると判定した場合に、前記
接続誤差の発生位置となり得るエッジ点を特定すること
を特徴とする請求項17乃至20のいずれかに記載のパ
ターン評価装置。 - 【請求項22】前記演算手段は、求めた前記直線の両側
のうちいずれの側に各エッジ点が存在するかの相対位置
情報をさらに出力し、 前記評価情報は、前記垂線の長さのうち前記直線の両側
のそれぞれにおける最大値の少なくとも一つを含むこと
を特徴とする請求項14乃至21に記載のパターン評価
装置。 - 【請求項23】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出し、少なくとも一つのパターンエッジを含む画像デ
ータを取得する画像データ取得手段と、 前記画像データに基づいて前記パターンエッジを認識
し、前記パターンエッジの形状を構成するエッジ点列の
座標位置を算出し、この座標位置に基づいて、ボルツマ
ン関数と一次関数との線形結合で表わされ前記エッジ点
列に近似する関数を求め、この関数の変曲点を境として
前記エッジ点列を第1のグループと第2のグループに分
け、各エッジ点から前記関数の軌跡である曲線に下ろし
た垂線の長さを各グループごとに算出する演算手段と、 前記垂線の長さを統計的に処理して前記パターンエッジ
のラフネスを定量的に表現する評価情報を出力する統計
処理手段と、を備えるパターン評価装置。 - 【請求項24】前記演算手段から前記第1のグループと
前記第2のグループに分けられた前記エッジ点の前記座
標位置の情報を受けて統計的検定を行い、統計的有意差
の有無を判定する統計的検定手段をさらに備え、 前記演算手段は、前記統計的検定手段が前記第1のグル
ープと前記第2のグループとの間に前記統計的有意差が
有ると判定した場合に、前記垂線の長さを各グループご
とに算出することを特徴とする請求項23に記載のパタ
ーン評価装置。 - 【請求項25】前記評価情報は、前記垂線の長さの標準
偏差と前記垂線の長さの平均偏差とを含むことを特徴と
する請求項23または24に記載のパターン評価装置。 - 【請求項26】前記演算手段は、各エッジ点が前記曲線
の両側のうちいずれの側に存在するかの相対位置情報を
さらに出力し、 前記評価情報は、前記垂線の長さのうち前記曲線の両側
のそれぞれにおける最大値の少なくとも一つを含むこと
を特徴とする請求項23乃至25のいずれかに記載のパ
ターン評価装置。 - 【請求項27】前記画像データと前記評価情報を表示す
る表示手段をさらに備える請求項14乃至26のいずれ
かに記載のパターン評価装置。 - 【請求項28】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出して得られた画像データの入力を受けてこの画像デ
ータを処理するコンピュータを備えるパターン評価装置
に用いられ、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の各エッジ点の座標位置を算出する手順
と、 各エッジ点から下ろした垂線の長さの和が最小となる直
線を求める手順と、 前記直線が求められたときの前記垂線の長さを統計的に
処理して前記パターンエッジのラフネスを定量的に表現
する評価情報を出力する手順と、を備えるパターン評価
方法を前記コンピュータに実行させるプログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項29】前記パターン評価方法は、前記エッジ点
列内の任意の点を境として前記エッジ点列を二つのグル
ープに分け、各グループに属するエッジ点の前記座標位
置の情報に基づいて統計的検定を行い、前記二つのグル
ープの統計的有意差の有無を判定する工程をさらに備
え、前記統計的有意差が無いと判定された場合に、前記
直線を求める工程に移行することを特徴とする請求項2
8に記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項30】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出して得られた画像データの入力を受けてこの画像デ
ータを処理するコンピュータに用いられ、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の座標位置を算出する手順と、 前記エッジ点列内の任意の点を境として前記エッジ点列
を二つのグループに分け、多変量解析における判別分析
手法を用いて接続誤差の発生位置となり得るエッジ点を
特定する手順と、 前記特定されたエッジ点を境として分けられた各グルー
プごとに、グループ内の各エッジ点の平均位置と、この
平均位置からの残差とを算出する手順と、 前記残差を統計的に処理して前記パターンエッジのラフ
ネスを定量的に表現する評価情報を出力する手順と、を
備えるパターン評価方法を前記コンピュータに実行させ
るプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体。 - 【請求項31】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出して得られた画像データの入力を受けてこの画像デ
ータを処理するコンピュータに用いられ、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の座標位置を算出する手順と、 前記エッジ点列内の任意の点を境として前記エッジ点列
を二つのグループに分け、各グループごとに、各エッジ
点から下ろした垂線の長さの和が最小となる直線をそれ
ぞれ求めてこれらの直線間の距離を算出し、前記直線間
の距離が最小となる前記任意の点を接続誤差の発生位置
となり得るエッジ点として特定する手順と、 前記接続誤差の発生位置となり得る前記エッジ点が特定
されたときの前記直線に各エッジ点から下ろした垂線の
長さを各グループごとに算出する手順と、 前記垂線の長さを各グループ毎に統計的に処理して前記
パターンエッジのラフネスを定量的に表現する評価情報
を出力する手順と、を備えるパターン評価方法を前記コ
ンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項32】前記パターン評価方法は、前記二つのグ
ループに属するエッジ点の前記座標位置の情報に基づい
て統計的検定を行い、前記二つのグループの統計的有意
差の有無を判定する手順をさらに備え、前記統計的有意
差が有ると判定された場合に、前記接続誤差の発生位置
となり得るエッジ点を特定する手順に移行することを特
徴とする請求項30または31に記載のコンピュータ読
取り可能な記録媒体。 - 【請求項33】パターンが形成された被測定物にエネル
ギー線を走査して前記被測定物から発生する散乱粒子を
検出して得られた画像データの入力を受けてこの画像デ
ータを処理するコンピュータに用いられ、 前記画像データに基づいて少なくとも一つの前記パター
ンエッジを認識し、前記パターンエッジの形状を構成す
るエッジ点列の座標位置を算出する手順と、 前記座標位置に基づいて、ボルツマン関数と一次関数と
の線形結合で表わされ前記エッジ点列に近似する関数を
求める手順と、 前記関数の変曲点を境として前記エッジ点列を第1のグ
ループと第2のグループに分け、各エッジ点から前記関
数の軌跡である曲線に下ろした垂線の長さを各グループ
ごとに算出する手順と、 前記垂線の長さを統計的に処理して前記パターンエッジ
のラフネスを定量的に表現する評価情報を出力する手順
と、を備えるパターン評価方法を前記コンピュータに実
行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
な記録媒体。 - 【請求項34】前記パターン評価方法は、前記第1のグ
ループと前記第2のグループに分けられた前記エッジ点
の座標位置の情報に基づいて統計的検定を行い、統計的
有意差の有無を判定する手順をさらに備え、前記第1の
グループと前記第2のグループとの間に前記統計的有意
差が有ると判定された場合に、前記垂線の長さを各グル
ープごとに算出する手順に移行することを特徴とする請
求項33に記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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